JP2018030096A - ガス溶存水生成器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガス溶存濃度が高いガス溶存水を確保できるだけでなく、メンテナンスが容易で破損しにくいガス溶存水生成器を提供することにある。【解決手段】サーバー本体31の底部に設けた水素発生機50から上昇する水素ガスを、前記サーバー本体31内の水道水91に溶解させてガス溶存水を生成するガス溶存水生成器である。特に、前記サーバー本体31内に、前記水道水91を被覆可能な落し蓋80を設けた。【選択図】図7

Description

本発明はガス溶存水生成器、特に、ガス溶存濃度の高いガス溶存水を生成できるガス溶存水生成器に関する。
従来、ガス溶存水生成器としては、例えば、ポータブル水素豊富水を製造する装置がある(特許文献1参照)。
すなわち、特許文献1の図3および図4に示すように、飲水カップ(100)の底面に配置した電解セル(102)の陽極(102−2)で生成された溶存水素イオンが、高分子イオン交換樹脂膜(102−3)を介して陰極(102−1)に移動し、前記陰極(102−1)で電子を受け取り、水素ガスが発生する。そして、前記ポータブル水素豊富水製造装置では、発生した水素ガスが水素気泡となり、上昇する途中で水に溶解することにより、水素水を生成する。
また、前記ポータブル水素豊富水製造装置では、水素気泡の上昇を遅延させ、水素の溶存濃度を高めるため、フタ200と一体に形成した溶存ディスク(201)を浄水内に配置することが開示されている。
特許第5736037号公報
しかしながら、前記ポータブル水素豊富水製造装置の溶存ディスク(201)は、2枚の円錐形蓋部を上下に配置しているので、水全体が水素ガスと共に対流しにくく、ガス溶存濃度の高いガス溶存水が得にくい。
また、前記溶存ディスク(201)はフタ(200)に一体化され、複雑な構造で嵩高い。このため、洗浄しにくく、メンテナンスに手間がかかるだけでなく、破損しやすいという問題点がある。
本発明は、前記問題点に鑑み、ガス溶存濃度が高いガス溶存水を確保できるだけでなく、メンテナンスが容易で破損しにくいガス溶存水生成器を提供することを課題とする。
本発明に係るガス溶存水生成器は、前記課題を解決すべく、容器の底部に設けたガス発生機から上昇するガスを、前記容器内の貯留水に溶解させてガス溶存水を生成するガス溶存水生成器であって、前記容器内に、前記貯留水を被覆可能な落し蓋を設けた構成としてある。
本発明によれば、ガス発生機から発生したガスが貯留水内を上昇しても、落し蓋が貯留水内を上昇するガスの拡散,消失を抑制し、落し蓋の下面にガスが滞留する。このため、落し蓋が、滞留するガスの圧力を高めると共に、滞留するガスと貯留水との接触を確保し、貯留水に対するガスの溶解を促進するので、ガス溶存濃度の高いガス溶存水が得られる。
また、本発明によれば、容器内に落し蓋を単に落し込んで配置するだけでよい。そして、落し蓋は洗浄しやすく、メンテナンスが容易であるだけでなく、破損しにくく、取扱いが容易である。
本発明の実施形態としては、前記落し蓋の投影面積が、前記貯留水の水面の少なくとも60%を被覆する構成としてもよい。
本実施形態によれば、落し蓋が貯留水内を上昇するガスの拡散,消失を抑制し、落し蓋の下面にガスが滞留する。このため、ガスの圧力を高めるとともに、落し蓋が滞留するガスと貯留水との接触を確保し、貯留水に対するガスの溶解を促進するので、ガス溶存濃度の高いガス溶存水が得られる。
本発明の他の実施形態としては、前記落し蓋の素材の比重量が貯留水の比重量よりも大きく、かつ、落し蓋全体の貯留水中における重量が落し蓋の下面に集合したガスの浮力よりも小さくてもよい。
本実施形態によれば、落し蓋は当初より貯留水内に沈下しており、その下面にガスが溜まることにより、ガスの浮力で上方に押し上げられて浮き上る。このため、落し蓋が貯留水内を上昇するガスの拡散,消失を抑制し、落し蓋の下面にガスが滞留する。このため、落し蓋が、滞留するガスの圧力を高めるとともに、滞留するガスと貯留水との接触を確保し、貯留水に対するガスの溶解を促進するので、ガス溶存濃度の高いガス溶存水が得られる。また、ガスの上昇を遅延させることにより、ガスの溶解を促進し、ガス溶存濃度のより一層高いガス生成水が得られる。
本発明の別の実施形態としては、前記落し蓋の中央部が上方に膨出している構成であってもよい。
本実施形態によれば、落し蓋の膨出する中央部の下面にガスが滞留し、ガスの浮力による作用点が膨出部の中心に集中するので、落し蓋が安定する。
また、上昇してきたガスが膨出する中央部の下面に沿って対流するとともに、貯留水自体の対流を促進するので、ガス溶存濃度がより一層高いガス溶存水が得られる。
