JP2018033319A - コンバイン - Google Patents

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錦織 将浩
Masahiro Nishigori
将浩 錦織
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【課題】前記前処理部又は脱穀装置側に潤滑油を供給する供給装置を備えたコンバインにおいて、該供給装置によって、潤滑油の供給を行う対象箇所に対して、潤滑油を適性量供給できるコンバインを提供することを課題とする。【解決手段】圃場の穀稈を刈取る前処理部3と、脱穀装置12を搭載した走行機体3と、前記前処理部3又は脱穀装置12側に潤滑油を供給する供給装置30と、該供給装置30を操作する操作具26とを備え、該操作具26を無線リモコンとした。【選択図】図5

Description

本発明は、潤滑油を供給する供給装置を備えたコンバインに関する。
圃場の穀稈を刈取る前処理部と、脱穀装置を搭載した走行機体と、前記前処理部又は脱穀装置側に潤滑油を供給する供給装置と、該供給装置を操作する操作具とを備え、該操作具を介して供給装置を操作することによって、前処理部又は脱穀装置側の各所にスムーズに潤滑油を供給できる特許文献1乃至3に記載のコンバイン。
特開2011−135780号公報 特許4773285号公報 特許5444189号公報
上記文献のコンバインは、前記操作具を介して前記供給装置を操作することによって、必要な箇所に潤滑油を適宜供給することができるものであるが、供給装置を操作する操作具が運転席の前方側に配置されており、供給装置による給油作業を直接視認することができないため、該操作具による給油作業では、供給される潤滑油の量に過不足が生じ易い場合があるという課題があった。
本発明は、前記前処理部又は脱穀装置側に潤滑油を供給する供給装置を備えたコンバインにおいて、該供給装置によって、潤滑油の供給を行う対象箇所に対して、潤滑油を適性量供給できるコンバインを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため本発明は、第1に、圃場の穀稈を刈取る前処理部3と、脱穀装置12を搭載した走行機体3と、前記前処理部3又は脱穀装置12側に潤滑油を供給する供給装置30と、該供給装置30を操作する操作具26とを備え、該操作具26を無線リモコンとしたことを特徴としている。
第2に、前記走行機体2は、前記脱穀装置12により脱穀された穀粒を貯蔵するグレンタンク14と、該グレンタンク14に貯蔵された穀粒を機外に排出する排出オーガ16とを備え、前記無線リモコン26は、排出オーガ16の操作具を兼用するように構成されたことを特徴としている。
第3に、前記無線リモコン26による供給装置30の操作は、少なくとも2以上の操作ボタンを同時に操作することにより行うことを特徴としている。
第4に、前記供給装置30は、潤滑油の供給先を切換えることができるとともに、前記無線リモコンによって供給先の切換操作が行えるように構成されたことを特徴としている。
前記前処理部又は脱穀装置側に潤滑油を供給する供給装置が、無線リモコンによって操作可能に構成されたことにより、オペレータが実際に潤滑油の供給状況を視認しながら操作できるため、対象箇所への潤滑油の供給を正確且つスムーズにすることができる。
また、前記走行機体は、前記脱穀装置により脱穀された穀粒を貯蔵するグレンタンクと、該グレンタンクに貯蔵された穀粒を機外に排出する排出オーガとを備え、前記無線リモコンは、排出オーガの操作具を兼用するように構成されたものによれば、部品点数を削減することができるため、コストを低く抑えることができるとともに、操作具の管理も容易になる。
また、前記無線リモコンによる供給装置の操作は、少なくとも2以上の操作ボタンを同時に操作することにより行うものによれば、供給装置を操作する際の誤操作を防止することができる。
なお、前記供給装置は、潤滑油の供給先を切換えることができるとともに、前記無線リモコンによって供給先の切換操作が行えるように構成されたものによれば、オペレータは無線リモコンによる潤滑油の供給作業をよりスムーズに行うことができる。
