JP2018040883A - 調光デバイス - Google Patents
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Abstract
【課題】電極層の抵抗値が低く抑えられ、しかも熱線反射機能を備えた調光デバイスの提供。【解決手段】本発明の調光デバイス10は、調光層11と、この調光層11を挟む一対の電極基材12,12とを備える。電極基材12は、支持層13と、調光層11側を向く形で支持層13上に形成される電極層14とを有する。電極層14は、金属系薄膜層14aと、この金属系薄膜層14aを挟む一対の金属酸化物層14b,14bとを少なくとも含むことを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、調光デバイスに関する。
印加する電圧の有無に応じて光の透過率を変化させる調光デバイスが知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。この種の調光デバイスは、主として、液晶材料等を含む調光層と、この調光層を挟む一対の電極基板とを備えている。
特許文献1は、PETフィルムからなる透明基材上に、ITO(亜鉛添加酸化インジウム)等透明導電膜からなる電極層が形成されてなる電極基板を利用した調光デバイスを開示する。
特許文献2は、PETフィルムからなる透明基板上に、電極層として、紫外線硬化型の導電コーティング剤からなる導電性ポリマー層が形成されてなる電極基板を利用した調光デバイスを開示する。
特許文献3は、PETフィルムからなる透明基板上に、Agナノワイヤーと、バインダ等を含む電極層が形成されてなる電極基板を利用した調光デバイスを開示する。
上記のように、電極層がITO等の金属酸化物や導電性ポリマー層からなる場合、電極基板(電極層)の抵抗値を低くすること(例えば、6.5Ω/□程度)が難しい。そのため、このような電極基板を備えた調光デバイスでは、印加電圧(駆動電圧)が高くなり、しかも調光層の応答速度が遅くなるという問題があった。
また、上記のように、電極層がAgナノワイヤーを含んでいる場合、Agナノワイヤーが湿気等の影響により腐食し易く、調光デバイスの耐久性に問題があった。
また、従来の調光デバイスは、可視光の透過率を変化させる機能を備えているものの、熱線(赤外光)を調節する機能は備えていなかった。
本発明の目的は、電極層の抵抗値が低く抑えられ、しかも熱線反射機能を備えた調光デバイスを提供することである。
本発明に係る調光デバイスは、調光層と、この調光層を挟む一対の電極基材とを備える調光デバイスであって、前記電極基材は、支持層と、前記調光層側を向く形で前記支持層上に形成される電極層とを有し、前記電極層は、金属系薄膜層と、この金属系薄膜層を挟む一対の金属酸化物層とを少なくとも含むことを特徴とする。
前記調光デバイスにおいて、前記金属系薄膜層は、銀又は銀合金からなる銀系薄膜層からなることが好ましい。
前記調光デバイスにおいて、前記電極基材は、前記支持層と前記電極層との間に介在されるガスバリア層を備えることが好ましい。
前記調光デバイスにおいて、前記電極層の表面抵抗値が6.5Ω/□以下であることが好ましい。
前記調光デバイスにおいて、前記電極基材の全光線透過率が78%以上であることが好ましい。
前記調光デバイスにおいて、前記電極基材の日射反射率が25%以上であることが好ましい。
前記調光デバイスにおいて、前記支持層の厚みが60μm以下であることが好ましい。
本発明によれば、電極層の抵抗値が低く抑えられ、しかも熱線反射機能を備えた調光デバイスを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る調光デバイスについて、図面を参照しつつ説明する。図1は、調光デバイス10の構成を模式的に表した断面図である。調光デバイス10は、図1に示されるように、主として、調光層11と、一対の電極基材12,12とを備えている。
(調光層)
調光層11は、印加電圧に応じて光透過率が変化する層であり、一対の電極基材12,12の間で挟まれる透明なマトリックスポリマー層11aと、このマトリックスポリマー層11a中に分散されている複数の液晶カプセル11bとを備えている。
