JP2018039364A - 車両用操舵切替装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動操舵状態から安全に手動操舵状態に切り替えられる車両用操舵切替装置を提供する。【解決手段】車両9の操舵をオーバーライド状態を介して自動操舵状態と手動操舵状態に切替可能なステアリング部10と、ステアリング部10に装着され、ステアリング部10のステアリング操作部であるステアリングホイール11への運転者の手指の近接又は把持を検知する手指検出部であるタッチセンサ20と、操舵切替信号に基づき、ステアリング部10の自動操舵状態においてステアリングホイール11の回転駆動をオフして、オーバーライド状態を経由して手動操舵状態をオンにする切替制御を行なう制御部30と、を有し、制御部30は、オーバーライド状態において所定の停止時間だけステアリングホイール11の自動操舵制御を停止するように構成する。【選択図】図5

Description

本発明は、車両用操舵切替装置に関する。
従来の技術として、自動操舵から手動操舵に切り換えるときに、自然な操舵フィーリングが得られる車両用操舵装置が知られている。この車両用操舵装置は、ステアリングの操舵角を検出するステアリングセンサ、転舵輪の転舵角を検出する転舵角センサ検出手段、車両制御ECU、及び反力発生ACTを備える。車両制御ECUは、転舵角に対応する対応操舵角、及び操舵角と対応操舵角との偏差を算出し、更に運転者の操作によって操舵角と対応操舵角との偏差が所定値以下になるまで自動操舵から手動操舵への切り換えを抑制する。操舵角と対応操舵角との偏差が所定値に接近するにつれて、反力発生ACTにより発生した反力は重くなるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
この車両用操舵装置によれば、自動操舵から手動操舵に切り換える場合において、操舵角と対応操舵角との偏差が所定値よりも大きいときは、車両制御ECUはその切り換えを抑制するので、運転者がその偏差が所定値以下になるまでステアリングを自然に操作することができる。そして、運転者の操作によって操舵角と対応操舵角との偏差が所定値以下になったときに、自動操舵から手動操舵への切り換えがはじめて実施されるので、運転者を慌てさせたり、違和感を感じさせたりすることがない。その結果、自然な操舵フィーリングが得られる。また、操舵角と対応操舵角との偏差が所定値に接近するにつれて、反力発生ACTによって発生した反力は重くなるように変化するので、運転者に保持させたい操舵角を気づかせ、その操舵角で運転をオーバーライドさせることができる。従って、運転者が違和感を感じずに保持する操舵角を容易に把握することができるので、自動操舵から手動操舵への切り替えはより自然に行うことができる、とされている。
特開2010−149612号公報
しかし、特許文献1の車両用操舵装置では、自動操舵から手動操舵への切り替え期間のオーバーライド状態においてステアリングは停止状態とはされないので、安全に手動操舵へ移行するには十分でない場合がある。また、オーバーライド操作が可能かどうかの判断も容易でない場合がある、等の問題があった。
したがって、本発明の目的は、自動操舵状態から安全に手動操舵状態に切り替えられる車両用操舵切替装置を提供することにある。
[1]上記目的を達成するため、車両の操舵をオーバーライド状態を介して自動操舵状態と手動操舵状態に切替可能なステアリング部と、前記ステアリング部に装着され、前記ステアリング部のステアリング操作部への運転者の手指の近接又は把持を検知する手指検出部と、操舵切替信号に基づき、前記ステアリング部の自動操舵状態において前記ステアリング操作部の回転駆動をオフして、前記オーバーライド状態を経由して手動操舵状態をオンにする切替制御を行なう制御部と、を有し、前記制御部は、前記オーバーライド状態において所定の停止時間だけ前記ステアリング操作部の自動操舵制御を停止することを特徴とする車両用操舵切替装置を提供する。
[2]前記制御部は、前記オーバーライド状態の開始時から所定の判定時間後におけるステアリング舵角変動量に基づいて、前記自動操舵制御の停止を判定することを特徴とする上記[1]に記載の車両用操舵切替装置であってもよい。
[3]また、前記制御部は、前記判定時間後におけるステアリング舵角変動量に基づいて、オーバーライド可能を表示する表示部の表示制御を行なうことを特徴とする上記[2]に記載の車両用操舵切替装置であってもよい。
