JP2018022076A - 貫通電極基板及び電子機器 - Google Patents

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川 慎 志 前
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生 恵 大 笹
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山 大 祐 北
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渡 宏 馬
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Abstract

【課題】レンズと受光素子を備えた電子機器の厚みを低減することができる貫通電極基板を提供する。【解決手段】受光素子が搭載される貫通電極基板10は、第1面から第1面の反対側に位置する第2面へ光を透過させる光透過領域18を有し、光透過領域の外側に複数の貫通孔20が設けられた基板12と、基板の貫通孔に設けられた貫通電極22と、基板の光透過領域に設けられ、基板の第1面及び第2面の少なくともいずれか一方における光の反射を抑制する反射抑制機構42と、を備える。【選択図】図2

Description

本開示の実施形態は、貫通電極基板及に関する。また、本開示の実施形態は、レンズと、レンズに対向するよう配置された受光素子と、レンズと受光素子との間に配置された貫通電極基板と、を備える電子機器に関する。
第1面及び第2面を含む基板と、基板に設けられた複数の孔と、基板の第1面側から第2面側へ至るように孔の内部に設けられた電極部と、を備える部材、いわゆる貫通電極基板が、様々な用途で利用されている。例えば特許文献1は、貫通電極基板を、カメラ用のレンズを透過した光を受光する受光素子が搭載される基板として用いる例を開示している。
特開2012−222546号公報
レンズを透過した光を受光素子において結像させるためには、レンズと受光素子との間の距離を適切に確保する必要がある。このため、レンズ、受光素子及び貫通電極基板を備える電子機器の厚みが大きくなってしまう。
本開示の実施形態は、このような点を考慮してなされたものであり、電子機器の厚みを低減することができる貫通電極基板を提供することを目的とする。
本開示の一実施形態は、第1面から前記第1面の反対側に位置する第2面へ光を透過させる光透過領域を有し、前記光透過領域の外側に複数の貫通孔が設けられた基板と、前記基板の前記貫通孔に設けられた貫通電極と、前記基板の前記光透過領域に設けられ、前記基板の前記第1面及び前記第2面の少なくともいずれか一方における光の反射を抑制する反射抑制機構と、を備える、貫通電極基板である。
本発明の一実施形態による貫通電極基板において、前記反射抑制機構は、前記基板の前記第2面側に設けられた第2面反射抑制層を含んでいてもよい。
本発明の一実施形態による貫通電極基板において、前記第2面反射抑制層は、前記基板の屈折率よりも小さい屈折率を有する第1干渉層を少なくとも備え、前記第1干渉層の屈折率と、前記第1干渉層の厚みとの積が、下記の式(A)を満たしていてもよい。
N×D=(m+1/2)×275〔nm〕…(A)
N:第1干渉層の屈折率
D:第1干渉層の厚み
m:0以上の整数
本発明の一実施形態による貫通電極基板において、前記第2面反射抑制層は、樹脂及び前記樹脂内の複数の粒子を含む防眩層を備えていてもよい。
本発明の一実施形態による貫通電極基板において、前記第2面反射抑制層は、380nm以下の平均間隔で配列された複数の突起を含む凹凸面を有する凹凸構造層を備えていてもよい。
本発明の一実施形態による貫通電極基板において、前記基板の前記第2面には凹部が形成されており、前記第2面反射抑制層は、前記凹部に位置していてもよい。
本発明の一実施形態による貫通電極基板において、前記基板の前記第2面には凸部が形成されており、前記前記第2面反射抑制層は、前記凸部の間において前記基板の前記第2面に設けられていてもよい。
本発明の一実施形態による貫通電極基板において、前記貫通電極基板は、前記基板の前記第1面側に設けられ、赤外線を遮蔽する第1面赤外線フィルタ層を含む赤外線遮蔽機構を更に備えていてもよい。
本発明の一実施形態による貫通電極基板において、前記反射抑制機構は、前記基板の前記第1面側に設けられた第1面反射抑制層を含んでいてもよい。
本発明の一実施形態による貫通電極基板において、前記第1面反射抑制層は、前記基板の屈折率よりも小さい屈折率を有する第1干渉層を少なくとも備え、前記第1干渉層の屈折率と、前記第1干渉層の厚みとの積が、下記の式(A)を満たしていてもよい。
N×D=(m+1/2)×275〔nm〕…(A)
N:第1干渉層の屈折率
D:第1干渉層の厚み
m:0以上の整数
本発明の一実施形態による貫通電極基板において、前記第1面反射抑制層は、樹脂及び前記樹脂内の複数の粒子を含む防眩層を備えていてもよい。
本発明の一実施形態による貫通電極基板において、前記第1面反射抑制層は、380nm以下の平均間隔で配列された複数の突起を含む凹凸面を有する凹凸構造層を備えていてもよい。
本発明の一実施形態による貫通電極基板において、前記基板の前記第1面には凹部が形成されており、前記第1面反射抑制層は、前記凹部に位置していてもよい。