調光層11は、印加電圧に応じて光透過率が変化する層であり、一対の電極基材12,12の間で挟まれる透明なマトリックスポリマー層11aと、このマトリックスポリマー層11a中に分散されている複数の液晶カプセル11bとを備えている。
マトリックスポリマー層11aは、光(可視光)透過性を有する透明な樹脂(高分子バインダ)の層であり、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等からなる。
液晶カプセル11bは、マイクロカプセル内に液晶分子が封入されたものからなる。液晶分子としては、特に制限はなく、例えば、VA(Vertical Alignment)液晶、TN(Twisted Nematic)液晶、IPS(In−Plane Switching)液晶等の従来公知の液晶を用いることができる。
マイクロカプセルに使用される材料としては、内包する液晶分子に溶解しない材料が用いられ、例えば、ポリスチレン、ポリアミド、ナイロン、ポリエステル、ポリフェニルエステル、ポリウレタン、ポリウレア、メラミンホルマリン樹脂、フェノールホルマリン樹脂、尿素ホルマリン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ゼラチン、セルロース誘導体、ゼラチン−アラビアゴム、ゼラチン−ゲランゴム、ゼラチン−ペプトン、ゼラチン−カルボキシメチルセルロース等が挙げられる。なお、マイクロカプセル内には、液晶分子以外に、溶媒等が含まれてもよい。
液晶カプセル11bの調製には、公知の液晶マイクロカプセル化手法(例えば、相分離法、界面重合法、in situ重合法)を用いることができる。
調光層11の厚みは、本発明の目的を損なわない限り、特に制限はないが、例えば、5μm〜20μmが好ましく、8μm〜15μmがより好ましい。
なお、本実施形態の調光層11は、高分子バインダ中にマイクロカプセル化された液晶を分散したPDMLC(Polymer Dispersed Microencapsulated Liquid Crystal)と称される方式であるが、本発明はこれに限られない。例えば、他の調光層としては、一対の電極基材の間に液晶を連続相として封入する方式、高分子バインダ中にコレステリック液晶をドロップ状に分散したPDLC(Polymer Dispersed Liquid Crystal)と称される方式等を用いてもよい。
(電極基材)
電極基材12は、支持層13と、調光層11側を向く形で支持層13上に形成される電極層14とを備えている。
電極基材12は、支持層13と、調光層11側を向く形で支持層13上に形成される電極層14とを備えている。
支持層13は、透明な樹脂フィルムからなり、電極基材12の強度確保、電極層14等の支持等の目的で利用される。樹脂フィルムを構成する樹脂材料としては、本発明の目的を損なわない限り、特に制限はないが、例えば、ポリエステル系樹脂が挙げられる。ポリエステル系樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート等を用いることができる。また、透明性等が確保されていれば、ポリエステル系樹脂以外のフィルム材でもよく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ナイロン6、ナイロン12等のポリアミド樹脂、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニルアルコール共重合体等のビニルアルコール樹脂、ポリスチレン、トリアセチルセルロース、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテルサルホン、環状ポリオレフィン等の合成樹脂からなるフィルムを用いることができる。
支持層13は、樹脂フィルムのみからなる構成である。支持層13の厚みは、本発明の目的を損なわない限り、特に制限はないが、例えば、25μm〜125μmが好ましく、50μm〜75μmがより好ましい。また、支持層13の厚みを、75μm以下(好ましくは、60μm以下)にすることで、電極基材12、及び調光デバイス10全体の可撓性を確保することができる。