[4]また、前記制御部は、前記手指検出部による近接判定の結果に基づいて、前記自動操舵制御を停止することを特徴とする上記[1]から[3]のいずれか1に記載の車両用操舵切替装置であってもよい。
[5]また、前記制御部は、前記手指検出部による把持状態の検出結果に基づいて、前記自動操舵制御の停止を解除して前記手動操舵状態に移行する制御を行なうことを特徴とする上記[1]から[4]のいずれか1に記載の車両用操舵切替装置であってもよい。
本発明の車両用操舵切替装置によれば、自動操舵状態から安全に手動操舵状態に切り替えられる車両用操舵切替装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両用操舵切替装置のステアリング部全体を示す概略斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る車両用操舵切替装置の構成を示すブロック構成図の一例を示している。 図3は、本発明の実施の形態に係る車両用操舵切替装置の自動操舵システムのシステム全体を示すシステム構成図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る車両用操舵切替装置の動作例を示すもので、自動操舵状態からオーバーライド状態を介して手動操舵状態に移行する場合のステアリング舵角量の変化を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る車両用操舵切替装置の動作の一例を示すフローチャートである。
(本発明の実施の形態)
本発明の実施の形態に係る車両用操舵切替装置1は、車両9の操舵をオーバーライド状態を介して自動操舵状態と手動操舵状態に切替可能なステアリング部10と、ステアリング部10に装着され、ステアリング部10のステアリング操作部であるステアリングホイール11への運転者の手指の近接又は把持を検知する手指検出部であるタッチセンサ20と、操舵切替信号に基づき、ステアリング部10の自動操舵状態においてステアリングホイール11の回転駆動をオフして、オーバーライド状態を経由して手動操舵状態をオンにする切替制御を行なう制御部30と、を有し、制御部30は、オーバーライド状態において所定の停止時間だけステアリングホイール11の自動操舵制御を停止するように構成されている。
本発明の実施の形態に係る車両用操舵切替装置1は、自動操舵状態と手動操舵状態を切替え可能に構成された車両において、自動操舵状態と手動操舵状態の間のオーバーライド状態において所定の停止時間だけステアリングホイールの自動操舵制御を停止させることにより安全に手動操舵状態に切替えられるようにしたものである。これにより、自動操舵状態から手動操舵状態への移行時において、停止したステアリングホイールを把持することができ、安全性に優れた車両用操舵切替装置が可能となる。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両用操舵切替装置のステアリング部全体を示す概略斜視図である。また、図2は、本発明の実施の形態に係る車両用操舵切替装置の構成を示すブロック構成図の一例を示している。
(ステアリング部10)
ステアリング部10は、図1に示すように、スポーク部12で回転可能に支持されたステアリング操作部であるステアリングホイール11を備えている。このステアリングホイール11は、車両9側にある本体部5に回転可能に支持され、自動操舵状態及び手動操舵状態において、操舵時には回転駆動される。ステアリング部10は、例えば、ラックピニオン式等のように、ステアリングホイール11の回転角に連動して操舵角が変化して車輪の操舵方向を機械式に制御する。なお、機械式制御に替えて機械的仕事を電線内(ワイヤ)を通る電気信号で制御するバイワイヤ方式のステアリング部は含まない。
ステアリング部10には、ステアリングホイール11の一部又は全部に、図1に示すように、タッチセンサ20が装着されている。また、スポーク部12には、オーバーライド可能な状態を表示するための表示部50が設けられている。
(タッチセンサ20)
タッチセンサ20は、ステアリングホイール11への運転者の手指の近接又は把持を検知する手指検出部として機能する。タッチセンサ20は、図1に示すように、ステアリングホイール11の左右側にそれぞれ装着され、右手又は左手の近接又は把持(タッチ)を検出するための静電容量式のタッチセンサである。運転者の手指がタッチセンサ20に近接又はタッチすることにより、タッチセンサ信号Stの静電容量値が変化する。