本発明の異なる実施形態としては、前記落し蓋の外周縁部に沿って前記容器の内側面に対向するリブを設けた構成であってもよい。なお、リブは、落し蓋の外周縁部から上方に向けて突設してもよく、および/または、その外周縁部から下方に向けて突設してもよい。
本実施形態によれば、落し蓋が溜まったガスの浮力で押し上げられても、リブが容器の内側面に当接することにより、落し蓋がひっくり返ることを防止する。
本発明の新たな実施形態としては、前記リブは環状であってもよい。
本実施形態によれば、前記リブが環状であるので、方向性が無くなり、落し蓋がより一層、ひっくり返りにくい。
本発明の他の実施形態としては、前記リブに少なくとも1つの水抜き用切欠き部を設けておいてもよい。
本実施形態によれば、生成したガス溶存水を、水抜き用切欠き部を介し、外部に円滑に流出させることができる。
本発明の別の実施形態としては、前記落し蓋の上面の外周縁部に沿って水抜き用孔を設けておいてもよい。
本実施形態によれば、生成したガス溶存水を、水抜き用孔を介し、外部に円滑に流出させることができる。
本発明の異なる実施形態としては、前記落し蓋の下面に、活性炭などの吸着剤を配置しておいてもよい。
本実施形態によれば、吸着剤が水道水の残留塩素を分解・除去できるので、ガス溶存水の味を向上させることができる。また、前記吸着剤がガスを吸蔵するので、時間の経過につれて溶解したガスが抜けても、前記吸着剤がガスを貯留水に供給することにより、ガス溶存濃度の低減を抑制できる。
本発明の新たな実施形態としては、前記容器の上方開口部を着脱可能な蓋体で密閉しておいてもよい。
本実施形態によれば、ガスが容器の外部に散逸せず、容器内に溜まったガスの分圧が高くなるので、ガス溶存濃度がより一層高いガス溶存水が得られる。
本発明の他の実施形態としては、前記ガス発生機が、電気分解で水素ガスを発生する水素ガス発生機であってもよい。
本実施形態によれば、水素ガス発生機から発生した水素ガスが容器の底部から上昇し、水素溶存濃度の高い水素水が得られるという効果がある。
本願発明に係るガス溶存水生成器の第1実施形態を図示する水素水生成器の斜視図である。 図1に示した水素水生成器の正面図である。 図1に示した水素水生成器の使用状態を示す斜視図である。 図3に続く水素水生成器の使用状態を示す斜視図である。 図1に示した水素水生成器の平面図である。 図1に示した水素水生成器本体を示す斜視図である。 図1に示した水素水生成器の部分縦断面図である。 図1に示した水素水生成器本体の分解縦断面図である。 図1に示した水素水生成器のサーバーを示す斜視図である。 図9に示したサーバーの分解斜視図である。 図9に示したサーバーの分解断面図である。 図10に示した吸着カートリッジの分解斜視図である。 図10に示した吸着カートリッジの正面図である。 図10に示した吸着カートリッジの断面図である。 図10に示した落し蓋の斜視図である。 図10に示した落し蓋の正面図である。 図10に示した落し蓋の断面図である。 第2実施形態に係る水素水生成器の落し蓋を示す斜視図である。 図18に示した落し蓋の正面図である。 図18に示した落し蓋の断面図である。 第3実施形態に係る水素水生成器の落し蓋を示す斜視図である。 図21に示した落し蓋の正面図である 図21に示した落し蓋の断面図である。 第4実施形態に係る水素水生成器の落し蓋を示す斜視図である。 図24に示した落し蓋の正面図である 図24に示した落し蓋の断面図である。 第5実施形態に係る水素水生成器のサーバー単体の縦断面図である。 図27に示した補助カートリッジの斜視図である。 図27に示した補助カートリッジの正面図である 図27に示した補助カートリッジの断面図である。
本願発明に係るガス溶存水生成器の実施形態を添付図面に従って説明する。
第1実施形態に係るガス溶存水生成器は、図1ないし図17の添付図面に示すように、高濃度の水素水が得られる水素水生成器に適用した場合である。
水素水生成器は、図1ないし図5に示すように、水素水生成器本体10と、前記水素水生成器本体10に着脱可能なサーバー30とで構成されている。
水素水生成器本体10は、図6に示すように、台部11の上面片側に略環状の台座受け部12を設けてあるとともに、前記台部11の残る上面片側に給水部20を設けてある。前記台座受け部12は、後述するサーバー30の台座部40に嵌合可能な平面形状を有し、その内側に水溜め部13を形成してある。また、前記台座受け部12は、その開口縁部の対向する位置に、一対の電源用端子14,14と一対のセンサー用端子15,15とをそれぞれ配置してある。そして、前記電源用端子14,14の間に、電気分解される浄水90の水位を検出する2本の水位センサー16が配置されている。
