JP2018037708A - 通信装置、情報生成装置、通信方法及び情報生成方法 - Google Patents
通信装置、情報生成装置、通信方法及び情報生成方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】通信量を抑制しつつ、自装置周辺の移動体に関連する、他装置の利用者にとって有用な情報を効率的に送信する。【解決手段】通信装置700において、取得部710が、自装置の位置に依存しない予め定められた基準に従い、自装置の周辺領域を複数の区画領域に区画した区画結果と、自装置位置とを取得する。また、受信部920が、近距離無線通信規格に従って、他装置の位置を含む他装置情報を受信する。そして、生成部720が、他装置情報及び区画結果に基づき、他装置が位置する区画領域を識別可能であり、区画属性が符号化された区画領域情報を連長圧縮した連長圧縮情報を生成する。こうして生成された連長圧縮情報及び自装置位置を含む複合情報が、近距離無線通信規格に従って、送信部730から外部へ送信される。【選択図】図1
Description
本発明は、通信装置、情報生成装置、通信方法、情報生成方法、通信プログラム及び情報生成プログラム、並びに、当該通信プログラムが記録された記録媒体、及び、当該情報生成プログラムが記録された記録媒体に関する。
従来から、無線LAN通信を利用した通信が、アクセスポイント(AP)装置と端末装置との間や、端末装置と端末装置との間で行われている。こうした無線LAN通信では、多くの場合に、無線LAN通信装置間で位置情報の交換が行われている。
こうした位置情報の交換に際しては、例えば、無線LAN通信の場合に、情報内容を自由に定義できるサービスセット識別子(SSID)に、無線LAN通信装置の自装置位置の測位結果を反映した情報を含めて送信する技術が知られている(特許文献1参照:以下、「従来例」と呼ぶ)。この従来例の技術では、車両等の移動体に搭載される無線LAN装置間で無線LAN通信(いわゆる「車々間通信」等)を行って、それぞれの装置が把握している移動体位置をマルチホップ方式で通知するようにしている。このため、従来例の技術によれば、一の無線LAN装置は、直接的な無線LAN通信が可能な範囲の最大4倍の面積の範囲内に存在する他の無線LAN装置のそれぞれの位置(他の無線LAN装置が配置された移動体のそれぞれの位置)を把握できるようになっている。
なお、従来例の技術では、自装置の絶対位置情報(緯度及び経度の情報)と、自装置に対する他装置の相対位置情報とを含む複合位置情報をSSIDに含ませるようにすることにより、1回のSSIDの送信で、1m程度の誤差で各装置の位置特定が可能な、自装置の絶対位置情報と、最大6台の他装置の相対位置情報を送信できるようになっている。
上述した従来例の技術では、1回のSSIDの送信で報知できる他装置の位置情報の数は、最大6台となっている。しかしながら、自装置にとって直接的な近距離無線通信が可能な範囲に存在する他装置の数が、多くの場合に6台を大きく超える事態が発生することが予想される。こうした事態が発生すると、多数回のSSIDの送信を、位置情報の送信のために行うことになってしまう。
ところで、自装置の利用者にとっては、自装置に近い範囲(直接的な近距離無線通信が可能な範囲)に存在する他装置のそれぞれについては、精度の良い位置情報を把握できることが好ましい。しかしながら、自装置の利用者にとっては、自装置から遠い範囲(直接的な近距離無線通信ができない)に存在する他装置のそれぞれについては、精度の良い他装置の位置情報を把握することは必須ではない。
このため、通信量を抑制しつつ、自装置周辺の移動体に関連する、他装置の利用者にとって有用な情報を効率的に送信できるとともに、自装置周辺における移動体に関連する情報を、自装置の利用者にとっての有用性に応じて提示できる技術が望まれている。かかる要請に応えることが、本発明が解決すべき課題の一つとして挙げられる。
請求項1に記載の発明は、自装置位置と、前記自装置位置に依存しない基準に従い、自装置の周辺領域に順番が定義された複数の区画領域に区画した区画結果とを取得する取得部と;他装置の位置を含む他装置情報を近距離無線通信により受信する受信部と;前記他装置情報及び前記区画結果に基づき、前記他装置が位置する区画領域を識別可能であり、区画属性が符号化された区画領域情報を連長圧縮した連長圧縮情報を生成する生成部と;前記自装置位置及び前記連長圧縮情報を含む複合情報を外部へ送信する送信部と;を備える通信装置である。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の通信装置から送信された複合情報を受信する受信部と;前記受信部が受信した複合情報に基づき、前記近距離無線通信の直接的な受信範囲よりも広い範囲内における移動体の状況を示すマップ情報を生成するマップ情報生成部と;前記マップ情報を表示する表示部と;備える情報生成装置である。
請求項8に記載の発明は、取得部と;受信部と;生成部と;送信部とを備える通信装置で使用される通信方法であって、自装置位置と、前記自装置位置に依存しない基準に従い、自装置の周辺領域に順番が定義された複数の区画領域に区画した区画結果とを、前記取得部が取得する取得工程と;前記受信部が、他装置の位置を含む他装置情報を近距離無線通信により受信する受信工程と;前記生成部が、前記他装置情報及び前記区画結果に基づき、前記他装置が位置する区画領域を識別可能であり、区画属性が符号化された区画領域情報を連長圧縮した連長圧縮情報を生成する生成工程と;前記送信部が、前記自装置位置及び前記連長圧縮情報を含む複合情報を外部へ送信する送信工程と;を備える通信方法である。
請求項9に記載の発明は、受信部と;マップ情報生成部と;表示部と;を備える情報生成装置で使用される情報生成方法であって、前記受信部が、請求項1〜5のいずれか一項に記載の通信装置から送信された前記複合情報を受信する受信工程と;前記マップ情報生成部が、前記受信工程において受信した前記複合情報に基づき、前記近距離無線通信の直接的な受信範囲よりも広い範囲内における移動体の状況を示すマップ情報を生成するマップ情報生成工程と;前記表示部が、前記マップ情報を表示する表示工程と;を備えることを特徴とする情報生成方法である。
請求項10に記載の発明は、通信装置が備えるコンピュータに、請求項8に記載の通信方法を実行させる、ことを特徴とする通信プログラムである。
請求項11に記載の発明は、情報生成装置が備えるコンピュータに、請求項9に記載の情報生成方法を実行させる、ことを特徴とする情報生成プログラムである。
請求項12に記載の発明は、通信装置が有するコンピュータにより読み取り可能に、請求項10に記載の通信プログラムが記録されている、ことを特徴とする記録媒体である。
請求項13に記載の発明は、情報生成装置が有するコンピュータにより読み取り可能に、請求項11に記載の情報生成プログラムが記録されている、ことを特徴とする記録媒体である。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図5を参照して説明する。なお、以下の説明及び図面においては、同一又は同等の要素については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[構成]
図1には、一実施形態に係る通信装置700及び情報生成装置800の構成が示されている。この図1に示されるように、通信装置700及び情報生成装置800は、車両、人等の移動体MVに配置されている。
