JP2018036016A - 冷凍装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係る冷凍装置100の概略構成図である。冷凍装置100は、蒸気圧縮式の冷凍サイクルによって、例えば冷蔵倉庫や店舗のショーケースの庫内等の利用側空間の冷却を行う装置である。冷凍装置100は、主として、熱源ユニット10と、複数(ここでは2台)の利用ユニット30(30a、30b)と、冷凍装置100の動作を制御するコントローラ50と、を有している。
(1−1−1)熱源ユニット10に配置される回路要素
熱源ユニット10は、ガス冷媒連絡配管G1及び液冷媒連絡配管L1を介して利用ユニット30と接続されており、冷媒回路RCの一部を構成している。熱源ユニット10は、主として、冷媒回路RCを構成する回路要素として、複数(ここでは3台)の圧縮機11(第1圧縮機11a、第2圧縮機11b、第3圧縮機11c)と、熱源側熱交換器12と、レシーバ13と、過冷却熱交換器14と、第1膨張弁15と、第2膨張弁16と、圧縮機11と同数(ここでは3つ)のインジェクション弁17(第1インジェクション弁17a、第2インジェクション弁17b、第3インジェクション弁17c)と、ガス側閉鎖弁SV1と、液側閉鎖弁SV2と、を有している。
熱源ユニット10は、各回路要素を接続する複数の冷媒配管(具体的には、第1配管P1と、圧縮機11の数と同数(3本)の第2配管P2(P2a、P2b、P2c)、第3配管P3(P3a、P3b、P3c)及び第4配管P4(P4a、P4b、P4c)と、第5配管P5−第12配管P12)を有している。
熱源ユニット10は、熱源ユニット10外から熱源ユニット10内に流入して熱源側熱交換器12を通過した後に熱源ユニット10外へ流出する空気流を生成する熱源側ファン19を有している。熱源側ファン19は、熱源側熱交換器12を流れる冷媒の冷却源としての空気を熱源側熱交換器12に供給するための送風機である。熱源側ファン19は、例えばプロペラファンやシロッコファンであり、熱源側ファンモータ(図示省略)によって回転駆動される。
利用ユニット30は、ガス冷媒連絡配管G1及び液冷媒連絡配管L1を介して熱源ユニット10と接続されており、冷媒回路RCの一部を構成している。本実施形態においては、1台の熱源ユニット10に対して2台の利用ユニット30(30a及び30b)が接続されている。各利用ユニット30は、互いに並列に配置されている。
コントローラ50は、冷凍装置100に含まれる各アクチュエータの動作を制御することで、冷凍装置100の運転状態を制御する制御ユニットである。コントローラ50は、熱源ユニット10及び/又は利用ユニット30に配置される基板に実装されている(図示省略)。コントローラ50は、CPUやメモリ等を含むマイクロコンピュータを有している。コントローラ50は、冷凍装置100に含まれる各アクチュエータと電気的に接続されており、信号の入出力を行う。また、コントローラ50は、冷凍装置100に含まれる各種センサと電気的に接続されており、検出結果に相当する信号を適宜入力される。コントローラ50の詳細については後述する。
以下、運転時における冷媒回路RC内の冷媒の流れについて説明する。冷凍装置100では、運転時に、利用ユニット30において要求される冷却負荷に応じて、第1圧縮機11a(容量可変圧縮機)が容量制御され、第2圧縮機11b及び第3圧縮機11c(容量一定圧縮機)が定格運転される。具体的には、低圧側圧力LP、高圧側圧力HP、及び/又は中間圧力MPに関し、それぞれの目標値が利用ユニット30で要求される冷却負荷に応じて設定され、設定された各目標値が実現されるように圧縮機11の駆動台数及び第1圧縮機11aの運転容量が制御される。これにより、冷媒回路RCに充填された冷媒が、主として、運転中のいずれかの圧縮機11、熱源側熱交換器12、レシーバ13、過冷却熱交換器14(第1流路141)、第1膨張弁15、利用側膨張弁31、利用側熱交換器32の順に循環する冷却運転(冷凍サイクル運転)が行われる。
図2は、コントローラ50の概略構成と、コントローラ50に接続される各部と、を模式的に示したブロック図である。
記憶部51は、例えば、ROM、RAM、及び/又はフラッシュメモリ等の各種メモリで構成されており、複数の記憶領域を含む。例えば、記憶部51には、コントローラ50の各部における処理を定義した制御プログラムを記憶するためのプログラム記憶領域511が含まれている。
