JP2018031418A - 電動ブレーキ用アクチュエータおよび電動ブレーキ装置 - Google Patents

電動ブレーキ用アクチュエータおよび電動ブレーキ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】路面から受ける振動によって、電動ブレーキ用アクチュエータの減速機の伝達効率が低下したり、減速機の騒音が上昇したりするのを防止する。【解決手段】モータロータ16およびモータステータ17を収容する筒状のモータハウジング15と、モータハウジング15と平行に配置された筒状の直動機構ハウジング7と、直動機構ハウジング7に収容された直動機構14と、モータロータ16から入力される回転を減速して直動機構14に出力する減速機13とを有する電動ブレーキ用アクチュエータにおいて、モータハウジング15と直動機構ハウジング7を、両者の間に継ぎ目の無い一体の部材として形成する。【選択図】図3

Description

この発明は、電動ブレーキ装置のブレーキパッドを駆動するために用いられる電動ブレーキ用アクチュエータに関する。
従来、車両用ブレーキ装置として、油圧を駆動源とする油圧ブレーキ装置が多く採用されてきたが、油圧ブレーキ装置は、ブレーキオイルを使用するので環境負荷が高く、またABS、スタビリティ・コントロール・システム、ブレーキアシスト等といった機能の更なる高機能化が難しい。そこで、ブレーキ装置の更なる高機能化と環境負荷の低減を実現する手段として電動ブレーキ装置が注目されている。
電動ブレーキ装置は、車輪と一体に回転するブレーキディスクと、そのブレーキディスクを間に挟んで軸方向に対向する一対のブレーキパッドと、そのブレーキパッドを移動させる電動ブレーキ用アクチュエータとを有する。電動ブレーキ用アクチュエータがブレーキパッドを移動させてブレーキディスクに押し付けると制動力が発生する。
このような電動ブレーキ装置に用いられる電動ブレーキ用アクチュエータとして、特許文献1のように、電動モータと、その電動モータと並列に配置された直動機構と、電動モータから出力された回転を減速して直動機構に伝達する減速機とを有するものが知られている。
特開2016−001016号公報
本願の発明者は、特許文献1のように、電動モータと直動機構を平行に配置し、その電動モータと直動機構を減速機で連結した構成のアクチュエータを採用した場合、そのアクチュエータを電動ブレーキの一部として車両に取り付けたときに、振動に対する剛性を確保することが難しく、減速機の動力伝達効率の低下や騒音の上昇が生じるおそれがある問題に着眼した。
すなわち、特許文献1の電動ブレーキ用アクチュエータにおいては、電動モータのロータおよびステータを収容する筒状のモータハウジングと、直動機構を収容する筒状の直動機構ハウジングと、減速機の各歯車を収容する減速機ハウジングとがそれぞれ別体に形成されている。モータハウジングと直動機構ハウジングは平行に離れて配置され、この両ハウジングのそれぞれの軸方向端部が減速機ハウジングにボルトで連結されている。直動機構ハウジングは、ブレーキ装置のキャリパボディと一体に形成されている。
この電動ブレーキ用アクチュエータは、電動モータが、減速機ハウジングを介して直動機構ハウジング(キャリパボディ)に支持されており、電動モータの重量によるモーメント荷重が減速機ハウジングに作用する。そのため、路面から受ける振動によって、減速機ハウジングに変形が生じるおそれがあった。減速機ハウジングに変形が生じると、減速機を構成する歯車間のバックラッシが変化し、減速機の伝達効率が低下したり、減速機の騒音が上昇したりする問題がある。
また、電動ブレーキ用アクチュエータにおいては、外部からの防塵・防水および内部からのグリース漏れ防止のために、アクチュエータを構成するハウジング同士の接続部分をシールする必要がある。ここで、特許文献1の電動ブレーキ用アクチュエータのように、電動モータのロータおよびステータを収容する筒状のモータハウジングと、直動機構を収容する筒状の直動機構ハウジングとを別体に形成した場合、モータハウジングと減速機ハウジングの間の接続部分と、直動機構ハウジングと減速機ハウジングの間の接続部分とを、それぞれ個別にシールする必要があるため、このシールを設けることに伴う組立コストが高いという問題もあった。
この発明が解決しようとする課題は、路面から受ける振動によって、電動ブレーキ用アクチュエータの減速機の伝達効率が低下したり、減速機の騒音が上昇したりするのを防止することである。
上記課題を解決するため、この発明では、以下の構成の電動ブレーキ用アクチュエータを提供する。
回転可能に支持されたモータロータと、
前記モータロータに回転力を付与するモータステータと、
前記モータロータおよびモータステータを収容する筒状のモータハウジングと、
前記モータハウジングと平行に配置された筒状の直動機構ハウジングと、
前記直動機構ハウジングに収容された直動機構と、
前記モータロータから入力される回転を減速して前記直動機構に出力する減速機とを有する電動ブレーキ用アクチュエータにおいて、
前記モータハウジングと前記直動機構ハウジングは、両者の間に継ぎ目の無い一体の部材として形成されていることを特徴とする電動ブレーキ用アクチュエータ。
このようにすると、モータハウジングと直動機構ハウジングは、両者の間に継ぎ目の無い一体の部材として形成されているため、電動モータの重量によるモーメント荷重が減速機に作用しにくく、路面から受ける振動による減速機への影響が少ない。そのため、路面から受ける振動によって減速機の伝達効率が低下したり、減速機の騒音が上昇したりするのを防止することが可能である。
前記減速機は、前記モータロータに接続された入力歯車と、前記直動機構に接続された出力歯車と、前記入力歯車と前記出力歯車の間で回転を伝達する中間歯車と、前記入力歯車と中間歯車と出力歯車を収容する減速機ハウジングとを有するものを採用することができる。また、前記減速機ハウジングは、前記モータハウジングおよび前記直動機構ハウジングとは別体に形成されるとともに、前記モータハウジングおよび前記直動機構ハウジングにそれぞれシール部を介して接続されたものを採用することができる。この場合、前記モータハウジングと前記減速機ハウジングの間のシール部と、前記直動機構ハウジングと前記減速機ハウジングの間のシール部とが、両者の間で途切れる部分の無いひとつながりのシールとすると好ましい。
このようにすると、モータハウジングと減速機ハウジングの間の接続部分と、直動機構ハウジングと減速機ハウジングの間の接続部分とを、共通のシールで密封するので、シールを設けることに伴う組立コストを低減することが可能となる。
前記減速機は、前記モータロータに接続された入力歯車と、前記直動機構に接続された出力歯車と、前記入力歯車と前記出力歯車の間で回転を伝達する中間歯車と、前記入力歯車と中間歯車と出力歯車を収容する減速機ハウジングとを有するものを採用することができる。この場合、前記減速機ハウジングは、前記モータハウジングおよび前記直動機構ハウジングと継ぎ目なく一体に形成されたものを採用してもよい。
このようにすると、モータハウジングと減速機ハウジングの間の接続部分と、直動機構ハウジングと減速機ハウジングの間の接続部分とにシールを設ける必要がないので、ハウジングの組立コストを低減することができる。また、モータハウジングと直動機構ハウジングと減速機ハウジングとが継ぎ目のない一体構造となっているため、ハウジングの剛性を効果的に高めることが可能となる。
前記直動機構ハウジングと前記モータハウジングの間に、前記直動機構ハウジングから前記モータハウジングに熱が伝わるのを防止する空洞部と、前記直動機構ハウジングの外周と前記モータハウジングの外周とを連結する連結部とを形成すると好ましい。
このようにすると、電動ブレーキで生じる摩擦熱によって直動機構ハウジングが高温になった場合に、直動機構ハウジングからモータハウジングへの伝熱が空洞部によって抑制されるので、電動モータの耐久性を確保することができる。特に、電動モータのモータロータに永久磁石が用いられている場合、その永久磁石が高温によって消磁するのを防止することができる。また、直動機構ハウジングの外周とモータハウジングの外周とが連結部によって連結されているので、直動機構ハウジングとモータハウジングの全体としての剛性を確保することができる。
前記連結部を、直動機構ハウジングの中心とモータハウジングの中心を結ぶ直線の位置を間に挟む両側に一対配置し、前記空洞部は、前記一対の連結部の間に挟まれた空間として形成することができる。
