JP2018023947A - 破砕機および同破砕機のライナ - Google Patents

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【課題】可動格子部材を通過できる被破砕物の大きさを調整できるとともに、扁平な大型廃棄物が格子部材先端とライナ表面との間隙を通過することを阻止できること。【解決手段】この破砕機1は、衝撃部材3を外周部に有するロータ2が設けられた破砕室6と、破砕室6に隣接して形成され、衝撃部材3により破砕された被破砕物を排出する排出室5と、排出室5に設けられ、所定の大きさ以下の被破砕物を通過させる貫通穴12を有し、水平な旋回軸の周り14に旋回できる可動格子部材11と、排出室5を形成する壁の内面において、可動格子部材11の先端に対向する領域に設けられたライナ10と、を備える。ライナ10の表面と可動格子部材11の先端との間隙を被破砕物が通過することを阻止するための複数の突起18がライナ10の表面に形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、廃車ボディや一般鉄くず等の金属廃棄物等を破砕するための破砕機および同破砕機のライナに関する。
従来、大型金属廃棄物等を破砕するための破砕機として、高速回転するロータの外周部に設けられた衝撃部材(ハンマ等)により廃棄物(被破砕物)を破砕する衝撃式破砕機が使用されている。
衝撃式破砕機は、高速回転する衝撃部材により金属廃棄物等の被破砕物を衝撃・せん断により破砕する破砕機であり、破砕された被破砕物は、種類ごとに分離して有用な金属等を回収し、溶融等の処理を行って再利用されている。
金属廃棄物を再利用するために、破砕された被破砕物は、所定の大きさ以下に破砕されていることが、その後流工程である分離や処理のために重要である。
このため、従来の衝撃式破砕機においては、破砕室の上部の排出室に、所定の粒度または大きさ以下のものが通過できるように、前記所定の粒度または大きさに対応した大きさの貫通穴を多数配置した格子部材(グレート)が設けられており、これら格子部材の貫通穴を通過できた被破砕物が、破砕機から排出されて後流工程へ向けて排出される。一方、貫通穴を通過できなかった被破砕物は、破砕室壁等により跳ね返りつつ、再度、高速回転する衝撃部材により破砕を繰り返されて、最終的に格子部材の貫通穴を通過して排出される。
しかし、これらの衝撃式破砕機においては、例えば、格子部材の貫通穴が所定の大きさ(長さおよび幅。なお、貫通穴の長さおよび幅とは、それぞれ格子部材の長手方向の寸法、および長手方向に直交する方向の寸法をいう。)に固定されているため、金属廃棄物の種類や後流工程が必要とする被破砕物の大きさが異なる場合には、それに応じて、破砕機の運転を停止して貫通穴の異なる格子部材に交換する必要があるなど、非常に不便であった。
そこで、このような不便を解消すべく、図9に示されるように、格子部材61を排出室55内で旋回して貫通穴62の開口の向きを変えることにより、投入口54から破砕室56内に投入され、ロータ52と共に高速回転するハンマ53で弾かれた被破砕物が飛んでくる方向からの貫通穴62の投影面積(特に投影長さ)を変化させて、通過できる被破砕物の断面積を変化させるように構成したハンマクラッシャ(衝撃式破砕機)51が使用されている(例えば、特許文献1や特許文献2)。
しかし、これら従来の破砕機51においては、排出室55内においてケーシング58の表面に設けられたライナ60の表面に沿って格子部材61を旋回させるために、格子部材61の先端とライナ60の表面との間には、間隙部63が必要となる。この間隙部63は、隙間(格子部材61の先端とライナ60の表面との間の距離)は小さいが、その幅はほぼ格子部材61と同じであり、貫通穴62の幅に比べて非常に大きく、また、ライナ60の表面は、格子部材61先端の旋回時の軌跡円弧と同心円の円弧(特許文献1の図1や図2)または軌跡円弧に沿って連続する線分(特許文献2の第2図)であり、表面が滑らかに形成されているため、厚さが間隙部63の隙間より小さな被破砕物が間隙部63に突入すると、表面に沿って通過してしまう可能性がある。
このため、特許文献1等の従来の破砕機においては、被破砕物が扁平ないし薄いものである場合には、貫通穴62を通過できないはずの大きさの廃棄物が、間隙部63を通過して排出室55に到達し、その結果、後流過程に排出されてしまうという問題があった。
特開昭59−73061号公報 特開昭56−84647号公報
