JP2018039028A - レーザ加工機、及びレーザ加工方法 - Google Patents

レーザ加工機、及びレーザ加工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】加工状態を高精度に把握可能であり、かつその処理負荷を低減可能なレーザ加工機を提供する。【解決手段】レーザ加工機(1)は、加工用のレーザ光(L1)を発生するレーザ発振器(4)と、レーザ発振器からのレーザ光をワーク(W)に照射する加工ヘッド(2)と、レーザ光が照射されたワークを、加工ヘッドを介して撮像する撮像部(5)と、ワークの加工状態を示す情報を取得するために、撮像部が撮像した画像から、レーザ光の照射位置を基準として特徴量を抽出する画像処理部(6)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、レーザ加工機、及びレーザ加工方法に関する。
レーザ加工機は、ワークの切断、溶接などに利用されている。レーザ加工機において、ワークの加工品質を向上させる等の観点で、加工中のワークを撮像した撮像画像から加工状態を把握する技術がある(例えば、下記の特許文献1、2参照)。
特許文献1のレーザ加工機は、加工ヘッドに同軸観察型のミクロカメラを備える。特許文献1では、ミクロカメラが撮影した画像を閾値で二値化し、高輝度部分(溶融池)の形状を取得する。また、取得した形状を画像処理部によってパターンマッチングすることで、異常燃焼を判別する。パターンマッチングは、高輝度部分のラインごとの座標を離散的に取得し、これらの座標に基づき重み付け係数で乗算した各々の和を取る。この和をシグモイド関数により変換して1つの値に集約し、閾値以下なら異常燃焼と判断する。また、ニューラルネットワークで機械学習を行うことにより重み付け係数を最適化する。
特許文献2のレーザ加工機は、レーザ加工光軸と同軸のカメラを備える。特許文献2では、撮像画像をモニタで確認し、撮像画像の処理結果をフィードバックすることによってレーザ加工制御を行う。また、モニタの画面上において、カーソル線移動用つまみを操作することによってカーソル線で測定対象の領域を挟みこみ、カーソル線間の距離を測定する。また、撮像画像を二値化し、加工部画像とそれ以外を切り分けることで、手動の寸法測定を自動化する。
特開平11−129083号公報 特開平5−177374号公報
上述のようにパターンマッチングを行う場合、処理に要する負荷が大きく、例えば処理に長時間を要すること、処理装置のコストが高くなることなどの懸念がある。また、モニタの画面上でカーソル線の位置を設定して寸法を測定する場合、測定の基準に任意性があり、例えば測定対象の領域の選定、加工方向等によって測定結果が変動することで、加工状態を高精度に把握できない懸念がある。
本発明は、上述の事情に鑑みなされたものであり、加工状態を高精度に把握可能であり、かつその処理負荷を低減可能なレーザ加工機、及びレーザ加工方法を提供することを目的とする。
本発明のレーザ加工機は、加工用のレーザ光を発生するレーザ発振器と、レーザ発振器からのレーザ光をワークに照射する加工ヘッドと、レーザ光が照射されたワークを、加工ヘッドを介して撮像する撮像部と、ワークの加工状態を示す情報を取得するために、撮像部が撮像した画像から、レーザ光の照射位置を基準として特徴量を抽出する画像処理部と、を備える。
本発明のレーザ加工方法は、加工用のレーザ光を発生することと、レーザ光を加工ヘッドからワークに照射することと、レーザ光が照射されたワークを、加工ヘッドを介して撮像することと、ワークの加工状態を示す情報を取得するために、撮像された画像から、レーザ光の照射位置を基準として特徴量を抽出することと、を含む。
