JP2018040223A - トイレシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】デザイン性を損なうことなく、人体検知を行うこと。
【解決手段】実施形態に係るトイレシステムは、トイレ装置と、リモコン装置とを備えるkl。リモコン装置は、トイレ装置を遠隔操作する。リモコン装置は、トイレ装置を制御する制御信号と、人体検知に用いられる人体検知用信号とを無線送信する無線送信部を備える。トイレ装置は、機能部と、受信強度検出部と、制御部とを備える。機能部は、制御信号に基づいて動作する。受信強度検出部は、人体検知用信号の受信強度を検出する。制御部は、受信強度検出部によって検出された受信強度の変化に基づいて人体の有無を判定する。
【選択図】図3
【解決手段】実施形態に係るトイレシステムは、トイレ装置と、リモコン装置とを備えるkl。リモコン装置は、トイレ装置を遠隔操作する。リモコン装置は、トイレ装置を制御する制御信号と、人体検知に用いられる人体検知用信号とを無線送信する無線送信部を備える。トイレ装置は、機能部と、受信強度検出部と、制御部とを備える。機能部は、制御信号に基づいて動作する。受信強度検出部は、人体検知用信号の受信強度を検出する。制御部は、受信強度検出部によって検出された受信強度の変化に基づいて人体の有無を判定する。
【選択図】図3
Description
開示の実施形態は、トイレシステムに関する。
従来、トイレ装置を遠隔操作するリモコンと、使用者を検知する人体検知センサとをトイレ室内の壁面に配置したトイレシステムが知られている。
この種のトイレシステムでは、トイレ室内のデザイン性を高めるために、人体検知センサをリモコンと一体化することが提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、人体検知センサをリモコンと一体化した場合、リモコンが大型化してしまい却ってデザイン性が低下するおそれがある。
開示の実施形態は、デザイン性を損なうことなく、人体検知を行うことができるトイレシステムを提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るトイレシステムは、トイレ装置と、前記トイレ装置を遠隔操作するためのリモコン装置とを備え、前記リモコン装置は、前記トイレ装置を制御する制御信号と、人体検知に用いられる人体検知用信号とを無線送信する無線送信部を備え、前記トイレ装置は、前記制御信号に基づいて動作する機能部と、前記人体検知用信号の受信強度を検出する受信強度検出部と、前記受信強度検出部によって検出された受信強度の変化に基づいて人体の有無を判定する制御部とを備えることを特徴とする。
リモコン装置から無線送信された信号は、トイレ室内の壁や床といった場所で反射して反射波を形成する。このような環境の中に人体が進入すると、トイレ室内における反射の状態が変化して、信号の受信強度が変化することとなる。そこで、実施形態に係るトイレシステムでは、人体検知用信号の受信強度の変化に基づいて人体の有無を判定することとした。専用の人体検知センサをリモコン装置と一体化させるとリモコン装置が大型化してしまうが、信号の受信強度の変化に基づいて人体の有無を判定することで、専用の人体検知センサを設けることなく、人体の有無を判定することができ、リモコン装置の大型化及びこれに伴うデザイン性の低下を防止することができる。また、トイレ装置の制御信号を無線送信する無線送信部を利用して人体検知用信号を無線送信するようにしているため、これによってもリモコン装置の大型化を防止することができる。したがって、デザイン性を損なうことなく、人体検知を行うことが可能である。
また、トイレ装置は、制御部によって人体が存在すると判定された場合に、所定の通知信号を前記リモコン装置へ送信する送信部を備え、前記リモコン装置は、操作部と、前記トイレ装置から前記通知信号が受信された場合に、前記操作部への通電量が通常状態よりも少ない省電力状態から前記通常状態へ復帰させる制御部とを備えることを特徴とする。
人体が検知されていない状態すなわち待機状態においては、操作部が操作されることはない。そこで、人体が存在することを示す所定の通知信号をトイレ装置から受信した場合に、操作部への通電量が通常状態よりも少ない省電力状態から通常状態へ復帰させるようにすることとした。これにより、リモコン装置の電力消費量を抑えることができる。
また、前記トイレ装置は、前記制御部によって人体が存在すると判定された場合に、所定の通知信号を前記リモコン装置へ送信する送信部を備え、前記リモコン装置は、前記トイレ装置から前記通知信号が受信された場合に、前記人体検知用信号の送信頻度を増加させることを特徴とする。
これにより、人体が存在すると判定されるまでは、人体検知用信号の送信頻度を低くしておくことができるため、常に同じ頻度で人体検知用信号を送信する場合と比較して、電力消費量を抑えることができる。
また、前記リモコン装置の前記無線送信部は、前記制御信号を無線送信する場合には、1回の送信につき同一の前記制御信号を複数送信し、前記人体検知用信号を無線送信する場合には、1回の送信につき前記人体検知用信号を前記制御信号よりも少ない回数送信することを特徴とする。
制御信号を無線送信する場合には、通信の確実性を確保するために1回の送信につき同一の制御信号を複数送信する。一方、人体検知用信号は、人体を検知するために、使用者がトイレ室内にいない時も無線送信する必要があり、電力消費量が増加するおそれがある。そこで、人体検知用信号を無線送信する場合には、1回の送信につき人体検知用信号を制御信号よりも少ない回数送信するようにすることで、電力消費量の増加を抑えることができる。
