JP2018023191A - モータ装置 - Google Patents

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Takashi Higuchi
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Abstract

【課題】回転する軸体の変形を抑え、また、軸体の回転に伴う摺動抵抗を調節可能なモータ装置を提供する。【解決手段】駆動源であるモータと、前記モータの駆動力により回転する軸体と、前記軸体を支持する軸支持部と、を備え、前記軸体は、円筒状の回転筒部と、該回転筒部の筒内に挿通された支軸部と、を有しており、前記回転筒部の軸方向端部と前記軸支持部との間には、環内に前記支軸部が挿通された環状部材が配置されており、前記環状部材の周方向への回転を規制する回り止め機構をさらに備えていることを特徴とするモータ装置により解決する。【選択図】図3

Description

本発明はモータ装置に関する。
下記特許文献1乃至3には、回り止め機構を備えるスラストワッシャが開示されている。
特開平11−170397号公報 特開2005−246894号公報 特開2006−42526号公報
例えば、モータの駆動力によりウォームギヤを回転させる装置では、ウォームギヤはウォームホイールに対してモータの駆動力を正確に伝達する必要がある。ウォームギヤの動作精度を高めるためには、ウォームギヤの変形や傾きを抑えるとともに、ウォームギヤの回転に伴う摺動抵抗を所望の値で安定させる必要がある。これは、リードスクリューなど、他の回転軸を備える装置においても同様である。
上記問題に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、回転する軸体の変形を抑え、また、軸体の回転に伴う摺動抵抗を調節可能なモータ装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明のモータ装置は、駆動源であるモータと、前記モータの駆動力により回転する軸体と、前記軸体を支持する軸支持部と、を備え、前記軸体は、円筒状の回転筒部と、該回転筒部の筒内に挿通された支軸部と、を有しており、前記回転筒部の軸方向端部と前記軸支持部との間には、環内に前記支軸部が挿通された環状部材が配置されており、前記環状部材の周方向への回転を規制する回り止め機構をさらに備えていることを特徴とする。
軸体が回転筒部とその筒内に挿通された支軸部とで構成されることにより、回転筒部の位置精度が高められるとともに、たわみなどの回転筒部の変形が抑えられる。そして、回転筒部が接触する環状部材は、その角度位置が回り止め機構により固定されている。そのため、環状部材は軸支持部と擦れあうことはなく、常に回転筒部の軸方向端部と擦れあうことになる。つまり、環状部材の摺動対象が不安定に変化することが防止され、回転筒部の摺動抵抗を一定に保つことができる。さらに、環状部材に用いられる材料や、環状部材の回転筒部との接触面の面粗度を変更することにより、回転筒部の回転に伴う摺動抵抗を所望の値に調節・設定することができる。これにより回転筒部は、その組み合わせられる部材に対して、モータの駆動力を正確に伝達することが可能となる。なお、回り止め機構の構造としては、環状部材および軸支持部の対向面に互いに嵌合される凹凸を設けたり、環状部材を非円形にして、その環状部材と同形状の凹部を軸支持部に設けたり、環状部材の周方向の一部を切り欠いて、その切欠部に係合する凸部を軸支持部に設けたりすることが考えられる。
また、前記回り止め機構は、前記環状部材および前記軸支持部の対向面のうち、前記軸支持部側の面に形成された凹部または貫通孔と、前記環状部材側の面に形成された凸部と、により構成されていることが好ましい。
回り止め機構が、凸部と、その凸部が嵌合される凹部または貫通孔とで構成されることにより、簡易な構造で環状部材の回転を規制することが可能となる。
また、前記回り止め機構は、前記環状部材および前記軸支持部の対向面のうち、前記軸支持部側の面に形成された凸部と、前記環状部材側の面に形成された凹部または貫通孔と、により構成されていてもよい。
例えば環状部材の厚みの最大値が固定されており、かつそれが小さい場合など、環状部材側の面に凸部を設けることがコスト的または効率的に難しい場合には、軸支持部側の面に凸部を設けて、環状部材側の面に凹部または貫通孔を設けることで簡易な回り止め機構を構成することができる。