図1には、一実施形態に係る通信装置700及び情報生成装置800の構成が示されている。この図1に示されるように、通信装置700及び情報生成装置800は、車両、人等の移動体MVに配置されている。
なお、以下の説明においては、通信装置700と情報生成装置800とを合わせて、「自装置」と呼ぶものとする。
上記の通信装置700は、位置検出部600と接続されている。この位置検出部600は、GPS測位機能を有している。位置検出部600による測位結果である自装置位置(緯度,経度)は、定期的に通信装置700へ送られる。
また、通信装置700は、車両、人等の他の移動体に配置され、自装置と同様に構成されている装置(以下、「他装置」という)と、所定の近距離無線通信規格に従った近距離無線通信が可能となっている。なお、通信装置700及び他装置は、複合情報SSIDを同報送信するようになっている。ここで、所定の近距離無線通信規格では、複合情報SSIDにおいて使用可能な文字の種類は、92種となっている。
かかる複合情報SSIDは、図2に示されるように、32文字から構成される。ここで、文字のそれぞれは、複合情報SSIDで使用可能な92種の文字のいずれかとなっている。そして、かかる複合情報SSIDは、3文字で表現されたヘッダ、13文字で表現された自(又は他)装置情報、及び、16文字で表現された区画領域情報を含んでいる。ここで、自(又は他)装置情報は、12文字で表現された自(又は他)装置位置と、1文字で表現された区画ステータスとから構成されている。
上記のヘッダは、複合情報SSIDであることを示す予め定められた文字パターンに設定されている。
上記の自(他)装置位置は、「緯度」及び「経度」から構成されている。「緯度」は、北緯/南緯(N/S)の識別情報と、10進数表現の小数第6位までの数値とから構成されている。また、「経度」は、東経/西経の識別情報と、10進数表現の小数第6位までの数値とから構成されている。このため、自(他)装置位置は、92進数表現による12文字表現となっている。
なお、「緯度」及び「経度」が、10進数表現の小数第6位までの数値で把握できれば、自(他)装置位置を1m程度の誤差で特定が可能となっている。
上記の区画ステータスは、本実施形態では、後述するように、10進数表現で「2」,「3」,「5」,「9」の4種類のいずれかで表現される。このため、区画ステータスは、92進数表現による1文字表現となっている。
上記の区画領域情報には、後述する取得部710により抽出された複数の区画領域のそれぞれに関する区画属性情報が含まれている。また、区画領域情報には、その区画領域情報と統合されるべき後続の区画領域情報の有無の情報も含まれている。なお、区画属性情報の詳細については、後述する。
上記の情報生成装置800は、車両、人等の他の移動体に配置された他装置から同報送信された複合情報SSIDを受信可能となっている。
<通信装置700の構成>
次に、通信装置700の構成について説明する。
次に、通信装置700の構成について説明する。
図1に示されるように、通信装置700は、記憶部910と、取得部710とを備えている。また、通信装置700は、受信部920と、生成部720と、送信部730とを備えている。なお、記憶部910及び受信部920は、情報生成装置800との共用資源となっている。
上記の記憶部910には、通信装置700及び情報生成装置800において利用される様々な情報が記憶される。なお、通信装置700においては、取得部710及び生成部720が、記憶部910にアクセス可能となっている。なお、情報生成装置800では、マップ情報生成部810が、記憶部910にアクセス可能となっている。
上記の取得部710は、位置検出部600から送られた自装置位置を受ける。そして、取得部710は、記憶部910内における自装置位置を、新たに受けた自装置位置に更新する。
ここで、位置検出部600から送られる自装置位置は、「緯度」及び「経度」から構成されている。「緯度」は、北緯/南緯(N/S)の識別情報と、10進数表現の小数第6位までの数値とから構成されている。また、「経度」は、東経/西経の識別情報と、10進数表現の小数第6位までの数値とから構成されている。そして、取得部710は、位置検出部600から送られた自装置位置を、10進数表現のままで記憶部910内に格納する。
また、取得部710は、新たに受けた自装置位置を受けるたびに、当該自装置位置に基づいて、通信装置700の周辺領域(すなわち、移動体MVの周辺領域)を複数の区画領域に区画する。そして、取得部710は、区画結果を記憶部910に格納する。
ここで、取得部710は、自装置位置に依存しない基準、すなわち、緯度及び経度に基づく基準で区画を行う。本実施形態では、図3に示されるように、緯度及び経度に基づく基準として、緯度値の小数点以下の値が「0」の緯度線、及び、経度値の小数以下の値が「0」の経線が必ず区画境界とされ、予め定められた緯度差Δφ(=1/N)°)(ここで、N=103:Δθ及びΔφが、赤道付近で約110[m]に相当)及び経度差Δθ(=Δφ)を南北幅及び東西幅とする基準が採用されている。なお、緯度差Δφ及び経度差Δθは、他装置の利用者にとって、精度が低くても有用な移動体の存在状況や特記情報を把握したい位置精度とするという観点から、実験、シミュレーション、経験等に基づいて、予め定められる。
また、取得部710は、上述した基準によって区画された区画領域のうちで、図4に示されるように、自装置位置(CP)を中心として、直接的な近距離無線通信が可能な距離RC以下の半径R0の円C0内に存在する複数の区画領域SAを抽出する。そして、取得部710は、抽出された複数の区画領域SAのうち、自装置位置が属する区画領域を除いて、例えば、図4に示されるような順番で番号を付与する。こうした番号付与の方式は、他装置と共通となっている。
なお、半径R0としては、他装置において生成される後述のマップ情報により、他装置の利用者にとって、精度が低くても有用な移動体の存在状況や特記情報を把握したい領域範囲の情報を提供するという観点から、実験、シミュレーション、経験等に基づいて、予め定められる。
上記の受信部920は、所定の近距離無線通信規格に従って他装置から同報送信された、他装置情報を含む複合情報SSIDを受信する。そして、受信部920は、当該複合情報SSIDに含まれる他装置情報を生成部720へ送る。なお、受信部920は、当該複合情報SSIDに含まれる区画領域情報を、情報生成装置800における後述のマップ情報生成部810へ送るようになっている。
当該他装置情報には、上述したように、複合情報SSIDを送信した他装置位置に加えて、当該他装置が位置する区画領域に関する区画ステータスが含まれている。ここで、当該区画ステータスは、当該他装置が配置された移動体の種類情報、又は、当該他装置が存在する区画領域に関する特記情報が含まれている。本実施形態では、移動体の種類は、歩行者、救急車やパトカー等の緊急車両、及び、緊急車両以外の車両(以下、「通常車両」という)の3種類となっている。また、本実施形態では、特記情報として、土砂崩れ有等の災害発生の1種類としている。そして、本実施形態では、特記情報がある場合には、「特記情報有」が区画ステータスとされ、特記情報が無い場合には、「移動体の種類」が区画ステータスとされるようになっている。
このため、本実施形態では、区画ステータスを1桁の10進数で表現できるようになっている。ここで、本実施形態では、移動体が歩行者であることを「2」で、移動体が通常車両であることを「3」で、移動体が緊急車両であることを「5」で、特記情報有を「9」で表現するようになっている。