また、前記トイレ装置は、待機状態における前記人体検知用信号の受信強度を示すベース強度情報を記憶する記憶部を備え、前記トイレ装置の前記制御部は、前記受信強度検出部によって検出された受信強度の、前記記憶部に記憶された前記ベース強度情報によって示される前記待機状態における受信強度からの変化量に基づいて人体の有無を判定する判定部と、前記待機状態において前記受信部により受信される前記人体検知用信号の受信強度に基づいて、前記記憶部に記憶された前記ベース強度情報を更新する更新部を備えることを特徴とする。
待機状態の受信強度は、気温の変化やトイレ室内の備品の配置変更等によって変化する可能性がある。そこで、更新部が、待機状態において受信部により受信される信号の受信強度に基づいて、記憶部に記憶されたベース強度情報を更新するようにすることで、たとえば、制御部による判定処理の精度の低下を抑えることができる。
実施形態の一態様によれば、デザイン性を損なうことなく、人体検知を行うことができるトイレシステムを提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するトイレシステムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
<1.人体検知処理>
まず、実施形態に係るトイレシステムにおいて実行される人体検知処理の一例について図1Aおよび図1Bを参照して説明する。図1Aおよび図1Bは、人体検知処理の一例を示す図である。
まず、実施形態に係るトイレシステムにおいて実行される人体検知処理の一例について図1Aおよび図1Bを参照して説明する。図1Aおよび図1Bは、人体検知処理の一例を示す図である。
図1Aに示すように、実施形態に係るトイレシステム1は、トイレ装置2と、リモコン装置3とを含んで構成される。リモコン装置3は、トイレ装置2を遠隔操作するための装置であり、トイレ装置2との通信に用いられる信号Sを無線送信する。トイレ装置2は、リモコン装置3から無線送信される制御信号S1に従って動作する。
従来のトイレシステムでは、使用者を検知するための人体検知センサをリモコン装置とは別体にトイレ室R内に配置していた。近年では、トイレ室R内のデザイン性を高めるために、人体検知センサをリモコン装置と一体化することが提案されているものの、人体検知センサをリモコン装置と一体化すると、リモコン装置が大型化してしまい却ってデザイン性が低下するおそれがある。
一方、リモコン装置3から無線送信された信号は、トイレ室R内の壁や床といった場所で反射して反射波を形成する。特に、トイレ室Rは比較的狭い空間であるため、多数の反射波が形成され易い。このような環境の中に人体Hが進入すると、トイレ室R内における反射の状態が変化し、図1Bに示すように、信号の受信強度が変化することとなる。
そこで、実施形態に係るトイレシステム1では、この現象を利用して人体Hの有無を判定することとした。具体的には、実施形態に係るトイレシステム1では、トイレ装置2を制御する制御信号S1とは別に、人体を検知するための人体検知用信号S2をリモコン装置3から無線送信する。そして、トイレ装置2が、人体検知用信号S2(反射波も含む)の受信強度を検出し、検出した受信強度の変化に基づいて人体の有無を判定することとした。
専用の人体検知センサをリモコン装置と一体化させるとリモコン装置が大型化してしまうが、信号の受信強度の変化に基づいて人体の有無を判定することで、専用の人体検知センサを設けることなく、人体の有無を判定することができ、リモコン装置の大型化及びこれに伴うデザイン性の低下を防止することができる。また、実施形態に係るトイレシステム1では、制御信号S1と人体検知用信号S2とをリモコン装置3の単一の無線送信部から送信することとした。すなわち、トイレ装置2の制御信号を無線送信する無線送信部を利用して人体検知用信号を無線送信するようにしたため、これによってもリモコン装置3の大型化を防止することができる。
したがって、実施形態に係るトイレシステム1によれば、デザイン性を損なうことなく、人体検知を行うことが可能である。
<2.トイレシステムの外観構成>
次に、実施形態に係るトイレシステム1の外観構成について図2を参照して説明する。図2は、実施形態にかかるトイレシステム1の外観構成の一例を示す模式斜視図である。
次に、実施形態に係るトイレシステム1の外観構成について図2を参照して説明する。図2は、実施形態にかかるトイレシステム1の外観構成の一例を示す模式斜視図である。
図2に示すように、トイレ装置2は、便器5と、給水ユニット6と、便座ユニット7とを備える。便器5は、洋式の大便器であり、たとえばトイレ室Rの奥側の壁面に寄せて配置される。ここでは、床置き式の便器5を示したが、便器5は、壁掛け式であってもよい。
給水ユニット6は、便器5に洗浄水を供給する通水路61と、通水路61の一部を覆うように設けられた第1本体ケース62とを備え、便器5への給水および止水を切り替える機能を有する。便座ユニット7は、便器5の上部に設置される第2本体ケース71と、第2本体ケース71に対して開閉自在に軸支された便座72および便蓋(図示せず)とを備え、たとえば、便座72および便蓋(図示せず)を自動的に開閉する機能や便座72をあたためる機能等を有する。