入力制御部52は、コントローラ50に対して他の各部から出力された信号を取得して記憶部51に当該信号を格納する。例えば、入力制御部52は、各種センサ(21−23、25等)から出力された検出結果に相当する信号を受け、所定の識別データを付加してセンサ値記憶領域513に個別に格納する。
駆動信号出力部53は、各アクチュエータ(11a―11c、15、16、17a―17c、19、35、36等)に対して所定の駆動信号(駆動電圧)を出力する。駆動信号出力部53は、複数のインバータ(図示省略)を含み、第1圧縮機11a、熱源側ファン19、及び各利用側ファン35に対しては、対応するインバータを介して駆動信号を出力する。
アクチュエータ制御部54は、制御プログラムに沿って、状況に応じて、冷凍装置100(熱源ユニット10及び利用ユニット30)に含まれる各アクチュエータの動作を制御する。例えば、アクチュエータ制御部54は、設定温度や各種センサの検出値等に応じて、圧縮機11の回転数、熱源側ファン19及び各利用側ファン35の回転数、第1膨張弁15の開度、及び各利用側膨張弁31の開度を、コマンドの種別、冷却負荷の大きさ、及び各センサ(21、22、23、25)の検出値等に応じてリアルタイムに制御する。また、アクチュエータ制御部54は、各インジェクション弁17の動作を状況に応じて制御するINJ弁制御部55と、第2膨張弁16の動作を状況に応じて制御する第2膨張弁制御部56と、を含んでいる。
INJ弁制御部55は、運転時に、各インジェクション弁17(17a、17b、17c)の開度を、各圧縮機11から吐出される高圧冷媒の温度が目標値となる最適開度に制御する吐出冷媒温度制御を実行する。
第1圧縮機11aの最適インジェクション量=(第2圧縮機11bの最適インジェクション量+第1圧縮機11aの回転数)/第2圧縮機11bの回転数・・・(A)
そして、第2圧縮機11bと同様、「容量一定圧縮機」である第3圧縮機11cの最適インジェクション量については、第2圧縮機11bの最適インジェクション量と同一の流量として算出する。
第2膨張弁制御部56は、状況に応じて第2膨張弁16の開度を個別に決定する。第2膨張弁制御部56は、運転中、中間圧力MP(すなわち、インジェクションラインJ1を流れる中間圧冷媒の圧力)が目標値となるように第2膨張弁制御部56の開度を決定する、中間圧力通常制御を実行する。中間圧力MPの目標値については、各圧縮機11の回転数や吐出冷媒温度HT等に基づき算出され、制御プログラムにおいて算出式が定義されている。
以下、コントローラ50による吐出冷媒温度制御及び中間圧力抑制制御の流れの一例について、図3を参照しながら説明する。図3は、コントローラ50による吐出冷媒温度制御及び中間圧力抑制制御に係る処理の流れの一例について示したフローチャートである。図3では、特にステップS103−S106において吐出冷媒温度制御に係る処理が示されており、ステップS107−S112において中間圧力抑制制御に係る処理が示されている。なお、図3に示される処理の流れは、一例であり、適宜変更可能である。例えば、矛盾のない範囲でステップの順序が変更されてもよいし、一部のステップが他のステップと並列に実行されてもよい。また、コントローラ50は、吐出冷媒温度制御及び中間圧力抑制制御に係る処理を、他の制御に係る処理と並行して実行する。
(5−1)
上記実施形態に係る冷凍装置100では、COPの低下が抑制されている。
上記実施形態に係る冷凍装置100は、コントローラ50が、各インジェクション弁17の開度を、最適開度(対応する各圧縮機11から吐出される高圧冷媒の温度が目標値となるインジェクション弁17の開度)に変更する吐出冷媒温度制御を実行し、吐出冷媒温度制御に伴い中間圧力抑制制御を実行するように構成されている。
上記実施形態に係る冷凍装置100は、コントローラ50が、吐出冷媒温度制御において、各圧縮機11の最適インジェクション量(流入する中間圧冷媒の最適な流量)を個別に算出し、各圧縮機11の最適インジェクション量に基づき各インジェクション弁17の最適開度を決定するように構成されている。これにより、各圧縮機11の最適インジェクション量が個別に算出され、各インジェクション弁17の開度が最適インジェクション量に応じて制御されるようになっている。その結果、各圧縮機11から吐出される高圧冷媒の温度が精度よく目標値に制御されるようになっており、圧縮機11の信頼性が高精度に確保されるようになっている。