なお、他装置では、当該他装置が備える入力部を利用して、他装置が配置された移動体の種類情報、及び、特記情報の有無を指定できるようになっている。
上記の生成部720は、取得部710により新たな区画がなされるたびに、新たな自装置情報、及び、区画領域情報を生成する。ここで、自装置情報には、最新の自装置位置に加えて、上述した他装置情報の場合と同様に表現された区画ステータスが含まれている。なお、区画ステータスは、不図示の入力部を介して利用者により指定された移動体MVの種類情報、又は、自装置位置が属する区画領域に関する特記情報に基づいて決定される。
また、生成部720は、受信部920から送られた他装置情報を受ける。そして、生成部720は、当該他装置情報を、受信時刻と関連付けて、記憶部910内に格納する。
また、生成部720は、記憶部910内に記憶されている他装置情報のうち、受信時刻からの経過時間が第1所定時間以上の他装置情報を消去する。ここで、第1所定時間は、周囲の他移動体の移動を考慮したうえでの他移動体の位置の信頼性に基づいて、実験、シミュレーション、経験等に基づいて、予め定められる。
また、生成部720は、取得部710により新たな区画がなされるたびに、記憶部910内に記憶されている他装置情報に基づいて、当該他装置が位置する区画領域を識別可能な区画領域情報を決定する。そして、生成部720は、決定された区画領域情報と、上述の自装置情報とを含む複合情報を生成する。こうして生成された複合情報は、送信部730へ送られる。
ここで、区画領域情報は、取得部710により抽出された複数の区画領域のそれぞれに関する区画属性情報から構成されている。かかる区画属性情報は、区画領域ごとの、移動体の不存在、存在する少なくとも1つの移動体の種別情報、及び、特記情報のいずれかを示す情報となっている。
なお、区画領域情報の生成処理については、後述する。
上記の送信部730は、生成部720から送られた複合情報を受ける。そして、送信部730は、当該複合情報を、所定の近距離無線通信規格に従った複合情報SSIDに含めて同報送信する。
<情報生成装置800の構成>
次に、上記の情報生成装置800の構成について説明する。
次に、上記の情報生成装置800の構成について説明する。
図1に示されるように、上述したように、記憶部910及び受信部920を備えている。また、情報生成装置800は、マップ情報生成部810と、表示部820とを備えている。
上記のマップ情報生成部810は、受信部920から送られた区画領域情報を受ける。そして、マップ情報生成部810は、当該区画領域情報を、受信時刻と関連付けて、記憶部910内に格納する。また、マップ情報生成部810は、記憶部910内に記憶されている区画領域情報のうち、受信時刻からの経過時間が第2所定保持時間以下の区画領域情報を消去する。ここで、「第2所定時間」は、マップ情報生成部810による利用有効性があるか否かの観点から、実験、シミュレーション、経験等に基づいて、予め定められる。
また、マップ情報生成部810は、記憶部910内に記憶されている区画領域情報に基づいて、近距離無線通信が直接的に可能な範囲よりも広い範囲内における移動体の状況を示すマップ情報を生成する。そして、マップ情報生成部810は、マップ情報を表示するための表示データを生成する。こうして生成された表示データは、表示部820へ送られる。
マップ情報は、図5に示される近距離無線通信が直接的に可能な円CC内範囲よりも広い範囲内における複数の区画領域SAのそれぞれに関する区画属性情報の集合となっている。ここで、図5には、マップ情報を構成する区画属性情報に対応する区画領域の最大構成が示されている。
なお、マップ情報の生成処理については、後述する。
本実施形態では、情報生成装置800では、記憶部910内に記憶されている他装置情報に基づいて、直接的な近距離無線通信が可能な範囲内における移動体の位置を1[m]程度の精度で示す情報を、マップ情報とは別途に生成し、利用者に提示するようになっている。
上記の表示部820は、マップ情報生成部810から送られた表示データを受ける。そして、表示部820は、当該表示データに対応する画像を表示する。
[動作]
次に、上記のように構成された通信装置700及び情報生成装置800の動作について、通信装置700における複合情報の生成処理、及び、情報生成装置800におけるマップ情報の生成処理に主に着目して説明する。
次に、上記のように構成された通信装置700及び情報生成装置800の動作について、通信装置700における複合情報の生成処理、及び、情報生成装置800におけるマップ情報の生成処理に主に着目して説明する。
<複合情報の生成処理>
まず、複合情報の生成処理について説明する。この複合情報の生成処理には、自装置情報の生成処理及び区画領域情報の生成処理が含まれている。
まず、複合情報の生成処理について説明する。この複合情報の生成処理には、自装置情報の生成処理及び区画領域情報の生成処理が含まれている。
なお、記憶部910内には、最新に位置検出部600から送られた自装置位置、及び、取得部710による最新の区画結果情報、並びに、他装置から同報送信され、受信時刻からの経過時間が第1所定時間以下の他装置情報が記憶されているものとする。また、入力部を介して、通信装置700が配置された移動体MVの種別情報が指定されているものとする。さらに、入力部を介して、自装置位置が属する区画領域に関する特記事項の有無が指定されているものとする。
《自装置情報の生成処理》
自装置情報の生成処理に際して、生成部720は、まず、記憶部910から、10進数表現された自装置位置を読み取る。引き続き、生成部720は、読み取られた自装置位置を92進数表現に変換する。
自装置情報の生成処理に際して、生成部720は、まず、記憶部910から、10進数表現された自装置位置を読み取る。引き続き、生成部720は、読み取られた自装置位置を92進数表現に変換する。
次に、生成部720は、特記情報有り指定がなされているか否かを判定する。この判定の結果が肯定的であった場合には、生成部720は、「特記情報有」に対応する10進数表現の「9」を区画ステータスに決定する。また、特記情報の指定がなされているか否かの判定の結果が否定的であった場合には、生成部720は、「移動体MVの種別情報」に対応する10進数表現の「2」,「3」,「5」のいずれかを区画ステータスに決定する。
次いで、生成部720は、決定された区画ステータスの10進数表現を、そのまま92進数表現として採用する。そして、生成部720は、92進数表現の自装置位置と、92進数表現の区画ステータスを直列に並べて、92進数で表現された自装置情報を生成する。
《区画領域情報の生成処理》
区画領域情報の生成処理に際して、生成部720は、まず、記憶部910から区画結果情報及び他装置情報を読み取る。引き続き、生成部720は、区画結果情報により特定される区画領域のそれぞれに関する区画属性情報を決定する。
区画領域情報の生成処理に際して、生成部720は、まず、記憶部910から区画結果情報及び他装置情報を読み取る。引き続き、生成部720は、区画結果情報により特定される区画領域のそれぞれに関する区画属性情報を決定する。
本実施形態では、区画属性情報の生成に際して、特記情報有が指定されている他装置情報が存在する区画領域については、生成部720は、その区画領域に関する区画属性情報を「特記情報有」に決定する。また、特記情報が指定された他装置情報が存在せず、かつ、移動体の種別情報として緊急車両が指定されている他装置情報が存在する区画領域については、生成部720は、その区画領域に関する区画属性情報を「緊急車両」に決定する。