本発明の一実施形態による貫通電極基板において、前記基板の前記第1面には複数の凸部が形成されており、前記前記第1面反射抑制層は、前記凸部の間において前記基板の前記第1面に設けられていてもよい。
本発明の一実施形態による貫通電極基板において、前記貫通電極基板は、前記基板の前記第2面側に設けられ、赤外線を遮蔽する第2面赤外線フィルタ層を含む赤外線遮蔽機構を更に備えていてもよい。
本開示の一実施形態は、レンズと、レンズに対向するよう配置された受光素子と、前記レンズと前記受光素子との間に配置された貫通電極基板と、を備え、前記貫通電極基板は、前記レンズ側に位置する第1面から前記受光素子側に位置する第2面へ光を透過させる光透過領域を有し、前記光透過領域の外側に複数の貫通孔が設けられた基板と、前記基板の前記貫通孔に設けられた貫通電極と、前記基板の前記光透過領域に設けられ、前記基板の前記第1面及び前記第2面の少なくともいずれか一方における光の反射を抑制する反射抑制機構と、を備える、電子機器である。
本発明の一実施形態による電子機器は、前記レンズを支持するレンズ支持部を更に備え、前記レンズ支持部は、前記貫通電極基板の前記基板に固定された複数のピンを有し、前記貫通電極基板の前記基板には、前記レンズ支持部の前記ピンが挿入される複数の貫通孔が設けられていてもよい。
本発明の一実施形態による電子機器において、前記レンズ支持部は、前記レンズを移動させるレンズ駆動部を更に有し、前記レンズ支持部の複数の前記ピンのうち少なくとも2つの前記ピンは、導電性を有し、且つ前記レンズ駆動部に電気的に接続された導電性ピンであり、前記貫通電極基板の前記基板の、前記レンズ支持部の前記導電性ピンが挿入される貫通孔の内部には、貫通電極が設けられていてもよい。
本発明の一実施形態による電子機器において、前記レンズ支持部の前記レンズ駆動部は、ボイスコイルモータを含んでいてもよい。
本発明の実施形態によれば、電子機器の厚みを低減することができる。
一実施の形態に係る電子機器を示す断面図である。 一実施の形態に係る貫通電極基板を示す断面図である。 一実施の形態に係る貫通電極基板を示す平面図である。 図2の貫通電極基板の貫通孔及び貫通電極を拡大して示す断面図である。 貫通電極基板の貫通孔及び貫通電極の一変形例を示す断面図である。 貫通電極基板の貫通孔及び貫通電極の一変形例を示す断面図である。 貫通電極基板の反射抑制機構の作用を説明する図である。 貫通電極基板の反射抑制機構の一変形例を示す断面図である。 貫通電極基板の一変形例を示す断面図である。 貫通電極基板の一変形例を示す断面図である。 貫通電極基板の一変形例を示す断面図である。 貫通電極基板の一変形例を示す断面図である。 貫通電極基板の一変形例を示す断面図である。 貫通電極基板の一変形例を示す断面図である。 貫通電極基板の一変形例を示す断面図である。 貫通電極基板の一変形例を示す断面図である。 貫通電極基板の一変形例を示す断面図である。 貫通電極基板の反射抑制機構の一変形例を示す断面図である。 貫通電極基板の反射抑制機構の一変形例を示す断面図である。 電子機器の一変形例を示す断面図である。 貫通電極基板が搭載される製品の例を示す図である。 電子機器の一比較例を示す断面図である。 電子機器の一比較例を示す断面図である。 第1干渉層の厚みの例を示す図。
以下、本開示の実施形態に係る貫通電極基板の構成及びその製造方法について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態は本開示の技術的思想の実施形態の一例であって、本開示の技術的思想はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。また、本明細書において、「基板」、「基材」、「シート」や「フィルム」など用語は、呼称の違いのみに基づいて、互いから区別されるものではない。例えば、「基板」や「基材」は、シートやフィルムと呼ばれ得るような部材も含む概念である。更に、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件並びにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」や「直交」等の用語や長さや角度の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。また、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率とは異なる場合や、構成の一部が図面から省略される場合がある。
以下、図1乃至図8を参照して、一実施形態について説明する。
電子機器
まず、図1を参照して、本実施の形態に係る電子機器60について説明する。図1は、電子機器60を示す縦断面図である。電子機器60は、例えば、撮影機能を有する。この場合、電子機器60は、少なくとも1つのレンズ61と、レンズ61に対向するよう配置された受光素子62と、レンズ61を支持するレンズ支持部63と、レンズ61と受光素子62との間に配置された貫通電極基板10と、を備える。電子機器60は、例えば2つのレンズ61を備える。なお、レンズ61の数は任意である。
