JP4674737B2 - 電気機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フェイスシェーバー、まつ毛カーラー、電動歯ブラシ、電動爪磨き機、シェーバー、ヘアードライヤーなど、ケース本体の一端にモーター動力を受けて作動する作動ヘッドが設けてある電気機器に関し、作動ヘッドの外面を覆う目的で使用されるキャップに特徴を有する。そのキャップは、作動部を構成する機器の保護や衛生状態の維持、あるいは作動部への塵埃の付着防止などを目的にして備えているものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばフェイスシェーバーにおいて、ケース本体に対して着脱可能なキャップを設け、このキャップでケース本体のヘッド部分に設けた刃ユニットを保護することは、特開平10−235037号公報に公知である。そこでは、フェイスシェーバーの全体が、キャップ付きの口紅筆のように、細身で上下に長い棒状に構成されており、ケース本体は、内ケースと外ケースとで構成し、外ケースから突出する内ケースの装着部に、キャップを着脱できるようにしている。内ケースはプラスチック成形品からなり、外ケースとキャップとは、それぞれアルミニウム製の深絞り成形品からなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、主として女性が使用する電気機器においては、全体を化粧用具のように繊細で細身に仕上げることが望まれるが、小型化やコンパクト化、あるいは繊細で細身な外観上のデザインを追求する余り、往々にしてキャップやケース等の強度が犠牲にされることがある。先のフェイスシェーバーにおいては、全体をキャップ付きの口紅筆のように構成し、その外ケースとキャップとをアルミニウム製の深絞り成形品で形成しているが、とくにキャップの強度に限界がある。キャップの場合には、外ケースとは異なり、内ケースとの嵌合部を除く殆どの部分が内部の部材で支えられていない(刃ユニットから離れている)ため、キャップ自身の材料強度と構造強度のみで外力に対抗する以外にないからである。キャップの強度が不十分であると、僅かな外力でキャップが破損するのみならず、保護すべきであった作動部が破損することもある。
【0004】
本発明の目的は、ケース本体側の作動ヘッドに被さるキャップの構造強度を向上し、以てキャップ自体の強度向上はもちろんのこと、作動部の保護などを確実に行える電気機器を提供することにある。本発明の目的は、見かけの印象やデザインが異なるキャップを幾種類でも低コストで供給でき、電気機器のシリーズ商品化が容易に行えるようにすることにある。本発明の目的は、キャップを構成する内外のケースのリサイクル使用が可能であり、表面に擦り傷や打ち傷等の表面疵がある場合にも、着色成形されたキャップと同様に表面疵が目立つのを防止でき、従ってキャップの美感や清潔感を長期間にわたって維持できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、図2に示すごとくケース本体1の一端にモーター動力を受けて作動する作動ヘッド3が設けてあって、作動ヘッド3の外面を覆うキャップ7がケース本体1の装着部17に対して着脱自在に装着してある電気機器において、キャップ7が、作動ヘッド3の外面全体を覆う内キャップ7Aと、内キャップ7Aの外面を覆う外キャップ7Bとで2重筒状に構成してあり、内キャップ7Aと外キャップ7Bとのそれぞれが、一端のみが開口された上下に長いキャップ体からなり、内キャップ7Aと外キャップ7Bとは、上端の上嵌合部と下端の下嵌合部のみで互いに嵌係合されて、両嵌合部の間の周面が隙間35を介して対向していることを特徴とする。
【0006】