前記給水部20は、図1および図2に示すように、その正面に操作パネル21を配置してある。前記操作パネル21は、電源スイッチ22a、水素濃度表示部22b、および、時間表示部22cを備えている。また、前記給水部20は、図3および図4に示すように、その傾斜面に設けた湾曲する開閉蓋23を開閉することにより、筒状のカートリッジケース24を交換可能としてある。前記カートリッジケース24は、その内部にイオン交換樹脂(図示せず)を充填してある。そして、前記給水部20の内部には、前記開閉蓋23を開けて前記カートリッジケース24を装着した場合に、前記カートリッジケース24の底面と対向する位置に、給水用凹部25を設けてある(図7および図8)。前記給水用凹部25は、前記台座受け部12内に形成された前記水溜め部13に連通している。このため、給水用凹部25と水溜め部13とは常に同一の水位を保持する。また、給水部20は、サーバー30と対向する湾曲した外側面に、発光素子26を上下方向に沿って同一直線上に埋設してある(図6)。
サーバー30は、図9ないし図11に示すように、有底筒状のサーバー本体31と、前記サーバー本体31の底部に組み付けた台座部40と、前記サーバー本体31の上端開口縁部に着脱可能に組み付けられる蓋体60と、前記サーバー本体内31に収納される落し蓋80と、で構成されている。
前記サーバー本体31は、図11に示すように、その外周面に取っ手32を一体成形してあるとともに、その外周面の上端縁部に略L字形状のロック溝33を設けてある。また、前記サーバー本体31は、その底面隅部に2本の空焚き防止センサー34(図11中の手前側の空焚き防止センサー34は図示せず)を突設してある。そして、前記サーバー本体31は、その底面中央に設けた連通口35を簀子状のカバー36で被覆してある。なお、連通口35の設置位置は必要に応じて変更してもよい。
前記台座部40は、図11に図示するように、前記サーバー本体31を搭載可能な平面形状を有している。そして、前記台座部40は、前記サーバー本体31の連通口35と対向する位置に、ガス発生機として水素発生機50を組み込んである。前記水素発生機50は、高分子固体電解膜51を陽極電極52と陰極電極54とで挟持した構成を有している。
高分子固体電解膜51としては、従来公知のものを使用でき、例えば、厚さ100〜300μmの陽イオン交換膜が挙げられる。素材としては、パーフルオロカーボン材(例えば、「Nafion」(登録商標))などを使用できる。
陽極電極52としては、例えば、陽極触媒53aと、チタン製の陽極電極部53bと、枠形状の保持体53cとを順次、重ねて形成されている。そして、前記保持体53cは台座部40に一体成形されている。
陽極触媒53aとしては、例えば、厚さ0.1mm前後の薄いチタン製グレーチング、いわゆるマイクログレーチングを白金で被覆したものが挙げられる。陽極電極部53bとしては、例えば、チタン製のグレーチングが挙げられる。グレーチングとしては、例えば、平板に多数の鎖線状の切れ目を平行に設け、かつ、これを引き伸ばすことにより、菱形の開口部を形成したメッシュ状の素材がある。また、別のグレーチングとしては、格子状に配置した線材を溶接一体化したメッシュ状の素材がある。
なお、陽極触媒53a,陽極電極部53bには金属板に多数の貫通孔を設けたパンチングメタル状の素材を使用してもよい。また、保持体53cはチタン製であってもよく、ステンレス製であってもよい。
陰極電極54としては、例えば、陰極触媒55aと、制菌電極55bと、チタン製の陰極電極部55cと、枠形状の保持体55dとを順次、積み重ねて形成されている。そして、前記保持体55dは陰極ブロック56に一体成形されている。
陰極触媒55aとしては、例えば、チタン製のマイクログレーチングに白金メッキを施したものが挙げられる。制菌電極55bとしては、例えば、銀製のマイクログレーチングが挙げられる。陰極電極部55cとしては、例えば、チタン製のグレーチングが挙げられる。
なお、陰極触媒55a、制菌電極55b、および、陰極電極部55cには、金属板に多数の貫通孔を設けたパンチングメタル状の素材を使用してもよい。また、保持体55dはチタン製であってもよく、ステンレス製であってもよい。
さらに、前記水素発生機50は、シール性を高めるため、前記高分子固体電解膜51と台座部40との間にゴムパッキン41を配置するとともに、前記高分子固体電解膜51と陰極ブロック56との間にゴムパッキン42を配置してある。そして、前記台座部40に前記陰極ブロック56を嵌合することにより、水素発生機50が組み立てられる。この結果、前記サーバー本体31の連通口35が前記高分子固体電解膜51で遮蔽される。