リモコン装置3は、トイレ室Rの壁面に設置され、トイレ装置2よりもトイレ室Rの入り口に近い位置に配置される。たとえば、図2に示す例において、リモコン装置3は、便座72に着座した使用者から見て左前方に配置される。なお、リモコン装置3の具体的な構成については後述する。
<3.トイレシステムの機能構成>
次に、トイレシステム1の機能構成について図3を参照して説明する。図3は、トイレシステム1の機能構成の一例を示すブロック図である。
次に、トイレシステム1の機能構成について図3を参照して説明する。図3は、トイレシステム1の機能構成の一例を示すブロック図である。
<3−1.リモコン装置>
図3に示すように、リモコン装置3は、無線送信部31と、受信部32と、操作部33と、記憶部34と、制御部35とを備える。
図3に示すように、リモコン装置3は、無線送信部31と、受信部32と、操作部33と、記憶部34と、制御部35とを備える。
無線送信部31は、上述した制御信号と人体検知用信号とを無線送信する。具体的には、無線送信部31は、制御部35から入力される電気信号を電波に変換してアンテナ(図示せず)からトイレ室R内に放射する。なお、無線送信部31は、電波に代えて赤外線を上記信号として放射してもよい。
ここで、無線送信部31は、制御信号を無線送信する場合には、通信の確実性を確保するために、1回の送信につき同一の制御信号を複数送信する。一方、人体検知用信号は、人体を検知するために、使用者がトイレ室R内にいない時も無線送信する必要があり、電力消費量が増加するおそれがある。そこで、無線送信部31は、人体検知用信号を無線送信する場合には、1回の送信につき人体検知用信号を制御信号よりも少ない回数送信する。たとえば、無線送信部31は、制御信号を無線送信する場合には、1回の送信処理につき同一の制御信号を3回送信するのに対し、人体検知用信号を無線送信する場合には、1回の送信につき人体検知用信号を1回のみ送信する。このようにすることで、電力消費量の増加を抑えることができる。
受信部32は、トイレ装置2から無線送信される信号を受信する。たとえば、受信部32は、信号としての電波をアンテナ(図示せず)で受信し、受信した電波を電気信号に変換して制御部35へ出力する。
操作部33は、使用者の操作を受け付ける。たとえば、操作部33は、複数の操作ボタンを含んで構成される。使用者は、かかる操作部33を用いて、トイレ装置2の後述する機能部24を駆動させる制御操作を行う。
記憶部34は、たとえば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子等によって実現される。
制御部35は、無線送信部31、受信部32、操作部33および記憶部34と接続され、リモコン装置3の動作を制御する。制御部35は、たとえばマイコンを含んで構成され、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、記憶部34に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部35は、たとえば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現され得る。
制御部35は、送信制御部352と、通電制御部353とを備える。送信制御部352は、トイレ装置2の機能部24を駆動させる制御操作が操作部33によって受け付けられた場合に、受け付けられた制御操作に応じた制御信号を生成して無線送信部31へ出力する処理を行う。
また、送信制御部352は、人体検知用信号を無線送信部31から無線送信させる処理を定期的に実行する。人体検知用信号は、トイレ室Rに使用者が入室したことを適切に検知することができる間隔、たとえば5〜10秒に1回の間隔で送信されることが好ましい。
また、送信制御部352は、受信部32によって後述する入室通知信号(所定の通知信号の一例)が受信された場合に、人体検知用信号の送信頻度を増加させる、言い換えれば、人体検知用信号の送信間隔を短くする処理を行う。たとえば、送信制御部352は、入室通知信号が受信された場合に、5〜10秒に1回の間隔で送信していた人体検知用信号の送信間隔を1秒に1回の間隔に変更する。
また、送信制御部352は、受信部32によって後述する退室通知信号が受信された場合に、人体検知用信号の送信頻度を元に戻す処理を行う。すなわち、送信制御部352は、退室通知信号が受信された場合に、人体検知用信号の送信間隔を5〜10秒に1回の間隔に戻す。
通電制御部353は、操作部33への通電を制御する。具体的には、通電制御部353は、受信部32によって後述する入室通知信号が受信された場合に、操作部33への通電量が通常状態よりも少ない省電力状態から通常状態へ復帰させる処理を行う。また、通電制御部353は、受信部32によって後述する退室通知信号が受信された場合に、操作部33への通電状態を通常状態から省電力状態へ移行させる処理を行う。
人体が検知されていない状態、すなわち、待機状態においては、操作部33が操作されることはない。そこで、トイレ装置2から入室通知信号が受信された場合に、省電力状態から通常状態へ復帰させるようにすることで、リモコン装置3の電力消費量を抑えることができる。なお、省電力状態は、操作部33への通電を行わない状態も含み得る。
<3−2.トイレ装置>
トイレ装置2は、受信部21と、受信強度検出部22と、無線送信部23と、機能部24と、記憶部25と、制御部26とを備える。
トイレ装置2は、受信部21と、受信強度検出部22と、無線送信部23と、機能部24と、記憶部25と、制御部26とを備える。