本発明は、従来技術の前記問題点に鑑みなされたものであって、簡易な構成により、可動格子部材を通過できる被破砕物の大きさを調整できるとともに、扁平な大型廃棄物が格子部材先端とライナ表面との間隙を通過することを阻止できる破砕機および同破砕機に使用されるライナを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様による破砕機は、被破砕物を破砕するための衝撃部材を外周部に有するロータが設けられた破砕室と、前記破砕室に隣接して形成され、前記衝撃部材により破砕された前記被破砕物を排出するための排出室と、前記排出室に設けられ、所定の大きさ以下の前記被破砕物を通過させるための貫通穴を有し、水平な旋回軸の周りに旋回することができる可動格子部材と、前記排出室を形成する壁の内面において、前記可動格子部材の先端に対向する領域に設けられたライナと、を備え、前記ライナの表面と前記可動格子部材の先端との間隙を前記被破砕物が通過することを阻止するための複数の突起が前記ライナの表面に形成されている、ことを特徴とする。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記複数の突起は、それぞれ、前記旋回軸と平行な方向に伸びる略直線状を成しており、前記複数の突起は、前記可動格子部材が旋回する方向に所定の間隔を有して配置されている、ことを特徴とする。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記所定の間隔は、前記可動格子部材の厚さ以下である、ことを特徴とする。
本発明の第4の態様は、第2または第3の態様において、前記旋回軸に直交する面内における前記突起の断面形状が、第一の頂点を突起の先端、第二の頂点を前記破砕室側の前記突起の根元および第三の頂点を前記排出室側の根元とする略三角形である、ことを特徴とする。
本発明の第5の態様は、第4の態様において、前記略三角形の前記第二の頂点の内角が45度以上、90度以下である、ことを特徴とする。
本発明の第6の態様は、第4または第5の態様において、互いに隣接する2つの前記突起の断面を形成する2つの前記略三角形において、一方の前記略三角形の前記第二の頂点が他方の前記略三角形の前記第三の頂点と略一致している、ことを特徴とする。
本発明の第7の態様は、第1ないし第6のいずれかの態様において、前記ライナが、前記可動格子部材の旋回方向に分割されている、ことを特徴とする。
本発明の第8の態様は、第1ないし第7のいずれかの態様において、前記ライナが、前記可動格子部材の前記旋回軸の軸方向に複数のユニットに分割されている、ことを特徴とする。
本発明の第9の態様は、第8の態様において、前記旋回軸の軸方向に分割された前記ライナの各ユニット間において、前記突起の前記所定の間隔、位相、形状の少なくとも一つが相違するように構成されている、ことを特徴とする。
本発明の第10の態様は、第1ないし第9のいずれかの態様において、前記ライナは、前記排出室を形成する壁の側面の上端部に対応する部分が切り欠かれており、または、前記排出室を形成する壁の側面の上端部は、前記ライナに対応する部分が切り欠かれている、ことを特徴とする。
本発明の第11の態様は、第1乃至第10のいずれかの態様による破砕機に使用されるライナである。
本発明によれば、簡易な構成により、可動格子部材を通過できる被破砕物の大きさを調整できるとともに、扁平な大型廃棄物が格子部材先端とライナ表面との間隙を通過することを阻止できる破砕機を提供することができる。
本発明の一実施形態による破砕機の概略構造を示す縦断面図。 図1に示した破砕機において、可動格子部材を旋回するときに可動格子部材の先端に対向する範囲に備えられるライナの構造を示す断面図。 ライナの突起の構造を示す断面図。 ライナの突起の変形例の構造を示す断面図。 ライナの突起の他の変形例の構造を示す断面図。 図2のA−A断面であって、ライナ10の旋回軸14の軸方向に分割されたライナ10のユニットの端部の構造の実施例1を示す断面図。 図2のA−A断面であって、ライナ10の旋回軸14の軸方向に分割されたライナ10のユニットの端部の構造の実施例2を示す断面図。 旋回軸14の軸方向のライナ10の端部における3つの実施例を示す断面図。 従来の衝撃式破砕機の概略構造を示す断面図。
以下、本発明の一実施形態による破砕機について、図面を参照して説明する。
