JP2018035470A - 模様網 - Google Patents

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Abstract

【課題】 編網時において模様が形成されている網地を提供する。
【解決手段】 複数の素線11〜14,21〜24,31〜34,41〜44が撚られて網地構成糸1,2,3,4が形成され、複数の網地構成糸を交差させつつ交差位置6において複数の素線の間に他方の素線を挿通させて無結節を構成する網地であって、無結節によって矩形の網目5が形成され、網地構成糸は、網目が形成する矩形の辺51〜54に沿って連続しており、網地構成糸を形成する複数の素線のうち、その一部または全部が着色された素線とすることにより、網目の辺に沿った方向に連続する一つの線状を単位として、網地全体に縞模様または格子模様を形成してなる。
【選択図】 図1

Description

網地に模様を施した模様網に関するものである。
従来の網地は、複数の素線(ストランドともいう)を撚ってロープ状を構成し、そのロープ状を構成する一部または全部の素線を結び、または絡めることにより、網目を形成するものであり、その網は、網目の形成方法の相違によって、無結節網のほかに結節網やラッセル網などの種類があった。これらの種類の中から使用目的に応じて、所望の種類の網地が選択的に使用されていた。しかし、これらの網地は単色が一般的であり、従って、例えば、漁網においては白色であり、ゴルフネットにおいては緑色であるように、単色の網地が使用されていることは周知である。
つまり、これまでは、網地を装飾の一部として使用することは想定されておらず、専ら使用目的が重視されるものであった。そのため、装飾物に網地を使用する場合には、裏地として使用されるものであり(特許文献1参照)、そのような構成の装飾物も衣類の一部に使用される程度であった。
特開2001−311100号公報
上記のように、網地を装飾物として使用されていない理由には、第1に、網地に装飾を施しつつ編網することの困難性があり、第2に、装飾効果に対する期待の低さが考えられる。また、網地に模様を設ける場合には、白色の網地を利用して、設置後に着色することにより、所望の模様を描くことが想定されるが、設置された網地に着色することのデザイン効果と、そのための手間を考慮すれば、模様を描き難い網地を敢えて選択する理由が見出し得ないのが実情である。
しかしながら、所定の目的として、例えば、侵入防止ネットや防護用ネットとして設置する場合、人目を考慮しない場所では特別に模様などを施す必要はないものの、施設内に設置し、または観覧者の目に触れる場所におけるネット設置に際しては、単色の網地は、明らかに網地であることが認識され、人目を考慮する場所での設置は敬遠されるものとなっていた。
そこで、観覧者等の視界に入る場所においても周辺環境と違和感なく設置できる模様を有する網地(これを模様網と称する)の開発が切望されていた。
本発明は、上記諸点にかんがみてなされたものであって、その目的とするところは、編網時において模様が形成されている網地を提供することである。
そこで、本発明は、複数の素線が撚られて網地構成糸が形成され、複数の網地構成糸を交差させつつ該交差位置において複数の素線の間に他方の素線を挿通させて無結節を構成する網地であって、前記無結節によって矩形の網目が形成され、前記網地構成糸は、前記網目が形成する矩形の辺に沿って連続しており、前記網地構成糸を形成する複数の素線のうち、その一部または全部が着色された素線とすることにより、網目の辺に沿った方向に連続する一つの線状を単位として、網地全体に縞模様または格子模様を形成してなることを特徴とする。
上記構成によれば、編網される網地は、網地構成糸が交差する位置において素線の間を挿通させてなる無結節網で構成されることから、各網地構成糸は、矩形状の網目の辺に沿って略直線状に連続するため、当該網地構成糸が着色された(所定の色彩を有する)ものを使用することにより、矩形の辺方向に連続する直線状の線を網地に描くことができる。そして、この線(網地構成糸)を平行に並べることにより、帯状の着色領域を形成させることとなり、縞模様を網地に描くことができる。さらに、矩形の網目の他方の辺に沿った方向に対しても同様に着色された網地構成糸を使用することにより、格子模様(チェック柄)を網地に描くことができるのである。
本発明は、上記構成の発明において、前記網地構成糸を形成する素線が、白色をもって無色素線とし、白色以外に着色された素線を有色素線として使用され、縞模様または格子模様を形成するための網地構成糸が、該網地構成糸に使用される無色素線と有色素線との数の割合によって色調が決定されるものであるものとすることができる。
上記構成の場合には、縞模様または格子模様を形成する各網地構成糸の色調を、有色素線の割合によって決定させることとなることから、同色でありながら、その色彩の濃淡を調整することができる。このような色調の調整は、網地を設置する際、網目が中空であるため、その網目を介して背景の景色などが視界に入ることから、これらの背景を考慮して適宜選択することを可能にするものである。