また、加工ヘッドは、ワークに平行な方向において、ワークと相対移動し、画像において加工ヘッド及びワークが相対移動する相対移動方向が基準方向になるように、レーザ光の照射位置を中心に画像を回転させる画像回転部を備えてもよい。また、加工ヘッドとワークとの相対移動を制御する制御部を備え、画像回転部は、制御部から相対移動方向を取得し、画像を回転させる角度を決定してもよい。また、画像を二値化する二値化部と、二値化部が二値化した画像から、レーザ光の照射位置を含む領域を特定する領域特定部と、を備え、画像処理部は、領域特定部が特定した領域に基づいて特徴量を抽出してもよい。また、加工ヘッドの内部に設けられるとともに、加工ヘッドの出射口を介してワークに照射するようにレーザ光を案内する照射光学系と、出射口を介してワークから加工ヘッド内部に進入する光を撮像部に案内する撮像光学系と、を備え、撮像光学系及び照射光学系は、少なくとも一部の光学部品を共用していてもよい。また、撮像光学系及び照射光学系が共用している光学部品を光路方向に駆動させる光学系駆動部と、撮像光学系と撮像部との相対距離を変更することにより、撮像部のピントを調整するピント調整部と、を備え、光学系駆動部が光学部品を駆動した場合、ピント調整部が撮像部のピントを調整する
本発明によれば、レーザ光の照射位置を基準として特徴量を抽出するので、特徴量を客観的に抽出することができ、加工状態を高精度に把握可能であり、かつその処理負荷を低減可能である。
また、上記の画像回転部を備えるレーザ加工機は、レーザ光の照射位置を中心に画像を回転させるので、回転中心の選定に要する負荷を低減することができる。また、回転中心が定まっているので回転中心の選定によって特徴量が変動することを防止することができ、加工状態を高精度に把握可能である。また、画像回転部が制御部から相対移動方向を取得するレーザ加工機は、例えば画像から相対移動方向を取得する場合と比較して、相対移動方向を高精度で取得することができ、かつその処理の負荷を低減することができる。また、制御部から相対移動方向を用いて画像を回転させる角度を決定するので、回転角度を高精度な値に決定することができ、かつその処理の負荷を低減することができる。また、上記の二値化部を備えるレーザ加工機は、二値化した画像から特徴量を抽出するので、その処理の負荷を低減することができる。また、二値化された画像において、明部が離散的になる場合があるが、上記の領域特定部を備えるレーザ加工機は、レーザ光の照射位置を含む領域を特定するので、特徴量を抽出する対象の領域を、高精度かつ低負荷で選択することができる。また、上記の撮像光学系及び照射光学系が少なくとも一部の光学部品を共用しているレーザ加工機は、光学部品を共用化することにより、部品点数の増加を抑制すること、省スペースにすること、低コストにすること等ができる。また、加工レーザの焦点調整等で共用の光学部品を駆動させると、撮像部のピントがずれてしまうが、ピント調整部が調整するため、加工レーザ及び撮像部のいずれについても、焦点を最適化することができる。
第1実施形態に係るレーザ加工機を示す図である。 加工状態の説明図である。 第1実施形態に係る画像処理部を示す図である。 画像回転部の処理を示す図である。 二値化部、領域特定部、特徴量抽出部の処理を示す図である。 実施形態に係るレーザ加工方法を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るレーザ加工機を示す図である。
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。以下の各図において、XYZ座標系を用いて図中の方向を説明する。このXYZ座標系においては、鉛直方向をZ方向とし、水平方向をX方向、Y方向とする。また、各方向(例、X方向)において、矢印の向きを+側(例、+X側)と称し、その反対側を−側(例、−X側)と称する。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係るレーザ加工機1を示す図である。レーザ加工機1は、加工ヘッド2、ヘッド駆動部3、レーザ発振器4、撮像部5、画像処理部6(画像処理装置)、制御部7、加工状態判定部8、記憶部9、及びピント調整部25を備える。レーザ加工機1は、例えば数値制御(NC)によって、ワークWに対して切断加工を施す。制御部7は、例えば数値制御プログラムに従って、レーザ加工機1の各部を包括的に制御する。
加工ヘッド2は、ノズル11を有し、加工用のレーザ光(以下、加工用レーザL1という)は、ノズル11に形成される出射口(ノズル11に貫通されている貫通孔)の内側を通して、ワークWに向けて照射される。加工ヘッド2は、X方向、Y方向、及びZ方向の各方向において、ワークWと相対的に移動可能である。ヘッド駆動部3は、移動部12および光学系駆動部13を備える。ヘッド駆動部3は、制御部7に制御され、移動部12によって加工ヘッド2をX方向、Y方向、及びZ方向の各方向に移動させる。また、ヘッド駆動部3は、制御部7に制御され、ノズル11から照射される光の焦点を光学系駆動部13によって調整する。レーザ加工機1は、加工ヘッド2をワークWに対して相対的に移動させながら、加工ヘッド2のノズル11から加工用レーザL1をワークWに照射することで、切断加工を行う。
