JP2018040092A - ストランおよび安定セットストラン - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の結束荷作りロープの製綱法にはそれぞれの製綱機が必要となり、生産性が劣り生産性の向上が望まれていた。
【解決手段】従来の製綱法2工程を1工程にストラン1に入れた撚りの反発を防ぐため内部芯に表面部に樹脂付着して撚り、乾燥しての安定セットしたストラン1であり、更にPPテープ2等の全体に樹脂付着乾燥して成るストラン1であり,なお、より安定度を得るためストラン1を80℃以上の湯又は,蒸気に通したストラン1。
【選択図】図1
【解決手段】従来の製綱法2工程を1工程にストラン1に入れた撚りの反発を防ぐため内部芯に表面部に樹脂付着して撚り、乾燥しての安定セットしたストラン1であり、更にPPテープ2等の全体に樹脂付着乾燥して成るストラン1であり,なお、より安定度を得るためストラン1を80℃以上の湯又は,蒸気に通したストラン1。
【選択図】図1
Description
本案はテントやシートの製作に使用される副材や物を束ねたり結束したり荷作りしたりするときに使用する紐に関する。
従来のテントやシートの製作に使用される副材や物を束ねたり、結束したり荷作りしたりするときに使用する紐としては、ポリプロピレン(以下PPという)の雑色3つ撚りロープ等が知られる。
従来の雑色3つ撚りロープの製綱法は複数のテープ等を撚る下撚りと該下撚りにより得られたストランを2本又は3本に撚り合わせる上撚りとの2種類の工程が必要であり、それぞれの製綱法にはそれぞれの製綱機が必要となり、生産性が劣り生産性の向上が望まれていた。
本案は上記の課題を解消するためになされたもので、請求項1に記載のストランは樹脂が付着されたテープ等を撚ってなる.請求項2に記載のストランは樹脂が付着されたテープ等を請求項3に記載の安定セットストランは請求項1又は請求項2に記載された前記ストランを80℃以上の湯又は蒸気に通し、または請求項1又は請求項2に記載された圧着なる。前記ストランに高周波を通してなる。
本案は上記の構成を採用することのより、樹脂が付着されたテープ等を撚ったり圧着したりすることにより得られるストランをロープとして使用可能となり、従来の製綱法における上撚り工程を省くことが可能に成り、生産性が向上する。また、単位当たりの重量は軽くなり、単位当たりの引っ張り強度の向上を得ることができる。したがって、物を束ねる結束紐や荷作り用紐やテントやシートの加工資材に使用すると経済性及び能率が向上す。また、請求項3に記載の安定セットストランは撚りの戻りを防止でき、圧着反発の防止ができる。
図Iは本発明の第一の実施例を示す図である。ストラン1は該ストラン1の太さに応じたPPテープ等2の適数本を撚ることによって得られる。なお、ストラン1の中心部のおよそ3分の1に当たるPPテープ等2に樹脂が付着されている。PPテープ等2の適数本を撚ることによって得られたストラン1を放置して乾燥させることによりストラン1の撚りの戻り反発を防ぐことができる。
次に図2より第二の実施例を説明する。ストラン1は該ストラン1の太さに応じたPPテープ等2の適数本を圧着することによって得られる。なお、ストラン1の中心部のおよそ3分の1に当たるPPテープ等2に樹脂が付着されており、得られたストラン1を放置して乾燥させることによりロープとして使用可能となる。
以上のとおり、本発明は従来のPP雑色3つ撚りロープの様に歯車交換して撚り加減の心配も無く、製綱安全簡素化の作業性、生産性、経済性の向上を得る。
以上のとおり、本発明は従来のPP雑色3つ撚りロープの様に歯車交換して撚り加減の心配も無く、製綱安全簡素化の作業性、生産性、経済性の向上を得る。
本発明の実施例では、PPテープ等2の3分の1に当たる部分に樹脂を付着した例を示したが、PPテープ等の全てに樹脂を付着してもよい。
なお、上記の第一の実施例で得られたストラン1を80℃以上の湯又は蒸気に通したり、または高周波を通すことにより得られた安定セットストランは撚りの戻りを防止でき、圧着反発の防止ができる。また、上記の第二の実施例で得られたストラン1を80℃以上の湯又は蒸気に通したり、または高周波を通すことにより得られた安定セットストランは圧着反発の防止ができる。また、本発明の実施例はPPテープ等の例で説明したが、紡績糸やモノフイラメントであってもよい。
なお、上記の第一の実施例で得られたストラン1を80℃以上の湯又は蒸気に通したり、または高周波を通すことにより得られた安定セットストランは撚りの戻りを防止でき、圧着反発の防止ができる。また、上記の第二の実施例で得られたストラン1を80℃以上の湯又は蒸気に通したり、または高周波を通すことにより得られた安定セットストランは圧着反発の防止ができる。また、本発明の実施例はPPテープ等の例で説明したが、紡績糸やモノフイラメントであってもよい。
I ストラン
2 PPテープ等
2 PPテープ等
本発明の実施例では、PPテープ等2の3分の1に当たる部分に樹脂を付着した例を示したが、PPテープ等のストラン全体に樹脂を付着してなる ストランでも良い。
なお、上記の第一の実施例で得られたストラン1を80℃以上の湯又は蒸気に通したり、または高周波を通すことにより得られた安定セットストランは撚りの戻りを防止でき、圧着反発の防止ができる。また、上記の第二の実施例で得られたストラン1を80℃以上の湯又は蒸気に通したり、または高周波を通すことにより得られた安定セットストランは圧着反発の防止ができる。また、本発明の実施例はPPテープ等の例で説明したが、紡績糸やモノフイラメントであってもよい。
なお、上記の第一の実施例で得られたストラン1を80℃以上の湯又は蒸気に通したり、または高周波を通すことにより得られた安定セットストランは撚りの戻りを防止でき、圧着反発の防止ができる。また、上記の第二の実施例で得られたストラン1を80℃以上の湯又は蒸気に通したり、または高周波を通すことにより得られた安定セットストランは圧着反発の防止ができる。また、本発明の実施例はPPテープ等の例で説明したが、紡績糸やモノフイラメントであってもよい。
Claims (3)
- 樹脂が付着されたテープ等を撚ってなるストラン。
- 樹脂が付着されたテープ等を圧着してなるストラン。
- 請求項1又は請求項2に記載された前記ストランを80℃以上の湯又は,蒸気に通し、または請求項1又は請求項2に記載された前記ストランに高周波を通してなる安定セットストラン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016190316A JP2018040092A (ja) | 2016-09-08 | 2016-09-08 | ストランおよび安定セットストラン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016190316A JP2018040092A (ja) | 2016-09-08 | 2016-09-08 | ストランおよび安定セットストラン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018040092A true JP2018040092A (ja) | 2018-03-15 |
Family
ID=61625181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016190316A Pending JP2018040092A (ja) | 2016-09-08 | 2016-09-08 | ストランおよび安定セットストラン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018040092A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4915242U (ja) * | 1972-05-18 | 1974-02-08 | ||
JPS4940015B1 (ja) * | 1968-01-24 | 1974-10-30 | ||
JPH0847971A (ja) * | 1994-08-05 | 1996-02-20 | Nippon Petrochem Co Ltd | 超強力梱包バンドおよびその製法 |
JP2004308048A (ja) * | 2003-04-04 | 2004-11-04 | Yotsuami:Kk | 組紐の製造方法 |
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2016
- 2016-09-08 JP JP2016190316A patent/JP2018040092A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180807 |
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