また、特記情報が指定された他装置情報、及び、移動体の種別情報として緊急車両が指定されている他装置情報の双方が存在せず、移動体の種別情報として通常車両が指定された他装置情報、及び、移動体の種別情報として歩行者が指定された他装置情報の双方が存在する区画領域については、生成部720は、その区画領域に関する区画属性情報を「通常車両+歩行者」に決定する。また、移動体の種別情報として通常車両が指定されている他装置情報のみが存在する区画領域については、生成部720は、その区画領域に関する区画属性情報を「通常車両」に決定する。
さらに、移動体の種別情報として歩行者が指定されている他装置情報のみが存在する区画領域については、生成部720は、その区画領域に関する区画属性情報を「歩行者」に決定する。また、他装置情報が存在しない区画領域については、生成部720は、その区画領域に関する区画属性情報を「移動体無」に決定する。
なお、本実施形態では、上述のように、区画属性情報の種類の数が6個となっている。このため、本実施形態では、「移動体無」を「1」、「歩行者」を「2」、「通常車両」を「3」、「通常車両+歩行者」を「4」、「緊急車両」を「5」、「特記情報有」を「9」という1桁の10進数で表現するようになっている。
次に、生成部720は、1桁の10進数で表現された区画属性情報を、上述した図4で示されるように区画領域SAのそれぞれに付与された番号の順序で並べた20桁の10進数を生成する。引き続き、生成部720は、当該20桁の10進数について連長圧縮(ランレングス圧縮)を行って、新たな10進数を算出する。ここで、「連長圧縮」とは、1種類のデータ値が連続している場合、1つの当該データ値と、連続している当該データ値の数とで表現することで、圧縮することをいう。
なお、本実施形態では、上位から見て奇数桁目を区画属性情報のデータ値とし、その次の桁を((前の桁の区画属性情報の繰り返し数)−1:最大9)とする「連長圧縮」を行って、新たな10進数を算出するようになっている。例えば、区画領域#1の区画属性情報が「通常車両」、区画領域#2〜#14の区画属性情報が「移動体無」、区画領域#15の区画属性情報が「通常車両」、区画領域#16〜#20の区画属性情報が「移動体無」の場合には、本実施形態では、連長圧縮を行った後の新たな10進数として、10桁の「3019123014」が算出される。
次いで、生成部720は、連長圧縮により算出された新たな10進数を、複合情報SSIDで使用可能な文字種が92種であることに応じて、当該92種の文字により表現される92進数表現に変換する。なお、上述した例では、92進数表現された区画領域情報は、6桁となる。
以上のようにして、92進数表現された自装置情報及び区画領域情報が算出されると、生成部720は、これらを順次並べ、92進数表現の複合情報を生成する。そして、生成部720は、生成された複合情報にヘッダを付加して複合情報SSIDを生成し、生成された複合情報SSIDを送信部730へ送る。この結果、送信部730から複合情報SSIDが同報送信される。なお、生成された92進数表現の複合情報を1個の複合情報SSIDに収めきれない場合には、当該複合情報を分割して、複数個の複合情報SSIDに含めるようになっている。
<マップ情報の生成処理>
次に、マップ情報の生成処理について説明する。
次に、マップ情報の生成処理について説明する。
なお、記憶部910内には、最新に位置検出部600から送られた自装置位置、及び、取得部710による最新の区画結果情報、並びに、他装置から同報送信され、受信時刻からの経過時間が第2所定時間以下の区画領域情報が記憶されているものとする。
マップ情報の生成処理の生成処理に際して、マップ情報生成部810は、まず、記憶部910内に記憶されている92進数表現された区画領域情報のうちで最も旧いものと、これに対応する92進数表現された他装置位置と、自装置位置とを読み取る。引き続き、マップ情報生成部810は、読み取られた他装置位置を10進数表現に変換するとともに、読み取られた区画領域情報を10進数表現に変換する。そして、マップ情報生成部810は、連長圧縮が施されて算出された10進数表現の区画領域情報に基づいて、連長圧縮が施される前の区画領域情報に展開する。
次に、マップ情報生成部810は、自装置位置と、10進数表現の他装置位置とに基づいて、展開された区画領域情報により区画属性情報が示されている複数の区画領域のそれぞれが、上述した図5に示されたマップ情報の生成対象となる区画領域のいずれに対応するかを特定する。引き続き、マップ情報生成部810は、特定された区画領域それぞれに、区画属性情報を対応させ、暫定マップ情報を生成する。
次いで、マップ情報生成部810は、記憶部910内に記憶されている92進数表現された区画領域情報のうちで次に旧いものと、これに対応する92進数表現された他装置位置と、自装置位置とを読み取る。引き続き、マップ情報生成部810は、前回の場合と同様に、読み取られた他装置位置を10進数表現に変換するとともに、読み取られた区画領域情報を10進数表現に変換する。そして、マップ情報生成部810は、連長圧縮が施されて算出された10進数表現の区画領域情報に基づいて、連長圧縮が施される前の区画領域情報に展開する。
次に、マップ情報生成部810は、前回の暫定マップ情報の生成の場合と同様に、自装置位置と、10進数表現の他装置位置とに基づいて、次に旧い複合情報における区画領域情報の展開結果において区画属性情報が示されている複数の区画領域のそれぞれが、上述した図5に示されたマップ情報の生成対象となる区画領域のいずれに対応するかを特定する。引き続き、マップ情報生成部810は、特定された区画領域それぞれに、区画属性情報を対応させる。こうした区画属性情報の対応付けに際して、マップ情報生成部810は、前回までに生成された暫定マップ情報で既に区画属性情報の対応付けが行われている区画領域については、今回得られている区画属性情報に更新する。こうして、暫定マップ情報が更新され、新たな暫定マップ情報が生成される。
以後、マップ情報生成部810は、受信時刻が最も新しい区画領域情報に基づく暫定マップ情報の更新が行われるまで、上記のようにして、暫定マップ情報を更新していく。引き続き、受信時刻が最も新しい区画領域情報に基づく更新が終了すると、マップ情報生成部810は、その時点における暫定マップ情報を、今回のマップ情報に決定する。
こうして、今回のマップ情報の生成処理が終了すると、マップ情報生成部810は、今回のマップ情報に対応する表示データを生成し、表示部820へ送る。この結果、表示部820に、今回のマップ情報に対応する画像が表示され、利用者に提示される。
以上説明したように、本実施形態では、取得部710が、自装置の位置に依存しない予め定められた基準に従い、自装置の周辺領域を複数の区画領域に区画した区画結果と、自装置位置とを取得する。また、受信部920が、所定の近距離無線通信規格に従って、他装置から送信された複合情報を受信する。そして、生成部720が、複合情報における他装置情報及び区画結果に基づき、他装置が位置する区画領域を識別可能であり、区画属性が符号化された区画領域情報を連長圧縮した連長圧縮情報を生成する。こうして生成された連長圧縮情報及び自装置位置を含む複合情報が、所定の近距離無線通信規格に従って、送信部730から外部へ送信される。
