JP2018031358A - 排気管構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】排気管の内部と外部を連通する連通部から水分は排出でき、排気ガスの排出は抑制できる排気管構造を得る。
【解決手段】触媒装置18よりも排気の流れ方向の下流側で排気管14の下面側に形成され排気管14の内部と外部を連通する連通部20と、連通部20に配置され毛細管現象により排気管14の内部の水分を排気管14の外部に導く多孔質体(繊維材24)と、を有する。
【選択図】図1
【解決手段】触媒装置18よりも排気の流れ方向の下流側で排気管14の下面側に形成され排気管14の内部と外部を連通する連通部20と、連通部20に配置され毛細管現象により排気管14の内部の水分を排気管14の外部に導く多孔質体(繊維材24)と、を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、排気管構造に関する。
特許文献1には、排気管の最下点に排水孔を形成し、排気ガス中の水蒸気が凝縮して生成した水分を排水孔から排出することで、凝縮した水分が排気管内に滞留し難くした燃焼式ヒータの排気管構造が記載されている。
上記した技術では、排気管に単に排水孔が形成されており、排水孔は排気管の内部と外部を連通しているため、排水孔から排気ガスも排出されるおそれがある。
本発明は上記事実を考慮し、排気管の内部と外部を連通する連通部から水分は排出でき、排気ガスの排出は抑制できる排気管構造を得ることを課題とする。
第一の態様では、エンジンからの排気が流れる排気管と、前記排気管に設けられた触媒装置よりも前記排気の流れ方向の下流側で前記排気管の下面側に形成され前記排気管の内部と外部を連通する連通部と、前記連通部に配置され毛細管現象により前記排気管の内部の水分を前記排気管の外部に導く多孔質体と、を有する。
この排気管構造では、触媒装置よりも排気の流れ方向の下流側には、連通部が形成されている。連通部には多孔質体が配置されているが、多孔質体は、毛細管現象により、排気管の内部の水分を排気管の外部に導くので、排気管の内部の水分を、連通部を通じて、排気管の外部に排出できる。連通部には多孔質体が配置されているので、連通部から排気が排気管の外部に排出されることを抑制できる。
第二の態様では、第一の態様において、前記連通部が、前記排気管の管壁を貫通する貫通孔であり、前記多孔質体を排気管の外側から支持する支持部材を有する。
連通部としては、排気管の管壁を貫通する貫通孔を形成すれば足り、連通部の構造が簡単である。そして、支持部材により、多孔質体を排気管の外側から支持するので、多孔質体の脱落を抑制できる。
第三の態様では、第一の態様において、前記連通部が、前記排気管の管壁を貫通する貫通孔と、前記貫通孔の位置で前記排気管の内部に突出される突出筒と、を有する。
連通部が、貫通孔と突出筒とを有するので、貫通孔と突出筒のいずれか一方又は両方で多孔質体を保持できる。そして、突出筒の長さや内径に応じて、排気管の内部から外部に排出される排気の量を調整できる。
第四の態様では、第三の態様において、前記多孔質体が、前記突出筒の内部に位置する筒内部分と、前記筒内部分から前記排気管の内部で下方へ延在される延在部分を有する。
多孔質体の延在部は、排気管の内部で、突出筒から下方へ延在されているので、延在部がない多孔質体と比較して、より低い位置にある水分を、多孔質体の毛細管現象により、排気管の外部に排出できる。
第五の態様では、第一の態様において、前記排気管が、互いに連結される複数の連結管を有し、複数の前記連結管の隙間の少なくとも一部が前記連通部である。
複数の連結管の隙間の少なくとも一部として連通部を形成できるので、貫通孔等を排気管に形成して連通部とする必要がなく、構造の簡素化を図ることができる。
本発明は上記構成としたので、排気管の内部と外部を連通する連通部から水分は排出でき、排気ガスの排出は抑制できる。
