JP2018030070A - 水処理装置及び水処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】水処理装置の運転を停止させることなく、効率良く悪臭及びろ床バエの発生を抑制可能な水処理装置及び水処理方法の提供。
【解決手段】微生物を付着した第1の担体層31を備える第1槽3と、該槽3の後段に、微生物を付着した第2の担体層41を備える第2槽4と、第1槽3又は第2槽4へ原水を供給可能な原水供給路12a、12bと、原水の供給を第1槽3と第2槽4との間で切り替える切替手段5とを備え、第1槽3の担体層31にて原水を浸漬ろ床法により生物処理し、そこで得られた処理水を第2槽の担体層41の上部から散布して散水ろ床法により該処理水を生物処理し、切替手段5が原水の供給を第2槽4に切り替えることにより、第2槽4の担体層41にて原水を浸漬ろ床法により生物処理し、そこで得られた処理水を第1槽の担体層31の上部から散布して散水ろ床法により該処理水を生物処理する水処理装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、水処理装置及び水処理方法に関し、特に、下水や食品工場などから排出される有機性排水を散水ろ床式水処理装置を用いて処理する水処理装置及び水処理方法に関する。
散水ろ床型の水処理技術は、標準活性汚泥法に比べ、曝気が不要であることから、消費電力が少ない、汚泥発生量が少なく余剰汚泥の処分コストを削減できるといった特徴をもつ。そのため、近年、電気などのインフラが整備されていない東南アジア等の発展途上国における下水処理などへの適用が検討されている。
一方で、散水ろ床型の水処理技術は、散水ろ床のろ材上に汚泥が付着するため、付着した汚泥が腐敗することにより悪臭が発生し、またはこの汚泥に起因して、ろ床バエとよばれるチョウバエの一種が発生することが知られている。このような悪臭及びろ床バエの発生により、維持管理を行う際の作業環境が悪化するという問題がある。
悪臭及びろ床バエの発生を抑制するために、例えば、特許文献1(特開昭58−34088号公報)は、アルカリ性溶液を散水ろ床に接触させて、散水ろ床内を洗浄する方法が記載されている。
特許文献2(国際公開第12/161339号)は、固液分離装置と散水ろ床とを備えた下水処理システムにおいて、散水ろ床内のろ材充填層を洗浄する洗浄手段を設ける技術が記載されている。
特許文献3(特開2015−33666号公報)は、洗浄手段を備えた散水ろ床と生物処理槽とを備え、生物処理槽内において昇温された空気で散水ろ床を暖めることにより散水ろ床を加温する技術が記載されている。非特許文献1は、散水ろ床型硝化脱窒反応器において、散水ろ床部を定期洗浄することが記載されている。
特開昭58−34088号公報 国際公開第12/161339号 特開2015−33666号公報
「ろ床洗浄による散水ろ床法のPsychodidae発生抑制効果」、2016年水環境学会年会講演集、p68
しかしながら、特許文献1の技術では、薬品添加により薬液コストがかかるうえ、薬品添加により装置内のろ床を劣化させる恐れがある。特許文献2〜3及び非特許文献の技術は、いずれも散水ろ床を冠水することで散水ろ床を洗浄しているが、散水ろ床の洗浄時には散水ろ床に接続された他の水処理装置の運転を一部停止させる必要があり、作業効率が低下する。更に、特許文献2及び3及び非特許文献1の技術では、散水ろ床を冠水させて洗浄することにより高濁度の洗浄排水が発生し、この洗浄排水を別途、浄化しなければならないという問題もある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、水処理装置の運転を停止させることなく、効率良く悪臭及びろ床バエの発生を抑制可能な水処理装置及び水処理方法を提供する。
上記目的を達成するために本発明者らが鋭意検討したところ、散水ろ床式装置と浸漬ろ床式装置の機能を両立する反応槽を少なくとも2槽連結し、これらに供給する原水の流路を所定のタイミングで切り替えることが有効であることを見いだした。