このようにすると、直動機構ハウジングとモータハウジングの間の空洞部を確保しながら、直動機構ハウジングとモータハウジングの間を高い剛性をもって連結することができるので、直動機構ハウジングからモータハウジングへの伝熱を抑制しつつ、路面から受ける振動による減速機への影響をきわめて効果的に排除することが可能となる。
前記直動機構ハウジングの外周および前記モータハウジングの外周に、平行に延びる複数のリブを形成すると好ましい。
このようにすると、リブを形成した分、直動機構ハウジングの外周の表面積およびモータハウジングの外周の表面積が広くなるので、直動機構ハウジングの外周からの放熱効率が高くなるとともに、モータハウジングの外周からの放熱効率も高くなり、電動ブレーキの摩擦熱による直動機構ハウジングおよびモータハウジングの温度上昇を抑制することができる。
前記リブは、前記直動機構ハウジングの外周から前記連結部の表面を通って前記モータハウジングの外周に至るように形成すると好ましい。
このようにすると、リブを形成した分、連結部の表面積が広くなるので、連結部から外気への放熱効率が高くなり、直動機構ハウジングから連結部を介してモータハウジングに熱が伝わるのを抑制することが可能となる。しかも、直動機構ハウジングの外周から連結部の表面を通ってモータハウジングの外周に至るようにリブが形成されているので、このリブによって、直動機構ハウジングまわりのモーメント荷重に対する連結部の剛性が効果的に高められ、電動モータの重量による減速機への影響をより効果的に排除することが可能となる。
また、この発明では、上記の電動ブレーキ用アクチュエータを用いた電動ブレーキ装置として、以下の構成のものを併せて提供する。
ブレーキディスクの外周をまたぐ形状をもつキャリパボディと、
前記ブレーキディスクを間に挟んで軸方向に対向する一対のブレーキパッドと、
前記一対のブレーキパッドのうち一方のブレーキパッドを前記ブレーキディスクに押し付ける上記構成の電動ブレーキ用アクチュエータとを有し、
前記電動ブレーキ用アクチュエータの直動機構ハウジングは、前記キャリパボディと継ぎ目の無い一体に形成されている電動ブレーキ装置。
このようにすると、直動機構ハウジングが、電動ブレーキ装置のキャリパボディと継ぎ目の無い一体に形成されているので、直動機構ハウジングの剛性を効果的に高めることが可能である。
この発明の電動ブレーキ用アクチュエータは、モータハウジングと直動機構ハウジングとが継ぎ目の無い一体の部材として形成されているため、電動モータの重量によるモーメント荷重が減速機に作用しにくく、路面から受ける振動による減速機への影響が少ない。そのため、路面から受ける振動によって減速機の伝達効率が低下したり、減速機の騒音が上昇したりするのを防止することが可能である。
この発明の第1実施形態の電動ブレーキ用アクチュエータを使用した電動ブレーキ装置を示す断面図 図1のII−II線に沿った断面図 図2のIII−III線に沿った断面図 図3のIV−IV線に沿った断面図 図1に示す電動ブレーキ装置の外形図 図5のVI−VI線に沿った断面図 図1のキャリパボディのみを取り出して示す図 図7に示すキャリパボディをインナ側から見た図 図7に示すキャリパボディをブレーキディスクの径方向内側から見た図 図7に示すキャリパボディの変形例を示す図 図10に示すキャリパボディをインナ側から見た図 図10に示すキャリパボディをブレーキディスクの径方向外側から見た図 この発明の第2実施形態の電動ブレーキ用アクチュエータを示す断面図 比較例の電動ブレーキ用アクチュエータを図6に対応して示す図
図1に、この発明の第1実施形態の電動ブレーキ用アクチュエータ1を使用した電動ブレーキ装置を示す。この電動ブレーキ装置は、車輪(図示せず)と一体に回転するブレーキディスク2と、ブレーキディスク2の外周をまたぐ形状をもつキャリパボディ3と、ブレーキディスク2を間に挟んで軸方向に対向するインナ側ブレーキパッド4およびアウタ側ブレーキパッド5と、インナ側ブレーキパッド4を直線駆動する電動ブレーキ用アクチュエータ1とを有する。
キャリパボディ3は、アウタ側ブレーキパッド5の背面に対向して配置された爪部6と、インナ側ブレーキパッド4の背面に対向して配置された直動機構ハウジング7と、爪部6と直動機構ハウジング7をブレーキディスク2の外径側で連結する外殻部8とを有する。直動機構ハウジング7は、ブレーキディスク2の軸方向と平行な筒状に形成されている。直動機構ハウジング7と外殻部8と爪部6は、アルミダイキャスト等によって継ぎ目の無い一体に形成されている。