受光素子62は、複数の光電変換素子を含む。光電変換素子は、レンズ61によって受光素子62の受光面に結像された光Lを電気信号に変換する。受光素子62は、貫通電極基板10に搭載されている。
レンズ支持部63は、レンズ61の光軸方向と受光素子62の受光面の法線方向とが一致するようにレンズ61を支持する。レンズ支持部63は、内側保持部64、外側保持部65、レンズ駆動部67、ボイスコイルモータ68、及び弾性体69を有する。
内側保持部64は、レンズ61の端部を保持する。外側保持部65は、内側保持部64の外側に配置されている。なお、外側とは、貫通電極基板10の面方向において貫通電極基板10の後述する光透過領域18の中心から遠ざかる側である。外側保持部65は、貫通電極基板10に対して固定されている。
レンズ駆動部67は、レンズ61を移動させてレンズ61の位置を制御する。レンズ駆動部67は、例えば、内側保持部64と外側保持部65との間に配置されたボイスコイルモータ68と、ボイスコイルモータ68の周囲に磁場を形成する図示しない磁石と、を含む。この場合、レンズ駆動部67は、ボイスコイルモータ68に供給する電流を制御することによって、レンズ61の位置を制御することができる。レンズ駆動部67は、一端が内側保持部64に接続され、他端が外側保持部65に接続されたバネなどの弾性体69を更に含んでいてもよい。
貫通電極基板10は、レンズ61側の第1面13及び第1面13の反対側に位置する第2面14を含む。上述の受光素子62は、第2面14側において貫通電極基板10に搭載されている。このため、上述の特許文献1のように受光素子62が基板12の第1面13側に搭載される場合に比べて、電子機器60の厚みを少なくとも基板12の厚みの分だけ小さくすることができる。
貫通電極基板
以下、図2乃至図4を参照して、貫通電極基板10について詳細に説明する。図2は、貫通電極基板10を示す縦断面図である。図3は、貫通電極基板10を基板12の第1面13側から見た場合を示す平面図である。図4は、図2の貫通電極基板10を拡大して示す縦断面図である。
貫通電極基板10は、基板12、基板12に設けられた複数の貫通孔20、貫通孔20に設けられた貫通電極22、及び、反射抑制機構40を備える。また、貫通電極基板10は、基板12の第1面13側に設けられた第1配線32、第1絶縁層33及び端子部34、並びに、基板12の第2面14側に設けられた第2電極部36、第2配線37及び第2絶縁層38を更に備えていてもよい。
(基板)
基板12は、一定の絶縁性を有する材料から構成されている。貫通電極基板10がインターポーザーとして利用される場合、基板12は、例えば、ガラス基板、石英基板、サファイア基板、樹脂基板、シリコン基板、炭化シリコン基板、アルミナ(Al2O3)基板、窒化アルミ(AlN)基板、酸化ジリコニア(ZrO2)基板など、又は、これらの基板が積層されたものである。基板12は、アルミニウム基板、ステンレス基板など、導電性を有する材料から構成された基板を含んでいてもよい。なお、貫通電極基板10に光を透過させる機能が求められる場合、基板12の材料としては、透明性を有する材料を選択する。
基板12の厚みD1は特に制限はないが、例えば、100μm以上且つ800μm以下の厚みD1の基板12を使用することが好ましい。より好ましくは、基板12は、200μm以上且つ600μm以下の厚みD1を有する。基板12の厚みD1を100μm以上とすることにより、基板12のたわみが大きくなることを抑制できる。このため、製造工程における基板12のハンドリングが困難になったり、基板12上に形成する薄膜等の内部応力に起因して基板12が反ってしまったりすることを抑制できる。また、基板12の厚みD1を800μm以下とすることにより、基板12に貫通孔20を形成する工程に要する時間が長くなり、貫通電極基板10の製造コストが上昇してしまうことを抑制できる。
基板12は、光を第1面13から第2面14へ透過させる光透過領域18を有する。基板12のうち光透過領域18を構成する材料は、透明性を有する。なお「透明性」とは、基板12の光透過領域18の全光線透過率が70%以上であることを意味している。全光線透過率は、JIS K7375の全光線透過率測定法に準拠して求められ得る。
(貫通孔)
貫通孔20は、基板12のうち光透過領域18の外側の領域に設けられている。貫通孔20は、第1面13から第2面14に至る。貫通孔20の断面形状が円形又は楕円形である場合、貫通孔20の直径は、例えば10μm以上且つ150μm以下の範囲内である。また、隣接する2つの貫通孔20の間の間隔、すなわち貫通孔20の配列ピッチは、例えば10μm以上且つ500μm以下の範囲内である。なお、貫通孔20の断面形状が円形又は楕円形に限られることはない。
(貫通電極)
貫通電極22は、貫通孔20の内部に設けられた、導電性を有する部材である。例えば、貫通電極22は、図4に示すように、第1面13側から第2面14側まで至るように貫通孔20の側壁21に沿って延びる導電層である。導電層が導電性を有する限りにおいて、導電層の形成方法は特には限定されない。例えば、導電層は、蒸着法やスパッタリング法などの物理成膜法で形成されていてもよく、化学成膜法やめっき法で形成されていてもよい。また、導電層は、1つの層から構成されていてもよく、若しくは、複数の層を含んでいてもよい。以下、貫通電極22の導電層が、シード層と、シード層上に設けられためっき層と、を含む例について説明する。
