JP2018033490A - カーペット固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カーペットの布設を行う際に、カーペットの縁辺部の固定を容易に行えるカーペット固定具を提供すること。【解決手段】 カーペット固定具10は、布設するカーペット197を巾木190、つまり、壁面側に引っ張りながら、カーペット197の縁辺部の近傍部を第1の側壁部20と第2の側壁部30とに押し込むと、テンションがかかっているカーペット197が縮むときに第1の突起部22などにカーペット197の裏面側が引っ掛かり、これによってカーペット197をしっかり固定することができる。また、カーペット固定具10は、巾木190から最も離れたところにある第1の突起部22などにカーペットの裏面側を引っ掛ければよいので、従来技術に係るカーペット固定具よりもカーペットの縁辺部を固定する際の作業スペースをより大きく確保することができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、カーペット固定具に関し、特に敷き込みカーペットを布設する際に適したカーペット固定具に関する。
いわゆる敷き込みカーペットは、部屋の床面全体に固定されるカーペットである。敷き込みカーペットを布設する際に、カーペットの端部を容易に固定できる床面上に展開した後に、器具を使って四方に押し広げて、しわやたわみを解消する。その後に、四方の縁辺部を固定する。従来技術に係るカーペット固定具について説明する。
図12は、従来技術に係るカーペット固定具の部分斜視図である。図12において、200はピン付きグリッパー、201は木質板、202はピン、203は釘である。また、図13は、従来技術に係るカーペット固定具を用いたカーペットの布設手順を示す断面図である。図13において、204はピンレスグリッパー、205は木質板、206は釘、207はフェルト下地材、208はカーペット、210は間隙であり、その他の符号は図11と同じものを示す。
図12及び図13は、特開平09−108091号公報に開示された発明である。カーペット固定具は、図12に示すように、木質板201にピン202を設けたピン付きグリッパー200と、ピン202がないピンレスグリッパー204との2種類を備えている。このカーペット固定具を用いたカーペットの布設手順は図13に示す通りである。すなわち、(イ)に示すように、壁面が接する床面の縁辺領域にピン付きグリッパー200を釘203で打ち付け、敷居と接する床面の縁辺領域にはピンレスグリッパー204を釘206で打ち付けておく。次に、(ロ)に示すように、床面にフェルト下地材207を敷いた後、カーペット208を敷く。そして、(ハ)に示すように、カーペット208の壁側の縁辺部をピン付きグリッパー200のピン202に引っ掛けておく。さらに、カーペット208を図示していないニーキッカーによってカーペット208を引っ掛けた側と反対側(図12では敷居側)に引っ張り、カーペット208の表面のしわを伸ばしながら、対向する側のピン付きグリッパー200のピン202 に引っ掛ける。次に、(ニ)に示すように、ピンレスグリッパー204を設置したところについては、木質板201 の上面に接着剤209を付着させる。さらに、(ホ)に示すように、接着剤209にカーペットを押しつけてカーペット208を固定する。そして、さらにカーペット208の余剰部分をカッターやトリマーで切断し、最後にカーペットの縁辺部を間隙210に押し込む。
ところで、上述のような従来技術では、図13の(ハ)に示す段階において作業者にとって負担が重い作業が発生していた。すなわち、作業者は、カーペットの縁辺部の一方を固定した後は、固定した側の縁辺部から反対側の縁辺部に向かってニーキッカーを膝で押しながら移動して、カーペットを押し伸ばし(熨し)てゆく。カーペットの反対側の縁辺部まで到達したら、カーペットに対してテンションをかけながらピン付きグリッパーのピンに引っ掛ける。引っ掛ける際には、余剰部分の切断作業中にピンからはずれたり、布設作業の後にカーペットにしわが寄ったりすることがないように、カーペットに強いテンションを加えながら引っ掛ける必要がある。これは、強いテンションを加えた状態で引っ掛けると、引っ掛けた後にカーペットが僅かに縮むので、ピンがカーペットに深く食い込んで外れにくくなることによる。
ところが、カーペットの縁辺部のすぐ後方に壁面が控えているので、強いテンションを加える作業を行いにくい。つまり、図13に即して述べると、カーペット208に強いテンションを加える部位が敷居に沿った部分であるのならば、ピンレスグリッパー204と敷居を跨いで図示していない隣室に移動し、カーペット208を隣室からほぼ水平に引っ張れることができる。カーペット208を隣室から引っ張れるのであれば、カーペットに強いテンションを加えるも非常に容易である。しかし、作業者の目前に壁面が迫っている場合には、ニーキッカーでカーペットを強く押し伸ばしながら、手作業でカーペットの縁辺部をピンに引っ掛けることになる。言い換えると、壁面の手前の狭い作業スペースの中で、2つの作業を同時に行う必要があり、カーペットを隣室から引っ張る場合よりもかなり困難な作業となる。場合によっては、ストレッチャーなども使う必要があるので、作業手順も多くなる。