したがって、本実施形態によれば、通信量を抑制しつつ、自装置周辺の移動体に関連する、他装置の利用者にとって有用な情報を効率的に送信できる。
また、本実施形態では、区画領域情報には、区画領域ごとの、少なくとも他装置の有無を識別可能な情報を含む区画属性情報が含まれている。このため、区画領域情報を受信した装置では、当該自装置周辺の区画領域ごとの、少なくとも他装置の有無を識別することができる。
また、本実施形態では、他装置情報には、他装置とともに移動する移動体の種別情報、及び、他装置が存在する区画領域に関する特記情報の一方が更に含まれる。また、区画属性情報には、区画領域ごとの、移動体の不存在、存在する少なくとも1つの移動体の種別情報、及び、特記情報のいずれかが含まれる。そして、複合情報には、自装置とともに移動する移動体の種別情報、及び、自装置が存在する区画領域内の特記情報の一方が更に含まれている。このため、自装置では、他装置周辺の区画領域における移動体の有無のみよりもきめ細かな情報を、他装置情報として得ることができる。また、他装置に対しては、自装置周辺の区画領域における移動体の有無のみよりもきめ細かな情報を提供することができる。
また、本実施形態では、マップ情報生成部810が、自装置位置、及び、受信部920が受信した複合情報に基づき、所定の近距離無線通信規格が直接的に可能な範囲よりも広い範囲内における移動体の状況を示すマップ情報を生成する。こうして生成されたマップ情報に対応する画像が、表示部820に表示される。
したがって、本実施形態によれば、通信量を抑制しつつ、自装置周辺における移動体に関連する情報を、自装置の利用者にとっての有用性に応じて提示できる。
[実施形態の変形]
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
例えば、上記の実施形態では、上記の実施形態では、複合情報SSIDにおけるヘッダの文字数を「3」としたが、ヘッダの文字数を「3」以外としてもよい。
また、上記の実施形態では、各装置における位置検出結果が10進数表現となっているものとしたが、他の形式の表現としてもよい。
また、上記の実施形態では、区画領域の大きさを固定的とした。これに対し、自装置が位置する区画領域が属する地域種別に応じて変化させるようにしてもよい。こうした場合には、移動体が多い都市部では、区画領域の大きさを小さくすることが考えられる。
また、上記の実施形態における区画ステータス及び区画属性情報の内容分類方式は例示であり、異なる内容分類方式を採用してもよい。ここで、区画ステータス及び区画属性情報の内容分類方式は、9種類までの分類方式であることが好ましい。
また、上記の実施形態においては、位置検出部600から送られる自装置位置の緯度及び経度を小数第6位の精度としたが、より高い精度とするようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、区画間隔を決定するための「N」を「103」という固定値とした。これに対し、「N」を他の値としてもよいし、装置位置における緯度値に応じて変化させるようにしてもよい。
なお、上記の実施形態における取得部、生成部、マップ情報生成部を、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)等を備えた演算部としてのコンピュータとして構成し、予め用意されたプログラムを当該コンピュータで実行することにより、取得部、生成部、マップ情報生成部における処理の一部又は全部を実行するようにしてもよい。このプログラムはハードディスク、CD−ROM、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、当該コンピュータによって記録媒体からロードされて実行される。また、このプログラムは、CD−ROM、DVD等の可搬型記録媒体に記録された形態で取得されるようにしてもよいし、インターネットなどのネットワークを介した配信の形態で取得されるようにしてもよい。
次に、本発明の一実施例を、図6〜図8を参照して説明する。なお、以下の説明及び図面においては、同一又は同等の要素については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[構成]
図6には、一実施例に係る情報処理装置100の概略的な構成が示されている。なお、情報処理装置100は、上述した実施形態の通信装置700と情報生成装置800とを合わせた自装置(図1参照)の一態様となっている。
図6には、一実施例に係る情報処理装置100の概略的な構成が示されている。なお、情報処理装置100は、上述した実施形態の通信装置700と情報生成装置800とを合わせた自装置(図1参照)の一態様となっている。
図6に示されるように、情報処理装置100は、移動体MV0に配置されている。この情報処理装置100は、移動体MV0からの距離が、直接的な近距離無線通信が可能な範囲内に存在する他の移動体MVj(j=1,…,N)に配置された情報処理装置200j(j=1,…,N)等の外部装置との間で、所定の近距離無線通信規格に従った近距離無線通信を行うようになっている。なお、情報処理装置200jは、情報処理装置100と同様に構成されている。
以下の説明においては、情報処理装置100を「自装置」とも呼ぶものとし、情報処理装置200j(j=1,…,N)を「他装置」とも呼ぶものとする。
<情報処理装置100の構成>
次に、上記の情報処理装置100の構成を説明する。
次に、上記の情報処理装置100の構成を説明する。
図6に示されるように、情報処理装置100は、無線送受信部110と、位置検出部120と、記憶部130とを備えている。また、情報処理装置100は、表示部140と、入力部150、処理制御部160とを備えている。
上記の無線送受信部110は、情報処理装置200j(j=1,…,N)等の外部装置との間で、所定の近距離無線通信規格に従った近距離無線通信を行う。無線送受信部110は、外部装置からのデータを受信した場合には、受信データを処理制御部160へ送る。こうした受信データには、他装置が生成して同報送信した複合情報SSIDが含まれている。
また、無線送受信部110は、処理制御部160から送られたデータを外部装置へ送信する。こうした送信データには、自装置が生成して、同報送信される複合情報SSIDが含まれている。
すなわち、無線送受信部110は、実施形態における受信部920及び送信部730の機能を果たすようになっている。なお、本実施例における複合情報SSIDは、上述した実施形態における複合情報SSIDと同様に構成されている。
上記の位置検出部120は、GPS測位機能を有している。位置検出部120による測位結果である自装置位置(緯度,経度)及び精度は、処理制御部160へ送られる。ここで、測位結果における「緯度」は、北緯/南緯(N/S)の識別情報と、10進数表現の小数第6位までの数値とから構成されている。また、測位結果における「経度」は、東経/西経の識別情報と、10進数表現の小数第6位までの数値とから構成されている。すなわち、位置検出部120は、実施形態における位置検出部600の機能を果たすようになっている。
上記の記憶部130は、情報処理装置100において利用される様々な情報が記憶される。すなわち、記憶部130は、実施形態における記憶部910の機能を果たすようになっている。
なお、記憶部130には、処理制御部160がアクセス可能となっている。