シード層は、めっき層を形成するめっき工程の際に、めっき液中の金属イオンを析出させてめっき層を成長させるための土台となる、導電性を有する層である。シード層の材料としては、好ましくは、基板12の材料に対する高い密着性を有する導電性材料が用いられる。例えば、シード層の材料として、チタン、モリブデン、タングステン、タンタル、ニッケル、クロム、アルミニウム、これらの化合物、これらの合金など、又はこれらを積層したものを使用することができる。また、シード層に堆積されるめっき層が銅を含む場合、上述の材料を含む層に銅の層を積層させたものをシード層として用いてもよい。
シード層に堆積されるめっき層が銅を含む場合、シード層の材料としては、好ましくは、銅が基板12の内部に拡散することを抑制する材料を使用する。例えば、シード層は、窒化チタン、窒化モリブデン、窒化タンタル等、又はこれらを積層したバリア層を含むことができる。また、シード層は、上述のように、バリア層に積層された銅の層を更に含むことができる。シード層の厚さは、例えば、20nm以上且つ500nm以下の範囲内である。
めっき層は、貫通電極22の導電性を高めるためにシード層上に設けられる、導電性を有する層である。めっき層の材料としては、好ましくは、シード層に対する高い密着性を有し、且つ高い導電性を有する導電性材料が用いられる。例えば、めっき層の材料として、銅、金、銀、白金、ロジウム、スズ、アルミニウム、ニッケル、クロムなどの金属又はこれらを用いた合金など、あるいはこれらを積層したものを使用することができる。めっき層の厚さは、例えば、1μm以上且つ10μm以下の範囲内である。
めっき層の厚みは、貫通電極22に対して求められる導電性に応じて定められる。例えば、貫通電極22が電源ラインや接地ラインを導通させるための部材である場合、十分な厚さを有するめっき層が用いられる。また、貫通電極22が微弱な電気信号を導通させるための部材である場合、小さな厚みを有するめっき層を用いてもよい。又は、図示はしないが、めっき層を設けることなくシード層のみを貫通孔20に設けてもよい。
図4に示すように、貫通電極22は、貫通孔20の内部に中空部23が形成されるように構成されていてもよい。中空部23とは、貫通孔20の内部の領域のうちシード層やめっき層などの固体が存在しない領域のことである。
若しくは、図5に示すように、貫通孔20に充填部材25が充填されていてもよい。貫通電極22は、貫通電極22よりも貫通孔20の中心側に設けられている。充填部材25は、例えば、ポリイミド、ベンゾシクロブテン等の絶縁性樹脂材料、酸化シリコンや窒化シリコンなどの無機材料、又は、導電性ペーストや半田などの導電性材料を含む。貫通孔20に充填部材25を充填することにより、貫通孔20の内部に導電性材料の屑などが残渣として残ってしまうことを抑制することができる。また、充填部材25によって、貫通電極22のうち貫通孔20の内部に位置する部分を保護することができる。
若しくは、図6に示すように、貫通電極22が貫通孔20の内部に充填されていてもよい。
(電極部)
第2電極部36は、貫通電極基板10のうち、貫通電極基板10が取り付けられる素子や実装基板の端子に接続される部分であり、パッドやランドとも称される部分である。第2電極部36は、基板12の第2面14側において貫通電極基板10の表面に露出している。第2電極部36は、図1、図2及び図4に示すように、例えば、第2電極部36に設けられた接続部39を介して受光素子62の端子に電気的に接続されている。接続部39は、例えば半球状のはんだであり、バンプとも称される。
第2電極部36の材料としては、金属など、導電性を有する材料が用いられる。例えば、第2電極部36は、金を含むめっき液を基板12に供給することによって形成される金めっき層を含む。
なお、図示はしないが、貫通電極基板10は、基板12の第1面13側において貫通電極基板10の表面に露出する第1電極部を備えていてもよい。
(配線)
第1配線32は、基板12の第1面13上に位置し、第1絶縁層33によって覆われ、且つ導電性を有する部材である。また、第2配線37は、基板12の第2面14上に位置し、第2絶縁層38によって覆われ、且つ導電性を有する部材である。配線32,37の材料としては、金属など、導電性を有する材料が用いられる。
配線32,37は、貫通電極22と同一の層構成を有していてもよい。例えば、貫通電極22がシード層及びめっき層を含む場合、配線32,37も、シード層及びめっき層を含んでいてもよい。また、配線32,37は、貫通電極22とは異なる構成の導電層を含んでいてもよい。
(絶縁層)
第1絶縁層33は、基板12の第1面13の領域のうち外部からの電気的なアクセスが不要な領域を覆うよう第1面13上に設けられた、絶縁性を有する層である。また、第2絶縁層38は、基板12の第2面14の領域のうち外部からの電気的なアクセスが不要な領域を覆うよう第2面14上に設けられた、絶縁性を有する層である。絶縁層33,38の材料としては、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリベンゾオキサゾール樹脂などの樹脂材料、酸化ケイ素などの無機材料、感光性ドライフィルムレジストなど、絶縁性を有する材料が用いられる。