以上の知見を基礎として完成した本発明は一側面において、微生物を付着した第1の担体層を備える第1槽と、第1槽の後段に接続され、微生物を付着した第2の担体層を備える第2槽と、第1槽又は第2槽へ原水を供給可能な原水供給路と、原水の供給を、第1槽と第2槽との間で切り替える切替手段とを備え、切替手段が原水の供給を第1槽に切り替えることにより、第1槽が原水中に第1の担体層を浸漬して生物処理する浸漬ろ床法により原水を処理し、第2槽が第1槽で得られた処理水を第2の担体層の上部から散布して生物処理する散水ろ床法により処理水を処理し、切替手段が原水の供給を第2槽に切り替えることにより、第2槽が原水中に第2の担体層を浸漬して生物処理する浸漬ろ床法により原水を処理し、第1槽が第2槽で得られた処理水を第1の担体層の上部から散布して生物処理する散水ろ床法により処理水を処理する水処理装置が提供される。
本発明に係る水処理装置は一実施態様において、散水ろ床法により処理される側の槽の汚染具合に基づいて切替手段による切替操作を制御する制御手段を備える。
本発明に係る水処理装置は別の一実施態様において、第1槽及び第2槽の処理水出口に配置されたスクリーンを備え、制御手段が、スクリーンに捕捉された固形物量に基づいて、散水ろ床法により処理される側の槽の汚染具合を判断することを含む。
本発明に係る水処理装置は更に別の一実施態様において、第1の担体層又は第2の担体層に付着する担体付着生物量に基づいて、制御手段が、散水ろ床法により処理される側の槽の汚染具合を判断することを含む。
本発明は別の一側面において、微生物を付着した第1の担体層を原水に浸漬して生物処理する浸漬ろ床槽と、微生物を付着した第2の担体層を備え、浸漬ろ床槽からの処理水を、第2の担体層の上部から散布して接触させることにより生物処理する散水ろ床槽と、原水を浸漬ろ床槽又は散水ろ床槽へ供給するための原水供給路と、原水の供給を浸漬ろ床槽側又は散水ろ床槽側へと切り替える切替手段とを備え、切替手段が、原水の供給を浸漬ろ床槽側から散水ろ床槽側へと切り替えることにより、散水ろ床槽内に原水を流入させて散水ろ床槽内を原水で満たして散水ろ床槽を洗浄するとともに、散水ろ床槽の洗浄水を浸漬ろ床槽側へ供給して生物処理することを特徴とする水処理装置が提供される。
本発明は別の一側面において、微生物を付着した第1の担体層を備える第1槽に原水を供給し、第1槽において原水中に第1の担体層を浸漬して生物処理する浸漬ろ床法により原水を処理するとともに、第1槽の後段に接続され、微生物を付着した第2の担体層を備える第2槽において、第1槽で得られた処理水を第2の担体層の上部から散布して生物処理する散水ろ床法により処理水を処理することと、原水を第1槽から第2槽へ供給するように切り替えることと、第2槽において原水中に第2の担体層を浸漬して生物処理する浸漬ろ床法により原水を処理するとともに、第1槽において、第2槽で得られた処理水を第1の担体層の上部から散布して生物処理する散水ろ床法により処理することを含む水処理方法が提供される。
本発明によれば、水処理装置の運転を停止させることなく、効率良く悪臭及びろ床バエの発生を抑制可能な水処理装置及び水処理方法が提供できる。
本発明の実施の形態に係る水処理装置の一例を示す概略図である。 図1に示す水処理装置において、第1槽に浸漬ろ床法による処理を適用し、第2槽に散水ろ床法による処理を適用した場合の水処理の例を表す概略図である。 図1に示す水処理装置において、第1槽に散水ろ床法による処理を適用し、第2槽に浸漬ろ床法による処理を適用した場合の水処理の例を表す概略図である。 図1に示す水処理装置の変形例に係る水処理装置の一例を示す概略図である。 本発明の実施の形態の変形例に係る水処理装置の一例を示す概略図であり、第1槽及び第3槽に浸漬ろ床法による処理を適用し、第2槽及び第4槽に散水ろ床法による処理を適用した場合の水処理の例を表す概略図である。 本発明の実施の形態の変形例に係る水処理装置の一例を示す概略図であり、第1槽及び第3槽に散水ろ床法による処理を適用し、第2槽及び第4槽に浸漬ろ床法による処理を適用した場合の水処理の例を表す概略図である。 本発明の実施の形態の別の変形例に係る水処理装置の一例を示す概略図であり、第1槽に散水ろ床法、第2槽に上向流の浸漬ろ床法を適用した場合を表す概略図である。 