JP2018037701A - 無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】子機の予備電源の消費電力を低減可能な技術を提供することを目的とする。【解決手段】無線通信システムは、親機と、複数の子機とを備える。複数の子機のそれぞれは、停電を検出した場合に、それぞれに予め定められた順番で、親機への停電情報の送信を行う。複数の子機のそれぞれは、自機が停電を検出してから、自機の順番に基づき規定された規定時間だけ時間が経過していない場合、及び、マルチホップ通信において自機より下位の子機から自機が停電情報を受信していない場合には、送信を待機する。【選択図】図1

Description

本発明は、親機と、マルチホップ通信を行う複数の子機とを備える無線通信システムに関する。
特定小電力無線通信として、マルチホップ方式の通信が知られている。マルチホップ方式は、バケツリレーのように情報を伝達していく方式であり、端末同士が直接通信するだけでなく、他の端末を経由して間接通信することによって、広範囲の通信を可能にする無線ネットワーク方式である。
この方式を利用する無線通信システムとして、子機が停電を検出した場合に、マルチホップ通信によって親機に停電情報を送信するシステムが提案されている。なお、子機は、通常運用時にはAC電源を用いて通信を行うが、AC電源を用いることができない停電時には、内蔵された予備電源を用いてマルチホップ通信を行う。このようなシステムに対し、停電が復旧するまで通信がなるべく維持されるように、予備電源の消費電力を低減する技術が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2013−89978号公報
上述のシステムにおいて、子機は、情報の送信に用いようとしているチャネルが他の子機で使用されていないことを確認した後に、そのチャネルを使用して情報を送信するキャリアセンスを行う。
ここで、停電が比較的広い範囲で発生すると、一の子機が、当該一の子機より上位の子機、つまり中継器として機能する子機に停電情報を送信するだけでなく、当該一の子機より下位の子機も、当該一の子機に停電情報を送信する。停電検出時における停電情報の伝達方式は一意に決まっていないことから、上記の場合には、複数の子機が一斉に停電情報を送信することが考えられる。
しかしながら、一斉に停電情報の送信を行うと、キャリアセンスの空きがなくなったり、電波の衝突が発生したりするので、キャリアセンスが何回も繰り返されることになる。この結果、子機の予備電源の消費電力が大きくなり、最悪の場合、停電情報の通信ができなくなってしまうという問題が生じる。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、子機の予備電源の消費電力を低減可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る無線通信システムは、親機と、それぞれが、停電を検出した場合に、それぞれに予め定められた順番で無線通信を行うマルチホップ通信によって、前記親機への停電情報の送信を行う複数の子機とを備え、前記複数の子機のそれぞれは、自機が停電を検出してから、自機の前記順番に基づき規定された規定時間だけ時間が経過していない場合、及び、前記マルチホップ通信において自機より下位の子機から自機が前記停電情報を受信していない場合には、前記送信を待機する。
本発明によれば、複数の子機のそれぞれは、自機が停電を検出してから規定時間だけ時間が経過していない場合、及び、マルチホップ通信において自機より下位の子機から自機が停電情報を受信していない場合には、マルチホップ通信による停電情報の送信を待機する。これにより、子機の予備電源の消費電力を低減することができる。
実施の形態1に係る無線通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る子機の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る無線通信システムの動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る無線通信システムの動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る無線通信システムの動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る停電情報の構成を示す図である。 実施の形態2に係る無線通信システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る無線通信システムの動作を示すフローチャートである。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る無線通信システムの構成を示すブロック図である。図1の無線通信システムは、親機101と、子機201,202,203−1,203−2,204,205,206−1,206−2と、上位装置300とを備えている。以下、子機201,202,203−1,203−2,204,205,206−1,206−2を区別しない場合には、それぞれを子機200と記して説明することもある。
