JP2018029963A - 化粧用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】全体がごく薄い構造で、しかも肌への使い勝手に優れた化粧用具を提供する。【解決手段】軸部13、14が延設された把持部10と、上記軸部13、14に着脱自在に取り付けられる化粧チップ11、12とを備え、上記把持部10が厚み4mm以下の略板状であり、チップ取り付け用の軸部13、14が厚み2mm以下の略板状で、上記化粧チップ11、12が、軸部13、14を差し込むための取り付け穴17、18を有し、上記化粧チップ11、12が、少なくとも上記軸部根元部を覆う部分において、その軸部根元部に沿って厚み方向に潰れ、厚み方向と直交する方向に引き延ばされた状態で、軸部13、14に取り付けられている化粧用具である。【選択図】図2

Description

本発明は、厚みが薄くて使い勝手のよい化粧用具に関するものである。
リップカラーやアイカラー、ファンデーション等のメイクアップ化粧料を収容するコンパクト容器には、化粧料だけでなく、小型の化粧チップや化粧ブラシ等の化粧用具を併せて収容するようにしたものが多く用いられている。
このような化粧用具として、例えば図13に示すような、小さな棒状の把持部1の先端に、丸いスポンジ部2を取り付けた化粧チップがよく知られている(例えば特許文献1を参照)。
また、最近では、例えば図14(a)およびその断面図である図14(b)に示すように、中空軸からなる把持部3の一端側に、略円錐形のゴムチップ4を取り付け、他端側にマスカラ用ブラシ等の塗布具5を取り付けた化粧用具が提案されている(例えば特許文献2を参照)。
しかしながら、上記図13に示す化粧チップは、丸いスポンジ部2が、固いプラスチック製の把持部1から延びる細い軸部1a'に取り付けられているため、柔軟でボリュームのあるスポンジ部2を肌に当てると、スポンジ部分の変形が大きく、化粧がしにくいという問題がある。特に、目元の幅の細い領域に線を引くように化粧を施す場合、思い通りに線を引くことが難しいという問題がある。しかも、その製造工程において、上記スポンジ部2を軸部1a'に接着剤や溶着によって取り付ける作業が必要であるため、製造に手間を要し、コストがかかるという問題もある。
また、上記図14(a)、(b)に示す化粧用具は、ゴムチップ4が比較的柔軟に肌に沿うものの、その根元部が、把持部3の開口に入り込んで全周が固定されているため、動きが制限され、やはり使い勝手が悪いという問題がある。そして、製造に手間を要し、コストがかかる点では、図13のものを上回っている。
そして、軽薄短小が好まれる昨今の技術動向を背景に、コンパクト容器のさらなる薄型化が望まれているが、上記のような化粧用具の構造では、プラスチック製の把持部1、3の厚みがネックとなって、画期的な薄型容器を実現することができないという問題もある。
そこで、本出願人は、把持部にスポンジ部やゴムチップを取り付けるのではなく、図15に示すように、把持部6と化粧のための作用部7、8とを一体化し、全体をごく薄い平板状にした化粧用具を開発し、すでに出願している(特許文献3を参照)。この化粧用具によれば、全体の厚みを、例えば4mm以下といった薄さに設定することができるため、ごく薄型のコンパクト容器に収容することができ、携帯時に嵩張ることがない。
実用新案登録第3081830号公報 実用新案登録第3118751号公報 特開2014−121444号公報
しかしながら、上記図15に示す化粧用具は、化粧のための作用部7、8全体がエラストマーで形成されているため、エラストマーの材質によっては腰がなく、肌に化粧料を塗布しにくくなるおそれがあり、その改善が求められている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、全体がごく薄い構造で、しかも肌への使い勝手に優れた化粧用具の提供を、その目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、左右方向に延びる把持部と、上記把持部の左右両端のうち少なくとも一方の端面から延設される化粧チップ取り付け用の軸部と、上記軸部に着脱自在に取り付けられる化粧チップとを備えた化粧用具であって、上記把持部が厚み4mm以下の略板状であり、上記化粧チップ取り付け用の軸部が厚み2mm以下の略板状であり、上記化粧チップが伸縮素材からなり、上記軸部を差し込むための取り付け穴を有し、上記取り付け穴の、軸部厚み方向に対応する開口寸法が、軸部根元部の厚み寸法より大きく設定され、同じく軸部厚み方向と直交する方向に対応する開口寸法が、軸部根元部の厚み方向と直交する方向の寸法より小さく設定され、化粧チップが、少なくとも上記軸部根元部を覆う部分において、その軸部根元部に沿って厚み方向に潰れ、厚み方向と直交する方向に引き延ばされた状態で、軸部に取り付けられるようになっている化粧用具を第1の要旨とする。