前記蓋体60は、図7に図示するように、注ぎ口61を備えているとともに、吸着カートリッジ70を着脱可能に組み込んである。また、前記蓋体60は、図11に示すように、その内側面の開口縁部に設けたロック用突起62を設けてある。そして、前記蓋体60と前記サーバー本体31とで環状のゴムパッキン63を挟持しつつ、前記ロック用突起62をサーバー本体31のロック溝33に係合できる。これにより、コップ等に水素水を注ぐ際に水漏れしない密閉性を確保できる。
前記吸着カートリッジ70は、図12ないし図14に示すように、吸着カートリッジ本体71の一部を下方側に膨出させて収納用凹部72を形成してある。そして、前記収納用凹部72の開口縁部に、カートリッジカバー73を係合して閉鎖空間を形成できる。ただし、前記収納用凹部72の底面およびカートリッジカバー73は水素水が通過しやすいように簀子状となっている。前記収納用凹部72には、例えば、不織布74,繊維状活性炭などのシート状濾材75,削状マグネシウム,ゼオライトなどの水素ガス生成材76を積み重ねて収納してもよい。繊維状活性炭としては、例えば、フタムラ化学株式会社製 ACFフェルト 製品FE3010が挙げられる。
落し蓋80は、図15ないし図17に示すように、前記サーバー本体31に挿入できる平面円形の天板81を有している。天板81は、その投影面積が貯留水の水面の少なくとも60%以上であることが好ましい。60%未満であると、所望の水素濃度を有する水素水が得にくくなるからである。
また、前記天板81の中央はドーム状に上方に膨出している。このため、天板81の下面に形成されたドーム状の空間に、気泡として浮き上った余剰の水素ガスが集まる。そして、水素ガスの圧力が高まり、貯留水に水素ガスが接触するので、水素水の溶存濃度を高めることができる。特に、水素ガスの対流がサーバー本体31内の貯留水91の対流を促進し、水素ガスが貯留水91により多く接触するので、溶存濃度がより一層高い水素水が得られる。
そして、落し蓋80は、前記天板81の中央につまみ部82を突設してあるとともに、前記天板81の外周縁部に沿って環状のリブ83を設けてある。前記リブ83は、サーバー本体31内で落し蓋80がひっくり返りにくくするとともに、水素ガスを漏れにくくするために設けられている。
さらに、前記リブ83には所定の間隔で水抜き用切欠き部84が設けられている。水素水をサーバー本体31から外部に円滑に流出させるためである。
なお、前記落し蓋80は、その材質の比重量が水の比重量よりも大きく、かつ、落し蓋全体の貯留水中での重量が落し蓋80の下面に溜まった水素ガスの浮力よりも小さくてもよい。
要するに、落し蓋80は、当初、貯留水内に沈下していてもよいが、水素ガスが落し蓋80の下面に溜まった場合には、水素ガスの浮力で押し上げられ、貯留水内で浮遊する状態になってもよく、あるいは、貯留水の水面を被覆するように浮かび上がった状態で保持されてもよい。また、落し蓋80は、当初より、貯留水の水面に浮いた状態で保持されていてもよい。
次に、第1実施形態に係る水素水生成器の使用方法について説明する。
まず、給水部20の開閉蓋23を開け、イオン交換樹脂を充填したカートリッジケース24に所定量の水道水を注水する。これにより、イオン交換樹脂によってカルシウムイオンおよびマグネシウムイオンを除去された浄水90(イオン交換水)が給水用凹部25に供給され、水溜め部13に流入する。水溜め部13内で浄水90が所定の水位に達したとき、水位センサー16が浄水90の存在を検知する。このため、電源スイッチ22a内の光源が点灯し、準備が完了したことを表示する。
サーバー本体31内に貯留水として水道水91を注入し、落し蓋80を水道水91内に沈下させる。ついで、前記サーバー本体31に、吸着カートリッジ70を組み付けた蓋体60を取り付ける。そして、水素水生成器本体10の台座受け部12に前記サーバー30の台座部40を嵌合することにより、水素発生機50の陽極電極52が水溜め部13内の浄水90に浸漬される。ついで、操作パネル21の電源スイッチ22aをオンすると、水素発生機50に所定の時間、通電される。そして、時間表示部22cが電気分解に必要な残存時間を表示し、水素濃度表示部22bが経過時間に応じて点灯する。
そして、水素発生機50が浄水90を電気分解することにより、酸素ガスおよび水素ガスが発生する。酸素ガスは高分子固体電解膜51に沿って外気に放出される。一方、水素ガスは、陽極電極52で発生した水素イオンが高分子固体電解膜51を透過し、陰極電極54で電子を受け取って発生する。発生した水素ガスは気泡となって水道水91内を上昇し、水道水91内に溶解する。そして、溶解しなかった余剰の水素ガスは、落し蓋80のドーム状の天板81の下方側に溜まる。このため、水素ガスの圧力が高まり、水素ガスが対流するとともに、水道水91も対流することにより、より多くの水素ガスが水道水91に溶解し、水素濃度が高くなる。
