JP2018032293A - 中継装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者の利便性を向上しつつ、利用者の情報の通信経路を制御する。【解決手段】第1のサービスを提供する第1の組織のサーバから、利用者の情報の登録を伴う第2の組織における処理の依頼を受信する受信部と、前記第1のサービスにおける前記利用者の識別情報と、中継用識別情報とを関連付けて記憶する記憶部と、前記依頼に基づき、ブラウザアプリケーションにより利用者機器に表示される、前記利用者の情報を入力するための情報入力画面の提供を制御する表示制御部と、前記情報入力画面への入力情報および前記利用者機器に対応する中継用識別情報の前記利用者機器からの受信に基づき、前記入力情報を前記第2の組織の第2のサーバに送信する送信部と、を備え、前記送信部は、前記第2の組織における前記処理の進捗通知を前記第1のサービスにおける識別情報と共に前記第1の組織のサーバに通知する、中継装置。【選択図】図1

Description

本発明は、中継装置およびプログラムに関する。
近日、インターネットを介した金融取引が普及している。例えば、特許文献1には、SNS(Social Networking Service)およびブログなどで入力されたテキストを用いて金融取引(残高照会、取引明細表示、振込など)を行う技術が開示されている。特許文献2には、携帯端末とインターネットバンキングとを中継するサーバを用いて残高照会サービスを提供する技術が開示されている。特許文献3には、銀行、証券、クレジットカード口座およびインターネットバンキングアカウントの開設申し込みをオンラインで受け付ける技術が開示されている。
また、特許文献4および5には、対話形式で金融取引を行う技術が開示されている。
特開2012−185672号公報 特開2009−211181号公報 特開2001−297353号公報 特開2001−159968号公報 特表2010−514043号公報
ところで、金融機関に口座開設を依頼した利用者に口座開設完了を知らせる手段としては、メール通知、および現物(キャッシュカードおよび通帳など)の郵送が存在する。これに対し、利用者があるアプリケーションを利用して例えば口座開設のような処理を依頼し、上記アプリケーション上で上記処理の進捗通知を受信できれば、利用者にとって便利である。しかし、上記アプリケーションを提供する組織に利用者の情報が渡ることが望ましくない場合もある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、利用者の利便性を向上しつつ、利用者の情報を適切に扱うことが可能な、新規かつ改良された中継装置およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、第1のサービスを提供する第1の組織のサーバから、利用者の情報の登録を伴う第2の組織における処理の依頼を受信する受信部と、前記第1のサービスにおける前記利用者の識別情報と、中継用識別情報とを関連付けて記憶する記憶部と、前記受信部により受信された前記依頼に基づき、前記第1のサービスの提供を受けるための第1のアプリケーションと異なるブラウザアプリケーションにより利用者機器に表示される、前記利用者の情報を入力するための情報入力画面の提供を制御する表示制御部と、前記情報入力画面への入力情報および前記利用者機器に対応する中継用識別情報の前記利用者機器からの受信に基づき、前記入力情報を前記第2の組織の第2のサーバに送信する送信部と、を備え、前記送信部は、前記第2の組織における前記処理の進捗通知に応じて、前記進捗通知の対象となる利用者の前記第1のサービスにおける識別情報と共に前記処理の進捗を前記第1の組織のサーバに通知する、中継装置が提供される。
前記送信部は、前記利用者機器から受信された前記利用者機器に対応する中継用識別情報を前記入力情報と共に前記第2のサーバに送信し、前記第2の組織における前記処理の進捗通知は通知対象を示す中継用識別情報を含み、前記送信部は、前記進捗通知に含まれる中継用識別情報に関連付けて前記記憶部において記憶された前記利用者の識別情報と共に前記処理の進捗を前記第1の組織のサーバに通知してもよい。
前記処理の依頼は、前記第1のサービスにおける前記利用者の識別情報を含み、前記記憶部は、前記依頼に含まれる前記第1のサービスにおける前記利用者の識別情報を、中継用識別情報と関連付けて記憶してもよい。
前記表示制御部は、前記第1のアプリケーションが有するブラウザ機能により表示される、処理依頼画面の提供をさらに制御し、前記処理の依頼は、前記処理依頼画面において前記利用者により行われた依頼操作に基づいて前記第1の組織のサーバから送信されてもよい。
前記第1のサービスは、対話型コミュニケーションサービスであってもよい。
前記受信部は、前記対話型コミュニケーションサービスおいて前記利用者機器に入力された情報を受信し、前記送信部は、前記受信部による特定の情報の受信に基づき、前記処理依頼画面への遷移のためのリンク情報を送信してもよい。
前記第2の組織は金融機関であり、前記利用者の情報の登録を伴う第2の組織における処理は、口座開設処理であってもよい。