さらに、本発明は、上記構成の発明において、前記網地構成糸が、同じ割合で有色素線が使用される同種の網地構成糸が隣接して配置されることにより、形成される縞模様または格子模様の辺の幅を帯状にしてなるものとすることができる。
このような構成の場合には、同色かつ同色調の網地構成糸によって、かつ当該網地構成糸の数によって網地全体に描かれる線の幅を変化させることができ、帯状とした着色領域によって大きな縞模様または格子模様を形成することができる。
また、本発明は、上記構成の発明において、前記網地構成糸が、隣接する網地構成糸との間で、有色素線の割合が異ならせることにより、形成される縞模様または格子模様にグラデーションを形成させているものとすることができる。
このような構成の場合には、隣接する網地構成糸において色の濃淡が異なることとなるため、容易にグラデーションを形成させることができる。このグラデーションの形成においては、有色素線の割合が同じである複数の網地構成糸によって、同色の帯状を形成させた帯状形成部を設け、この帯状形成部を単位として隣接させることにより、適当な幅において順次グラデーションを形成することができる。なお、使用する素線の割合を同じ(全て有色素線)としつつ、素線に着色される色彩の濃淡を変化させる場合にもグラデーション形成は可能である。
さらに、本発明は、上記各構成の発明において、前記網地構成糸の色彩が、複数の該網地構成糸によって形成される網目の辺に沿った方向に平行な複数の線状を集合させてなる帯状形成部を単位とし、該帯状形成部ごとに異ならせているもとしてもよい。
上記構成によれば、帯状構成部を単位として縞模様または格子模様が形成され、この帯状構成部を同数の網地構成糸によって構成すれば、規則的な大きさの縞模様または格子模様を網地に描くことができる。また、帯状構成部を形成する網状構成部の数を変化させ、色彩の種類を適宜調整することにより、多種多様な柄の縞模様または格子模様を描くことができ、デザイン的な選択の範囲も著しく増加することとなる。
本発明によれば、網地構成糸を形成する素線は、予め着色され、または着色されないものを使用することから、編網によって縞模様または格子模様を形成することができる。このように形成された網地は、設置のみによって装飾物としての効果を発揮するため、設置後における着色作業を省くことができる。
本発明の実施形態における無結節網の概略を示す説明図である。 無結節網の交差部分を示す説明図である。 網地構成糸の色彩を示す説明図である。 縞模様を描いた状態の網地を示す説明図である。 縞模様を形成する網地構成糸の詳細を示す説明図である。 格子模様を描いた状態の網地を示す説明図である。 格子模様を形成する網地構成糸の詳細を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、無結節網の構成を示す説明図である。この図に示されるように、網地は、複数の網地構成糸1,2,3,4を交差させることによって矩形の網目5を構成するものであり、各交差部6は、網地構成糸1〜4を結ぶことなく節を形成するいわゆる無結節としている。各網地構成糸1〜4は、それぞれ複数の素線11〜14,21〜24,31〜34,41〜44で構成されるものであり、これらの素線が撚ることにより、それぞれ1本の網地構成糸1〜4に構成されるものである。
なお、矩形の網目5は、略平行な一組(2本)の網地構成糸1,2に対し、有角的に交差する略平行な一組(2本)の他の網地構成糸3,4によって、四辺51,52,53,54を構成することにより、略菱形を形成している。二組の略平行な網地構成糸が交差することにより、矩形は略平行四辺形となり、二組の略平行な網地構成糸のそれぞれが同じ間隔である場合には、略菱形となるものであり、本実施形態では同じ間隔として構成したものを例示している。
また、各網地構成糸1〜4は、それぞれ4本の素線を撚って構成するものであり、これを四子撚りと称し、その素線の数に応じて、二子撚り、三子撚りなどを構成することができる。本実施形態では、四子撚りのものを例示している。
ところで、交差部6における節の形成は、図2に示すように、交差する網地構成糸1,3の各素線1〜14,31〜34の間に対し、相互に挿通させることによって行うこととしている。例えば、一方の網地構成糸1を構成する第1の素線11は、他方の網地構成糸3の4本の素線31〜34に対し、それらの表面側と裏面側とを交互に通過するように各間隙に挿通させている。このように一方の網地構成糸1の他の素線12〜14も同様に、かつ隣り合う素線とは表裏を逆の順序で挿通することにより、両素線11〜14,31〜34は絡み合うこととなり、結び目を設けることなく交差部6に節を形成することができる。なお、一方の網地構成部1における素線11〜14を他方の網地構成糸3の素線31〜34の間隙に挿通することにより、結果的に他方の素線31〜34も一方の素線11〜14の間隙に同じ状態で挿通させた状態となるものである。