複数の子機200のそれぞれ、つまり各子機200は、停電を検出することが可能となっている。各子機200は、停電を検出していない通常運用時には、AC電源を用いて通信を行う。一方、各子機200は、停電を検出した場合には、各子機200に予め定められた順番で無線通信を行うマルチホップ通信によって、親機101への停電情報の送信を行う。なお、停電検出後の停電情報の送信には、各子機200が有する予備電源が用いられる。
ここで、特定小電力無線であるマルチホップ通信では、一の子機200は、当該一の子機200より下位の子機200から受信した停電情報を、当該一の子機200より上位の子機200または親機101に送信する。以下、マルチホップ通信による子機200から親機101への停電情報の送信を、「停電情報送信」と記して説明することもある。
図1の例では、マルチホップ通信によって、子機204の停電情報は、子機203−1、子機202及び子機201を順に介して親機101に送信される。同様に、マルチホップ通信によって、子機203−2の停電情報は、子機202及び子機201を順に介して親機101に送信され、子機206−1,206−2の停電情報は、子機205を介して親機101に送信される。
このような図1の例では、子機204,203−2,206−1,206−2以外の子機200は、停電を検出した場合に停電情報を送信するだけでなく、中継器としても機能している。図1の例では、子機202の下位の子機、つまり子機202の配下子機は、子機203−1,204,203−2であり、子機205の配下子機は、子機206−1,206−2である。図1の例では、最上位の子機200は、子機201,205である。
親機101は、例えばメタル線、光ケーブル、及び、携帯電話回線等で、サーバ等の上位装置300と通信可能に接続されている。親機101は、最上位の子機200から受信した停電情報などの情報を上位装置300に送信し、上位装置300は、親機101から受信した情報を集約及び管理する。
図2は、本実施の形態1に係る子機200の構成を示すブロック図である。図2の子機200は、無線通信部401と、制御部402と、記憶部403と、電源監視及び切替部404と、主電源部405と、予備電源である予備電源部406とを備えており、主電源部405はAC電源と接続されている。
無線通信部401は、制御部402の制御によって、無線による送信及び受信を含む通信を行う。記憶部403は、制御部402の制御によって各種情報を記憶する。電源監視及び切替部404は、電源状態を監視し、停電を検出した場合には使用する電源を主電源部405から予備電源部406に切り替える。主電源部405は、AC電源を必要な電源電圧に変換して、変換した電源電圧を、子機200のうちの必要な構成要素に供給する。予備電源部406は、停電情報送信に用いられる。制御部402は、例えばCPU(Central Processing Unit)から構成され、子機200の構成要素を統括的に制御する。
図3は、子機200の起動時における本実施の形態1に係る無線通信システムの動作を示すフローチャートである。本実施の形態1では、上述したように、各子機200は、予め定められた順番で停電情報送信を行う。この順番は、図3の動作によって、決定及び通知される。
まずステップS1にて、図1の最上位の子機201,205が、電源オン等によって起動されると、親機101に対して起動したことを通知する。なお、通知は、無線による送信とほぼ同じ意味であるものとする。
ステップS2にて、図1の最上位以外の子機200が、電源オン等によって起動されると、最上位の子機201,205を経由して親機101に対して起動したことを通知する。以上のような通知が繰り返されることにより、各子機200の起動が、親機101に対して通知される。
ステップS3にて、親機101は、各子機200から受信した通知に基づいて、当該通知がどの子機200を経由してきたか、つまり、当該通知の通信経路を把握することができる。そこで、親機101は、各子機200から受信した通知に基づいて、マルチホップ通信における各子機200の順番、当該順番を規定する予め定められた通信経路、及び、各子機200の配下子機の情報などを含む経路情報を生成する。
なお本実施の形態1では、各子機200の順番は、親機101とのマルチホップ通信において、他の子機200を経由する数(以下「経由数」と記す)が多い順に付与されるものとする。この場合、図1の子機204には「1」という順番が付与され、図1の子機203−1,203−2には「2」という順番が付与され、図1の子機202,206−1,20−2には「3」という順番が付与されることになる。ただし、各子機200の順番は、これに限ったものではない。
また本実施の形態1では、各子機200の配下子機の情報には、例えば、各子機200の配下子機の個数、及び、配下子機を識別するための配下子機の固有情報などが含まれる。