レーザ発振器4は、加工用レーザL1として、例えば赤外レーザ光を発生する。加工ヘッド2の内部には、照射光学系15が設けられ、照射光学系15は、レーザ発振器4で発生した加工用レーザL1を、ワークWに向けて案内することにより、ノズル11の出射口を通してワークWに照射する。照射光学系15は、光ファイバ16、コリメータ17、ビームスプリッタ18、及び集光レンズ19を備える。光ファイバ16は、その一端(光入射側の端部)がレーザ発振器4と接続され、その他端(光出射側の端部)が加工ヘッド2に接続される。レーザ発振器4からの加工用レーザL1は、光ファイバ16を介して加工ヘッド2に導入される。加工ヘッド2は、レーザ発振器4からの加工用レーザL1をワークWに照射する。
コリメータ17は、レーザ発振器4からの加工用レーザL1を平行光に変換するか、もしくは平行光に近づける。ビームスプリッタ18は、コリメータ17を通った加工用レーザL1が入射する位置に配置される。ビームスプリッタ18は、加工用レーザL1の少なくとも一部が反射し、かつワークWからの放出される光(以下、放出光と称する)の少なくとも一部が透過する特性を有する。ビームスプリッタ18は、例えばダイクロイックミラー、ハーフミラーなどである。ビームスプリッタ18は、コリメータ17の光軸17aに対して、約45°の角度で傾斜している。ビームスプリッタ18は、+Z側に向かうにつれて+X側に向かうように傾いている。
集光レンズ19は、ビームスプリッタ18からの加工用レーザL1が入射する位置に配置される。コリメータ17を通った加工用レーザL1は、ビームスプリッタ18で反射して光路がX方向からZ方向(−Z側)へ約90°折れ曲がり、集光レンズ19に入射する。集光レンズ19は、コリメータ17からの加工用レーザL1を集光する。ヘッド駆動部3の光学系駆動部13は、集光レンズ19を、集光レンズ19の光軸19aに沿って移動させることで、照射光学系15のワーク側の焦点を調整可能である。
撮像部5は、加工用レーザL1が照射されたワークWを、加工ヘッド2を介して撮像する。撮像部5は、撮像光学系21および撮像素子22を備える。撮像部5は、加工用レーザL1の照射によってワークWの側から加工ヘッド2へ放出される光(放出光)を、撮像光学系21を介して撮像素子22によって検出する。撮像光学系21は、加工ヘッド2のノズル11における光の出射口を介してワークWから加工ヘッド2内部に進入する光を撮像部5に案内する。撮像光学系21は、集光レンズ19、ビームスプリッタ18、ミラー23及び結像レンズ24を備える。撮像光学系21及び照射光学系15は、少なくとも一部の光学部品を共用している。図1において、撮像光学系21は、集光レンズ19、及びビームスプリッタ18が照射光学系15と共用であり、照射光学系15と同軸でワークWを観察することが可能である。
ピント調整部25は、制御部7に制御されて、撮像部5のピントを調整する。具体的には、撮像光学系21と撮像素子22との相対距離を撮像光学系の光路方向に変更することにより、撮像素子22のピント(結像レンズ24の結像点と撮像素子との光路方向の距離)を調整する。なお、上記相対距離の変更のために、ピント調整部25は、撮像光学系21と撮像素子22との少なくとも一方を移動させる。よって、ピント調整部25は、撮像光学系21の光学部品(結像レンズ24)のみを移動させてもよいし、撮像素子22のみを移動させてもよいし、あるいは双方を移動させてもよい。
また、光学系駆動部13が集光レンズ19を移動させることで結像レンズ24の結像点が変化しても、ピント調整部25が撮像部5のピントを調整することで加工状態を高精度に把握することが可能である。詳しくは、光学系駆動部13が、加工用レーザL1の照射スポットを調整するために集光レンズ19を移動させる場合、撮像光学系21と照射光学系15とで集光レンズ19が共用されているため、結像レンズ24の結像点が変化してしまう。これに対して、ピント調整部25が、光学系駆動部13によって変更された集光レンズ19の位置に応じて、撮像素子22のピントを調整し、高精度な撮像画像を維持することができる。従って、ワークを高精度にレーザ加工を行いつつ、ワークの加工状態をも高精度に把握できる。