また、本発明は、そのなかでも、特に、上記化粧チップ取り付け用の軸部の外周面に、上記化粧チップを係止するための係合部が設けられているとともに、上記化粧チップの取り付け穴の内周面に、上記軸部の係合部と係合しうる被係合部が設けられている化粧用具を第2の要旨とする。
さらに、本発明は、それらのなかでも、特に、上記化粧チップが、先端の閉じた袋状であって、その横断面が、上記軸部厚み方向を短軸とする楕円形である化粧用具を第3の要旨とし、上記化粧チップが、先端の閉じた先すぼまりの円筒状であって、その横断面が真円形である化粧用具を第4の要旨とする。
そして、本発明は、それらのなかでも、特に、上記把持部および軸部が、デュロA硬度60°以上のプラスチック成形品であり、化粧チップが、デュロA硬度5〜80°のエラストマー成形品である化粧用具を第5の要旨とする。
また、本発明は、それらのなかでも、特に、上記軸部根元部の厚み寸法を1とすると、上記取り付け穴の、軸部厚み方向に対応する開口寸法が1.2〜4.3に設定されており、上記軸部根元部の厚み方向と直交する寸法を1とすると、上記取り付け穴の、軸部厚み方向と直交する方向に対応する開口寸法が、0.45〜0.9に設定されている化粧用具を第6の要旨とする。
さらに、本発明は、それらのなかでも、特に、一つの軸部に対し、交換可能な化粧チップが複数設けられている化粧用具を第7の要旨とする。
すなわち、本発明の化粧用具は、厚みが4mm以下の略板状の把持部と、同じく厚みが2mm以下の略板状の化粧チップ取り付け用の軸部とが、一体的に形成されており、その軸部に、着脱自在に、伸縮素材からなる化粧チップを取り付けたものである。
この化粧用具によれば、把持部の厚みが4mm以下で、これに取り付けられる化粧チップも、伸縮素材からなるものであることから、全体の厚みも、ごく薄く設定することができる。したがって、例えばカードタイプの薄型コンパクト容器への収納が可能となり、携帯等に便利である。しかも、上記化粧用具の軸部に着脱自在に取り付けられる化粧チップは、伸縮素材で形成されているため、肌への感触が柔らかく、良好である。しかも、化粧チップの内側に、芯となる軸部が通っているため、化粧チップを肌に当てて化粧料を塗布する等の動作を行う場合、上記軸部が、化粧チップの「腰」となって、塗布動作がしやすいという利点を有する。
また、化粧チップとして、厚み2mm以下の略板状の軸部に嵌合しうる平たい取り付け穴を有する形状を金型で成形するには、コア(雄型)が薄すぎて損傷するおそれがあるが、本発明における化粧チップは、その取り付け穴の開口寸法が、軸部根元部の厚み寸法より大きく、軸部根元部の厚み方向と直交する方向の寸法より小さく設定されている。したがって、上記化粧チップを容易に金型成形することができるという利点を有する。そして、得られた化粧チップは、軸部に取り付けると、略板状の軸部に沿って平たく引き延ばすことができるため、厚み方向に嵩張ることがない。
なお、本発明の化粧用具のなかでも、特に、上記化粧チップ取り付け用の軸部の外周面に、上記化粧チップを係止するための係合部が設けられているとともに、上記化粧チップの取り付け穴の内周面に、上記軸部の係合部と係合しうる被係合部が設けられているものは、化粧チップと軸部との係合が、より確実になされるため、好適である。
また、本発明の化粧用具のなかでも、特に、上記化粧チップが、先端の閉じた袋状であって、その横断面が、上記軸部厚み方向を短軸とする楕円形である化粧用具は、その楕円形の、偏平になった向きと、化粧チップ取り付け用の軸部の偏平な向きとを合わせれば、簡単に両者を係合することができ、顧客にとって、使い勝手がよい。
一方、本発明の化粧用具のなかでも、特に、上記化粧チップが、先端の閉じた先すぼまりの円筒状であって、その横断面が真円形であるものは、周方向において方向性がないため、化粧チップを製造する金型が単純な形となり、成形しやすいという利点を有する。また、商品組立ラインにおいて、チップ取り付け用の軸部に化粧チップを装着する作業時に、化粧チップの向きが問題にならないため、作業効率がよいという利点を有する。