図2及び図3に示すように、第1絶縁層33のうち、基板12の光透過領域18と重なる部分、及び、端子部34と重なる部分には、開口部が形成されている。このため、基板12の光透過領域18及び端子部34は、第1絶縁層33から露出している。また、図2に示すように、第2絶縁層38のうち、基板12の光透過領域18と重なる部分、及び、第2電極部36と重なる部分には、開口部が形成されている。このため、基板12の光透過領域18及び第2電極部36は、第2絶縁層38から露出している。図2に示すように、基板12の第2面14において、光透過領域18に対応する部分に形成された第2絶縁層38の開口部には、反射抑制機構40が設けられている。
(端子部)
端子部34は、外部の装置やデバイスを貫通電極基板10の貫通電極22や配線32,37に電気的に接続するための部材である。端子部34は、例えば、図3に示すように、矩形状の基板12の一辺に沿って並べられている。
本実施の形態の貫通電極基板10によれば、第1面13側に受光素子62が搭載される場合に比べて、貫通電極基板10の厚みの分だけ、レンズ61と受光素子62の受光面との間の距離を長くすることができる。このため、レンズ61と受光素子62の受光面との間の距離を適切に確保しながら、貫通電極基板10を備えた電子機器60全体の厚みを低減することができる。また、基板12の第1面13側に設けられた端子部34や図示しない第1電極部と、受光素子62の端子とを、貫通電極22を介して電気的に接続することができる。このため、基板12の第1面13側から受光素子62に対する様々な処理を実施することができる。
ところで、第2面14側に受光素子62を搭載する方法としては、上述のように透明性を有する光透過領域18を基板12に設ける方法の他にも、図22に示すように、基板12に開口部17を設けるという方法も考えられる。この場合、レンズ61を透過した光Lは、基板12の開口部17を通過して受光素子62に入射する。
図22に示す例においては、基板12の中央部に開口部17が形成されているため、基板12の剛性が低下する。従って、基板12全体の剛性を十分に確保するために、基板12の厚みを大きくする必要がある。
これに対して、本実施の形態の貫通電極基板10及び電子機器60によれば、基板12のうち光Lが通過する領域に開口部17を形成しないので、開口部17が形成される場合に比べて、基板12の剛性が高くなる。このため、開口部17が形成される場合に比べて、基板12の厚みを小さくすることができる。
ところで、本実施の形態の電子機器60においては、レンズ61及び受光素子62に対向する領域に基板12が存在しているため、光Lの反射が、基板12の表面や、基板12に設けられた各層の表面又は界面で生じることが考えられる。例えば、受光素子62に到達した後に受光素子62の受光面で反射された光が、基板12の第2面14で反射されて再び受光素子62に向かうことが考えられる。このような光Lの反射は、受光素子62で得られる画像にフレアやゴーストなどの現象を生じさせる可能性がある。
このような課題を考慮し、本実施の形態においては、基板12の第1面13及び第2面14の少なくともいずれか一方に、反射抑制機構40を設けることを提案する。以下、図7を参照して、反射抑制機構40について説明する。図7は、反射抑制機構40の作用を説明する図である。
(反射抑制機構)
本実施の形態において、反射抑制機構40は、基板12の第2面14側に設けられた第2面反射抑制層42を含む。第2面反射抑制層42は、図7に示すように、貫通電極基板10の第2面14側の表面を構成する第1干渉層43aを少なくとも含む。第1干渉層43aは、基板12の屈折率N1よりも小さい屈折率N2を有する。例えば、基板12が、1.52の屈折率を有するガラスを含む場合、第1干渉層43aは、1.52よりも小さい屈折率を有し、且つ透明性を有する材料を含む。例えば、第1干渉層43aは、1.38の屈折率を有するフッ化マグネシウムを含む。また、第1干渉層43aの厚みD2は、第1干渉層43aの屈折率と、第1干渉層の厚みとの積が、下記の式(1)を満たすように定められる。
N×D=(m+1/2)×λ/(2cosθ)…(1)
式(1)において、Dは、対象とする干渉層の屈折率であり、Nは、対象とする干渉層の屈折率である。第1干渉層43aについて考える場合、式(1)及び後述する式(2)において、Dは、第1干渉層43a厚みD2であり、Nは、第1干渉層43aの屈折率N2である。mは0以上の整数であり、λは光の波長であり、θは第1干渉層43aに到達する光の入射角である。λを、可視光域のほぼ中央の波長である550nmとし、θを0とすると、式(1)は下記の式(2)のように表される。
N×D=(m+1/2)×275〔nm〕…(2)
図24に、mを0から10まで変化させた場合の第1干渉層43aの厚みD2を算出した結果を示す。ここでは、第1干渉層43aを構成する材料として、1.35の屈折率を有するフッ素樹脂、1.38の屈折率を有するフッ化マグネシウム、1.39の屈折率を有するフッ化リチウム、1.46の屈折率を有する酸化珪素を用いた場合についてそれぞれ、第1干渉層43aの厚みD2を算出した。