ステップS4にて、親機101は、生成した経路情報を各子機200に送信し、各子機200は、親機101から送信された経路情報を図2の記憶部403に記憶する。これにより、各子機200は、マルチホップ通信の通信経路、及び、マルチホップ通信における自機の順番を把握することができる。なお、以上のような通信方式には、例えば、無線メッシュネットワークの経路制御プロトコルRPL(IPv6 Routing Protocol for Low-Power and Lossy networks)を用いることができる。
図4及び図5は、本実施の形態1に係る各子機200の動作を示すフローチャートである。なお、以下の動作は、制御部402並びに電源監視及び切替部404の制御によって行われる。
まず図4のステップS11にて、子機200の電源監視及び切替部404は、AC電源がON状態か否かを判定する。AC電源がON状態であると判定された場合にはステップS12に進む。AC電源がON状態でないと判定された場合、つまり停電が検出された場合にはステップS13に進む。
ステップS12にて、子機200は、通常運用モードを行う。以下、図5を用いて通常運用モードにおける子機200の動作を説明する。なお、通常運用モードでは、AC電源が用いられ、図2の主電源部405により各部に電力が供給される。
まずステップ31にて、子機200は、親機101及び上位装置300、つまり上位側へ通知すべき情報があるか否かを判定する。例えば、子機200が、図示しない電力メーターや温湿度センサーなどの機器と接続されている構成において、それら機器から電力量や温湿度などを取得した場合には、当該子機200は、通知すべき情報があると判定する。また例えば、子機200が、自機の配下子機から情報を受信した場合には、当該子機200は、通知すべき情報があると判定する。通知すべき情報があると判定された場合にはステップS32に処理が進み、通知すべき情報がないと判定された場合には、図4のステップS11に戻る。
ステップS32にて、子機200は、通知すべき情報が、自機からの情報か否かを判定する。例えば、通知すべき情報が、図示しない電力メーターなどの機器から電力量などである場合には、通知すべき情報は、自機からの情報であると判定される。また例えば、通知すべき情報が、配下子機からの情報である場合には、通知すべき情報は、自機からの情報ではないと判定される。
ステップS32にて通知すべき情報が自機からの情報であると判定された場合には、ステップS33にて、子機200は、自機からの情報を上位側に送信する。その後、図4のステップS11に処理が戻る。
ステップS32にて通知すべき情報が自機からの情報でないと判定された場合、つまり通知すべき情報が自機の配下子機から情報であると判定された場合には、ステップS34にて、子機200は、配下子機からの情報を上位側に送信または中継する。その後、図4ステップS11に処理が戻る。
以上のように、通常運用モードでは、図4のステップS11を繰り返し行うことにより、図2の電源監視及び切替部404が、AC電源のON状態を常に監視する。
説明を図4の動作に戻す。上述したように、ステップS11にてAC電源がON状態でないと判定された場合、つまり停電が検出された場合にはステップS13に進む。
ステップS13にて、電源監視及び切替部404は、主電源部405から予備電源部406に使用する電源を切り替える。
ステップS14にて、子機200は、マルチホップ通信における自機の順番に基づき規定された規定時間をタイマーにセットして、タイマーを起動する。規定時間は、マルチホップ通信における自機の順番が大きくなるにつれて大きくなるように規定されている。本実施の形態1では、規定時間は、自機と自機の配下子機とがほぼ同時に停電を検出したと仮定した場合に、自機が自機の配下子機から自機にマルチホップ通信によって送信された停電情報を受信するのにかかる時間程度に規定されている。なお、マルチホップ通信における自機の順番及び自機の配下子機の情報などの、停電前までの通常運用時に通信していた状態の情報は、上述したように、図3のステップS4にて記憶部403に記憶されている。
ステップS15にて、子機200は、配下子機から停電情報を受信したか否かを判定する。子機200が停電情報を受信したと判定された場合には処理がステップS16に進み、子機200が停電情報を受信していないと判定された場合には処理がステップS17に進む。
ステップS15からステップS16に処理が進んだ場合、子機200は、停電情報に自機に固有のID情報を付加し、当該停電情報を上位の子機200に送信する。その後、処理がステップS19に進む。
ステップS15からステップS17に処理が進んだ場合、子機200は、ステップS11で停電を検出してから、規定時間だけ時間が経過したか否かを判定する。規定時間だけ時間が経過したと判定された場合には処理がステップS18に進み、規定時間だけ時間が経過したと判定されなかった場合には処理がステップS15に戻る。
ステップS18にて、子機200は、自機のID情報を付加した停電情報を上位の子機200に送信する。その後、処理がステップS19に進む。
