JP2018023397A5

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Publication number: JP2018023397A5
Application number: JP2017194380A
Authority: JP
Filing date: 2017-10-04
Publication date: 2018-05-24
Anticipated expiration: 2029-06-01

Claims

被験体における免疫応答の誘導に使用するための免疫細胞であって、該免疫細胞は、以下：
（ｉ）以下：
（ａ）配列番号６の第１のＸＢＰ−１アミノ酸配列、あるいは、
（ｂ）配列番号１０の第２のＸＢＰ−１アミノ酸配列、
からなるＸＢＰ−１ペプチド；
ならびに、
（ｉｉ）配列番号１６のＣＳ−１アミノ酸配列からなるＣＳ−１ペプチド
からなる群より独立して選択されるＣＳ−１ペプチド、および、ＸＢＰ−１ペプチドの１つまたは複数を含む組成物と接触させたものであることを特徴とする、免疫細胞。
前記免疫細胞を前記組成物と接触させる前に、前記免疫細胞が、前記被験体または同種の供給源から得られる、請求項１に記載の使用のための免疫細胞。
前記免疫細胞がＴ細胞である、請求項１または２に記載の使用のための免疫細胞。
前記Ｔ細胞が、前記組成物と接触させた後に活性化される、請求項３に記載の使用のための免疫細胞。
前記組成物が、以下、
（Ｉ）配列番号６のアミノ酸配列からなるＸＢＰ−１ペプチド、
（ＩＩ）配列番号１０のアミノ酸配列からなるＸＢＰ−１ペプチド、および
（ＩＩＩ）配列番号１２のアミノ酸配列からなるＣＤ−１３８ペプチド
を含む、請求項１に記載の使用のための免疫細胞。
前記組成物が、以下、
（Ｉ）配列番号１６のアミノ酸配列からなるＣＳ−１ペプチド、
（ＩＩ）配列番号６のアミノ酸配列からなるＸＢＰ−１ペプチド、
（ＩＩＩ）配列番号１０のアミノ酸配列からなるＸＢＰ−１ペプチド、および、
（ＩＶ）配列番号１２のアミノ酸配列からなるＣＤ−１３８ペプチド
を含む、請求項１に記載の使用のための免疫細胞。
免疫細胞を活性化するｅｘｖｉｖｏの方法であって、該方法は、
免疫細胞を、以下：
（ｉ）以下：
（ａ）配列番号６の第１のＸＢＰ−１アミノ酸配列、あるいは、
（ｂ）配列番号１０の第２のＸＢＰ−１アミノ酸配列、
からなるＸＢＰ−１ペプチド；
ならびに、
（ｉｉ）配列番号１６のＣＳ−１アミノ酸配列からなるＣＳ−１ペプチド
からなる群より独立して選択されるＣＳ−１ペプチド、および、ＸＢＰ−１ペプチドの１つまたは複数を含む組成物と接触させる工程
を含む、方法。
前記免疫細胞が、骨髄細胞、マクロファージ、単球、樹状細胞、Ｔ細胞またはＢ細胞から選択される、請求項７に記載のｅｘｖｉｖｏの方法。
前記Ｔ細胞が、前記組成物と接触させた後に活性化される、請求項８に記載のｅｘｖｉｖｏの方法。
前記組成物が、以下、
（Ｉ）配列番号６のアミノ酸配列からなるＸＢＰ−１ペプチド、
（ＩＩ）配列番号１０のアミノ酸配列からなるＸＢＰ−１ペプチド、および
（ＩＩＩ）配列番号１２のアミノ酸配列からなるＣＤ−１３８ペプチド
を含む、請求項７に記載のｅｘｖｉｖｏの方法。
前記組成物が、以下、
（Ｉ）配列番号１６のアミノ酸配列からなるＣＳ−１ペプチド、
（ＩＩ）配列番号６のアミノ酸配列からなるＸＢＰ−１ペプチド、
（ＩＩＩ）配列番号１０のアミノ酸配列からなるＸＢＰ−１ペプチド、および、
（ＩＶ）配列番号１２のアミノ酸配列からなるＣＤ−１３８ペプチド