手指の近接を検出するための静電容量値の閾値を設定することにより、距離D0まで手指が近接したかどうかを検出することができる。この距離D0は任意に設定可能である。
また、手指によるステアリングホイール11の把持(タッチ)を検出するための静電容量値の閾値を設定することにより、ステアリングホイール11を把持しているかどうかを判定することができる。
(制御部30)
制御部30は、操舵切替信号に基づき、ステアリング部10の自動操舵状態においてステアリングホイール11の回転駆動をオフして、オーバーライド状態を経由して手動操舵状態をオンにする切替制御を行なう。制御部30は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)などから構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部30が動作するためのプログラム、所定の角度A0、静電容量閾値、距離D0、所定の判定時間T0、所定の停止時間T1(累積時間)等が格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果などを格納する記憶領域として用いられる。また制御部30は、その内部にクロック信号を生成する手段を有し、このクロック信号に基づいて処理を実行する。
制御部30は、後述するオーバーライド判定部31、手指近接判定部32、把持判定部33を備えている。
(表示部50)
表示部50は、オーバーライド可能な状態において、運転者等に視認できるように表示を行なう機能を有する。表示部50は、例えば、ステアリング部10のスポーク部12の左右2か所に設けられている。表示部50は、一例として、発光素子によって構成されている。この発光素子は、一例として、LED(Light Emitting Diode)である。
図2に示すように、制御部30には、タッチセンサ20、表示部50が接続されると共に、例えば、車載LAN100を介して、自動操舵システム200に接続されている。この自動操舵システム200は、車両本体EUCに接続され、例えば、操舵切替信号である自動操舵オンオフ信号SON、SOFFによりステアリング部10の自動操舵制御を行なう。
また、図2に示すように、制御部30には、車載LAN100を介して、操舵角信号Sa、車速信号S、外部カメラ信号Sc、ヨーレート信号S、マップ情報Sm、交通情報S等の種々の信号が入力される。
(車両用操舵切替装置1の動作)
図3は、本発明の実施の形態に係る車両用操舵切替装置の自動操舵システムのシステム全体を示すシステム構成図である。図4は、本発明の実施の形態に係る車両用操舵切替装置の動作例を示すもので、自動操舵状態からオーバーライド状態を介して手動操舵状態に移行する場合のステアリング舵角量の変化を示す図である。また、図5は、本発明の実施の形態に係る車両用操舵切替装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図3において、オーバーライド判定部31は、オーバーライド状態の開始時から所定の判定時間T0後におけるステアリング舵角変動量φ(T0)に基づいて、自動操舵制御の停止を判定する。すなわち、オーバーライド判定部31は、判定時間T0後におけるステアリング舵角変動量φ(T0)が所定の角度A0以上かA0未満かにより、自動操舵制御の停止を判定する。この所定の角度A0は、オーバーライド可能かどうかの閾値として機能する。
オーバーライド判定部31は、制御部30に入力される操舵角信号Sa、車速信号S、外部カメラ信号Sc、ヨーレート信号S、マップ情報Sm、交通情報S等の種々の信号に基づいて判定時間T0後におけるステアリング舵角変動量φ(T0)を算出し、これに基づいてオーバーライド可能かどうかの判定を行なう。このステアリング舵角変動量φ(T0)は、例えば、マップ情報Smと車速信号Sに基づいて判定時間T0後の舵角変動量を算出(予測)することができる。また、ステアリング舵角変動量φ(T0)は、例えば、外部カメラ信号Scにより白線検出を行ない、これと、ヨーレート信号S、車速信号Sに基づいて判定時間T0後の舵角変動量を算出(予測)することができる。上記の算出方法は一例であるが、ステアリング舵角変動量φ(T0)は、種々の情報を基に算出、予測して求めることができる。