本発明の実施の形態の別の変形例に係る水処理装置の一例を示す概略図であり、第1槽に上向流の浸漬ろ床法、第2槽に散水ろ床法を適用した場合を表す概略図である。 本発明の実施の形態に係る水処理装置を組み込んだ水処理システムの例を表す概略図である。 本発明の実施の形態に係る水処理装置を既存の水処理設備に組み込んだ場合の水処理システムの例を表す概略図である。 実施例及び比較例に係る水処理装置の装置立ち上げ時のBOD容積負荷の推移と経過日数との関係を表すグラフである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであってこの発明の技術的思想は構成部品の構造、配置等を下記のものに特定するものではない。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る水処理装置は、微生物を付着した第1の担体層31を備える第1槽3と微生物を付着した第2の担体層41を備える第2槽4と、第1槽3又は第2槽4へ原水を供給可能な原水供給路12a、12bと、原水の供給を、第1槽3と第2槽4との間で切り替える切替手段5とを備える。
第1槽3の前段には、原水を貯蔵するための原水槽1が配置されている。第1槽3の後段には、第2槽4が配管13を介して接続されている。第2槽4の後段には、配管14を介して第2槽4の処理液を貯蔵するための処理水槽7が配置されている。
第1槽3及び第2槽4としては、散水ろ床式装置と浸漬ろ床式装置の機能を両立する反応槽であればよい。具体的には、第1槽3及び第2槽4は、内部に担体を充填することにより形成されるろ床を有し、処理対象となる流体(処理流体)をろ床の上方から散布可能で、且つろ床を一定期間冠水させることが可能な形式の反応槽であれば特に限定されない。第1槽3及び第2槽4は、互いに同一形状であっても異なる形状であってもよい。
第1の担体層31及び第2の担体層41を構成する担体の素材としては、微生物が付着すればどのような素材でもよく、例えば、プラスチック、砕石などが好適に用いられる。担体の形状は、プレート状、球状、楕円球体状、柱状、直方体状、中空状、筒状などのいずれの形状であってもよい。
第1槽3及び第2槽4の上方から第1の担体層31及び第2の担体層41へ処理流体を散水する具体的構成も特に限定されない。即ち、散水にあたっては、ろ床全体に処理流体が散水されるような態様であればよく、多孔板、スプリンクラー型又はスパイラル型のノズル、自走式の回転散水機等のいずれの方式でもよい。第1槽3と第2槽4とを繋ぐ配管13としては、例えば、サイフォン等を採用することにより、第1槽3と第2槽4との間を流れる処理流体を少ない動力で流すことができる。
第1槽3及び第2槽4は、一方の槽が「散水ろ床槽」として機能する場合には、他方の槽が「浸水ろ床槽」として機能する。即ち、図2に示すように、原水の供給が、ポンプ11及び切替手段5及び原水供給路12aを介して第1槽3に行われる場合には、第1槽3が、原水中に第1の担体層31を浸漬して生物処理する浸漬ろ床法により原水を処理する「浸漬ろ床槽」として機能し、第2槽4が、第1槽3で得られた処理水を第2の担体層41の上部から散布して生物処理する散水ろ床法により処理水を処理する「散水ろ床槽」として機能する。
図2において、第2槽4から流出する処理水の一部は、ポンプ17により引き抜かれて、配管14、15a、15b及び15cを通って配管13から第2槽4に循環させてもよい。
一方、図3に示すように、原水の供給が、ポンプ11、切替手段5及び原水供給路12bを介して第2槽4に行われる場合には、第2槽4が、原水中に第2の担体層41を浸漬して生物処理する浸漬ろ床法により原水を処理する「浸漬ろ床槽」として機能し、第1槽3が、第2槽4で得られた処理水を、第1の担体層31の上部から散布して生物処理する散水ろ床法により処理水を処理する「散水ろ床槽」として機能する。
図3において、第1槽3から流出する処理水の一部は、ポンプ17により引き抜かれて、配管16a、16b及び15cを通って配管13から第1槽3に循環させてもよい。残りの処理水は、配管16a、16c、15a、14を通って処理水槽7へ送られる。