前記処理の進捗通知は、口座開設処理の着手通知、口座開設完了通知、または通帳の発送通知を含んでもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、第1のサービスを提供する第1の組織のサーバから、利用者の情報の登録を伴う第2の組織における処理の依頼を受信する受信部と、前記第1のサービスにおける前記利用者の識別情報と、中継用識別情報とを関連付けて記憶する記憶部と、前記受信部により受信された前記依頼に基づき、前記第1のサービスの提供を受けるための第1のアプリケーションと異なるブラウザアプリケーションにより利用者機器に表示される、前記利用者の情報を入力するための情報入力画面を生成する表示制御部と、前記利用者機器から受信された前記情報入力画面への入力情報および前記利用者機器に対応する中継用識別情報を前記第2の組織の第2のサーバに送信する送信部と、を備え、前記送信部は、前記第2の組織における前記処理の進捗通知に応じて、前記進捗通知に含まれる中継用識別情報に関連付けて前記記憶部において記憶された前記利用者の識別情報と共に前記処理の進捗を前記第1の組織のサーバに通知する、中継装置として機能させるための、プログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、利用者の利便性を向上しつつ、利用者の情報を適切に扱うことが可能である。
本発明の実施形態による情報処理システムの構成を示す説明図である。 携帯端末の構成を示す説明図である。 口座開設のための対話画面の具体例を示す説明図である。 対話型サービスサーバの構成を示す説明図である。 中継サーバの構成を示す説明図である。 口座開設依頼画面の具体例を示す説明図である。 情報入力画面の具体例を示す説明図である。 対話型コミニュケーションサービスIDと中継システムIDとの関連付けを示す説明図である。 本実施形態による銀行サーバの構成を示す説明図である。 銀行サーバに登録される利用者の情報の具体例を示す説明図である。 完了通知メッセージを示す説明図である。 本実施形態による情報処理システムの動作を示す説明図である。 本実施形態による情報処理システムの動作を示す説明図である。 本実施形態による情報処理システムの動作を示す説明図である。 中継サーバのハードウェア構成を示したブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、複数の構成要素の各々に同一符号のみを付する。
<1.情報処理システムの概要>
本発明の実施形態は、利用者の情報の登録を伴う処理を行う情報処理システムに関する。利用者の情報の登録を伴う処理としては、例えば、金融機関における口座開設、インターネットバンキングの登録、ローンの設定、クレジットカードの発行などが挙げられる。以下では、利用者の情報の登録を伴う処理として銀行における口座開設を行う情報処理システムを説明する。
図1は、本発明の実施形態による情報処理システムの構成を示す説明図である。図1に示したように、本発明の実施形態による情報処理システムは、携帯端末20と、中継サーバ30と、銀行サーバ40と、オペレーション端末42と、対話型サービスサーバ50と、を備える。携帯端末20、中継サーバ30および対話型サービスサーバ50はネットワーク12Aにより接続され、中継サーバ30および銀行サーバ40はネットワーク12Bにより接続され、銀行サーバ40およびオペレーション端末42はネットワーク12Cにより接続される。
(ネットワーク)
ネットワーク12A、12Bおよび12C(以下、単にネットワーク12と総称する場合もある。)は、ネットワーク12に接続されている装置から送信される情報の有線、または無線の伝送路である。例えば、ネットワーク12は、インターネット、電話回線網、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などを含んでもよい。特に、ネットワーク12Bおよび12Cは、IP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。
(携帯端末)
携帯端末20は、銀行の顧客である利用者により利用される利用者機器の一例である。図1においては、利用者機器の一例として携帯端末20を示しているが、利用者機器は、PC(Personal Computer)、およびウェアラブル機器などの情報処理装置であってもよい。
(中継サーバ)
中継サーバ30は、銀行の口座開設を希望する利用者の携帯端末20と銀行サーバ40との間に介在する中継装置であり、銀行における口座開設を支援する。この中継サーバ30は、例えば銀行やシステムベンダのデータセンタに設置される。
(銀行サーバ)
銀行サーバ40は、銀行に設置されるシステムであり、口座開設の申込内容と口座開設の進捗を管理する。なお、本明細書においては、第2の組織の一例として銀行を説明し、第2の組織の第2のサーバの一例として銀行サーバ40を説明するが、クレジットカード会社および証券会社などの他の組織が管理するサーバにも本実施形態を適用可能である。
(オペレーション端末)
オペレーション端末42は、銀行のオペレータが利用する端末である。銀行のオペレータは、オペレーション端末42を利用して口座開設業務を行い、基幹システムにより口座番号が採番されると、オペレーション端末42は銀行サーバ40に対して口座番号を出力する。なお、口座開設業務は、申込内容における属性チェック、本人確認書類と申込内容の一致確認、口座番号の払出し、通帳およびキャッシュカードの郵送手配、などが挙げられる。
(対話型サービスサーバ)
対話型サービスサーバ50は、第1のサービスの一例である対話型コミュニケーションサービスを携帯端末20に提供する。具体的には、対話型サービスサーバ50は、携帯端末20に、通信相手との対話画面を提供し、携帯端末20から送信された情報および通信相手から送信された情報を上記対話画面に逐次追加する。特に、本実施形態による対話型サービスサーバ50は、携帯端末20および中継サーバ30から送信された口座開設に関する情報を、携帯端末20と中継サーバ30との対話画面に逐次追加する。この対話型サービスサーバ50は、第1の組織の第1のサーバの一例である。
(システム概要)
上述した本実施形態による情報処理システムにおいて、利用者は、対話型サービスサーバ50が提供する対話型コミュニケーションサービス上で携帯端末20から口座開設を要求し、対話型コミュニケーションサービス上で口座開設の完了通知を受信することができる。さらに、本実施形態による情報処理システムにおいては、口座開設のための利用者の情報の通信経路に対話型サービスサーバ50を介在させることなく、上記の口座開設を実現できる。すなわち、本実施形態は、利用者の利便性を向上しつつ、利用者の情報を適切に扱うことが可能である。以下、このような本実施形態による情報処理システムの構成および動作について順次詳細に説明する。
<2.携帯端末の構成>
図2は、携帯端末20の構成を示す説明図である。図2に示したように、携帯端末20は、操作部220と、表示部230と、通信部240と、アプリケーション250と、を備える。
(操作部)
操作部220は、携帯端末20の利用者による操作を検出する。例えば、利用者は、この操作部220への操作により、口座開設依頼、口座開設のための情報などを入力することが可能である。なお、操作部220の具体例としては、タッチパネル、キーボード、マウスまたはボタンなどが挙げられる。
(表示部)
表示部230は、アプリケーション250からの制御に基づき、多様な画面を表示し得る。例えば、本実施形態による表示部230は、対話型サービスのための対話画面、およびブラウザ画面を表示する。なお、表示部230は、液晶ディスプレイであってもよいし、OLED(Organic Light Emitting Diode)であってもよい。
通信部240は、中継サーバ30および対話型サービスサーバ50とのインタフェースであり、中継サーバ30との間、および対話型サービスサーバ50との間で通信を行う。例えば、通信部240は、対話型サービスサーバ50に口座開設のためのトリガメッセージを送信する送信部としての機能、および対話型サービスサーバ50を介して銀行サーバ40から口座開設の完了通知などを受信する受信部としての機能を有する。
(アプリケーション)
アプリケーション250は、図2に示したように、ブラウザアプリケーション260および対話型アプリケーション270を含む。
ブラウザアプリケーション260は、中継サーバ30から提供される画面を表示部230に表示させる表示制御部、および、操作部220に入力された情報を通信部240に中継サーバ30へ送信させる送信制御部などの機能を有する。例えば、ブラウザアプリケーション260は、中継サーバ30から提供される口座開設のための情報入力画面を表示部230に表示させ、当該情報入力画面において入力された情報を通信部240に中継サーバ30へ送信させる。
対話型アプリケーション270は、対話型サービスサーバ50が提供するサービスの携帯端末20における利用のために用いられるアプリケーションである。対話型アプリケーション270には、対話型アプリケーション270がインストールされた携帯端末20ごとに異なる対話型コミニュケーションサービスIDが設定される。図2に示したように、対話型アプリケーション270は、対話処理部272およびブラウザ処理部276の機能を有する。
対話処理部272は、対話型コミュニケーションサービスのためのメッセージの通信部240による送信、および対話画面の表示部230による表示を制御する。例えば、対話処理部272は、操作部220への利用者からの操作に基づいて口座開設のためのトリガメッセージを通信部240に対話型サービスサーバ50へ送信させ、対話型サービスサーバ50から提供される中継サーバ30との口座開設のための対話画面を表示部230に表示させる。ここで、図3を参照し、口座開設のための対話画面の具体例を説明する。
図3は、口座開設のための対話画面の具体例を示す説明図である。携帯端末20の利用者が中継サーバ30との対話画面(利用者からは、X銀行との対話画面に見える。)において口座開設に対応する画像を選択すると、図3に示したように、当該画像が対話画面に口座開設のためのトリガメッセージ22として追加される。そして、トリガメッセージ22が対話画面に追加されると、中継サーバ30が口座開設のためのリンク情報を含む応答メッセージ23を送信し、当該応答メッセージ23が当該対話画面に追加される。携帯端末20の利用者は、当該応答メッセージ23に含まれるリンク情報を選択することで、口座開設の手続きを進めることができる。
ブラウザ処理部276は、対話型サービスサーバ50を介して提供されるブラウザ用のコンテンツを表示部230に表示させる。例えば、ブラウザ処理部276は、図3に示した応答メッセージ23に含まれるリンク情報の選択に応じて中継サーバ30から対話型サービスサーバ50を介して提供される口座開設依頼画面を表示部230に表示させる。口座開設依頼画面の詳細については図6を参照して後述する。
<3.対話型サービスサーバの構成>
以上、本実施形態による携帯端末20の構成を説明した。続いて、図4を参照し、本実施形態による対話型サービスサーバ50の構成を説明する。
図4は、対話型サービスサーバ50の構成を示す説明図である。図4に示したように、対話型サービスサーバ50は、通信部540と、対話管理部550と、コンテンツ提供部560と、を備える。
(通信部)