上記のような無結節の網地において、それぞれの素線11〜14,31〜34を着色した糸(有色素線)とすることにより、網地構成糸1,3に色彩を与えることができ、その網地構成糸1,3は、矩形(略菱形)の網目5(図1)の辺51〜54に沿って連続する状態となる。ここで、網地構成糸1,3の色彩については、素線11〜14,31〜34の全部を着色素線とするか、一部のみを着色素線として残りを白色の素線(無色素線)とするかにより、その濃淡を調整することができる。この状態を図3に示す。
図3は、一方の網地構成部1については、全ての素線11〜14を有色素線で構成したものとし、他方の網地構成糸3については、4本のうち2本の素線31,32を有色素線とし、残りの2本の素線33,34を無色素線としたものを示している。このように、全部の素線を有色素線とした網地構成糸1と、一部のみを有色素線とした網地構成糸3とでは、網地に現れる有色部分の範囲が異なり、色彩の濃淡が明確に変化している。つまり、編網に際して、使用する素線の種類(有色か無色か)および有色素線の場合にはその色の種類を適宜決定することにより、前述の網目5の辺51〜54に沿って略直線状に連続する網地構成糸について、1本ずつの色彩および色調を調整することができるのである。
なお、編網においては、特開昭58−31148号公報に開示される編網機を使用することができる。この場合には、素線を単位としてシャトル内のボビンにセットすることにより、所定の撚り糸(網地構成糸)を形成しつつ交差部における節の形成が可能となる。
上記のような素線を使用して編網することにより縞模様を形成した状態の例示を図4に示す。この図4は、着色素線を使用した網地構成糸が、基点から左斜め下へ連続する状態としている。なお、この図に示す例示は、左斜め下の方向へ連続する網地構成糸と、右斜め下の方向に連続する網地構成糸とは、ともに略平行かつ等間隔としており、双方の網地構成糸が適宜交差することによって、矩形(略菱形)の網目を構成させたものである。
この図4に示されるように、有色素線(例えばA1〜A8)は、4本ずつ色調を変化させている。図中左側に位置する4本の素線A1〜A4は、淡い色調であるのに対し、図中右側に位置する4本の素線A5〜A6は、濃い色調としている。この色調の変化は、同色における濃淡としてもよいが、黄色などの淡い色彩と、赤色や青色などの濃い色彩とで区別してもよく、同色の濃淡においては、素線に着色される色彩そのものを調整する場合のほか、有色素線の割合を変化させて調整する場合があり得る。
そして、同色かつ同じ色調の網地構成糸を例えば4本を単位とすることにより、図4に示されるように、縞模様が帯状で構成されることとなり、網地全体に描かれている縞模様を明確に視認し得る状態とすることができる。
ここで、縞模様を形成する場合の素線の状態を図5に例示する。この例示では、淡い色調とする網地構成糸A2〜A4は、4本の素線のうち1本のみ有色素線で構成したものとし、濃い色調の網地構成糸A5,A6は、全ての素線を有色素線で構成したものである。なお、これらの網地構成糸A2〜A6に有角状に交差する網地構成糸は全て無色素線によって構成することにより、白色をベースとして、帯状に色調の異なる縞模様が網地に形成されるのである。
上記の色調の変化により縞模様を形成する際、例えば、4本の素線のうち、全部(4本)を有色素線とする場合から、有色素線の割合を3/4(3本)とする場合、1/2(2本)さらに1/4(1本)と徐々に減少させた網地構成糸を使用することにより、グラデーションを有する色調変化を与えることができる。これを前記一組(4本単位)における範囲で変化させることにより、帯状部分においてグラデーションを形成することができるほか、一組(4本単位)を同じ色調としつつ、これに隣接する次の組(4本単位)について色調を変化させることにより、帯状部分を単位とするグラデーションを形成させることもできる。
次に、網地に格子模様を形成させた状態の例示を図6に示す。この例示は、前述の縞模様を形成する形態(図4)に加えて、基点から右斜め下の方向に連続する網地構成糸(例えばB1〜B8)について、敢えて無色素線を使用するものB1〜B4と、有色素線B5〜B8とで、前記と異なる角度の縞模様を形成し、両者を統合することにより格子模様を形成するものである。
この図6に示されているように、濃い色調の4本の網地構成糸B5〜B8が、前述の縞模様(図4)における濃い色調の4本の網地構成糸A5〜A8と相俟って、濃い色彩の格子模様が形成されている。また、縞模様(図4)における薄い色調の網地構成糸との間でも色調の異なる格子模様が形成されるものとなっている。さらには、無色素線による網地構成糸B1〜B4によって、縞模様(図4)の薄い色調の網地構成糸との間でも格子模様が形成されるものとなる。
このように、同じ色調の網地構成糸が角度を変化して交差することにより、同色の格子模様を形成するほか、複数(4本)を単位として色調を同じにすることにより、帯状部分による格子模様を形成し得る。また、色調が異なる帯状部分によっても格子模様が形成されることから、各素線の配色および濃淡を調整することにより、多種の模様をデザインすることができる。