特開平09−108091号公報
本発明は、上述の課題を解決するために、カーペットの布設を行う際に、カーペットの縁辺部の固定を容易に行えるカーペット固定具を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、略矩形板状に形成されると共に、長手方向の第1及び第2の縁辺部が壁面に沿うように、かつ、該第2の縁辺部が壁面に近くなるように配置されている状態で床面に固定される基板部と、前記基板部の前記第1の縁辺部又はその近傍部から垂直又はほぼ垂直に立ち上がるように形成されると共に、上端部に前記第2の縁辺部側に傾斜して立ち上がる、若しくは、前記第2の側壁部側に向かってほぼ水平に突出する第1の突起部が形成された第1の側壁部、又は、前記基板部の前記第1の縁辺部又はその近傍部から前記第2の縁辺部側に傾斜して突出するように形成された直付け突起部と、前記基板部の前記第2の縁辺部又はその近傍部から垂直又はほぼ垂直に立ち上がるように形成されると共に、上端部に前記第1の縁辺部に対して背向するように、かつ、水平に、又は、やや下方に向かって突出する第2の突起部が形成された第2の側壁部を備えていることを特徴とするカーペット固定具である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記基板部と前記第1の側壁部又は前記第2の側壁部とは、前記基板部の長手方向と直交する方向に延在すると共に、前記基板部と前記第1の側壁部又は前記第2の側壁部に対して連続的に形成されたスリットによって分割されていることを特徴とするカーペット固定具である。
請求項1に記載の発明によれば、布設するカーペットを壁面側に引っ張りながら、カーペットの縁辺部の近傍部を第1の側壁部又は直付け突起部と第2の側壁部とに押し込むと、テンションがかかっているカーペットが縮むときに第1の突起部にカーペットの裏面側が引っ掛かり、これによってカーペットをしっかり固定することができる。すなわち、カーペットを第1の突起部又は直付け突起部に引っ掛ける際に加える力は鉛直下方又はこれに近い方向の力であるので、カーペットに対して壁面方向に強い力を加えなければならない従来技術に係るカーペット固定具よりもカーペットを容易に固定することが可能である。第1の突起部を設けた第1の側壁部又は直付け突起部は、第2の側壁部よりも壁面から遠いところに位置しているので、従来技術に係るカーペット固定具よりも壁面から遠い位置でカーペットを固定することができる。つまり、従来技術に係るカーペット固定具よりもカーペットの縁辺部を固定する際の作業スペースをより大きく確保することができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1の側壁部と第2の側壁部とのうちスリットを形成していない側の側壁部を所定の形状に曲げることによって、カーペット固定具を柱の周側面などの曲面に沿って設けることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るカーペット固定具の部分斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るカーペット固定具を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は拡大右側面図、(d)は第1の突起部の変形例を示す部分拡大右側面図、(e)は基板部の変形例を示す拡大右側面図である。 本発明の第1の形態に係るカーペット固定具を用いたカーペットの布設手順を示すA−A断面図(1)である。 本発明の第1の形態に係るカーペット固定具を用いたカーペットの布設手順を示すA−A断面図(2)である。 本発明の第1の形態に係るカーペット固定具を用いたカーペットの布設手順を示すA−A断面図(3)である。 本発明の第2の実施の形態に係るカーペット固定具を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るカーペット固定具の固定状態を示す平面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るカーペット固定具を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)はスリットの変形例を示す平面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るカーペット固定具の固定状態を示す平面図である。 本発明の第4の実施の形態に係るカーペット固定具を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は拡大右側面図である。 本発明の第5の実施の形態に係るカーペット固定具を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は拡大右側面図である。 従来技術に係るカーペット固定具の部分斜視図である。 従来技術に係るカーペット固定具を用いたカーペットの布設手順を示す断面図である。