所定の時間が経過すると、電源スイッチ22aが自動的に切れ、浄水90の電気分解が終了する。
本実施形態よれば、サーバー30を水素水生成器本体10から取り外し、図示しないコップ等に生成された水素水を注ぐ場合に、前記サーバー30を傾けると、落し蓋80の水抜き用切り欠き部から84から水素水が流れ出し、吸着カートリッジ70を通過して流出する。このとき、サーバー本体31内で落し蓋80がひっくり返ることがなく、使い勝手の良いサーバー30が得られるという利点がある。
第2実施形態は、前述の第1実施形態とほぼ同様であり、異なる点は図18ないし図20に示す落し蓋80を使用する点である。
特に、前記落し蓋80は、前述の第1実施形態とほぼ同様であり、異なる点は、天板81の上面の外周縁部に沿って不連続なリブ85を設けた点である。
本実施形態によれば、リブ85を設けることにより、水素水の流出を妨げることなく、落し蓋80がより一層ひっくり返りにくくなるという利点がある。
他は前述の第1実施形態と同様であるので、同一部分には同一番号を附して説明を省略する。
第3実施形態は、前述の第1実施形態とほぼ同様であり、異なる点は図21ないし図23に示す落し蓋80を使用する点である。
前記落し蓋80は、前記サーバー本体31に挿入可能な平面円形の天板81を有し、その天板81の中央部はドーム状に上方に膨出している。そして、前記天板81の上面の外周縁部に沿って水抜き用長孔86を所定のピッチで形成してある。また、前記落し蓋80は、その中央部に3つの凹部82aを設けてつまみ部82を形成してある。本実施形態によれば、天板81に3つの凹部82aを形成してつまみ部82を設けることにより、落し蓋80全体の重心が低くなり、ひっくり返りにくいという利点がある。
他は前述の第1実施形態と同様であるので、同一部分には同一番号を附して説明を省略する。
第4実施形態としては、前述の第1実施形態とほぼ同様であり、異なる点は図24ないし図26に示す落し蓋80を使用する点である。
前記落し蓋80は、前記サーバー本体31に挿入可能な平面円形の天板81を有し、その天板81の中央部はドーム状に上方に膨出している。そして、前記落し蓋80は、前記天板81の外周縁部に下方側に突出するリブ83を不連続に形成してある。落し蓋80をひっくり返りにくくするためである。さらに、落し蓋80は、天板81の外周縁部を切り落として水抜き用切欠き部87を設けてある。
他は前述の第1実施形態と同様であるので、同一部分には同一番号を附して説明を省略する。
なお、前記落し蓋80の天板81は必ずしも上方に膨出するドーム状である必要はなく、例えば、平板形状であってもよく、円錐状、あるいは、下方側に膨出する円弧面であってもよい。また、天板81は平面円形に限らず、例えば、三角形、四角形、六角形などの多角形であってもよい。
第5実施形態は、前述の第1実施形態とほぼ同様であり、異なる点は図27ないし図30に示すように、吸着カートリッジ70を設けず、かつ、落し蓋80の内側に簀子状の補助カートリッジ88(図28ないし図30)を組み込んだ点である。
前記補助カートリッジ88は、例えば、積層した複数枚の繊維状の活性炭89を保持してもよい。前記活性炭89は水素水に存在する有機ハロゲン物質の除去や残留塩素を分解・除去でき、水素水の味を向上させることができる。また、前記活性炭89は水素ガスを吸脱着するので、時間の経過につれて溶解した水素が抜けても、前記活性炭89が水素を供給することにより、溶存濃度の低減を抑制できる。このため、前記活性炭89がサーバー30内の水素水の水素濃度を安定させるという利点がある。
他は前述の第1実施形態と同様であるので、同一部分には同一番号を附して説明を省略する。
図1ないし図17に示した構造を有する水素水生成器をサンプルとした。ただし、吸着カートリッジ70は組み込まれていない。以下の条件で水素水を生成し、水温,水素濃度を測定した。
高分子固体電解膜を陽極電極と陰極電極とで挟持したものを水素発生機とし、サーバーの台座部に組み込んだ。
高分子固体電解膜としては、厚さ250μmのデュポン製のナフィオン膜を使用した。
陽極電極としては、チタン製の保持体と、チタン製のグレーチングからなる陽極電極部と、巾30mm、長さ30mm、厚さ0.1mmのチタン製のマイクログレーチングに白金のメッキ層を形成した陽極触媒と、を順次、積み重ねたものを使用した。
