JP2018030456A - 車両用乗員拘束装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両衝突時にモータでウエビング(シートベルト)を迅速に巻き取る車両用乗員拘束装置を提供する。【解決手段】シートベルトリトラクタ制御回路40は、車両ECU82からの指令に基づき、車両衝突のおそれがある場合にウエビング30のたるみを取るためにモータ22を回転させる第1電圧をバッテリ80の電力からパルス幅変調によってシートベルトリトラクタ駆動回路50に生成させ、車両衝突時にモータ22を高速回転させてウエビング30を迅速に巻き取るための第1電圧よりも高い第2電圧をバッテリ80の電力からパルス幅変調によってシートベルトリトラクタ駆動回路50に生成させる制御を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用乗員拘束装置に関する。
車両衝突前及び車両衝突時においてウエビング(シートベルト)の張力を高めることにより乗員の身体を拘束して、当該乗員の安全を図る車両用乗員拘束装置が近年の車両には装備されている。乗員を拘束する方式には種々の態様が存在するが、一例として、車両衝突が予測される際に、モータによりウエビングを巻取ることによりウエビングのたるみを除去した後、車両衝突時に火薬を用いたプリテンショナを作動させて乗員の身体をシートに拘束する方式が知られている。
しかしながら、火薬式のプリテンショナはコストが嵩む上、一度作動すると再利用が望めないという難点があった。そこで、特許文献1では、車両衝突が予測される際のみならず、車両衝突時もモータによってウエビングを巻き取るシートベルトリトラクタの発明が開示されている。
特開2006−327413号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているシートベルトリトラクタの発明は、モータの電源に関して特に記載が認められない。引用文献1のシートベルトリトラクタの電源は、公称電圧が12Vの車載バッテリであると考えられるが、かかる電源ではモータの駆動力に限界があり、車両衝突時にウエビングを火薬式プリテンショナ並の高速で巻き取ることが困難という問題があった。
本発明は、上記事実を考慮し、車両衝突時にモータでウエビング(シートベルト)を迅速に巻き取る車両用乗員拘束装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の車両用乗員拘束装置は、シートベルトをモータによって巻取り可能なモータリトラクタと、車両衝突のおそれ及び車両衝突を検知可能なセンサ群と、パルス幅変調により前記モータに印加する電圧を生成する駆動回路と、前記センサ群の検知結果に基づき、車両衝突のおそれがある場合に第1電圧を前記駆動回路に生成させ、車両衝突時に前記第1電圧よりも高い第2電圧を前記駆動回路に生成させる制御を行う制御部と、を含んでいる。
請求項1に記載の車両用乗員拘束装置は、制御部がセンサ群の検知結果に基づき、車両衝突のおそれがある場合に第1電圧を駆動回路に生成させ、車両衝突時に第1電圧よりも高い第2電圧を駆動回路に生成させる制御を行う。
第2電圧は第1電圧よりも高電圧なので、車両衝突時には車両衝突のおそれがある場合よりも迅速にシートベルトを巻き取ることが可能になる。
請求項2に記載の車両用乗員拘束装置は、請求項1に記載の発明において、車両の走行用の電源である高電圧二次電池を備え、前記制御部は、車両衝突のおそれがある場合に前記高電圧二次電池の電力から前記第1電圧を前記駆動回路に生成させ、車両衝突時に前記高電圧二次電池の電力から前記第2電圧を前記駆動回路に生成させる制御を行う。
請求項2に記載の車両用乗員拘束装置は、高電圧な電源を用いて、モータを高速回転させることにより、車両衝突時に迅速にシートベルトを巻き取ることが可能になる。
請求項3に記載の車両用乗員拘束装置は、請求項1に記載の発明において、車両の走行用の電源である高電圧二次電池と、前記車両のエンジン始動時及び電装品の電源である低電圧二次電池と、を備え、前記制御部は、車両衝突のおそれがある場合に前記低電圧二次電池の電力から前記第1電圧を前記駆動回路に生成させ、車両衝突時に前記高電圧二次電池の電力から前記第2電圧を前記駆動回路に生成させる制御を行う。
請求項3に記載の車両用乗員拘束装置では、車両衝突のおそれがある場合に低電圧二次電池の電力でモータを回転させることにより、高電圧二次電池の電力でモータを回転させる車両衝突時よりもモータを低速で回転させることが可能になる。
