JP2018026232A - 光源装置及び車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】蛍光体及び励起光源に対する冷却性能に優れ、なお且つ、小型化が可能な光源装置を提供する。【解決手段】両端が開口した筒状体4と、筒状体4の周壁4aに設けられた少なくとも1種又は2種以上の蛍光体5と、筒状体4の少なくとも一端側の開口部4bに設けられた羽根車6とを有して、筒状体4の周方向に回転駆動される回転ドラム2と、筒状体4の内側に配置された状態で、蛍光体5に向けて励起光Lを照射する励起光源3とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、光源装置、並びにそのような光源装置を備える車両用灯具に関する。
近年、発光ダイオード(LED)などの半導体発光素子と、この半導体発光素子が発する光(励起光)に励起されて光(蛍光光)を発する蛍光体とを組み合わせて、可視光(主に白色光)を得ることができる光源装置が提案されている。
また、光源装置では、高輝度且つ高出力な光が得られる半導体レーザー(LD)などのレーザー光源を用いて、このレーザー光源が発するレーザー光(例えば紫外光)を種類の異なる蛍光体に照射することによって、可視光を得ることも行われている。
しかしながら、このような高輝度且つ高出力な励起光源を用いた場合、励起光源を冷却するだけでなく、励起光が照射される蛍光体が高温となることを防ぐ必要がある。すなわち、励起光の照射により蛍光体が発熱して蛍光体が高温となった場合は、蛍光体に生ずる温度消光によって光度の低下を招くことになる。
この対策として、蛍光体ホイールを回転させながら、この蛍光体ホイールに照射される励起光の位置を変更することが行われている(例えば、特許文献1〜5を参照。)。しかしながら、蛍光体ホイールを回転させるだけでは蛍光体の発熱を十分に抑えることは困難である。このため、蛍光体ホイールを回転させる機構とは別に、冷却ファンなどの冷却手段を用意し、蛍光体ホイールや励起光源を強制的に冷却する必要がある。
しかしながら、従来の光源装置では、蛍光体ホイールを回転させるための駆動機構と、冷却ファンを回転させるための駆動機構とを別々に備えることによって、装置全体が大型化してしまうといった問題があった。特に、このような光源装置を車両用前照灯(ヘッドランプ)などの車両用灯具に適用する場合は、灯体内に収容する必要があるため、光源装置をよりコンパクトに設計することが求められる。
特許第5152586号公報 特許第5661947号公報 特開2012−78707号公報 特開2013−210439号公報 特開2015−69884号公報
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、蛍光体及び励起光源に対する冷却性能に優れ、なお且つ、小型化が可能な光源装置、並びにそのような光源装置を備える車両用灯具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 両端が開口した筒状体と、前記筒状体の周壁に設けられた少なくとも1種又は2種以上の蛍光体と、前記筒状体の少なくとも一端側の開口部に設けられた羽根車とを有して、前記筒状体の周方向に回転駆動される回転ドラムと、
前記筒状体の内側に配置された状態で、前記蛍光体に向けて励起光を照射する励起光源とを備える光源装置。
〔2〕 前記回転ドラムの回転駆動により前記筒状体と一体に回転する前記蛍光体に対して前記励起光源が励起光を照射することによって、この励起光が照射される前記蛍光体の位置を変えながら、前記蛍光体が励起されて発する光を前記筒状体の外側に向けて出射すると共に、
前記筒状体と一体に回転する前記羽根車が気流を発生させながら、この気流により前記蛍光体及び前記励起光源を冷却することを特徴とする前記〔1〕に記載の光源装置。
〔3〕 前記蛍光体は、前記筒状体の周壁を形成する透光性基材の表面又は内部に設けられていることを特徴とする前記〔1〕又は〔2〕に記載の光源装置。
〔4〕 前記蛍光体は、前記筒状体の周壁を形成していることを特徴とする前記〔1〕又は〔2〕に記載の光源装置。