上記実施形態に係る冷凍装置100は、コントローラ50が、中間圧力抑制制御において、中間圧力抑制開度を、上流側共通配管(第12配管P12)における冷媒流量が各圧縮機11における最適インジェクション量の合計値となるとともに、中間圧力抑制開度に変更前と変更後における第2膨張弁16の前後差圧が同一となる開度に決定するように構成されている。これにより、中間圧力抑制開度が、上流側共通配管(P12)における冷媒流量が各圧縮機11における最適インジェクション量の合計値となるとともに、中間圧力抑制開度に変更前と変更後における第2膨張弁16の前後差圧が同一となる開度に決定されるようになっている。その結果、各インジェクション弁17の開度を変更した際に、上流側共通配管(P12)を流れる中間圧冷媒の圧力変動が精度よく抑制されるようになっている。このため、冷凍装置100のCOPの低下が高精度に抑制されている。
上記実施形態に係る冷凍装置100は、コントローラ50が、吐出冷媒温度制御に伴い中間圧力センサ23の検出値(中間圧力MP;上流側共通配管を流れる中間圧冷媒の圧力)が第1閾値ΔTh1以上上昇する場合に中間圧力抑制制御を実行するように構成されている。これにより、吐出冷媒温度制御によって中間圧力MPが特に上昇する場合に限って、中間圧力抑制制御が実行されるように構成されている。すなわち、吐出冷媒温度制御によって、COP低下が想定される程度に中間圧力MPが上昇しない場合には中間圧力抑制制御が行われず、必要な場合(すなわちCOP低下が想定される程度に中間圧力MPが上昇する場合)に限って中間圧力抑制制御が実行されるように構成されている。
上記実施形態に係る冷凍装置100は、コントローラ50が、低圧側圧力センサ21の検出値(低圧側圧力LP)及び中間圧力センサ23の検出値(中間圧力MP)の差分値(圧力差DP)と、設定されている各インジェクション弁17の開度と、に基づき、各インジェクション弁17を通過する中間圧冷媒の流量(インジェクション量IJ1、変更後インジェクション量IJ2)を算出するように構成されている。これにより、各インジェクション弁17の開度変更前及び変更後における各圧縮機11に流入する中間圧冷媒の流量(インジェクション合計流量F1、変更後インジェクション合計流量F2)が精度よく算出され、算出した値を、中間圧力抑制開度を決定する際に用いることが可能となっている。
よって、中間圧力抑制開度を、上流側共通配管(P12)を流れる中間圧冷媒の圧力が過度に上昇することを高精度に抑制する開度に決定することが可能となっている。
上記実施形態に係る冷凍装置100では、運転容量可変の容量可変圧縮機(第1圧縮機11a)と運転容量一定の容量一定圧縮機(第2圧縮機11b、第3圧縮機11c)と、が含まれ、コントローラ50が、容量一定圧縮機(11b)の最適インジェクション量と、容量可変圧縮機(11a)の回転数及び容量一定圧縮機(11b)の回転数の比と、に基づき容量可変圧縮機の最適インジェクション量を算出するように構成されている。これにより、容量可変圧縮機と容量一定圧縮機とが混在する構成において、容量可変圧縮機の最適インジェクション量が精度よく算出されるようになっている。
上記実施形態に係る冷凍装置100は、コントローラ50が、中間圧力抑制制御において、予め導出されている第2膨張弁16の特性情報(開度と通過する冷媒流量との相関関係)に基づき、中間圧力抑制開度を決定するように構成されている。これにより、中間圧力抑制開度が、予め導出されている第2膨張弁16の特性に基づき決定されるようになっている。その結果、第2膨張弁16を中間圧力抑制開度に変更後、各圧縮機11に流入する中間圧冷媒の圧力が過度に上昇することが高精度に抑制されるようになっている。
上記実施形態は、以下の変形例に示すように適宜変形が可能である。なお、各変形例は、矛盾が生じない範囲で他の変形例と組み合わせて適用されてもよい。
上記実施形態では、熱源ユニット10に配置される複数の圧縮機11のうち、容量可変圧縮機については第1圧縮機11aの1台であり、容量一定圧縮機は第2圧縮機11b、第3圧縮機11cの2台であった。しかし、容量可変圧縮機及び容量一定圧縮機の台数配分については、設計仕様に応じて適宜変更が可能である。例えば、容量可変圧縮機については2台又は3台であってもよい。また、例えば全ての圧縮機11を容量可変圧縮機としてもよい。また、例えば全ての圧縮機11を容量一定圧縮機としてもよい。