本発明を適用したコンバインの側面図である。 本発明を適用したコンバインの平面図である。 操縦部を示した平面図である。 コンバインの注油経路図である。 (A)は、無線リモコンの構成を示した正面図であり、(B)及び(C)は、無線リモコンの別実施例1,2を示した正面図である。 有線リモコンを示した拡大図である。
図1及び図2は、本発明を適用したコンバインの側面図及び平面図であり、図3は、操縦部を示した平面図である。図より、本コンバインは、走行部である左右一対のクローラ式走行装置1,1に支持された走行機体2と、該走行機体2の前方に昇降可能に連結されて圃場の作物(穀稈)の刈取作業を行う前処理部3とを備えている。
前記前処理部3は、圃場の穀稈を引起す引起装置4と、引起された穀稈を掻込む掻込装置6と、前処理部3側に掻込まれた穀稈を刈取る刈刃7とを有し、前処理部3側に掻込まれた穀稈を刈取る刈取作業を行うとともに、刈取られた穀稈を搬送装置(図示しない)によって走行機体2側に向けて後方搬送する。
前記走行機体2は、前処理部3の真後ろ右寄りに位置に配置されてオペレータが乗込んで操向操作を行う操縦部9が収容されたキャビン11と、該キャビン11の後方斜め左側に配置されて前記前処理部3で刈取られた穀稈の脱穀作業を行う脱穀装置12と、脱穀装置12の後方に配置されて脱穀後の藁屑等を排出する後処理部13と、キャビン11の後方且つ脱穀装置12の右側に配置されて脱穀された処理物である穀粒を収容するグレンタンク14と、該グレンタンク14に収容された穀粒を機外に排出する排出オーガ16とが設けられている。
前記脱穀装置12は、前記前処理部3側から搬送される刈取穀稈の脱穀作業を行う脱穀部(図示しない)と、該脱穀部の下側に配置されて脱穀処理された処理物を穀粒と藁屑等の排塵物とに選別する選別部(図示しない)と、前処理部3側の搬送装置から受渡された刈取穀稈を後方搬送するフィードチェーン17とを備え、該フィードチェーン17によって後方搬送される刈取穀稈が脱穀部及び選別部によって脱穀処理され、脱穀処理された穀粒が前記グレンタンク14内に収容される。
また、該脱穀装置12は、フィードチェーン17により後方搬送されて穂先側が脱穀処理された排藁を上下で挟むようにして前記後処理部13側に向けて後方搬送する排藁フィードチェーン及び排藁タインを有している。
前記排出オーガ16は、グレンタンク14の後部側に配置された上下方向の縦筒18と、該縦筒18を軸に水平回動・昇降作動可能に支持された横筒19と、該横筒19の回動端側から穀粒を機外へ排出する排出口21と、該排出口21を開閉する開閉体(フラップ)と、縦筒18及び横筒19内に配置されてグレンタンク14側から排出口21に向かって穀粒を搬送する排出ラセン(図示しない)とを備えている。
また、該排出オーガ16には、該横筒19を昇降作動させる油圧式の昇降シリンダ(図示しない)と、該横筒19を旋回作動させる旋回モータ(図示しない)と、前記開閉体の開度を変更する駆動モータ(図示しない)と、前記排出ラセン16への動力を断続する排出クラッチ(図示しない)とが設けられている。これにより、制御部50は、詳しくは後述する操作具26の操作に応じて、排出オーガ16の昇降・旋回作動や、前記開閉体の開閉作動や、排出クラッチへの動力の断続等が操作されるように構成されている。該操作具26については後述する。
前記キャビン11内の操縦部9は、オペレータが着座する座席22と、該座席22の前方左側に配置されて前後揺動操作されることによって走行機体2が変速される走行変速レバー23と、座席22の前方右側に配置されて走行機体2の操向操作や前処理部3の昇降を操作できるマルチステアリングレバー24と、座席22の後方右側に排出オーガ16を操作する前記操作具26とが設けられている(図3参照)。
また、該操縦部9における座席22の側(左)方側には、前記脱穀装置12や前処理部3へ伝動される動力の断続をする脱穀クラッチ及び刈取クラッチを操作するパワークラッチスイッチ27と、エンジンの回転数を調整するエンジンコントロールレバー28と、扱ぎ深さ自動スイッチ29などの各種自動スイッチ群が設けられている。
なお、該操縦部9の前方側(前処理部側)に、前処理部3又は走行機体側に搭載された脱穀装置12の各所に潤滑油の供給(注油)を行う注油操作部31が配置されており(図2及び図4参照)、前記コンバインには、該注油操作部31の操作に応じて前処理部3又は脱穀装置12側に潤滑油の供給(注油)を行うことができる注油機構(供給装置)30が設けられている。以下、注油機構の構成について説明する。