なお、格子模様を形成する網地構成糸の状態を図7に例示する。この例示は、一部の網地構成糸B4が無色素線によって構成され、他の網地構成糸A7〜A11,B5〜B8は全てが有色素線のみで構成されたものであり、その色調は、3本の網地構成糸A9〜A11のみが淡い色調としている。このように、それぞれの網地構成糸は、網目の辺に沿って略直線状に連続するものであることから、所望の辺の色彩を決定することにより、自在に色調を変化させた模様を網地に描くことができるものである。
本発明の実施形態は上記のとおりであるが、これらは本発明の例示であって、本発明がこれらに限定される趣旨ではない。従って、実施形態に示した形態を適宜変更することができるものである。例えば、上記に示した網地構成糸は四子撚りで構成したが、三子撚りであっても二子撚りであってもよく、また、縞模様または格子模様を4本の網地構成糸を単位として形成しているが、この数は適宜変更してもよい。なお、格子模様には、網目よりも大きい略菱形を形成する形態が含まれ、各種色調の変化により形成されるチェック柄も含まれる。
また、無色素線を組み合わせる構成について示したが、無色素線を使用せず、全ての素線を有色素線とし、その色彩・色調を、素線ごとに変化させる構成としてもよい。さらに、1本の網地構成糸に対し、着色素線の色彩を異ならせることにより、網地構成糸の色を合成させるようにしてもよい。例えば、赤色の着色素線と緑色の着素線を用いて、網地構成糸全体が黄色に呈する状態とすることや、青色と黄色を用いて緑色となる網地構成糸とすることが想定される。これは、着色素線は、予め顔料を使用して着色されるが、素線の材質や顔料の種類等によって、所望の色彩を有する着色素線を設けることができない場合に利用されるものであり、既に着色された素線を合成することにより、網地構成糸を所望の色彩とすることができるのである。
上記のように、本発明の実施形態によれば、各種の色彩および色調の網地構成糸を形成することにより、編網によって縞模様または格子模様を形成することができるものである。この模様には、網地構成糸の色彩を変化させることにより多種の形態とすることができ、幅の広い帯状の模様やグラデーションを有する模様など、その種類は豊富なものとなる。また、形成された網地は、設置のみによって装飾物としての効果を発揮するため、設置後における着色作業を省くことができる。そして、網地本来の目的として、例えば、防護用ネットとしても機能することから、多様な用途に使用することが可能となる。従って、網地本来の効果を生かしつつ、装飾効果を持たせることができるのであり、観光地における屋外設置や、屋内での使用にも好適である。
1〜4,A1〜A11,B1〜B8 網地構成糸
5 網目
6 交差部
11〜14,21〜24,31〜34,41〜44 素線
51,52,53,54 網目の辺

Claims (6)

  1. 複数の素線が撚られて網地構成糸が形成され、複数の網地構成糸を交差させつつ該交差位置において複数の素線の間に他方の素線を挿通させて無結節を構成する網地であって、
    前記無結節によって矩形の網目が形成され、前記網地構成糸は、前記網目が形成する矩形の辺に沿って連続しており、
    前記網地構成糸を形成する複数の素線のうち、その一部または全部が着色された素線とすることにより、網目の辺に沿った方向に連続する一つの線状を単位として、網地全体に縞模様または格子模様を形成してなることを特徴とする模様網。
  2. 前記網地構成糸を形成する素線は、白色をもって無色素線とし、白色以外に着色された素線を有色素線として使用され、縞模様または格子模様を形成するための網地構成糸は、該網地構成糸に使用される無色素線と有色素線との数の割合によって色調が決定されるものである請求項1に記載の模様網。
  3. 前記網地構成糸は、同じ割合で有色素線が使用される同種の網地構成糸が隣接して配置されることにより、形成される縞模様または格子模様の辺の幅を帯状にしてなる請求項2に記載の模様網。
  4. 前記網地構成糸は、隣接する網地構成糸との間で、有色素線の割合が異ならせることにより、形成される縞模様または格子模様にグラデーションを形成させている請求項2に記載の模様網。
  5. 前記網地構成糸は、同じ割合で有色素線が使用される同種の複数の網地構成糸が隣接して配置されることにより帯状形成部が設けられ、この帯状形成部を単位として、網地構成糸に使用される有色素線の割合を異ならせることにより、形成される縞模様または格子模様が帯状形成部を単位とするグラデーションが形成されている請求項2に記載の模様網。
  6. 前記網地構成糸の色彩は、複数の該網地構成糸によって形成される網目の辺に沿った方向に平行な複数の線状を集合させてなる帯状形成部を単位とし、該帯状形成部ごとに異ならせている請求項1ないし5のいずれかに記載の模様網。
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