受信部21は、リモコン装置3から無線送信される信号を受信する。具体的には、受信部21は、信号としての電波をアンテナ(図示せず)で受信し、受信した電波を電気信号に変換して制御部26へ出力する。また、受信部21は、リモコン装置3から人体検知用信号を受信した場合に、受信した人体検知用信号を受信強度検出部22へ出力する処理も行う。
受信強度検出部22は、受信部21によって受信された人体検知用信号の受信強度を検出する。また、受信強度検出部22は、受信強度の検出結果を制御部26へ出力する。
ここで、トイレ室R内における人体の動きと、受信部21によって受信される電波の受信強度との関係について図4を参照して説明する。図4は、トイレ室R内における人体の動きと、受信部21によって受信される電波の受信強度との関係を示す図である。なお、図4には、リモコン装置3から電波を連続的に送信させている状態で、使用者に入室から退室までの一連の動作を行わせた場合における電波の受信強度の測定結果を示している。
図4に示すように、使用者がトイレ室Rに入室する前および退室した後の状態、すなわち、人体がトイレ室R内に存在しない状態である待機状態において、電波の受信強度は、変化することなく一定の値に維持される(図4のST1およびST7参照)。
つづいて、使用者がトイレ室Rのドアを開けてトイレ室R内に入室すると、受信強度は低下する(図4のST2参照)。また、使用者が便器5に接近して便器5に着座しようとすると、受信強度は落ち込む(図4のST3参照)。これは、リモコン装置3とトイレ装置2との間に人体が介在することで、リモコン装置3からトイレ装置2へ直接届く電波(直接波)が人体によって遮られるためである。
つづいて、使用者が便器5に着座した後、着座状態で静止している間、受信強度は、入室時(ST2)よりも低くかつ着座直前(ST3)よりも高い強度に維持される(図4のST4参照)。
つづいて、使用者が便器5に着座した状態で手を伸ばしてリモコン装置3を操作している間、受信強度は、着座静止時(ST4)よりも低くなる(図4のST5参照)。これは、リモコン装置3とトイレ装置2との間に人体の手がさらに介在することで、直接波がさらに遮られるためである。
その後、使用者が便座72から離座し、トイレ装置2から遠ざかる間、受信強度は入室時(ST2)と同程度の強度に維持され(図4のST6参照)、使用者がトイレ室Rから退室すると、受信強度は待機状態に戻る(図4のST7参照)。
このように、リモコン装置3から無線送信される電波の受信強度は、トイレ室R内における人体の動きと連動して変化する。なお、ここでは、電波を用いて測定を行ったが、赤外線を用いた同様の結果が得られるものと考えられる。
図3に戻り、トイレ装置2の説明を続ける。無線送信部23は、リモコン装置3との通信に用いられる信号を無線送信する。具体的には、無線送信部23は、制御部26から入力される電気信号を電波に変換して上記信号としてアンテナ(図示せず)からトイレ室R内に放射する。なお、無線送信部23は、電波に代えて赤外線を上記信号として放射してもよい。
なお、受信部21、受信強度検出部22および無線送信部23ならびに後述する記憶部25および制御部26は、たとえば、給水ユニット6の第1本体ケース62(図2参照)に内蔵される。
機能部24は、後述する機能制御部262の制御に基づいて動作する。機能部24は、たとえば、電磁弁241と、便蓋開閉部242と、便座開閉部243と、便座加熱部244とを備える。
電磁弁241は、たとえばEFV(Electric Flush Valve)であり、通水路61(図2参照)の開閉を行う。電磁弁241は、給水ユニット6の第1本体ケース62に内蔵される。
便蓋開閉部242は、便座ユニット7の便蓋(図示せず)を開閉する。また、便座開閉部243は、便座ユニット7の便座72を開閉する。便蓋開閉部242および便座開閉部243は、たとえばモータを含んで構成され、便座ユニット7の第2本体ケース71に内蔵される。便座加熱部244は、便座72を加熱する。便座加熱部244は、たとえば電熱線等のヒータを含んで構成され、便座72に内蔵される。
記憶部25は、たとえば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子等によって実現される。記憶部25には、ベース強度情報252が記憶される。ベース強度情報252は、待機状態(図4のST1,7参照)における受信強度を示す情報である。
制御部26は、受信部21、受信強度検出部22、無線送信部23、機能部24および記憶部25と接続され、トイレ装置2の動作を制御する。制御部26は、たとえばマイコンを含んで構成され、CPUやMPU等によって、記憶部25に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部26は、たとえば、ASICやFPGA等の集積回路により実現され得る。
制御部26は、判定部261と、機能制御部262と、更新部263と、通知処理部264とを備える。
判定部261は、受信強度検出部22によって検出された受信強度の変化に基づいて人体の有無を判定する。具体的には、判定部261は、受信強度検出部22から受信強度の検出結果を取得した場合に、記憶部25に記憶されたベース強度情報252を取り出して、ベース強度情報252によって示される待機状態の受信強度からの変化量を算出する。そして、判定部261は、算出した変化量に基づいて人体のトイレ室Rへの入室等を判定し、判定結果を機能制御部262および通知処理部264へ出力する。
