JP2018037365A - コネクタ - Google Patents

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Takuya Suzuki
卓也 鈴木
小林 浩之
Hiroyuki Kobayashi
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Abstract

【課題】多芯ケーブルが接続される丸形コネクタにおいて、コネクタ嵌合時の作業性を向上することができる技術を提供する。
【解決手段】ガイド溝部11を有するシェル10と、第1の規制部21及び第2の規制部22を有するスペーサ20と、スペーサ20を嵌合方向に付勢するウェーブワッシャ30と、規制溝部53を有するカップリング50とを備え、第1の規制部21がガイド溝部11に嵌りこみスペーサ20の回転移動が規制され、コネクタ同士が嵌合していないとき、ウェーブワッシャ30の付勢力により第2の規制部22が規制溝部53に嵌りこみカップリング50の回転移動が規制され、コネクタ同士が嵌合するとき、第1の規制部21の先端が相手側コネクタと当接し、スペーサ20が嵌合方向と反対の方向に移動し、第2の規制部22と規制溝部53との係合が解除され、カップリング50の回転移動が可能になるように構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタに関し、特に多芯ケーブルが接続されるバヨネット式のロック機能を備えた丸形コネクタに関する。
従来、電気コネクタは、プラグとレセプタクルの2つのコネクタ同士を嵌合することで、ケーブル同士、または電気設備と制御装置等の機器間で電気的に接続する。多芯ケーブルが接続される丸形コネクタに関する技術として、例えば、特許文献1(特開2001−52821号公報)及び特許文献2(特開2010−165624号公報)等に記載される技術がある。特許文献1に記載の技術は、ケーブル同士を、ネジを介して同一軸心上に電気接続するネジ式のコネクタに関するものである。また、特許文献2に記載の技術は、コネクタを差し込んで捻ることで、両者を接続するバヨネット式のコネクタに関するものである。
例えば、プラグ及びレセプタクルの嵌合作業を、暗い場所や作業空間の狭い場所などで作業する必要がある場合、コネクタ同士を手探りで簡単に嵌合、嵌合解除できるように、特許文献1に示すネジ式よりも、特許文献2に示すバヨネット式のコネクタの使用が望まれる。
特許文献2に記載されたコネクタでは、レセプタクル側には、プラグとの嵌合部分の外周面には、バヨネット形状の凹部が形成されている。一方、プラグ側には、レセプタクルとの嵌合部分の回りに、回動自在にカップリングが取り付けられている。カップリングの内周には、レセプタクルの凹部に係合するバヨネット形状の凸部が形成されている。プラグ及びレセプタクルの嵌合は、互いの嵌合部分を対面して、カップリングの凸部をレセプタクルの凹部に係合させて、カップリングを回転させることで、嵌合部分同士が接近して嵌合するとともに保持される構成になっている。
特開2001−52821号公報 特開2010−165624号公報
しかしながら、特許文献2記載のコネクタでは、カップリングを回動してプラグとレセプタクルとの嵌合状態を保持する際に、カップリング自体を回動させる前に、カップリングの凸部の位置をレセプタクルの凹部に係合可能な所定位置に位置させる必要がある。このため、カップリングの凸部が所定位置に位置していない場合、暗い場所や作業空間の狭い場所などでは、その配置作業に手間がかかり、コネクタ同士の嵌合作業に手間がかかるという問題があった。
そこで、本発明の1つの目的は、多芯ケーブルが接続される丸形コネクタにおいて、コネクタ嵌合時の作業性を向上することができる技術を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、本発明による丸形コネクタは、軸方向に沿って延びたガイド溝部が外周の少なくとも一部に設けられた円筒状のシェルと、嵌合方向に延びた突起状の第1の規制部と、円周外側に延びた突起状の第2の規制部とを有し、前記シェルの外周に取り付けられるリング状のスペーサと、前記スペーサを前記嵌合方向に付勢するように構成された第1の弾性部材と、前記嵌合方向に窪んだ規制溝部を内側に有し、前記シェル、前記スペーサ及び前記第1の弾性部材の外周に取り付けられる円筒状のカップリングと、を備え、前記第1の規制部は前記ガイド溝部に嵌りこみ、それにより、前記スペーサの回転移動が規制され、相手側コネクタと嵌合していないとき、前記第1の弾性部材の付勢により前記第2の規制部が前記規制溝部に嵌りこみ、それにより、前記カップリングの回転移動が規制され、前記相手側コネクタと嵌合するとき、前記第1の規制部の先端が前記相手側コネクタのシェルと当接し、前記スペーサが前記嵌合方向と反対の方向に移動し、前記第2の規制部と前記規制溝部との係合が解除され、前記カップリングの回転移動が可能になる、ように構成されているものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
(1)コネクタ嵌合前は、本発明に係る丸形コネクタのカップリングの回転が規制されているので、丸形コネクタのロック突部と、相手側コネクタのロック溝部との位置合わせが不要になり、作業性が向上する。
(2)コネクタ嵌合時は、本発明に係る丸形コネクタの切欠きと、相手側コネクタの位置決め用のリブとを合わせて、丸形コネクタを押し込むだけでカップリングが自動的に回転して締め付けるので、嵌合作業が容易となり、作業性が向上する。
(3)本発明に係る丸形コネクタは、従来品と互換性を有するので、従来の相手側コネクタをそのまま利用でき、相手側コネクタを取り付けた装置の設計変更等が不要になる。
(a)は本発明の一実施の形態によるプラグコネクタの外観構成を示す嵌合側から見た斜視図であり、(b)は相手側コネクタとしてのレセプタクルコネクタの外観構成を示す嵌合側から見た斜視図である。 本発明の一実施の形態によるプラグコネクタの分解斜視図である。 図2に示すシェルの構成を示す嵌合側から見た斜視図である。 図2に示すシェルの構成を示す嵌合反対側から見た平面図である。 図2に示すスペーサの構成を示す嵌合反対側から見た斜視図である。 図2に示すカップリングの構成を示す嵌合反対側から見た斜視図である。 図2に示すカップリングの構成を示す嵌合反対側から見た平面図である。 図2に示すシェル、スペーサ、ウェーブワッシャ、ワッシャ、スプリング及びカップリングの組立構成を示す正面図である。 コネクタ嵌合前の図8のA−A切断面における断面図である。 コネクタ嵌合前の図8のB−B切断面における断面図である。 コネクタ嵌合時の図8のA−A切断面における断面図である。 コネクタ嵌合時の図8のC−C切断面における断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。
図1(a)は、本発明の一実施の形態によるプラグコネクタ(丸形コネクタ)の外観構成を示す斜視図であり、嵌合側から見た図である。図1(b)は、相手側コネクタとしてのレセプタクルコネクタの外観構成を示す斜視図であり、嵌合側から見た図である。
まず、図1により、本実施の形態によるプラグコネクタの全体構成の一例を説明する。本実施形態のプラグコネクタ1は、多芯ケーブル(図示せず)が接続される丸形コネクタであって、図1(b)に示すレセプタクルコネクタ(相手側コネクタ)2と嵌合することにより、それぞれの端子が接触して電気的に接続されるものである。図1では、端子が4つの例を示しているが、これに限定されるものではなく、端子数はいくつであってもよい。
図1(a)に示すように、プラグコネクタ1は、複数の端子取り付け孔91を有し、それぞれの端子取り付け孔91に複数の端子が組み込まれる略円柱状のハウジング90と、ハウジング90の外側に設けられ、コネクタ嵌合時の位置決め用の切欠き13を嵌合側に有する円筒状のシェル10と、シェル10の周囲に設けられ、嵌合側の内面にロック突部51を有する円筒状のカップリング50と、多芯ケーブルが挿通されるコード管80と、コード管80をシェル10に締め付けて固定するための締め付けリング70などから構成されている。
また、図1(b)に示すように、レセプタクルコネクタ(相手側コネクタ)2は、複数の端子3と、端子3を固定するハウジング4と、コネクタ嵌合時の位置決め用の突状のリブ5と、ハウジング4の外側に設けられ、嵌合側の外面に螺旋状のロック溝部6を有する円筒状のシェル7と、シェル7の外側に設けられたフランジ8と、フランジ8の四隅に設けられた固定用のねじ孔9などから構成されている。