請求項4に記載の車両用乗員拘束装置は、請求項2又は3に記載の発明において、前記高電圧二次電池と前記駆動回路との間に電圧を減圧するための減圧回路を備える。
請求項4に記載の車両用乗員拘束装置は、高電圧二次電池の電圧を低下させる回路を設けることにより、高電圧で駆動回路のスイッチング素子が損傷することを防止する。
請求項1に記載の車両用乗員拘束装置によれば、車両衝突時に第1電圧よりも高い第2電圧を駆動回路に生成させることにより、車両衝突時にモータで迅速にシートベルトを巻き取ることが可能になるという効果を奏する。
請求項2に記載の車両用乗員拘束装置によれば、高電圧な電源を用いて、モータを高速回転させることにより、車両衝突時に迅速にシートベルトを巻き取ることが可能になるという効果を奏する。
請求項3に記載の車両用乗員拘束装置によれば、低電圧二次電池の電力により、車両衝突前にシートベルトのたるみを取るために至適な回転速度でモータを回転させることが可能になるという効果を奏する。
請求項4に記載の車両用乗員拘束装置によれば、減圧回路により高電圧二次電池の電圧を下げることにより、駆動回路の損傷を防止して、モータを安定して回転させることが可能になるという効果を奏する。
本発明の第1の実施の形態に係る車両用乗員拘束装置の概略構成の一例を示したブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る車両用乗員拘束装置の回路の一例を示したブロック図である。 走行用モータに印加される電圧の波形の一例を示した説明図である。 走行用モータに印加される電圧の波形の他の例を示した説明図である。 本発明の第1の実施の形態に係る車両用乗員拘束装置の車両ECUの処理の一例を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る車両用乗員拘束装置の構成の概略の一例を示したブロック図である。 本発明の第2の実施の形態のスイッチの構成の一例を示したブロック図である。
[第1の実施の形態]
以下、図1〜図4を用いて、本実施の形態に係る車両用乗員拘束装置10について説明する。図1において実線は電力が通電される電力線であり、破線は制御信号が通電される信号線である。図1に示されるように、車両用乗員拘束装置10は、シートベルト(ウエビング)で乗員を拘束する装置である。
車両用乗員拘束装置10は、シートベルトリトラクタ20 、ウエビング30、シートベルトリトラクタ制御回路40、シートベルトリトラクタ駆動回路50、車載のバッテリ80、車両ECU(Electronic Control Unit)82、走行用モータ制御回路90、走行用モータ駆動回路92及び走行用モータ96を含む。
図1に示される如く、ウエビング30の一端部30A側は、シート14又は車室床部に固定されたロワアンカー32に連結されている。ウエビング30の他端部30B側はシートベルトリトラクタ20により巻き取り可能に構成され、シートベルトリトラクタ20から引き出されたウエビング30は、ショルダアンカー34に挿通される。
ウエビング30のショルダアンカー34とロワアンカー32との間には、シートベルトタングプレート36が設けられている。シートベルトタングプレート36は、シート14のシートクッション14Aの車幅方向内側に設けられたシートベルトバックル38に着脱可能となっている。
図1に示したように、シートベルトリトラクタ20から引き出されたウエビング30がショルダアンカー34を介して乗員12の左肩から左胸部、右腹部及び右前腰部上に配設され、かつシートベルトタングプレート36がシートベルトバックル38に係合されることにより、ウエビング30は乗員12の身体をシート14に保持する。
バッテリ80は、HV(Hybrid Vehicle)、EV(Electric Vehicle)又はPHV(Plug-in Hybrid Vehicle)等の車両の動力源として用いられる二次電池であり、一例として電圧が最大で略600Vのリチウムイオン電池である。
車両ECU82は、車両の走行用モータ96、電装品、その他の装備品を制御する制御装置であり、演算処理装置であるプロセッサ及び記憶装置等によって構成されている。本実施の形態の説明では、車両ECU82には車両衝突を検知するセンサ群(図示せず)が接続され、センサ群によって車両衝突のおそれが検知された場合にはシートベルトリトラクタ20のモータを駆動させてウエビング30のたるみを除去する。さらに、車両衝突時には、シートベルトリトラクタ20のモータを高速で回転させてウエビング30を迅速に巻き取るようにする。