本発明の第1の実施の形態に係るカーペット固定具について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るカーペット固定具の部分斜視図である。図1において、10はカーペット固定具、20は第1の側壁部、21及び22は第1の突起部、30は第2の側壁部、31、32及び33は第2の突起部、40は基板部、41及び42は開口部である。また、図2は、本発明の第1の実施の形態に係るカーペット固定具を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は拡大右側面図、(d)は第1の突起部の変形例を示す部分拡大右側面図、(e)は基板部の変形例を示す拡大右側面図である。図2において、23、24、25、26及び29は第1の突起部、34、35及び36は第2の突起部、43、44、45及び46は開口部、47は基板部であり、その他の符号は図1と同じものを示す。
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係るカーペット固定具10は、基板部40の長手方向に平行な2つの縁辺部、つまり、長辺となる第1の縁辺部から第1の側壁部20が垂直に立ち上がり、同じく長辺となる第2の縁辺部から第2の側壁部30とがそれぞれ垂直に立ち上がっており、全体としてU字溝のような溝状の外観を呈している。なお、基板部40の長手方向の縁辺部にリブなどを設けるために、第1の側壁部20と第2の側壁部30とのいずれか一方、又は、両方が縁辺部よりもやや内側の部位から立ち上がるように形成してもよい。また、カーペット固定具10は、図2(a)において、第2の側壁部30の上方に壁面が位置するように、かつ、第2の側壁部30が壁面に沿うように床面上に固定される。くわえて、基板部40には、開口部41及び42や、図1では図示していない開口部が形成されている。また、第1の側壁部20の上端部からは、第1の突起部21及び22や、図1では図示していない第1の突起部が突出している。さらに、第2の側壁部30の上端部からは、第2の突起部31、32及び33や、図1では図示していない第1の突起部が突出している。また、カーペット固定具10の材料は、カーペットを固定する上で必要な剛性を確保する点から、ステンレス鋼やアルミニウム合金が好適であるが、特に特定の材料に限定されるものではない。
続けて、この実施の形態に係るカーペット固定具10の各部について詳細に説明する。図2(a)に示すように、基板部40は、カーペットを布設する部屋の床面に固定される部分あり、帯状に長い略長方形状に形成されている。長手(長辺)方向における長さは、一般的には300〜500mm程度となるが、特に長さに制限はない。例えば、広い部屋で利用することを前提とするのであれば2000mmとしてもよく、屋内設置物の隙間などで利用する場合は100mmとしてもよい。また、短辺(奥行)方向における長さは10〜30mm程度が好ましく、この実施の形態では15mmとしている。基板部40は、固定用の開口部41、42、43、44、45及び46が形成されている。なお、中間部の開口部は、作図上の理由から省略している。開口部41、42、43、44、45及び46は、図示していない床下地材に釘を打ち込む、又は、ネジをねじ込むための開口部であり、釘等の形に合わせた径に形成されている。開口部41、42、43、44、45及び46の間隔は、第1の突起部21、22、23、24、25及び26、並びに、第2の突起部31、32、33、34、35及び36と同一の間隔で形成されているが、床下地材の種類等に応じてこれらの突起部と異なる間隔に形成してもよい。なお、開口部41、42、43、44、45及び46の間隔は、一般的には20〜50mm程度となる。開口部41等の形状は、円形に限られるものではない。
第1の側壁部20は、図2(a)及び(c)に示すように、カーペット固定具10を設置した状態において基板部40の手前側、つまり、壁面から遠い側に位置する長手方向の縁辺部(第1の縁辺部)から垂直に立ち上がっており、長手方向において基板部40と同じ長さを持つ。全体としては、図2(b)に示すように、水平方向に長い略長方形状に形成されている。また、第1の側壁部20は、基板部40から4〜10mm程度立ち上がるように形成されているが、立ち上がる高さは布設するカーペットの厚さ等に応じて適宜変更することが可能である。さらに、第1の側壁部20の上端部には、第1の突起部21、22、23、24、25及び26が形成されている。なお、中間部の第1の突起部は、作図上の理由から省略している。第1の突起部21、22、23、24、25及び26は、基板部40の長手方向において、開口部41、42、43、44、45及び46と同じ間隔で、かつ、同じ部位に位置するように形成されている。