プラグコネクタ1とレセプタクルコネクタ2とが嵌合するときは、プラグコネクタ1とレセプタクルコネクタ2の各端子を対応させるため、プラグコネクタ1の切欠き13にレセプタクルコネクタ2のリブ5を合わせて位置決めを行い、プラグコネクタ1をレセプタクルコネクタ2側に押し込む。プラグコネクタ1を押し込むことにより、カップリング50がR方向に回転し、カップリング50のロック突部51がレセプタクルコネクタ2のロック溝部6に沿って移動して締め付けられ、プラグコネクタ1とレセプタクルコネクタ2との嵌合が確実になる。図1の例では、嵌合時に、カップリング50がR方向に回転する構成になっているが、これに限定されるものではなく、ロック溝部6の螺旋が逆向きの場合は、回転は反対方向になる。プラグコネクタ1とレセプタクルコネクタ2との嵌合を解除するとき(抜去時)は、カップリング50をL方向に回転させながらプラグコネクタ1をレセプタクルコネクタ2から引き抜く。
次に、図2〜7により、本実施の形態によるプラグコネクタ1の詳細な構成を説明する。図2は、本発明の一実施の形態によるプラグコネクタ1の分解斜視図である。図3及び図4は、シェル10の詳細構成を示す図であり、図3は嵌合側から見た斜視図、図4は嵌合反対側から見た平面図である。図5は、スペーサ20の詳細構成を示す斜視図であり、嵌合反対側から見た図である。図6及び図7は、カップリング50の詳細構成を示す図であり、図6は嵌合反対側から見た斜視図、図7は嵌合反対側から見た平面図である。
図2に示すように、プラグコネクタ1は、軸方向(Z)に沿って延びたガイド溝部11が外周の少なくとも一部に設けられた円筒状のシェル10と、嵌合方向(Z1)に延びた突起状の第1の規制部21及び円周外側に延びた突起状の第2の規制部22を有するリング状のスペーサ20と、スペーサ20を嵌合方向(Z1)に付勢するように構成された軸方向に変形したリング状のばねであるウェーブワッシャ(第1の弾性部材)30と、スペーサ20が嵌合側とは反対方向に抜けないように固定するためのワッシャ40と、嵌合方向(Z1)に窪んだ規制溝部53(図7参照)を内側に有する円筒状のカップリング50と、シェル10の外周とカップリング50の内周との間に取り付けられるコイル状のスプリング(第2の弾性部材)60と、多芯ケーブルが挿通されるコード管80と、コード管80をシェル10に締め付けて固定するための締め付けリング70などから構成されている。
スペーサ20、ウェーブワッシャ30、ワッシャ40及びスプリング60は、それぞれ、シェル10の嵌合反対側部分の外周を覆うように取り付けられている。カップリング50は、スペーサ20、ウェーブワッシャ30、ワッシャ40及びスプリング60を覆うように取り付けられている。また、スペーサ20の第1の規制部21は、軸方向に延びるシェル10のガイド溝部11に嵌めこまれており、ガイド溝部11に沿ってスライド移動し、スペーサ20は軸方向(Z)への移動は可能であるが、シェル10に対する回転移動ができないようになっている。
また、第2の弾性部材としてのスプリング60は、コイル状のばねであり、その一端61はシェル10の外面にある取り付け孔12に固定され、他端62はカップリング50の内面にある取り付け孔52に固定されている。そして、スプリング60は、カップリング50をシェル10に対して一方向に回転するように付勢している。本実施の形態では、カップリング50がR方向(第1の方向)に回転するように付勢されている。このような構成により、プラグコネクタ1とレセプタクルコネクタ2を嵌合する際、プラグコネクタ1をレセプタクルコネクタ2に押し込むだけで、カップリング50は自然に回転し、カップリング50内側のロック突部51とレセプタクルコネクタ2のロック溝部6が係合し合い、ロックされる。
図3及び図4に示すように、シェル10は、嵌合側にレセプタクルコネクタ2との位置決め用の切欠き13を有し、嵌合反対側にスペーサ20の第1の規制部21が嵌めこまれる帯状のガイド溝部11を有し、嵌合反対側の外面にスプリング60の一端が固定される取り付け孔12を有し、中央付近に嵌合時にレセプタクルコネクタ2のシェル7の先端が当接する当接面15を含む突出部14を有している。
図5に示すように、スペーサ20は、その一部に間隙を有するリング状の部材であり、嵌合方向に突出した第1の規制部21と、外側に向けて突出した第2の規制部22を有する。第1の規制部21の先端23は、レセプタクルコネクタ2のシェルと当接する構造となっている。本実施の形態では、第1の規制部21及び第2の規制部22は、それぞれ、3個ずつであるが、個数はこれに限定されるものではなく、いくつであってもよい。また、第1の規制部21及び第2の規制部22のそれぞれの配置は、等間隔で配置されることが望ましい。また、スペーサ20は、プレス加工などを利用して切断・折り曲げ加工することにより、作製することができる。