なお、第1干渉層43aの厚みD2が一定のばらつきを有することや、第1干渉層43aに到達する光の入射角θが0からずれることなどを考慮すると、第1干渉層43aによる反射抑制効果は、第1干渉層43aの厚みD2が、上記の式(1)や式(2)によって算出される値から若干ずれていた場合であっても発現され得ると言える。この点を考慮し、本願において、「第1干渉層43aの屈折率N2と、第1干渉層の厚みD2との積が、式(1)又は式(2)を満たす」とは、第1干渉層43aの屈折率N2と、第1干渉層の厚みD2との積の値が、式(1)又は式(2)によって算出される値の±10%の範囲内であることを意味する。
式(1)又は式(2)において、mの値は好ましくは5以下である。第1干渉層43aの屈折率N2と、第1干渉層43aの厚みD2との積の値の、好ましい範囲の代表例として、下記の範囲を挙げることができる。単位はいずれも〔nm〕である。
137.5±10%、412.5±10%、687.5±10%、962.5±10%、1237.5±10%、1512.5±10%
第1干渉層43aの材料として、1.38の屈折率を有するフッ化マグネシウムを用い、且つ、m=0の場合の干渉による反射抑制効果を意図する場合、第1干渉層43aの厚みD2は、90nm以上且つ110nm以下である。
第1干渉層43aなどの干渉層の屈折率及び厚みを測定する装置としては、エリプソメータ等を用いることができる。エリプソメータの例としては、ジェー・エー・ウーラム・ジャパン株式会社製、大塚電子株式会社製、株式会社東京インスツルメンツ製、又は株式会社堀場製作所製のエリプソメータを挙げることができる。
反射抑制機構40が第2面14側に位置する場合、反射抑制機構40全体の厚みは、好ましくは、第2絶縁層38の厚みよりも小さい。これによって、反射抑制機構40が受光素子62の受光面に接触してしまうことを抑制することができる。
第1干渉層43aを基板12に設ける方法は任意である。例えば、スパッタリングや蒸着などの乾式の成膜方法により、第1干渉層43aを基板12に設けることができる。また、ゾルゲル法などの湿式の成膜方法により、第1干渉層43aを基板12に設けることもできる。
第1干渉層43aを基板12の第2面14に設ける場合の第1干渉層43aの作用について説明する。図7に示すように、受光素子62に到達した後に受光素子62の受光面で反射された光Lが貫通電極基板10に再び到達すると、光Lは、第1干渉層43aの受光素子62側の表面、及び、第1干渉層43aと基板12の界面で反射される。その後、第1干渉層43aの受光素子62側の表面で反射された光L1と、第1干渉層43aと基板12の界面で反射された光L2とが、互いに弱めあうように干渉する。このため、貫通電極基板10の第2面14側の表面における光の反射率を低減することができる。このことにより、貫通電極基板10の第2面14側の表面における光の反射に起因して、受光素子62で得られる画像にフレアやゴーストなどの現象が生じてしまうことを抑制することができる。
なお、第2面反射抑制層42が光の反射を抑制することができる限りにおいて、第2面反射抑制層42に含まれる干渉層の数が限られることはない。例えば、図8に示すように、第2面反射抑制層42は、受光素子62側から基板12側へ順に積層された第1干渉層43a、第2干渉層43b及び第3干渉層43cを含んでいてもよい。この場合、第1干渉層43a、第2干渉層43b及び第3干渉層43cは、基板12の屈折率よりも小さい屈折率を有する干渉層と、基板12の屈折率よりも高い屈折率を有する干渉層とが交互に並ぶよう、配置される。例えば、第1干渉層43a及び第3干渉層43cは、基板12の屈折率よりも小さい屈折率を有し、一方、第2干渉層43bは、基板12の屈折率よりも大きい屈折率を有する。一例を挙げると、第1干渉層43aは、1.38の屈折率を有するフッ化マグネシウムを含み、第2干渉層43bは、2.00の屈折率を有する酸化ジルコニウムを含み、第3干渉層43cは、1.60の屈折率を有する酸化アルミニウムを含む。また、第1干渉層43aの厚みD2、第2干渉層43bの厚みD3、第3干渉層43cの厚みD4は、上記式(1)又は式(2)を満たすように設定される。例えば、第1干渉層43aは、90nm以上且つ110nm以下、例えば約100nmの厚みD2を有し、第2干渉層43bは、130nm以上且つ150nm以下、例えば約140nmの厚みD3を有し、第3干渉層43cは、75nm以上且つ95nm以下、例えば約85nmの厚みD4を有する。
図8に示す例においても、第1干渉層43aの表面で反射された光L1、第1干渉層43aと第2干渉層43bの界面で反射された光L2、第2干渉層43bと第3干渉層43cの界面で反射された光L3、及び、第3干渉層43cと基板12の界面で反射された光L4が、互いに弱めあうように干渉する。これによって、貫通電極基板10の第2面14側の表面における光の反射率を低減することができる。
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、必要に応じて図面を参照しながら、変形例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。また、上述した実施の形態において得られる作用効果が変形例においても得られることが明らかである場合、その説明を省略することもある。
(貫通電極基板の第1の変形例)