通信部540は、携帯端末20および中継サーバ30とのインタフェースである。例えば、通信部540は、携帯端末20から送信される口座開設依頼の受信、中継サーバ30から送信される口座開設の完了通知の受信などを行う。
(対話管理部)
対話管理部550は、複数の装置間で送受信されるメッセージを含む対話画面を管理する。例えば、対話管理部550は、携帯端末20から口座開設に対応する画像が口座開設のためのトリガメッセージとして送信されると、図3に示したように当該トリガメッセージ22を中継サーバ30と携帯端末20との対話画面に追加する。また、対話管理部550は、中継サーバ30から対話型コミニュケーションサービスIDを含む口座開設の完了通知が受信されると、当該対話型コミニュケーションサービスIDに対応する携帯端末20への口座開設の完了通知の送信を制御する。
(コンテンツ提供部)
コンテンツ提供部560は、対話型アプリケーション270が有するブラウザ処理部276により表示されるブラウザ用のコンテンツを携帯端末20に提供する。本実施形態においては、上記ブラウザ用のコンテンツとして、図6を参照して後述する口座開設依頼画面が携帯端末20に提供される。
<4.中継サーバの構成>
以上、本実施形態による対話型サービスサーバ50の構成を説明した。続いて、本実施形態による中継サーバ30の構成を説明する。
図5は、中継サーバ30の構成を示す説明図である。図5に示したように、中継サーバ30は、記憶部320と、通信部340と、中継アプリケーション350と、を備える。
(通信部)
通信部340は、携帯端末20、銀行サーバ40および対話型サービスサーバ50とのインタフェースであり、携帯端末20、銀行サーバ40および対話型サービスサーバ50との間で通信を行う送信部としての機能および受信部としての機能を有する。例えば、通信部340は、携帯端末20から口座開設のための利用者の情報を受信したり、銀行サーバ40から口座開設の完了通知を受信したりする。
(中継アプリケーション)
中継アプリケーション350は、受付開始部352、入力画面生成部354、情報送信部356および進捗通知処理部358を有する。
受付開始部352は、中継サーバ30を介して携帯端末20から特定の情報、すなわち口座開設のためのトリガメッセージを受信すると、口座開設のための受付処理を開始する。具体的には、受付開始部352は、図3を参照して説明したリンク情報を含む応答メッセージ23を生成し、通信部340に当該応答メッセージ23を中継サーバ30へ送信させる。
ここで、応答メッセージに含まれるリンク情報を携帯端末20の利用者が選択すると、対話型サービスサーバ50は、リンク情報と共に、携帯端末20の対話型コミニュケーションサービスIDを中継サーバ30に送信する。受付開始部352は、当該対話型コミニュケーションサービスIDが受信されると、当該対話型コミニュケーションサービスIDから中継システムID(中継用識別情報)を生成し、生成した中継システムIDを対話型コミニュケーションサービスIDと関連付けて記憶部320に記憶させる。例えば、受付開始部352は、対話型コミニュケーションサービスIDのハッシュ値を中継システムIDとして生成してもよい。
また、受付開始部352は、口座開設依頼画面(処理依頼画面)を生成する。すなわち、入力画面生成部354は、表示制御部としての機能を包含する。口座開設依頼画面は、携帯端末20において対話型アプリケーション270のブラウザ処理部276により表示されるコンテンツであって、ブラウザアプリケーション260による手続の進行を誘導する役割を担う。
図6は、口座開設依頼画面32の具体例を示す説明図である。図6に示したように、口座開設依頼画面32は、口座開設ボタン34を含む。口座開設ボタン34には中継システムIDが埋め込まれており、口座開設ボタン34が押下されると、口座開設依頼と共に中継システムIDが送信される。
入力画面生成部354は、携帯端末20からの口座開設依頼に基づき、携帯端末20のブラウザアプリケーション260により表示される、利用者が口座開設のための情報を入力するための情報入力画面を生成する。すなわち、入力画面生成部354は、表示制御部としての機能を包含する。図7は、情報入力画面36の具体例を示す説明図である。情報入力画面36は、図7に示したように、利用者の氏名、生年月日および住所など、利用者の情報を入力するための入力欄を有する。また、情報入力画面36には、口座開設依頼と共に受信された中継システムIDが埋め込まれており、情報入力画面36への入力内容の確定操作が行われると、当該中継システムIDが利用者の情報と共に中継サーバ30に送信される。
情報送信部356は、携帯端末20から送信された利用者の情報および中継システムIDを、通信部340に銀行サーバ40へ送信させる。
進捗通知処理部358は、銀行サーバ40からの口座開設の進捗通知の受信に基づき、対話型サービスサーバ50を介して携帯端末20に通知するための進捗通知メッセージの送信を制御する。具体的には、銀行サーバ40からの口座開設の進捗通知は通知対象の携帯端末20に対応する中継システムIDを含み、進捗通知処理部358は、当該中継システムIDに関連付けて記憶部320に記憶されている対話型コミニュケーションサービスIDを特定する。そして、進捗通知処理部358は、特定した対話型コミニュケーションサービスIDを含む進捗通知メッセージを生成し、当該進捗通知メッセージを通信部340に対話型サービスサーバ50へ送信させる。かかる構成により、対話型サービスサーバ50が、進捗通知メッセージに含まれる対話型コミニュケーションサービスIDを有する携帯端末20に進捗通知メッセージを送信することが可能である。