図6及び図7に示すように、カップリング50は、筒状の部材であり、嵌合側にレセプタクルコネクタ2のロック溝部6と係合するロック突部51を有し、嵌合反対側の内面にスプリング60の他端62が固定される取り付け孔52を有し、嵌合反対側の内面にワッシャ40と当接して嵌合側へ押さえるためのワッシャ固定部54を有し、ワッシャ固定部55よりも嵌合側にスペーサ20の第2の規制部22が嵌りこむための嵌合方向(Z1)に窪んだ規制溝部53を有する。そして、ワッシャ固定部54と規制溝部53との間に、ワッシャ40、スプリング60及びスペーサ20を置くことにより、スペーサ20は、嵌合方向(Z1)に付勢され、コネクタ非嵌合時に第2の規制部22が規制溝部53に嵌りこむようになっている。そして、第2の規制部22が規制溝部53に嵌りこむことにより、カップリング50の回転移動が規制される構成となっている。
次に、図8〜図12により、コネクタ嵌合時のスペーサ20及びカップリング50の動作を説明する。図8は、シェル10、スペーサ20、ウェーブワッシャ30、ワッシャ40、スプリング62及びカップリング50の組立構成を示す正面図である。図9はコネクタ嵌合前の図8のA−A切断面における断面図、図10はコネクタ嵌合前の図8のB−B切断面における断面図である。図11はコネクタ嵌合時の図8のA−A切断面における断面図、図12はコネクタ嵌合時の図8のC−C切断面における断面図である。
図9及び図10に示すように、プラグコネクタ1がレセプタクルコネクタ2と嵌合していない状態では、ウェーブワッシャ30によりスペーサ20が嵌合方向(Z1)に向けて付勢され、スペーサ20の第2の規制部22が、カップリング50の規制溝部53に嵌りこみ、それにより、カップリング50の回転移動が規制される。これにより、プラグコネクタ1のロック突部51と、レセプタクルコネクタ2ロック溝部6との位置合わせが不要になる。このとき、スプリング60は、付勢力に抗している。また、第1の規制部21の先端23は、突出部14の当接面15よりも嵌合側(Z1)に突き出ている。
プラグコネクタ1がレセプタクルコネクタ2と嵌合するとき、第1の規制部21の先端23がレセプタクルコネクタ2のシェル7の先端と当接し、さらに押し込むことによりスペーサ20が嵌合方向(Z1)と反対の方向に移動し、スペーサ20の第2の規制部22とカップリング50の規制溝部53との係合が解除され、カップリング50の回転移動が可能になる。そして、スプリング60の付勢力により、カップリング50はR方向に自然に回転し、カップリング50内側のロック突部51がレセプタクルコネクタ2のロック溝部ロック溝部6に沿って移動し、コネクタ同士の嵌合がロックされる。図11及び図12は、コネクタ同士の嵌合終了時の状態を示している。このとき、スプリング60は、付勢力が解消した自然状態である。また、ウェーブワッシャ30は圧縮状態である。また、第1の規制部21の先端23とシェル10の当接面15は、同一平面上となる。
プラグコネクタ1とレセプタクルコネクタ2との嵌合を解除するとき(抜去時)、スプリング60の付勢力に抗してR方向と反対のL方向にカップリング50を回転させながらプラグコネクタ1を引き抜く。これにより、第1の規制部21の先端23がレセプタクルコネクタ2のシェル7から離れ、ウェーブワッシャ30によりスペーサ20が嵌合方向(Z1)に付勢され、第2の規制部22がカップリング50の規制溝部53に嵌りこみ、それにより、カップリング50の回転移動が規制される。そして、図9及び図10のような状態となる。
したがって、本実施の形態のプラグコネクタ(丸形コネクタ)1によれば、嵌合前は、カップリング50の回転が規制されているので、プラグコネクタ1及びレセプタクルコネクタ2のそれぞれの端子位置を合わせるだけで、プラグコネクタ1のカップリング50のロック突部51と、レセプタクルコネクタ2のシェル7のロック溝部6との位置が揃うので、ロック突部51とロック溝部6との位置合わせが不要になり、作業性が向上する。
また、コネクタ嵌合時は、プラグコネクタ1のシェル10の切欠き13と、レセプタクルコネクタ2のシェル7の位置決め用のリブ5を合わせて、プラグコネクタ1を押し込むだけでカップリング50が自動的に回転して締め付けるので、嵌合作業が容易となり、作業性が向上する。