図5、図6に示すように、キャリパボディ3は、直動機構ハウジング7の外周からブレーキディスク2の周方向両側に延びる2本のキャリパアーム9を有する。各キャリパアーム9には、ブレーキディスク2の軸方向と平行なスライドピン10が固定されている。各スライドピン10は、マウンティングブラケット11でスライド可能に支持され、これによりキャリパボディ3は、マウンティングブラケット11に対してブレーキディスク2の軸方向と平行に移動可能に支持されている。マウンティングブラケット11は、ブレーキディスク2に対して軸方向に移動不能となるように車体に固定されている。また、各ブレーキパッド4,5は、キャリパボディ3に対して軸方向に移動可能に支持されている。
図3に示すように、電動ブレーキ用アクチュエータ1は、電動モータ12と、電動モータ12から出力された回転を減速して伝達する減速機13と、減速機13を介して電動モータ12から伝達される回転を直線運動に変換する直動機構14とを有する。
電動モータ12は、筒状のモータハウジング15と、モータハウジング15に収容されたモータロータ16およびモータステータ17とを有する。モータハウジング15と直動機構ハウジング7は、両者の間に継ぎ目の無い一体の部材として形成されている。すなわち、モータハウジング15と直動機構ハウジング7の間には、モータハウジング15の外周と直動機構ハウジング7の外周とを連結する連結部18が設けられており、このモータハウジング15と直動機構ハウジング7と連結部18とが、単一の金型で同時に成形することで一体に形成されている。
モータロータ16は、モータハウジング15に装着した一対の軸受19で回転可能に支持されたモータ軸20と、モータ軸20の外周に固定されたロータコア21とからなる。ロータコア21は、周方向にN極とS極が交互に現われるように配置された複数の永久磁石を有する。モータステータ17は、モータハウジング15の内周に固定されたステータコア22と、ステータコア22に巻回された電磁コイル23とからなる。電磁コイル23に通電すると、ステータコア22とロータコア21の間に働く電磁力によってロータコア21に回転力が発生し、ロータコア21と一体にモータ軸20が回転する。
図2に示すように、減速機13は、モータ軸20に接続された入力歯車24と、直動機構14の回転軸25に接続された出力歯車26と、入力歯車24と出力歯車26の間で回転を伝達する中間歯車27と、これらの歯車24,26,27を収容する減速機ハウジング28とを有する。減速機ハウジング28は、歯車24,26,27の外周を取り囲む周壁状に形成されている。減速機ハウジング28のブレーキディスク2とは反対側の端部開口は、蓋29で閉鎖されている。
中間歯車27は、同軸上に配置された大径歯車部27aと小径歯車部27bとを有する。大径歯車部27aと小径歯車部27bは、両者が一体回転するように連結されている。大径歯車部27aは入力歯車24と噛み合い、小径歯車部27bは出力歯車26と噛み合っている。この減速機13は、電動モータ12のモータロータ16から入力歯車24に入力された回転を、互いに歯数の異なる入力歯車24、中間歯車27(27a,27b)、出力歯車26を順に伝達することで減速し、その減速された回転を出力歯車26から直動機構14の回転軸25に出力する。
図3、図4に示すように、直動機構14は、モータハウジング15と平行に配置された筒状の直動機構ハウジング7に収容されている。直動機構14は、回転軸25と、回転軸25の外周の円筒面に転がり接触する複数の遊星ローラ30と、その複数の遊星ローラ30を自転可能かつ公転可能に保持するキャリア31と、複数の遊星ローラ30を囲むように配置された中空筒状の外輪部材32とを有する。複数の遊星ローラ30は、外輪部材32の内周と回転軸25の外周との間に周方向に間隔をおいて配置されている。
外輪部材32は、キャリパボディ3の直動機構ハウジング7の内周で軸方向にスライド可能に支持されている。外輪部材32の内周には、螺旋凸条33が設けられている。螺旋凸条33は、周方向に対して所定のリード角をもって斜めに延びる凸条である。各遊星ローラ30の外周には、螺旋凸条33に係合する複数の円周溝34が軸方向に間隔をおいて形成されている。各遊星ローラ30の外周の軸方向に隣り合う円周溝34の間隔は、螺旋凸条33のピッチと同一の大きさとされている。ここでは、遊星ローラ30の外周にリード角が0度の円周溝34を設けているが、円周溝34のかわりに、螺旋凸条33と異なるリード角をもつ螺旋溝を設けてもよい。