ワークWからの放出光は、集光レンズ19を通ってビームスプリッタ18に入射する。放出光は、例えば、加工用レーザL1の照射による溶融金属から放射される光、プラズマに起因する光、及び加工用レーザL1のうちワークWで反射した光を含む。放出光は、その少なくとも一部がビームスプリッタ18を通って、ミラー23に入射する。ミラー23に入射した放出光は、ミラー23で反射して結像レンズ24に入射する。結像レンズ24は、ミラー23からの光を撮像素子22に集光する。結像レンズ24および集光レンズ19は、ワークWの像を撮像素子22に投影する。
撮像素子22は、例えばCCDあるいはCMOSのイメージセンサであり、撮像光学系21が形成した像を撮像する。撮像素子22には二次元的に配列された複数の画素が設けられ、各画素にはフォトダイオードなどの受光素子が設けられる。撮像素子22は、受光素子に光が入射することにより各画素に発生する電荷(信号)を順に読出し、この信号を増幅、A/D変換して画像形式に配列することで、撮像した画像(以下、撮像画像という)のデジタルデータ(以下、撮像画像データという)を生成する。撮像素子22は、生成した撮像画像データを画像処理部6に出力する。
画像処理部6は、撮像素子22と有線または無線によって通信可能に接続される。画像処理部6は、撮像素子22の制御部を兼ねている。画像処理部6は、制御部7と有線または無線によって通信可能に接続され、制御部7から撮像を実行する旨の指令を受け取る。画像処理部6は、制御部7からの指令に応じて、撮像素子22に撮像を実行させる。
画像処理部6は、ワークWの加工状態を示す情報を取得するために、撮像部5が撮像した画像から、レーザ光の照射位置を基準として特徴量を抽出する。画像処理部6は、撮像素子22から撮像画像データを取得し、撮像画像データを用いた画像処理によって加工状態に関する情報(特徴量)を生成する。画像処理部6は、撮像部5が撮像した撮像画像の一部または撮像画像を処理した画像の一部から、加工用レーザL1の照射位置を基準として特徴量を抽出する。撮像画像を処理した画像は、例えば、後の図4、図5に示す回転画像Im2、二値化画像Im3、特定画像Im4などである。画像処理部6が行う各処理については、後に図3から図5を参照して、より詳しく説明する。画像処理部6は、撮像画像から抽出した特徴量を制御部7へ供給する。
加工状態判定部8は、例えば制御部7に設けられ、画像処理部6から制御部7へ供給される特徴量を取得する。加工状態判定部8は、画像処理部6が抽出した特徴量と閾値とを比較して加工状態を判定する。
図2は、加工状態の説明図である。図2(A)は、適切な加工状態であり、図2(B)は不適切な加工状態である。ワークWは、加工ヘッド2から加工用レーザL1が入射する部分が溶融し、切断溝が形成される。加工ヘッド2は、ワークWにおいて加工用レーザL1が入射する部分の周囲にアシストガスを吹き出しており、溶融金属Mは、加工ヘッド2から吹き出されるアシストガスによって切断溝から下方へ排出される。
図2(A)のように、加工状態が適切な場合、溶融金属Mは、加工ヘッド2の移動方向に対して後方側へ向かいつつワークWの下方へ流れる。図2(B)のように、加工状態が不適切な場合、溶融金属Mは、図2(A)よりも拡散してワークWの下方へ流れる場合がある。また、ワークW上の溶融金属(図示せず)についても加工状態によって異なり、不適切な加工状態では溶融金属が切断溝からあふれて、ワークW上に広がる場合がある。図2(A)、図2(B)のような加工状態の違いは、画像処理部6が抽出する特徴量に現れる。上記の加工状態判定部8は、特徴量を閾値と比較することで、例えば、加工状態が適切であるか否かを判定する。
なお、加工状態判定部8は、特徴量の値に応じて、加工状態が適切であるレベル、あるいは不適切であるレベルを3以上の段階に区別して評価することができる。例えば、加工状態判定部8は、加工状態を「最適」、「適切」、「不適切」の3段階で評価してもよい。また、加工状態判定部8は、加工状態が適切であるレベルを、1、2、3、・・・のように数値化して表してもよい。