また、前記軸支持部は金属製であり、前記回転筒部および前記環状部材は樹脂製であることが好ましい。また、この場合、前記環状部材は高摺動性の樹脂材料からなることが好ましい。
一般に、樹脂部材同士の摺動面の摩耗は、樹脂部材と金属部材の摺動面の摩耗よりも少ない。そのため、樹脂製の環状部材を、同じく樹脂製の回転筒部と摺動させる構成とすることにより、軸支持部が金属製である場合でも、環状部材の摩耗を抑えることが可能となる。
また、前記支軸部は金属製であることが好ましい。
支軸部を金属製にすることにより、樹脂製の回転筒部を用いた場合でも、その傾きや変形を強力に抑えることができる。
また、単一の板金部材により構成された枠体をさらに備え、前記枠体は、前記軸体の軸方向に沿って配置された基部を有しており、前記軸支持部は、前記基部から前記軸体側に折り曲げられた起立部であることが好ましい。
単一の板金素材で枠体を形成することにより、基部と軸支持部を構成する部品点数、およびその組み立て公差が抑えられ、枠体による軸体の位置決め精度を高めることができる。
また、前記回転筒部は、外周面に螺旋溝が形成されたウォームギヤであり、前記回転筒部に組み合わされるウォームホイールは、前記回転筒部を前記環状部材側に付勢するように該回転筒部と噛合することが好ましい。
回転筒部が環状部材側に付勢されることによりウォームギヤは常に環状部材と接触し、摺動する。これにより、回転筒部の軸方向のガタツキが除去されるとともに、摺動抵抗をより安定させることができる。
本発明のモータ装置によれば、回転する軸体の変形を抑え、また、軸体の回転に伴う摺動抵抗を任意に調節・設定することが可能となる。
実施形態にかかるモータ装置の外観を示す斜視図である。 モータ装置の側面図である。 軸体の構造を示す模式断面図である。 図2のモータ装置のM−M断面図である。 ワッシャの構造を示す側面図および正面図である。 回り止め機構の変形例を示す斜視図および側面図である。 回り止め機構の変形例を示す斜視図および側面図である。 回り止め機構の変形例を示す斜視図および側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本実施形態にかかるモータ装置10の外観を示す斜視図である。図2は、モータ装置10の側面図である。なお、以下の説明において、「軸方向」とは、図1に示される座標軸表示のX軸方向に平行な方向をいう。同様に、「先端」とは、同座標軸表示に示されるX方向の端部いい、「後端」とは、同座標軸表示に示されるX方向の端部をいう。また、「上」、「下」とは、同座標軸表示のZ軸方向における上下方向をいう。
〔全体構成〕
モータ装置10は、主に、駆動源であるモータ200、モータ200の駆動力により回転する軸体300、モータ200の駆動力を軸体300に伝達するギヤボックス600、およびこれらを支持する枠体であるフレーム400により構成されている。
軸体300は、円筒状の回転筒部であるウォームギヤ310と、ウォームギヤ310の筒内に挿通された支軸部であるシャフト320とにより構成されている。ウォームギヤ310およびシャフト320は、フレーム400が有する起立部420により支持されている。本実施形態の起立部420は、軸体300の先端を支持する軸支持部421と、モータ200およびギヤボックス600が取り付けられるモータ取付部422とにより構成されている。ウォームギヤ310の先端面と、軸支持部421との間には、環内にシャフト320が挿通された環状部材であるワッシャ500が配置されている。
〔軸体の構成〕
図3は軸体300の構造を示す模式断面図である。以下、図3を参照して軸体300の構成について説明する。
軸体300は、上で述べたように、ウォームギヤ310と、ウォームギヤ310の筒内310cに挿通されたシャフト320とにより構成されている。
ウォームギヤ310は、樹脂製の部材であり、外周面に螺旋溝が形成されたウォーム部310aと、ウォームギヤ310の後端部に設けられた平歯車部310bとにより構成されている。なお、本実施形態の平歯車部310bはウォーム部310aと一体成形されているが、別体として形成された平歯車部310bをウォーム部310aの後端に固着させた構成としてもよい。ウォームギヤ310は、その先端面がワッシャ500に当接しており、平歯車部310cはギヤボックス600内に差し込まれている。
シャフト320は、ウォームギヤ310の筒内310cに挿通され、ウォームギヤ310の全体を支持する固定軸である。本実施形態のシャフト320は、ギヤボックス600およびモータ200を貫通している。シャフト320の先端は軸支持部421の軸穴423に回転不能に固定されており、シャフト320の後端はモータ200に回転不能に固定されている。なお、本実施形態のシャフト320は金属製の部材であるが、ウォームギヤ310に加えられる応力が小さい場合など、ウォームギヤ310の強度が用途に対して十分であるときには、シャフト320を樹脂材料で形成してもよい。
