JP2018034607A - 車載ランプ制御システム、車載制御装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

車載ランプ制御システム、車載制御装置及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】車載ランプ制御システム、車載制御装置及びコンピュータプログラムの提供。【解決手段】車両外部の明るさを検出する検出器と、検出器により検出された明るさに応じて、車載ランプを点灯又は消灯させる車載制御装置とを備える車載ランプ制御システムであって、車両が備える収容室を開放又は閉鎖する扉体の開閉状態を検出する開閉検出器を更に備え、車載制御装置は、開閉検出器による検出結果を取得する取得部と、車載ランプが点灯した状態にて、扉体の開状態を検出した旨の検出結果を前記取得部が取得した場合、車載ランプを減光させる減光制御部とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、車載ランプ制御システム、車載制御装置及びコンピュータプログラムに関する。
従来、車両の周囲の明るさを検出し、検出結果に応じてヘッドライト、スモールランプ等の車載ランプの点灯及び消灯を制御するオートライト機能を備えた車載ランプ制御システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
この種の車載ランプ制御システムは、車両のインストルメントパネルの上部又はダッシュボードに周囲の明るさを検出する照度センサが配されており、照度センサの検出結果に応じて車載ランプを点灯又は消灯させるものである。これにより、例えば車両の周囲が暗い場合、ヘッドライト、スモールランプ等の車載ランプを自動的に点灯することができるため、運転者の利便性及び運転における安全性が向上する。
特開平11−334461号公報
しかしながら、上述した車載ランプ制御システムでは、車両の周囲が暗ければ、車載ランプが自動的に点灯する構成であるため、この状態でトランクルームやボンネット内にアクセスする場合、テールランプやヘッドランプから照射される光が目に入り、煩わしいという問題点を有している。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、オートライト機能により車載ランプが自動的に点灯している場合であっても、トランクルームやボンネット内にアクセスする場合には車載ランプを減光させることができる車載ランプ制御システム、車載制御装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る車載ランプ制御システムは、車両外部の明るさを検出する検出器と、該検出器により検出された明るさに応じて、車載ランプを点灯又は消灯させる車載制御装置とを備える車載ランプ制御システムであって、前記車両が備える収容室を開放又は閉鎖する扉体の開閉状態を検出する開閉検出器を更に備え、前記車載制御装置は、前記開閉検出器による検出結果を取得する取得部と、前記車載ランプが点灯した状態にて、前記扉体の開状態を検出した旨の検出結果を前記取得部が取得した場合、前記車載ランプを減光させる減光制御部とを備える。
本発明の一態様に係る車載制御装置は、車両外部の明るさを検出する検出器からの検出結果を取得し、前記検出器により検出された明るさに応じて、車載ランプを点灯又は消灯させる車載制御装置であって、前記車両が備える収容室を開放又は閉鎖する扉体の開閉状態を検出する開閉検出器から、前記扉体の開閉状態を示す検出結果を取得する取得部と、前記車載ランプが点灯した状態にて、前記扉体の開状態を検出した旨の検出結果を取得した場合、前記車載ランプを減光させる減光制御部とを備える。
本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、車両外部の明るさを示す検出結果に応じて車載ランプを点灯又は消灯させるコンピュータに、前記車両が備える収容室を開放又は閉鎖する扉体の開閉状態に係る情報を取得し、前記車載ランプが点灯した状態にて、前記扉体の開状態である旨の情報を取得した場合、前記車載ランプを減光させる処理を実行させるためのコンピュータプログラムである。
本願によれば、オートライト機能により車載ランプが自動的に点灯している場合であっても、トランクルームやボンネット内にアクセスする場合には車載ランプを減光させることができる。
実施の形態1に係る車載ランプ制御システムを説明する説明図ある。 実施の形態1に係る車載ランプ制御システムの構成例を示すブロック図である。 ボディECUが実行する処理の手順を説明するフローチャートである。 実施の形態2に係る車載ランプ制御システムの構成例を示すブロック図である。 ボディECUが実行する処理の手順を説明するフローチャートである。