車両ECU82に接続されているセンサ群は、一例として、ミリ波レーダー、レーザーレーダー、ステレオカメラ及び加速度センサ等のセンサを含む。本実施の形態では、センサ群は、ミリ波レーダー、レーザーレーダー及びステレオカメラの少なくともいずれか1以上と、加速度センサと、を含んで構成される。
ミリ波レーダーは、前方の障害物までの距離を検出する前方ミリ波レーダー、前側方の障害物までの距離を検出する前側方ミリ波レーダー、後方の障害物までの距離を検出する後方ミリ波レーダー、後側方の障害物までの距離を検出する後側方ミリ波レーダーを含む。
前方ミリ波レーダーは、例えば、車両のフロントグリル中央付近に設けられ、前側方ミリ波レーダーは、バンパ内の車幅方向両端付近等に設けられ、それぞれ車両前方や前側方にミリ波を出射することで対象物から反射してきた電波を受信し、伝搬時間やドップラー効果によって生じる周波数差などを基に対象物までの距離や自車との相対速度等を測定する。また、後方ミリ波レーダー及び後側方ミリ波レーダーは、車両のリアバンパー等に設けられ、それぞれ車両後方や後側方にミリ波を出射することで対象物から反射してきた電波を受信し、伝搬時間やドップラー効果によって生じる周波数差などを基に対象物までの距離や自車との相対速度等を測定する。
レーザーレーダーは、ミリ波よりも波長が短いレーザー光を車両前方に照射して障害物を検出する装置であり、ミリ波レーダーでは検出しにくい非金属の物体を比較的容易に検出できる。レーザーレーダーから発信されたレーザー光は、障害物で反射されると、波長及び位相が変化するので、車両ECU82は、かかる変化に基づいて障害物の有無及び障害物までの距離を算出する。
ステレオカメラは、例えば、フロントウインドシールドガラス上方の中央付近車室内に設けられ、車両前方を撮影して、周辺障害物を検出すると共に、障害物までの距離を測定する。
加速度センサは、車両用バンパ、左右のフロントサイドメンバ、ラジエータサポート及び車室床部の予め定めた位置に設けられ、衝突対象の車両用バンパへの衝突によって発生する加速度を検出するセンサである。
車両ECU82は、ミリ波レーダー、レーザーレーダー及びステレオカメラの検出結果を取得して衝突予測を行う。衝突予測については既知の各種技術を適用することができるので、詳細な説明を省略する。
シートベルトリトラクタ駆動回路50は、シートベルトリトラクタ20のモータに印加する電圧を生成する回路であり、後述するように、FET(電界効果トランジスタ)等のスイッチング素子で構成されたHブリッジ回路を含んでいる。シートベルトリトラクタ駆動回路50のHブリッジ回路を構成するスイッチング素子は、シートベルトリトラクタ制御回路40によって制御される。
シートベルトリトラクタ制御回路40は、いわゆるマイクロコンピュータであり、前述のシートベルトリトラクタ駆動回路50のスイッチング素子を制御すると共に、車両ECU82からの指令に基づいて、スイッチ60を制御して、バッテリ80の電力をシートベルトリトラクタ駆動回路50に供給する。
走行用モータ96は、三相同期モータの一種であるブラシレスDCモータであり、永久磁石で構成された回転子(ロータ)の周囲にU相、V相、W相のコイルで各々構成された計三相の固定子(ステータ)が設けられている。走行用モータ96は、ロータを取り巻くステータの各相のコイルに走行用モータ駆動回路92で生成された電圧が印加されると各相のコイルに磁界が生じる。永久磁石で構成されたロータは、各相のコイルに生じた磁界との吸引作用又は反発作用により回転する。
走行用モータ駆動回路92は、いわゆる三相インバータ回路であり、後述するように計6個のスイッチング素子を走行用モータ制御回路90から出力された制御信号に従ってオンオフさせることにより、バッテリ80の電圧を制御信号に基づいたパルス状の波形に変調するPWM(パルス幅変調)によって走行用モータ96に印加する電圧を生成する。
走行用モータ制御回路90は、いわゆるマイクロコンピュータであり、車両ECU82からの回転速度指令値、現在の走行用モータ96の実回転速度及び走行用モータ96の永久磁石で構成されたロータの位置に応じて前述の制御信号を算出し、出力する。走行用モータ96に用いられるブラシレスDCモータは、回転速度指令値と実回転速度とが相違する場合には、実回転速度を回転速度指令値に徐々に近付ける制御を要する。従って、走行用モータ制御回路90は、回転速度指令値と実回転速度との偏差を徐々に解消するPI(Proportional-Integral)制御等により、実回転速度を回転速度指令値に近付けるように走行用モータ96に印加される電圧の実効電圧値を変化させる制御信号を算出する。