モータ200の端子260(図1および図2参照)に電力が供給され、モータ200が駆動すると、モータ200の駆動力は、ギヤボックス600に収容された減速歯車列(不図示)により減速され、ウォームギヤ310の平歯車部310bに伝達される。ウォームギヤ310のウォーム部310aは、モータ装置10が組み込まれる機器が備えるウォームホイール(不図示)と噛合し、減速されたモータ200の駆動力をそのウォームホイールに伝達する。
本実施形態のモータ装置10の軸体300は、円筒状のウォームギヤ310と、その筒内に挿通されたシャフト320とで構成されていることにより、ウォームギヤ310の位置精度が高められており、また、たわみなどのウォームギヤ310の変形が抑えられている。また、ウォームギヤ310をワッシャ500側に付勢するようにウォームホイールを噛合させることにより、ウォームギヤ310の先端面を常にワッシャ500上で摺動させることができる。これにより、ウォームギヤ310の軸方向のガタツキが除去されるとともに、ウォームギヤ310の回転に伴う摺動抵抗を一定に保つことができる。
〔モータの構成〕
図4は、図2のモータ装置10のM−M断面図である。以下、図4を参照してモータ200の構造について説明する。
本実施形態のモータ200は、いわゆるPM型のステッピングモータである。モータ200は、円筒形状の出力軸240と永久磁石221とにより構成されるロータ220、および、永久磁石221の外周面と所定のエアギャップを挟んで対向配置されたステータ210を備えている。出力軸240の筒内にはシャフト320が挿通されており、シャフト320の後端部は、モータ200が有する軸受部材231に固定されている。
モータ200は、軸方向に並べて配置された2相のステータ210を備えている。各ステータ210は、駆動コイル211が巻回されたボビン212、ボビン212をその外側から覆うように支持する外ヨーク213、および、ボビン212を外ヨーク213との間で内側から挟むように配置された内ヨーク214により構成されている。外ヨーク213は、永久磁石221との対向部に、周方向に沿って所定のピッチで配置された複数の極歯213aを有しており、同様に、内ヨーク214も、永久磁石221との対向部に、極歯213aと同じピッチで周方向に沿って配置された複数の極歯214aを有している。極歯213aおよび極歯214aは周方向に交互に並べて配置されている。また、本実施形態の外ヨーク213は、モータ200のケース部材も兼ねている。
永久磁石221は、周方向にN極とS極が交互に着磁されたフェライト磁石や、同様に着磁されたネオジム磁石等の希土類磁石である。本実施形態の永久磁石221は円筒形状に形成されており、出力軸240の外周面に接着固定されている。永久磁石221は単一の部材であり、2相のステータ210のそれぞれと対向可能な筒長を有している。
なお、本発明のモータはモータ200の形態には限定されず、ギヤボックス600内の減速歯車列を駆動可能であれば、他のモータを用いることもできる。または、ギヤボックス600を備えず、ウォームギヤ310を直接回転させるダイレクトドライブモータとしてもよい。この場合、ウォームギヤ310の平歯車部310bは不要である。また、本実施形態ではシャフト320の後端部がモータ200の軸受部材231に固定されているが、これは必須の構成ではなく、ギヤボックス600や起立部420がシャフト320の後端部を支持する構成としてもよい。
〔フレームの構成〕
以下、図1および図2を参照してフレーム400の構成について説明する。
本実施形態のフレーム400は単一の板金部材である。フレーム400は、主に、基部410、および起立部420により構成されている。基部410は、その一方の板面である上面410aを軸体300側に向けて配置された平板部であり、フレーム400を他の部材に固定するねじ穴432を有している。起立部420は、基部410から上方に折り曲げられた部分であり、軸体300を基部410と平行に支持している。起立部420は基部410の軸方向両端に設けられている。上で述べたように、本実施形態の起立部420は、軸体300の先端を支持する軸支持部421と、モータ200およびギヤボックス600が取り付けられるモータ取付部422とにより構成されている。