具体的には、内キャップ7Aの内面と装着部17との嵌合面に、互いに嵌係合してキャップの抜け外れを防ぐ係合構造を設ける。たとえば、図1に示すように、内キャップ7Aに設けた係合穴27と、ケース本体1の装着部17の表面に設けた突起36とで係合構造を構成する。
【0008】
上記の下嵌合部は、内キャップ7Aの開口外面に周回状に膨出したフランジ壁25と、フランジ壁25に外嵌する外キャップ7Bの開口内面壁34とで構成し、フランジ壁25に臨む外キャップ7Bの外周面に、開口内面壁34用の補強リブ33を膨出形成する。
【0009】
上嵌合部は、内キャップ7Aと外キャップ7Bとのいずれか一方に突設された突起32と、他方に設けられた突起穴28とで構成する。突起32と突起穴28とは、外キャップ7Bの内奥端において嵌係合できるように配置する。
【0010】
外キャップ7Bは透明ないし半透明のプラスチック成形品で形成し、内外両キャップ7A・7Bの間の隙間35に装飾シート22を配置する。
【0011】
外キャップ7Bは、前円弧面30と後円弧面31とを有する上すぼまり鞘状のキャップ体からなる。装飾シート22は、図7に示すごとく上嵌合部の突起32に外嵌する位置決め部43と、前円弧面30および後円弧面31に沿う、前シート部41および後シート部42とを一体に備えたシートで形成する。
【0012】
上嵌合部の突起32は内キャップ7Aに設け、この突起32に装飾シート22の位置決め部43を差し込んだ状態で、装飾シート22と内キャップ7Aとを外キャップ7Bに同時に組み付けできるようにする。
【0013】
装飾シート22を構成する前シート部41と後シート部42とは、図10に示すごとく別シートとして形成し、前後シート部41・42のそれぞれに位置決め部43を設ける。
【0014】
装飾シート22の表面に微少凹凸面40を形成する。
【0015】
【発明の作用効果】
本発明の電気機器においては、作動ヘッド3の外面を覆うキャップ7を、作動ヘッド3の外面全体を覆う内キャップ7Aと、内キャップ7Aの外面を覆う外キャップ7Bとで2重筒状に構成するので、単一の部材でキャップを構成する場合に比べて、キャップ7の強度が向上する。2重筒状に構成した内キャップ7Aと外キャップ7Bとは、そのいずれかに外力が作用するとき、各キャップ7A・7Bどうしが補強作用を発揮して、互いに相手方キャップに作用する外力を受け止め、あるいは分散させるので、外力を受けたキャップ7の変形や破損を防ぐことができるからである。また、内キャップ7Aおよび外キャップ7Bを一端のみが開口された上下に長いキャップ体として形成すると、構造強度に無駄がなく、しかも全体の剛性に優れ、繊細で細身なキャップ7を得ることができる。また、内キャップ7Aと外キャップ7Bとを上端の上嵌合部と下端の下嵌合部のみで互いに嵌係合して、両嵌合部の間の周面が隙間35を介して対向しているキャップ7によれば、外キャップ7Bに落下衝撃や曲げ力等が作用する場合に、外キャップ7Bの周壁を撓み変形させて衝撃を吸収することができ、その分だけ内キャップ7Aに衝撃力が作用するのが減少して、内キャップ7Aで覆われた作動ヘッド3の保護機能をさらに強化できる。
【0016】
内キャップ7Aの内面と装着部17との嵌合面に、互いに嵌係合してキャップの抜け外れを防ぐ係合構造を設けた電気機器によれば、例えば外キャップ7Bに落下衝撃が作用した場合に、キャップ7がケース本体1の装着部17から簡単に抜け外れてしまうのをよく防止できる。従来構造のキャップと装着部との間、あるいは外キャップと装着部との間に先の係合部が設けてある場合には、キャップあるいは外キャップに作用する衝撃力が係合部に直接伝わるため、係合部における凹凸係合関係が分離解除されやすい。それに比べ、内キャップ7Aの内面と装着部17との嵌合面に係合構造を設けてあると、外キャップ7Bに作用する衝撃力は、内キャップ7Aを介して係合構造部へ間接的に伝播せざるを得ず、その間に衝撃力が緩和吸収されるうえ、衝撃力の一部は外キャップ7Bで分散されるため、キャップ7が装着部17から簡単に抜け外れてしまうのをよく防止できるからである。