以上のようなステップS15〜S18の動作により、本実施の形態1に係る子機200は、自機の電源監視及び切替部404が停電を検出してから、マルチホップ通信における自機の順番に基づき規定された規定時間だけ時間が経過していない場合、及び、マルチホップ通信において自機の配下子機から自機が停電情報を受信していない場合には、停電情報送信を待機する。一方、本実施の形態1に係る子機200は、自機が停電を検出してから、規定時間だけ時間が経過した場合、または、自機の配下子機から自機が停電情報を受信した場合には、停電情報送信を行う。
例えば、末端の子機204は、停電を検出した場合、停電情報を末端から2番目の子機203−1に送信する。ここで、子機203−1は、自機の配下子機である子機204から停電情報が送信されることを、経路情報によって把握している。そこで、子機203−1は、自機が停電を検出した場合であっても、すぐに停電情報送信を行うのではなく、子機204から送信された停電情報を受信する程度の規定時間だけ停電情報送信を待機する。つまり、子機203−1は、規定時間の間、子機204からの停電情報の受信状態となる。
図6は、本実施の形態1に係る停電情報の構成を示す図である。なお、図6のFCSは、フレームチェックシーケンスである。本実施の形態1では、停電情報は、チャネルフレームフォーマットの形式で送信される。そして、各子機200は、上述したステップS16,S18にて送信する停電情報の通知フレームフォーマット、つまり自機が停電を検出した場合に送信する停電情報の通知フレームフォーマットに、自機のID情報を付加する。
例えば、図1の子機204は、停電を検出した場合に、子機204のID情報しか含まれていないチャネルフレームを停電情報として上位の子機である子機203−1に送信する。
また例えば、図1の子機203−1は、停電を検出してから規定時間までに、配下子機である子機204から停電情報を受信した場合には、ステップS16にて、当該停電情報のチャネルフレームに自機のID情報を付加して、子機204及び子機203−1のID情報を含むチャネルフレームを停電情報として上位の子機である子機202に送信する。一方、子機203−1は、停電を検出してから規定時間だけ時間が経過しても、子機204から停電情報を受信しなかった場合には、子機204は停電していないと判断してステップS18にて、子機203−1のID情報を含むが子機204のID情報を含まないチャネルフレームを停電情報として上位の子機である子機202に送信する。以降、上位の各子機200も同様の手順及び処理を行い親機101へ停電情報を送信する。
図4のステップS19にて、子機200は、上位の子機200が送信した停電情報の通知フレームフォーマットに、自機のID情報が付加されているか否かに基づいて、自機が送信した停電情報が上位の子機200に受信されたことを確認する。例えば、子機204が、停電情報を子機203−1に送信したにもかかわらず、子機203−1が送信した停電情報に子機204のID情報が付加されていない場合には、子機204は、自機が送信した停電情報が、子機203−1に受信されなかったことを確認することができる。この場合、例えば子機204は、停電情報を子機203−1に再度送信する。その後、図4の動作が終了する。
なお、以上の説明では、子機203−1,204の両方で停電を検出した場合を例にして説明した。
以下、子機204では停電を検出せずに子機203−1で停電を検出した場合の動作について説明する。停電を検出しなかった子機204は、図4ステップS12の通常運用モードを行うので、停電情報を子機203−1には送信しない。このため、停電を検出した子機203−1は、規定時間だけ時間が経過しても子機204から停電情報を受信しない。この結果、子機203−1は、図4のステップS18にて、子機204のID情報が付加されずに子機203−1のID情報が付加された停電情報を子機202に送信する。
次に、子機203−1では停電を検出せずに子機204で停電を検出した場合について説明する。停電を検出した子機204は、子機204のID情報が付加された停電情報を子機203−1に送信する。停電を検出しなかった子機203−1は、図4のステップS12の通常運用モードを行い、図5のステップS34にて、子機203−1のID情報が付加されずに子機204のID情報が付加された停電情報を子機202に送信する。
以上のように、親機101は、停電を検出した子機200のID情報が付加された停電情報を受信することができるので、当該停電情報に基づいて、停電が検出された子機200を把握することができる。
<実施の形態1のまとめ>
以上のように構成された本実施の形態1に係る無線通信システムによれば、複数の子機200のそれぞれが、停電を検出してから規定時間だけ時間が経過していない場合、及び、マルチホップ通信において自機の配下子機から自機が停電情報を受信していない場合には、停電情報送信を待機する。これにより、キャリアセンスの空きがなくなったり、電波の衝突が発生したりすることを抑制することができるので、子機200の予備電源の消費電力を低減することができる。この結果、予備電源の小型化なども期待できる。