なお、他の実施形態においては、樹脂フィルムからなる芯材の両面又は片面に平坦化層(ハードコート層)が形成された構成であってもよい。平坦化層の厚みは、特に制限されないが、例えば、1μm〜10μmが好ましい。平坦化層の厚みが1μm未満になると、期待するような平坦化を十分に行うことが難しくなる。一方、平坦化層の厚みが10μmを超えると、さらなる平坦化を期待することは困難である。
上記平坦化層を構成する材料としては、例えば、エネルギー線硬化型のアクリル系樹脂組成物を挙げることができる。ここでいうエネルギー線としては、例えば、紫外線、電子線等を挙げることができる。上記エネルギー線硬化型のアクリル系樹脂組成物としては、アクリル系のモノマーやオリゴマー等を主成分として、さらに光重合開始剤などが添加された組成物を利用することができる。
なお、本発明の目的を損なわない限り、支持層13の表面に、必要に応じて、プラズマ処理、コロナ放電処理、火炎処理等の表面処理を行ってもよい。
図2は、電極基材12の構成を模式的に表した断面図である。支持層13上に形成される電極層14は、図2に示されるように、金属系薄膜層14aと、この金属系薄膜層14aを挟む一対の金属酸化物層14b、14bとを備えている。
金属系薄膜層14aは、金属又は合金の薄膜からなり、導電性、熱線(赤外線)反射性、光(可視光)透過性等の機能を有する。金属系薄膜層14aとしては、本発明の目的を損なわない限り、特に制限はないが、例えば、熱線反射性、導電性、耐久性等に優れる銀又は銀合金の薄膜からなる銀系薄膜層が好ましい。
銀系薄膜層に利用される銀又は銀合金としては、例えば、銀(Ag)、銀パラジウム合金(AgPd)、銀パラジウム銅合金(AgPdCu)、銀同合金(AgCu)等が挙げられる。なお、好ましい銀系薄膜層としては、特に耐久性等に優れる銀パラジウム合金が挙げられる。
金属系薄膜層14aの厚みは、14.0nm〜22.0nmが好ましく、15.0nm〜21.0nmがより好ましい。金属系薄膜層14aの厚みがこのような範囲であると、電極層14の表面抵抗率が低く抑えられると共に、光(可視光)透過性及び熱線反射性が確保される。
金属系薄膜層14aは、図2に示されるように、一対の金属酸化物層14b,14bで挟まれる形で、それらの間に介在されている。
金属酸化物層14bは、金属系薄膜層14aにおける可視光の反射を抑制し、かつ可視光の透過性を向上させる機能を備えている。また、金属酸化物層14bは、金属系薄膜層14aの腐食(例えば、湿気や硫化物による腐食)を抑制する機能を備えている。
一対の金属酸化物層14b,14bのうち、一方の金属酸化物層14bは、支持層13の表面に積層され、他方の金属酸化物層14bは、金属系薄膜層14aの表面に積層されている。これらの金属酸化物層14b,14bは、金属系薄膜層14aを挟むように形成されている。
金属酸化物層14bを構成する材質(金属酸化物)としては、例えば、アルミ添加酸化亜鉛、チタン添加酸化亜鉛、亜鉛添加酸化インジウム、酸化ニオブからなる群より選ばれる1種の金属酸化物が使用される。金属酸化物層14bがこのような金属酸化物から形成されると、電極基材12が高温多湿環境下で使用されても、金属系薄膜層14a(特に、銀系薄膜層)の腐食を抑制することができる。なお、本発明の目的を損なわない限り、金属酸化物層14bは、上述した金属酸化物以外の物質を含有してもよい。
なお、金属酸化物がアルミ添加酸化亜鉛からなる場合、酸化亜鉛中のアルミニウム元素の含有率は、0.1〜20原子%が好ましい。
また、金属酸化物がチタン添加酸化亜鉛からなる場合、酸化亜鉛中のチタン元素の含有率は、0.1〜20原子%が好ましい。
また、金属酸化物が亜鉛添加酸化インジウムからなる場合、酸化インジウム中の亜鉛元素の含有率は、0.1〜20原子%が好ましい。
また、金属酸化物層14bは、金属系薄膜層14aと比べて、可視光の屈折率が高く設定されることが好ましい。金属酸化物層14bの屈折率(波長:589.3nm)は、例えば、1.9以上に設定されることが好ましい。