図3は、本実施形態に係る画像処理部(画像処理装置)を示す図である。画像処理部6は、画像回転部31、二値化部32、領域特定部33、及び特徴量抽出部34を備える。以下の説明において、図4および図5を適宜参照する。図4は、画像回転部の処理を示す図である。図5は、二値化部、領域特定部、特徴量抽出部の処理を示す図である。
図3に示すように、画像処理部6は、ワークWにおいて加工用レーザL1が照射される位置(照射位置)の情報を用いて画像処理を行う。照射位置は、加工用レーザL1の中心の位置である。撮像画像上の照射位置は、例えば、撮像画像に写っている加工用レーザL1の光強度分布の重心位置である。このような照射位置は、例えば、ワークWと加工ヘッド2とを相対移動させずに、加工ヘッド2から加工用レーザL1を照射させてワークWを溶融させ、この状態で撮像素子22が撮像し、その撮像画像の輝度分布から求めることができる。照射位置の取得は、切断加工の開始時にピアス穴を形成する際に行われてもよい。
また、撮像画像における照射位置は、例えば、図1の撮像素子22の受光面において結像レンズ24(撮像光学系21)の光軸24aと交わる位置としてもよい。また、加工用レーザL1が加工ヘッド2の出射口の中心を通るように設定しておき、撮像画像上の照射位置は、撮像画像において出射口の中心に相当する位置としてもよい。照射位置の情報は、例えば図1の記憶部9に記憶されており、制御部7は、記憶部9から照射位置の情報を読出して、照射位置の情報を画像処理部6に供給する。なお、照射位置の情報は、画像処理部6の記憶部(図示せず)が記憶してもよく、この場合、制御部7は画像処理部6に照射位置の情報を供給しなくてもよい。
画像回転部31は、画像において加工ヘッド2及びワークWが相対移動する相対移動方向が基準方向になるように、レーザ光の照射位置を中心に画像を回転させる。相対移動方向は、レーザ加工による切断溝(加工方向)に平行な方向である。制御部7は、加工ヘッド2とワークWとの相対移動を制御しており、相対移動方向の情報を保持している。画像回転部31は、制御部7から相対移動方向の情報を取得し、画像を回転させる角度を決定する。
図4において、基準方向は、予め定められた方向であり、例えば撮像画像Im1において画素が配列される方向(例、水平走査方向、垂直走査方向)である。また、相対移動方向、及び撮像画像Im1における照射位置LPは、制御部7から供給される情報(図3参照)によって既知である。画像回転部31は、基準方向の単位ベクトルと、相対移動方向の単位ベクトルとの内積を算出し、基準方向と相対移動方向とのなす角度(回転角)を算出する。画像回転部31は、上記の算出結果を、撮像画像Im1を回転させる角度(回転角)として決定する。そして、画像回転部31は、照射位置LPを中心として撮像画像Im1を上記の回転角だけ回転させることによって、図4(B)に示すような回転画像Im2を生成する。
図3に示すように、画像回転部31は、回転画像のデータを二値化部32に供給する。二値化部32は、画像を二値化し、その処理結果として二値化した画像(以下、二値化画像という)のデータを領域特定部33に供給する。二値化部32は、回転画像の各画素値を閾値と比較し、画素値が閾値以上の画素を「白」で表し、画素値が閾値未満の画素を「黒」で表して、二値化画像を生成する。このような二値化画像は、島状の「白」の領域が離散的に表れる場合がある。
例えば、図5(A)の二値化画像Im3は、島状の領域AR1〜AR4を含む。二値化画像Im3において、領域AR1〜AR4はそれぞれ「白」の領域であり、その他の領域は「黒」である。図3の領域特定部33は、二値化画像Im3から加工用レーザの照射位置LPを含む領域AR1(以下、特定領域という)を特定(選択、決定、抽出)する。領域特定部33は、特定領域AR1の情報を特徴量抽出部34に供給する。特定領域AR1の情報は、例えば、特定領域AR1以外の領域AR2〜AR4を「黒」で置き換えた特定画像のデータである。
図3の特徴量抽出部34は、領域特定部33が特定した領域に基づいて、特徴量を抽出する。例えば、特徴量抽出部34は、特定領域AR1から特徴量を抽出する。すなわち、特定領域AR1は、特徴量を抽出する対象の領域である。特徴量抽出部34は、特徴量として、例えば図5(B)に示す特定領域AR1の寸法を抽出する。図5において、「幅方向」は、「相対移動方向」に垂直な方向であり、切断溝の幅方向に相当する。特徴量抽出部34は、特定画像Im4において、例えば、加工用レーザの照射位置LPを基準(例、原点)とする相対移動方向および幅方向の座標系を設定し、特定領域AR1の各種寸法を抽出する。