本発明の実施態様を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
本願の一態様に係る車載ランプ制御システムは、車両外部の明るさを検出する検出器と、該検出器により検出された明るさに応じて、車載ランプを点灯又は消灯させる車載制御装置とを備える車載ランプ制御システムであって、前記車両が備える収容室を開放又は閉鎖する扉体の開閉状態を検出する開閉検出器を更に備え、前記車載制御装置は、前記開閉検出器による検出結果を取得する取得部と、前記車載ランプが点灯した状態にて、前記扉体の開状態を検出した旨の検出結果を前記取得部が取得した場合、前記車載ランプを減光させる減光制御部とを備える。
上記一態様にあっては、オートライト機能等により車載ランプが点灯中であり、かつ車両が備える収容室を開放又は閉鎖する扉体が開状態となった場合、車載ランプを減光させるので、乗員が収容室に荷物を収容する際、又は乗員が収容室から荷物をとり出す際、車載ランプの光が乗員の目に入ることが抑えられ、煩わしさが軽減される。
本願の一態様に係る車載ランプ制御システムは、前記収容室は、前記車両の後部に設けられたトランクルームであり、前記車載ランプは、テールランプである。
上記一態様にあっては、オートライト機能等によりテールランプを自動点灯させている場合であって、車両後部のトランクルームを開放又は閉鎖するラゲージドア(扉体)が開状態となった場合、テールランプを減光させる。
本願の一態様に係る車載ランプ制御システムは、自車両の位置を検出する位置検出器を更に備え、前記車載制御装置は、前記位置検出器により検出された自車両の位置を取得する位置情報取得部と、該位置情報取得部により取得した自車両の位置に基づき、自車両が特定の領域内に存在するか否かを判断する判断部と、前記特定の領域内に存在しないと判断した場合、前記減光制御部による前記テールランプの減光を禁止する減光禁止部とを備える。
上記一態様にあっては、テールランプの減光が許可される駐車場等においては減光制御部によるテールランプの減光を許可し、それ以外の場所では、減光制御部によるテールランプの減光を禁止する。
本願の一態様に係る車載ランプ制御システムは、前記収容室は、前記車両の前部に設けられたトランクルームであり、前記車載ランプは、ヘッドランプ及びポジションランプを含むコンビネーションランプである。
上記一態様にあっては、オートライト機能等によりヘッドランプ及びポジションランプを含むコンビネーションランプを点灯させている場合であって、車両前部のトランクルームを開放又は閉鎖するフード(扉体)が開状態となった場合、コンビネーションランプを減光させる。
本願の一態様に係る車載ランプ制御システムは、前記減光制御部は、前記ポジションランプを点灯した状態にて前記ヘッドランプを消灯することにより、前記車載ランプを減光させる。
上記一態様にあっては、コンビネーションランプを減光させる場合であっても、ポジションランプは点灯状態であるため、周囲の車両に対し自車の存在を報知することができる。
本願の一態様に係る車載制御装置は、車両外部の明るさを検出する検出器からの検出結果を取得し、前記検出器により検出された明るさに応じて、車載ランプを点灯又は消灯させる車載制御装置であって、前記車両が備える収容室を開放又は閉鎖する扉体の開閉状態を検出する開閉検出器から、前記扉体の開閉状態を示す検出結果を取得する取得部と、前記車載ランプが点灯した状態にて、前記扉体の開状態を検出した旨の検出結果を取得した場合、前記車載ランプを減光させる減光制御部とを備える。
上記一態様にあっては、オートライト機能等により車載ランプが点灯中であり、かつ車両が備える収容室を開放又は閉鎖する扉体が開状態となった場合、車載ランプを減光させるので、乗員が収容室に荷物を収容する際、又は乗員が収容室から荷物をとり出す際、車載ランプの光が乗員の目に入ることが抑えられ、煩わしさが軽減される。
本願の一態様に係るコンピュータプログラムは、車両外部の明るさを示す検出結果に応じて車載ランプを点灯又は消灯させるコンピュータに、前記車両が備える収容室を開放又は閉鎖する扉体の開閉状態に係る情報を取得し、前記車載ランプが点灯した状態にて、前記扉体の開状態である旨の情報を取得した場合、前記車載ランプを減光させる処理を実行させるためのコンピュータプログラムである。