くわえて、これらの第1の突起部は、図2(a)及び(b)に示すように、すべて同じ形状の鋭角三角形に形成されており、さらに図2(c)に示すように、基板部40の第2の縁辺部側、つまり第2の側壁部30側に傾斜するように斜め上方に突出している。第1の突起部21、22、23、24、25及び26をこのような形状に形成することによって、後述する手順において、第1の側壁部20と第2の側壁部30との間に押し込んだカーペットが確実に引っ掛かるようにしている。また、引っ掛かったカーペットは、僅かに縮むことにより第1の突起部21、22、23、24、25及び26の先端部が深く食い込んで確実に保持される。なお、カーペット固定具10を壁面ではなく敷居の手前に配置する場合には、図2(d)の第1の突起部29に示すように、第2の側壁部30側に深く傾斜させることも可能であり、第2の側壁部30側に向かって水平に突出するようにさせることも可能である。また、布設するカーペットが薄い場合には、図2(e)の基板部47に示すように、短辺(奥行)方向における長さをさらに短くすることも可能である。
第2の側壁部30は、図2(a)及び(c)に示すように、カーペット固定具10を設置した状態において基板部40の壁面側、つまり、壁面に近い側に位置する長手方向の縁辺部(第2の縁辺部)から垂直に立ち上がっており、長手方向において基板部40と同じ長さを持っている。さらに、全体として水平方向に長い略長方形状に形成されており、相対向する第1の側壁部20と同じ形状及び大きさに形成されている。さらに、第2の側壁部30の上端部には、第2の突起部31、32、33、34、35及び36が形成されている。なお、中間部の第2の突起部は、作図上の理由から省略している。第2の突起部31、32、33、34、35及び36は、基板部40の長手方向において、開口部41、42、43、44、45及び46と同じ間隔で、かつ、同じ部位に位置するように形成されている。くわえて、これらの第2の突起部は、図2(a)及び(b)に示すように、すべて同じ形状の鋭角三角形に形成されており、さらに図2(c)に示すように、第1の側壁部20(基板部40の第1の縁辺部)に対して背向するように壁面側に向かって、かつ、水平よりもやや下方となる方向に向かって突出している。第2の突起部31、32、33、34、35及び36をこのような形状に形成することによって、後述する手順においてカーペットの縁辺部の近傍部を第2の側壁部30と巾木の間に押し込んだときにカーペットが確実に引っ掛かるようにしている。また、布設したカーペットは、第2の突起部31、32、33、34、35及び36だけでなく、前述の第1の突起部21、22、23、24、25及び26によっても保持されているので、従来技術に係るカーペット固定具よりもカーペットを確実に保持することができる。なお、カーペット固定具10を壁面ではなく敷居の手前に配置する場合には、第2の突起部31、32、33、34、35及び36を壁面側に向かって水平に突出させることも可能である。
さらに、本発明の第1の実施の形態に係るカーペット固定具10の布設手順について説明する。図3は、本発明の第1の形態に係るカーペット固定具を用いたカーペットの布設手順を示すA−A断面図(1)である。図3において、190は巾木、191は床部材、192は壁部材、193は上面、194は釘、195は間隙、196はフェルト下地材であり、その他の符号は図1と同じものを示す。また、図4は、本発明の第1の形態に係るカーペット固定具を用いたカーペットの布設手順を示すA−A断面図(2)である。図4において、197はカーペットであり、その他の符号は図3と同じものを示す。さらに、図5は、本発明の第1の形態に係るカーペット固定具を用いたカーペットの布設手順を示すA−A断面図(3)である。図4において用いた符号は、すべて図3と同じものを示す。なお、A−A断面以外の部位においても同様の布設手順となるので、A−A断面以外の部位においては省略する。
まず、図3(a)に示すように、壁部材192の下端部及び近傍部に貼り付けられた巾木190に対して所定の間隙195をおいてカーペット固定具10を配置する。なお、間隙195は、布設するカーペットの厚さによって異なるが、図3においては、巾木190の表面から、第2の突起部31、32、33、34、35及び36の先端までの概ね5〜8mm程度の距離となる。また、図3乃至図5においては、巾木190表面が特許請求の範囲などで述べたところの壁面となるが、巾木190がない場合には、壁部材192など壁部材の表面が壁面となる。続けて、開口部42や、開口部41、43、44、45及び46を介して床部材191に釘194を打ち込んで、カーペット固定具10を床部材191に対して固定する。同様に、図示していないが、カーペットを布設するために部屋の四方に配置している各カーペット固定具を固定する。
