JP2018025265A - ギア構造及びギアの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、例として、電動フォークリフトの走行に用いる駆動ユニット1の断面図を示している。駆動ユニット1は、動力源である駆動モータ10、駆動モータ10の回転動力が伝達される複合ギア20、複合ギア20から回転動力が伝達される伝達ギア31、伝達ギア31からデファレンシャル33を介して回転動力が伝達されるドライブシャフト34R、34L、ハウジング2、3等を有している。
図2は、第1ギア21と、第2ギア22と、軸受装置28、29とを組み付けた状態の複合ギア20の断面図を示しており、図3は、第1ギア21、第2ギア22、軸受装置28、軸受装置29を分解した状態の断面図を示している。また図4は第1ギア21における嵌合孔21K(図3参照)の周囲の拡大図を示しており、図5は第2ギア22における嵌合軸部22A(図3参照)の周囲の拡大図を示している。
次に図8を用いて、図2に示す複合ギア20の製造工程(製造方法)について説明する。ステップS110〜S160は第1ギア形成工程の例を示し、ステップS210〜S260は第2ギア形成工程の例を示し、ステップS310、S320は第2ギア22に第1ギア21を組み付けるギア組み付け工程の例を示している。
2、3 ハウジング
10 駆動モータ
11 モータシャフト
11T モータギア歯
20 複合ギア
20J ギア回転軸線
21 第1ギア
21A 軸受圧入部
21B 第1ギア歯部
21E 第1ギア側スプライン部
21ED 第1ギア側スプライン部最大内径
21EL 第1ギアスプライン長さ
21F 第1ギア側非スプライン部
21FD 第1ギア側非スプライン部圧入内径
21K 嵌合孔
21M 第1ギア側嵌合端面
21S スプライン
21T 第1ギア歯
22 第2ギア
22A 嵌合軸部
22B 第2ギア歯部
22C 軸受圧入部
22E 第2ギア側スプライン部
22ED 第2ギア側スプライン部最大外径
22EL 第2ギアスプライン長さ
22F 第2ギア側非スプライン部
22FD 第2ギア側非スプライン部圧入外径
22M ギア溝部
22N 切り上がり部
22P ギア溝深さ
22S スプライン
22T 第2ギア歯
28、29 軸受装置
31 伝達ギア
31T 伝達ギア歯
32 収容体
33 デファレンシャル
34R、34L ドライブシャフト
Claims (6)
- 外周面に第1ギア歯が形成された円板状の第1ギアと、
前記第1ギアよりも小径の円柱状であって軸方向における一部の外周面に第2ギア歯が形成されて前記第1ギアと同軸とされているとともに前記第1ギアと一体となって回転する第2ギアと、を有するギア構造であって、
前記第1ギアは、回転軸線に沿って貫通する嵌合孔を有し、
前記嵌合孔の内周面における前記回転軸線に沿った前記第2ギア歯から遠い側である一方端の側には、スプラインを有する第1ギア側スプライン部が形成されており、
前記嵌合孔の内周面における前記回転軸線に沿った他方端の側には、スプラインを有していない第1ギア側非スプライン部が形成されており、
前記第2ギアは、前記回転軸線に沿った前記一方端の側に、前記第2ギア歯が形成されることなく前記嵌合孔に嵌合される嵌合軸部を有し、
前記嵌合軸部における前記第1ギア側スプライン部に対応する位置には、前記第1ギア側スプライン部のスプラインに嵌合するスプラインを有する第2ギア側スプライン部が形成されており、
前記嵌合軸部における前記第1ギア側非スプライン部に対応する位置には、スプラインを有していない第2ギア側非スプライン部が形成されており、
前記第1ギア側スプライン部と前記第2ギア側スプライン部とが嵌合された状態とされている、
ギア構造。 - 請求項1に記載のギア構造であって、
前記第1ギアは、前記他方端の側の面として第1ギア側嵌合端面を有し、
前記第2ギア歯は、径方向外方に突出するように形成されており、
前記嵌合軸部が前記第1ギアの前記嵌合孔に嵌合された状態では、前記第1ギア側嵌合端面に、前記第2ギア歯における前記第1ギアの側の端面が接触した状態とされている、
ギア構造。 - 請求項1または2に記載のギア構造であって、