上記実施形態では、コントローラ50は、吐出冷媒温度制御に伴い中間圧力抑制制御を実行するように構成されていた。しかし、係る条件については適宜変更が可能である。例えば、コントローラ50は、吐出冷媒温度制御とは観点が異なる他の制御によっていずれかのインジェクション弁17の開度が変更される場合に、中間圧力抑制制御を実行するように構成されてもよい。また、例えば、コントローラ50は、吐出冷媒温度制御に関わらず、いずれかのインジェクション弁17の開度が変更される場合には、必ず中間圧力抑制制御を実行するように構成されてもよい。
上記実施形態では、コントローラ50は、吐出冷媒温度制御に伴い、中間圧力MPが第1閾値ΔTh1以上上昇する場合に限って、中間圧力抑制制御を実行するように構成されていた。しかし、係る条件については適宜変更が可能である。
上記実施形態における最適インジェクション量、最適開度、インジェクション量IJ1、変更後インジェクション量IJ2、インジェクション合計流量F1、変更後インジェクション合計流量F2、及び/又は中間圧力抑制開度の算出方法は、あくまでも一例であり、上記実施形態で説明した方法とは異なる算出方法が適宜採用されてもよい。
上記実施形態における冷媒回路RCの回路構成及び冷凍装置100に配置される機器については適宜変更が可能であり、一部の回路要素や機器については適宜省略が可能である。例えば、熱源ユニット10に配置されるレシーバ13や、各利用ユニット30に配置される利用側膨張弁31については必ずしも必要ではなく、適宜省略が可能である。また、利用側膨張弁31については電動膨張弁ではなく、感温式の膨張弁やキャピラリーチューブ等の減圧機構を採用してもよい。
上記実施形態では、本発明が冷蔵倉庫や店舗のショーケースの庫内の冷却を行う冷凍装置100に適用されていた。しかし、これに限定されず、本発明は、他の冷凍装置にも適用可能である。例えば、本発明は、輸送コンテナ内の冷却を行う冷凍装置に適用されてもよい。また、例えば、本発明は、建物内の冷房等を行うことで空気調和を実現する空調システム(エアコン)や、給湯器やヒートポンプチラー等にも適用可能である。
上記実施形態では、1台の熱源ユニット10と、3台の利用ユニット30と、を有していた。しかし、冷凍装置100に配置される熱源ユニット10の台数については特に限定されず、2台以上であってもよい。また、冷凍装置100が有する利用ユニット30の台数については特に限定されず、1台であってもよいし、3台以上であってもよい。
上記実施形態では、コントローラ50の配置位置については特に限定していなかった。コントローラ50については、必ずしも熱源ユニット10及び/又は利用ユニット30と同一の空間に設置される必要はなく、熱源ユニット10及び/又は利用ユニット30と通信ネットワークを介して接続された遠隔地に設置されてもよい。また、コントローラ50を構成する各要素(CPU、メモリ、及び各種電気部品等)は必ずしも同一位置に設置される必要はなく、分散的に異なる空間に配置された各要素が通信ネットワークを介して接続されることでコントローラ50が構成されてもよい。
11 :圧縮機
11a :第1圧縮機(容量可変圧縮機)
11b :第2圧縮機(容量一定圧縮機)
11c :第3圧縮機(容量一定圧縮機)
12 :熱源側熱交換器
13 :レシーバ
14 :過冷却熱交換器
15 :第1膨張弁
16 :第2膨張弁(冷媒流量調整弁)
17 :インジェクション弁
17a :第1インジェクション弁
17b :第2インジェクション弁
17c :第3インジェクション弁
19 :熱源側ファン
21 :低圧側圧力センサ
22 :高圧側圧力センサ
23 :中間圧力センサ
25 :吐出温度センサ
25a :第1吐出温度センサ
25b :第2吐出温度センサ
25c :第3吐出温度センサ
30 :利用ユニット
50 :コントローラ
100 :冷凍装置
141 :第1流路
142 :第2流路
DP :圧力差
DV :差分値
F1 :インジェクション合計流量
F2 :変更後インジェクション合計流量
G1 :ガス冷媒連絡配管
HT :吐出冷媒温度
IJ1 :インジェクション量
IJ2 :変更後インジェクション量
J1 :インジェクションライン
L1 :液冷媒連絡配管
MP :中間圧力