本実施形態のモータ装置10は、フレーム400が単一の板金素材で形成されていることにより、基部410と起立部420を構成する部品点数、およびその組み立て公差が抑えられており、フレーム400による軸体300の位置決め精度が高められている。
〔ワッシャの構成〕
図5はワッシャ500の構造を示す側面図および正面図である。図5(a)は、図5(b)のワッシャ500をB方向から見た側面図であり、図5(b)は、図5(a)のワッシャ500をA方向から見た正面図である。以下、図3および図5を参照してワッシャ500の構成について説明する。
ワッシャ500はウォームギヤ310の先端面をスラスト方向で支持するスラスト軸受であり、ウォームギヤ310の回転時におけるウォームギヤ310先端面の摺動抵抗および摩耗を低減するための部材である。このため、ワッシャ500には、フッ素入り樹脂やポリアセタールなど、高摺動性の樹脂材料が用いられている。
本実施形態のワッシャ500は、径方向中心に穴部520が設けられた円環形状の部材である。ワッシャ500の端面500a,500bのうち、軸支持部421との対向面である端面500aには、周方向において対称となる位置(本実施形態では穴部520の上下)に2つの凸部510が形成されている。図3に示すように、軸支持部421にはワッシャ500の凸部510が嵌合される貫通孔424が形成されており、これら凸部510および貫通孔424は、ワッシャ500の回り止め機構を構成している。
ここで、回り止め機構は、軸支持部421の貫通孔424を、軸支持部421を軸方向に貫通していない不貫通の凹部としてもよい。また、ワッシャ500側の凸部510についても、例えばワッシャ500自体の厚みの最大値が固定されており、かつそれが小さい場合など、ワッシャ500に凸部510を設けることがコスト的または効率的に難しい場合には、軸支持部421側に凸部を設けて、ワッシャ500側に凹部または貫通孔を設けた構成としてもよい。
回り止め機構によりワッシャ500の角度位置が固定されていることから、本実施形態のワッシャ500は、ウォームギヤ310が回転しても軸支持部421と擦れあうことはなく、常にワッシャ500の端面500bがウォームギヤ310の先端面と擦れあうことになる。つまり、ワッシャ500の摺動面がその端面500a,500bの間で不安定に変化することが防止されており、ウォームギヤ310の摺動抵抗を一定に保つことが可能とされている。さらに、例えばワッシャ500に用いられる材料や、ワッシャ500の端面500bの面粗度を適宜変更することにより、ウォームギヤ310の回転に伴う摺動抵抗を任意に調節・設定することができる。このように、本実施形態のモータ装置10では、ウォームギヤ310の傾きや変形がシャフト320により抑えられ、また、回り止め機構によりワッシャ500とウォームギヤ310との摺動抵抗が調節可能とされていることにより、ウォームギヤ310は、その組み合わせられるウォームホイールに対して、モータ200の駆動力を正確に伝達することが可能とされている。
また、本実施形態のモータ装置10は、軸支持部421が金属製であり、ウォームギヤ310およびワッシャ500は樹脂製である。さらに、ワッシャ500は高摺動性の樹脂材料により形成されている。一般に、樹脂部材同士の摺動面の摩耗は、樹脂部材と金属部材の摺動面の摩耗よりも少ない。本実施形態では、樹脂製のワッシャ500を、金属製の軸支持部421と摺動させるのではなく、同じく樹脂製のウォームギヤ310と摺動させる構成とすることにより、ワッシャ500の摩耗が抑えられている。
〔回り止め機構の変形例〕
図6から図8は、回り止め機構の変形例を示す斜視図および側面図である。以下、図6から図8を参照して回り止め機構の変形例について説明する。なお、以下の説明では、先の実施形態と同一または同様の機能を有する構成については、先の実施形態と同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図6の回り止め機構は、環状部材であるワッシャ501のDカット部530と、軸支持部421に形成された、ワッシャ501と同形状の凹部425とにより構成されている。ワッシャ501の周方向の形状が非円形とされ、同形状の凹部425にワッシャ501が嵌入されていることにより、その角部(本変形例ではDカット部530の端部)が互いに係合し、ワッシャ501の回転が規制される。また、ワッシャ501はその厚みの一部が凹部425内に嵌入されることから、ワッシャ501の厚みを確保しつつ、ウォームギヤ310の有効長を延ばすことができる。