キャリア31には、各遊星ローラ30を自転可能に支持するスラスト軸受35が組み込まれている。また、キャリア31と減速機13の間には、回転軸25が貫通した状態となるように円環状に形成された軸受支持部材36が固定して設けられ、この軸受支持部材36とキャリア31の間に、キャリア31を公転可能に支持するスラスト軸受37が組み込まれている。軸受支持部材36の内周には、回転軸25を回転可能に支持するラジアル軸受38が組み込まれている。ラジアル軸受38は、例えば、焼結すべり軸受や深溝玉軸受を採用することができる。
外輪部材32のブレーキディスク2(図1参照)の側の端部には、インナ側ブレーキパッド4の背面に形成された係合凸部39に係合する係合凹部40が形成され、この係合凸部39と係合凹部40の係合によって、外輪部材32が回り止めされている。
図6に示すように、直動機構ハウジング7とモータハウジング15の間には、直動機構ハウジング7からモータハウジング15に熱が伝わるのを防止する空洞部41と、直動機構ハウジング7の外周とモータハウジング15の外周とを連結する連結部18とが形成されている。
ここで、連結部18は、直動機構ハウジング7の中心とモータハウジング15の中心を結ぶ直線Lの位置を間に挟む両側に一対配置され、空洞部41は、一対の連結部18の間に挟まれた空間として形成されている。空洞部41は、直動機構ハウジング7の外周の円筒面とモータハウジング15の外周の円筒面との間に設けられた空間であり、空気が金属に比べて高い断熱性を有することを利用して、直動機構ハウジング7からモータハウジング15に熱が伝わるのを防止する。
図7〜図9に示すように、直動機構ハウジング7の外周およびモータハウジング15の外周には、平行に延びる複数のリブ42が一体に形成されている。リブ42は、ブレーキディスク2(図1参照)の軸方向と平行な方向に対し直交するように延びている。各リブ42は、ブレーキディスク2の軸方向に一定の間隔をおいて配置されている。リブ42の本数は、例えば、5本〜15本の範囲で設定することができる。リブ42は、直動機構ハウジング7の外周から連結部18の表面を通ってモータハウジング15の外周に至るように形成されている。
図3、図5に示すように、減速機ハウジング28は、モータハウジング15および直動機構ハウジング7とは別体に形成され、モータハウジング15および直動機構ハウジング7にそれぞれシール部43a,43b(図6参照)を介して接続されている。減速機ハウジング28と、モータハウジング15および直動機構ハウジング7とはボルト44で連結されている。
図6に示すように、モータハウジング15と減速機ハウジング28の間のシール部43aと、直動機構ハウジング7と減速機ハウジング28の間のシール部43bとは、両者の間で途切れる部分の無いひとつながりのシールとされている。すなわち、モータハウジング15の減速機ハウジング28に対する接合面と、直動機構ハウジング7の減速機ハウジング28に対する接合面とは、連結部18の減速機ハウジング28に対する接合面を介した一続きの平面とされ、この平面に沿って設けられたひとつながりのシール部43a,43bが、モータハウジング15と減速機ハウジング28の接合面間の密封と、直動機構ハウジング7と減速機ハウジング28の接合面間の密封とを同時に行なっている。シール部43a,43bは、モータハウジング15の減速機ハウジング28に対する接合面と、直動機構ハウジング7の減速機ハウジング28に対する接合面とに塗布した液状ガスケットである。
図3に示す電動ブレーキ装置は、インナ側およびアウタ側ブレーキパッド4,5の周方向の中心がブレーキディスク2の上端に対して車両の進行方向の前側または後側に60°〜120°の範囲で回転変位した位置にくるように配置され、電動モータ12が直動機構14に対して下側となる向きで取り付けられる。このようにすると、電動モータ12が下側にくることで重心が安定し、スライドピン10によるキャリパボディ3のスライド動作がスムーズとなる。