【0018】
下嵌合部が、内キャップ7Aの開口外面に膨出形成したフランジ壁25と、フランジ壁25に外嵌する外キャップ7Bの開口内面壁34とで構成され、フランジ壁25に臨む外キャップ7Bの外周面に、開口内面壁34の補強リブ33が膨出形成されたキャップ7によれば、外力を受けた外キャップ7Bの開口周縁部の壁強度が向上し、開口周縁壁が撓み変形したり、あるいは破損するのをよく防止できるので、キャップ7の構造強度をさらに向上できるうえ、内キャップ7Aの内面と装着部17との間に設けた係合構造の分離阻止作用が向上し、キャップ7が装着部17から抜け外れるのをよく防止できる。
【0019】
上嵌合部が、内キャップ7Aと外キャップ7Bとのいずれか一方に突設された突起32と、他方に設けられた突起穴28とで構成し、突起32と突起穴28とが、外キャップ7Bの内奥端において嵌係合するようにしたキャップ7によれば、内キャップ7Aを外キャップ7Bの内面壁に沿って差し込み装填するだけで、とくに位置合わせを行う必要もなく突起32と突起穴28とを嵌係合でき、その分だけ内外のキャップ7A・7Bの組み付けが簡単にしかも迅速に行える。とくに、内キャップ7Aと外キャップ7Bとが、上すぼまり鞘状のキャップ体として形成されたキャップ7によれば、内キャップ7Aを外キャップBに差し込み装填する際に、内キャップ7Aを外キャップ7Bの内面壁で案内して、突起32と突起穴28との位置合わせを自動的に行えるので、内外のキャップ7A・7Bの組み付けをさらに簡単にしかも迅速に行える。
【0020】
外キャップ7Bを透明ないし半透明のプラスチック成形品で形成し、内外両キャップ7A・7B間の隙間35に装飾シート22を配置したキャップ7によれば、着色状態や模様が異なる装飾シート22を複数種用意しておくことにより、装飾シート22を変えるだけで、見かけの印象やデザインが異なるキャップ7を幾種類でも低コストで供給できる。内外両キャップ7A・7Bのそれぞれを無着色のプラスチック材で成形する場合には、内外両キャップのそれぞれをリサイクル使用できる点で有利である。
【0021】
前円弧面30と後円弧面31とを有する上すぼまり鞘状のキャップ体で形成した外キャップ7Bにおいては、装飾シート22を外キャップ7Bの内面に沿って周回状に巻装配置することが難しい。しかし、装飾シート22が、上嵌合部の突起32に外嵌する位置決め部43と、前円弧面30および後円弧面31に沿う、前シート部41および後シート部42とを一体に備えたシートで形成されていると、前および後の各シート部41・42をシート自体の弾性で外キャップ7Bの内面に沿って密着させることができるので、装飾シート22の外キャップ7Bに対する組み付けを簡単にしかも速やかに行える。このとき、各シート部41・42の側縁は断面花弁形の前後円弧面30・31の交差部分に臨むが、シート側縁に僅かなずれを生じていたとしても、ずれが目立つのを防止して、外観上の体裁を維持できる。断面花弁形の筒体においては、両円弧面30・31の交差部の厚みが他より分厚くなるので、内面の交差線を光の加減で明確に見ることが難しく、例えば外キャップ7Bの背面中央にシート端部が位置させてあるような場合に比べて、シート端部の僅かなずれが見え難くなるからである。また、各シート部41・42が両円弧面30・31に沿って湾曲しているので、シート端部には交差部の側へ近付く向きの力が作用する傾向があり、そのためシート端部のずれを矯正できることにもなる。装填状態において、装飾シート7Bに皺ができたり、シート部側縁が前後に重なることもなく、キャップ7の外観上の体裁が向上する。
【0022】