さらに、本発明の化粧用具のなかでも、特に、上記把持部および軸部が、デュロA硬度60°以上のプラスチック成形品であり、化粧チップが、デュロA硬度5〜80°のエラストマー成形品であるものは、この化粧チップを肌に当てて化粧料を塗布する等の動作を行う際、とりわけ、化粧チップの肌への感触が良好で、しかもその腰の強さによって塗布作業も良好となるため、好適である。
また、本発明の化粧用具のなかでも、特に、上記軸部根元部の厚み寸法を1とすると、上記取り付け穴の、軸部厚み方向に対応する開口寸法が1.2〜4.3に設定されており、上記軸部根元部の厚み方向と直交する寸法を1とすると、上記取り付け穴の、軸部厚み方向と直交する方向に対応する開口寸法が、0.45〜0.9に設定されているものは、化粧チップの取り付け穴の開口が、厚み方向に平たく潰れた形状にならず、ある程度丸みのある楕円形や真円形となるため、金型成形によって、とりわけ簡単に製造することができ、好適である。
さらに、本発明の化粧用具のなかでも、特に、一つの軸部に対し、交換可能な化粧チップが複数設けられているものは、化粧チップが汚れたら清浄な化粧チップに交換することができ、全体を交換するよりも経済的である。また、複数の化粧チップを、化粧料の色や種類によって使い分けることにより、その日の化粧に用いる化粧チップを選択して把持部に取り付けて携帯することができる。
本発明の第1の実施の形態を示す外観斜視図である。 上記実施の形態の説明図であり、(a)はその水平断面図、(b)はその垂直断面図、(c)は(b)のA−A′断面図、(d)は(b)のB−B′断面図である。 上記第1の実施の形態において、第1、第2の化粧チップを軸部に取り付ける前と後の状態を示す説明図である。 第1の化粧チップの説明図であり、(a)はその水平断面図、(b)はその垂直断面図、(c)は(a)のC矢視図、(d)は上記第1の化粧チップを軸部に取り付けた状態の説明図である。 第2の化粧チップの説明図であり、(a)はその水平断面図、(b)はその垂直断面図、(c)は(a)のD矢視図、(d)は上記第2の化粧チップを軸部に取り付けた状態の説明図である。 (a)〜(c)はいずれも、上記第1の実施の形態の変形例を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態に用いられる化粧チップの説明図であり、(a)はその垂直断面図、(b)は(a)の右側面図である。 上記第2の実施の形態に用いられる把持部と軸部の説明図であり、(a)はその平面図、(b)は(a)の正面図、(c)は(a)の左側面図である。 (a)は上記第2の実施の形態において、化粧チップを軸部に取り付けた状態を示す平面図、(b)はその正面図である。 上記第2の実施の形態において、軸部の変形例を示す説明図であり、(a)はその平面図、(b)は(a)の左側面図である。 本発明の第3の実施の形態の説明図であり、(a)はその平面図、(b)は(a)の正面図、(c)は(a)の左側面図である。 本発明の第4の実施の形態の説明図であり、(a)はその平面図、(b)は(a)の左側面図である。 従来の化粧用具の一例を示す説明図である。 (a)、(b)はともに従来の化粧用具の他の例を示す説明図である。 本発明の先行出願に係る化粧用具を示す説明図である。
図1は、本発明の化粧用具の第1の実施の形態を示す外観斜視図である。また、図2(a)は、その水平断面図を示し、図2(b)は、その垂直断面図を示している。これらの図からわかるように、この化粧用具は、左右方向(図1では紙面左下方向から紙面右上方向)に延びる略板状の把持部10と、その向かって左側に取り付けられる第1の化粧チップ11と、同じく右側に取り付けられる第2の化粧チップ12とを備えている。これらの化粧チップ11、12は、ともに先端に向かって徐々に先が細くなっている。そして、化粧用具全体としては、第1の化粧チップ11のある側において幅が太く、第2の化粧チップ12のある側に向かって、徐々に幅が狭くなっている。
より詳しく説明すると、上記略板状の把持部10には、その左右両側から左右方向に、それぞれ化粧チップ取り付け用の軸部13、14が延設されている。そして、上記軸部13、14は、把持部10より一回り小さい略板状で、その平面視形状は、先端にいくほど先細りのヘラ状になっている。そして、上記軸部13、14の根元部外周面のうち、前後の端面に、第1、第2の化粧チップ11、12を係止するための凹状の係合部15、16が、それぞれ設けられている。