図9に示すように、反射抑制機構40は、基板12の第1面13側に設けられていてもよい。例えば、反射抑制機構40は、基板12の第1面13側に設けられた第1面反射抑制層41を含む。第1面反射抑制層41は、図示はしないが、図7に示す第2面反射抑制層42の場合と同様に、貫通電極基板10の第1面13側の表面を構成する第1干渉層を少なくとも含む。また、第1面反射抑制層41は、図8に示す第2面反射抑制層42の場合と同様に、複数の干渉層を含んでいてもよい。
基板12の第1面13側に反射抑制機構40を設けることにより、貫通電極基板10の第1面13側の表面における光の反射率を低減することができる。これによって、光Lが、貫通電極基板10の第1面13側の表面で反射された後にレンズ61によって反射され、その後、光透過領域18を透過して再び受光素子62に向かうことを抑制することができる。これによって、受光素子62で得られる画像にフレアやゴーストなどの現象が生じてしまうことを抑制することができる。
(貫通電極基板の第2の変形例)
図10に示すように、反射抑制機構40は、基板12の第1面13側及び第2面14側の両方に設けられていてもよい。例えば、反射抑制機構40は、基板12の第1面13側に設けられた第1面反射抑制層41と、基板12の第2面14側に設けられた第2面反射抑制層42と、を含む。これによって、貫通電極基板10の第1面13側の表面及び第2面14側の表面における光の反射率を低減することができる。
(貫通電極基板の第3の変形例)
撮影機能を有する電子機器60は、一般に、赤外線を遮蔽する赤外線遮蔽機構を備える。例えば、図23に示すように、赤外線遮蔽機構50がレンズ支持部63に組み込まれている。一方、図23に示す例においては、レンズ61に対して角度や位置を調整しながら赤外線遮蔽機構50、レンズ61、レンズ支持部63などを組み立てる必要があり、電子機器60の製造工程が煩雑になると考えられる。
このような課題を考慮し、貫通電極基板10に、赤外線を遮蔽する赤外線遮蔽機構50を設けることを提案する。例えば、図11に示すように、貫通電極基板10が第2面反射抑制層42を備える場合、貫通電極基板10は、基板12の第1面13側に設けられ、赤外線を遮蔽する第1面赤外線フィルタ層51を含む赤外線遮蔽機構50を更に備える。これによって、受光素子62に入射する光に赤外線が含まれることを抑制することができ、このことにより、受光素子62で得られる画像における色の再現性を高めることができる。
第1面赤外線フィルタ層51は、例えば干渉型フィルタである。干渉型フィルタは、上述の図8に示す第2面反射抑制層42の場合と同様にと同様に、複数の干渉層を含む。干渉型フィルタは、干渉型フィルタのレンズ61側の表面で反射された光と、干渉型フィルタの各層の界面で反射された光とが、互いに弱めあうように干渉することを利用する。これによって、第1面赤外線フィルタ層51によって反射される赤外線の強度を低減することができる。このことにより、第1面赤外線フィルタ層51によって反射された後に再び第1面赤外線フィルタ層51に戻り、基板12の光透過領域18を透過して受光素子62に入射する赤外線の強度を低減することができる。
第1面赤外線フィルタ層51の複数の干渉層は、基板12の屈折率よりも小さい屈折率を有する干渉層と、基板12の屈折率よりも高い屈折率を有する干渉層とが交互に並ぶよう、配置される。例えば、第1面赤外線フィルタ層51においては、1.46の屈折率を有する酸化珪素を含む干渉層と、2.40の屈折率を有する酸化チタンを含む干渉層とが、交互に並んでいる。各干渉層の厚みは、上記の式(1)を満たすように設定される。なお、第1面赤外線フィルタ層51は、赤外線の反射を抑制することを意図したものであるので、式(1)のλの値としては、赤外線の波長の値を用いる。例えば、λは790nmである。θを0とすると、1.46の屈折率の酸化珪素を含む干渉層の厚みは、例えば125nm以上且つ145nm以下であり、2.40の屈折率の酸化チタンを含む干渉層の厚みは、例えば30nm以上且つ50nm以下である。
また、第1面赤外線フィルタ層51は、赤外線を吸収する吸収型フィルタであってもよい。吸収型フィルタは、複合タングステン酸化物、インジウム−スズ酸化物、アンチモン−スズ酸化物又は燐酸系銅化合物などの、赤外線を選択的に吸収する材料を含む。また、吸収型フィルタは、ワニスなどの樹脂などを更に含んでいてもよい。吸収型フィルタは、例えば、スピンコート法などの湿式の成膜方法により形成され得る。吸収型フィルタは、基板12の第1面13又は第2面14の光透過領域18の全域にわたって設けられていてもよく、若しくは、第1面13又は第2面14の光透過領域18に部分的に設けられていてもよい。
図11に示すように、第2面14側に反射抑制機構40を設け、第1面13側に赤外線遮蔽機構50を設けることにより、貫通電極基板10の第2面14側の表面における光の反射率を低減し、且つ、赤外線が受光素子62に入射することを抑制することができる。また、貫通電極基板10に赤外線遮蔽機構50を設けることにより、レンズ支持部63に赤外線遮蔽機構50を設ける場合に比べて、レンズ支持部63の製造に要する工数や時間を削減することができる。また、レンズ61に対する赤外線遮蔽機構50の角度や位置が調整し易くなる。
(貫通電極基板の第4の変形例)