次に、図3(b)に示すように、床部材191の上面193のカーペット固定具10に囲まれた領域にフェルト下地材196を貼り付け、さらにフェルト下地材196植えにカーペット197を展開する。なお、カーペット布設後において、カーペット上を歩きやすくすることや、カーペットの表面が完全に平坦に見えるようにすることなどの各種の理由から、カーペット固定具10の形状(凹凸)が布設後のカーペットの表面上に現れないようにするために、第1の側壁部20と第2の側壁部30との間に、帯状のフェルトやスポンジを配置しておいてもよい。さらに、図4(c)に示すように、カーペット197によって部屋の四方に配置している各カーペット固定具が覆われるように正しい位置にカーペット197を移動する。次に、図示していないが、図4(c)のカーペット固定具10と相対向する位置にあるカーペット固定具の第1の側壁部と第2の側壁部との間に、カーペット197の縁辺部の近傍部を上から押し込む。続けて、図示していないニーキッカーなどを使って、カーペット197を図4(c)のカーペット固定具10側に向かって、つまり室内の反対側に向かって押し伸ばして行く。そして、図4(d)に示すように、カーペット197にテンションがかかったままの状態において、第1の側壁部20と第2の側壁部30との間に、カーペット197の縁辺部の近傍部を矢印に示すように下に向かって押し込む。カーペット197の縁辺部の近傍部を上から押し込むと、第1の突起部22やその他の第1の突起部にカーペット197の裏面側が引っ掛かる。さらに、カーペット197が縮むことから、第1の突起部22などに対してカーペット197が食い込み、カーペット197がカーペット固定具10によって確実に固定される。
さらに、図5(e)に示すように、カーペット197の縁辺部の近傍部のうち、余剰部分を切断する。最後に、図5(f)に示すように、カーペット197の縁辺部を間隙195にヘラなどで押し込む。カーペット197の縁辺部の近傍部が第2の突起部32などに引っ掛かるので、カーペット197の縁辺部が間隙195から離脱することがほとんどない。なお、カーペット197は、四方の縁辺部の近傍部を第1の突起部21、22、23、24、25及び26によって引っ掛けると、強固に保持された状態になるので、カーペットの余剰部分の切断などの手順を適宜変更することも可能である。
以上のように、本発明の第1の実施の形態に係るカーペット固定具10は、布設するカーペット197を巾木190、つまり、壁面側に引っ張りながら、カーペット197の縁辺部の近傍部を第1の側壁部20と第2の側壁部30とに押し込むと、テンションがかかっているカーペット197が縮むときに第1の突起部22などにカーペット197の裏面側が引っ掛かり、これによってカーペット197をしっかり固定することができる。すなわち、カーペット197を第1の突起部22などに引っ掛ける際に加える力は鉛直下方又はこれに近い方向の力であるので、カーペットに対して壁面方向に強い力を加えなければならない従来技術に係るカーペット固定具よりもカーペットを容易に固定することが可能である。言い換えると、従来技術に係るカーペット固定具では、基板部40に相当する領域にピンを設けている。よって、カーペットをピンに引っ掛けるためには、カーペットの縁辺部の近傍部を巾木190に接する、あるいは、巾木190の間際まで引っ張り、カーペットに強いテンションをかけたままカーペットの裏面側にピンに食い込ませる必要がある。これに対して、本発明の第1の実施の形態に係るカーペット固定具10は、巾木190から最も離れたところにある第1の突起部22などにカーペットの裏面側を引っ掛ければよいので、従来技術に係るカーペット固定具よりもカーペットの縁辺部を固定する際の作業スペースをより大きく確保することができる。さらに、カーペットの縁辺部の近傍部を第2の突起部32などに引っ掛ける際にも、カーペットの縁辺部を鉛直下方又はこれに近い方向に押せばよいので、カーペットの縁辺部の固定作業も非常に容易になる。
さらに、第1の突起部21、22、23、24、25及び26などと、第2の突起部31、32、33、34、35及び36などとの2つのグループの突起部によってカーペット197を保持するので、従来技術に係るカーペット固定具よりもカーペット197をしっかり固定することができる。第1の突起部21、22、23、24、25及び26などと、第2の突起部31、32、33、34、35及び36などとは、いずれも垂直上方に突出していないので、ハンマーによって簡単に下向きに折り曲げることができる。そこで、敷居などの近傍にある突起部をあらかじめ下向きに折り曲げておくことによって、カーペット197の布設完了後に敷居などを跨いだ者の足を傷付けることを防止することも可能である。さらに、カーペット固定具10をステンレス鋼などの金属によって形成しているので、木材を利用した従来技術に係るカーペット固定具のように、結露等によって腐ったり、シロアリの食害を受けたりすることがない。