また、金属酸化物層14bの厚み(単層の厚み)は、例えば、10nm〜50nm、好ましくは10nm〜30nmに設定される。なお、金属酸化物層14bの厚みは、金属系薄膜層14aの厚みよりも大きい。金属酸化物層の厚みが、このような範囲であると、高温多湿環境下で使用されても、金属系薄膜層14a(銀系薄膜層)の腐食を抑制することができる。
本実施形態の場合、複数の金属酸化物層は、互いに同じ材質からなる。なお、本発明の目的を損なわない限り、金属酸化物層同士が互いに異なる材質から構成されてもよい。
(成膜方法)
金属系薄膜層14a、及び金属酸化物層14b,14bを支持層13上に成膜する方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択される。成膜方法としては、例えば、真空蒸着法(電子線ビーム蒸着法、抵抗加熱蒸着法)、スパッタリング法、イオンプレーティング法、イオンビーム法、イオンアシスト法、レーザーアブレーション法等の物理的気相成長(PVD)法、熱CVD法、光CVD法、プラズマCVD法等の化学的気相成長(CVD)法等が挙げられる。これらの中でも、物理的気相成長(PVD)法が好ましく、支持層13に対して金属酸化物層14b等を確実に積層し易い等の理由により、スパッタリング法が特に好ましい。
金属系薄膜層14a、及び金属酸化物層14b,14bを支持層13上に成膜する方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択される。成膜方法としては、例えば、真空蒸着法(電子線ビーム蒸着法、抵抗加熱蒸着法)、スパッタリング法、イオンプレーティング法、イオンビーム法、イオンアシスト法、レーザーアブレーション法等の物理的気相成長(PVD)法、熱CVD法、光CVD法、プラズマCVD法等の化学的気相成長(CVD)法等が挙げられる。これらの中でも、物理的気相成長(PVD)法が好ましく、支持層13に対して金属酸化物層14b等を確実に積層し易い等の理由により、スパッタリング法が特に好ましい。
また、スパッタリング法としては、成膜レートの高いDCスパッタリング法が好ましい。なお、スパッタリング法により多層成膜する場合、1つのチャンバで複数のターゲットから交互又は順番に成膜する1チャンバ法であってもよいし、複数のチャンバで連続的に成膜するマルチチャンバ法であってもよいが、生産性及び材料コンタミネーションを防止する等の観点より、マルチチャンバ法が好ましい。
(その他の層)
電極基材12は、本発明の目的を損なわない限り、上述した支持層13、電極層14(金属系薄膜層14a、金属酸化物層14b)以外に、その他の層を備えてもよい。例えば、図3に示される電極基材12Aのように、支持層13と電極層14との間に、SiO2等からなるガスバリア層15が形成されてもよい。ガスバリア層15が形成されていると、液晶カプセル11bの長寿命化等が図れる。なお、ガスバリア層15の厚みは、機能を発揮するために、50nm以上が好ましい。
電極基材12は、本発明の目的を損なわない限り、上述した支持層13、電極層14(金属系薄膜層14a、金属酸化物層14b)以外に、その他の層を備えてもよい。例えば、図3に示される電極基材12Aのように、支持層13と電極層14との間に、SiO2等からなるガスバリア層15が形成されてもよい。ガスバリア層15が形成されていると、液晶カプセル11bの長寿命化等が図れる。なお、ガスバリア層15の厚みは、機能を発揮するために、50nm以上が好ましい。
(複数の金属系薄膜層14aを含む電極層14Bを備えた電極基材12B)
図4は、金属系薄膜層14aを2層有する電極層14Bを備えた電極基材12Bの構成を模式的に表した断面図である。この電極基材12Bは、2層の金属系薄膜層(銀系薄膜層)14a,14aを備えており、支持層13に近い第1層目の金属系薄膜層14aは、支持層13に近い第1層目の金属酸化物層14bと、第2層目の金属酸化物層14bとの間で挟まれている。また、表側(調光層11側)に配される第2層目の金属系薄膜層(銀系薄膜層)14aは、第2層目の金属酸化物層14bと、表側(調光層11側)に配される第3層目の金属酸化物層14bとの間で挟まれている。このように調光デバイス10に利用される電極基材12Bとしては、複数層(2層以上)の金属系薄膜層14aを備える構成であってもよい。