上記の表示部140は、液晶パネル等の表示デバイスを備えて構成されている。この表示部140は、処理制御部160から送られた表示データに対応する画像を表示する。すなわち、表示部140は、実施形態における表示部820の機能を果たすようになっている。
上記の入力部150は、情報処理装置100の本体部に設けられたキー部、あるいはキー部を備えるリモート入力装置等により構成される。ここで、本体部に設けられたキー部としては、表示部140に設けられたタッチパネルを用いることができる。また、キー部を有する構成に代えて、音声入力する構成を採用することもできる。入力部150への入力結果は、入力データとして処理制御部160へ送られる。こうした入力データには、実施形態における区画ステータスの指定データが含まれている。すなわち、入力部150は、実施形態における不図示の入力部の機能を果たすようになっている。
上記の処理制御部160は、情報処理装置100の全体を統括制御するとともに、様々な処理を行う。処理制御部160は、中央処理装置(CPU)及び周辺回路(時計機構を含む)を備えて構成されている。処理制御部160が様々なプログラムを実行することにより、様々な機能が実現されるようになっている。こうした機能の中には、上述した実施形態における取得部710、生成部720及びマップ情報生成部810の機能も含まれている。
すなわち、処理制御部160は、位置検出部120から送られた自装置位置を受けた場合に、記憶部130内における自装置位置を、新たに受けた自装置位置に更新する。また、処理制御部160は、新たな自装置位置を受けるたびに、当該自装置位置に基づいて、情報処理装置100の周辺領域(すなわち、移動体MV0の周辺領域)を、実施形態の場合と同様の基準に従って、複数の区画領域に区画する。そして、処理制御部160は、区画結果を記憶部130に格納する。なお、処理制御部160は、実施形態の場合と同様の方式に従った順番で、区画領域のそれぞれに番号を付与する。
また、処理制御部160は、無線送受信部110から送られた複合情報を受けると、当該複合情報を、受信時刻と関連付けて、記憶部130内に格納する。また、処理制御部160は、記憶部130内に記憶されている複合情報のうち、受信時刻からの経過時間が所定時間以上の複合情報を消去する。すなわち、本実施例では、上述した実施形態における第1所定時間と第2所定時間とが同一となっている。
なお、所定時間は、周囲の他移動体の移動を考慮したうえでの複合情報の信頼性に基づいて、実験、シミュレーション、経験等に基づいて、予め定められる。
また、処理制御部160は、新たな区画がなされるたびに、記憶部130内に記憶されている複合情報に基づいて、自装置にとっての新たな複合情報を生成する。そして、処理制御部160は、新たに生成された複合情報を無線送受信部110へ送る。
なお、処理制御部160による複合情報の生成処理については、後述する。
また、処理制御部160は、記憶部130内に記憶されている複合情報に基づいて、近距離無線通信が直接的に可能な範囲よりも広い範囲内における移動体の状況を示すマップ情報を生成する。そして、処理制御部160は、マップ情報を表示するための表示データを生成する。こうして生成された表示データは、表示部140へ送られる。本実施例におけるマップ情報は、上述した実施形態におけるマップ情報と同様の情報となっている。
なお、処理制御部160によるマップ情報の生成処理については、後述する。
本実施形態では、処理制御部160は、記憶部130内に記憶されている複合情報における他装置情報に基づいて、直接的な近距離無線通信が可能な範囲内における移動体の位置を、1[m]程度の精度で示す情報を、マップ情報とは別途に生成し、利用者に提示するための処理も行うようになっている。
[動作]
次に、上記のように構成された情報処理装置100の動作について、処理制御部160による複合情報の生成処理及びマップ情報の生成処理に主に着目して説明する。
次に、上記のように構成された情報処理装置100の動作について、処理制御部160による複合情報の生成処理及びマップ情報の生成処理に主に着目して説明する。
<複合情報の生成処理>
まず、複合情報の生成処理について説明する。この複合情報の生成処理は、上述したように、新たな区画がなされるたびに実行される。
まず、複合情報の生成処理について説明する。この複合情報の生成処理は、上述したように、新たな区画がなされるたびに実行される。
なお、記憶部130内には、最新に位置検出部120から送られた自装置位置、及び、最新の区画結果情報、並びに、他装置から同報送信され、受信時刻からの経過時間が所定時間以下の複合情報が記憶されているものとする。また、入力部150を介して、移動体MV0の種別情報が指定されているものとする。さらに、入力部150を介して、自装置位置が属する区画領域に関する特記事項の有無が指定されているものとする。
複合情報の生成処理に際しては、図7に示されるように、まず、ステップS11において、処理制御部160が、自装置位置の92進数化を行う。かかる自装置位置の92進数化に際し、処理制御部160は、記憶部130から、10進数表現された自装置位置を読み取る。引き続き、処理制御部160は、読み取られた自装置位置を92進数表現に変換する。
次に、ステップS12において、処理制御部160が、自装置情報に含まれる区画ステータスを決定する。かかる区画ステータスを決定に際して、処理制御部160は、特記情報有の指定がなされているか否かを判定する。この判定の結果が肯定的であった場合には、処理制御部160は、「特記情報有」に対応する10進数表現の「9」を区画ステータスに決定する。また、特記情報有の指定がなされているか否かの判定の結果が否定的であった場合には、処理制御部160は、「移動体MVの種別情報」に対応する10進数表現の「2」(歩行者),「3」(通常車両),「5」(緊急車両)のいずれかを区画ステータスに決定する。
引き続き、ステップS13において、処理制御部160が、92進数表現の自装置情報を生成する。かかる92進数表現の自装置情報の生成に際して、処理制御部160は、決定された区画ステータスの10進数表現を、そのまま92進数表現として採用する。そして、処理制御部160は、92進数表現の自装置位置と、92進数表現の区画ステータスを直列に並べて、92進数で表現された自装置情報を生成する。
次いで、ステップS14において、処理制御部160が、区画結果情報により特定される区画領域のそれぞれに関する区画属性情報を決定する。かかる区画属性情報の決定に際して、特記情報有が指定されている他装置情報が存在する区画領域については、処理制御部160は、その区画領域に関する区画属性情報を「特記情報有」に決定する。また、特記情報が指定された他装置情報が存在せず、かつ、移動体の種別情報として緊急車両が指定されている他装置情報が存在する区画領域については、処理制御部160は、その区画領域に関する区画属性情報を「緊急車両」に決定する。
また、特記情報が指定された他装置情報、及び、移動体の種別情報として緊急車両が指定されている他装置情報の双方が存在せず、移動体の種別情報として通常車両が指定された他装置情報、及び、移動体の種別情報として歩行者が指定された他装置情報の双方が存在する区画領域については、処理制御部160は、その区画領域に関する区画属性情報を「通常車両+歩行者」に決定する。また、移動体の種別情報として通常車両が指定されている他装置情報のみが存在する区画領域については、処理制御部160は、その区画領域に関する区画属性情報を「通常車両」に決定する。