図1に示したように、本実施形態による衝撃式の破砕機1は、廃車や金属廃棄物等の被破砕物を投入する投入口4、投入された被破砕物を所定の大きさの小片に破砕するための破砕室6、破砕された被破砕物(小片)を後流工程に排出するための上部排出室5および下部排出室7が形成されたケーシング8を備えている。
破砕室6には、水平軸回りに高速回転するロータ2が設けられ、ロータ2の外周部には、揺動自在に複数のハンマ(衝撃部材)3が周方向に等間隔に取り付けられている。なお、ロータ2の外周部に配置されるハンマ3の個数や隣接するハンマ3同士の間隔については、被破砕物の大きさやロータ2の大きさなどに応じて適宜変更して設定される。
また、破砕室6の内表面には衝突部材15が配設されており、投入口4から破砕室6に投入された被破砕物は、高速で回転するハンマ3による打撃と破砕室6の内面の衝突部材15との衝突・跳ね返りを繰り返しつつ、衝撃力ないしせん断力により所定の大きさの小片に破砕され、上部排出室5に配設された可動格子部材11または下部排出室7に配設された下部格子部材9を経由して排出される。
上部排出室5には、所定の長さおよび幅の開口寸法を有する貫通穴12が多数形成された可動格子部材11が配設されている。ここで、ハンマ3に打撃された被破砕物の飛翔方向の垂直面に対する貫通穴12の投影面積の大きさ(特に、貫通穴12の投影長さ)は、可動格子部材11の傾斜角度を変化させることにより変化する。
そこで、ケーシング8の外部に配置した駆動装置(図示省略)によって旋回軸14を旋回させることにより、可動格子部材11を適切な角度に傾斜させて、貫通穴12を通過できる被破砕物の大きさを調整する。なお、可動格子部材11の傾斜角度は、被破砕物の種類等や破砕機自身の大きさ・構造等に応じて適切な傾斜角度に設定される。
なお、下部排出室7に配置された下部格子部材9は、所定の大きさ以下の被破砕物(小片)が通過できるように寸法が設定された貫通穴16を多数有する。
可動格子部材11を旋回させて傾斜したときに、可動格子部材11より破砕室6側に配置されている部分のケーシング8の内面には、被破砕物の衝突からケーシング8の内表面を保護するために、ライナ10がケーシング8の内表面に設けられており、また、可動格子部材11の旋回に支障のないように、可動格子部材11の先端とライナ10の表面との間には所定の大きさの間隙部13が設けられている。
以下、本発明に係る実施形態において、扁平ないし薄い被破砕物が、間隙部13を通過して上部排出室5側に排出することを防止するため構成および作用について詳細に説明する。
図2は、可動格子部材11を旋回するときに可動格子部材11の先端に対向する範囲に備えられるライナ10の構造を示す断面図である。
ライナ10の表面には、旋回軸14の軸と平行な方向(図2の紙面に垂直方向であって、可動格子部材11の幅方向でもある。)に伸びる略直線状の複数の突起18が、可動格子部材11の旋回する方向に並列に所定の間隔(ピッチ)で形成されている。ここで、所定のピッチは、可動格子部材11の厚さ以下であることが好ましい。これにより、可動格子部材11を任意の傾斜角度に設定したときに、可動格子部材11とライナ10との間隙部13には、少なくとも1つの突起18が存在することになり、間隙部13に突入した被破砕物の通過を突起18により抑制することができる。
なお、突起18の所定のピッチは、可動格子部材11の厚さの2分の1以上であることが好ましい。間隙部13に存在する突起18が多くなると、被破砕物が間隙部13に食い込み、可動格子部材11を旋回させる場合に支障を生ずる可能性があるからである。
また、図2および図3に示したように、突起18は、旋回軸14に直交する面(鉛直断面)内における断面が、第一の頂点Pを突起18の先端19、第二の頂点Qを突起18の破砕室6側の根元20、第三の頂点Rを突起18の上部排出室5側の根元21として形成される略三角形24で形成されている(図3参照)。さらに、突起18に隣接する突起18aの鉛直断面を形成する略三角形24a(第一の頂点をPa、第二の頂点をQa、第三の頂点をRaとする。)における第三の頂点Raが、突起18を形成する略三角形24の第二の頂点Qと略一致するように構成されている(図3参照)。これにより、突起18の先端19および根元20、21に平坦部分が存在しないため、隣接する突起18と18aとのピッチ(P−Pa間またはQ−Qa間の距離)を極小化でき、間隙部13の間に多数の突起を配置することが可能となることから、より有効に間隙部13を介しての被破砕物の通過を阻止することが可能となっている。