図4は、金属系薄膜層14aを2層有する電極層14Bを備えた電極基材12Bの構成を模式的に表した断面図である。この電極基材12Bは、2層の金属系薄膜層(銀系薄膜層)14a,14aを備えており、支持層13に近い第1層目の金属系薄膜層14aは、支持層13に近い第1層目の金属酸化物層14bと、第2層目の金属酸化物層14bとの間で挟まれている。また、表側(調光層11側)に配される第2層目の金属系薄膜層(銀系薄膜層)14aは、第2層目の金属酸化物層14bと、表側(調光層11側)に配される第3層目の金属酸化物層14bとの間で挟まれている。このように調光デバイス10に利用される電極基材12Bとしては、複数層(2層以上)の金属系薄膜層14aを備える構成であってもよい。
電極基材12の全光線透過率は、特に制限されないが、例えば、78%以上が好ましい。全光線透過率は、後述する方法で測定することができる。
調光デバイス10において、上述した一対の電極基材12,12の間には、調光層11以外に、図示されない複数のビーズ状のスペーサが介在されている。図1に示されるように、一対の電極基材12,12は、互いの電極層14,14同士が対向する形で、調光層11を挟んでいる。なお、一対の電極層14,14は、バッテリ18及びスイッチ19を介して、互いに接続されている。
調光デバイス10のスイッチ19が開状態(OFF状態)の場合、一対の電極層14,14の間に電位差は発生しないため、マイクロカプセル内の液晶分子がランダムに並んだ状態となる。そのため、スイッチ19が開状態の調光デバイス10では、液晶カプセル11bが光(主として、可視光)の透過を妨げるように機能する。
これに対し、調光デバイス10のスイッチ19が閉状態(ON状態)の場合、一対の電極層14,14の間に電位差が生じ、マイクロカプセル内の液晶分子が一対の電極層14,14の並び方向(調光デバイス10の厚み方向)に沿う形で配向する。そのため、スイッチ19が閉状態の調光デバイス10では、液晶カプセル11bが光(主として、可視光)を透過させるように機能する。
また、調光デバイス10は、電極基材12の電極層14が銀系薄膜層等からなる金属系薄膜層14aを含んでいるため、熱線(赤外線)反射性にも優れている。特に、調光デバイス10は、一対の電極基材12に、それぞれ金属系薄膜層14aが形成されているため、熱線(赤外線)反射性に優れる。
調光デバイス10は、可視光の透過率を制御することで、透過率の低い場合に投影映像を映し出すことが可能なスクリーン(所謂、アクティブスクリーン)として利用することができる。
また、調光デバイス10は、全体的にはフィルム状をなし、可撓性に優れている。そのため、曲面状に変形可能なフレキシブルスクリーンとして利用することができる。また、調光デバイス10は、例えば、EMC(Electromagnetic Compatibility)対策用の電磁波シール部材として利用することもできる。
調光デバイス10は、建築物の窓ガラスに貼り付けて使用されてもよい。その場合、窓ガラスの室内側に貼り付けられてもよいし、外側に貼り付けられてもよい。また、調光デバイス10は、建築物の窓ガラス以外に、車両(例えば、自動車、電車)、船舶等の乗り物の窓ガラス、遊技機(パチンコ、スロット等)の窓ガラス等に貼り付けて、遮熱用途、断熱用途、電磁波シールド用途等に用いることができる。
また、調光デバイス10は、タッチパネルにも利用することができる。本実施形態では、電極基材12の電極層14は、均一に面状に広がった層状をなしているもの、他の実施形態においては、必要に応じて、適宜、パターニング(例えば、メッシュ状)されてもよい。
以下、実施例に基づいて本発明を更に説明する。なお、本発明はこれらの実施例により何ら限定されるものではない。