〔5〕 前記励起光源は、レーザー光を出射する半導体レーザーであることを特徴とする前記〔1〕〜〔4〕の何れか一項に記載の光源装置。
〔6〕 前記励起光源は、前記半導体レーザーが発する熱を放熱させるヒートシンクを含むことを特徴とする前記〔5〕に記載の光源装置。
〔7〕 前記筒状体を回転自在に支持する回転支持部と、
前記励起光源を固定した状態で支持する固定支持部とを備え、
前記回転支持部と固定支持部とが一体に構成されていることを特徴とする前記〔1〕〜〔7〕の何れか一項に記載の光源装置。
〔8〕 前記回転ドラムは、回転モータの動力を伝達する動力伝達機構を介して回転駆動されることを特徴とする前記〔1〕〜〔7〕の何れか一項に記載の光源装置。
〔9〕 前記〔1〕〜〔8〕の何れか一項に記載の光源装置と、
前記光源装置から出射された光を投影する投影レンズとを備える車両用灯具。
以上のように、本発明によれば、蛍光体及び励起光源に対する冷却性能に優れ、なお且つ、小型化が可能な光源装置、並びにそのような光源装置を備える車両用灯具を提供することが可能である。
本発明の一実施形態に係る光源装置の一構成例を示す分解斜視図である。 図1に示す光源装置の構成を示す正面図である。 図1に示す光源装置の構成を示す側面図である。 図1に示す光源装置を備えた車両用灯具の一例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らないものとする。
(光源装置)
先ず、本発明の一実施形態として、例えば図1〜図3に示す光源装置1について説明する。なお、図1は、光源装置1の構成を示す分解斜視図である。図2は、光源装置1の構成を示す正面図である。図3は、光源装置1の構成を示す側面図である。また、以下に示す図面では、XYZ直交座標系を設定し、X軸方向を光源装置1の前後方向、Y軸方向を光源装置1の左右方向、Z軸方向を光源装置1の上下方向として、それぞれ示すものとする。
本実施形態の光源装置1は、図1〜図3に示すように、回転ドラム2と、励起光源3とを備えている。回転ドラム2は、両端が開口した筒状体4と、筒状体4の周壁4aに設けられた蛍光体5と、筒状体4の一端側の開口部4bに設けられた羽根車6とを有している。
筒状体4は、一端側の開口部4bを形成する第1のリング部材7aと、他端側の開口部4cを形成する第2のリング部材7bと、第1のリング部材7aと第2のリング部材7bとの間の周壁4aを形成する透光性基材8とを有して、全体として略円筒状に形成されている。
このうち、第1のリング部材7a及び第2のリング部材7bは、放熱性に優れた金属等からなる。一方、透光性基材8は、ガラスや透明樹脂等を筒状に成形したもの、若しくは、可撓性を有する透明樹脂シート(フィルム)を円筒状に丸めて成形したものからなる。
蛍光体5は、透光性基材8の表面(内面又は外面)に積層して設けられている。また、蛍光体5は、透光性基材8の内部に分散して設けられた構成であってもよい。さらに、蛍光体5は、筒状体4の周壁4aを直接形成するものであってもよく、透光性基材8の代わりに、この蛍光体5を円筒状に成形したもの(バルク)を用いることが可能である。
羽根車6は、第1のリング部材7aの内側に放射状に並ぶ複数の羽根板6aからなる。複数の羽根板6aは、互いに同一方向に傾斜しながら、第1のリング部材7aの内面に一体に取り付けられている。なお、羽根車6は、筒状体4の一端側の開口部4bに設けられた構成に限らず、筒状体4の他端側の開口部4cに設けられた構成や、筒状体4の両側の開口部4b,4cに設けられた構成としてもよい。
回転ドラム2は、回転支持部9により筒状体4の周方向に回転自在に支持されている。具体的に、この回転支持部9は、ハウジング10と、ハウジング4に回転自在に取り付けられた複数の保持ローラ11とを有している。
ハウジング10は、ベース部10aと、ベース部10aから前方に向かって延長された上下一対の上壁部10b及び下壁部10cとを有している。上壁部10b及び下壁部10cの内側は、筒状体4を収容すると共に、前方が開放された保持空間Kを形成している。
複数の保持ローラ11は、保持空間Kに収容される筒状体4のうち、第1のリング部材7a及び第2のリング部材7bに対応する位置に、それぞれ対称に配置されている。また、複数の保持ローラ11は、それぞれ対称となる位置の上壁部10bの先端側と、下壁部10cの先端側と、上壁部10b及び下壁部10cの基端側との3箇所に配置されている。