ここで、判定部261による判定処理の内容について図5を参照して説明する。図5は、判定処理の説明図である。
図5に示すように、判定部261は、待機状態の受信強度LBからの変化量が第1変化量L1以上となった場合に、人体の接近(入室)を判定する。また、判定部261は、待機状態の受信強度LBからの変化量が第1変化量L1よりも多い第2変化量L2以上となった場合に、人体の便器5への着座を判定する。
また、判定部261は、待機状態の受信強度LBからの変化量が第2変化量L2以上である状態から第2変化量L2を下回った場合に、人体の便器5からの離座を判定する。また、判定部261は、待機状態の受信強度LBからの変化量が第2変化量L2以上である状態から第2変化量L2を下回った後、さらに第1変化量L1を下回った場合に、人体のトイレ室Rからの退室を判定する。
また、判定部261は、待機状態の受信強度LBからの変化量が第1変化量L1よりも多い第3変化量L3以上となった場合に、人体のリモコン装置3への非接触操作、具体的には手かざし操作を判定する。
詳細には、判定部261は、着座を判定してから離座を判定するまでの間において、待機状態の受信強度LBからの変化量が第2変化量L2よりも多い第3変化量L3以上となった場合に、人体のリモコン装置3への非接触操作を判定する。これは、着座中の使用者がリモコン装置3への手かざし操作を行った場合には、単に着座しているだけの状態と比較して受信強度は低下するが、使用者が離座した後にリモコン装置3への手かざし操作を行った場合には、受信強度の変化量は必ずしも第2変化量L2よりも多くなるとは限らないためである。
図6は、リモコン装置3の模式正面図である。図6に示すように、リモコン装置3の正面パネルには、たとえば、手かざしを促すメッセージ301やイラスト302が描かれている。使用者は、これらのメッセージ301やイラスト302に従ってリモコン装置3の正面パネルに手をかざす。
リモコン装置3は、手かざし操作を検知するセンサ、たとえば、投光部と受光部とを有し、対象物から反射した光を受光部が受光した場合に手かざし操作を検知する従来の人体検知センサ(たとえば赤外線センサ)を有していない。実施形態に係るトイレシステム1では、使用者に対しリモコン装置3への手かざし操作を行わせることで、トイレ装置2側での電波の受信強度を変化させることによって、リモコン装置3への手かざし操作を判定することができる。なお、リモコン装置3は、従来のリモコン装置と異なり、人体検知センサから照射される光や人体検知センサが受光する光を透過させるための透過板を設ける必要がない。したがって、実施形態に係るトイレシステム1によれば、リモコン装置3の意匠性を高めることができる。
なお、図5に示すように、リモコン装置3の通電制御部353は、判定部261によって人体の接近(入室)が判定された場合、具体的には、入室通知信号が受信された場合に、操作部33への通電状態を省電力状態から通常状態へ復帰させる。また、通電制御部353は、判定部261によって退室が判定された場合、具体的には、退室通知信号が受信された場合に、操作部33への通電状態を通常状態から省電力状態へ移行させる。
また、図5に示すように、リモコン装置3の送信制御部352は、判定部261によって人体の接近(入室)が判定された場合、具体的には、入室通知信号が受信された場合に、人体検知用信号の送信頻度を増加させる。また、送信制御部352は、判定部261によって退室が判定された場合、具体的には、退室通知信号が受信された場合に、人体検知用信号の送信頻度を元に戻す。
判定部261は、人体の有無を判定した場合に、判定結果に応じた状態情報を記憶部25に記憶させる処理も行う。たとえば、判定部261は、人体の接近(入室)を判定した場合には、状態情報としての接近フラグを記憶部25に記憶させる。また、判定部261は、着座を判定した場合には、状態情報を着座フラグに置き換え、離座を判定した場合には、状態情報を離座フラグに置き換える。同様に、判定部261は、退室を判定した場合には、状態情報を退室フラグに置き換え、リモコン装置3への非接触操作を判定した場合には、状態情報を非接触操作フラグに置き換える。
機能制御部262は、受信部21によって受信される制御信号または判定部261の判定結果に基づいて機能部24の動作を制御する。
具体的には、判定部261によって人体の接近(入室)が判定された場合、機能制御部262は、人体の接近(入室)に対応する動作を機能部24に実行させる。たとえば、機能制御部262は、便蓋開閉部242および便座開閉部243に対して便蓋(図示せず)および便座72を開く動作を実行させる。
また、判定部261によって便器5への着座が判定された場合、機能制御部262は、着座に対応する動作を機能部24に実行させる。たとえば、機能制御部262は、便座加熱部244を制御して便座72の加熱を開始させる。
また、判定部261によって便器5からの離座が判定された場合、機能制御部262は、離座に対応する動作を機能部24に実行させる。たとえば、電磁弁241を制御して通水路61を開く動作(便器洗浄動作)を実行させる。また、機能制御部262は、便座加熱部244を制御して便座72の加熱を停止させる。
また、判定部261によって人体のトイレ室Rからの退室が判定された場合、機能制御部262は、退室に対応する動作を機能部24に実行させる。たとえば、機能制御部262は、便蓋開閉部242および便座開閉部243に対して便蓋(図示せず)および便座72を閉じる動作を実行させる。