上記把持部10および軸部13、14は、プラスチック製の一体成形品からなり、把持部10、軸部13、14の寸法は、図2に示すとおりである(単位はmm、以下の図面も同じ)。そして、図示の寸法からわかるとおり、左右の軸部13、14は、同一形状になっている。また、上記略板状の把持部10の厚みは4mm以下(この例では2.8mm)に設定され、軸部13、14の厚みは2mm以下(この例では1.563mm)に設定されており、全体がごく薄い略板状になっている。したがって、上記軸部13、14に第1、第2の化粧チップ11、12を取り付けた全体厚みもごく薄くなるよう配慮されている(この例では最大厚みが3.165mm)。
上記把持部10および軸部13、14を構成するプラスチックの材料としては、各種の熱可塑性樹脂が用いられる。例えば、ナイロン等のポリアミド樹脂(PA)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等のポリエステル樹脂、ポリスチレン(PS)、アクリロニトリル・スチレン共重合体(AS)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体(ABS)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、各種のエラストマー等があげられる。なかでも、デュロA硬度60°以上の、ナイロンやポリプロピレン、ポリエステル系エラストマーが、適度の可撓性を有し、しかも繰り返し軸部13、14の根元部に力がかかっても塑性変形することがない点で、好適である。
また、上記左右の軸部13、14に取り付けられる第1の化粧チップ11、第2の化粧チップ12は、ともに伸縮素材からなり、それぞれ、上記軸部13、14を差し込むための取り付け穴17、18を有する、先端の閉じたやや平たい袋状に成形されている(図3を参照)。
そして、上記取り付け穴17、18の内周面には、上記軸部13、14の根元部外周面に設けられた凹状の係合部15、16と係合するための、凸状の被係合部19、20が、上記係合部15、16と対峙する配置で、それぞれ設けられている。
上記第1、第2の化粧チップ11、12を構成する伸縮素材としては、合成ゴム、天然ゴム、熱可塑性エラストマー等、各種のエラストマーがあげられる。そして、肌への感触や化粧料の塗布作業性を考慮すれば、デュロA硬度5〜80°のものが好適に用いられ、材質としては、シリコーンゴムやブチルゴムが好適である。
なお、上記第1、第2の化粧チップ11、12は、把持部10から延びる軸部13、14の外周面にぴったり沿う形状に成形されているのではなく、軸部13、14に取り付ける前の状態では、その横断面が、上記軸部厚み方向を短軸とする楕円形になっている。そして、各化粧チップ11、12の取り付け穴形状が、軸部13、14の外周形状より、厚み方向に膨らんだ、丸みのある形状になっている。その取り付け前後の形状の違いを、図3に示す。すなわち、第1、第2の化粧チップ11、12を軸部13、14に取り付けた状態を、図3の上に示す。また、それぞれを軸部13、14に取り付ける前の状態を、図3の下に示す。
そして、上記第1の化粧チップ11を軸部13に取り付ける前の状態における水平断面図を図4(a)に示し、同じく垂直断面図を図4(b)に示す。また、図4(a)の右側面図(C矢視図)を図4(c)に示す。さらに、上記第1の化粧チップ11を軸部13に取り付けた状態における化粧チップ11の端面形状を図4(d)に示す。
同様に、上記第2の化粧チップ12を軸部14に取り付ける前の状態における水平断面図を図5(a)に示し、同じく垂直断面図を図5(b)に示す。また、図5(a)の右側面図(D矢視図)を図5(c)に示す。そして、上記第2の化粧チップ12を軸部14に取り付けた状態における化粧チップ12の端面形状を図5(d)に示す。
これらの図からわかるように、第1、第2の化粧チップ11、12は、それぞれの取り付け穴17、18の、軸部厚み方向に対応する開口寸法P(この例では2.2mm)が、軸部13、14の根元部の厚み寸法Q(この例では1.2mm)より大きく設定されている。また、取り付け穴17、18の、軸部厚み方向に直交する方向に対応する開口寸法R(この例では4.6mm)が、軸部13、14の根元部の厚み方向と直交する方向の寸法S(この例では6mm)より小さく設定されている。
したがって、第1、第2の化粧チップ11、12は、軸部13、14に取り付ける前の状態では、略板状の外周形状を有する軸部13、14に比べて、厚み方向に丸く膨らんだ形状(すなわち、横断面が楕円形となる形状)になっており、軸部13、14に取り付けることによって、厚み方向に潰れ、厚み方向に直交する方向に引き延ばされた状態で、上記軸部13、14の外周形状にぴったり沿う形になって取り付けられることがわかる。