(記憶部)
記憶部320は、中継サーバ30の動作に用いられる情報を記憶する。特に、本実施形態による記憶部320は、図8に示すように、対話型サービスサーバ50から受信された対話型コミニュケーションサービスIDと、受付開始部352により生成された中継システムIDとを関連付けて記憶する。
<5.銀行サーバの構成>
以上、本実施形態による中継サーバ30の構成を説明した。続いて、本実施形態による銀行サーバ40の構成を説明する。
図9は、本実施形態による銀行サーバ40の構成を示す説明図である。図9に示したように、銀行サーバ40は、通信部440と、登録処理部450と、記憶部460と、通知処理部470と、を備える。
(通信部)
通信部440は、中継サーバ30と多様な情報を通信する。例えば、通信部440は、中継サーバ30から口座開設を希望する利用者の情報を受信し、口座開設の進捗通知を中継サーバ30に送信する。
(登録処理部、記憶部)
登録処理部450は、口座開設に関する情報を記憶部460に登録する。具体的には、登録処理部450は、中継サーバ30から利用者の情報および中継システムIDが受信されると、受付番号を採番し、図10に示すように、利用者の情報および中継システムIDを受付番号と関連付けて記憶部460に登録する。
また、口座開設業務により採番された口座番号および受付番号がオペレーション端末42から入力されると、登録処理部450は、記憶部460に登録されている入力された受付番号のエントリに、入力された口座番号を登録する。なお、オペレーション端末42から口座開設業務における進捗状況(属性チェックの開始、本人確認証と申込み内容の確認作業の開始、通帳およびキャッシュカードの郵送手配)が順次入力される場合、登録処理部450は、順次入力される進捗状況も記憶部460に登録してもよい。
(通知処理部)
通知処理部470は、口座開設の進捗状況を示す進捗通知を通信部440に中継サーバ30へ送信させる。具体的には、通知処理部470は、記憶部460に口座番号が登録されると、口座番号が登録されたエントリに含まれる中継システムIDを特定し、当該中継システムIDを含む口座開設の完了通知を通信部440に送信させる。当該口座開設の完了通知に基づき、中継サーバ30が対話型サービスサーバ50に完了通知メッセージを送信し、対話型サービスサーバ50が携帯端末20に完了通知メッセージを送信する。これにより、携帯端末20の対話型アプリケーション270により例えば図11に示す完了通知メッセージがプッシュ表示され、利用者が口座開設の完了を知ることができる。なお、記憶部460に口座開設業務における進捗状況が順次登録される場合、通知処理部470は、進捗状況の更新に応じて、口座開設処理の着手通知および通帳の発送通知など、口座開設の進捗状況を示す進捗通知を通信部440に送信させてもよい。
<6.動作>
以上、本実施形態による情報処理システムの構成を説明した。続いて、図12〜図14を参照し、本実施形態による情報処理システムの動作を整理する。
図12〜図14は、本実施形態による情報処理システムの動作を示す説明図である。図12に示したように、まず、携帯端末20が対話型アプリケーション270を起動し(S604)、中継サーバ30との対話画面において利用者が口座開設のためのトリガメッセージを入力すると(S608)、当該トリガメッセージが対話型サービスサーバ50を介して中継サーバ30に送信される(S612、S616)。
中継サーバ30の受付開始部352は、トリガメッセージの受信に基づき、リンク情報を含む応答メッセージを生成する(S620)。当該応答メッセージは、対話型サービスサーバ50を介して携帯端末20に送信される(S624、S628)。
そして、携帯端末20の対話型アプリケーション270が表示部230に図3に示したように応答メッセージ23を表示させる(S632)。この応答メッセージ23に含まれるリンク情報が利用者により選択されると(S636)、携帯端末20は、選択されたリンク情報を対話型サービスサーバ50に送信する(S640)。対話型サービスサーバ50は、リンク情報を受信すると、リンク情報と共に携帯端末20の対話型コミュニケーションサービスIDを中継サーバ30に送信する(S644)。
中継サーバ30の受付開始部352は、対話型コミュニケーションサービスIDの受信に応じて中継システムIDを生成し(S648)、生成した中継システムIDを対話型コミュニケーションサービスIDと関連付けて記憶部320に記憶させる(S652)。さらに、受付開始部352は、中継システムIDが埋め込まれた口座開設依頼画面を生成する(S656)。中継サーバ30は、当該口座開設依頼画面を対話型サービスサーバ50に送信し(S660)、対話型サービスサーバ50は、当該口座開設依頼画面を携帯端末20に送信する(S664)。
そして、携帯端末20の対話型アプリケーション270の一機能であるブラウザ処理部276が、図6に示したように、表示部230に口座開設依頼画面32を表示させる(S668)。
その後、図13に示したように、口座開設依頼画面32において口座開設ボタン34が押下されると(S704)、携帯端末20は、口座開設依頼画面32に埋め込まれた中継システムIDと共に口座開設依頼を送信する。当該中継システムIDおよび口座開設依頼は、対話型サービスサーバ50を介して中継サーバ30に送信される(S708、S712)。