陰極電極としては、巾20mm、長さ20mm、厚さ0.1mmのチタン製のマイクログレーチングに白金のメッキ層を形成した陰極触媒と、巾30mm、長さ30mm、厚さ0.1mmの銀製のマイクログレーチングからなる制菌電極と、チタン製のグレーチングからなる陰極電極部と、チタン製の保持体とを順次、積み重ねたものを使用した。
そして、印加電圧5.0V、電圧印加時間30分で、サーバーに注入した1.5リットルの貯留水から水素水を生成した。得られた水素水を攪拌機で攪拌しつつ、水温と、溶存水素計測器で水素濃度とを測定した。電流値は1.2Aであった。
実施例1の測定結果は、水温28.3℃、水素濃度1275ppbであった。
なお、溶存水素計測器としては、(有)共栄電子研究所製の溶存水素計測器KM2100DHを使用した。溶存水素電極としてはKH−10を使用した。攪拌機としては、(株)アズワン製品RS−D1Rを使用した。撹拌子の回転数は150rpmであった。
比較例1
落し蓋を使用しない点を除き、他は実施例1と同一条件で水素水を生成し、得られた水素水の水温および水素濃度を測定した。電流値は1.2Aであった。
比較例1の測定結果は、水温28.3℃、水素濃度1156ppbであった。
実施例1と比較例1とを比較することにより、実施例1が比較例1よりも水素濃度が9.3%高いことを確認できた。
陽極電極としては、巾30mm、長さ40mm、厚さ0.1mmのチタン製のマイクログレーチングに白金のメッキ層を形成した陽極触媒を使用する点を除き、他は実施例1と同様に形成したものを使用した。
陰極電極としては、巾20mm、長さ20mm、厚さ0.1mmのチタン製のマイクログレーチングに白金のメッキ層を形成した陰極触媒と、巾30mm、長さ30mm、厚さ0.1mmの銀製のマイクログレーチングからなる制菌電極と、を使用する点を除き、他は実施例1と同様に形成したものを使用した。
そして、実施例1と同一条件で水素水を生成した。得られた水素水を実施例1と同一条件で水温および水素濃度を測定した。電流値は1.3Aであった。
実施例2の測定結果は、水温25℃、水素濃度1229ppbであった。
比較例2
落し蓋を使用せず、他は前述の実施例2と同一条件で水素水を生成し、水温および水素濃度を測定した。なお、電流値は1.2Aであった。
比較例2の測定結果は、水温25℃、水素濃度1100ppbであった。
実施例2と比較例2とを比較することにより、実施例2が比較例2よりも水素濃度が10.5%高いことを確認できた。
陽極電極としては、巾30mm、長さ40mm、厚さ0.1mmのチタン製のマイクログレーチングに白金のメッキ層を形成した陽極触媒を使用する点を除き、他は実施例1と同様に形成したものを使用した。
陰極電極としては、巾30mm、長さ30mm、厚さ0.1mmのチタン製のマイクログレーチングに白金のメッキ層を形成した陰極触媒と、巾30mm、長さ30mm、厚さ0.1mmの銀製のマイクログレーチングからなる制菌電極と、を使用する点を除き、他は実施例1と同様に形成したものを使用した。
そして、実施例1と同一条件で水素水を生成し、得られた水素水の水温および水素濃度を測定した。電流値は1.9Aであった。
実施例3の測定結果は、水温25℃、水素濃度1225ppbであった。
比較例3
落し蓋を使用せず、他は前述の実施例3と同一条件で水温および水素濃度を測定した。なお、電流値は2.0Aであった。
比較例3の測定結果は、水温25℃、水素濃度1110ppbであった。
実施例3と比較例3とを比較することにより、実施例3が比較例3よりも水素濃度が9.3%高いことを確認できた。
陽極電極としては、巾30mm、長さ40mm、厚さ0.1mmのチタン製のマイクログレーチングに白金のメッキ層を形成した陽極触媒を使用する点を除き、他は実施例1と同様に形成したものを使用した。
陰極電極としては、巾30mm、長さ30mm、厚さ0.1mmのチタン製のマイクログレーチングに白金のメッキ層を形成した陰極触媒と、巾40mm、長さ40mm、厚さ0.1mmの銀製のマイクログレーチングからなる制菌電極と、を使用する点を除き、他は実施例1と同様に形成したものを使用した。
そして、実施例1と同一条件で水素水を生成し、得られた水素水の水温および水素濃度を実施例1と同一条件で測定した。電流値は1.9Aであった。
実施例4の測定結果は、水温25℃、水素濃度1295ppbであった。
比較例4
落し蓋を使用せず、他は前述の実施例4と同一条件で水素水を生成し、水温および水素濃度を測定した。なお、電流値は2.0Aであった。
比較例4の測定結果は、水温25℃、水素濃度1150ppbであった。
実施例4と比較例4とを比較することにより、実施例4が比較例4よりも水素濃度が11%高いことを確認できた。