なお、以下に示される実施例、及び比較例では、ロール・トウ・ロール方式のマグネトロンスパッタリング装置を用いて、支持層上に各層を成膜した。また、スパッタリング装置の各チャンバ内に供給されるガス(例えば、アルゴンガス及び酸素ガス)の流量は、所定のマスフローコントローラを用いて適宜、調節した。金属酸化物層の膜中に含まれる酸素量はスパッタリング成膜時の酸素ガス導入量で調整した。
〔実施例1〕
(電極基材の作製)
支持層として、両面にアクリル系樹脂からなる平坦化層が形成された厚み50μmの平坦化層付きPETフィルムを用意した。その支持層の一方の面上に、スパッタリングにより、酸化ニオブ(NbO5)の膜からなる第1層目の金属酸化物層を形成した。次いで、第1層目の金属酸化物層上に、スパッタリングにより、銀パラジウム合金の膜からなる銀系薄膜層(金属系薄膜層の一例)を形成し、更にその銀系薄膜層上に、酸化ニオブの膜からなる第2層目の金属酸化物層を形成して、電極基材を作製した。電極基材を構成する各層の厚みは、表1に示される通りである。電極基材の各層の厚み等は、蛍光X線分析(リガク社製、ZSX−100e)によって測定した。なお、以降の実施例、比較例についても同様にして、電極基材の各層の厚み等を測定した。実施例1におけるスパッタリングの成膜条件は、以下の通りである。
(電極基材の作製)
支持層として、両面にアクリル系樹脂からなる平坦化層が形成された厚み50μmの平坦化層付きPETフィルムを用意した。その支持層の一方の面上に、スパッタリングにより、酸化ニオブ(NbO5)の膜からなる第1層目の金属酸化物層を形成した。次いで、第1層目の金属酸化物層上に、スパッタリングにより、銀パラジウム合金の膜からなる銀系薄膜層(金属系薄膜層の一例)を形成し、更にその銀系薄膜層上に、酸化ニオブの膜からなる第2層目の金属酸化物層を形成して、電極基材を作製した。電極基材を構成する各層の厚みは、表1に示される通りである。電極基材の各層の厚み等は、蛍光X線分析(リガク社製、ZSX−100e)によって測定した。なお、以降の実施例、比較例についても同様にして、電極基材の各層の厚み等を測定した。実施例1におけるスパッタリングの成膜条件は、以下の通りである。
<成膜条件:各金属酸化物層>
ターゲット:NBOターゲット(AGCセラミック社製)、成膜圧力:0.4Pa、DCパワー:2.5W/cm2
<成膜条件:銀系薄膜層>
ターゲット:パラジウムを1原子%含有する銀、成膜圧力:0.4Pa、DCパワー:0.6W/cm2
ターゲット:NBOターゲット(AGCセラミック社製)、成膜圧力:0.4Pa、DCパワー:2.5W/cm2
<成膜条件:銀系薄膜層>
ターゲット:パラジウムを1原子%含有する銀、成膜圧力:0.4Pa、DCパワー:0.6W/cm2
〔実施例2〜9、及び比較例1〜4〕
成膜条件を適宜、変更することで、各層の厚みを、表1に示されるものに変更したこと以外は、実施例1と同様にして、実施例2〜9及び比較例1〜4の電極基材を作製した。
成膜条件を適宜、変更することで、各層の厚みを、表1に示されるものに変更したこと以外は、実施例1と同様にして、実施例2〜9及び比較例1〜4の電極基材を作製した。
〔電極基材の評価〕
各実施例及び各比較例の電極基材について、以下に示される方法で、表面抵抗率(Ω/□)、全光線透過率(%)及び日射反射率(%)を求めた。
各実施例及び各比較例の電極基材について、以下に示される方法で、表面抵抗率(Ω/□)、全光線透過率(%)及び日射反射率(%)を求めた。
(表面抵抗率)
各実施例及び各比較例で得られた電極基材から試験片(サイズ:5cm角)を切り出し、その試験片を用いて、MCC−B法(三菱化学法)に準拠しつつ表面抵抗値(Ω/□)を測定した。測定装置としては、Hiresta−UP MCP−HT450(三菱化学株式会社製)を用いた。測定装置のプローブ(電極)を、試験片の電極層の表面に押し当て、その表面を流れる電流値(温度条件:20℃)を測定し、その電流値から表面抵抗値(Ω/□)を求めた。結果は、表1に示した。なお、本実施形態の場合、6.5Ω/□以下が好ましい。