中継サーバ30の入力画面生成部354は、携帯端末20からの口座開設依頼に基づき、携帯端末20のブラウザアプリケーション260により表示される、利用者が口座開設のための情報を入力するための情報入力画面を生成する(S716)。中継サーバ30が当該情報入力画面を携帯端末20に送信すると(S720)、携帯端末20がブラウザアプリケーション260を起動し(S724)、ブラウザアプリケーション260が図7に示したように表示部230に情報入力画面36を表示させる(S728)。
そして、図14に示したように、情報入力画面36における情報の入力が終了すると(S732)、携帯端末20は、利用者の情報および中継システムIDを中継サーバ30に送信する(S736)。中継サーバ30は、利用者の情報および中継システムIDを銀行サーバ40に送信する(S740)。
銀行サーバ40の登録処理部450は、中継サーバ30から利用者の情報および中継システムIDが受信されると、受付番号を採番し、利用者の情報および中継システムIDを受付番号と関連付けて記憶部460に登録する(S744)。その後、口座開設業務により採番された口座番号および受付番号がオペレーション端末42から入力されると、登録処理部450は、記憶部460に登録されている入力された受付番号のエントリに、入力された口座番号を登録する(S748)。口座番号の登録に応じ、通知処理部470が、口座番号が登録されたエントリに含まれる中継システムIDを特定し、当該中継システムIDを含む口座開設の完了通知を生成し(S752)、通信部440が当該口座開設の完了通知を中継サーバ30に送信する(S756)。
中継サーバ30の進捗通知処理部358は、口座開設の完了通知に含まれる中継システムIDに対応する対話型コミュニケーションサービスIDを特定し(S760)、対話型コミュニケーションサービスIDを含む完了通知メッセージを対話型サービスサーバ50に送信する(S764)。これにより、口座開設を依頼した携帯端末20に対話型サービスサーバ50から完了通知メッセージが送信され(S768)、当該完了通知メッセージが対話型アプリケーションにより例えば図11に示したようにプッシュ表示される(S772)。
ここで、上記の情報処理システムの動作において特記すべき幾つかの工夫を説明する。
第1の工夫として、中継サーバ30が、対話型コミュニケーションサービスIDとは別の中継システムIDを管理することが挙げられる。例えば、上記動作において中継システムIDが用いられる通信を対話型コミュニケーションサービスIDが用いられる通信に置き変えても、技術的にはシステムが成立し得る。その場合、対話型コミュニケーションサービスIDが埋め込まれた口座開設依頼画面および情報入力画面が携帯端末20に提供される。しかし、対話型コミュニケーションサービスIDが利用者側に渡ることが取決めにより制限されている場合、対話型コミュニケーションサービスIDが埋め込まれた口座開設依頼画面および情報入力画面を携帯端末20に提供することは認められない。本実施形態においては、そのような事情を考慮し、対話型コミュニケーションサービスIDとは別の中継システムIDを管理することにより、対話型コミュニケーションサービスIDを携帯端末20に渡さずに一連の動作を実現することが可能である。
第2の工夫として、トリガメッセージの送信から情報入力画面の表示までに、応答メッセージの表示、口座開設依頼画面の表示などのS620〜S668の処理が介在していることが挙げられる。これらS620〜S668の処理は、中継サーバ30において対話型コミュニケーションサービスIDと中継システムIDを関連付けるために行われる。仮に、対話型サービスサーバ50がS616においてトリガメッセージと共に携帯端末20の対話型コミュニケーションサービスIDを中継サーバ30に送信できれば、中継サーバ30において対話型コミュニケーションサービスIDと中継システムIDを関連付けることができる。この場合、S624〜S668の処理を介さずに中継サーバ30が情報入力画面へのリンク情報を提供しても、システムが成立し得る。しかし、対話型サービスサーバ50から中継サーバ30への対話型コミュニケーションサービスIDの提供が、携帯端末20の対話型アプリケーション270のブラウザ処理部276の利用時にしか行われない仕様も想定される。本実施形態による動作には、携帯端末20の対話型アプリケーション270のブラウザ処理部276を用いた口座開設依頼画面へのアクセスが介在することにより、上記の仕様においても、中継サーバ30が対話型コミュニケーションサービスIDを取得し、対話型コミュニケーションサービスIDと中継システムIDを関連付けることが可能である。
(変形例)
なお、上記では、中継サーバ30が、口座開設のための利用者の情報と共に中継システムIDを銀行サーバ40に送信し、銀行サーバ40から中継システムIDを含む口座開設の完了通知を受信する動作を説明した。当該動作の変形例として、中継サーバ30は、図14に示したS736において携帯端末20から受信した中継システムIDに関連付けて記憶部320に記憶されている対話型コミュニケーションサービスIDを特定し、特定した対話型コミュニケーションサービスIDを利用者の情報と共に銀行サーバ40に送信してもよい。この場合、銀行サーバ40から対話型コミュニケーションサービスIDを含む口座開設の完了通知が送信されるので、中継サーバ30は、図14のS760に示したIDの変換処理を無しに、対話型コミュニケーションサービスIDを含む完了通知メッセージを対話型サービスサーバ50に送信することができる。
<7.ハードウェア構成>
以上、本発明の実施形態を説明した。上述した画面生成やID管理などの情報処理は、ソフトウェアと、以下に説明する中継サーバ30のハードウェアとの協働により実現される。