ここで、電動ブレーキ装置をブレーキディスク2の上端に対して車両の進行方向の後側に配置する場合、図7〜図9に示すように、モータハウジング15と直動機構ハウジング7の外周全周のうち、ブレーキディスク2の内径側の部分にリブ42を設けると好ましい。これにより、車両走行中の風がリブ42に効率よく当たり、高い冷却効果を得ることが可能となる。
一方、電動ブレーキ装置をブレーキディスク2の上端に対して車両の進行方向の前側に配置する場合、図10〜図12に示すように、モータハウジング15と直動機構ハウジング7の外周全周のうち、ブレーキディスク2の外径側の部分にリブ42を設けると好ましい。これにより、車両走行中の風がリブ42に効率よく当たり、高い冷却効果を得ることが可能となる。
特に、図10〜図12に示すように、ブレーキディスク2の内径側と外径側の両方の部分にリブ42を設けると、電動ブレーキ装置をブレーキディスク2の上端に対して車両の進行方向の前側と後側のいずれに配置する場合にも、車両走行中の風がリブ42に効率よく当たるので好ましい。
上記の電動ブレーキ装置の動作例を説明する。
電動モータ12(図3参照)が回転すると、電動モータ12の回転が減速機13を介して回転軸25に入力され、遊星ローラ30が自転しながら公転する。このとき螺旋凸条33と円周溝34の係合によって外輪部材32と遊星ローラ30が軸方向に相対移動するが、遊星ローラ30はキャリア31と共に軸方向の移動が規制されているので、遊星ローラ30は軸方向に移動せず、外輪部材32が軸方向に移動する。このようにして直動機構14は電動モータ12から伝達される回転を外輪部材32の直線運動に変換し、その外輪部材32でインナ側ブレーキパッド4を押圧して軸方向に移動させ、インナ側ブレーキパッド4をブレーキディスク2の側面に押し付ける。このとき、外輪部材32がインナ側ブレーキパッド4から受ける軸方向反力によって、キャリパボディ3がマウンティングブラケット11に対してスライド移動し、キャリパボディ3の爪部6がアウタ側ブレーキパッド5の背面を押圧し、アウタ側ブレーキパッド5をブレーキディスク2の側面に押し付ける。このようにして、インナ側ブレーキパッド4およびアウタ側ブレーキパッド5がブレーキディスク2に押し付けられ、この両ブレーキパッド4,5とブレーキディスク2の間の摩擦によって、ブレーキディスク2に制動力が発生する。
この電動ブレーキ用アクチュエータ1は、モータハウジング15と直動機構ハウジング7とが継ぎ目の無い一体の部材として形成されているため、電動モータ12の重量によるモーメント荷重が減速機13に作用しにくく、路面から受ける振動による減速機13への影響が少ない。そのため、路面から受ける振動によって減速機13の伝達効率が低下したり、減速機13の騒音が上昇したりするのを防止することが可能である。
また、この電動ブレーキ用アクチュエータ1は、図6に示すように、モータハウジング15と減速機ハウジング28の間のシール部43aと、直動機構ハウジング7と減速機ハウジング28の間のシール部43bとが、両者の間で途切れる部分の無いひとつながりのシールとされているので、シールを設けることに伴う組立コストを低減することが可能となる。
すなわち、図14の比較例に示すように、モータハウジング15と減速機ハウジング28の間のシール部43aと、直動機構ハウジング7と減速機ハウジング28の間のシール部43bとが、別々に設けられている場合、シール部43a,43bをそれぞれ設ける工数や、シール部43a,43bをそれぞれリーク試験するための工数が多くなり、全体としての組立コストが高くなるのに対し、図6に示すように、モータハウジング15と減速機ハウジング28の間の接続部分と、直動機構ハウジング7と減速機ハウジング28の間の接続部分とを共通のシールで密封すると、シール部43a,43bを設ける工数や、シール部43a,43bのリーク試験をする工数を1回に減らすことが可能となり、シールを設けることに伴う組立コストを低減することが可能となる。
また、この電動ブレーキ用アクチュエータ1は、直動機構ハウジング7とモータハウジング15の間に、直動機構ハウジング7からモータハウジング15に熱が伝わるのを防止する空洞部41が形成されているので、電動ブレーキで生じる摩擦熱によって直動機構ハウジング7が高温になった場合に、電動モータ12の耐久性を確保することができる。特に、電動モータ12のモータロータ16に用いられている永久磁石が高温によって消磁するのを防止することができる。