各実施例及び各比較例で得られた電極基材から試験片(サイズ:5cm角)を切り出し、その試験片を用いて、MCC−B法(三菱化学法)に準拠しつつ表面抵抗値(Ω/□)を測定した。測定装置としては、Hiresta−UP MCP−HT450(三菱化学株式会社製)を用いた。測定装置のプローブ(電極)を、試験片の電極層の表面に押し当て、その表面を流れる電流値(温度条件:20℃)を測定し、その電流値から表面抵抗値(Ω/□)を求めた。結果は、表1に示した。なお、本実施形態の場合、6.5Ω/□以下が好ましい。
(全光線透過率)
各実施例及び各比較例で得られた電極基材から試験片(サイズ:5cm角)を切り出し、その試験片を用いて全光線透過率(%)を測定した。全光線透過率は、JIS K 7136に準拠し、ヘーズメーター(HZ−2、スガ試験機株式会社製)を用いて測定した。結果は、表1に示した。なお、本実施形態の場合、全光線透過率は、78%以上が好ましい。
各実施例及び各比較例で得られた電極基材から試験片(サイズ:5cm角)を切り出し、その試験片を用いて全光線透過率(%)を測定した。全光線透過率は、JIS K 7136に準拠し、ヘーズメーター(HZ−2、スガ試験機株式会社製)を用いて測定した。結果は、表1に示した。なお、本実施形態の場合、全光線透過率は、78%以上が好ましい。
(日射反射率)
各実施例及び各比較例で得られた電極基材から試験片(サイズ:5cm角)を切り出し、その試験片を用いて日射反射率(%)を測定した。日射反射率は、JIS A 5759 6.4.5項に準拠して評価した。評価設備として分光光度計(U4100、日立ハイテク社製))を利用した。結果は、表1に示した。なお、本実施形態の場合、日射反射率は、25%以上が好ましい。
各実施例及び各比較例で得られた電極基材から試験片(サイズ:5cm角)を切り出し、その試験片を用いて日射反射率(%)を測定した。日射反射率は、JIS A 5759 6.4.5項に準拠して評価した。評価設備として分光光度計(U4100、日立ハイテク社製))を利用した。結果は、表1に示した。なお、本実施形態の場合、日射反射率は、25%以上が好ましい。
表1に示されるように、実施例1〜9の電極基材は、何れも、表面抵抗率が6.5(Ω/□)以下であり、全光線透過率が78%以上であり、日射反射率(%)が25%以上であった。したがって、実施例1〜9の電極基材を利用した調光デバイスは、電極層の抵抗値が低く抑えられ、しかも熱線反射機能に優れる。なお、電極層の抵抗値が低く抑えられると、電極層間に印加する電圧を低く抑えることが可能となり、調光層の液晶分子の応答速度が速くなる。
これに対し、比較例1では、電極層の銀系薄膜層の厚みが大きすぎるため、全光線透過率が低い値となった。
また、比較例2では、電極層の銀系薄膜層の厚みが小さすぎるため、電極層の表面抵抗値が高い値となった。
また、比較例3,4では、電極層の金属酸化物層の厚みが小さいため、金属酸化物層による光学調整機能が十分に発揮されず、全光線透過率の値が低い値となった。
10…調光デバイス、11…調光層、12,12A,12B…電極基材、13…支持層、14,14B…電極層、14a…金属系薄膜層、14b…金属酸化物層、15…ガスバリア層、18…バッテリ、19…スイッチ
Claims (7)
- 調光層と、この調光層を挟む一対の電極基材とを備える調光デバイスであって、
前記電極基材は、支持層と、前記調光層側を向く形で前記支持層上に形成される電極層とを有し、
前記電極層は、金属系薄膜層と、この金属系薄膜層を挟む一対の金属酸化物層とを少なくとも含むことを特徴とする調光デバイス。 - 前記金属系薄膜層は、銀又は銀合金からなる銀系薄膜層からなる請求項1に記載の調光デバイス。
- 前記電極基材は、前記支持層と前記電極層との間に介在されるガスバリア層を備える請求項1又は2に記載の調光デバイス。
- 前記電極層の表面抵抗値が6.5Ω/□以下である請求項1〜3の何れか一項に記載の調光デバイス。
- 前記電極基材の全光線透過率が78%以上である請求項1〜4の何れか一項に記載の調光デバイス。
- 前記電極基材の日射反射率が25%以上である請求項1〜5の何れか一項に記載の調光デバイス。
- 前記支持層の厚みが60μm以下である請求項1〜6の何れか一項に記載の調光フィルム。
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