また、ブラシレスDCモータは、ロータの位置(ロータを構成する永久磁石のS極とN極の位置)に応じてU相、V相、W相のコイルに通電することを要する。一般に、ブラシレスDCモータでは、ロータを構成する永久磁石の極性に対応して設けられたセンサマグネットの磁界を磁気センサの一種であるホールセンサ(図示せず)で検出してロータの位置を算出する。
以上のように、走行用モータ制御回路90は、実回転速度を回転速度指令値に徐々に近付けるように変化すると共に、算出したロータの位置に応じた通電を行うための制御信号を生成する。
図2は、本実施の形態に係る車両用乗員拘束装置10の回路の一例を示したブロック図である。シートベルトリトラクタ制御回路40は、車両ECU82からの指令に基づいて、シートベルトリトラクタ駆動回路50とスイッチ60とを制御する。シートベルトリトラクタ駆動回路50は、各々がN型FETであるFET52A、52B、52C、52Dで構成されたHブリッジ回路であり、FET52Aのソース(S)とFET52Cのドレイン(D)とが接続されると共に、FET52BのソースとFET52Dのドレインとが接続されている。また、FET52A、52Bの各々のドレインは車載のバッテリ80の正極に接続され、FET52C、52Dの各々のソースは、後述する電流検出部70を介して接地されている。
シートベルトリトラクタ駆動回路50を構成するN型FETの各々は、ゲート(G)に正電荷の電圧が印加されるとドレインとソースとの間が通電可能な状態(オン状態)になるスイッチとして機能する。本実施の形態では、シートベルトリトラクタ20のモータ22がウエビング30をスプール24に巻き取る際には、シートベルトリトラクタ制御回路40から正電荷の制御信号をFET52A及びFET52Dの各々のゲートに出力することにより、FET52A及びFET52Dをオン状態にして、モータ22を正回転させる。本実施の形態では、モータ22は正回転させることを主眼としているが、FET52B及びFET52Cをオン状態にすることにより、モータ22を逆回転させることができる。
モータ22を正回転させる際に、シートベルトリトラクタ駆動回路50のFET52A及びFET52Dのいずれか一方を断続的にオンオフさせることにより、パルス状の電圧を生成してモータ22に印加するPWMを行う。前述のように、N型FETは、ゲートに正電荷の制御信号が印加されるとオン状態になるので、シートベルトリトラクタ制御回路40は、断続的にオンオフを繰り返すパルス状の制御信号をFET52A及びFET52Dのいずれか一方のゲートに出力することにより、上述のPWMによる電圧生成をシートベルトリトラクタ駆動回路50に実行させる。
モータ22に印加する電圧をパルス状にすることにより、モータ22に印加する電圧の実効電圧値を制御する。本実施の形態に係るバッテリ80は高電圧なので、モータ22に印加する電圧を制御しない場合、モータ22のコイルの電流値(以下、「モータ電流」と略記)が定格電流値を超えてしまい、モータ22が焼損するおそれがあるが、モータ22に印加する電圧をPWMで生成することにより、実効電圧値を抑制してモータ22が焼損することを防止しつつ、モータ22を高速で回転させることが可能となる。
電流検出部70は、抵抗値が0.2mΩ〜数Ω程度のシャント抵抗70Aの両端の電位差をアンプ70Bで増幅してシャント抵抗70Aの電流に比例する電圧値を信号として出力する。シートベルトリトラクタ制御回路40は、電流検出部70から出力された信号に基づいてモータ電流を算出する。算出したモータ電流がモータ22の定格電流値を超えるおそれがある場合に、シートベルトリトラクタ制御回路40は、FET52A及びFET52Dのいずれか一方が断続的にオン状態になる時間を短くする制御信号を出力する。かかる制御信号により、シートベルトリトラクタ駆動回路50は、PWMで生成する電圧のパルス幅を小さくして、実効電圧値を低下させるので、モータ電流が定格電流値を超えることを防止できる。
しかしながら、本実施の形態に係るバッテリ80の電圧は最大で略600Vなので、当該電圧がシートベルトリトラクタ駆動回路50を構成するFET52A、52B、52C、52Dのドレイン−ソース間耐圧の最大定格を超えるおそれがある。バッテリ80の電圧がFET52A、52B、52C、52Dの最大定格以上の場合には、図2に示したような減圧回路としての分圧回路72をシートベルトリトラクタ駆動回路50とスイッチ60との間に設けて、シートベルトリトラクタ駆動回路50に印加される電圧を減圧する。分圧回路72は抵抗R1及び抵抗R2で構成され、抵抗R1の一端はスイッチ60に接続され、抵抗R1の他端はシートベルトリトラクタ駆動回路50及び抵抗R2の一端に接続され、抵抗R2の他端は接地されている。抵抗R1の抵抗値がR1、抵抗R2の抵抗値がR2、バッテリ80の電圧がVinの場合、シートベルトリトラクタ駆動回路50に印加される電圧Voutは下記の式(1)で算出される。