なお、本実施形態において「浸漬ろ床法(浸漬ろ床槽)」とは、処理流体(原水)中に担体を浸漬させて、槽の上方もしくは下方から処理流体を接触させることにより、担体の表面に生物膜を付着させた後、生物膜と処理流体とを接触させることにより処理流体を生物処理する方法(装置)を意味する。
浸漬ろ床法により処理流体を処理する際は、空気を吹き込まずに嫌気性固定床として運転することも、ブロワ等で空気を吹き込んで好気性固定床として運転することもできる。浸漬ろ床槽に設置されるブロワをタイマーで切り替えることにより、嫌気と好気を切り替えることもできる。図5及び図6に示すように、浸漬ろ床槽が2槽以上ある場合には、一部の槽を嫌気性固定床、残りの槽を好気性固定床として運転することもできる。処理流体の通水方向も、上向流、下向流のいずれの方式も採用できるが、散水ろ床との組み合わせから考えると、上向流浸漬ろ床方式が好ましい。
浸漬ろ床を好気式とした場合は、嫌気式に比べて有機物の除去及び硝化を促進させることができる。浸漬ろ床を曝気する場合は、浸漬ろ床中のDOが0.5mg/L以上となるように曝気風量を制御することが好ましい。この曝気風量は、空洗(ろ床の流動によるろ床の洗浄を目的した曝気)ではないため、一般的な空洗時の曝気流量(50〜60m3/m2/h(上水の高速ろ過の逆洗時の空気量))に比べて、その曝気風量は僅かでよく、曝気に必要な動力を低減できる。
浸漬ろ床を嫌気式とした場合には、脱窒反応が促進される。脱窒反応を促進させるためには、有機物および硝酸態窒素が必要なため、浸漬ろ床槽の後段に接続される散水ろ床槽で得られる処理水を浸漬ろ床槽側に循環させることが好ましい。
本実施形態における「散水ろ床法(散水ろ床槽)」とは、処理流体(原水)を、ろ床上部から散布して、ろ床を構成する単体の表面に生物膜を付着させた後、装置上部から下方へと流れる処理流体と生物膜とを接触させることにより、処理流体を生物処理する方法(装置)を意味する。散水ろ床法を長時間実施することにより、ろ床を構成する担体層の表面には汚泥が付着し、付着した汚泥が腐敗することにより悪臭が発生する。或いは、この汚泥に起因して、ろ床バエとよばれるチョウバエの一種が発生する。
切替手段5は、切替弁等で構成され、図1に示すように、第1槽3に原水を供給する配管12aと第2槽4に原水を供給する配管12bに接続されている。切替手段5は、制御手段6に電気的に接続されることができ、制御手段6からの制御信号を受けて、原水の供給を第1槽3側から第2槽4側へ、又は第2槽4側から第1槽3側へと切り替えることができる。
制御手段6は、散水ろ床法により処理される側の槽の汚染具合に基づいて、切替手段5による切替操作(切替のタイミング)を制御するように構成される。散水ろ床法の汚染具合が所定の条件を満足した場合に制御手段6が切替手段5を切り替えることで、原水の供給を、浸漬ろ床槽側から散水ろ床槽側へと切り替える。これにより、散水ろ床槽内に原水を流入させて散水ろ床槽内を原水で満たして散水ろ床槽を洗浄することが可能になるとともに、散水ろ床槽の洗浄水は、浸漬ろ床槽側へ供給して生物処理することが可能になる。その結果、水処理装置の運転を停止させることなく効率良く悪臭及びろ床バエの発生を抑制可能となる。なお、操作者が手動で切替手段5による切替を行ってもよいことは勿論である。
切替手段5による切替のタイミングとしては、以下に制限されるものではないが、例えば以下の指標に基づくことができる。
(1)処理水スクリーンの固形物捕捉量
図4に示すように、第1槽3及び第2槽4の処理出口にそれぞれ目幅0.5〜2mm程度のスクリーン32、42を配置する。このスクリーン32、42には、処理が進むにつれて固形物が捕捉されるため、捕捉された固形物中にろ床バエの幼虫、蛹、成虫が観察された場合に、散水ろ床法により処理される側の槽の汚染具合が進んでいると判断し、切替手段5による原水の供給方向の切替を実施する。スクリーン32、42上に捕捉される固形物の確認は操作者が目視で行ってもよいし、例えばカメラ等の検出手段に基づいて、制御手段6が自動的に判断して切替手段5による切替動作を制御するようにしてもよい。
(2)一定期間毎に運転切替