引き続いて、本発明の第2及び第3の実施の形態に係るカーペット固定具について説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態に係るカーペット固定具を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。図6において、11はカーペット固定具、50は第1の側壁部、51、52、53、54、55及び56は第1の突起部、60は第2の側壁部、61、62、63、64、65及び66は第2の突起部、70は基板部、71、72、73、74、75及び76は開口部、110、111、112及び113はスリットである。図7は、 本発明の第2の実施の形態に係るカーペット固定具の固定状態を示す平面図である。図7において、57及び58は第1の突起部、67及び68は第2の突起部、114及び115はスリット、198は巾木であり、その他の符号は図6と同じものを示す。さらに、図8は、本発明の第3の実施の形態に係るカーペット固定具を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)はスリットの変形例を示す平面図である。図8において、12はカーペット固定具、80は第1の側壁部、81、82、83、84、85及び86は第1の突起部、90は第2の側壁部、91、92、93、94、95及び96は第2の突起部、100は基板部、101、102、103、104、105及び106は開口部、120、121、122、123、126、127、128及び129はスリットである。くわえて、図9は、本発明の第3の実施の形態に係るカーペット固定具の固定状態を示す平面図である。図9において、87及び88は第1の突起部、97及び98は第2の突起部、124及び125はスリット、199は巾木であり、その他の符号は図8と同じものを示す。
本発明の第2の実施の形態に係るカーペット固定具11は、図6(a)及び図7に示すように、基板部70の長手方向に直交する方向に延在し、かつ、基板部70と第2の側壁部60とに対して連続的に形成されることによって、基板部70と第2の側壁部60とを複数の矩形板に分割しているスリット110、111、112、113、114及び115が形成されている。図6(b)に示すように、第1の側壁部50にはスリットが全く形成されていない。なお、第1の突起部51、52、53、54、55、56、57及び58、第2の突起部61、62、63、64、65、66、67及び68、並びに、開口部71、72、73、74、75及び76については、第1の実施の形態に係るカーペット固定具10の対応する各部と同じ形状である。以上の構成によれば、図7に示すように、カーペット固定具11は、巾木198、ひいては壁面が凹状に湾曲した曲面であるときに、巾木198の湾曲に沿うように第1の側壁部50をあらかじめ曲げておくことによって、平坦でない壁面に対しても適用できる利点がある。
また、本発明の第3の実施の形態に係るカーペット固定具12は、図8(a)及び図9に示すように、基板部100の長手方向に直交する方向に延在し、かつ、基板部100と第1の側壁部80とに対して連続的に形成されることによって、基板部70と第1の側壁部80とを複数の矩形板に分割しているスリット120、121、122、123、124及び125が形成されている。他方、第2の側壁部90にはスリットが全く形成されていない。なお、第1の突起部81、82、83、84、85、86、87及び88、第2の突起部91、92、93、94、95、96、97及び98、並びに、開口部101、102、103、104、105及び106については、第1の実施の形態に係るカーペット固定具10の対応する各部と同じ形状である。以上の構成によれば、図9に示すように、カーペット固定具12は、巾木199、ひいては壁面が凸状に湾曲した曲面であるときに、巾木199の湾曲に沿うように第2の側壁部90をあらかじめ曲げておくことによって、平坦でない壁面に対しても適用できる利点がある。さらに、カーペット固定具12は、直角又は直角に近い角度に折曲した出隅に対しても適応できるという利点もある。くわえて、カーペット固定具11とカーペット固定具12とは、帯状に長い第1の側壁部50と第2の側壁部90とを任意の曲率直径又は角度に曲げて使用することができ、カーペット固定具10、カーペット固定具11及びカーペット固定具12の3種類のカーペット固定具があれば、様々な形状の壁面に対応可能となる。
なお、スリットは、例えば、第1の突起部81と第1の突起部82の間に形成し、次は、第1の突起部84と第1の突起部85との間に形成するなど、突起部に対して2つおきに形成する、3つおきに形成することも可能であり、2つおきと4つおきを混在させることなども可能である。さらに、図8(c)に示すように、基板部100と第1の側壁部80に対して連続的に形成されたスリット126、127、128及び129において、基板部100から第1の側壁部80に向かって、つまり、基板部100の第2の縁辺部から第1の縁辺部に向かって漸次幅が拡がるように形成すると、カーペット固定具12をカーペット固定具11と同じ方向を曲げる、つまり、壁面が凹状に湾曲した曲面にそって曲げることが可能となる。同様に、カーペット固定具11についても、基板部70と第2の側壁部60とを複数の矩形板に分割しているスリットを基板部70から第2の側壁部60向かって、つまり、基板部70の第1の縁辺部から第2の縁辺部に向かって漸次幅が広くなるように形成すると、壁面が凸状に湾曲した曲面にそって曲げることが可能となる。
