JP2018026657A - データ配信システム、データ転送装置、および、データ送信端末 - Google Patents
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符号101に示すように、ユニキャストでは送信端末(S)→受信端末(T)間で1:1で通信する。よって、1台の送信端末から4台の受信端末へ同じデータパケットを送信する場合でも、例えば、S→R1に4回重複して同じデータパケットを送信するなど、転送網での無駄が多い。さらに、送信端末がすべての宛先を知る必要があるため、送信端末も転送網も負荷が高い。特に、動画等の大きな情報を送信する場合には、無駄に帯域を占有してしまう。
つまり、データパケットの送信回数が、ユニキャストでは受信端末の台数に依存していたのに対し、マルチキャストではマルチキャストアドレス数分だけ繰り返し送信すればよいことになる。
データパケットの送信対象をきめ細かく指定したいときには、そのデータパケットの送信条件が「CPUが2.4GHz以上でメモリが8GB以上でカメラを持つデバイス」や「20代男性で今日自販機でコーヒーを購入した人の端末」などの多岐にわたることもある。
テーブル112は、その多岐の送信条件それぞれについて、別々のマルチキャストアドレスを割り当てた例を示す。符号111は、テーブル112に沿った受信端末の集合図であり、1つ以上の受信端末(「A」など)をマルチキャストアドレスでグループ化したものである。
なお、テーブル112の状態で、新たに「CPUが2.4GHz以上でメモリが8GB以上でカメラを持たないデバイス」の送信条件を追加するときには、「224.0.0.22」とは別のマルチキャストアドレスを新たに割り当てる必要がある。つまり、多岐にわたる送信条件を表現するために、膨大な数のグループが必要となる。
このCCNは、受信端末側からデータパケットを要求するPull型の配信システムであり、送信端末側から複雑な複数の条件により受信端末群を選択し情報を送信するPush型の配信システムには適用されない。
つまり、本発明は、最上位の送信端末から最下位の受信端末に向かってデータパケットを転送するときに、前記送信端末に接続される第1転送装置、前記第1転送装置よりも下位の第2転送装置、前記第2転送装置よりも下位であり前記受信端末に接続される第3転送装置の順にデータパケットが通過するようにレイヤ構成をとるデータ配信システムであって、
データパケットが前記送信端末から送信される前において、
前記受信端末が、自身の属性集合を前記第3転送装置に送信する第1工程と、
前記第3転送装置が、送信された前記属性集合と、その送信元である前記受信端末のアドレス情報とを対応付けて自身の属性DBに格納するとともに、その格納した属性集合を前記第2転送装置に送信する第2工程と、
前記第2転送装置が、送信された前記属性集合と、その送信元である前記第3転送装置のアドレス情報とを対応付けて自身の属性DBに格納するとともに、その格納した属性集合を前記第1転送装置に送信する第3工程と、
前記第1転送装置が、送信された前記属性集合と、その送信元である前記第2転送装置のアドレス情報とを対応付けて自身の属性DBに格納する第4工程と、
前記属性集合の属性についての送信条件が指定されたデータパケットが前記送信端末から送信された後において、
前記第1転送装置が、前記送信端末から送信された前記データパケットの送信条件を満たす前記属性集合を前記自身の属性DBから特定し、その特定した前記属性集合に対応するアドレス情報が示す前記第2転送装置に対してデータパケットを転送する第5工程と、
前記第2転送装置が、前記第1転送装置から転送された前記データパケットの送信条件を満たす前記属性集合を前記自身の属性DBから特定し、その特定した前記属性集合に対応するアドレス情報が示す前記第3転送装置に対してデータパケットを転送する第6工程と、
前記第3転送装置が、前記第2転送装置から転送された前記データパケットの送信条件を満たす前記属性集合を前記自身の属性DBから特定し、その特定した前記属性集合に対応するアドレス情報が示す前記受信端末に対してデータパケットを転送する第7工程とを実行することを特徴とする。