このように、第1、第2の化粧チップ11、12の形状を、軸部13、14の外周形状よりも丸く膨らんだ形状にするのは、第1、第2の化粧チップ11、12を製造する際の成形性を考慮したものである。すなわち、本発明では、携帯に便利な薄型コンパクトへの収容が可能な、厚みの薄い化粧用具を提供できることが大きな特徴であり、全体ができるだけ平たくなるよう構成している。そうすると、上記第1、第2の化粧チップ11、12の形状を、平たい軸部13、14の外周形状に沿った、厚み方向に潰れた形状[図4(d)、図5(d)を参照]にすることも考えられるが、その場合、取り付け穴17、18を賦形するためのコア(雄型)として、非常に厚みの薄いものを用いなければならず、型成形時にコアが変形したり損傷したりして、トラブルを招くおそれがある。
そこで、本発明では、軸部13、14に取り付ける前の、当初の第1、第2の化粧チップ11、12の形状を、平たい軸部13、14に沿った形状ではなく、より丸く膨らんだ形状として成形し、軸部13、14に取り付ける際、これを厚み方向と直交する方向に引き延ばし、厚み方向に潰すようにして取り付けることによって、軸部13、14にぴったりと沿わせるようにしたのである。
上記のように、第1、第2の化粧チップ11、12に、成形容易性を考慮した形状を付与するには、軸部13、14の根元部の厚み寸法Qを1とすると、第1、第2の化粧チップ11、12の取り付け穴17、18の、軸部厚み方向に対応する開口寸法Pが、1.2〜4.3に設定されていることが好適であり、なかでも、上記の例のように、化粧チップ11、12の横断面が楕円形の場合は、特に、上記開口寸法Pが1.5〜2.0に設定されていることがより好適である。ちなみに、上記の例では、Q=1.2mm、P=2.2mmであり、P/Q=1.8に設定されている。
また、同様の理由から、軸部13、14の根元部の厚み方向と直交する寸法Sを1とすると、第1、第2の化粧チップ11、12の取り付け穴17、18の、軸部厚み方向と直交する方向に対応する開口寸法Rが、0.45〜0.9に設定されていることが好適であり、上記の例のように、化粧チップ11、12の横断面が楕円形の場合、上記開口寸法Rは、特に、0.7〜0.8に設定されていることがより好適である。ちなみに、上記の例では、S=6mm、R=4.6mmであり、R/S=0.77に設定されている。
さらに、上記第1、第2の化粧チップ11、12は、ともに、先端の閉じた袋状、すなわち、それぞれの先端に向かって先細り形状になっているが、その先端部分における軸方向の厚み寸法Tは、他の部分よりも肉厚になっており、例えば、第1、第2の化粧チップ11、12の軸方向の全長をLとすると、Tは、0.2L〜0.5Lに設定することが好適である。Tが薄すぎると、化粧時の肌に対する当たりが硬く感じられて好ましくない。また、Tが厚すぎると、その先端が軸部13、14から離れすぎて腰がなく、化粧料等を塗布しにくくなるおそれがあり好ましくない。ちなみに、上記の例では、T=5mm、L=15mmであり、T/L=0.3に設定されている。なお、上記T、Lを、図4(a)、図5(a)に示す。
上記構成の化粧用具によれば、把持部10(図2参照)の厚みが4mm以下で、これに取り付けられる第1、第2の化粧チップ11、12も、伸縮素材からなるものであることから、全体の厚みが、ごく薄く設定されている。したがって、例えばカードタイプの薄型コンパクト容器への収納が可能となり、携帯等に便利である。しかも、上記第1、第2の化粧チップ11、12は、伸縮素材で形成されているため、肌への感触が柔らかく、使いやすい。しかも、その内側には、芯となる軸部13、14が通っているため、化粧料を塗布する等の動作を行う場合、上記軸部13、14が、第1、第2の化粧チップ11、12の「腰」となって、塗布動作がしやすいという利点を有する。
また、第1、第2の化粧チップ11、12において、その取り付け穴17、18の開口寸法が、取り付け穴17、18に差し込まれる軸部13、14の根元部の厚み寸法より大きく、軸部根元部の厚み方向と直交する方向の寸法より小さく設定されている。したがって、第1、第2の化粧チップ11、12の形状が、厚み方向に膨らんだ、丸みのある形状になっているため、これらを容易に金型成形することができるという利点を有する。そして、上記第1、第2の化粧チップ11、12は、略板状の軸部13、14に取り付けると、軸部13、14に沿って平たく引き延ばすことができるため、厚み方向に嵩張ることがない。