図7の回り止め機構は、環状部材であるワッシャ502の脚部540と、脚部540の下面が当接する基部410の上面410aとにより構成されている。ワッシャ502が脚部540を備えていることにより、脚部540の下面が基部410の上面410aと係合し、ワッシャ502の回転が規制される。本変形例によれば、フレーム400を別途加工することなく環状部材を配置することができる。
図8の回り止め機構は、環状部材であるワッシャ503のDカット部530と、Dカット部530に沿うよう突き出した、軸支持部421の凸部426とにより構成されている。これらDカット部530および凸部426が係合することによりワッシャ503の回転が規制される。本変形例によれば、細径の凸凹部や貫通孔などを設けることなく、簡易な構造でワッシャ503の回転を規制することができる。また、凸部を設けることが難しい環状部材であってもその回転を規制することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。例えば、上記実施形態の回転筒部はウォームギヤ310であるが、例えばリードスクリューなど他の回転軸を適用することができる。
10 モータ装置
200 モータ
300 軸体
310 ウォームギヤ(回転筒部)
310a ウォーム部
310b 平歯車部
310c 筒内
320 シャフト(支軸部)
400 フレーム(枠体)
410 基部
410a 上面(回り止め機構)
420 起立部
421 軸支持部
422 モータ取付部
423 軸穴
424 貫通孔(回り止め機構)
425 凹部(回り止め機構)
426 凸部(回り止め機構)
500,501,502,503 ワッシャ(環状部材)
500a,500b ワッシャ500の端面
510 凸部(回り止め機構)
520 穴部
530 Dカット部(回り止め機構)
540 脚部(回り止め機構)

Claims (8)

  1. 駆動源であるモータと、
    前記モータの駆動力により回転する軸体と、
    前記軸体を支持する軸支持部と、を備え、
    前記軸体は、円筒状の回転筒部と、該回転筒部の筒内に挿通された支軸部と、を有しており、
    前記回転筒部の軸方向端部と前記軸支持部との間には、環内に前記支軸部が挿通された環状部材が配置されており、
    前記環状部材の周方向への回転を規制する回り止め機構をさらに備えていることを特徴とするモータ装置。
  2. 前記回り止め機構は、前記環状部材および前記軸支持部の対向面のうち、前記軸支持部側の面に形成された凹部または貫通孔と、前記環状部材側の面に形成された凸部と、により構成されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ装置。
  3. 前記回り止め機構は、前記環状部材および前記軸支持部の対向面のうち、前記軸支持部側の面に形成された凸部と、前記環状部材側の面に形成された凹部または貫通孔と、により構成されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ装置。
  4. 前記軸支持部は金属製であり、
    前記回転筒部および前記環状部材は樹脂製であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のモータ装置。
  5. 前記環状部材は高摺動性の樹脂材料からなることを特徴とする請求項4に記載のモータ装置。
  6. 前記支軸部は金属製であることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のモータ装置。
  7. 単一の板金部材により構成された枠体をさらに備え、
    前記枠体は、前記軸体の軸方向に沿って配置された基部を有しており、
    前記軸支持部は、前記基部から前記軸体側に折り曲げられた起立部であることを特徴とする請求項4から請求項6に記載のモータ装置。
  8. 前記回転筒部は、外周面に螺旋溝が形成されたウォームギヤであり、
    前記回転筒部に組み合わされるウォームホイールは、
    前記回転筒部を前記環状部材側に付勢するように該回転筒部と噛合することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のモータ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2571754A (en) * 2018-03-07 2019-09-11 Penny Hydraulics Ltd A winch fixing

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