上嵌合部の突起32を内キャップ7Aに設けておき、突起32に装飾シート22の位置決め部43を差し込んだ状態で、装飾シート22と内キャップ7Aとを外キャップ7Bに同時に組み付けるようにしたキャップ7によれば、装飾シート22を内キャップ7Aの外面に先組みし、曲がりやすい装飾シート22を内キャップ7Aで保形保持した状態で外キャップ7Bに組むことができるので、装飾シート22と内外両キャップ7A・7Bとの組み立てがさらに簡単に、しかもさらに迅速に行えることになる。
【0023】
装飾シート22の前シート部41と後シート部42とが別シートで形成してあるキャップ7によれば、色や模様が異なる前シート部41と後シート部42を複数種容易しておくことによって、前後両シート部41・42の組み合わせを多様に変更して、見かけの印象やデザインが異なるキャップをさらに多様に用意できる。この装飾シート22の場合には、上嵌合部の突起32が内キャップ7Aに設けてあるキャップ構造を採ることにより、先に説明したように、前後の各シート部41・42を支障なく外キャップ7Bに組むことができる。
【0024】
装飾シート22の表面に微少凹凸面40を形成すると、装飾シート22の一部分が外キャップ7Bに密着して濡れたように見え、あるいはモアレ模様状に見えるのを解消し、キャップ7の外観上の印象が向上する。とくに、シート表面に金属、ガラス、あるいはプラスチックチップなどの微粒子を接着して微少凹凸面40を形成すると、真珠表面のような鈍い光輝性を付加して高級感を醸し出すことができ、外キャップ7Bの表面に擦り傷や打ち傷等の表面疵を生じた場合にも、微少凹凸面40が疵を見え難くして、疵が目立つのを防止できる。従ってキャップ7の美感や清潔感を長期間にわたって維持できる。外キャップ7Bの内面に微少凹凸面を形成する場合に比べて、加工が容易でコストが少なくて済むことにもなる。
【0025】
【実施例】
図面は本発明をフェイスシェーバーのキャップに適用した実施例を示す。図2においてフェイスシェーバーは、上下に長いケース本体1を有し、その上半に作動ヘッド3を設け、下半のグリップ部の内部に、作動ヘッド3用の駆動機構とその動力源であるモーター4および電池5などを配置してなる。ケース本体1の前面中央には、モーター4への通電をオン・オフするスイッチノブ6を有し、このスイッチノブ6を待機位置から上方へスライド操作すると、モーター4を起動できる。符号7は作動ヘッド3を保護するためのキャップであり、キャップ7はケース本体1に対して着脱可能に装着される。
【0026】
図3ないし図5において作動ヘッド3は、装着面が開口するケース8と、ケース8に固定される固定刃9、および駆動機構で往復駆動される可動刃10などで、1個のユニット部品として構成してある。図4において作動ヘッド3は、うぶ毛用のユニットとまゆ毛用のユニットとがあり、両者をケース本体1に対して交換装着できる。図6において駆動機構は、モーター4の出力軸に固定した原動ギヤ11と、原動ギヤ11の回転動力を受け継ぐフェースギヤ12と、フェースギヤ12でクランクピン13を介して上下方向へ往復駆動される駆動アーム14とからなる。駆動アーム14の先端は、可動刃10の下端に設けた駆動ピースに差し込み連結してある。
【0027】
図3においてケース本体1は、内ケース1Aと、主としてグリップ部を構成する外ケース1Bとで内外二重に構成し、両ケース1A・1Bの間に装飾シート16が装填される。着色状態や模様が異なる装飾シート16を複数種用意しておくことにより、装飾シート16を変えるだけで、色や模様等の見かけの印象やデザインが異なるケース本体1を幾種類でも低コストで供給できる。外ケース1Bより上側に突出する内ケース1Aの上半部分、即ち装着部17に先のキャップ7が外嵌装着される(図5参照)。外ケース1Bの下側から突出する内ケース1Aの下端には、電池キャップ18を着脱可能に装着する。作動ヘッド3は、内ケース1Aの上部背面に着脱可能に装着され、内ケース1Aに設けたロックボタン19で分離不能にロック保持される。内ケース1Aは、前後に分割された前ケース20aと後ケース20bとを蓋合わせ状に接合して構成する。外ケース1Bは、断面木の葉形で上すぼまり状の筒状体からなり、乳白状の半透明のプラスチック材を素材にして成形する。