上記の式(1)において、R1=R2の場合、VoutはVinの1/2になる。従って、バッテリ80の電圧が600Vの場合、シートベルトリトラクタ駆動回路50に印加される電圧は300Vに低下する。なお、FET52A、52B、52C、52Dの最大定格がバッテリ80の電圧以上の場合には、分圧回路72は設けなくてもよい。
モータ22は、直流で駆動されるブラシ付きDCモータであり、コイルの一端はシートベルトリトラクタ駆動回路50を構成するFET52AのソースとFET52Cのドレインとに各々接続され、コイルの他端はシートベルトリトラクタ駆動回路50を構成するFET52BのソースとFET52Dのドレインとに各々接続されている。
モータ22の出力軸はシートベルトリトラクタ20のスプール24に接続されており、モータ22が正回転すると、ウエビング30がスプール24に巻き取られる。
スイッチ60は、通常時は、バッテリ80を逆流防止ダイオード66を介して走行用モータ駆動回路92に接続して、走行用モータ96に印加する電圧を走行用モータ駆動回路92に生成させる。そして、車両衝突のおそれがある場合及び車両衝突の場合には、バッテリ80とシートベルトリトラクタ駆動回路50とを電気的に接続して、シートベルトリトラクタ駆動回路50がバッテリ80の電力でモータ22に印加する電圧を生成するようにする。
スイッチ60は、車両ECU82が車両衝突のおそれがあると判定した場合及び車両衝突と判定した場合に、シートベルトリトラクタ制御回路40により、バッテリ80の電力をシートベルトリトラクタ駆動回路50に供給するように制御される。スイッチ60は、一例としてリレーであり、励磁コイル60Aにシートベルトリトラクタ制御回路40からの制御信号が入力されると励磁コイル60Aが励磁され、端子60Cと端子60NCとの電気的な接続を、端子60Cと端子60NOの電気的な接続に切り換える。その結果、バッテリ80の電力がシートベルトリトラクタ駆動回路50に供給される。
走行用モータ駆動回路92は、パワーMOSFET(金属酸化物半導体電界効果トランジスタ)又はIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)等のスイッチング素子であるトランジスタ94A、94B、94C、94D、94E、94FからなるHブリッジ回路である。
図2では、一例として、トランジスタ94A、94B、94C、94D、94E、94FがN型のパワーMOSFETである場合を示している。図2に示したように、トランジスタ94Aのソースとトランジスタ94Dのドレインとが接続され、トランジスタ94Bのソースとトランジスタ94Eのドレインとが接続され、トランジスタ94Cのソースとトランジスタ94Fのドレインとが接続されている。また、トランジスタ94A、94B、94Cの各々のドレインはバッテリ80の正極に接続され、トランジスタ94D、94E、94Fの各々のソースは接地されている。
また、トランジスタ94Aのソース及びトランジスタ94Dのドレインには走行用モータ96のU相コイルが、トランジスタ94Bのソース及びトランジスタ94Eのドレインには走行用モータ96のV相コイルが、トランジスタ94Cのソース及びトランジスタ94Fのドレインには走行用モータ96のW相コイルが、各々接続されている。
前述のように、走行用モータ96はブラシレスDCモータなので、走行用モータ96のロータの位置に応じて通電する相を変化させることを要する。ロータの位置と通電する相との対応関係の詳細については省略するが、ブラシレスDCモータのような三相同期モータでは、正回転させる場合に、一例として以下の様な通電処理を行う。以下、オンにすると言及してないトランジスタはオフの状態である。
(1)トランジスタ94A、94EをオンにしてU相コイルからV相コイルへ通電。
(2)上記(1)の手順開始後、ロータが角度(電気角)で略60°回転した時、トランジスタ94A、94FをオンにしてU相コイルからW相コイルへ通電。
(3)上記(2)の手順開始後、ロータが角度(電気角)で略60°回転した時、トランジスタ94B、94FをオンにしてV相コイルからW相コイルへ通電。
(4)上記(3)の手順開始後、ロータが角度(電気角)で略60°回転した時、トランジスタ94B、94DをオンにしてV相コイルからU相コイルへ通電。