図15は、中継サーバ30のハードウェア構成を示したブロック図である。中継サーバ30は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、ホストバス204と、を備える。また、中継サーバ30は、ブリッジ205と、外部バス206と、インタフェース207と、入力装置208と、表示装置209と、音声出力装置210と、ストレージ装置(HDD)211と、ドライブ212と、ネットワークインタフェース215とを備える。
CPU201は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って中継サーバ30内の動作全般を制御する。また、CPU201は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM202は、CPU201が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM203は、CPU201の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス204により相互に接続されている。これらCPU201、ROM202およびRAM203の協働により、図5を参照して説明した中継アプリケーション350の各機能が実現される。
ホストバス204は、ブリッジ205を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス206に接続されている。なお、必ずしもホストバス204、ブリッジ205および外部バス206を分離構成する必要はなく、1つのバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力装置208は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチおよびレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU201に出力する入力制御回路などから構成されている。中継サーバ30の操作者は、該入力装置208を操作することにより、中継サーバ30に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
表示装置209は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置およびランプなどの表示装置を含む。また、音声出力装置210は、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置を含む。
ストレージ装置211は、本実施形態にかかる中継サーバ30の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置211は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。ストレージ装置211は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)で構成される。このストレージ装置211は、ハードディスクを駆動し、CPU201が実行するプログラムや各種データを格納する。
ドライブ212は、記憶媒体用リーダライタであり、中継サーバ30に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ212は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体24に記録されている情報を読み出して、RAM203またはストレージ装置211に出力する。また、ドライブ212は、リムーバブル記憶媒体24に情報を書き込むこともできる。
ネットワークインタフェース215は、例えば、ネットワーク12に接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。また、ネットワークインタフェース215は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置であっても、有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
なお、携帯端末20、銀行サーバ40、オペレーション端末42および対話型サービスサーバ50にも、上述した中継サーバ30のハードウェアと実質的に同一なハードウェアを適用することが可能である。
<8.むすび>
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、利用者は、対話型サービスサーバ50が提供する対話型コミュニケーションサービス上で携帯端末20から口座開設を要求し、対話型コミュニケーションサービス上で口座開設の完了通知を受信することができる。さらに、本実施形態による情報処理システムにおいては、口座開設のための利用者の情報の通信経路に対話型サービスサーバ50を介在させることなく、上記の口座開設を実現できる。すなわち、本実施形態は、利用者の利便性を向上しつつ、利用者の情報を適切に扱うことが可能である。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本明細書の情報処理システムの処理における各ステップは、必ずしもシーケンス図として記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、情報処理システムの処理における各ステップは、シーケンス図として記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、携帯端末20、中継サーバ30、銀行サーバ40および対話型サービスサーバ50に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、上述した携帯端末20、中継サーバ30、銀行サーバ40および対話型サービスサーバ50の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