次に、図4に基づいて、前記注油機構について説明する。図4は、コンバインの注油経路図である。前記注油機構30は、前記注油操作部31と、潤滑油が貯留されるタンク36と、該タンク36内の潤滑油を各所に供給するためのポンプ37と、該ポンプ37によって供給される潤滑油の供給先を切換える切換部38とから構成されている。
前記切換部38は、タンク36内の潤滑油を、前記前処理部3側の刈刃が配置された刈刃系統41に供給する供給経路と、前記引起装置4の引起し搬送チェーン等が配置された引起し搬送系統42に供給する供給経路と、前記脱穀装置12側の排藁フィードチェーン等が配置された排藁フィード系統43に供給する供給経路との何れかに切換ることができるように構成されている。
具体的に説明すると、該切換部38により潤滑油の供給経路が刈刃系統41に切換えられると、前処理部3の下端側に左右並べて複数(図示する例では右、中右、中左、左の4箇所)配置された各刈刃7a,7b,7c,7dに潤滑油が供給される(図4(B)参照)。
また、該切換部38により潤滑油の供給経路が引起し搬送系統42に切換えられると、前記引起装置4に複数(図示する例では、右、中右、中1、中2、中左、左の6箇所)設けられた各引起しチェーン4a,4b,4c,4d,4e,4fと、前記掻込装置6の掻込みチェーン(中、左の2箇所)6a,6bと、前記搬送装置の株元チェーン(右、中、左の3箇所)8a,8b,8c、穂先搬送チェーン8d、扱ぎ深さ搬送チェーン8eとに潤滑油が供給される(図4(B)参照)。
さらに、該切換部38により潤滑油の供給経路が排藁フィード系統43に切換えられると、前記脱穀装置12(走行機体2)側に配置された前記フィードチェーン17と、排藁チェーン44と、排藁タイン45とに潤滑油が供給されるように構成される(図4(B)参照)。
前記注油操作部31は、潤滑油の供給作業を実行する供給スイッチ32と、前記切換部38による供給先(経路)の切換えを操作する切換ダイヤル33とから構成されており、該切換ダイヤル33を、「引起し搬送チェーン位置」と、「刈刃位置」と、「排藁フィードチェーン位置」との何れかにダイヤル操作されることによって、潤滑油の供給先を切換えることができるように構成されている(図4(A)参照)。
すなわち、該注油操作部31は、切換ダイヤル33を「刈取位置」にダイヤル操作した状態で前記供給スイッチ32をON操作することによって、前記刈刃系統41に潤滑油を供給することができ、切換ダイヤル33を「引起し搬送チェーン位置」にダイヤル操作した状態で前記供給スイッチ32をON操作することによって、前記引起し搬送系統42に潤滑油を供給することができ、切換ダイヤル33を「排藁フィードチェーン位置」にダイヤル操作した状態で前記供給スイッチ31をON操作することによって、前記排藁フィード系統43に潤滑油を供給することができるように構成されている。
ちなみに、前記注油機構30は、操縦部9の前側に配置された前記注油操作部31によらず、操縦部9の座席22の後方に配置されて排出オーガ16の操作をすることができる前記操作具26によっても、注油機構30による潤滑油の供給経路の切換操作と、潤滑油の供給操作とを実行することができるように構成されている。以下、操作具26の具体的な構成について説明する。
次に、図5(A)に基づいて、無線リモコンの構成について説明する。図5(A)は、無線リモコンの構成を示した正面図である。前記操作具26として無線リモコンを用いており、該無線リモコン26によって、前記排出オーガ16の操作の他、注油機構30も操作することができるように構成されている。以下、具体的に説明する。
前記無線リモコン26は、該無線リモコンの電源のON・OFFを操作する電源スイッチ46と、上昇スイッチ47と、下降スイッチ48と、右旋回スイッチ49と、左旋回スイッチ51と、排出オーガを予め定めた所定位置へ自動旋回させる(自動)旋回スイッチ52と、前記開閉体を開作動させる開スイッチ53と、前記開閉体を閉作動させる閉スイッチ54と、前記排出口21からの穀粒の排出を実行する排出スイッチ56と、前記注油機構30による潤滑油の供給を行う注油スイッチ57とを有する(図5参照)。