(5)上記(4)の手順開始後、ロータが角度(電気角)で略60°回転した時、トランジスタ94C、94DをオンにしてW相コイルからU相コイルへ通電。
(6)上記(5)の手順開始後、ロータが角度(電気角)で略60°回転した時、トランジスタ94C、94EをオンにしてW相コイルからV相コイルへ通電。
上記(1)〜(6)の手順を反復することで、走行用モータ96への通電を継続する。その結果、ブラシレスDCモータの各相に印加される電圧の波形は、図3に示した通電波形100U、100V、100Wのようになる。
しかしながら、上記(1)〜(6)の通電相の切り換えは滑らかに行わないと走行用モータ96が円滑に回転することが困難になる。通電相の切り換えを滑らかに行うには、走行用モータ96のコイルに印加する電圧の実効電圧値を滑らかに変化させることが望ましい。従って、各相への通電は、通電開始時はパルス状の波形で印加される電圧のパルス幅を小さくして実効電圧値を低下させ、その後、電圧のパルス幅を徐々に大きくして実効電圧値を大きくし、パルス幅が極大すなわち実効電圧値が極大になった後、電圧のパルス幅を徐々に小さくして実効電圧値を低下させる通電処理が行われる。図4の通電パルス102U、102V、102Wは、通電開始時にはパルス幅が小さく、その後、パルス幅が徐々に大きくなりパルス幅が極大になった後は、パルス幅が徐々に小さくなっている。
その結果、走行用モータ96の各相のコイルに印加される電圧の実効電圧値は、実効電圧値波形104U、104V、104Wのように正弦波となる。実効電圧値波形104U、104V、104Wの各々の位相差は120°なので、走行用モータ96の各相のコイルに印加される電圧の実効電圧値は、実質的には三相交流と同様の波形を呈する。
次に本実施の形態の作用について説明する。図5は、本実施の形態に係る車両用乗員拘束装置10の車両ECU82の処理の一例を示したフローチャートである。ステップ500では、走行用モータ96に走行用の電力を供給するように、走行用モータ制御回路90を制御する。ステップ500で車両ECU80から指令を受信した走行用モータ制御回路90は、上述の(1)〜(6)の手順のように走行用モータ駆動回路92を制御して、走行用モータ96に印加する電圧を生成させる。
ステップ502では、車両衝突のおそれがあるか否かを判定する。本実施の形態では、一例として、車両衝突を検知するセンサ群の検知結果に基づいて車両ECU82が車両の自動ブレーキを作動させた場合を車両衝突のおそれがある場合として、ステップ502で肯定判定をする。ステップ502で否定判定の場合には、手順をステップ500に戻し、走行用モータ96への電力供給を継続する。
ステップ502で肯定判定の場合には、ステップ504でバッテリ80の電力をシートベルトリトラクタ20のモータ22に供給するようにスイッチ60及びシートベルトリトラクタ駆動回路50を制御する。シートベルトリトラクタ制御回路40は、前述のように、バッテリ80の電力がシートベルトリトラクタ駆動回路50に供給されるようにスイッチ60を制御すると共に、モータ22をウエビング30のたるみを取るのに至適な回転速度で回転させるための電圧をシートベルトリトラクタ駆動回路50が生成するように、PWMの制御信号をシートベルトリトラクタ駆動回路50に出力する。
本実施の形態では、バッテリ80の電圧が極めて高いので、前述のように分圧回路72によって減圧しているが、PWMによって生成する電圧のパルス幅をモータ22をウエビング30のたるみを取るのに至適な回転速度で回転させる程度に十分に小さくすることを要する。
ステップ506では、車両衝突を検知するセンサ群の検知結果に基づいて車両ECU82が車両衝突を検知したか否かを判定する。ステップ506で肯定判定の場合には、ステップ508でウエビング30を火薬式プリテンショナ並の速度で巻き取るため、車両ECU82は、モータ22にステップ504の場合よりも高電圧の電力を供給するようにシートベルトリトラクタ駆動回路50を制御するようにシートベルトリトラクタ制御回路40に指令を送信する。車両ECU82から指令を受信したシートベルトリトラクタ制御回路40は、モータ22を高速回転させるための電圧をシートベルトリトラクタ駆動回路50が生成するように、PWMの制御信号をシートベルトリトラクタ駆動回路50に出力する。ステップ508でモータ22に印加される電圧はステップ504の場合よりも高いので、シートベルトリトラクタ制御回路40は、電流検出部70によって検知したモータ電流がモータ22の定格電流値を超えないようにシートベルトリトラクタ駆動回路50を制御する。具体的には、電流検出部70によって検知したモータ電流がモータ22の定格電流値を超えるおそれがある場合には、PWMで生成するモータ22に印加する電圧の実効電圧値を低下させる。