手指近接判定部32は、タッチセンサ20による近接判定の結果に基づいて、自動操舵制御を停止するかどうかを判定する。タッチセンサ20により上記説明した距離D0、すなわち、運転者の手指がステアリングホイール11に距離D0未満まで近接したかどうかを検出し、これに基づいて、手指近接判定部32は、自動操舵制御を停止するかどうかを判定する。
把持判定部33は、タッチセンサ20による把持状態の検出結果に基づいて、自動操舵制御の停止を解除して手動操舵状態に移行する制御を行なう。タッチセンサ20により、運転者の手指がステアリングホイール11にタッチした場合の静電容量閾値を用いて、タッチ(把持)状態を検出し、そのタッチ(把持)状態を制御部30の内部カウンタにより時間計測する。把持判定部33は、タッチ(把持)状態の累積時間がT1秒以上かどうかを判定して、自動操舵制御の停止を解除して手動操舵状態に移行する制御を行なう。なお、オーバーライド状態においてステアリング操作部の自動操舵制御を停止させる所定の停止時間を、累積時間T1秒とすることができる。
(車両用操舵切替装置1の動作例)
図4に示す自動操舵状態からオーバーライド状態を経由して手動操舵状態に移行する例について、図4及び図5のフローチャートに基づいて動作の説明を以下に行なう。
車両用操舵切替装置1は、操舵切替信号が自動操舵オン信号SONである自動操舵状態から動作スタートする(Step1)。
制御部30は、車両側から自動操舵オフ信号SOFFが入力されたかどうかを判断する(Step2)。自動操舵オフ信号SOFFが入力された場合はStep3へ進み(Step2:Yes)、自動操舵オフ信号SOFFが入力されない場合はStep2へ戻って判断を継続する(Step2:No)。
オーバーライド判定部31は、図4における時間t1から判定時間T0後におけるステアリング舵角変動量φ(T0)を算出する(Step3)。
オーバーライド判定部31は、算出されたステアリング舵角変動量φ(T0)が所定の角度A0未満かどうかを判定する(Step4)。ステアリング舵角変動量φ(T0)が角度A0未満の場合はStep5へ進み(Step4:Yes)、ステアリング舵角変動量φ(T0)が角度A0以上の場合はStep3へ戻る(Step4:No)。
制御部30は、表示部50へ表示信号Sdを出力することにより、表示部50の表示をオン(LED点灯)する(Step5)。これにより、オーバーライド可能な状態を表示する。
手指近接判定部32は、タッチセンサ信号Stは距離D0未満かどうかを判定する(Step6)。すなわち、タッチセンサ信号Stに基づいて、手指の近接を検出するための静電容量値の閾値を設定し、距離D0まで手指が近接したかどうかを判定する。手指の近接が距離D0未満の場合はStep7へ進み(Step6:Yes)、手指の近接が距離D0以上の場合はStep3へ戻る(Step6:No)。
制御部30は、図4における時間t2において、自動操舵制御をオフにする(Step7)。すなわち、制御部30は、所定の停止時間だけステアリングホイール11の自動操舵制御を停止させる。
把持判定部33は、タッチセンサ信号Stに基づいて、ステアリングホイール11を把持したかどうかを判定する(Step8)。すなわち、タッチセンサ信号Stに基づいて、把持検出のための静電容量値の閾値を設定し、ステアリングホイール11を把持(タッチ)したかどうかを判定する。把持(タッチ)した場合はStep9へ進み(Step8:Yes)、把持(タッチ)しない場合はStep10へ進む(Step8:No)。
制御部30は、図4における時間t3において、手動操舵状態にする(Step9)。すなわち、運転者がステアリングホイール11を把持(タッチ)した時間t3において手動操舵が開始されて手動操舵状態となる。
把持判定部33は、タッチセンサ信号Stに基づいて、非把持累積時間がT1秒以上かどうかを判定する(Stepq10)。非把持累積時間がT1秒以上の場合はStep1へ戻って自動操舵状態に戻り(Step10:Yes)、非把持累積時間がT1秒未満の場合はStep8へ戻って判定を継続する(Step10:No)。
図4に示すように、オーバーライド開始の時間t1からt4までの(T0+T1)時間がオーバーライド期間の最大時間となり、累積T1秒以内に運転者がステアリングホイール11を把持(タッチ)した時間t3までの時間が実際のオーバーライド期間となる。
車両用操舵切替装置1は、制御部30により、上記のフローを繰り返して実行する。
(実施の形態の効果)
本発明の実施の形態によれば、以下のような効果を有する。