該構成により、前記制御部50は、前記上昇スイッチ46又は下降スイッチ47の押操作が検出されると、前記昇降シリンダを介して、排出オーガ16が昇降操作に応じて昇降作動され、前記左旋回スイッチ49又は右旋回スイッチ51の押操作が検出されると、前記旋回モータを介して、排出オーガ16が旋回操作に応じて左右に旋回作動され、前記開スイッチ53又は閉スイッチ54の押操作が検出されると、前記駆動モータを介して、開閉体(フラップ)が開閉作動されることにより排出口21の開度が調整され、排出スイッチ56の押操作が検出されると、排出クラッチ及び排出ラセンを介して、排出オーガ16による穀粒の排出が行われるように構成されている。
また、該制御部50は、前記旋回スイッチ52の押操作が検出されると、前記排出オーガ16が、穀粒の機外への排出を実行しない収納位置と、該排出オーガ16による機外への排出を行う所定の排出位置(例えば、機体の左側、右側、後方)とに自動的に昇降・旋回作動されるように構成されている。
また、該無線リモコン26には、電源としてのバッテリー(電源)が内蔵されており、所定時間(例えば5分)上記各スイッチの操作が検出されなかった場合、自動的に無線リモコンの電源をOFFにする自動OFF手段を備えており、上記バッテリーの不要な消耗を防止できるように構成されている。
上述の該無線リモコン26は、前記注油スイッチ57の押操作が検出されると、前記注油機構30による潤滑油の供給作業を実行することができるように構成されている。このとき、注油機構30による潤滑油の供給先は、前記注油操作部31の切換ダイヤル33によって切換操作を行う。
該構成によれば、上述の無線リモコン26を用いることによって、前処理部3の前側に配置された注油操作部31を介さず注油機構30による潤滑油の供給を実行できるため、オペレータが供給箇所を直接視認しながら潤滑油の供給作業を実行することができる。これにより、各供給先に、より正確に適正量の潤滑油を供給することができる。
次に、図5(B)に基づき、無線リモコンの別実施例1について、上述の例と異なる点について説明する。図5(B)は、無線リモコンの別実施例を示した正面図である。
前記制御部50は、無線リモコン26の注油スイッチ57Bと、排出スイッチ56Bとが同時に押操作されていることが検出された場合に、前記注油機構30による潤滑油の供給が実行されるように構成してもよい。このとき、前記排出スイッチ56Bの近傍には、注油作業を実行可能なスイッチであること(図示する例では「押して注油」)が記載されている(図5(B)参照)。
該構成によれば、2種類のスイッチの同時押操作が検出されない限り、注油機構30による潤滑油の供給が実行されないため、注油機構30がオペレータによる無線リモコン26の操作ミスによって意図しない作動をすることを効率的に防止することができる。
次に、図5(C)に基づき、無線リモコンの別実施例1について、上述の例と異なる点について説明する。図5(C)は、無線リモコンの別実施例2を示した正面図である。
前記制御部50は、無線リモコン26の注油スイッチ57Cの押操作が検出された場合には、前記排藁フィード系統43への潤滑油の供給を実行し、前記注油スイッチ57Cが、前記旋回スイッチ52Cと同時に押操作されていることが検出された場合には、前記引起し搬送系統42への潤滑油の供給を実行し、前記注油スイッチ57Cが排出スイッチ56Cと同時に押操作されていることが検出された場合には、前記刈取系統41への潤滑油の供給を実行するように構成しても良い(図5(C)参照)。
このとき、前記注油スイッチ57Cの近傍には、前記排藁フィード系統43への注油作業が実行可能なスイッチであること(図示する例では「脱穀チェン」)が記載され、前記旋回スイッチ52Cの近傍には、前記引起し搬送系統42への注油作業が実行可能なスイッチであること(図示する例では「刈取チェン」)が記載され、前記排出スイッチ56Cの近傍には、前記刈刃系統41への注油作業が実行可能なスイッチであること(図示する例では「刈刃」)が記載されている。
該構成によれば、無線リモコン25によって、注油機構30による潤滑油の供給先の選択もすることができるようになるため、潤滑油の供給作業をよりスムーズにすることができる。また、単一の無線リモコン26によって、排出オーガ16の操作と、注油機構30の操作とを兼用することができるため、リモコンの管理がし易くなるとともに、コストも低く抑えることができる。