例えば、特徴量抽出部34は、相対移動方向における特定領域AR1の寸法X1(長さ)、幅方向における特定領域AR1の寸法Y1(幅)を抽出する。また、特徴量抽出部34は、相対移動方向において、照射位置LPに対して前方側の部分(ヘッド部HD)の寸法X2(長さ)を抽出する。また、特徴量抽出部34は、ヘッド部HDの幅方向における寸法Y2を抽出する。また、特徴量抽出部34は、相対移動方向において、特定領域AR1の寸法X1からヘッド部HDの寸法X2を差し引いた寸法を抽出する。
また、特徴量抽出部34は、上記のような特定領域AR1の各部の寸法を用いた四則演算を行い、その算出結果を特徴量とする。四則演算は、和、差、積、及び商のうち1つのみを行う演算でもよいし、和、差、積、及び商のうち2つ以上を行う演算でもよい。例えば、特徴量抽出部34は、特定領域AR1の各部について相対移動方向の寸法と幅方向の寸法との和、差、積、及び商の少なくとも一つを特徴量として算出する。また、特徴量抽出部34は、特定領域AR1の各部の寸法を変数とする関数で特徴量を算出してもよい。この関数は、線形の関数でもよいし、非線形の関数でもよい。
なお、特徴量抽出部34は、二値化された画像から領域特定部33が特定した領域から特徴量を抽出する代わりに、二値化される前の画像から特徴量を抽出してもよい。例えば、特徴量抽出部34は、二値化された画像(図4(B)参照)から領域特定部33が特定した領域に基づいて、特徴量を抽出すべき画像の範囲を決定し、二値化される前の画像において上記の決定した範囲から特徴量を抽出してもよい。
図3に示すように、特徴量抽出部34は、抽出した特徴量を制御部7に供給し、加工状態判定部8は、この特徴量と閾値との比較によって、加工状態を判定する。上記の特徴量の項目は、例えば図2に示した適切な加工状態と不適切な加工状態とを区別できるように、適宜選択され、1つでもよいし、2つ以上でもよい。なお、レーザ加工機1は、加工状態判定部8を備えなくてもよい。例えば、特徴量抽出部34は、特徴量を表示部などに表示し、オペレータは、表示された特徴量を参酌して加工状態を判定してもよい。また、レーザ加工機1は、加工状態の良否を判定する代わりに、特徴量を用いたフィードバック制御などによって加工条件を調整してもよい。
次に、上述のレーザ加工機1の構成に基づき、実施形態に係るレーザ加工方法を説明する。図6は、実施形態に係るレーザ加工方法を示すフローチャートである。ここでは、レーザ加工方法のうち加工状態の判定方法を中心に説明する。また、レーザ加工機1の各部については図1を適宜参照し、画像処理部6の各部については図3を適宜参照する。
図1の撮像部5は、加工ヘッド2から加工用レーザL1が照射された状態で、加工ヘッド2を介してワークWを撮像する。ステップS1において、画像処理部6は、撮像部5による撮像画像に対する前処理として、画像の切り出し、ノイズ除去を行う。例えば、画像処理部6は、撮像画像の中央部を切り出し、切り出した画像に対してメディアンフィルタ等によりノイズ除去を行って、処理後の画像を後の画像処理に用いる。
ステップS2において、画像処理部6は、加工用レーザL1の照射位置および相対移動方向を取得する。例えば、画像処理部6は、制御部7から照射位置の情報および相対移動方向の情報を取得する。ステップS3において、画像処理部6の画像回転部31は、ステップS2で取得した照射位置の情報および相対移動方向の情報を用いて、照射位置を中心に画像を回転させる(図4参照)。ステップS4において、画像処理部6の二値化部32は、画像回転部31が処理した画像を二値化する(図5(A)参照)。ステップS5において、画像処理部6の領域特定部33は、ステップS2で取得した照射位置の情報を用いて、二値化画像Im3(図5(A)参照)から照射位置LPが含まれる特定領域AR1を特定する。
ステップS6において、特徴量抽出部34は、領域特定部33が特定した特定領域AR1から特徴量を抽出する(図5(B)参照)。例えば、特徴量抽出部34は、特定領域AR1の各部の寸法を抽出し、抽出した寸法を用いた四則演算を行う。特徴量抽出部34は、特定領域AR1の各部の寸法、および上記の四則演算の結果の少なくとも一部を特徴量とする。ステップS7において、制御部7の加工状態判定部8は、ステップS6において特徴量抽出部34が抽出した特徴量を閾値と比較して、加工状態を判定する。制御部7は、例えば、ステップS7の判定結果を用いて加工条件を調整し、調整された加工条件でレーザ加工を実行させる。なお、制御部7は、ステップS7の判定結果を用いたフィードバック制御(加工条件の調整)を行わなくてもよく、例えば、上記のステップS1からステップS7の処理は、検査として行われてもよい。