また本実施の形態1によれば、各子機200は、停電情報送信を行った後、自機より上位の子機200が送信した停電情報の通知フレームフォーマットに、自機のID情報が付加されているか否かに基づいて、自機が送信した停電情報が上位の子機200に受信されたことを確認する。このような構成によれば、上位の子機200は、配下子機に対して、停電情報が到達したことを通知するACK信号を送信する必要がなくなる。このため、信号の送信回数を低減することができ、子機200の予備電源の消費電力を低減することができる。なお、この送信回数の最低回数は1回である。
<実施の形態2>
図7は、本発明の実施の形態2に係る無線通信システムの構成を示すブロック図である。以下、本実施の形態2に係る無線通信システムで説明する構成要素のうち、実施の形態1と同じまたは類似する構成要素については同じ参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
本実施の形態2に係る無線通信システムは、複数の子機200のいずれかが使用不可になった場合に、上述したマルチホップ通信の通信経路を変更する。例えば、マルチホップ通信で使用可能なメッシュ形のトポロジーであれば、各子機200が1対1で通信を行う際の通信経路を自由に選択可能となる。このため、中継器として機能する子機200が故障しても、その配下子機は、中継器として機能する別の子機200を含む通信経路に変更することが可能となる。
例えば図7のように、子機203−1が故障等で使用不可になった場合、本実施の形態2では、子機204は、通信経路を切り替えて子機203−2の配下子機になることが可能となる。
図8は、複数の子機200のいずれかが使用不可になった場合における、本実施の形態2に係る無線通信システムの動作を示すフローチャートである。なお、子機200の起動時には、実施の形態1と同様の動作(図3)が行われているものとする。
まずステップS41にて、子機200は、運用中に自機の上位の子機200が使用不可になった場合に、その旨を、自機及び当該上位の子機200以外の子機200を経由して親機101に送信する。
ステップS42にて図3のステップS3と同様に、親機101は、各子機200から受信した通知に基づいて経路情報を変更及び更新する。
ステップS43にて、親機101は、変更した経路情報を各子機200に送信し、ステップS44にて、各子機200は、親機101から送信された経路情報で図2の記憶部403に記憶されている経路情報を変更及び更新する。その後、図8の動作が終了し、実施の形態1と同様に図4及び図5の動作が行われる。
<実施の形態2のまとめ>
以上のような本実施の形態2に係る無線通信システムは、例えばメッシュ形などにも適用することができるので、中継器として機能する子機200が故障しても、その配下子機は、通信を可及的に継続することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
101 親機、200 子機、406 予備電源部。

Claims (6)

  1. 親機と、
    それぞれが、停電を検出した場合に、それぞれに予め定められた順番で無線通信を行うマルチホップ通信によって、前記親機への停電情報の送信を行う複数の子機と
    を備え、
    前記複数の子機のそれぞれは、
    自機が停電を検出してから、自機の前記順番に基づき規定された規定時間だけ時間が経過していない場合、及び、前記マルチホップ通信において自機より下位の子機から自機が前記停電情報を受信していない場合には、前記送信を待機する、無線通信システム。
  2. 請求項1に記載の無線通信システムであって、
    前記複数の子機のそれぞれは、
    自機が停電を検出してから、前記規定時間だけ時間が経過した場合、または、前記下位の子機から自機が前記停電情報を受信した場合には、前記送信を行う、無線通信システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の無線通信システムであって、
    前記複数の子機のそれぞれは、
    自機が停電を検出した場合に送信する前記停電情報の通知フレームフォーマットに、自機のID情報を付加する、無線通信システム。
  4. 請求項3に記載の無線通信システムであって、
    前記複数の子機のそれぞれは、
    前記送信を行った後、前記マルチホップ通信において自機より上位の子機が送信した前記停電情報の通知フレームフォーマットに、自機のID情報が付加されているか否かに基づいて、自機が送信した前記停電情報が前記上位の子機に受信されたことを確認する、無線通信システム。
  5. 請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の無線通信システムであって、
    前記複数の子機のそれぞれは、前記送信に用いられる予備電源を有する、無線通信システム。
  6. 請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の無線通信システムであって、
    前記複数の子機のいずれかが使用不可になった場合に、前記順番を規定する予め定められた通信経路を変更する、無線通信システム。
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