次に、図6に基づいて、操作具の別実施例について説明する。図6は、有線リモコンを示した拡大図である。前記操作具26は、図6に示されるように、有線リモコンであっても良い。
前記有線リモコン26は、前記上昇スイッチ47と、前記下降スイッチ48と、前記右旋回スイッチ49と、前記左旋回スイッチ51と、前記開スイッチ53と、前記閉スイッチ54と、前記排出スイッチ56と、前記注油スイッチ57と、前記旋回スイッチ52と、該旋回スイッチ52により操作される排出オーガ16の排出位置を選択する選択スイッチ60と、選択された排出オーガ16の排出位置を示す各選択ランプ(左ランプ60a、後方ランプ60b、右ランプ60c)とを備え、走行機体2側に有線接続されている。(図6参照)。
該構成によれば、前記注油機構30と、排出オーガ16とを操作可能に構成された前記操作具26を有線リモコンとしたことにより、リモコンの電池切れのおそれがなくなるとともに、有線ケーブルの長さを調整可能に構成することによって、注油箇所を視認しながらの注油作業も行うことができる。
なお、前記制御部50は、該選択スイッチ60の押操作が検出されると、上記選択ランプ60a,60b,60cの何れか1つが点灯する状態と、何れも点灯しない状態とで切換えられるように構成されており、左ランプ60aが点灯した状態で、前記旋回スイッチ52の押操作が検出された場合には、走行機体2の左側に設定された所定の排出位置に穀粒が排出されるように排出オーガ16が操作され、後方ランプ60bが点灯した状態で、前記旋回スイッチ52の押操作が検出された場合には、走行機体2の後方側に設定された所定の排出位置に穀粒が排出されるように排出オーガ16が操作され、右ランプ60cが点灯した状態で、前記旋回スイッチ52の押操作が検出された場合には、走行機体2の右側に設定された所定の排出位置に穀粒が排出されるように排出オーガ16が操作されるように構成されている。
次に、前記注油機構30の別実施例について、上述と異なる点について説明する。前記注油機構30は、前記注油操作部31と、潤滑油が貯留されるタンク36と、該タンク36内の潤滑油を各所に供給するための複数のポンプ37,37,37と、制御部50とから構成してもよい。
具体的に説明すると、前記ポンプ37は、前記刈刃系統41に潤滑油を供給するためのポンプ37と、前記引起し搬送系統42に潤滑油を供給するためのポンプ37と、前記排藁フィード系統43に潤滑油を供給するためのポンプ37とを別途に設け、前記制御部50は、注油操作部31の操作に応じて、対応するポンプ37を駆動させることによって、各所に潤滑油を供給できるように構成したものであっても良い。
2 走行機体
3 前処理部
12 脱穀装置
14 グレンタンク
16 排出オーガ
26 無線リモコン(操作具)
30 注油機構(供給装置)

Claims (4)

  1. 圃場の穀稈を刈取る前処理部(3)と、
    脱穀装置(12)を搭載した走行機体(3)と、
    前記前処理部(3)又は脱穀装置(12)側に潤滑油を供給する供給装置(30)と、
    該供給装置(30)を操作する操作具(26)とを備え、
    該操作具(26)を無線リモコンとした
    コンバイン。
  2. 前記走行機体(2)は、
    前記脱穀装置(12)により脱穀された穀粒を貯蔵するグレンタンク(14)と、
    該グレンタンク(14)に貯蔵された穀粒を機外に排出する排出オーガ(16)とを備え、
    前記無線リモコン(26)は、排出オーガ(16)の操作具を兼用するように構成された
    請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記無線リモコン(26)による供給装置(30)の操作は、少なくとも2以上の操作ボタンを同時に操作することにより行う
    請求項1又は2の何れかに記載のコンバイン。
  4. 前記供給装置(30)は、潤滑油の供給先を切換えることができるとともに、前記無線リモコンによって供給先の切換操作が行えるように構成された
    請求項1乃至3の何れかに記載のコンバイン。
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