本発明の第4の実施の形態に係るカーペット固定具について説明する。図10は、本発明の第4の実施の形態に係るカーペット固定具を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は拡大右側面図である。図10において、13はカーペット固定具、130は第1の側壁部、131、132、133、134、135及び136は第1の突起部、140は第2の側壁部、141、142、143、144、145及び146は第2の突起部、150は基板部、151、152、153、154、155及び156は開口部である。
図10(a)及び(b)に示すように、本発明の第4の実施の形態に係るカーペット固定具13では、第1の構成部材150を第2の側壁部140の約半分の高さに形成している。したがって、第1の突起部131、132、133、134、135及び136は、第2の突起部141、142、143、144、145及び146よりも低いところに位置している。なお、開口部151、152、153、154、155及び156の形状及び配置は、カーペット固定具10と同じものとなっている。
以上の構成によれば、第1の構成部材150が第2の側壁部140よりも低いので、第1の構成部材150と第2の側壁部140とで構成される溝がより浅いものとなり、カーペット布設後において、カーペット上を歩きやすくすることや、カーペットの表面が完全に平坦に見えるようにすることなどの各種の理由から、カーペット固定具13の形状(凹凸)が布設後のカーペットの表面上に現れないようにしたい場合に非常に好適である。
さらに、本発明の第5の実施の形態に係るカーペット固定具について説明する。図11は、本発明の第5の実施の形態に係るカーペット固定具を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は拡大右側面図である。図11において、14はカーペット固定具、160は基板部、161、162、163、164、165及び166は直付け突起部、171、172、173、174、175及び176は開口部、178及び179はスリット、180は第2の側壁部、181、182、183、184、185及び186は第2の突起部である。
カーペット固定具14は、第1の側壁部を設けずに、基板部160の第1の縁辺部から直接に突出した直付け突起部161、162、163、164、165及び166をもうけている点に特徴がある。直付け突起部161、162、163、164、165及び166は、他の実施の形態に係るカーペット固定具の第1の突起部よりも長く突出しており、さらに基板部160の第2の縁辺部側に向かって斜め上方に突出している。なお、第2の側壁部180と、第2の突起部181、182、183、184、185及び186との形状及び配置は、カーペット固定具10と同じものとなっている。また、他の実施の形態に係るカーペット固定具と同様に、直付け突起部161、162、163、164、165及び166と、第2の側壁部180との間にカーペットの縁辺部の近傍部を矢印に示すように下に向かって押し込むことによって、カーペットを直付け突起部161、162、163、164、165及び166に引っ掛けることができる。よって、基板部160の第1の縁辺部から直付け突起部161、162、163、164、165及び166が直接突出しているので、完全な溝のような形状を有していないが、他の実施の形態に係るカーペット固定具と同様の手順で利用することが可能である。さらに、直付け突起部161、162、163、164、165及び166、並びに、第2の突起部181、182、183、184、185及び186に対して二つ置きとなるように、スリット178及び179、並びに、図11に現れていないスリットを設けている。スリット178及び179、並びに、図11に現れていないスリットは、基板部160の壁側の第2の縁辺部から手前側の第1の縁辺部に向かって漸次幅が拡がるように形成されている。なお、リット178及び179、並びに、図11に現れていないスリットは、直付け突起部及び第2の突起部に対して一つ置きに設けてもよい。
以上の構成によれば、カーペット固定具14は、完全な溝状の形状ではないので、カーペット上を歩きやすくすることや、カーペットの表面が完全に平坦に見えるようにすることなどの各種の理由から、カーペット固定具14の形状(凹凸)が布設後のカーペットの表面上に現れないことが強く求められる場合に非常に好適である。なお、第1の側壁部を設けないことから、カーペットからの引っ張り応力に対して直付け突起部161、162、163、164、165及び166のみで対抗することになる。したがって、カーペット固定具に対してカーペットから強い引っ張り応力が作用するような場合には、他の実施の形態に係るカーペット固定具を用いることが望ましい。また、スリット178及び179を形成しているので、カーペット固定具11及び12と同様に、曲面状の壁面に沿って設置することが可能である。