さらに、マルチキャストと異なり、同報送信先のグループそれぞれに限りあるマルチキャストアドレスを割り当てる必要がなくなるため、膨大なサイズのマルチキャストアドレスのテーブルを各転送装置が保持しなくても済む。その代わり、複雑な条件を表現するときに使用される属性集合を各転送装置が保持すればよい。つまり、条件の複雑化によりグループ数が膨大なものになっても、アドレスが枯渇せずに同報送信が可能になる。
よって、複雑な条件でデータパケットの送信対象を指定する場合でも、システムの負荷を軽減しつつデータパケットを所定の送信対象に転送することができる。
前記第5工程、前記第6工程、および、前記第7工程のうちの少なくとも1つの工程において、各転送装置が、送信が省略されたことにより前記自身の属性DBに格納されなかった前記属性集合については、送信条件を満たすものとみなして、下位の装置にデータパケットを転送することを特徴とする。
各転送装置が、前記自身の属性DBから前記データパケットの送信条件を満たす転送先のアドレス情報を特定した後に、その送信条件を示すハッシュ値と、特定したアドレス情報とを対応付けるハッシュテーブルに対して今回特定したエントリを追加し、
各転送装置が、新たなデータパケットを受信した後に、その新たなデータパケットの送信条件を示すハッシュ値が既にハッシュテーブルに登録されているときには、前記ハッシュテーブルから登録されたアドレス情報を取得することで、送信条件を満たす前記属性集合を前記自身の属性DBから特定する処理を省略することを特徴とする。
前記属性集合の属性についての送信条件が指定されたデータパケットを前記上位転送装置から受信すると、そのデータパケットの送信条件を満たす前記属性集合を前記自身の属性DBから特定し、その特定した前記属性集合に対応するアドレス情報が示す前記下位転送装置に対してデータパケットを転送するデータ転送部と、を備えることを特徴とする。
符号501に示す配信システム全体は、データパケットが流れる上流側(上位側)から下流側(下位側)に向かって、送信元である第0階層の送信端末1、第1階層の転送装置A1、第2階層の転送装置B1、B2、あて先である第3階層の受信端末C1〜C4の順に接続されている。図1では、データパケットが流れる順序を矢印で表記する。
なお、配信システムの各装置は、それぞれCPU(Central Processing Unit)と、メモリと、ハードディスクなどの記憶手段(記憶部)と、ネットワークインタフェースとを有するコンピュータとして構成される。
このコンピュータは、CPUが、メモリ上に読み込んだプログラム(アプリケーションや、その略のアプリとも呼ばれる)を実行することにより、各処理部により構成される制御部(制御手段)を動作させる。
まず、テーブル211は、下流側の転送装置(または受信端末)から上流側の転送装置に属性集合が通知されていく様子を示す。
テーブル211の第1列「装置」は、どの装置内に格納された属性DBの内容なのかを示す。なお、装置が受信端末であるときには、属性DBの代わりに手入力された設定ファイルなどでもよい。
テーブル211の第2列「CPU」は、第1属性(CPUの動作クロック)の属性値(以下「CPU属性」)を示す。
テーブル211の第3列「CPU−from」は、第2列のCPU属性がどの下位の装置から通知されたかを示すための送信元の情報(アドレス情報)を示す。
テーブル211の第4列「RAM」は、第2属性(RAMの容量)の属性値(以下「RAM属性」)を示す。
テーブル211の第5列「RAM−from」は、第4列のRAM属性がどの下位の装置から通知されたかを示すための送信元の情報(アドレス情報)を示す。
なお、以下の説明では、テーブルの第n行とは、第1列の「装置」で区切られたレコードを示す。ここで、1つの装置が複数の属性値を有していても、1行とカウントする。つまり、テーブル211の第5行=「装置=転送装置B1」の行、テーブル211の第6行=「装置=転送装置B2」の行、テーブル211の第7行=「装置=転送装置B2」の行である。
テーブル211の第5行に示す転送装置B1の属性DBは、配下である3台の受信端末C1〜C3から通知された属性(第1行〜第3行の属性)が、その通知元(〜from)に対応付けられて格納される。
テーブル211の第6行に示す転送装置B2の属性DBは、配下である1台の受信端末C4から通知された属性(第4行の属性)が、その通知元(〜from)に対応付けられて格納される。
「CPU=2.4GHzかつRAM≧4GBである受信端末を送信先とする」
この送信条件は、第1属性「CPU=2.4GHz」と第2属性「RAM≧4GB」との組み合わせ(AND条件)であるとも言える。