また、判定部261によってリモコン装置3への非接触操作が判定された場合、機能制御部262は、非接触操作に対応する動作を機能部24に実行させる。たとえば、機能制御部262は、電磁弁241を制御して通水路61を開く動作(便器洗浄動作)を実行させる。
更新部263は、ベース強度情報252の更新処理を行う。具体的には、更新部263は、待機状態において受信部21により受信される信号の受信強度に基づいて、記憶部25に記憶されたベース強度情報252を更新する。ベース強度情報252の更新方法は、特に限定されない。たとえば、更新部263は、待機状態において受信部21により受信される信号の受信強度をそのまま新たなベース強度情報252としてもよいし、ベース強度情報252として現在記憶されている受信強度と、受信部21によって今回受信された信号の受信強度との平均値を新たなベース強度情報252としてもよい。
このように、待機状態において受信部21により受信される信号の受信強度に基づいて、記憶部25に記憶された待機状態の受信強度を更新するようにすることで、たとえば気温の変化やトイレ室R内の備品の配置変更等によって待機状態の受信強度が変化した場合でも、判定部261による判定処理の精度の低下を抑えることができる。
通知処理部264は、判定部261によって人体の接近(入室)が判定された場合に、無線送信部23に対して入室通知信号を無線送信させる処理を行う。また、通知処理部264は、判定部261によって人体のトイレ室Rからの退室が判定された場合に、無線送信部23に対して退室通知信号を無線送信させる処理を行う。
<4.トイレシステムの具体的動作>
次に、トイレシステム1の具体的動作について説明する。まず、トイレ装置2の具体的動作について図7を参照して説明する。図7は、トイレ装置2が実行する処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
次に、トイレシステム1の具体的動作について説明する。まず、トイレ装置2の具体的動作について図7を参照して説明する。図7は、トイレ装置2が実行する処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、トイレ装置2の制御部26は、人体検知用信号を受信したか否かを判定し(ステップS101)、人体検知用信号を受信したと判定した場合には(ステップS101,Yes)、人体検知処理を行う(ステップS102)。人体検知処理の具体的な処理手順については後述する。
ステップS101において人体検知用信号を受信していない場合(ステップS101,No)、制御部26は、制御信号を受信したか否かを判定する(ステップS103)。この判定において、制御信号を受信したと判定した場合(ステップS103,Yes)、制御部26は、制御処理を行う(ステップS104)。制御処理では、リモコン装置3から受信した制御信号に従って、機能制御部262が機能部24を駆動させる。
ステップS103において制御信号を受信していない場合(ステップS103,No)、制御部26は、その他の処理を実行する(ステップS105)。
ステップS102,S104およびS105の処理を終えると、制御部26は、処理をステップS101に戻し、ステップS101〜S105の処理を繰り返す。
次に、ステップS102に示す人体検知処理の処理手順の一例について図8を参照して説明する。図8は、人体検知処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図8には、一例として、使用者が、トイレ室Rへの入室、便器5への接近および着座、着座状態でのリモコン装置3への非接触操作、便器5からの離座、トイレ室Rからの退室をこの順序で行う場合における人体検知処理の処理手順を示している。
図8に示すように、人体検知処理が開始されると、まず、受信強度検出部22が、人体検知用信号の受信強度を検出する(ステップS201)。つづいて、判定部261は、待機状態の受信強度LBからの変化量が第1変化量L1以上第2変化量L2未満であるか否かを判定する(ステップS202)。この判定において、変化量が第1変化量L1以上第2変化量L2未満であると判定した場合、判定部261は、人体の接近(入室)を判定する(ステップS203)。そして、機能制御部262は、接近に対応する動作として、便蓋開閉部242および便座開閉部243に対して便蓋(図示せず)および便座72を開く動作を実行させる(ステップS204)。
また、制御部26は、経時処理を開始する(ステップS205)。すなわち、制御部26は、使用者がトイレ室Rに入室してからの経過時間を計測する。また、通知処理部264は、無線送信部23に対して入室通知信号を送信させる(ステップS206)。なお、ステップS204〜S206の処理の実行順序は、図示のものに限定されない。
ステップS202において待機状態の受信強度LBからの変化量が第1変化量L1以上第2変化量L2未満でない場合(ステップS202,No)、判定部261は、変化量が第2変化量L2以上第3変化量L3未満であるか否かを判定する(ステップS207)。この判定において変化量が第2変化量L2以上第3変化量L3未満であると判定した場合(ステップS207,Yes)、判定部261は、接近を判定済みか否かを判定する(ステップS208)。具体的には、判定部261は、記憶部25に接近フラグが記憶されている場合に、接近を判定済みであると判定する。