第一実施形態の排気管構造12が適用された排気管について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、車両の図示しないエンジンには、排気管14の長手方向の一端14Aが接続されている。エンジンで生じた排気は、排気管14を流れ、排気管14の長手方向の他端14Bから、外部に排出される。図面において、排気の流れ方向を矢印F1で示す。以下、単に「上流」、「下流」というときは、この排気の流れの上流、下流をそれぞれ意味する。
排気管14は、本実施形態では全体として円筒状に形成されており、排気管14の断面形状は円形である。図面において、排気管14の中心を中心線CLで示す。
排気管14は、車両の構造や、車両の各種部材の配置等に対応して、図1に示すように所定位置で曲げられていてもよい。また、排気管14は、複数の連結管14Cが連結部16(継手)によって互いに連結された構造である。
排気管14の途中には、触媒装置18が設けられている。触媒装置18を排気が通過すると、排気中の特定の物質が除去され、排気が浄化される。
触媒装置18の下流側では、排気管14において、下面側、すなわち中心線CLよりも下側に、貫通孔22が形成されている。排気管14が、触媒装置18よりも下流側の所定位置で曲げられている構造では、排気管14に、相対的に高い位置にある(上側に位置する)部分14Pと、低い位置にある(下側に位置する)部分14Qとがある。この場合は、貫通孔22は、相対的に下側に位置する部分14Qに形成されている。
第一実施形態では、貫通孔22は、排気管14の内径14Nよりも小さい内径22Nを有し、排気管14の管壁14Wを厚み方向に貫通する孔である。貫通孔22により、排気管14の内部と外部とが排気管14の厚み方向に連通される。貫通孔22は、連通部20の一例である。
貫通孔22には、繊維材24が配置されている。繊維材24は、グラスウール、セラミックウール、ステンレスウール、ロックウール、炭素繊維等によって形成されている。そして、水分LWが繊維材24の一部に接触すると、毛細管現象によってこの水分LWが濡れ広がる程度に濡れ性の高い物性、換言すれば、水分LWの接触角の小さい物性を有している。
さらに、繊維材24は、排気の熱が作用しても、上記した物性や形状が実質的に変化しない程度の耐熱性を有している。たとえば、繊維材24を構成する繊維にバインダーがコーティングされた構造では、繊維材24としての物性や形状を安定的に維持できる。
第一実施形態では、繊維材24は貫通孔22に圧入されており、圧縮された繊維材24が貫通孔22の内面に密着している。排気管14を排気が流れると、排気管14の内部の圧力が高くなるが、繊維材24が貫通孔22の内面に密着しているので、繊維材24の脱落が抑制されている。図2に示すように、繊維材24が貫通孔22よりも排気管14の内側で広がっている構造を採れば、広がり部分24Hは貫通孔22の内径22Nよりも広がるので、より効果的に貫通孔22からの脱落を抑制できる。
次に、第一実施形態の作用を説明する。
排気管14を流れる排気に含まれる水蒸気は、排気管14を流れる途中の排気の温度低下等によって凝縮(液化)し、排気管14内に水分LWが生じることがある。
排気管14には貫通孔22が形成されており、排気管14の内部と外部とが連通されている。そして、貫通孔22には、繊維材24が配置されている。したがって、排気管14内の水分LWは、繊維材24の毛細管現象により繊維材24に浸潤し、排気管14の外部に排出される。
貫通孔22は、排気管14の内部と外部とを連通しているが、繊維材24が設けられているので、排気管14内の排気が貫通孔22を通って排気管14の外部に排出されることは抑制される。排気が貫通孔22を通過することに起因する異音の発生等の現象も抑制できる。
特に、繊維材24が毛細管現象によって水分LWに浸された状態では、繊維材24の細孔(繊維の間)が水分LWで塞がれる。このため、排気が繊維材24の細孔を通過して排気管14の外部に流出することを抑制する効果が高い。
排気に煤等の異物が含まれている場合には、繊維材24がフィルタとして作用するので、異物が貫通孔22を通過することが抑制される。たとえば、異物が水分LW中に存在している場合でも、繊維材24によって水分をろ過することが可能である。