そして、上記第1の化粧チップ11と第2の化粧チップ12とは、それぞれの平面視形状における先端側の丸みが異なっているため、比較的広く化粧料を塗布したい場合には第1の化粧チップ11を用い、比較的狭い幅で化粧料を塗布したい場合には第2の化粧チップ12を用いる、というように使い分けることができる。
なお、上記の例は、把持部10の左右両端面から軸部13、14を延設し、それぞれに第1、第2の化粧チップ11、12を着脱自在に取り付けたものであるが、上記第1の実施の形態の変形例として、例えば図6(a)に示すように、把持部10の片方の端面から軸部30を延設し、この軸部30に化粧チップ31を着脱自在に取り付けるようにしてもよい。この化粧用具によれば、上記の例のように二つの化粧チップを使い分けることはできないが、他の構成は上記の例と同様であり、上記の例と同様の効果を奏する。
また、図1に示す例と同様、第1、第2の化粧チップ11、12を取り付けたものであっても、例えば図6(b)に示すように、把持部10に対し軸部32、33を、水平方向であって側方にやや傾いた配置で延設し、この軸部32、33に、第1、第2の化粧チップ34、35を着脱自在に取り付けるようにしてもよい。人によっては、このように、水平方向にやや傾いた配置で第1、第2の化粧チップ34、35が取り付けられている方が使い勝手がよい場合があるからである。この化粧用具も、上記の例と同様の効果を奏する。
さらに、化粧用具の全体厚みを、ごく薄い厚みに設定することが要求されない場合、例えば図6(c)に示すように、把持部10に対し軸部36、37を、垂直方向にやや傾いた配置で延設し、この軸部36、37に、第1、第2の化粧チップ38、39を着脱自在に取り付けるようにしてもよい。この場合、化粧用具は、平板ではなく、二個所で屈曲した略板状となるが、人によっては、このように、垂直方向にやや屈曲した配置で第1、第2の化粧チップ38、39が取り付けられている方が使い勝手がよい場合がある。また、容器への収容や包装の便宜上、このような形態にする方がよい場合もある。この化粧用具も、他の構成は、上記の例と同様であり、同様の効果を奏する。なお、屈曲の方向は、図示のように、互いに反対向きであってもよいし、鎖線で示すように、同じ向きであってもよい。
また、本発明において、軸部13、14等が把持部10の両側に設けられているか片側にのみ設けられているかにかかわらず、一つの軸部に対し、交換可能な化粧チップを複数設けるようにしてもよい。複数の化粧チップを設けておくと、化粧チップが汚れたら清浄な化粧チップに交換することができ、全体を交換するよりも経済的である。また、複数の化粧チップを、化粧料の色や種類によって使い分けることにより、その日の化粧に用いる化粧チップを選択して把持部10に取り付けて携帯することができるため、複数の化粧料容器を携帯する必要がなく、便利である。
そして、上記一連の例は、化粧チップ11、12等が、いずれも、軸部13、14等の厚み方向にやや潰れた、横断面が楕円形のものであったが、化粧チップの形状は、必ずしもこのような、やや潰れた形状である必要はなく、横断面が完全な真円になっていてもよい。以下、本発明の第2の実施形態として、横断面が完全な真円である化粧チップを用いた化粧用具の一例について説明する。
この化粧用具の化粧チップ40は、その垂直断面図である図7(a)と、その右側面図である図7(b)に示すように、先端の閉じた先すぼまりの円筒状で、その横断面が、どの方向にも潰れていない真円形になっている。41は、軸部を差し込むための取り付け穴である。なお、形状を特定するための主要な寸法を、図4、図5と同様に、図7に記入している。
また、上記化粧チップ40を取り付ける軸部45および把持部46は、その平面図である図8(a)と、その正面図である図8(b)と、図8(a)の左側面図である図8(c)に示すように、略板状の把持部46の片側から、把持部46よりさらに厚みの薄い軸部45が延設された構成になっている。この軸部45に、上記化粧チップ40を取り付けた状態を、図9に示す。図9(a)はその平面図、図9(b)はその正面図である。なお、これらの形状を特定するための主要な寸法を、図2と同様に、図8に記入している。
上記化粧用具によれば、軸部45から外した状態の化粧チップ40が、周方向に方向性がないため、化粧チップ40を製造する際に用いる金型の構成が簡単となり、低コスト化を図ることができる。また、商品製造工程の組立ラインにおいて、化粧チップ40を軸部45への差し込み作業も、周方向の向きを考慮する必要がないため、簡単である。