なお、ライナ10において、突起18の先端19や根元20、21は、図4に示されるように、角部や隅部に丸みを形成させてもよい。
ここで、間隙部13に突入した被破砕物の通過を阻止するためには、被破砕物は、できるだけ垂直に近い角度で突起18の破砕室6側の傾斜面22に対して衝突させることが好ましい。このため、本実施形態においては、図3に示すように、略三角形24の第二の頂点Qの内角αの角度が45度以上、90度以下に設定されることが好ましい。第三の頂点Rの内角βは、第二の頂点Qの内角αより角度が小さいまたは同じであることが好ましい。
なお、設定された第二の頂点Qの内角αに対して、突起18が所定のピッチに配設できれば、図5に示されるように、突起18aの上部排出室5側の根元21aと突起18の破砕室6側の根元20との間に平坦部ができるように、略三角形24、24aの第三の頂点R、Raの内角βの角度を設定することができる。
ただし、突起18の先端19と可動格子部材11の先端との間の間隙部13に被破砕物が噛み込むことを防止するため、突起18の先端19に、平坦部を形成しないことが好ましい。
なお、可動格子部材11を最下位置に傾斜した場合において、間隙部13に被破砕物が入り込むのを防止するために、その下部に配置される衝突部材15の表面が間隙部13を塞ぐように段差17が備えられている(図1参照)。
ライナ10は、可動格子部材11が旋回する方向に、旋回する範囲全体にわたって一体構造として形成されたものであってもよいが、図2に示されるように、分割することが好ましい。可動格子部材11の下方に配置されるライナ10は、貫通穴12を貫通した被破砕物のみが衝突する、可動格子部材11の上方に配置されるライナ10よりも被破砕物の衝突頻度が多く、また、傾斜の調整により可動格子部材11の下方に配置されるライナの使用時間も下方ほど多くなるため、ライナ10の磨耗量が下方ほど多くなることから、ライナ10の磨耗量に応じて修理や交換することが可能となるからである。
また、ライナ10を配設するケーシング8が平板を連結したような形状の場合には、ライナ10全体を一体として形成すると、形状が複雑になるのに対して、分割することにより、分割された各ライナの構造が単純化することができる。
ライナ10は、可動格子部材11の幅方向(旋回軸14の軸方向)に分割することが好ましい。ライナ10を細分化されたユニットに分割することにより、取り扱い等が容易になり、また破砕室6の側面から被破砕物が反射して飛翔して衝突する可能性がある側面に近い位置に配設されるユニットと、中央部に配設されているユニットでは、表面の磨耗等が異なる可能性があるところ、磨耗等に応じて修理や交換が可能となるからである。
また、幅方向に分割されたユニット間において、突起18のピッチ、位相、形状等の少なくとも一つを相違させることにより、間隙部13における被破砕物の通過をより効果的に阻止することが可能となる。
図6および図7は、それぞれ分割されたライナ10における隣接するユニット間の境界部分が相違する2つの実施例を示す断面図である。
図6に示される実施例は、可動格子部材11の幅方向全長にわたって突起に切り欠きがなく連続するように構成することにより、間隙部13における被破砕物の通過防止を図ったものである。これに対して、図7に示される実施例は、各ユニットの端部において、可動格子部材11の貫通穴12と同程度の長さまたは幅の大きさの長さの突起18の切り欠きを設けた構成であり、貫通穴12を通過できる程度の被破砕物の通過を許容するが、大型の被破砕物による間隙部13への食い込み等の防止を図ったものである。
図8(a)、(b)および(c)は、旋回軸14の軸方向のライナ10の端部における3つの実施例を示す断面図である。
ライナ10の端部における図8(a)に示される実施例は、ケーシング8の側面25に配設したケーシング側面ライナ28の形状およびライナ10の端部とも基本的形状を維持した構成であり、ライナ10を紙面の下方からケーシング内面等に連結等できるので、据え付け、修理交換等が容易である。
ライナ10の端部における図8(b)に示される実施例は、ケーシング側面ライナ28の上部を切り欠いて、その切り欠き部にライナ10の端部を食い込ませた構成である。
ライナ10の端部における図8(c)に示される実施例は、ライナ10のケーシング側の部分を延長してケーシング側面ライナ28の(紙面における)上部の空間に食い込ませた構成である。