ステップS208において、接近を判定済みであると判定した場合(ステップS208,Yes)、判定部261は、人体の便器5への着座を判定する(ステップS209)。そして、機能制御部262は、着座に対応する動作として、便座あたためを開始させる(ステップS210)。すなわち、機能制御部262は、便座加熱部244を制御して便座72の加熱を開始させる。
ステップS207において待機状態の受信強度LBからの変化量が第2変化量L2以上第3変化量L3未満でない場合(ステップS207,No)、判定部261は、変化量が第3変化量L3以上であるか否かを判定する(ステップS211)。この判定において変化量が第3変化量L3以上であると判定した場合(ステップS211,Yes)、判定部261は、着座を判定済みか否かを判定する(ステップS212)。具体的には、判定部261は、記憶部25に着座フラグが記憶されている場合に、着座を判定済みであると判定する。
ステップS212において、着座を判定済みであると判定した場合(ステップS212,Yes)、判定部261は、着座状態でのリモコン装置3への非接触操作を判定する(ステップS213)。そして、機能制御部262は、非接触操作に対応する動作として、便器洗浄処理を実行させる(ステップS214)。
具体的には、機能制御部262は、使用者がトイレ室R内に入室してからの経過時間が閾値未満である場合には、電磁弁241を制御して通水路61を第1の時間だけ開く動作(小洗浄動作)を実行させる。また、機能制御部262は、使用者がトイレ室R内に入室してからの経過時間が閾値を超えた場合には電磁弁241を制御して通水路61を第1の時間よりも長い第2の時間だけ開く動作(大洗浄動作)を実行させる。
ステップS211において待機状態の受信強度LBからの変化量が第3変化量L3以上でない場合(ステップS211,No)、判定部261は、接近を判定済みであるか否かを判定する(ステップS215)。この判定において接近を判定済みであると判定した場合(ステップS215,Yes)、すなわち、接近を判定した後、変化量が第1変化量L1未満となった場合に、判定部261は、退室を判定する(ステップS216)。そして、機能制御部262は、退室に対応する動作として、便座加熱部244を制御して便座72の加熱を停止するとともに、便蓋開閉部242および便座開閉部243に対して便蓋(図示せず)および便座72を閉じる動作を実行させる(ステップS217)。
また、通知処理部264は、無線送信部23に対して退室通知信号を送信させる(ステップS218)。なお、ステップS217〜S218の処理の実行順序は、図示のものに限定されない。
ステップS215において接近を判定済みでない場合(ステップS215,No)、すなわち、使用者がトイレ室Rに存在しない待機状態である場合、ベース強度情報252の更新処理を行う(ステップS219)。
ステップS206,S210,S214,S218,S219の処理を終えたとき、ステップS208において接近を判定済みでない場合(ステップS208,No)、ステップS212において着座を判定済みでない場合(ステップS212,No)、制御部26は、人体検知処理を終える。
なお、人体検知処理は、図8に示す手順に限定されない。たとえば、ステップS208,S212,S216の処理は必ずしも実行されることを要さず、省略されてもよい。また、図8では、第3変化量が第2変化量よりも多い場合の例を示したが、第3変化量は少なくとも第1変化量よりも多ければよく、必ずしも第2変化量よりも多いことを要しない。したがって、図8に示すステップS207,S209,S210の処理手順のブロックと、ステップS211,S213,S214の処理手順のブロックとを入れ替えても構わない。
次に、リモコン装置3の具体的動作について図9を参照して説明する。図9は、リモコン装置3が実行する処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図9に示すように、リモコン装置3の制御部35は、入室通知信号を受信したか否かを判定する(ステップS301)。そして、入室通知信号を受信したと判定した場合(ステップS301,Yes)、通電制御部353は、操作部33への通電量が通常状態よりも少ない省電力状態から通常状態へ復帰させる(ステップS302)。また、送信制御部352は、人体検知用信号の送信頻度を増加させる(ステップS303)。
このように、トイレ装置2から入室通知信号が受信された場合に、人体検知用信号の送信頻度を増加させることで、人体検知用信号を常に高頻度で無線送信する場合と比較して、電力消費量を抑えることができる。
また、トイレ装置2から入室通知信号が受信された場合に、操作部33への通電量が通常状態よりも少ない省電力状態から通常状態へ復帰させることで、リモコン装置3の電力消費量を抑えることができる。
ステップS301において入室通知信号を受信していない場合(ステップS301,No)、制御部35は、退室通知信号を受信したか否かを判定する(ステップS304)。そして、退室通知信号を受信したと判定した場合(ステップS304,Yes)、通電制御部353は、操作部33への通電状態を通常状態から省電力状態へ移行させる(ステップS305)。また、送信制御部352は、人体検知用信号の送信頻度を元に戻す(ステップS306)。
ステップS303,S306の処理を終えたとき、または、ステップS304において退室通知信号を受信していない場合(ステップS304,No)、処理をステップS301へ戻してステップS301〜S306の処理を繰り返す。