ステップ508で高電圧電力をシートベルトリトラクタ20のモータ22に供給した後は、処理を終了する。
ステップ506で否定判定の場合、一例として、車両衝突を検知せず、かつ障害物を検知しなくなった場合には、ステップ510でバッテリ80からモータ22への電力供給を停止する。具体的には、スイッチ60を制御して、バッテリ80とシートベルトリトラクタ駆動回路50との電気的な接続を遮断する。ステップ510でバッテリ80からモータ22への電力供給を停止した後は、手順をステップ500に戻し、走行用モータ96への電力供給を再開する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、車両衝突時に高電圧なバッテリ80の電力を用いてモータ22を回転させることにより、火薬式プリテンショナ並の高速でウエビング30を巻き取ることが可能になる。
また、本実施の形態では、モータ22に印加する電圧をPWMによって生成するので、高電圧なバッテリ80の電力からモータ22を低速回転させるための実効電圧値が低い電圧を生成でき、衝突前にウエビング30のたるみを取るために至適な回転速度でモータを回転させることが可能になる。
さらに、本実施の形態では、分圧回路72によってバッテリ80の電圧を低下させることにより、シートベルトリトラクタ駆動回路50のスイッチング素子であるFET52A〜52Dの損傷を防止して、モータ22を安定して回転させることが可能になる。
[第2の実施の形態]
続いて、図6及び図7を用いて本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、補助バッテリ180を備え、スイッチ160が、第1の実施の形態のスイッチ60と相違するものの、他の構成は第1の実施の形態と同じなので、当該他の構成についての詳細な説明は省略する。
補助バッテリ180は、車両のエンジン始動及び車両の電装品の電源として用いられる二次電池であり、一例として公称電圧が12Vの鉛蓄電池である。本実施の形態では、図5のステップ504でシートベルトリトラクタ20に低電圧の電力を供給する場合に、補助バッテリ180の電力を用いる。バッテリ80は高電圧なので、ウエビング30のたるみを取るためにモータ22を回転させる電圧の実効電圧値を、バッテリ80の電圧に比して相当に低下させなければならない。第1の実施の形態では、PWMによって生成する電圧のパルス幅を小さくしたが、バッテリ80の電圧が非常に高い場合には、当該パルス幅を極端に小さくすることを要する。パルス幅が極端に小さい電圧を生成するには、シートベルトリトラクタ駆動回路50のFET52A〜52Dを短時間でオンオフさせることを要するが、FETの動作速度には限界があるので、パルス幅が極端に小さい電圧を生成させることが困難な場合がある。本実施の形態では、ウエビング30のたるみを取るようなモータ22に低電圧の電力を供給する場合には、バッテリ80よりも低電圧の補助バッテリ180を電源に用いることにより、シートベルトリトラクタ駆動回路50のスッチング素子であるFET52A〜52Dを余裕もってスイッチング動作させる。
スイッチ160は、リレー等のスイッチング素子で構成され、図5のステップ500のような車両衝突のおそれがない通常走行時にはバッテリ80の電力を走行用モータ駆動回路92に供給し、図5のステップ502のような自動ブレーキが作動した場合には補助バッテリ180の電力をシートベルトリトラクタ駆動回路50に供給し、図5のステップ508のような車両衝突時にはバッテリ80の高電圧の電力をシートベルトリトラクタ駆動回路50に供給するように制御される。
図7は、本実施の形態のスイッチ160の構成の一例を示したブロック図である。図7に示したように、スイッチ160は、第1リレー162と第2リレー164とで構成されている。
第1リレー162は、端子162Cがバッテリ80の正極に接続され、端子162NCが走行用モータ駆動回路92に接続されている。また、第1リレー162の端子162NOは、第2リレー164の端子164NCに接続されている。
第2リレー164は、端子164Cが補助バッテリ180の正極に接続され、端子164NCが前述のように第1リレー162の端子162NOに接続されると共にシートベルトリトラクタ駆動回路50に接続されている。また、第2リレー164の端子164NOに他の構成は接続されていない。