本発明は以上に説明した内容に限定されるものではなく、例えばカーペット固定具を樹脂で形成するなど、各請求項に記載した範囲を逸脱しない限りにおいて種々のカーペット固定具に適用することが可能である。
10 カーペット固定具
11 カーペット固定具
12 カーペット固定具
13 カーペット固定具
14 カーペット固定具
20 第1の側壁部
21 第1の突起部
22 第1の突起部
23 第1の突起部
24 第1の突起部
25 第1の突起部
26 第1の突起部
29 第1の突起部
30 第2の側壁部
31 第2の突起部
32 第2の突起部
33 第2の突起部
34 第2の突起部
35 第2の突起部
36 第2の突起部
40 基板部
41 開口部
42 開口部
43 開口部
44 開口部
45 開口部
46 開口部
47 基板部
50 第1の側壁部
51 第1の突起部
52 第1の突起部
53 第1の突起部
54 第1の突起部
55 第1の突起部
56 第1の突起部
57 第1の突起部
58 第1の突起部
60 第2の側壁部
61 第2の突起部
62 第2の突起部
63 第2の突起部
64 第2の突起部
65 第2の突起部
66 第2の突起部
67 第2の突起部
68 第2の突起部
70 基板部
71 開口部
72 開口部
73 開口部
74 開口部
75 開口部
76 開口部
80 第1の側壁部
81 第1の突起部
82 第1の突起部
83 第1の突起部
84 第1の突起部
85 第1の突起部
86 第1の突起部
87 第1の突起部
88 第1の突起部
90 第2の側壁部
91 第2の突起部
92 第2の突起部
93 第2の突起部
94 第2の突起部
95 第2の突起部
96 第2の突起部
97 第2の突起部
98 第2の突起部
100 基板部
101 開口部
102 開口部
103 開口部
104 開口部
105 開口部
106 開口部
110 スリット
111 スリット
112 スリット
113 スリット
114 スリット
115 スリット
120 スリット
121 スリット
122 スリット
123 スリット
124 スリット
125 スリット
126 スリット
127 スリット
128 スリット
129 スリット
130 第1の側壁部
131 第1の突起部
132 第1の突起部
133 第1の突起部
134 第1の突起部
135 第1の突起部
136 第1の突起部
140 第2の側壁部
141 第2の突起部
142 第2の突起部
143 第2の突起部
144 第2の突起部
145 第2の突起部
146 第2の突起部
150 基板部
151 開口部
152 開口部
153 開口部
154 開口部
155 開口部
156 開口部
160 基板部
161 直付け突起部
162 直付け突起部
163 直付け突起部
164 直付け突起部
165 直付け突起部
166 直付け突起部
171 開口部
172 開口部
173 開口部
174 開口部
175 開口部
176 開口部
178 スリット
179 スリット
180 第2の側壁部
181 第2の突起部
182 第2の突起部
183 第2の突起部
184 第2の突起部
185 第2の突起部
186 第2の突起部
190 巾木
191 床部材
192 壁部材
193 上面
194 釘
195 間隙
196 フェルト下地材
197 カーペット
198 巾木
199 巾木
200 ピン付きグリッパー
201 木質板
202 ピン
203 釘
204 ピンレスグリッパー
205 木質板
206 釘
207 フェルト下地材
208 カーペット
209 接着剤
210 間隙

Claims (2)

  1. 略矩形板状に形成されると共に、長手方向の第1及び第2の縁辺部が壁面に沿うように、かつ、該第2の縁辺部が壁面に近くなるように配置されている状態で床面に固定される基板部と、
    前記基板部の前記第1の縁辺部又はその近傍部から垂直又はほぼ垂直に立ち上がるように形成されると共に、上端部に前記第2の縁辺部側に傾斜して立ち上がる、若しくは、前記第2の側壁部側に向かってほぼ水平に突出する第1の突起部が形成された第1の側壁部、又は、前記基板部の前記第1の縁辺部又はその近傍部から前記第2の縁辺部側に傾斜して突出するように形成された直付け突起部と、
    前記基板部の前記第2の縁辺部又はその近傍部から垂直又はほぼ垂直に立ち上がるように形成されると共に、上端部に前記第1の縁辺部に対して背向するように、かつ、水平に、又は、やや下方に向かって突出する第2の突起部が形成された第2の側壁部を備えていることを特徴とするカーペット固定具。
  2. 前記基板部と前記第1の側壁部又は前記第2の側壁部とは、前記基板部の長手方向と直交する方向に延在すると共に、前記基板部と前記第1の側壁部又は前記第2の側壁部に対して連続的に形成されたスリットによって分割されていることを特徴とする請求項1に記載のカーペット固定具。
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