なお、ステップS3からステップS5の処理の順番は、適宜変更可能である。例えば、二値化部32は、回転させる前の画像に対して二値化処理を行い、画像回転部31は、二値化された画像を回転させてもよい。また、領域特定部33は、回転前の二値化された画像から領域を特定し、画像回転部31は、特定された領域を回転させてもよい。また、画像処理部6は、画像回転部31を備えなくてもよく、特徴量抽出部34は、回転されていない画像から特徴量を抽出してもよい。また、画像処理部6は、二値化部32を備えなくてもよいし、領域特定部33を備えなくてもよい。また、本実施形態において、加工状態判定部8は、制御部7に設けられるが、制御部7以外の部分(例、画像処理部6)に設けられてもよい。
[第2実施形態]
第2実施形態について説明する。本実施形態において、上述の実施形態と同様の構成については、同じ符号を付してその説明を省略あるいは簡略化する。本実施形態において、レーザ加工機1は、照明光源41、及び照明光学系42を備える。照明光源41は、照明光L2として、加工用レーザL1と波長が異なる光(例、可視光)を発する。照明光学系42は、加工ヘッド2の内部に設けられる。照明光学系42は、照明光源41で発生した照明光L2を、ワークWに向けて案内することにより、ノズル11の出射口を通してワークWに照射する。
照明光学系42は、コリメータ43、ハーフミラー44、ビームスプリッタ18、及び集光レンズ19を備える。ここでは、照明光学系42は、ビームスプリッタ18および集光レンズ19が照射光学系15と共用であり、集光レンズ19を介して落射照明する。照明光学系42の光出射側の光軸は、照射光学系15の出射側の光軸と同軸であり、照明光L2は、加工用レーザL1と同じ光路(加工用レーザL1と共通する一部の光路)を通ってワークWに照射される。
コリメータ43は、照明光源41から照明光L2が入射する位置に配置される。コリメータ43は、照明光源41からの照明光L2を平行光に変換するか、もしくは平行光に近づける。照明光学系42の焦点をワークの対象位置に合わせる場合、コリメータ43は、例えば、その焦点が照明光源41の位置と一致するように配置される。ハーフミラー44は、コリメータ43を通った照明光L2が入射する位置に配置される。ハーフミラー44は、照明光L2の一部が反射し、一部が透過する特性を有する反射透過部材である。
コリメータ43を通った照明光L2の一部は、ハーフミラー44で反射して光路がX方向からZ方向(−Z側)へ約90°折れ曲がり、ビームスプリッタ18に入射する。集光レンズ19は、ビームスプリッタ18から照明光L2が入射する位置に配置される。集光レンズ19は、ビームスプリッタ18からの加工用レーザL1を集光する。照明光L2の照射によってワークWから放射される放出光は、図1で説明した加工用レーザL1に起因する放出光と同じ光路を通って、撮像素子22に像を結ぶ。撮像部5は、照明光L2がワークWに照射された状態でワークWを撮像する。画像処理部6は、この撮像画像に対してエッジ検出等の画像処理を行うことによって切断溝のエッジを検出し、切断溝に沿う方向を相対移動方向として特定する。本実施形態において、画像処理部6の画像回転部31(図3参照)は、制御部7から相対移動方向の情報を受ける代わりに、上記の処理で特定された相対移動方向を用いて画像を回転させる。
上述の実施形態において、制御部7は、例えばコンピュータシステムを含む。制御部7は、記憶部9に記憶されているプログラムを読み出し、このプログラムに従って各種の処理を実行する。このプログラムは、加工用のレーザ光を発生するレーザ発振器と、レーザ発振器からのレーザ光を、加工ヘッドを介してワークに照射する加工ヘッドと、レーザ光が照射されたワークを、加工ヘッドを介して撮像する撮像部と、を備えるレーザ加工機のコンピュータに実装される画像処理プログラムであって、コンピュータに、ワークの加工状態を示す情報を取得するために、撮像部が撮像した画像から、レーザ光の照射位置を基準として特徴量を抽出することを実行させる。この画像処理プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記録されて提供されてもよい。