第1のリング部材7a及び第2のリング部材7bの外周面には、それぞれ複数の保持ローラ11を案内するガイド溝12が全周に亘って設けられている。これにより、回転支持部9は、筒状体4を複数の保持ローラ11により保持しながら、第1のリング部材7a及び第2のリング部材7bの外周面を周方向に回転自在に支持している。
なお、本実施形態では、第1のリング部材7a及び第2のリング部材7bの外周面にガイド溝12を設けた構成となっているが、このガイド溝12の代わりに、第1のリング部材7a及び第2のリング部材7bの外周面から全周に亘って突出したレール部を設けた構成としてもよい。この構成の場合、複数の保持ローラ11については、レール部からの脱線を防ぐため、フランジ付きローラを用いることが好ましい。
回転ドラム2は、回転モータ13の動力を伝達する動力伝達機構14を介して筒状体4の周方向に回転駆動される。回転モータ13は、ハウジング10の上壁部10bの外面側に設置されている。動力伝達機構14は、回転モータ13の駆動軸に取り付けられた摩擦車14aを有している。摩擦車14aは、上壁部10bに設けられた開口部(図示せず。)を介して第1のリング部材7aの外周面と接触した状態で配置されている。
これにより、回転モータ13により摩擦車14aが回転すると、この摩擦車14aと接触する筒状体4が周方向に回転することになる。同時に、筒状体4と一体に回転する羽根車6によって、筒状体4の一端側の開口部4bから他端側の開口部4cに向かって気流Cが発生することになる。
なお、動力伝達機構14については、このような構成に限定されることなく、例えばギア機構やチェーン機構、ベルト機構、クラッチ機構などを介して回転モータ13の動力を回転ドラム2に伝達することが可能である。
ハウジング10の両端には、エアフィルタ15が設けられている。これにより、塵埃等を捕集しながら、筒状体4の内側において清浄な空気を流すことが可能である。なお、エアフィルタ15については、少なくとも気流Cが発生する筒状体4の上流(一端側の開口部4b)側に配置すればよく、下流(他端側の開口部4c)側のエアフィルタ15については省略することも可能である。
励起光源3は、蛍光体5に向けて励起光となるレーザー光Lを照射する半導体レーザー16を有している。半導体レーザー16は、回路基板17の前面側に実装されて、レーザー光Lを前方(+X軸方向)に向けて放射状に出射する。また、回路基板17の後面側には、半導体レーザー16が発する熱を放熱させるヒートシンク18が取り付けられている。
励起光源3は、半導体レーザー16を前方に向けた状態で、筒状体4の内側に配置されている。励起光源3は、固定支持部19により固定した状態で支持されている。具体的に、この固定支持部19は、上述した回転支持部9と一体に構成されており、ハウジング10の両端に設けられた一対の支柱部20と、一対の支柱部20の間を連結する連結部21とを有している。
一対の支柱部20は、それぞれ対称となる位置の上壁部10bと下壁部10cとの間を連結した状態で、鉛直方向(Z軸方向)に沿って配置されている。連結部21は、筒状体4の中心部を貫通した状態で、水平方向(Y軸方向)に沿って配置されている。励起光源3は、この連結部21の中央部に一体に取り付けられている。
ここで、励起光源3において、半導体レーザー16が発するレーザー光Lは、近紫外光であり、赤、緑、青の各色に対応した蛍光体5に、この近紫外光を照射することによって、各蛍光体5が励起されて発する赤色光、緑色光、青色光を混色した白色光(可視光)WLを得ることが可能となっている。
筒状体4では、上述した種類の異なる蛍光体5を周壁4aの周方向に沿って配置することが可能であり、これら異なる蛍光体5の面積比を変えることで、白色光(可視光)WLのスペクトルを制御することが可能である。
また、励起光源3では、半導体レーザー16が発するレーザー光Lの照射方向を走査する構成としてもよい。レーザー光Lの照射方向を走査する手段としては、例えばMEMSミラーやDMDなどの空間変調素子を用いることができる。また、半導体レーザー16自体において、レーザー光Lの照射方向を可変に制御できるものを用いてもよい。また、半導体レーザー16については、1つに限らず、複数の半導体レーザー16を並べて配置することも可能である。