陽極電極としては、巾30mm、長さ40mm、厚さ0.1mmのチタン製のマイクログレーチングに白金のメッキ層を形成した陽極触媒を使用する点を除き、他は実施例1と同様に形成したものを使用した。
陰極電極としては、巾30mm、長さ30mm、厚さ0.1mmのチタン製のマイクログレーチングに白金のメッキ層を形成した陰極触媒と、巾40mm、長さ40mm、厚さ0.1mmの銀製のマイクログレーチングからなる制菌電極と、を使用する点を除き、他は実施例1と同様に形成したものを使用した。
そして、実施例1と同一条件で水素水を生成し、得られた水素水の水温および水素濃度を測定した。電流値は1.3Aであった。
実施例5の測定結果は、水温25℃、水素濃度1216ppbであった。
比較例5
落し蓋を使用せず、他は前述の実施例5と同一条件で水素水を生成し、得られた水素水の水温および水素濃度を測定した。なお、電流値は1.3Aであった。
比較例5の測定結果は、水温25℃、水素濃度1103ppbであった。
実施例5と比較例5とを比較することにより、実施例5が比較例5よりも水素濃度が9.2%高いことを確認できた。
陽極電極としては、巾30mm、長さ40mm、厚さ0.1mmのチタン製のマイクログレーチングに白金のメッキ層を形成した陽極触媒を使用する点を除き、他は実施例1と同様に形成したものを使用した。
陰極電極としては、巾20mm、長さ20mm、厚さ0.1mmのチタン製のマイクログレーチングに白金のメッキ層を形成した陰極触媒と、巾40mm、長さ40mm、厚さ0.1mmの銀製のマイクログレーチングからなる制菌電極と、を使用する点を除き、他は実施例1と同様に形成したものを使用した。
そして、実施例1と同一条件で水素水を生成し、得られた水素水を実施例1と同一条件で水温および水素濃度を測定した。電流値は1.5Aであった。
実施例6の測定結果は、水温25℃、水素濃度1220ppbであった。
比較例6
落し蓋を使用せず、他は前述の実施例1と同一条件の水温および水素濃度を測定した。なお、電流値は1.7Aであった。
比較例5の測定結果は、水温25℃、水素濃度1130ppbであった。
実施例6と比較例6とを比較することにより、実施例6が比較例6よりも水素濃度が7.3%高いことを確認できた。
図27に図示した構造を有する第5実施形態に係る水素水生成器をサンプルとした。特に、補助カートリッジには、3枚のいわゆる繊維状活性炭3枚を積み重ね、厚さ4mmの濾材を組み込んだ。前記繊維状活性炭としては、フタムラ化学株式会社製のACFフェルト、製品FE3010を使用した。
また、陽極電極としては、巾30mm、長さ40mm、厚さ0.1mmのチタン製のマイクログレーチングに白金のメッキ層を形成した陽極触媒を使用する点を除き、他は実施例1と同様に形成したものを使用した。
陰極電極としては、巾20mm、長さ20mm、厚さ0.1mmのチタン製のマイクログレーチングに白金のメッキ層を形成した陰極触媒と、巾40mm、長さ40mm、厚さ0.1mmの銀製のマイクログレーチングからなる制菌電極と、を使用する点を除き、他は実施例1と同様に形成したものを使用した。
そして、実施例1と同一条件で水素水を生成し、得られた水素水の水温および水素濃度を実施例1と同一条件で測定した。電流値は1.5Aであった。
実施例7の測定結果は、水温25℃、水素濃度1301ppbであった。
比較例7
落し蓋および補助カートリッジを使用せず、他は前述の実施例7と同一条件で水温および水素濃度を測定した。なお、電流値は1.4Aであった。
比較例7の測定結果は、水温25℃、水素濃度1170ppbであった。
実施例7と比較例7とを比較することにより、実施例6が比較例6よりも水素濃度が10%、向上していることを確認できた。
実施例7と同一条件で生成した水素水の3時間経過後の水素濃度を測定した。測定の結果、水素濃度の減少率が22パーセントであることが判った。
比較例8
落し蓋を設けない点を除き、実施例8と同一条件で、3時間経過後の水素濃度を測定した。測定の結果、水素濃度の減少率が32パーセントであることが判った。
以上の測定結果から、補助カートリッジを備えた落し蓋を設けることにより、水素濃度の低減を抑制でき、水素濃度が長期間、安定することが判った。
また、実施例8および比較例8の水素水を試飲したところ、実施例8の水素水が比較例8の水素水よりも美味であることを確認できた。
以上の実施例1ないし7の測定結果と比較例1ないし7の測定結果とをそれぞれ比較・検討することにより、サーバー本体内に落し蓋を挿入し、貯留水を落し蓋で被覆すれば、水素の溶存濃度が高い水素水が得られることが判った。