次に、第二実施形態について説明する。第二実施形態において、第一実施形態と同様の要素、部材等については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。また、第二実施形態において、排気管の全体的構造は第一実施形態と同様であるので、図示を省略する。
図3に示すように、第二実施形態の排気管構造32では、パンチングプレート36S、36Uを有する。
パンチングプレート36S、36Uは、貫通孔22を覆うことができる板材に対し、この板材の厚み方向に複数のパンチ孔38が形成された部材である。パンチ孔38の内径38Nは、貫通孔22の内径22Nよりも小さい。パンチングプレート36Sは、繊維材24を排気管14の外側、すなわち繊維材24の下側から支持しており、支持部材34の一例である。
そして、排気管14の下側に位置するパンチングプレート36Sだけでなく、排気管14の内側、すなわち繊維材24の上側に位置するパンチングプレート36Uも有する。2枚のパンチングプレート36S、36Uにより、繊維材24を上下から挟み込むように保持している。
第二実施形態の排気管構造32では、パンチングプレート36Sが繊維材24を支持するので、パンチングプレート36Sが無い構造と比較して、貫通孔22からの繊維材24の脱落を抑制する効果が高い。
加えて、繊維材24の上側にもパンチングプレート36Uがあるので、繊維材24が貫通孔22から排気管14の内側へ不用意に移動することも抑制できる。
パンチングプレート36S、36Uには、パンチ孔38が形成されているので、排気管14の内部から外部への水分の移動には影響しない。
第二実施形態の排気管構造32において、支持部材34としては、パンチングプレート36Sに代えて、あるいは併用して、ワイヤメッシュを用いることが可能である。ワイヤメッシュは、ワイヤ材が、メッシュ状(格子状、ハニカム状等)に編み込まれた部材である。実質的に、編み込まれたメッシュ材の間の空隙が、パンチングプレートのパンチ孔と同様に機能し、水分の通過が可能である。
次に、第三実施形態について説明する。第三実施形態において、第一実施形態と同様の要素、部材等については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。また、第三実施形態において、排気管の全体的構造は第一実施形態と同様であるので、図示を省略する。
図4に示すように、第三実施形態の排気管構造42では、突出筒44を有する。突出筒44は、排気管14の内径14Nよりも短い長さ44Lと、貫通孔22の内径22Nと同程度の外形44Gを有する筒状(管状)の部材である。
突出筒44の一端部44A(下端部)側は貫通孔22内で排気管14に固定されており、突出筒44の他端部44B(上端部)は排気管14の内部に位置している。すなわち、突出筒44は、貫通孔22の位置において、排気管14の内部に突出されている。そして、連通部20が、貫通孔22と、その内側の突出筒44とを有する構造である。
なお、突出筒44の内径44Nが貫通孔22の内径22Nと同程度に形成され、突出筒44が排気管14の内周面に固着される構造でもよい。この構造では、突出筒44の内側と貫通孔22とが連続する形状として、連通部20が構成される。
第三実施形態の排気管構造42では、突出筒44の内部に、繊維材24が圧入されて保持されている。繊維材24の全体が、突出筒44の内部に位置する筒内部分46である。繊維材24の一端部24Aは、突出筒44の一端部44Aと略同じ高さにある。同様に、繊維材24の他端部24Bは、突出筒44の他端部44Bと同じ高さにある。
第三実施形態の排気管構造42では、排気管14の内部の水分のうち、他端部44B(上端部)よりも上にある水分LWが、繊維材24に接触する。そして、繊維材24の毛細管現象により、接触した水分LWが排気管14の外部に排出される。
第三実施形態の排気管構造42では、突出筒44の長さ44Lや内径44Nを調整できる。突出筒44の長さ44Lや内径44Nを調整することで、排気管14の内部から外部へ連通部20を通って排出される排気の排出量を調整することが可能である。たとえば、突出筒44の長さ44Lを長くしたり、内径44Nを小さくしたりすると、突出筒44の内部の流路抵抗が大きくなるので、貫通孔22を通って排出される気体の量をより少なくすることができる。