12 ネットワーク
20 携帯端末
22 トリガメッセージ
23 応答メッセージ
30 中継サーバ
40 銀行サーバ
42 オペレーション端末
50 対話型サービスサーバ
220 操作部
230 表示部
240 通信部
250 アプリケーション
260 ブラウザアプリケーション
270 対話型アプリケーション
272 対話処理部
276 ブラウザ処理部
320 記憶部
340 通信部
350 中継アプリケーション
352 受付開始部
354 入力画面生成部
356 情報送信部
358 進捗通知処理部
440 通信部
450 登録処理部
460 記憶部
470 通知処理部
540 通信部
550 対話管理部
560 コンテンツ提供部

Claims (9)

  1. 第1のサービスを提供する第1の組織のサーバから、利用者の情報の登録を伴う第2の組織における処理の依頼を受信する受信部と、
    前記第1のサービスにおける前記利用者の識別情報と、中継用識別情報とを関連付けて記憶する記憶部と、
    前記受信部により受信された前記依頼に基づき、前記第1のサービスの提供を受けるための第1のアプリケーションと異なるブラウザアプリケーションにより利用者機器に表示される、前記利用者の情報を入力するための情報入力画面の提供を制御する表示制御部と、
    前記情報入力画面への入力情報および前記利用者機器に対応する中継用識別情報の前記利用者機器からの受信に基づき、前記入力情報を前記第2の組織の第2のサーバに送信する送信部と、
    を備え、
    前記送信部は、前記第2の組織における前記処理の進捗通知に応じて、前記進捗通知の対象となる利用者の前記第1のサービスにおける識別情報と共に前記処理の進捗を前記第1の組織のサーバに通知する、中継装置。
  2. 前記送信部は、前記利用者機器から受信された前記利用者機器に対応する中継用識別情報を前記入力情報と共に前記第2のサーバに送信し、
    前記第2の組織における前記処理の進捗通知は通知対象を示す中継用識別情報を含み、
    前記送信部は、前記進捗通知に含まれる中継用識別情報に関連付けて前記記憶部において記憶された前記利用者の識別情報と共に前記処理の進捗を前記第1の組織のサーバに通知する、請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記処理の依頼は、前記第1のサービスにおける前記利用者の識別情報を含み、
    前記記憶部は、前記依頼に含まれる前記第1のサービスにおける前記利用者の識別情報を、中継用識別情報と関連付けて記憶する、請求項1または2に記載の中継装置。
  4. 前記表示制御部は、前記第1のアプリケーションが有するブラウザ機能により表示される、処理依頼画面の提供をさらに制御し、
    前記処理の依頼は、前記処理依頼画面において前記利用者により行われた依頼操作に基づいて前記第1の組織のサーバから送信される、請求項3に記載の中継装置。
  5. 前記第1のサービスは、対話型コミュニケーションサービスである、請求項4に記載の中継装置。
  6. 前記受信部は、前記対話型コミュニケーションサービスおいて前記利用者機器に入力された情報を受信し、
    前記送信部は、前記受信部による特定の情報の受信に基づき、前記処理依頼画面への遷移のためのリンク情報を送信する、請求項5に記載の中継装置。
  7. 前記第2の組織は金融機関であり、前記利用者の情報の登録を伴う第2の組織における処理は、口座開設処理である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の中継装置。
  8. 前記処理の進捗通知は、口座開設処理の着手通知、口座開設完了通知、または通帳の発送通知を含む、請求項7に記載の中継装置。
  9. コンピュータを、
    第1のサービスを提供する第1の組織のサーバから、利用者の情報の登録を伴う第2の組織における処理の依頼を受信する受信部と、
    前記第1のサービスにおける前記利用者の識別情報と、中継用識別情報とを関連付けて記憶する記憶部と、
    前記受信部により受信された前記依頼に基づき、前記第1のサービスの提供を受けるための第1のアプリケーションと異なるブラウザアプリケーションにより利用者機器に表示される、前記利用者の情報を入力するための情報入力画面を生成する表示制御部と、
    前記利用者機器から受信された前記情報入力画面への入力情報および前記利用者機器に対応する中継用識別情報を前記第2の組織の第2のサーバに送信する送信部と、
    を備え、
    前記送信部は、前記第2の組織における前記処理の進捗通知に応じて、前記進捗通知に含まれる中継用識別情報に関連付けて前記記憶部において記憶された前記利用者の識別情報と共に前記処理の進捗を前記第1の組織のサーバに通知する、中継装置として機能させるための、プログラム。
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