特に、実施例8および比較例8の測定結果から、落し蓋の下面に吸着剤を組み込むことにより、水素濃度の低下を抑制し、生成した水素水の水素濃度を長時間、維持できることが判った。
なお、前述の実施形態では、蓋本体の外周縁部に環状リブ、あるいは、不連続なリブを形成する場合について説明したが、必ずしもこれに限らず、リブを全く有しない落し蓋であってもよい。
また、活性炭等の吸着剤は落し蓋の下面に限らず、その上面に配置しておいてもよい。吸着剤を配置することにより、異臭を放つ残留塩素,オゾンを吸着,除去できる。これにより、サーバーの蓋を開けたときに異臭を感じることなく、水素水が飲みやすくなるという利点がある。
そして、本願発明の実施形態では、電気分解される浄水と貯留水とを高分子固体電解膜で分離し、電気分解される浄水に水素発生機の陽極電極のみを浸漬して電気分解する分離タイプを開示している。しかし、必ずしもこれに限らず、例えば、携帯用タンブラーに注入した浄水にガス発生機全体を浸漬し、前記浄水を電気分解することにより、発生したガスを前記浄水に溶解させ、ガス溶存水を生成してもよい。
本願発明に係るガス溶存水生成器は、水素水の生成だけでなく、例えば、オゾン水の生成に適用してもよいことは勿論である。
10 水素水生成器本体
11 台部
12 台座受け部
13 水溜め部
14 電源用端子
15 センサー用端子
16 水位センサー
20 給水部
21 操作パネル
23 開閉蓋
24 カートリッジケース
25 給水用凹部
30 サーバー
31 サーバー本体(容器)
32 取っ手
33 ロック溝
34 空焚き防止センサー
35 連通口
36 カバー
40 台座部
50 水素発生機(ガス発生機)
51 高分子固体電解膜
52 陽極電極
54 陰極電極
60 蓋体
61 注ぎ口
70 吸着カートリッジ
71 吸着カートリッジ本体
72 収納用凹部
73 カートリッジカバー
80 落し蓋
81 天板
82 つまみ部
82a 凹部
83 リブ
84 水抜き用切欠き部
85 リブ
88 補助カートリッジ
89 活性炭(吸着剤)
87 水抜き用切欠き部
90 浄水(イオン交換水)
91 水道水(貯留水)
92 気泡(水素ガス)

Claims (11)

  1. 容器の底部に設けたガス発生機から上昇するガスを、前記容器内の貯留水に溶解させてガス溶存水を生成するガス溶存水生成器であって、
    前記容器内に、前記貯留水を被覆可能な落し蓋を設けたことを特徴とするガス溶存水生成器。
  2. 前記落し蓋の投影面積が、前記貯留水の水面の少なくとも60%を被覆することを特徴とする請求項1に記載のガス溶存水生成器。
  3. 前記落し蓋の素材の比重量が貯留水の比重量よりも大きく、かつ、落し蓋全体の貯留水中における重量が落し蓋の下面に集合したガスの浮力よりも小さいことを特徴とする請求項1または2に記載のガス溶存水生成器。
  4. 前記落し蓋の中央部が上方に膨出していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のガス溶存水生成器。
  5. 前記落し蓋の外周縁部に沿って前記容器の内側面に対向するリブを設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のガス溶存水生成器。
  6. 前記リブが環状であることを特徴とする請求項5に記載のガス溶存水生成器。
  7. 前記リブに少なくとも1つの水抜き用切欠き部を設けたことを特徴とする請求項6に記載のガス溶存水生成器。
  8. 前記落し蓋の上面の外周縁部に沿って水抜き用孔を設けたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のガス溶存水生成器。
  9. 前記落し蓋の下面に、吸着剤を配置したことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のガス溶存水生成器。
  10. 前記容器の上方開口部を着脱可能な蓋体で密閉したことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載のガス溶存水生成器。
  11. 前記ガス発生機が、電気分解で水素ガスを発生する水素ガス発生機であることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載のガス溶存水生成器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6481229B1 (ja) * 2018-03-30 2019-03-13 株式会社環境技研 オゾン水生成器
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