さらに、移動体の種別情報として歩行者が指定されている他装置情報のみが存在する区画領域については、処理制御部160は、その区画領域に関する区画属性情報を「歩行者」に決定する。また、他装置情報が存在しない区画領域については、処理制御部160は、その区画領域に関する区画属性情報を「移動体無」に決定する。
なお、本実施例では、上述のように、区画属性情報の種類の数が6個となっている。そして、本実施例では、上述した実施形態の場合と同様に、「移動体無」を「1」、「歩行者」を「2」、「通常車両」を「3」、「通常車両+歩行者」を「4」、「緊急車両」を「5」、「特記情報有」を「9」という1桁の10進数で表現するようになっている。
次に、ステップS15において、処理制御部160が、10進数表現の区画領域情報を生成する。処理制御部160は、1桁の10進数で表現された区画属性情報を、上述した図4で示されるように区画領域SAのそれぞれに付与された番号の順序で並べた20桁の10進数を生成することにより、10進数表現の区画領域情報を生成する。
次いで、ステップS16において、処理制御部160が、10進数表現の区画領域情報の連長圧縮を行って、新たな10進数を算出する。引き続き、ステップS17において、処理制御部160が、連長圧縮により算出された新たな10進数を92進数表現に変換することにより、連長圧縮された区画領域情報を92進数化する。
次に、ステップS18において、処理制御部160が、92進数表現の複合情報を生成する。処理制御部160は、92進数表現された自装置情報及び区画領域情報を順次並べることにより、92進数表現の複合情報を生成する。
引き続き、ステップS19において、処理制御部160が、複合情報SSIDを生成する。処理制御部160は、生成された複合情報にヘッダを付加して複合情報SSIDを生成する。
次いで、ステップS20において、処理制御部160が、生成された複合情報SSIDを無線送受信部110へ送る。この結果、無線送受信部110から複合情報SSIDが同報送信される。こうして、ステップS20の処理が終了すると、今回の複合情報の生成処理が終了する。
<マップ情報の生成処理>
次に、マップ情報の生成処理について説明する。このマップ情報の生成処理は、上述したように、新たな区画がなされるたびに実行される。
次に、マップ情報の生成処理について説明する。このマップ情報の生成処理は、上述したように、新たな区画がなされるたびに実行される。
なお、記憶部130内には、最新に位置検出部120から送られた自装置位置、及び、最新の区画結果情報、並びに、他装置から同報送信され、受信時刻からの経過時間が所定時間以下の複合情報が記憶されているものとする。
マップ情報の生成処理に際しては、図8に示されるように、まず、ステップS21において、処理制御部160が、他装置から受信した複合情報が記憶部130内に記憶されているか否かを判定する。ステップS21における判定の結果が否定的であった場合(ステップS21:N)には、今回のマップ情報の生成処理の生成処理が終了する。
ステップS21における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS21:Y)には、処理はステップS22へ進む。このステップS22では、処理制御部160が、記憶部130内に記憶されている複合情報のうちで、受信時刻が最も旧い複合情報に基づく暫定マップ情報の生成を行う。
かかる暫定マップ情報の生成に際して、処理制御部160は、まず、記憶部130内に記憶されている92進数表現された区画領域情報のうちで最も旧いものと、これに対応する92進数表現された他装置位置と、自装置位置とを読み取る。引き続き、処理制御部160は、読み取られた他装置位置を10進数表現に変換するとともに、読み取られた区画領域情報を10進数表現に変換する。そして、処理制御部160は、連長圧縮が施されて算出された10進数表現の区画領域情報に基づいて、連長圧縮が施される前の区画領域情報に展開する。
次に、処理制御部160は、自装置位置と、10進数表現の他装置位置とに基づいて、展開された区画領域情報により区画属性情報が示されている複数の区画領域のそれぞれが、上述したマップ情報の生成対象となる区画領域のいずれに対応するかを特定する。引き続き、処理制御部160は、特定された区画領域それぞれに、区画属性情報を対応させることにより、暫定マップ情報を生成する。
次いで、ステップS23において、処理制御部160は、記憶部130内における複合情報のうち、受信時刻が最新の複合情報のうちで最も新しいものに基づく暫定マップ情報が既に行われたか否かを判定する。ステップS23における判定の結果が否定的であった場合(ステップS23:N)には、処理はステップS24へ進む。このステップS24では、処理制御部160が、前回の暫定マップ情報の生成に使用された複合情報の次に旧い複合情報に基づく暫定マップ情報の更新を行う。
かかる暫定マップ情報の更新に際して、処理制御部160は、前回の暫定マップ情報の生成の場合と同様に、自装置位置と、10進数表現の他装置位置とに基づいて、当該次に旧い複合情報における区画領域情報の展開結果において区画属性情報が示されている複数の区画領域のそれぞれが、マップ情報の生成対象となる区画領域のいずれに対応するかを特定する。引き続き、処理制御部160は、特定された区画領域それぞれに、区画属性情報を対応させる。こうした区画属性情報の対応付けに際して、処理制御部160は、前回までに生成された暫定マップ情報で既に区画属性情報の対応付けが行われている区画領域については、今回得られている区画属性情報に更新する。こうして、暫定マップ情報が更新され、新たな暫定マップ情報が生成される。
こうしてステップS24の処理が終了すると、処理はステップS23へ戻る。以後、ステップS23における判定の結果が肯定的となるまで、ステップS23,S24の処理が繰り返される。そして、ステップS23における判定の結果が肯定的となると(ステップS23:Y)、処理はステップS25へ進む。
なお、記憶部130内における複合情報が1個のみであった場合には、ステップS22の直後に実行されるステップS23における判定の結果が肯定的となり(ステップS23:Y)、ステップS24の処理が実行されることなく、処理はステップS25へ進む。
ステップS25では、処理制御部160が、その時点における暫定マップ情報を、今回のマップ情報に決定する。引き続き、ステップS26において、処理制御部160が、今回のマップ情報に対応する表示データを生成する。
次に、ステップS27において、処理制御部160が、生成された表示データを表示部140へ送る。この結果、表示部140に、今回のマップ情報に対応する画像が表示され、利用者に提示される。こうしてステップS27の処理が終了すると、今回のマップ情報の生成処理が終了する。
以上説明したように、本実施例では、処理制御部160が、自装置の位置に依存しない予め定められた基準に従い、自装置の周辺領域を複数の区画領域に区画した区画結果と、自装置位置とを取得する。また、無線送受信部110が、所定の無線通信規格に従って、他装置から送信された複合情報を受信する。そして、処理制御部160が、複合情報における他装置情報及び区画結果に基づき、他装置が位置する区画領域を識別可能であり、区画属性が符号化された区画領域情報を連長圧縮した連長圧縮情報を生成する。こうして生成された連長圧縮情報及び自装置位置を含む複合情報が、所定の無線通信規格に従って、無線送受信部110から外部へ送信される。
したがって、本実施例によれば、通信量を抑制しつつ、自装置周辺の移動体に関連する、他装置の利用者にとって有用な情報を効率的に送信できる。