以上のような構成を有する光源装置1では、回転ドラム2の回転駆動により筒状体4と一体に回転する蛍光体5に対して半導体レーザー16がレーザー光Lを照射することによって、このレーザー光Lが照射される蛍光体5の位置を変えながら、蛍光体5が励起されることで得られる白色光WLを筒状体4の外側(前方)に向けて出射することが可能である。
また、光源装置1では、筒状体4と一体に回転する羽根車6が気流Cを発生させながら、この筒状体4の内部を流れる気流Cによって、蛍光体5や半導体レーザー16などの発熱部分を冷却することが可能である。
以上のように、本実施形態の光源装置1では、上述した筒状体4と一体に回転する蛍光体5に対するレーザー光Lの照射位置を変更ことによって、蛍光体5の温度消光を防ぐと共に、この蛍光体5の耐久性を向上させることが可能である。
また、本実施形態の光源装置1では、上述した筒状体4と一体に回転する羽根車6によって気流Cを発生させ、この気流Cによって蛍光体5や半導体レーザー16などの発熱部分を効率良く冷却することが可能である。したがって、高輝度且つ高出力な半導体レーザー16を用いた場合でも、蛍光体5や半導体レーザー16等に対する冷却性能を十分に確保することが可能である。
また、本実施形態の光源装置1では、半導体レーザー16を筒状体4の内側に配置することで、レーザー光Lが筒状体4の外部に直接照射されることを防止できるため、安全性を十分に確保することが可能である。
また、本実施形態の光源装置1では、従来のような蛍光体ホイールを回転させるための駆動機構と、冷却ファンを回転させるための駆動機構とを別々に備える必要がなく、従来よりも装置全体を小型化することが可能である。
(車両用灯具)
次に、図4に示す上記光源装置1を備えた車両用灯具100について説明する。
なお、図4は、車両用灯具100の一例を示す斜視図である。また、図4では、上記光源装置1を簡略化して図示している。また、以下の説明では、上記光源装置1と同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
本実施形態の車両用灯具100は、図4に示すように、車両の前方に搭載される車両用前照灯(ヘッドランプ)に上記光源装置1を適用したものであり、上記光源装置1と、光源装置1から出射された白色光(以下、単に光という。)WLを車両の前方に向けて投影する投影レンズ101とを備えている。
投影レンズ101は、例えばカットオフラインを含むすれ違い(ロービーム)用配光パターンPを形成するため、このカットオフラインに対応した溝形状や段差形状等を含む構成としてもよい。
また、車両用灯具100では、このような構成とは別に、光源装置1から出射された光WLを車両進行方向に向けて反射するリフレクタや、リフレクタにより反射された光WLの一部を遮光(カット)するシェードを備えた構成としてもよい。
この場合も、すれ違い用ビーム(ロービーム)として、シェードの前端によって規定される光源像を投影レンズ101により反転投影することで、上端にカットオフラインを含むロービーム用配光パターンPを形成することができる。
また、車両用灯具100では、すれ違い用ビーム(ロービーム)だけでなく、走行用ビーム(ハイビーム)として、光源装置1が出射する白色光WLを投影レンズ101により投影することで、ロービーム用配光パターンPの上方にハイビーム用配光パターンを形成する構成としてもよい。
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
具体的に、上記励起光源3では、半導体レーザー16を用いた構成となっているが、それ以外にも、例えば発光ダイオード(LED)などの半導体発光素子を用いることが可能である。この場合、LEDが発する励起光(青色光)に励起されて蛍光光(黄色光)を発する蛍光体5とを組み合わせて、白色光(可視光)WLを得ることが可能である。また、半導体レーザー16が発するレーザー光Lを青色光とし、このレーザー光Lに励起されて蛍光光(黄色光)を発する蛍光体5とを組み合わせて、白色光(可視光)WLを得ることも可能である。