【0028】
図7においてキャップ7は、作動ヘッド3の外面全体を覆う内キャップ7Aと、内キャップ7Aに外嵌する外キャップ7Bとで二重筒状に構成してあり、両キャップ7A・7Bの間に装飾シート22を配置して構成する。
【0029】
内キャップ7Aは下端が開口する、上下に長い上すぼまり鞘状の無着色のプラスチック成形品からなる。詳しくは、前後一対の部分円弧状の面壁、即ち前円弧面23と後円弧面24とを、図1に示すように上すぼまり状に対向配置して断面花弁形とし、さらにキャップ上端寄りの周縁を放物線状に丸めて形成する。キャップ下端の開口縁は正面からみて下凸円弧状に形成してあり(図2参照)、この開口縁の外面に沿ってフランジ壁25を周回状に膨出形成する。前円弧面23と後円弧面24の下端中央には、ロックボタン19との干渉を避ける上下に長い逃げ溝26がそれぞれ通設され、その右横に係合穴27が通設される。キャップ上端には、突起穴28が通設してある。係合穴27および突起穴28の機能は後述する。
【0030】
外キャップ7Bは、内キャップ7Aとほぼ同様のキャップ構造とするが、透明なポリカーボネイトを素材にして射出成形してある点と、その上下長が内キャップ7Aより長く、前円弧面30と後円弧面31が内キャップ7Aのそれより一回り大きく形成してある点などが異なる。外キャップ7Bの内面形状は、内キャップ7Aの外郭形状にほぼ一致させてあり、内面上端に先の突起穴28と係合する突起32を下向きに突設する。キャップ下端の開口縁は、内キャップ7Aと同様に正面からみて下凸円弧状に形成してあり、この開口縁の外面に沿って、開口内面壁34を補強するための補強リブ33が周回状に膨出形成されている。キャップ下端の開口内面壁34は、内キャップ7Aに設けたフランジ壁25に外嵌して、両キャップ7A・7B間に僅かな隙間35を確保する(図1参照)。キャップ上端と、内キャップ内面の上縁との間は、透明な肉壁になっていて、後述する装飾シート22の呈色状態と相まってキャップの高級感を醸し出すのに役立っている。
【0031】
内キャップ7Aは外キャップ7Bの内面に差し込み装填するが、この組み付け状態を維持し、内キャップ7Aが外キャップ7Bから脱落するのを防止するために、両キャップを上端の上嵌合部と下端の下嵌合部とで嵌係合する。上嵌合部は、先に説明した互いに圧嵌係合する突起32と突起穴28とで構成し、下嵌合部は互いに圧嵌係合するフランジ壁25と開口内面壁34とで構成する。キャップ7は、ケース本体1の装着部17に装着され、両者7・17間に設けた係合構造で抜け止め保持される。この係合構造は、内キャップ7Aの係合穴27と、装着部17の表面に突設した突起36とで構成する(図2および図8参照)。
【0032】
装飾シート22は金属、ガラス、あるいはプラスチックチップなどの微粒子が混入された蛍光インクを用いて着色されたポリカーボネイト製のシートからなり、微粒子を混入することにより、シート表面に微少凹凸面40が形成される。微少凹凸面40は、シート表面が外キャップ7Bの内面に密着するのを防ぎ、さらに真珠表面のような鈍い光輝性を付加して高級感を醸し出すことに役立つ。図7および図9において装飾シート22は、外キャップ7Bの前円弧面30と後円弧面31の内面に沿う、それぞれ烏帽子形の前シート部41および後シート部42と、両者間に設けられる位置決め部43とを一体に打ち抜いて形成する。位置決め部43には、先の突起32が入り込む穴44が通設してある。着色状態や模様が異なる装飾シート22を複数種用意しておくことにより、装飾シート22を変えるだけで、色や模様等の見かけの印象やデザインが異なるキャップ7を幾種類でも低コストで供給できる。
【0033】