そして、上記化粧チップ40が、軸部45の幅方向に大きく引き延ばされるため、軸部45に対する圧縮力が強くなる。したがって、前記一連の、横断面形状が楕円形の化粧チップ11等を用いる場合のように、両者の間に係合部(図2における符号15と19で示す係合、符号16と20で示す係合)を設けなくても、化粧チップ40が軸部45から脱落することがなく、両者の構成がより単純になる。これによっても、低コスト化を図ることができる。
しかも、軸部45に係合用の凹部を設ける必要がないため、軸部45の厚みをより薄くすることができ、それに伴い、把持部46の厚みもより薄くすることができる。したがって、化粧用具全体を、さらに薄くすることができる。
ちなみに、図7に示す化粧チップ40において、取り付け穴41の開口寸法は、軸部厚み方向に対応する開口寸法Pも、軸部厚み方向と直交する方向に対応する開口寸法Rも、3.8mmである。一方、図8に示す軸部45の根元部の、厚み方向の寸法Qは1.0mm、同じく厚み方向と直交する寸法Sは7.4mmである。したがって、P/Q=3.8となり、R/S=0.51となる。これらの値から、上記化粧チップ40は、金型による成形容易性を備えていることがわかる。
また、図7に示す化粧チップ40の、先端部分における軸方向の厚み寸法Tは1.0mm、化粧チップ40の軸方向の全長Lは14.0mmで、T/L=0.07となる。この値は、前記図4に示す、横断面が楕円形の化粧チップ11等におけるT/Lの好適範囲(T=0.2L〜0.5L)を外れているか、この、横断面が真円形の化粧チップ40は、厚みがごく薄い軸部45と組み合わせることができるため、軸部45自体が、前記横断面が楕円形の化粧チップ11等と組み合わせられる軸部13等に比べて、撓みやすくなっている。したがって、化粧チップ40の先端部分の厚み寸法Tが薄くても、化粧時の使い勝手が悪くなることはない。
なお、上記化粧チップ40を金型によって成形する際、外側の雌型の内周面から、成形された化粧チップ40が外れにくくなるおそれがある。その解決法としては、内側の雄型の外周面に突起を設けておき、成形後、雌型から、雄型と一体的に化粧チップ40を外し、さらに雄型から化粧チップ40を外すことが好ましい。その場合、化粧チップ40の取り付け穴41の内周面に、雄型の突起による凹部42[図7(a)において鎖線で示す部分を参照]が形成されるため、この凹部42に合うように、軸部45側に突起を設けて、化粧チップ40の抜け止めとしてもよい。
そして、上記化粧チップ40を用いた例において、例えば図10に示すような、さらに厚みの薄い軸部45’を用いることもできる。図10(a)はその平面図、図10(b)はその左側面図を示す。この例の軸部45’は、上記化粧チップ40の圧縮力を維持するために、軸部45’の周長が、上記図7に示す軸部45の周長と同一に設定され、かつ、その厚みをより薄くしたもので、軸部45’は、厚みが薄くなった分、軸部45’の幅寸法が大きく設定されている。
この軸部45’を備えた化粧用具によれば、軸部45'と把持部46'とを、ともに、より薄くすることができるため、全体として、さらにコンパクトな形状とすることができる。しかも、軸部45'が薄いため、図8に示す軸部45よりもさらに撓みやすくなっており、化粧時の使い勝手がよい。そして、軸部45'に対する化粧チップ40の圧縮力は、図8に示すものと変わらないため、このものも、化粧チップ40と軸部45'との間に係合部をわざわざ設けなくても、化粧チップ40が脱落せず、良好に使用することができる。
ちなみに、図10に示す軸部45'において、その根元部の、厚み方向の寸法Qは0.9mm、同じく厚み方向と直交する寸法Sは8.0mmである。そして、化粧チップ40は、図7に示すものである。したがって、P/Q=4.2となり、R/S=0.48となる。
さらに、本発明では、上記一連の化粧用具において、把持部をより長くして、化粧時により取り扱いやすいものとすることができる。その一例を、第3の実施の形態として、図11に示す。図11において、(a)はその平面図、(b)はその正面図、(c)はその左側面図である。
この、把持部50が長い化粧用具(この例では、全長が100mm)は、上記一連の例のようにコンパクト容器内に収容するとコンパクト容器が大型になるため、専用のケースに収容した状態で提供するか、先端にキャップを被せた状態で提供することが好適である。なお、この例の軸部51は、前記図8に示す形状と同一であるが、図10に示す、より薄型の形状であってもよいし、前記一連の、横断面が楕円形の化粧チップ11等を取り付けるタイプであってもよい。