また、本実施の形態のプラグコネクタ1は、従来品と互換性を有するので、従来のレセプタクルコネクタをそのまま利用できるので、従来のレセプタクルコネクタをパネル等に取り付けた装置の設計変更が不要となる。
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態においては、コネクタ嵌合時に、カップリング50がR方向に回転して締め付ける構造となっていたが、反対側に回転して締め付ける構造であってもよい。また、第1の弾性部材としてのウェーブワッシャ30及び第2の弾性部材としてのスプリング60は、これらに限定されず、同様の作用をするものであれば他の種類(皿バネ、コイルばね、板ばね等)の弾性部材であってもよい。
1 プラグコネクタ(丸形コネクタ)
2 レセプタクルコネクタ
3 端子
4 ハウジング
5 リブ
6 ロック溝部
7 シェル
8 フランジ
9 ねじ孔
10 シェル
11 ガイド溝部
12 取り付け孔
13 切欠き
14 突出部
15 当接面
20 スペーサ
21 第1の規制部
22 第2の規制部
23 第1の規制部の先端
30 ウェーブワッシャ(第1の弾性部材)
40 ワッシャ
50 カップリング
51 ロック突部
52 取り付け孔
53 規制溝部
54 ワッシャ固定部
60 スプリング(第2の弾性部材)
61 一端
62 他端
70 締め付けリング
80 コード管
90 ハウジング
91 端子取り付け孔

Claims (6)

  1. 多芯ケーブルが接続される丸形コネクタであって、
    軸方向に沿って延びたガイド溝部が外周の少なくとも一部に設けられた円筒状のシェルと、
    嵌合方向に延びた第1の規制部と、円周外側に延びた第2の規制部とを有し、前記シェルの外周に取り付けられるリング状のスペーサと、
    前記スペーサを前記嵌合方向に付勢するように構成された第1の弾性部材と、
    規制溝部を内側に有し、前記シェル、前記スペーサ及び前記第1の弾性部材の外周に取り付けられる円筒状のカップリングと、を備え、
    前記第1の規制部は前記ガイド溝部に嵌りこみ、それにより、前記スペーサの回転移動が規制され、
    相手側コネクタと嵌合していないとき、前記第1の弾性部材の付勢により前記第2の規制部が前記規制溝部に嵌りこみ、それにより、前記カップリングの回転移動が規制され、
    前記相手側コネクタと嵌合するとき、前記第1の規制部の先端が前記相手側コネクタのシェルと当接し、前記スペーサが前記嵌合方向と反対の方向に移動し、前記第2の規制部と前記規制溝部との係合が解除され、前記カップリングの回転移動が可能になる、ように構成されている丸形コネクタ。
  2. 前記シェルの外周と前記カップリングの内周との間に第2の弾性部材を備え、
    前記第2の弾性部材は、前記カップリングを前記シェルに対して回転する方向に付勢している、請求項1に記載の丸形コネクタ。
  3. 前記カップリングは、その内面に、前記相手側コネクタのロック溝部に沿って移動可能なロック突部を備え、
    前記相手側コネクタと嵌合するとき、前記ロック突部が前記相手側コネクタの前記ロック溝部に沿って移動することにより、前記カップリングが前記シェルに対して第1の方向に回転する構成になっており、
    前記第2の弾性部材は、前記カップリングを前記第1の方向に付勢している、請求項2に記載の丸形コネクタ。
  4. 前記第1の弾性部材は、軸方向に変形したリング状のばねである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の丸形コネクタ。
  5. 前記第2の弾性部材は、コイル状のばねであり、その一端は前記シェルの外面に固定され、他端は前記カップリングの内面に固定されている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の丸形コネクタ。
  6. 前記相手側コネクタとの嵌合が解除されるとき、前記第1の方向と反対の第2の方向に前記カップリングを回転させながら前記丸形コネクタを引き抜くことにより、前記第1の規制部の先端が前記相手側コネクタのシェルから離れ、前記第1の弾性部材の付勢により前記第2の規制部が前記規制溝部に嵌合し、それにより、前記カップリングの回転移動が規制される、ように構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の丸形コネクタ。
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