キャップ7を組み立てる際には、装飾シート22の前後シート部41・42を、内キャップ7Aの前後面に振り分け状に被せ付けたうえで、内キャップ7Aを外キャップ7Bの内面に差し込む。このとき、内キャップ7Aの差込始端側は外キャップ7Bの内面に沿って案内されるので、単に内キャップ7A差し込むだけで突起穴28を突起32に係合させることができる。内キャップ7Aを最後まで完全に差し込むと、突起32が突起穴28に圧嵌係合し、さらにフランジ壁25が開口内面壁34と圧嵌係合する。従って、落下衝撃を受けるような場合にも、両キャップ7A・7Bが分離することはない。内キャップ7Aを差し込むとき、それまで扁平であった装飾シート22は、外キャップ7Bの内面壁に沿って徐々に湾曲し、シート自体の弾性で外キャップ7Bの内面に密着する。各シート部41・42の側縁は、断面花弁形の前後円弧面30・31の交差部分に沿って密着する。従って、装飾シート22の外キャップ7Bに対する組み付けが簡単にしかも速やかに行え、装填状態において装飾シート22に皺ができたり、シート部側縁が前後に重なることもなく、キャップの外観上の体裁が向上する。
【0034】
図10は、装飾シート22の別実施例を示す。そこでは、装飾シート22の前シート部41と後シート部42とをそれぞれ別シートで形成し、各シート41・42に位置決め部43を設けた。この場合には、内キャップ7Aの上端に突起32を設けておくことにより、各シート41・42の位置決め部43を突起32に掛止した状態で、装飾シート22を内キャップ7Aとともに外キャップ7Bに組み付けることができる。先の実施例における装飾シート22も同様にして組み付けることができる。
【0035】
図11は、装飾シート22のさらに別の実施例を示す。そこでは、シート全体を連続波形に癖付けされた波形シートで形成し、装飾シート22自体にクッション性を与えることによって、衝撃緩和作用を向上できるようにした。詳しくは、シートの長手方向に沿う波形の癖付け部46を幅方向へ連続して形成し、外キャップ7Bに作用する衝撃を、装飾シート22が弾性変形することで吸収できるようにし、その分だけ内キャップ7Aへ伝播しようとする衝撃力を緩和吸収できるようにした。この場合のシート素材は、ポリカーボネイトなどの強弾性シートが好ましく、癖付け部46の隣接ピッチは、数未満であることが好ましい。なお、内外の両キャップ7A・7Bの間に装填した状態の装飾シート22は、僅かに押し潰されて弾性力を発揮する。そのため、外キャップ7Bは装飾シート22の弾性力でバックアップされ、外キャップ7Bに作用する衝撃力に対して、より強い耐衝撃作用を発揮できる事となる。従って、波形シートで形成した装飾シート22によれば、キャップ7の構造強度と靭性とを向上して、作動ヘッド3の保護をさらに確実に行える。
【0036】
上記の実施例以外に、外キャップは半透明のプラスチック材で形成することができる。微少凹凸面44は、装飾シート19の表面にサンドブラストを施して形成でき、あるいは外キャップ7Bの内面を梨地面とすることで形成できる。装飾シート22は、予め着色印刷されたポリカーボネイト製のシートの表面に、金属、ガラス、あるいはプラスチックチップなどの微粒子を接着して形成でき、この場合には、微粒子が混入された蛍光インクを印刷して装飾シートとする場合に比べて、シート表面の鈍い光輝性を真珠表面の光輝状態にさらに近づけることができる。キャップ7は作動ヘッド3の保護以外に、衛生状態の維持あるいは塵埃を遮断する目的で使用するキャップであってもよい。キャップ7を抜け止め保持するための係合構造は、実施例で説明した構造とは逆に、内キャップ7Aに設けた突起と、装着部17に形成した係合穴とで構成することができる。内キャップ7Aおよび外キャップ7Bは、それぞれの筒壁が周回方向に連続している必要はなく、例えば断面C字形の筒体であってもよい。本発明は、電気機器に限らずボールペンや万年筆等の筆記具にも適用できる。この場合、ケース本体1内にインクを、その先端にペン先を設け、このペン先を保護するキャップに本発明を適用することにより、上記の実施例と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】作動ヘッド部の縦断側面図である。