また、本発明では、図11に示すように把持部50を長くするのではなく、把持部を、ガイド軸を用いて長くすることもできる。その一例を、第4の実施の形態として、図12に示す。すなわち、この例では、棒状のガイド軸60と、図6や図8、図10に示す化粧用具とを組み合わせることにより、把持部46等を、ガイド軸60によって長く延ばして用いることができる。
上記ガイド軸60は、上記図11に示す把持部50と同様、厚み方向にやや潰れた略板状をしており、本発明の化粧用具を取り付ける側において幅が広く、反対側の端部に向かって、徐々に幅が狭くなっている。そして、上記化粧用具を取り付ける側の端部には、化粧用具の把持部46、46'等を差し込むための嵌合穴61が設けられており、この嵌合穴61に化粧用具の把持部46、46'等をぐっと差し込むことにより、ガイド軸60と化粧用具とを一体化することができる。これにより、化粧用具の把持部46、46'等が、ガイド軸60の長さに延長されるため、より使い勝手のよいものとなる。
さらに、本発明の化粧用具には、肌に影響を及ぼさない範囲で、抗菌剤を含有させることができる。その場合は、把持部10等やガイド軸60の成形材料と、第1、第2の化粧チップ11、12等の成形材料のそれぞれに、抗菌剤を含有させておくことが好ましい。このような抗菌剤としては、肌に接しても悪影響を及ぼさないものであることが必要であり、例えば、銀、亜鉛、銅やこれらのイオンが好適である。また、カテキンやユーカリ、ヒノキチオール等の天然由来のものも好適に用いられる。
さらに、本発明の化粧用具は、把持部10等やガイド軸60の成形材料と、第1、第2の化粧チップ11、12等の成形材料のそれぞれに、予め顔料等の着色剤を含有させることによって、さまざまな色や色模様を付与させることができる。すなわち、本発明では、上記把持部10等も化粧チップ11、12等も、平たい略板状であり、目に見える面積が比較的大きいことから、その表面にカラフルなデザインを付与することにより、化粧用具の付加価値を高めることができる。
本発明は、肌への使い勝手に優れ、しかも全体をごく薄い構造にすることのできる化粧用具に好適に用いられる。
10 把持部
11 第1の化粧チップ
12 第2の化粧チップ
13、14 軸部
17、18 取り付け穴

Claims (7)

  1. 左右方向に延びる把持部と、上記把持部の左右両端のうち少なくとも一方の端面から延設される化粧チップ取り付け用の軸部と、上記軸部に着脱自在に取り付けられる化粧チップとを備えた化粧用具であって、
    上記把持部が厚み4mm以下の略板状であり、
    上記化粧チップ取り付け用の軸部が厚み2mm以下の略板状であり、
    上記化粧チップが伸縮素材からなり、上記軸部を差し込むための取り付け穴を有し、
    上記取り付け穴の、軸部厚み方向に対応する開口寸法が、軸部根元部の厚み寸法より大きく設定され、同じく軸部厚み方向と直交する方向に対応する開口寸法が、軸部根元部の厚み方向と直交する方向の寸法より小さく設定され、化粧チップが、少なくとも上記軸部根元部を覆う部分において、その軸部根元部に沿って厚み方向に潰れ、厚み方向と直交する方向に引き延ばされた状態で、軸部に取り付けられるようになっていることを特徴とする化粧用具。
  2. 上記化粧チップ取り付け用の軸部の外周面に、上記化粧チップを係止するための係合部が設けられているとともに、上記化粧チップの取り付け穴の内周面に、上記軸部の係合部と係合しうる被係合部が設けられている請求項1記載の化粧用具。
  3. 上記化粧チップが、先端の閉じた袋状であって、その横断面が、上記軸部厚み方向を短軸とする楕円形である請求項1または2記載の化粧用具。
  4. 上記化粧チップが、先端の閉じた先すぼまりの円筒状であって、その横断面が真円形である請求項1または2記載の化粧用具。
  5. 上記把持部および軸部が、デュロA硬度60°以上のプラスチック成形品であり、化粧チップが、デュロA硬度5〜80°のエラストマー成形品である請求項1〜4のいずれか一項に記載の化粧用具。
  6. 上記軸部根元部の厚み寸法を1とすると、上記取り付け穴の、軸部厚み方向に対応する開口寸法が1.2〜4.3に設定されており、上記軸部根元部の厚み方向と直交する寸法を1とすると、上記取り付け穴の、軸部厚み方向と直交する方向に対応する開口寸法が、0.45〜0.9に設定されている請求項1〜5のいずれか一項に記載の化粧用具。
  7. 一つの軸部に対し、交換可能な化粧チップが複数設けられている請求項1〜6のいずれか一項に記載の化粧用具。
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