を含む、請求項７に記載のｅｘｖｉｖｏの方法。
癌を有する被験体における免疫応答の誘導、および／または、被験体における癌の処置もしくは癌の進行をゆっくりにすることにおいて使用するための薬学的組成物であって、該組成物は、以下：
（ｉ）以下：
（ａ）配列番号６の第１のＸＢＰ−１アミノ酸配列、あるいは、
（ｂ）配列番号１０の第２のＸＢＰ−１アミノ酸配列、
からなるＸＢＰ−１ペプチド；
ならびに、
（ｉｉ）配列番号１６のＣＳ−１アミノ酸配列からなるＣＳ−１ペプチド
からなる群より独立して選択されるＣＳ−１ペプチド、および、ＸＢＰ−１ペプチドの１つまたは複数を含み、該被験体がＨＬＡ−Ａ２を発現する、薬学的組成物。
以下、
（Ｉ）配列番号６のアミノ酸配列からなるＸＢＰ−１ペプチド、
（ＩＩ）配列番号１０のアミノ酸配列からなるＸＢＰ−１ペプチド、および
（ＩＩＩ）配列番号１２のアミノ酸配列からなるＣＤ−１３８ペプチド
を含む、請求項１２に記載の使用のための薬学的組成物。
以下、
（Ｉ）配列番号１６のアミノ酸配列からなるＣＳ−１ペプチド、
（ＩＩ）配列番号６のアミノ酸配列からなるＸＢＰ−１ペプチド、
（ＩＩＩ）配列番号１０のアミノ酸配列からなるＸＢＰ−１ペプチド、および、
（ＩＶ）配列番号１２のアミノ酸配列からなるＣＤ−１３８ペプチド
を含む、請求項１２に記載の使用のための薬学的組成物。
以下、
（ｉ）前記癌が、多発性骨髄腫またはワルデンシュトレームマクログロブリン血症である；
（ｉｉ）前記被験体が、前記癌を有するか、または、前記癌からの寛解にある；
（ｉｉｉ）前記被験体が、活発な多発性骨髄腫を発症するリスクがある；あるいは
（ｉｖ）前記被験体が、意義未確定の単クローン性免疫グロブリン血症（ＭＧＵＳ）を有する
のうち１つまたは複数である、請求項１２〜１４のいずれかに記載の使用のための薬学的組成物。
前記組成物が、１つまたは複数の化学療法薬、電離放射線の１つまたは複数の形態、あるいは、１つまたは複数の免疫療法薬と組み合わせて使用するためのものである、請求項１２〜１５のいずれかに記載の使用のための薬学的組成物。
前記組成物が、レナリドマイドと組み合わせて使用するためのものである、請求項１２〜１６のいずれかに記載の使用のための薬学的組成物。
免疫細胞と、
組成物とを含む混合物であって、該組成物が、以下：
（ｉ）以下：
（ａ）配列番号６の第１のＸＢＰ−１アミノ酸配列、あるいは、
（ｂ）配列番号１０の第２のＸＢＰ−１アミノ酸配列、
からなるＸＢＰ−１ペプチド；
ならびに、
（ｉｉ）配列番号１６のＣＳ−１アミノ酸配列からなるＣＳ−１ペプチド
からなる群より独立して選択されるＣＳ−１ペプチド、および、ＸＢＰ−１ペプチドの１つまたは複数を含む、混合物。
前記免疫細胞がＴ細胞である、請求項１８に記載の混合物。
前記Ｔ細胞が活性化Ｔ細胞である、請求項１９に記載の混合物。
前記組成物が、以下、
（Ｉ）配列番号６のアミノ酸配列からなるＸＢＰ−１ペプチド、
（ＩＩ）配列番号１０のアミノ酸配列からなるＸＢＰ−１ペプチド、および
（ＩＩＩ）配列番号１２のアミノ酸配列からなるＣＤ−１３８ペプチド
を含む、請求項１８に記載の混合物。
前記組成物が、以下、
（Ｉ）配列番号１６のアミノ酸配列からなるＣＳ−１ペプチド、
（ＩＩ）配列番号６のアミノ酸配列からなるＸＢＰ−１ペプチド、
（ＩＩＩ）配列番号１０のアミノ酸配列からなるＸＢＰ−１ペプチド、および、
（ＩＶ）配列番号１２のアミノ酸配列からなるＣＤ−１３８ペプチド
を含む、請求項１８に記載の混合物。