前記第1ギア側非スプライン部の内径である第1ギア側非スプライン部圧入内径は、前記第1ギア側スプライン部における最も大きな内径である第1ギア側スプライン部最大内径よりも大きく設定されており、
前記第2ギア側スプライン部における最も大きな外径である第2ギア側スプライン部最大外径は、前記第1ギア側スプライン部最大内径よりも小さく設定されており、
前記第2ギア側非スプライン部の外径である第2ギア側非スプライン部圧入外径は、前記第1ギア側非スプライン部圧入内径よりも大きく設定されており、
前記第2ギア側スプライン部に形成されたスプラインにおける前記回転軸線に沿った長さである第2ギアスプライン長さは、前記第1ギア側スプライン部に形成されたスプラインにおける前記回転軸線に沿った長さである第1ギアスプライン長さよりも長く設定されている、
ギア構造。 - 請求項3に記載のギア構造であって、
隣り合う前記第2ギア歯の間には、前記第2ギア側非スプライン部の外周面に対して凹部となるギア溝部が形成されており、前記ギア溝部は、前記第2ギア側非スプライン部まで延長されて形成されており、
前記第2ギア側非スプライン部に形成されている前記ギア溝部は、前記第2ギア側非スプライン部の表面からの深さであるギア溝深さが、前記第2ギア歯から前記回転軸線に沿って遠ざかるに従って徐々に浅くなるように形成された切り上がり形状とされている、
ギア構造。 - 外周面に第1ギア歯が形成された円板状の第1ギアと、
前記第1ギアよりも小径の円柱状であって軸方向における一部の外周面に第2ギア歯が形成されて前記第1ギアと同軸とされているとともに前記第1ギアと一体となって回転する第2ギアと、を有するギアの製造方法であって、
外周面に前記第1ギア歯が形成されて回転軸線に沿って貫通する嵌合孔を有する前記第1ギアであって、前記嵌合孔の内周面における前記回転軸線に沿った前記第2ギア歯から遠い側である一方端の側にはスプラインを有する第1ギア側スプライン部が形成されて前記嵌合孔の内周面における前記回転軸線に沿った他方端の側にはスプラインを有していない第1ギア側非スプライン部が形成された前記第1ギアを形成する、第1ギア形成工程と、
外周面に前記第2ギア歯が形成されて前記回転軸線に沿った前記一方端の側に、前記第2ギア歯が形成されることなく前記嵌合孔に嵌合される嵌合軸部を有する前記第2ギアであって、前記嵌合軸部における前記第1ギア側スプライン部に対応する位置には前記第1ギア側スプライン部に嵌合するスプラインを有する第2ギア側スプライン部が形成されて前記嵌合軸部における前記第1ギア側非スプライン部に対応する位置にはスプラインを有していない第2ギア側非スプライン部が形成された前記第2ギアを形成する、第2ギア形成工程と、
前記嵌合孔に前記嵌合軸部を差し込み、前記第1ギア側スプライン部と前記第2ギア側スプライン部とを嵌合させるとともに、前記第1ギア側非スプライン部に前記第2ギア側非スプライン部を圧入する、ギア組み付け工程と、を有する、
ギアの製造方法。 - 請求項5に記載のギアの製造方法であって、
前記第2ギア歯における前記回転軸線に沿った前記一方端の側は、前記第2ギア側非スプライン部と隣接しており、
前記第2ギア形成工程において、前記第2ギア歯のそれぞれを、ホブ切りにて形成し、前記ホブ切りによる切り上がり溝を、前記第2ギア側非スプライン部に形成する、
ギアの製造方法。
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6220963A (ja) * | 1985-07-19 | 1987-01-29 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | 大小両歯車を結合した動力伝達用歯車 |
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2016
- 2016-08-12 JP JP2016158388A patent/JP6673093B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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