上記一態様にあっては、オートライト機能等により車載ランプが点灯中であり、かつ車両が備える収容室を開放又は閉鎖する扉体が開状態となった場合、車載ランプを減光させるので、乗員が収容室に荷物を収容する際、又は乗員が収容室から荷物をとり出す際、車載ランプの光が乗員の目に入ることが抑えられ、煩わしさが軽減される。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1に係る車載ランプ制御システムを説明する説明図ある。実施の形態1に係る車載ランプ制御システムは、周囲の明るさに応じて車載ランプを自動的に点灯させるオートライト機能を備えた車両Cにおいて、オートライト機能により車載ランプが点灯しており、車両Cが備える収容室の扉体が開状態となった場合、車載ランプを減光させるためのシステムである。
本願の車載ランプ制御システムの一例として、実施の形態1では、後部にトランクルーム(不図示)を備える車両Cにおいて、テールランプ11が点灯状態であり、かつトランクルームのラゲージドア12が開状態となった場合、テールランプ11を減光する構成について説明する。また、後述する実施の形態2では、前部にトランクルーム(不図示)を備える車両Cにおいて、ヘッドランプ21a及びポジションランプ21bを含むコンビネーションランプ21が点灯状態であり、かつトランクルームのフード22が開状態となった場合、コンビネーションランプ21を減光する構成について説明する。
図2は実施の形態1に係る車載ランプ制御システムの構成例を示すブロック図である。実施の形態1に係る車載ランプ制御システムは、例えば、CAN(Controller Area Network)などの通信ネットワークを介して図に示していない他のECU(Electronic Control Unit)と通信可能に接続されたボディECU100を備える。
ボディECU100は、制御部101、記憶部102、入力部103、出力部104、通信部105などを備える。
制御部101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備える。制御部101内のCPUは、ROMに格納された制御プログラムを実行することにより、ボディECU100が備える上記ハードウェアの動作を制御し、オートライト機能によりテールランプ11が点灯した状態にてトランクルームのラゲージドア12が開状態となった場合、テールランプ11を減光する機能等を実現する。制御部101内のRAMには、制御プログラムの実行中に生成されるデータ等が一時的に記憶される。なお、制御部101は、計測開始指示を与えてから計測終了指示を与えるまでの経過時間を計測するタイマ、数をカウントするカウンタ等の機能を備えていてもよい。
記憶部102は、例えば、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリにより構成されており、ボディECU100を識別する識別情報等を記憶する。また、上記制御プログラムの一部は、記憶部102に記憶されていてもよい。
入力部103は、コンビネーションスイッチ111、照度センサ112、IGスイッチ113、車速センサ114、GPS(Global Positioning System)受信機115、ラゲージドアオープンスイッチ116等を接続するためのインタフェースを備える。
コンビネーションスイッチ111は、例えば、ステアリングホイールを備えるコラムポストに設けられており、各種ランプの点灯及び消灯を切り換えるライティングスイッチ、左右のヘッドランプのハイビームとロービームとを切り換えると共にパッシング作動にも切換えるパッシングスイッチ、オートライト機能をオン又はオフに切り替えるオートライトスイッチ等を備える。コンビネーションスイッチ111が備える各スイッチが操作された場合、制御部101は、入力部103を通じて、各スイッチの操作状態を示す情報を取得する。
照度センサ112は、例えばフォトダイオードを備えるセンサであり、車両Cの外部の明るさを検出し、検出結果をボディECU100の制御部101へ出力する。制御部101は、照度センサ112が検出した車両外部の明るさが予め設定した閾値未満であり、かつコンビネーションスイッチ111によりオートライト機能がオンされている場合、テールランプ11を点灯させる制御信号をテールランプ駆動部122へ出力し、テールランプ11を点灯させる。
IGスイッチ113は、運転者がボタンを押下することによって車両Cの駆動源(例えばエンジン)を始動させる押しボタン式のスイッチ等である。IGスイッチ113は、乗員の押下操作によって、オフ位置、アクセサリ位置(ACC位置)、オン位置、及びエンジン始動位置に段階的に切り替えられる。
一般的にIGスイッチ113がオフ位置にある場合、ヘッドランプ等のランプ制御装置、車両ドアのロック機構等が動作可能であり、ACC位置では、図に示していない音声出力装置、表示装置等が動作可能となる。このように、オフ位置及びACC位置では電力消費量が小さい一部の車載機器のみが動作可能である。一方、IGスイッチ113がオン位置にある場合には、空気調和装置、ターンハザード、ワイパー、メータ機器等の多くの車載機器が動作可能となる。さらにエンジン始動位置では点火プラグに点火してエンジンが始動し、エンジン始動後はオン位置に戻るように構成されている。