(1)本実施の形態に係る車両用操舵切替装置は、車両9の操舵をオーバーライド状態を介して自動操舵状態と手動操舵状態に切替可能なステアリング部10と、ステアリング部10に装着され、ステアリング部10のステアリング操作部であるステアリングホイール11への運転者の手指の近接又は把持を検知する手指検出部であるタッチセンサ20と、操舵切替信号に基づき、ステアリング部10の自動操舵状態においてステアリングホイール11の回転駆動をオフして、オーバーライド状態を経由して手動操舵状態をオンにする切替制御を行なう制御部30と、を有し、制御部30は、オーバーライド状態において所定の停止時間だけステアリングホイール11の自動操舵制御を停止するように構成されている。これにより、自動操舵状態から手動操舵状態への移行時において、停止したステアリングホイールを把持することができ、安全性に優れた車両用操舵切替装置が可能となる。
(2)オーバーライド可能な状態となる図4で示す時間t1において、表示部50が表示点灯するので、オーバーライド可能な状態が運転者等により視認できる。したがって、自動操舵中でも、オーバーライド可能かどうか運転者が判断しやすい。
(3)所定の角度A0、静電容量閾値、距離D0、所定の判定時間T0、所定の停止時間T1(累積時間)等は、任意に設定可能であり、運転者情報、走行状態、道路状態等に基づいて適宜変更して車両用操舵切替装置を動作させることも可能である。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、新規な実施の形態及びその変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更等を行うことができる。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、実施の形態は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…車両用操舵切替装置
5…本体部
9…車両
10…ステアリング部
11…ステアリングホイール
12…スポーク部
20…タッチセンサ
30…制御部
31…オーバーライド判定部
32…手指近接判定部
33…把持判定部
50…表示部
100…車載LAN
200…自動操舵システム
D0…距離
φ…ステアリング舵角変動量
Sa…操舵角信号
Sc…外部カメラ信号
…交通情報
Sm…マップ情報
ON、SOFF…自動操舵オンオフ信号
…車速信号
…ヨーレート信号
St…タッチセンサ信号
Sd…表示信号
T0…判定時間
T1…停止時間(累積時間)

Claims (5)

  1. 車両の操舵をオーバーライド状態を介して自動操舵状態と手動操舵状態に切替可能なステアリング部と、
    前記ステアリング部に装着され、前記ステアリング部のステアリング操作部への運転者の手指の近接又は把持を検知する手指検出部と、
    操舵切替信号に基づき、前記ステアリング部の自動操舵状態において前記ステアリング操作部の回転駆動をオフして、前記オーバーライド状態を経由して手動操舵状態をオンにする切替制御を行なう制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記オーバーライド状態において所定の停止時間だけ前記ステアリング操作部の自動操舵制御を停止することを特徴とする車両用操舵切替装置。
  2. 前記制御部は、前記オーバーライド状態の開始時から所定の判定時間後におけるステアリング舵角変動量に基づいて、前記自動操舵制御の停止を判定することを特徴とする請求項1に記載の車両用操舵切替装置。
  3. 前記制御部は、前記判定時間後におけるステアリング舵角変動量に基づいて、オーバーライド可能を表示する表示部の表示制御を行なうことを特徴とする請求項2に記載の車両用操舵切替装置。
  4. 前記制御部は、前記手指検出部による近接判定の結果に基づいて、前記自動操舵制御を停止することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用操舵切替装置。
  5. 前記制御部は、前記手指検出部による把持状態の検出結果に基づいて、前記自動操舵制御の停止を解除して前記手動操舵状態に移行する制御を行なうことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両用操舵切替装置。
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