【図2】キャップを外した状態での正面図である。
【図3】内部構造の分解断面図である。
【図4】刃ユニットを分解した状態での背面図である。
【図5】キャップを装着した状態での縦断側面図である。
【図6】作動ヘッドとその駆動機構とを示す内部正面図である。
【図7】キャップの分解斜視図である。
【図8】キャップと装着部の係合構造を示す断面図である。
【図9】装飾シートの展開平面図である。
【図10】装飾シートの別実施例を示す分解斜視図および展開平面図である。
【図11】装飾シートのさらに別の実施例を示す展開平面図である。
【符号の説明】
1 ケース体
7 キャップ
7A 内キャップ
7B 外キャップ
17 装着部
22 装飾シート
25 フランジ壁
27 係合穴
28 突起穴
32 突起
34 開口内面壁
35 隙間
40 微少凹凸面
Claims (9)
- ケース本体1の一端にモーター動力を受けて作動する作動ヘッド3が設けられており、作動ヘッド3の外面を覆うキャップ7がケース本体1の装着部17に対して着脱自在に装着してある電気機器であって、
キャップ7が、作動ヘッド3の外面全体を覆う内キャップ7Aと、内キャップ7Aの外面を覆う外キャップ7Bとで2重筒状に構成してあり、
内キャップ7Aと外キャップ7Bとのそれぞれが、一端のみが開口された上下に長いキャップ体からなり、
内キャップ7Aと外キャップ7Bとは、上端の上嵌合部と下端の下嵌合部のみで互いに嵌係合されて、両嵌合部の間の周面が隙間35を介して対向していることを特徴とする電気機器。 - 内キャップ7Aの内面と装着部17との嵌合面に、互いに嵌係合してキャップの抜け外れを防ぐ係合構造が設けてある請求項1記載の電気機器。
- 下嵌合部が、内キャップ7Aの開口外面に周回状に膨出したフランジ壁25と、フランジ壁25に外嵌する外キャップ7Bの開口内面壁34とで構成されており、
フランジ壁25に臨む外キャップ7Bの外周面に、開口内面壁34用の補強リブ33が膨出形成してある請求項1または2記載の電気機器。 - 上嵌合部が、内キャップ7Aと外キャップ7Bとのいずれか一方に突設された突起32と、他方に設けられた突起穴28とで構成されており、
突起32と突起穴28とが、外キャップ7Bの内奥端において嵌係合している請求項1、2または3記載の電気機器。 - 外キャップ7Bが透明ないし半透明のプラスチック成形品で形成されており、
内外両キャップ7A・7Bの間の隙間35に装飾シート22が配置してある請求項4記載の電気機器。 - 外キャップ7Bが、前円弧面30と後円弧面31とを有する上すぼまり鞘状のキャップ体からなり、
装飾シート22が、上嵌合部の突起32に外嵌する位置決め部43と、前円弧面30および後円弧面31に沿う、前シート部41および後シート部42とを一体に備えたシートで形成してある請求項5記載の電気機器。 - 上嵌合部の突起32が内キャップ7Aに設けられており、
突起32に装飾シート22の位置決め部43を差し込んだ状態で、装飾シート22と内キャップ7Aとを、外キャップ7Bに同時に組み付けることができる請求項5または6記載の電気機器。 - 装飾シート22を構成する前シート部41と後シート部42とが別シートとして形成されており、前後シート部41・42のそれぞれに位置決め部43が設けてある請求項5、6または7記載の電気機器。
- 装飾シート22の表面に微少凹凸面40が形成してある請求項5、6、7または8記載の電気機器。
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