ろ床バエの成長に基づく所定の期間毎に定期的に運転切替する方法であり、3〜30日のいずれかの期間で定期的に運転切替することが好ましい。ろ床バエの幼虫は汚泥(スライム状の微生物塊)を餌として成長する。成長の速度は気温等により異なるが、一般的に卵2日、幼虫9〜15日、蛹2〜4日で成虫となり、成虫の生存期間は4〜14日とされる。卵が孵化するまでが3日、卵がろ床に付着してから成虫となり、さらに卵を産むまでが約30日であることから、3日で切り替えると卵が孵化すること自体を防止でき、30日で切り替えると卵が付着した場合一旦成虫まで成長するものの、その成虫が産んだ卵が孵化することを防ぐことができる。
(3)担体付着生物量
第1の担体層31又は第2の担体層41に付着する担体付着生物量に基づいて、運転切替する方法である。担体に付着した生物量(担体付着生物量)が、担体を充填した有効容量あたりの3000〜6000mg−SS/L以上なると、担体付着生物量が多くなり、ろ材閉塞を生じ、ハエの発生しやすい環境になる。そのため、担体付着生物量が3000〜6000mg−SS/Lとなった場合に、操作者又は制御手段6が、散水ろ床法により処理される側の槽の汚染具合が進んでいると判断し、切替手段5による原水の供給の切替を実施するものである。
担体付着生物量の測定方法としては、反応槽から所定量のろ材(砕石等の一つ一つ分けられるものについては個数、ろ布のように分けられない場合は所定の面積)を採取し、ろ材に付着した生物膜を剥離させた後、生物膜のSS量を測定する。反応槽に投入した担体量からおよび所定量のろ材に付着した生物膜のSS量より、反応槽の有効容積あたりの生物量を算出することが可能である。
担体付着生物量の測定は、所定のタイミングで担体の一部をサンプリングすることにより行い、担体付着生物量が3000〜6000mg−SS/L以上となる所要期間を算出し、その所要期間に基づいて切替手段5による切替を実施するようにしてもよい。
このように、本発明の実施の形態に係る水処理装置及び水処理方法によれば、切替手段5が原水の流入配管である原水供給路12a、12bを切り替えることで、装置の運転を長時間止めることなく、散水ろ床を冠水させることが可能になる。そのため、散水ろ床からの悪臭、ろ床バエの発生を長期的に防ぐことができ、装置の維持管理が容易になる。また、散水ろ床槽の運転を止めてろ床を洗浄処理する従来の手法と比べて、散水ろ床の洗浄排水用の配管やポンプ等の機器が不要となることから、コストおよび装置の設置面積の削減にも繋がる。更に、散水ろ床の洗浄時に生じた洗浄排水も、後段の槽で連続的に生物処理することが可能であるため、高濃度の洗浄排水を排出しなくて済む。
(4)変形例
図5及び図6に示すように、第1槽3及び第2槽4と同様に、散水ろ床式装置と浸漬ろ床式装置の機能を両立する反応槽(第3槽8及び第4槽9)を更に直列に配置することも可能である。例えば、図5に示すように、原水の供給が、ポンプ11及び切替手段5及び原水供給路12aを介して第1槽3に行われる場合には、第1槽3が、原水中に第1の担体層を浸漬して生物処理する浸漬ろ床法により原水を処理する「浸漬ろ床槽」として機能し、第2槽4が、第1槽3で得られた処理水を第2の担体層の上部から散布して生物処理する散水ろ床法により処理水を処理する「散水ろ床槽」として機能し、第3槽8が、第2槽4で得られた処理水中に第3の担体層81を浸漬して生物処理する浸漬ろ床法により処理水をを処理する「浸漬ろ床槽」として機能し、第4槽9が、第3槽8で得られた処理水を第4の担体層91の上部から散布して生物処理する散水ろ床法により処理水を処理する「散水ろ床槽」として機能する。
一方、図6に示すように、原水の供給が、ポンプ11、切替手段5及び原水供給路12bを介して第4槽9に行われる場合には、第4槽9が、原水中に第4の担体層91を浸漬して生物処理する浸漬ろ床法により原水を処理する「浸漬ろ床槽」として機能し、第3槽8が、第4槽9で得られた処理水を、第3の担体層81の上部から散布して生物処理する散水ろ床法により処理水を処理する「散水ろ床槽」として機能し、第2槽4が、第3槽8で得られた処理水中に第2の担体層を浸漬して生物処理する浸漬ろ床法により原水を処理する「浸漬ろ床槽」として機能し、第1槽3が、第2槽4で得られた処理水を、第1の担体層の上部から散布して生物処理する散水ろ床法により処理水を処理する「散水ろ床槽」として機能する。このように、反応槽の個数は偶数単位で増設することが可能である。