車速センサ114は、車両Cの走行速度(車速)を計測するセンサである。車速センサ114は、計測した車速をボディECU100に出力する。
GPS受信機115は、GPS信号を受信するための受信アンテナ、該受信アンテナにて受信したGPS信号に基づいて車両Cの位置を算出する演算装置等を備える。GPS受信機115は、外部から要求されるタイミング又は定期的なタイミングにて車両Cの位置を算出し、車両Cの位置を示す情報を入力部103を通じて制御部101へ出力する。
ラゲージドアオープンスイッチ116は、ラゲージドア12のロックを解除するためのスイッチであり、ラゲージドア12のロックが解除され、ラゲージドア12が開状態となった場合、その旨を示す信号を入力部103を通じて制御部101へ出力する。また、ラゲージドアオープンスイッチ116は、ラゲージドア12が乗員の手により閉じられた場合、ラゲージドア12が閉状態となった旨を示す信号を入力部103を通じて制御部101へ出力する。なお、本実施の形態では、ラゲージドア12の開閉状態を示す信号が入力部103を通じて制御部101に入力される構成としたが、制御部101がラゲージドアオープンスイッチ116のオン/オフの状態を定期的に検知する構成であってもよい。
出力部104は、ラゲージドア駆動部121、テールランプ駆動部122等を接続するためのインタフェースを備える。
ラゲージドア駆動部121は、ラゲージドアオープンスイッチ116がオンされ、ラゲージドア12のロックが解除された場合、ラゲージドア12を開駆動するためのアクチュエータ等を備える。
テールランプ駆動部122は、制御部101から出力される制御信号に従って、テールランプ11を点灯、消灯、調光するための駆動部である。
通信部105は、例えばCAN通信インタフェースを備えており、CANなどの通信ネットワークを介して、図に示していない他のECUに接続されている。通信部105は、CANプロトコルなどのプロトコルに従って他のECUと各種データの送受信を行う。
なお、本実施の形態では、IGスイッチ113、車速センサ114、GPS受信機115をボディECU100の入力部103に接続した構成について説明したが、これらを他のECUに接続し、通信部105を介した他のECUとの通信により、IGスイッチ113の操作位置を示す信号、車速センサ114から出力される車速、GPS受信機115から出力される位置情報を取得する構成としてもよい。
以下、実施の形態1に係る車載ランプ制御システムの動作を説明する。
図3はボディECU100が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。ボディECU100の制御部101は、車両後部のトランクルームを開放又は閉鎖するラゲージドア12が開状態であるか否かを判断する(ステップS101)。制御部101は、ラゲージドアオープンスイッチ116からラゲージドア12の開状態を示す信号が入力部103を通じて入力された場合、ラゲージドア12が開状態であると判断することができる。ラゲージドアが開状態でない場合(S101:NO)、制御部101は、本フローチャートによる処理を終了する。
ラゲージドア12が開状態であると判断した場合(S101:YES)、制御部101は、車両Cが駐車場に停車中であるか否かを判断する(ステップS102)。制御部101は、GPS受信機115から出力される位置の情報が予め定められた特定の領域内に存在することを示す場合、車両Cが駐車場に存在すると判断することができる。また、制御部101は、IGスイッチ113の操作位置、及び車速センサ114より入力される車速情報に基づき、車両Cが停車中であるか否かを判断することができる。車両Cが駐車場に停車中でない場合(S102:NO)、制御部101は、本フローチャートによる処理を終了する。
車両Cが駐車場に停車中であると判断した場合(S102:YES)、制御部101は、テールランプ11が点灯中であるか否かを判断する(ステップS103)。コンビネーションスイッチ111を用いて乗員が手動によりテールランプ11を作動させている場合、又はコンビネーションスイッチ111を用いてオートライト機能がオンされ、照度センサ112より得られる車両Cの外部の明るさが閾値未満の場合、テールランプ11が点灯中であると判断することができる。テールランプ11が点灯中でない場合(S103:NO)、制御部101は、本フローチャートによる処理を終了する。