また、本実施例では、区画領域情報には、区画領域ごとの、少なくとも他装置の有無を識別可能な情報を含む区画属性情報が含まれている。このため、区画領域情報を受信した装置では、当該自装置周辺の区画領域ごとの、少なくとも他装置の有無を識別することができる。
また、本実施例では、他装置情報には、他装置とともに移動する移動体の種別情報、及び、他装置が存在する区画領域に関する特記情報の一方が更に含まれる。また、区画属性情報には、区画領域ごとの、移動体の不存在、存在する少なくとも1つの移動体の種別情報、及び、特記情報のいずれかが含まれる。そして、複合情報には、自装置とともに移動する移動体の種別情報、及び、自装置が存在する区画領域内の特記情報の一方が更に含まれている。このため、自装置では、他装置周辺の区画領域における移動体の有無のみよりもきめ細かな情報を、他装置情報として得ることができる。また、他装置に対しては、自装置周辺の区画領域における移動体の有無のみよりもきめ細かな情報を提供することができる。
また、本実施例では、処理制御部160が、自装置位置、及び、無線送受信部110が受信した複合情報に基づき、近距離無線通信が直接的に可能な範囲よりも広い範囲内における移動体の状況を示すマップ情報を生成する。こうして生成されたマップ情報に対応する画像が、表示部140に表示される。
したがって、本実施例によれば、通信量を抑制しつつ、自装置周辺における移動体に関連する情報を、自装置の利用者にとっての有用性に応じて提示できる。
[実施例の変形]
本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
例えば、上述した実施形態の場合と同様の変形を、上記の実施形態に対して行うようにしてもよい。
100 … 情報処理装置(通信装置、情報生成装置)
110 … 無線送受信部(受信部、送信部)
140 … 表示部
160 … 処理制御部(取得部、生成部、マップ情報生成部)
700 … 通信装置
710 … 取得部
720 … 生成部
730 … 送信部
800 … 情報生成装置
810 … マップ情報生成部
820 … 表示部
920 … 受信部
110 … 無線送受信部(受信部、送信部)
140 … 表示部
160 … 処理制御部(取得部、生成部、マップ情報生成部)
700 … 通信装置
710 … 取得部
720 … 生成部
730 … 送信部
800 … 情報生成装置
810 … マップ情報生成部
820 … 表示部
920 … 受信部
Claims (13)
- 自装置位置と、前記自装置位置に依存しない基準に従い、自装置の周辺領域に順番が定義された複数の区画領域に区画した区画結果とを取得する取得部と;
他装置の位置を含む他装置情報を近距離無線通信により受信する受信部と;
前記他装置情報及び前記区画結果に基づき、前記他装置が位置する区画領域を識別可能であり、区画属性が符号化された区画領域情報を連長圧縮した連長圧縮情報を生成する生成部と;
前記自装置位置及び前記連長圧縮情報を含む複合情報を外部へ送信する送信部と;
を備える通信装置。 - 前記区画属性の種類は最大9種類であり、前記連長圧縮情報は10進数で表現することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 前記近距離無線通信の規格で定められた同報送信に際して使用可能な文字種類の数はN(>10)であり、
前記生成部は、10進数表現で生成された前記連長圧縮情報をN進数表現に変換して、前記送信部に供給する、
ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 前記他装置情報には、前記他装置とともに移動する移動体の種別情報、及び、前記他装置が存在する区画領域に関する特記情報の一方が更に含まれ、
前記区画属性は、前記区画領域ごとの、移動体の不存在、存在する少なくとも1つの移動体の種別情報、及び、特記情報のいずれかであり、
前記複合情報には、前記自装置とともに移動する移動体の種別情報、及び、前記自装置が存在する区画領域内の特記情報の一方が更に含まれる、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記区画領域の面積は、前記自装置は位置する区画領域が属する地域種別に応じて変化する、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の通信装置。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の通信装置から送信された複合情報を受信する受信部と;
前記受信部が受信した複合情報に基づき、前記近距離無線通信の直接的な受信範囲よりも広い範囲内における移動体の状況を示すマップ情報を生成するマップ情報生成部と;
前記マップ情報を表示する表示部と;
備える情報生成装置。 - 前記マップ情報生成部は、前記受信部による受信時点からの経過時間が定められた時間以下の少なくとも1つの前記複合情報に基づき前記マップ情報を生成する、ことを特徴とする請求項6に記載の情報生成装置。
- 取得部と;受信部と;生成部と;送信部とを備える通信装置で使用される通信方法であって、
自装置位置と、前記自装置位置に依存しない基準に従い、自装置の周辺領域に順番が定義された複数の区画領域に区画した区画結果とを、前記取得部が取得する取得工程と;
前記受信部が、他装置の位置を含む他装置情報を近距離無線通信により受信する受信工程と;
前記生成部が、前記他装置情報及び前記区画結果に基づき、前記他装置が位置する区画領域を識別可能であり、区画属性が符号化された区画領域情報を連長圧縮した連長圧縮情報を生成する生成工程と;
前記送信部が、前記自装置位置及び前記連長圧縮情報を含む複合情報を外部へ送信する送信工程と;
を備える通信方法。 - 受信部と;マップ情報生成部と;表示部と;を備える情報生成装置で使用される情報生成方法であって、
前記受信部が、請求項1〜5のいずれか一項に記載の通信装置から送信された前記複合情報を受信する受信工程と;
前記マップ情報生成部が、前記受信工程において受信した前記複合情報に基づき、前記近距離無線通信の直接的な受信範囲よりも広い範囲内における移動体の状況を示すマップ情報を生成するマップ情報生成工程と;
前記表示部が、前記マップ情報を表示する表示工程と;
を備えることを特徴とする情報生成方法。 - 通信装置が備えるコンピュータに、請求項8に記載の通信方法を実行させる、ことを特徴とする通信プログラム。
- 情報生成装置が備えるコンピュータに、請求項9に記載の情報生成方法を実行させる、ことを特徴とする情報生成プログラム。
- 通信装置が有するコンピュータにより読み取り可能に、請求項10に記載の通信プログラムが記録されている、ことを特徴とする記録媒体。
- 情報生成装置が有するコンピュータにより読み取り可能に、請求項11に記載の情報生成プログラムが記録されている、ことを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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- 2016-08-29 JP JP2016166527A patent/JP2018037708A/ja active Pending
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