なお、第三実施形態において、図4に示す例では、繊維材24の長さは突出筒44の一端部44A(排気管14の外周)から突出筒44の他端部44Bまでの長さと等しい。しかし、繊維材24の長さは突出筒44の長さと等しい必要はなく、突出筒44よりも上方や下方にはみ出していてもよい。
次に、第四実施形態について説明する。第四実施形態において、第一実施形態又は第三実施形態と同様の要素、部材等については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。また、第四実施形態において、排気管の全体的構造は第一実施形態と同様であるので、図示を省略する。
図5に示すように、第四実施形態の排気管構造52では、繊維材54は、筒内部分46に加えて、延在部分56を有している。延在部分56は、筒内部分46から排気管14の内部へ向けて連続すると共に下方へ延在されている。繊維材54の他端部54Bは、排気管14の内周面に接触するか、若しくは内周面に接近した位置にある。これに対し、繊維材54の一端部54Aは、突出筒44の一端部44A、すなわち、排気管14の外周面と同じ高さにある。したがって、繊維材54の他端部54Bは、一端部54Aよりも高い位置にある。
第四実施形態の排気管構造52では、このように、繊維材54の延在部分56が、突出筒44の外部で、下方に延在されている。したがって、延在部分56がない繊維材と比較して、より低い位置にある水分LWを、繊維材54の毛細管現象により、排気管14の外部に導いて排出することができる。
しかも、繊維材54の他端部54Bは、一端部54Aよりも高い位置にある。したがって、繊維材54の毛細管現象だけでなく、サイフォンの原理により、他端部54B側(延在部分56)から一端部54A側(筒内部分46)まで水分を移動させることで、排気管14内の水分を排気管14の外部に排出できる。
次に、第五実施形態について説明する。第五実施形態において、第一実施形態〜第四実施形態と同様の要素、部材等については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。また、第五実施形態において、排気管の全体的構造は第一実施形態と同様であるので、図示を省略する。
図6に示すように、第五実施形態の排気管構造62では、突出筒44の上部から、延出筒64が延出されている。延出筒64は、突出筒44から横方向(図6の例では下流側)へ延出される第一延出部64Pと、この第一延出部64Pの端部から下方へ延出される第二延出部64Qを有している。そして、突出筒44と延出筒64とで、一体的な略逆U字状の筒部材66を形成している。
したがって、第五実施形態の排気管構造62では、水分LWの液位が、筒部材66の第二延出部64Qの下端部66Bよりも上にある状態で、水分LWに作用する重力が、水分LWを下端部66Bから筒部材66に押込む力として作用する。また、排気管14内を排気が流れると、水分LWに作用した排気の圧力も、水分LWを下端部66Bから筒部材66に押込む力として作用する。
このため、第五実施形態の排気管構造62では、毛細管現象及びサイフォンの原理によって、筒部材66の内部に水分LWを流して、排気管14の外部に排出する効果が高い。
次に、第六実施形態について説明する。第六実施形態において、第一実施形態と同様の要素、部材等については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。また、第六実施形態において、排気管の全体的構造は第一実施形態と同様であるので、図示を省略する。
図8に示すように、第六実施形態の排気管構造72では、複数の連結管14Cが連結部16によって連結されており、連結管14Cの隙間14Dに連通部20が形成されている。具体的には、2本の連結管14Cは、それぞれの連結部16において、環状のフランジ部74を有している。そして、フランジ部74どうしが、ボルト76等の締結部材を用いて締結され、連結管14Cどうしが連結されている。第六実施形態では、隙間14D(フランジ部74)の位置は、図7に示すように、排気管14において相対的に下側に位置する部分14Qである。