また、この電動ブレーキ用アクチュエータ1は、直動機構ハウジング7の外周とモータハウジング15の外周とが連結部18によって連結されているので、直動機構ハウジング7とモータハウジング15の全体としての剛性を確保することができる。特に、図6に示すように、連結部18を、直動機構ハウジング7の中心とモータハウジング15の中心を結ぶ直線Lの位置を間に挟む両側に一対配置し、空洞部41を、一対の連結部18の間に挟まれた空間として形成した構成を採用しているので、直動機構ハウジング7とモータハウジング15の間の空洞部41を確保しながら、直動機構ハウジング7とモータハウジング15の間を高い剛性をもって連結することが可能となっている。そのため、直動機構ハウジング7からモータハウジング15への伝熱を抑制しつつ、路面から受ける振動による減速機13への影響をきわめて効果的に排除することが可能である。
また、この電動ブレーキ用アクチュエータ1は、直動機構ハウジング7の外周およびモータハウジング15の外周に、平行に延びる複数のリブ42を形成しているので、このリブ42を形成した分、直動機構ハウジング7の外周の表面積およびモータハウジング15の外周の表面積が広くなっている。そのため、直動機構ハウジング7の外周からの放熱効率とモータハウジング15の外周からの放熱効率とが高く、電動ブレーキの摩擦熱による直動機構ハウジング7およびモータハウジング15の温度上昇を抑制することが可能である。
また、この電動ブレーキ用アクチュエータ1は、連結部18の表面にもリブ42が形成されているので、このリブ42を形成した分、連結部18の表面積が広くなっている。そのため、連結部18から外気への放熱効率が高くなり、直動機構ハウジング7から連結部18を介してモータハウジング15に熱が伝わるのを抑制することが可能である。しかも、直動機構ハウジング7の外周から連結部18の表面を通ってモータハウジング15の外周に至るようにリブ42が形成されているので、このリブ42によって、直動機構ハウジング7まわりのモーメント荷重に対する連結部18の剛性が効果的に高められ、電動モータ12の重量による減速機13への影響をより効果的に排除することが可能となっている。
図13に、この発明の第2実施形態の電動ブレーキ用アクチュエータ1を示す。第1実施形態では、減速機ハウジング28を、モータハウジング15および直動機構ハウジング7とは別体に形成し、その減速機ハウジング28を、モータハウジング15および直動機構ハウジング7にそれぞれシール部43a,43bを介して接続したのに対し、第2実施形態では、減速機ハウジング28を、モータハウジング15および直動機構ハウジング7と継ぎ目なく一体に形成した点でのみ異なる。
このようにすると、モータハウジング15と減速機ハウジング28の間の接続部分と、直動機構ハウジング7と減速機ハウジング28の間の接続部分とにシール部43a,43bを設ける必要がないので、ハウジング7,15,28の組立コストを低減することができる。また、モータハウジング15と直動機構ハウジング7と減速機ハウジング28とが継ぎ目のない一体構造となっているため、ハウジング7,15,28の全体としての剛性を効果的に高めることが可能となる。
上記各実施形態では、電動モータ12から伝達される回転を直線運動に変換する直動機構14として、遊星ローラ30を使用した遊星ローラねじ式直動機構を採用した例を挙げて説明したが、他の形式の直動機構14(送りねじ機構、ボールランプ機構等)を用いてもよい。
また、上記各実施形態では、シール部43a,43bとして液状ガスケットを例に挙げて説明したが、液状ガスケットにかえて、ゴム製のOリングや、シート状のパッキン等を使用することも可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電動ブレーキ用アクチュエータ
3 キャリパボディ
4 インナ側ブレーキパッド
5 アウタ側ブレーキパッド
7 直動機構ハウジング
13 減速機
14 直動機構
15 モータハウジング
16 モータロータ
17 モータステータ
18 連結部
24 入力歯車
26 出力歯車
27 中間歯車
28 減速機ハウジング
41 空洞部
42 リブ
43a,43b シール部
L 直線