図7及び図8に示すように、散水ろ床槽の後段の浸漬ろ床槽を、上向流の浸漬ろ床とすることで、浸漬ろ床に固液分離槽としての機能を持たせることも可能である。この場合でも、上述の実施形態と同様に、制御手段6により流路を切り替えることで、定期的にろ床を浸漬させ、ろ床バエの発生を防止することが可能である。図7及び図8に示す装置によれば、浸漬ろ床槽側には原水に含まれるSS成分やろ床から剥離した生物膜が固液分離される。浸漬ろ床に蓄積した汚泥は、定期的に引抜を行い汚泥量を調整する。この操作により、処理水中のSS濃度を低減させることが可能になる。
(5)水処理システム
本発明の実施の形態に係る水処理装置は、図9(a)〜図9(g)に示すような水処理システムに組み込むことができる。図9(a)〜図9(d)に示す「前段固液分離」装置としては、スクリーン、沈殿池、ろ過装置等が考えられ、原水に含まれるSS成分の量および性質により選定する。図9(a)に示すシステムは、最も単純なシステムであり、前段固液分離により夾雑物を除去した後、本発明の実施の形態に係る水処理装置(本装置)で処理し、処理水を放流するものである。図9(b)及び図9(c)に示すように、本発明の実施の形態に係る水処理装置の後段に最終沈殿池又は生物ろ過装置などの固液分離装置を設けて処理水中のSS成分を分離するシステム、図9(d)に示すように、本発明の実施の形態に係る水処理装置の後段に曝気槽と固液分離槽を設けるシステムであってもよい。或いは、図9(e)〜図9(g)に示すように、本発明の実施の形態に係る水処理装置の前段にUASB(Up−flow Anaerobic Sludge Blanket)を設け、原水を予め嫌気的に処理するシステムにも好適に用いられる。
本発明の実施の形態に係る水処理装置は、既存の水処理システムに対して設備増強的に用いることもできる。例えば、図10(a)に示すように、既設の最初沈殿池で得られる処理水を本実施形態に係る水処理装置に引き込み処理した後、処理水を既設の最終沈殿池へ返送することもできる。或いは図10(b)に示すように、既設の最初沈殿池で得られる処理水を本実施形態に係る水処理装置に引き込み処理した後、曝気槽に返送することもできる。
このように、本発明は上記の開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によって表されるものであり、実施段階においては、その要旨を逸脱しない範囲において変形し具体化し得るものである。
以下に本発明の実施例を比較例と共に示すが、これらの実施例は本発明及びその利点をよりよく理解するために提供するものであり、発明が限定されることを意図するものではない。
(実施例1)
図1で示す水処理装置を用いて水処理を実施した。原水は人工下水(グルコース160mg/L、ペプトン160mg/L、リン酸一カリウム12mg/L)を用いた。原水の成分は、BOD250mg/L、CODCr370mg/Lであった。ろ材は第1槽、第2槽ともにポリプロピレン製の担体を充填し、充填部の寸法はL200mm×D200mm×H860mmであり、ろ材充填部の容量は34.4Lとした。下水処理場の余剰汚泥を循環運転によりろ材に接触させた後、上記人工下水を原水とし、BOD容積負荷0.05〜2.3kg−BOD/m3/dの範囲で段階的に負荷を上げて運転することでろ材に生物を馴致させた(図11)。馴致後はBOD容積負荷2.3kg−BOD/m3/dで運転を行った。散水ろ床槽における散水負荷が40m3/m2/dとなるように処理水の一部を循環させた。散水ろ床の散水部は、多孔板によりろ床全体に散水させた。
表1に装置運転状況(切替状況)を示す。実施例1では、1週間ごとにラインの切替を行い、散水ろ床槽と浸漬ろ床槽の切替を行った。実施例2では2週間ごとにラインの切替を行った。実施例3では1ヶ月ごとにラインの切替を行った。それぞれの実施期間は、実施例1〜3それぞれに対し、4週間、4週間、8週間とした。比較例では、図1で示す水処理装置において、排水、担体、装置の運転負荷については実施例1と同様としたが、ラインの切替を行わなかった。
Figure 2018030070