テールランプ11が点灯中であると判断した場合(S103:YES)、制御部101は、テールランプ11を減光させるための制御信号を出力部104を通じてテールランプ駆動部122へ出力し、テールランプ11を減光させる(ステップS104)。このとき、制御部101は、予め定めた光量以下となるようにテールランプ11を減光させてもよく、車両Cの周囲の明るさに応じて定めた光量となるようにテールランプ11を減光させてもよい。
以上のように、実施の形態1では、オートライト機能等によりテールランプ11が点灯中であり、かつラゲージドア12が開状態となった場合、テールランプ11を減光させるので、乗員がトランクルームに荷物を収容する際、又は乗員がトランクルームから荷物をとり出す際、テールランプ11の光が乗員の目に入ることが抑えられ、煩わしさが軽減される。
なお、図3に示すフローチャートでは、ラゲージドア12が開状態であるか否かの判断、駐車場に停車中であるか否かの判断、及びテールランプ11が点灯中であるか否かの判断をこの順序で実行する構成としたが、判断の順序は図3のフローチャートに示される順序に限定されるものではない。
また、駐車場以外の場所でのテールランプの11の減光が許される場合、ステップS102の判断を省略する構成としてもよい。
(実施の形態2)
前部にトランクルームを備える車両Cにおいて、ヘッドランプ21a及びポジションランプ21bを含むコンビネーションランプ21が点灯状態であり、かつトランクルームのフード22が開状態となった場合、コンビネーションランプ21を減光する構成について説明する。
図4は実施の形態2に係る車載ランプ制御システムの構成例を示すブロック図である。実施の形態2に係る車載ランプ制御システムは、例えば、CANなどの通信ネットワークを介して図に示していない他のECUと通信可能に接続されたボディECU100を備える。ボディECU100は、実施の形態1と同様に、制御部101、記憶部102、入力部103、出力部104、通信部105などを備える。
ボディECU100の入力部103には、前述したコンビネーションスイッチ111、照度センサ112、IGスイッチ113、車速センサ114、GPS受信機115の他、フードロック解除スイッチ117が接続されている。
フードロック解除スイッチ117は、フード22のロックを解除するためのスイッチであり、フード22のロックが解除され、フード22が開状態となった場合、その旨を示す信号を入力部103を通じて制御部101へ出力する。また、フードロック解除スイッチ117は、フード22が乗員の手により閉じられた場合、フード22がロックされた場合、その旨を示す信号を入力部103を通じて制御部101へ出力する。なお、本実施の形態では、フード22のロック又はロック解除を示す信号が入力部103を通じて制御部101に入力される構成としたが、制御部101がフードロック解除スイッチ117のオン/オフの状態を定期的に検知する構成であってもよい。
ボディECU100の出力部104には、ヘッドランプ駆動部123及びポジションランプ駆動部124が接続されている。
ヘッドランプ駆動部123は、制御部101から出力される制御信号に従って、ヘッドランプ21aを点灯、消灯、ヘッドランプ21aの光軸を調整するための駆動部である。ポジションランプ駆動部124は、制御部101から出力される制御信号に従って、ポジションランプ21bを点灯又は消灯するための駆動部である。
以下、実施の形態2に係る車載ランプ制御システムの動作を説明する。
図5はボディECU100が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。ボディECU100の制御部101は、車両前部のトランクルームを開放又は閉鎖するフード22のロックが開状態であるか否かを判断する(ステップS201)。制御部101は、フードロック解除スイッチ117から開状態を示す信号が入力部103を通じて入力された場合、フードロックが開状態であると判断することができる。フードロックが開状態でない場合(S201:NO)、制御部101は、本フローチャートによる処理を終了する。
フードロックが開状態であると判断した場合(S201:YES)、制御部101は、ヘッドランプ21aが点灯中であるか否かを判断する(ステップS202)。コンビネーションスイッチ111を用いて乗員が手動によりヘッドランプ21aを作動させている場合、又はコンビネーションスイッチ111を用いてオートライト機能がオンされ、照度センサ112より得られる車両Cの外部の明るさが閾値未満の場合、ヘッドランプ21aが点灯中であると判断することができる。ヘッドランプ21aが点灯中でない場合(S202:NO)、制御部101は、本フローチャートによる処理を終了する。
ヘッドランプ21aが点灯中であると判断した場合(S202:YES)、制御部101は、ヘッドランプ21aを消灯させるための制御信号を出力部104を通じてヘッドランプ駆動部123へ出力し、ヘッドランプ21aを消灯させる(ステップS203)。