フランジ部74の間には、繊維材24が配置されている。繊維材24は、環状のフランジ部74に対応して環状に形成されており、フランジ部74の間の隙間14Dを周方向に塞いでいる。
このように、第六実施形態では、連結管14Cの間の隙間14Dを有効に用いて連通部20を形成している。排気管14、すなわち複数の連結管14Cのそれぞれに貫通孔を形成することなく連通部20が形成できるので、排気管構造72として構造の簡素化を図ることができる。
第六実施形態では、2つのフランジ部74がボルト76等の締結部材によって締結される。この締結部材の締結力により、繊維材24を圧縮して保持できるので、繊維材24の脱落を抑制できる。
なお、上記各実施形態では、多孔質体の例として繊維材を挙げたが、これ以外にも、たとえば、粉末個体を焼結させて固化した焼結体や活性炭、沸石、不織布等を挙げることができる。
上記実施形態では、連通部20は、排気管14の下面側、すなわち中心線CLよりも下側である。したがって、連通部20が、排気管14の上面側に形成されている構造と比較して、排気管14の内部において、下側に溜まっている水分LWが排気管14の外部に排出されやすい。
上記実施形態では、連通部20として、貫通孔22、突出筒44及び隙間14Dを挙げた。排気管14では、たとえば、排気の流路を分岐させておき、分岐部分にシャフト継手等が設けられることがある。この場合には、シャフト継手に連通部を形成することも可能である。
連通部を設ける位置は、触媒装置18よりも下流側の排気管であればよい。図1及び図7に示す例では、触媒装置18よりも下流側に、排気管の一部としてマフラー78が設けられている。そして、排気管14の種類によっては、このマフラー78が、相対的に下側に位置する部分14Qになっていることもある。この場合は、マフラー78に連通部20が設けられる構造を採り得る。
12 排気管構造
14 排気管
14C 連結管
14D 隙間
18 触媒装置
20 連通部
22 貫通孔
24 繊維材(多孔質体)
32 排気管構造
34 支持部材
36S パンチングプレート
36U パンチングプレート
42 排気管構造
44 突出筒
52 排気管構造
54 繊維材
56 延在部分
62 排気管構造
64 延出筒
66B 下端部
72 排気管構造
74 フランジ部
14 排気管
14C 連結管
14D 隙間
18 触媒装置
20 連通部
22 貫通孔
24 繊維材(多孔質体)
32 排気管構造
34 支持部材
36S パンチングプレート
36U パンチングプレート
42 排気管構造
44 突出筒
52 排気管構造
54 繊維材
56 延在部分
62 排気管構造
64 延出筒
66B 下端部
72 排気管構造
74 フランジ部
Claims (5)
- エンジンからの排気が流れる排気管と、
前記排気管に設けられた触媒装置よりも前記排気の流れ方向の下流側で前記排気管の下面側に形成され前記排気管の内部と外部を連通する連通部と、
前記連通部に配置され毛細管現象により前記排気管の内部の水分を前記排気管の外部に導く多孔質体と、
を有する排気管構造。 - 前記連通部が、前記排気管の管壁を貫通する貫通孔であり、
前記多孔質体を排気管の外側から支持する支持部材を有する請求項1に記載の排気管構造。 - 前記連通部が、
前記排気管の管壁を貫通する貫通孔と、
前記貫通孔の位置で前記排気管の内部に突出される突出筒と、
を有する請求項1に記載の排気管構造。 - 前記多孔質体が、
前記突出筒の内部に位置する筒内部分と、
前記筒内部分から前記排気管の内部で下方へ延在される延在部分を有する請求項3に記載の排気管構造。 - 前記排気管が、互いに連結される複数の連結管を有し、
複数の前記連結管の隙間の少なくとも一部が前記連通部である請求項1に記載の排気管構造。
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