テーブル212の第4行に示す受信端末C3のレコードは、テーブル211の第3行と同じである。受信端末C3は、転送装置B1から転送されたデータパケットの送信条件が自身の属性集合に適合することを確認した後、そのデータパケットを受信する。
テーブル201は、図2のテーブル211を一般化したものである。図2のCPU属性を図3では属性aとし、図2のRAM属性を図3では属性bとし、その各属性値を図2の「2.4GHz」→図3「C1a」などに置き換える。
そして、各転送装置は、直下の転送装置から通知された属性集合の和集合を、真上の転送装置に通知する。このとき、同じ属性内の属性値が2つ以上重複する場合は、1つの属性値に集約してから通知してもよい。
転送装置A1では、2つの属性値が送信条件をともに満たす送信先として、転送装置B1が選択される。
転送装置B1では、2つの属性値が送信条件をともに満たす送信先として、受信端末C1が選択される。
これにより、受信端末C1は、自身の属性に適合するデータパケットを受信することができる。なお、受信端末C1〜C4の増減、端末位置の移動、属性値の変更などに伴い、テーブル201に示した各装置内の属性DBの内容が変更されることもある。そこで、配信システムの各装置は、最新の属性集合を随時各装置の属性DBに反映させることが望ましい。
テーブル222の第1行に示す転送装置A1の属性DBは、テーブル211の第7行と同じである。転送装置A1は、送信条件を構成する3つの属性ごとに、それぞれの属性値を満たすエントリを属性DBから取得する。図2と同様に、CPU属性とRAM属性については属性値の評価ができるが、前記したとおり直下の装置から通知されていないので、cam属性については属性値の評価ができない。
転送装置B1は、転送されたデータパケットについて、テーブル222の第2行に示すように、3つの属性をすべて保持している。そこで、転送装置B1は、3つの属性すべてを評価できるので、その評価結果である受信端末C1をデータパケットの転送先とする。これにより、受信端末C1は、一部の属性が転送装置A1に通知されていない状況下であっても、自身の属性に適合するデータパケットを受信することができる。
テーブル231では、受信端末C1〜C4→転送装置B1,B2の段階で、2つの属性(CPU,RAM)だけが通知されるが、属性「age」が通知されないものとする。つまり、各受信端末C1〜C4は、所有者の年齢を秘匿情報として外部に通知しない設定になっている。よって、転送装置B1,B2→転送装置A1の段階でも属性「age」が通知されない。
テーブル232の第1行に示す転送装置A1の属性DBでは、CPU属性とRAM属性については属性値の評価ができるが、age属性については属性値の評価ができない。そこで、図5と同様に、通知されないage属性については、その判断を下位の装置にゆだねることとし(換言すると自身の装置では、age属性は満たしたと仮定し)、転送装置A1は転送装置B1へデータパケットを転送する。
テーブル232の第2行に示す転送装置B1の属性DBも、CPU属性とRAM属性とをともに満たし、かつ、通知されていないage属性は満たしたものと仮定した結果、転送先が受信端末C1、C3に特定される。
テーブル232の第4行に示す受信端末C3は、転送されたデータパケットの送信条件と、自身の属性とを照合した結果、age属性を満たしていない(13才は30代に含まれない)ことにより、データパケットを破棄する。
このように、受信端末側にデータパケットの取捨選択を求めることで、受信端末の秘匿情報を外部に通知しなくても、属性を満たす適切なデータパケットだけを受信することができる。
・第0階層の送信端末1
・第1階層の転送装置A1
・第2階層の転送装置X1、X2
・第3階層の転送装置B1、B2
・第4階層の受信端末C1〜C4
[第1工程]第4階層の受信端末C1〜C4は、第3階層の転送装置B1、B2に対して、自身の属性集合を送信する。
[第2工程]第3階層の転送装置B1、B2は、第1工程で通知された属性集合を自装置内の属性DB内に格納し、その格納した内容を第2階層の転送装置X1に対して送信する。
[第3工程]第2階層の転送装置X1は、第2工程で通知された属性集合を自装置内の属性DB内に格納し、その格納した内容を第1階層の転送装置A1に対して送信する。