P1 :第1配管(低圧側冷媒配管)
P2(P2a、P2b、P2c) :第2配管(吸入配管)
P3(P3a、P3b、P3c) :第3配管(吐出配管)
P4(P4a、P4b、P4c) :第4配管(インジェクション管)
P11 :第11配管(インジェクション管)
P12 :第12配管(上流側共通配管)
RC :冷媒回路
SV1 :ガス側閉鎖弁
SV2 :液側閉鎖弁
ΔTh1 :第1閾値
Claims (8)
- 互いに並列に配置され、低圧冷媒を吸入し圧縮して高圧冷媒として吐出する複数の圧縮機(11)と、
いずれかの前記圧縮機に対応し、対応する前記圧縮機に接続され中間圧冷媒を流入させる複数のインジェクション管(P11)と、
いずれかの前記インジェクション管に対応し、対応する前記インジェクション管に一端が接続され、前記中間圧冷媒の流量を調整する複数のインジェクション弁(17)と、
各前記インジェクション弁の他端に接続され、各前記インジェクション弁に流入する前記中間圧冷媒が流れる上流側共通配管(P12)と、
前記上流側共通配管の冷媒流れ上流側に配置され、前記上流側共通配管を流れる前記中間圧冷媒の流量を調整する冷媒流量調整弁(16)と、
各前記インジェクション弁及び前記冷媒流量調整弁の動作を、状況に応じて制御するコントローラ(50)と、
を備え、
前記コントローラは、
いずれかの前記インジェクション弁の開度を変更する時に中間圧力抑制制御を実行し、
前記中間圧力抑制制御においては、前記冷媒流量調整弁の開度を、各前記圧縮機に流入する前記中間圧冷媒の圧力が過度に上昇することを抑制する中間圧力抑制開度に変更する、
冷凍装置(100)。 - 前記コントローラは、
各前記インジェクション弁の開度を、対応する各前記圧縮機から吐出される前記高圧冷媒の温度(HT)が目標値となる最適開度に変更する吐出冷媒温度制御を実行し、
前記吐出冷媒温度制御に伴い前記中間圧力抑制制御を実行する、
請求項1に記載の冷凍装置(100)。 - 前記コントローラは、前記吐出冷媒温度制御においては、各前記圧縮機に流入する前記中間圧冷媒の最適な流量である最適インジェクション量を個別に算出し、各前記圧縮機の前記最適インジェクション量に基づき各前記インジェクション弁の前記最適開度を決定する、
請求項2に記載の冷凍装置(100)。 - 前記コントローラは、前記中間圧力抑制制御においては、前記中間圧力抑制開度を、前記上流側共通配管における冷媒流量が各前記圧縮機における前記最適インジェクション量の合計値(F2)となるとともに、前記中間圧力抑制開度に変更前と変更後における前記冷媒流量調整弁の前後差圧が同一となる開度に決定する、
請求項3に記載の冷凍装置(100)。 - 前記上流側共通配管を流れる前記中間圧冷媒の圧力(MP)を検出する中間圧力センサ(23)をさらに備え、
前記コントローラは、前記吐出冷媒温度制御に伴い前記中間圧力センサの検出値が所定値(ΔTh1)以上上昇する場合に、前記中間圧力抑制制御を実行する、
請求項3又は4に記載の冷凍装置(100)。 - 各前記圧縮機へ流入する前記低圧冷媒が集合して流れる低圧側冷媒配管(P1)と、
前記低圧側冷媒配管を流れる前記低圧冷媒の圧力を検出する低圧側圧力センサ(21)と、
をさらに備え、
前記コントローラは、前記低圧側圧力センサの検出値及び前記中間圧力センサの検出値の差分値と、設定されている各前記インジェクション弁の開度と、に基づき、各前記インジェクション弁を通過する前記中間圧冷媒の流量(IJ1、IJ2)を算出する、
請求項5に記載の冷凍装置(100)。 - 複数の前記圧縮機には、運転容量可変の容量可変圧縮機(11a)と、運転容量一定の容量一定圧縮機(11b、11c)と、が含まれ、
前記コントローラは、前記容量一定圧縮機の前記最適インジェクション量と、前記容量可変圧縮機の回転数及び前記容量一定圧縮機の回転数の比と、に基づき前記容量可変圧縮機の前記最適インジェクション量を算出する、
請求項3から6のいずれか1項に記載の冷凍装置(100)。 - 前記コントローラは、前記中間圧力抑制制御においては、予め導出されている前記冷媒流量調整弁の開度と前記冷媒流量調整弁を通過する冷媒流量との相関関係に基づき、前記中間圧力抑制開度を決定する、
請求項1から7のいずれか1項に記載の冷凍装置(100)。
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