以上、本発明に係る実施形態について、主としてハンマクラッシャを対象に説明したが、本発明はハンマクラッシャに限定されるものではなく、支障がない限り、他の種類・方式の破砕機にも適用可能である。
1 破砕機
2 ロータ
3 ハンマ(衝撃部材)
4 投入口
5 上部排出室
6 破砕室
7 下部排出室
8 ケーシング
9 下部格子部材
10 ライナ
11 可動格子部材
12 貫通穴
13 間隙部
14 旋回軸
15 衝突部材
16 貫通穴
17 段差部
18 突起
18a 突起18に隣接する突起
19 先端
20 突起18の破砕室6側の根元
20a 突起18aの破砕室6側の根元
21 突起18の上部排出室5側の根元
21a 突起18aの上部排出室5側の根元
22 突起18の破砕室側傾斜面
23 突起18の上部排出室側傾斜面
24 突起18を形成する略三角形
24a 突起18aを形成する略三角形
25 ケーシングの側面
26 ライナの分割されたユニット
27 突起18の切り欠き部
28 ケーシング側面ライナ
P 略三角形24の第一の頂点
Pa 略三角形24aの第一の頂点
Q 略三角形24の第二の頂点
Qa 略三角形24aの第二の頂点
R 略三角形24の第三の頂点
Ra 略三角形24aの第三の頂点
α 略三角形24の第二の頂点Qの内角
β 略三角形24の第三の頂点Rの内角

Claims (11)

  1. 被破砕物を破砕するための衝撃部材を外周部に有するロータが設けられた破砕室と、
    前記破砕室に隣接して形成され、前記衝撃部材により破砕された前記被破砕物を排出するための排出室と、
    前記排出室に設けられ、所定の大きさ以下の前記被破砕物を通過させるための貫通穴を有し、水平な旋回軸の周りに旋回することができる可動格子部材と、
    前記排出室を形成する壁の内面において、前記可動格子部材の先端に対向する領域に設けられたライナと、を備え、
    前記ライナの表面と前記可動格子部材の先端との間隙を前記被破砕物が通過することを阻止するための複数の突起が前記ライナの表面に形成されている破砕機。
  2. 前記複数の突起は、それぞれ、前記旋回軸と平行な方向に伸びる略直線状を成しており、
    前記複数の突起は、前記可動格子部材が旋回する方向に所定の間隔を有して配置されている、請求項1に記載の破砕機。
  3. 前記所定の間隔は、前記可動格子部材の厚さ以下である、請求項2に記載の破砕機。
  4. 前記旋回軸に直交する面内における前記突起の断面形状が、第一の頂点を突起の先端、第二の頂点を前記破砕室側の前記突起の根元および第三の頂点を前記排出室側の根元とする略三角形である、請求項2または3に記載の破砕機。
  5. 前記略三角形の前記第二の頂点の内角が45度以上、90度以下である、請求項4に記載の破砕機。
  6. 互いに隣接する2つの前記突起の断面を形成する2つの前記略三角形において、一方の前記略三角形の前記第二の頂点が他方の前記略三角形の前記第三の頂点と略一致している、請求項4または5に記載の破砕機。
  7. 前記ライナが、前記可動格子部材の旋回方向に分割されている、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の破砕機。
  8. 前記ライナが、前記可動格子部材の前記旋回軸の軸方向に複数のユニットに分割されている、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の破砕機。
  9. 前記旋回軸の軸方向に分割された前記ライナの各ユニット間において、前記突起の前記所定の間隔、位相、形状の少なくとも一つが相違するように構成されている、請求項8に記載の破砕機。
  10. 前記ライナは、前記排出室を形成する壁の側面の上端部に対応する部分が切り欠かれており、または、前記排出室を形成する壁の側面の上端部は、前記ライナに対応する部分が切り欠かれている、請求項1ないし9のいずれか一項に記載の破砕機。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の破砕機に使用されるライナ。
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CN110433923A (zh) * 2019-08-13 2019-11-12 湖北力帝机床股份有限公司 有色金属破碎机栅格结构

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