[第4工程]第1階層の転送装置A1は、第3工程で通知された属性集合を自装置内の属性DB内に格納する。
[第5工程]第1階層の転送装置A1は、送信端末1から送信されたデータパケットの送信条件を満たす属性集合を自身の属性DBから特定し、その特定した属性集合に対応する次ホップが示す第2階層の転送装置X1に対してデータパケットを転送する。
[第6工程]第2階層の転送装置X1は、第5工程で送信されたデータパケットの送信条件を満たす属性集合を自身の属性DBから特定し、その特定した属性集合に対応する次ホップが示す第3階層の転送装置B1、B2に対してデータパケットを転送する。
[第7工程]第3階層の転送装置B1、B2は、第6工程で送信されたデータパケットの送信条件を満たす属性集合を自身の属性DBから特定し、その特定した属性集合に対応する次ホップが示す第4階層の受信端末C1〜C4に対してデータパケットを転送する。
テーブル301は、各装置が有するハッシュDBの内容として、データパケットの送信条件と、その送信条件をハッシュキーとしてハッシュ計算した結果のハッシュ値と、属性DBに対して送信条件を評価した結果の送信先(次ホップ)とを対応付けている。
各転送装置は、受信したデータパケットの送信条件と、属性DBの属性集合とを評価する前に、受信したデータパケットの送信条件がハッシュDBに登録済みであるか否かを、ハッシュ値から検索する。もし、ハッシュDBに登録済みであるなら、属性DBの属性集合を評価する処理を省略し、ハッシュDBからただちに送信先(次ホップ)を取得することで、処理負荷が軽減される。
なお、ハッシュDBのエントリ登録処理の契機として、未登録の送信条件が到着したとき以外にも、属性DBの更新時や、転送装置の電源投入時などが挙げられる。また、登録対象のエントリ(送信条件)としては、到着した送信条件だけでなく、未着であっても事前に考え得る全パターンを列挙してもよい。
これにより、複雑な条件パケットは比較的高性能な処理能力を持つ転送装置(例えば高性能CPUをもつ転送装置)で取扱い、データ量が大きい情報パケットをより大容量の転送能力を持つ転送装置(例えば高性能なNP(Network Processor)/FPGA(Field-Programmable Gate Array)/ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの専用チップを持つ転送装置)で取り扱うなどにより、効率的な設備設計が可能になる。
符号401は、配信用テーブルの大きさを評価するためのパラメータm,nの説明図である。仮に属性の個数を属性A〜属性Mの合計m個とし、その属性1つ1つにつき、取り得る属性値のバリエーションがn個であったとする。
符号402は、符号401の状況において、マルチキャストグループで配信するときの配信用テーブルの大きさを示す。データパケットの送信条件を示す条件式は、属性ごとの属性値の組み合わせで定義されるので、nのm乗個のエントリ(マルチキャストIPアドレス)が必要となり、そのエントリを格納する配信用テーブルの肥大化が問題となっていた。
例えば、m=5,n=10とすると、マルチキャストの配信テーブルは10の5乗=10万エントリが必要であったが、属性DBは10×5=50エントリで済む。
A1 転送装置(第1転送装置)
B1,B2 転送装置(第3転送装置)
C1〜C4 受信端末
X1,X2 転送装置(第2転送装置)
Claims (6)
- 最上位の送信端末から最下位の受信端末に向かってデータパケットを転送するときに、前記送信端末に接続される第1転送装置、前記第1転送装置よりも下位の第2転送装置、前記第2転送装置よりも下位であり前記受信端末に接続される第3転送装置の順にデータパケットが通過するようにレイヤ構成をとるデータ配信システムであって、
データパケットが前記送信端末から送信される前において、
前記受信端末は、自身の属性集合を前記第3転送装置に送信する第1工程と、
前記第3転送装置は、送信された前記属性集合と、その送信元である前記受信端末のアドレス情報とを対応付けて自身の属性DBに格納するとともに、その格納した属性集合を前記第2転送装置に送信する第2工程と、
前記第2転送装置は、送信された前記属性集合と、その送信元である前記第3転送装置のアドレス情報とを対応付けて自身の属性DBに格納するとともに、その格納した属性集合を前記第1転送装置に送信する第3工程と、