第1リレー162の励磁コイル162Aが励磁されていない場合、第1リレー162は、端子162Cと端子162NCとが電気的に接続され、バッテリ80の電力が走行用モータ駆動回路92に供給される。
第2リレー164の励磁コイル164Aが励磁されていない場合、第2リレー164は、端子164Cと端子164NCとが電気的に接続され、補助バッテリ180の電力がシートベルトリトラクタ駆動回路50に供給される。シートベルトリトラクタ制御回路40は、図5のステップ502のように自動ブレーキが作動したような場合に、ウエビング30のたるみを取るためにモータ22を回転させる電圧をシートベルトリトラクタ駆動回路50に生成させるためのPWMの制御信号を出力する。
第2リレー164の励磁コイル164Aにシートベルトリトラクタ制御回路40からの制御信号が入力されると励磁コイル164Aが励磁され、補助バッテリ180からシートベルトリトラクタ駆動回路50への電力供給が遮断される。
第1リレー162の励磁コイル162Aにシートベルトリトラクタ制御回路40からの制御信号が入力されると励磁コイル162Aが励磁され、バッテリ80から走行用モータ駆動回路92への電力供給が遮断されると共に、第2リレー164の端子164NCを介してバッテリ80の電力がシートベルトリトラクタ駆動回路50に供給される。シートベルトリトラクタ制御回路40は、図5のステップ508のように車両衝突時に、ウエビング30を迅速に巻き取るようにモータ22を高速回転させる電圧をシートベルトリトラクタ駆動回路50に生成させるためのPWMの制御信号を出力する。
スイッチ160の第1リレー162及び第2リレー164の制御は、第2リレー164の励磁コイル164Aへの制御信号の出力が、第1リレー162の励磁コイル162Aへの制御信号の出力よりも先のほうが好ましい。第2リレー164の励磁コイル164Aへの制御信号の出力が、第1リレー162の励磁コイル162Aへの制御信号の出力に遅れると、バッテリ80の高電圧が補助バッテリ180に逆流し、補助バッテリ180を損傷するおそれがあるからである。
以上説明したように、本実施の形態によれば、車両衝突のおそれがある場合には、バッテリ80に比して低電圧な補助バッテリ180の電力を用いてモータ22を回転させることにより、衝突前にウエビング30のたるみを取るために至適な回転速度でモータを回転させることが可能になる。
10 車両用乗員拘束装置
12 乗員
14 シート
20 シートベルトリトラクタ(モータリトラクタ)
22 モータ
24 スプール
30 ウエビング
40 シートベルトリトラクタ制御回路(制御部)
50 シートベルトリトラクタ駆動回路
60 スイッチ
72 分圧回路(減圧回路)
80 バッテリ(高電圧二次電池)
82 車両ECU(制御部)
90 走行用モータ制御回路
92 走行用モータ駆動回路
96 走行用モータ
160 スイッチ
162、164 リレー
180 補助バッテリ(低電圧二次電池)

Claims (4)

  1. シートベルトをモータによって巻取り可能なモータリトラクタと、
    車両衝突のおそれ及び車両衝突を検知可能なセンサ群と、
    パルス幅変調により前記モータに印加する電圧を生成する駆動回路と、
    前記センサ群の検知結果に基づき、車両衝突のおそれがある場合に第1電圧を前記駆動回路に生成させ、車両衝突時に前記第1電圧よりも高い第2電圧を前記駆動回路に生成させる制御を行う制御部と、
    を含む車両用乗員拘束装置。
  2. 車両の走行用の電源である高電圧二次電池を備え、
    前記制御部は、車両衝突のおそれがある場合に前記高電圧二次電池の電力から前記第1電圧を前記駆動回路に生成させ、車両衝突時に前記高電圧二次電池の電力から前記第2電圧を前記駆動回路に生成させる制御を行う請求項1に記載の車両用乗員拘束装置。
  3. 車両の走行用の電源である高電圧二次電池と、
    前記車両のエンジン始動時及び電装品の電源である低電圧二次電池と、
    を備え、
    前記制御部は、車両衝突のおそれがある場合に前記低電圧二次電池の電力から前記第1電圧を前記駆動回路に生成させ、車両衝突時に前記高電圧二次電池の電力から前記第2電圧を前記駆動回路に生成させる制御を行う請求項1に記載の車両用乗員拘束装置。
  4. 前記高電圧二次電池と前記駆動回路との間に電圧を減圧するための減圧回路を備えた請求項2又は3に記載の車両用乗員拘束装置。
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