上述の実施形態において、画像処理装置(画像処理部6)は、加工用のレーザ光を発生するレーザ発振器と、レーザ発振器からのレーザ光をワークに照射する加工ヘッドと、レーザ光が照射されたワークを、加工ヘッドを介して撮像する撮像部と、を備えるレーザ加工機の画像処理装置であって、ワークの加工状態を示す情報を取得するために、撮像部が撮像した画像から、レーザ光の照射位置を基準として特徴量を抽出する。
なお、本発明の技術範囲は、上述の実施形態などで説明した態様に限定されるものではない。上述の実施形態などで説明した要件の1つ以上は、省略されることがある。また、上述の実施形態などで説明した要件は、適宜組み合わせることができる。また、法令で許容される限りにおいて、上述の実施形態などで引用した全ての文献の開示を援用して本文の記載の一部とする。
1・・・レーザ加工機
2・・・加工ヘッド
4・・・レーザ発振器
5・・・撮像部
6・・・画像処理部
7・・・制御部
8・・・加工状態判定部
9・・・記憶部
W・・・ワーク
31・・・画像回転部
32・・・二値化部
33・・・領域特定部
34・・・特徴量抽出部
X1、X2、Y1、Y2・・・寸法(特徴量)

Claims (7)

  1. 加工用のレーザ光を発生するレーザ発振器と、
    前記レーザ発振器からの前記レーザ光をワークに照射する加工ヘッドと、
    前記レーザ光が照射された前記ワークを、前記加工ヘッドを介して撮像する撮像部と、
    前記ワークの加工状態を示す情報を取得するために、前記撮像部が撮像した画像から、前記レーザ光の照射位置を基準として特徴量を抽出する画像処理部と、を備えるレーザ加工機。
  2. 前記加工ヘッドは、前記ワークに平行な方向において、前記ワークと相対移動し、
    前記画像において前記加工ヘッド及び前記ワークが相対移動する相対移動方向が基準方向になるように、前記レーザ光の照射位置を中心に前記画像を回転させる画像回転部を備える請求項1に記載のレーザ加工機。
  3. 前記加工ヘッドと前記ワークとの相対移動を制御する制御部を備え、
    前記画像回転部は、前記制御部から前記相対移動方向を取得し、前記画像を回転させる角度を決定する、請求項2に記載のレーザ加工機。
  4. 前記画像を二値化する二値化部と、
    前記二値化部が二値化した前記画像から、前記レーザ光の照射位置を含む領域を特定する領域特定部と、を備え、
    前記画像処理部は、前記領域特定部が特定した前記領域に基づいて、前記特徴量を抽出する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のレーザ加工機。
  5. 前記加工ヘッドの内部に設けられるとともに、前記加工ヘッドの出射口を介して前記ワークに照射するように前記レーザ光を案内する照射光学系と、
    前記出射口を介して前記ワークから加工ヘッド内部に進入する光を前記撮像部に案内する撮像光学系と、を備え、
    前記撮像光学系及び前記照射光学系は、少なくとも一部の光学部品を共用している、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のレーザ加工機。
  6. 前記撮像光学系及び前記照射光学系が共用している光学部品を光路方向に駆動させる光学系駆動部と、
    前記撮像光学系と前記撮像部との相対距離を変更することにより、前記撮像部のピントを調整するピント調整部と、を備え、
    前記光学系駆動部が前記光学部品を駆動した場合、前記ピント調整部が前記撮像部のピントを調整する、請求項5に記載のレーザ加工機。
  7. 加工用のレーザ光を発生することと、
    前記レーザ光を加工ヘッドからワークに照射することと、
    前記レーザ光が照射された前記ワークを、前記加工ヘッドを介して撮像することと、
    前記ワークの加工状態を示す情報を取得するために、前記撮像された画像から、前記レーザ光の照射位置を基準として特徴量を抽出することと、を含むレーザ加工方法。
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