前記第1転送装置は、送信された前記属性集合と、その送信元である前記第2転送装置のアドレス情報とを対応付けて自身の属性DBに格納する第4工程と、
前記属性集合の属性についての送信条件が指定されたデータパケットが前記送信端末から送信された後において、
前記第1転送装置は、前記送信端末から送信された前記データパケットの送信条件を満たす前記属性集合を前記自身の属性DBから特定し、その特定した前記属性集合に対応するアドレス情報が示す前記第2転送装置に対してデータパケットを転送する第5工程と、
前記第2転送装置は、前記第1転送装置から転送された前記データパケットの送信条件を満たす前記属性集合を前記自身の属性DBから特定し、その特定した前記属性集合に対応するアドレス情報が示す前記第3転送装置に対してデータパケットを転送する第6工程と、
前記第3転送装置は、前記第2転送装置から転送された前記データパケットの送信条件を満たす前記属性集合を前記自身の属性DBから特定し、その特定した前記属性集合に対応するアドレス情報が示す前記受信端末に対してデータパケットを転送する第7工程とを実行することを特徴とする
データ配信システム。 - 前記第1工程、前記第2工程、および、前記第3工程のうちの少なくとも1つの工程において、前記属性集合の送信元である下位の装置は、前記属性集合の送信先である上位の装置に対して、送信対象の前記属性集合のうちの一部を省略してから送信し、
前記第5工程、前記第6工程、および、前記第7工程のうちの少なくとも1つの工程において、各転送装置は、送信が省略されたことにより前記自身の属性DBに格納されなかった前記属性集合については、送信条件を満たすものとみなして、下位の装置にデータパケットを転送することを特徴とする
請求項1に記載のデータ配信システム。 - 前記第1工程、前記第2工程、および、前記第3工程のうちの少なくとも1つの工程において、前記属性集合の送信元である下位の装置は、前記属性集合内の重複する項目については1つに集約した後に、前記属性集合の送信先である上位の装置に対して送信することを特徴とする
請求項1に記載のデータ配信システム。 - 前記第5工程、前記第6工程、および、前記第7工程のうちの少なくとも1つの工程において、
各転送装置は、前記自身の属性DBから前記データパケットの送信条件を満たす転送先のアドレス情報を特定した後に、その送信条件を示すハッシュ値と、特定したアドレス情報とを対応付けるハッシュテーブルに対して今回特定したエントリを追加し、
各転送装置は、新たなデータパケットを受信した後に、その新たなデータパケットの送信条件を示すハッシュ値が既にハッシュテーブルに登録されているときには、前記ハッシュテーブルから登録されたアドレス情報を取得することで、送信条件を満たす前記属性集合を前記自身の属性DBから特定する処理を省略することを特徴とする
請求項1に記載のデータ配信システム。 - 自身からみて階層構造における下位として接続されている下位転送装置から送信された属性集合と、その送信元である前記下位転送装置のアドレス情報とを対応付けて自身の属性DBに格納するとともに、その格納した属性集合を自身からみて階層構造における上位として接続されている上位転送装置に送信するデータベース作成部と、
前記属性集合の属性についての送信条件が指定されたデータパケットを前記上位転送装置から受信すると、そのデータパケットの送信条件を満たす前記属性集合を前記自身の属性DBから特定し、その特定した前記属性集合に対応するアドレス情報が示す前記下位転送装置に対してデータパケットを転送するデータ転送部と、を備えることを特徴とする
データ転送装置。 - 請求項5に記載のデータ転送装置に対して送信するデータパケットを作成し、そのデータパケットのあて先を示す情報として前記属性集合の属性についての送信条件を指定することを特徴とする
データ送信端末。
Priority Applications (1)
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JP2016156358A JP6603631B2 (ja) | 2016-08-09 | 2016-08-09 | データ配信システム、および、データ転送装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2016
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