以上のように、実施の形態2では、オートライト機能等によりヘッドランプ21aが点灯中であり、かつフードロックが開状態となった場合、コンビネーションランプ21を構成するヘッドランプ21a及びポジションランプ21bのうち、ヘッドランプ21aのみを消灯するので、コンビネーションランプ21を減光させることができ、乗員がトランクルームに荷物を収容する際、又は乗員がトランクルームから荷物をとり出す際、テールランプ11の光が乗員の目に入ることが抑えられ、煩わしさが軽減される。また、ポジションランプ21bを点灯状態としておくことにより、周囲の車両に自車の位置を報知することができる。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
11 テールランプ
12 ラゲージドア
21 コンビネーションランプ
21a ヘッドランプ
21b ポジションランプ
22 フード
100 ボディECU(車載制御装置)
101 制御部(減光制御部)
102 記憶部
103 入力部(取得部)
104 出力部
105 通信部
111 コンビネーションスイッチ
112 照度センサ
113 IGスイッチ
114 車速センサ
115 GPS受信機
116 ラゲージドアオープンスイッチ(開閉検出器)
117 フードロック解除スイッチ(開閉検出器)
121 ラゲージドア駆動部
122 テールランプ駆動部
123 ヘッドランプ駆動部
124 ポジションランプ駆動部

Claims (7)

  1. 車両外部の明るさを検出する検出器と、該検出器により検出された明るさに応じて、車載ランプを点灯又は消灯させる車載制御装置とを備える車載ランプ制御システムであって、
    前記車両が備える収容室を開放又は閉鎖する扉体の開閉状態を検出する開閉検出器
    を更に備え、
    前記車載制御装置は、
    前記開閉検出器による検出結果を取得する取得部と、
    前記車載ランプが点灯した状態にて、前記扉体の開状態を検出した旨の検出結果を前記取得部が取得した場合、前記車載ランプを減光させる減光制御部と
    を備える車載ランプ制御システム。
  2. 前記収容室は、前記車両の後部に設けられたトランクルームであり、
    前記車載ランプは、テールランプである
    請求項1に記載の車載ランプ制御システム。
  3. 自車両の位置を検出する位置検出器
    を更に備え、
    前記車載制御装置は、
    前記位置検出器により検出された自車両の位置を取得する位置情報取得部と、
    該位置情報取得部により取得した自車両の位置に基づき、自車両が特定の領域内に存在するか否かを判断する判断部と、
    前記特定の領域内に存在しないと判断した場合、前記減光制御部による前記テールランプの減光を禁止する減光禁止部と
    を備える請求項2に記載の車載ランプ制御システム。
  4. 前記収容室は、前記車両の前部に設けられたトランクルームであり、
    前記車載ランプは、ヘッドランプ及びポジションランプを含むコンビネーションランプである
    請求項1から請求項3の何れか1つに記載の車載ランプ制御システム。
  5. 前記減光制御部は、前記ポジションランプを点灯した状態にて前記ヘッドランプを消灯することにより、前記車載ランプを減光させる
    請求項4に記載の車載ランプ制御システム。
  6. 車両外部の明るさを検出する検出器からの検出結果を取得し、前記検出器により検出された明るさに応じて、車載ランプを点灯又は消灯させる車載制御装置であって、
    前記車両が備える収容室を開放又は閉鎖する扉体の開閉状態を検出する開閉検出器から、前記扉体の開閉状態を示す検出結果を取得する取得部と、
    前記車載ランプが点灯した状態にて、前記扉体の開状態を検出した旨の検出結果を取得した場合、前記車載ランプを減光させる減光制御部と
    を備える車載制御装置。
  7. 車両外部の明るさを示す検出結果に応じて車載ランプを点灯又は消灯させるコンピュータに、
    前記車両が備える収容室を開放又は閉鎖する扉体の開閉状態に係る情報を取得し、
    前記車載ランプが点灯した状態にて、前記扉体の開状態である旨の情報を取得した場合、前記車載ランプを減光させる
    処理を実行させるためのコンピュータプログラム。
JP2016168381A 2016-08-30 2016-08-30 車載ランプ制御システム、車載制御装置及びコンピュータプログラム Pending JP2018034607A (ja)

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