また、上記蛍光体5については、赤、緑、青の各色に対応した蛍光体を混合したものを用いることができ、この蛍光体5に近紫外光を照射することによって、赤色光、緑色光、青色光を混色した白色光(可視光)WLを得ることも可能である。
また、上記回転ドラム2では、上述したレーザー光L(励起光)の取り込み効率を向上させるため、筒状体4の内面に無反射層や微細構造による光学機能層(構造)などを設けた構成としてもよい。
また、上記光源装置1では、上述した白色光(可視光)WLの集光などの光制御を行うため、マイクロレンズや微細構造による光学機能部材(構造)などを追加した構成としてもよい。
また、上記光源装置1では、上述した回転ドラム2を回転モータ13により回転駆動する構成に限らず、外部から供給される気流によって、筒状体4を回転させることも可能である。この場合、外部からの気流が羽根車6に当たることで、この羽根車6と共に筒状体4が回転することになる。なお、外部からの気流は、外部の冷却機構などから供給することが可能である。
1…光源装置 2…回転ドラム 3…励起光源 4…筒状体 4a…周壁 4b…一端側の開口部 4b…他端側の開口部 5…蛍光体 6…羽根車 7a…第1のリング部材 7b…第2のリング部材 8…透光性基材 9…回転支持部 10…ハウジング 11…保持ローラ 12…ガイド溝 13…回転モータ 14…動力伝達機構 15…エアフィルタ 16…半導体レーザー 17…回路基板 18…ヒートシンク 19…固定支持部 20…支柱部 21…連結部 100…車両用灯具 101…投影レンズ K…保持空間 L…レーザー光(励起光) WL…白色光(可視光)

Claims (9)

  1. 両端が開口した筒状体と、前記筒状体の周壁に設けられた少なくとも1種又は2種以上の蛍光体と、前記筒状体の少なくとも一端側の開口部に設けられた羽根車とを有して、前記筒状体の周方向に回転駆動される回転ドラムと、
    前記筒状体の内側に配置された状態で、前記蛍光体に向けて励起光を照射する励起光源とを備える光源装置。
  2. 前記回転ドラムの回転駆動により前記筒状体と一体に回転する前記蛍光体に対して前記励起光源が励起光を照射することによって、この励起光が照射される前記蛍光体の位置を変えながら、前記蛍光体が励起されて発する光を前記筒状体の外側に向けて出射すると共に、
    前記筒状体と一体に回転する前記羽根車が気流を発生させながら、この気流により前記蛍光体及び前記励起光源を冷却することを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記蛍光体は、前記筒状体の周壁を形成する透光性基材の表面又は内部に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光源装置。
  4. 前記蛍光体は、前記筒状体の周壁を形成していることを特徴とする請求項1又は2に記載の光源装置。
  5. 前記励起光源は、レーザー光を出射する半導体レーザーであることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の光源装置。
  6. 前記励起光源は、前記半導体レーザーが発する熱を放熱させるヒートシンクを含むことを特徴とする請求項5に記載の光源装置。
  7. 前記筒状体を回転自在に支持する回転支持部と、
    前記励起光源を固定した状態で支持する固定支持部とを備え、
    前記回転支持部と固定支持部とが一体に構成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の光源装置。
  8. 前記回転ドラムは、回転モータの動力を伝達する動力伝達機構を介して回転駆動されることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の光源装置。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載の光源装置と、
    前記光源装置から出射された光を投影する投影レンズとを備える車両用灯具。
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