Claims (8)

  1. 回転可能に支持されたモータロータ(16)と、
    前記モータロータ(16)に回転力を付与するモータステータ(17)と、
    前記モータロータ(16)およびモータステータ(17)を収容する筒状のモータハウジング(15)と、
    前記モータハウジング(15)と平行に配置された筒状の直動機構ハウジング(7)と、
    前記直動機構ハウジング(7)に収容された直動機構(14)と、
    前記モータロータ(16)から入力される回転を減速して前記直動機構(14)に出力する減速機(13)とを有する電動ブレーキ用アクチュエータにおいて、
    前記モータハウジング(15)と前記直動機構ハウジング(7)は、両者の間に継ぎ目の無い一体の部材として形成されていることを特徴とする電動ブレーキ用アクチュエータ。
  2. 前記減速機(13)は、前記モータロータ(16)に接続された入力歯車(24)と、前記直動機構(14)に接続された出力歯車(26)と、前記入力歯車(24)と前記出力歯車(26)の間で回転を伝達する中間歯車(27)と、前記入力歯車(24)と中間歯車(27)と出力歯車(26)を収容する減速機ハウジング(28)とを有し、
    前記減速機ハウジング(28)は、前記モータハウジング(15)および前記直動機構ハウジング(7)とは別体に形成されるとともに、前記モータハウジング(15)および前記直動機構ハウジング(7)にそれぞれシール部(43a,43b)を介して接続され、
    前記モータハウジング(15)と前記減速機ハウジング(28)の間のシール部(43a)と、前記直動機構ハウジング(7)と前記減速機ハウジング(28)の間のシール部(43b)とが、両者の間で途切れる部分の無いひとつながりのシールとされている請求項1に記載の電動ブレーキ用アクチュエータ。
  3. 前記減速機(13)は、前記モータロータ(16)に接続された入力歯車(24)と、前記直動機構(14)に接続された出力歯車(26)と、前記入力歯車(24)と前記出力歯車(26)の間で回転を伝達する中間歯車(27)と、前記入力歯車(24)と中間歯車(27)と出力歯車(26)を収容する減速機ハウジング(28)とを有し、
    前記減速機ハウジング(28)は、前記モータハウジング(15)および前記直動機構ハウジング(7)と継ぎ目なく一体に形成されている請求項1に記載の電動ブレーキ用アクチュエータ。
  4. 前記直動機構ハウジング(7)と前記モータハウジング(15)の間に、前記直動機構ハウジング(7)から前記モータハウジング(15)に熱が伝わるのを防止する空洞部(41)と、前記直動機構ハウジング(7)の外周と前記モータハウジング(15)の外周とを連結する連結部(18)とが形成されている請求項1から3のいずれかに記載の電動ブレーキ用アクチュエータ。
  5. 前記連結部(18)は、直動機構ハウジング(7)の中心とモータハウジング(15)の中心を結ぶ直線(L)の位置を間に挟む両側に一対配置され、前記空洞部(41)は、前記一対の連結部(18)の間に挟まれた空間として形成されている請求項4に記載の電動ブレーキ用アクチュエータ。
  6. 前記直動機構ハウジング(7)の外周および前記モータハウジング(15)の外周に、平行に延びる複数のリブ(42)が形成されている請求項1から5のいずれかに記載の電動ブレーキ用アクチュエータ。
  7. 前記リブ(42)は、前記直動機構ハウジング(7)の外周から前記連結部(18)の表面を通って前記モータハウジング(15)の外周に至るように形成されている請求項6に記載の電動ブレーキ用アクチュエータ。
  8. ブレーキディスク(2)の外周をまたぐ形状をもつキャリパボディ(3)と、
    前記ブレーキディスク(2)を間に挟んで軸方向に対向する一対のブレーキパッド(4,5)と、
    前記一対のブレーキパッド(4,5)のうち一方のブレーキパッド(4)を前記ブレーキディスク(2)に押し付ける請求項1から7のいずれかに記載の電動ブレーキ用アクチュエータ(1)とを有し、
    前記電動ブレーキ用アクチュエータ(1)の直動機構ハウジング(7)は、前記キャリパボディ(3)と継ぎ目の無い一体に形成されている電動ブレーキ装置。
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