上述してきたように、実施形態に係るトイレシステム1は、トイレ装置2と、リモコン装置3とを備える。リモコン装置3は、トイレ装置2を遠隔操作する。リモコン装置3は、トイレ装置2を制御する制御信号と、人体検知に用いられる人体検知用信号とを無線送信する無線送信部31を備える。トイレ装置2は、機能部24と、受信強度検出部22と、制御部26とを備える。機能部24は、制御信号に基づいて動作する。受信強度検出部22は、人体検知用信号の受信強度を検出する。受信強度検出部22によって検出された受信強度の変化に基づいて人体の有無を判定する。
したがって、実施形態に係るトイレシステム1によれば、デザイン性を損なうことなく、人体検知を行うことができる。
なお、上述した実施形態では、いわゆるフラッシュバルブ式のトイレ装置を例に挙げて説明したが、貯水タンクを有するタンク式のトイレ装置であってもよい。
また、上述した実施形態では、トイレ装置2が備える便器5が、大便器である場合の例を示したが、大便器に限らず、小便器であってもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
R トイレ室
1 トイレシステム
2 トイレ装置
3 リモコン装置
5 便器
6 給水ユニット
7 便座ユニット
21 受信部
22 受信強度検出部
24 機能部
26 制御部
261 判定部
1 トイレシステム
2 トイレ装置
3 リモコン装置
5 便器
6 給水ユニット
7 便座ユニット
21 受信部
22 受信強度検出部
24 機能部
26 制御部
261 判定部
Claims (5)
- トイレ装置と、
前記トイレ装置を遠隔操作するためのリモコン装置と
を備え、
前記リモコン装置は、
前記トイレ装置を制御する制御信号と、人体検知に用いられる人体検知用信号とを無線送信する無線送信部
を備え、
前記トイレ装置は、
前記制御信号に基づいて動作する機能部と、
前記人体検知用信号の受信強度を検出する受信強度検出部と、
前記受信強度検出部によって検出された受信強度の変化に基づいて人体の有無を判定する制御部と
を備えることを特徴とするトイレシステム。 - 前記トイレ装置は、
前記制御部によって人体が存在すると判定された場合に、所定の通知信号を前記リモコン装置へ送信する送信部
を備え、
前記リモコン装置は、
操作部と、
前記トイレ装置から前記通知信号が受信された場合に、前記操作部への通電量が通常状態よりも少ない省電力状態から前記通常状態へ復帰させる制御部と
を備えることを特徴とする請求項1に記載のトイレシステム。 - 前記トイレ装置は、
前記制御部によって人体が存在すると判定された場合に、所定の通知信号を前記リモコン装置へ送信する送信部
を備え、
前記リモコン装置は、
前記トイレ装置から前記通知信号が受信された場合に、前記人体検知用信号の送信頻度を増加させること
を特徴とする請求項1に記載のトイレシステム。 - 前記リモコン装置の前記無線送信部は、
前記制御信号を無線送信する場合には、1回の送信につき同一の前記制御信号を複数送信し、前記人体検知用信号を無線送信する場合には、1回の送信につき前記人体検知用信号を前記制御信号よりも少ない回数送信すること
を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のトイレシステム。 - 前記トイレ装置は、
待機状態における前記人体検知用信号の受信強度を示すベース強度情報を記憶する記憶部
を備え、
前記トイレ装置の前記制御部は、
前記受信強度検出部によって検出された受信強度の、前記記憶部に記憶された前記ベース強度情報によって示される前記待機状態における受信強度からの変化量に基づいて人体の有無を判定する判定部と、
前記待機状態において受信される前記人体検知用信号の受信強度に基づいて、前記記憶部に記憶された前記ベース強度情報を更新する更新部と
を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のトイレシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016176838A JP2018040223A (ja) | 2016-09-09 | 2016-09-09 | トイレシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016176838A JP2018040223A (ja) | 2016-09-09 | 2016-09-09 | トイレシステム |
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JP2016176838A Pending JP2018040223A (ja) | 2016-09-09 | 2016-09-09 | トイレシステム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2018040223A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019175626A (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 機器制御システム、及び、判定方法 |
-
2016
- 2016-09-09 JP JP2016176838A patent/JP2018040223A/ja active Pending
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