実施例1〜3及び比較例におけるろ床バエの発生状況を表2に示す。表2に示すように、実施例1、2ではろ床バエは全く確認されなかった。実施例3では第2槽において散水ろ床運転時にろ床バエの発生がみられたが、運転切替後にはろ床バエの発生が確認されなくなった。比較例では、運転20日目に第2槽の散水ろ床部にてろ床バエの発生が確認され、その後ろ床バエおよびその幼虫は実験を終えた120日目まで発生を続けた。
Figure 2018030070
1…原水槽
3…第1槽
4…第2槽
5…切替手段
6…制御手段
7…処理水槽
8…第3槽
9…第4槽
11…ポンプ
12a…原水供給路(配管)
12b…原水供給路(配管)
13…配管
14…配管
17…ポンプ
31…第1の担体層
32…スクリーン
41…第2の担体層
42…スクリーン
81…第3の担体層
91…第4の担体層

Claims (6)

  1. 微生物を付着した第1の担体層を備える第1槽と、
    前記第1槽の後段に接続され、微生物を付着した第2の担体層を備える第2槽と、
    前記第1槽又は前記第2槽へ原水を供給可能な原水供給路と、
    原水の供給を、前記第1槽と前記第2槽との間で切り替える切替手段とを備え、
    前記切替手段が原水の供給を前記第1槽に切り替えることにより、前記第1槽が原水中に前記第1の担体層を浸漬して生物処理する浸漬ろ床法により原水を処理し、前記第2槽が前記第1槽で得られた処理水を前記第2の担体層の上部から散布して生物処理する散水ろ床法により前記処理水を処理し、
    前記切替手段が原水の供給を前記第2槽に切り替えることにより、前記第2槽が原水中に前記第2の担体層を浸漬して生物処理する浸漬ろ床法により原水を処理し、前記第1槽が前記第2槽で得られた処理水を前記第1の担体層の上部から散布して生物処理する散水ろ床法により前記処理水を処理することを特徴とする水処理装置。
  2. 前記散水ろ床法により処理される側の槽の汚染具合に基づいて、前記切替手段による切替操作を制御する制御手段を備える請求項1に記載の水処理装置。
  3. 前記第1槽及び前記第2槽の処理水出口に配置されたスクリーンを備え、
    前記制御手段が、前記スクリーンに捕捉された固形物量に基づいて、前記散水ろ床法により処理される側の槽の汚染具合を判断することを含む請求項2に記載の水処理装置。
  4. 前記第1の担体層又は前記第2の担体層に付着する担体付着生物量に基づいて、前記制御手段が、前記散水ろ床法により処理される側の槽の汚染具合を判断することを含む請求項2に記載の水処理装置。
  5. 微生物を付着した第1の担体層を原水に浸漬して生物処理する浸漬ろ床槽と、
    微生物を付着した第2の担体層を備え、前記浸漬ろ床槽からの処理水を、前記第2の担体層の上部から散布して接触させることにより生物処理する散水ろ床槽と、
    原水を前記浸漬ろ床槽又は前記散水ろ床槽へ供給するための原水供給路と、
    原水の供給を前記浸漬ろ床槽側又は前記散水ろ床槽側へと切り替える切替手段と
    を備え、
    前記切替手段が、原水の供給を前記浸漬ろ床槽側から前記散水ろ床槽側へと切り替えることにより、前記散水ろ床槽内に原水を流入させて前記散水ろ床槽内を原水で満たして前記散水ろ床槽を洗浄するとともに、前記散水ろ床槽の洗浄水を前記浸漬ろ床槽側へ供給して生物処理することを特徴とする水処理装置。
  6. 微生物を付着した第1の担体層を備える第1槽に原水を供給し、前記第1槽において原水中に前記第1の担体層を浸漬して生物処理する浸漬ろ床法により原水を処理するとともに、前記第1槽の後段に接続され、微生物を付着した第2の担体層を備える第2槽において、前記第1槽で得られた処理水を前記第2の担体層の上部から散布して生物処理する散水ろ床法により前記処理水を処理することと、
    原水を前記第1槽から前記第2槽へ供給するように切り替えることと、
    前記第2槽において原水中に前記第2の担体層を浸漬して生物処理する浸漬ろ床法により原水を処理するとともに、前記第1槽において、前記第2槽で得られた処理水を前記第1の担体層の上部から散布して生物処理する散水ろ床法により処理することを含む水処理方法。
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