図12に示すように、第1面13側に反射抑制機構40を設け、第2面14側に赤外線遮蔽機構50を設けてもよい。例えば、赤外線遮蔽機構50は、基板12の第2面14側に設けられ、赤外線を遮蔽する第2面赤外線フィルタ層52を含む。第1面13側に反射抑制機構40を設け、第2面14側に赤外線遮蔽機構50を設けることにより、貫通電極基板10の第1面13側の表面における光の反射率を低減し、且つ、赤外線が受光素子62に入射することを抑制することができる。また、赤外線遮蔽機構50が第2面14側に位置するので、赤外線遮蔽機構50は、光透過領域18において基板12の第1面13に入射して赤外線遮蔽機構50に到達した赤外線だけでなく、光透過領域18よりも外側の領域において基板12の第1面13に入射して第2面14側の赤外線遮蔽機構50に到達した赤外線を遮蔽することができる。このため、赤外線が受光素子62に入射することをより抑制することができる。
赤外線遮蔽機構50が第2面14側に位置する場合、赤外線遮蔽機構50の厚み、例えば第2面赤外線フィルタ層52の厚みは、好ましくは、第2絶縁層38の厚みよりも小さい。これによって、赤外線遮蔽機構50が受光素子62の受光面に接触してしまうことを抑制することができる。
(貫通電極基板の第5の変形例)
反射抑制機構40及び赤外線遮蔽機構50の両方を、基板12の第1面13側又は第2面14側のいずれか一方に設けてもよい。例えば、図13に示すように、貫通電極基板10は、基板12の第2面14側に設けられた反射抑制機構40及び赤外線遮蔽機構50を備えていてもよい。この場合、図13に示すように、反射抑制機構40が赤外線遮蔽機構50よりも受光素子62側に位置していてもよく、若しくは、図示はしないが、赤外線遮蔽機構50が反射抑制機構40よりも受光素子62側に位置していてもよい。
(貫通電極基板の第6の変形例)
図14に示すように、基板12の第2面14には凹部15が形成されていてもよい。凹部15は、例えば、第2面14の光透過領域18に形成される。凹部15の深さは、例えば、基板12の厚みD1の1/10以上且つ3/4以下である。この場合、好ましくは、反射抑制機構40は、凹部15に位置する。これによって、反射抑制機構40の厚みが大きい場合であっても、貫通電極基板10全体の厚みが大きくなることを抑制することができる。
(貫通電極基板の第7の変形例)
図15に示すように、基板12の第2面14には凸部16が形成されていてもよい。凸部16は、例えば、第2面14の光透過領域18よりも外側の領域に形成される。凸部16の高さは、例えば、基板12の厚みD1の1/10以上且つ3/4以下である。この場合、好ましくは、反射抑制機構40は、凸部16の間において基板12の第2面14に設けられている。これによって、反射抑制機構40の厚みが大きい場合であっても、貫通電極基板10全体の厚みが大きくなることを抑制することができる。
(貫通電極基板の第8の変形例)
図16に示すように、凹部15は、基板12の第1面13に形成されていてもよい。凹部15は、例えば、第1面13の光透過領域18に形成される。凹部15の深さは、例えば、基板12の厚みD1の1/10以上且つ3/4以下である。この場合も、好ましくは、反射抑制機構40は、凹部15に位置する。これによって、反射抑制機構40の厚みが大きい場合であっても、貫通電極基板10全体の厚みが大きくなることを抑制することができる。
(貫通電極基板の第9の変形例)
図17に示すように、凸部16は、基板12の第1面13に形成されていてもよい。凸部16は、例えば、第1面13の光透過領域18よりも外側の領域に形成される。凸部16の高さは、例えば、基板12の厚みD1の1/10以上且つ3/4以下である。この場合、好ましくは、反射抑制機構40は、凸部16の間において基板12の第1面13に設けられている。これによって、反射抑制機構40の厚みが大きい場合であっても、貫通電極基板10全体の厚みが大きくなることを抑制することができる。
(反射抑制機構の第1の変形例)
上述の本実施の形態においては、反射抑制機構40の第1面反射抑制層41及び第2面反射抑制層42が、干渉によって光の反射を抑制するタイプである例を示した。しかしながら、貫通電極基板10の表面における反射を抑制することができる限りにおいて、反射抑制機構40の具体的な構成が限られることはない。
例えば、図18に示すように、反射抑制機構40の第2面反射抑制層42は、防眩層45を備えていてもよい。防眩層45は、樹脂46及び樹脂46内の複数の粒子47を含む。この場合、図18に示すように、受光素子62の受光面で反射されて貫通電極基板10の第2面14側の第2面反射抑制層42に戻ってきた光Lを、様々な方向へ散乱させることができる。これによって、第2面反射抑制層42に戻ってきた光Lが再び受光素子62に向かうことを抑制することができる。このことにより、受光素子62で得られる画像にフレアやゴーストなどの現象が生じてしまうことを抑制することができる。
樹脂46は、紫外線または電子線により硬化する電離放射線硬化型樹脂、熱硬化型樹脂などである。電離放射線硬化型樹脂は、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂などである。熱硬化型樹脂は、フェノール樹脂などである。
粒子47は、例えば0.5μm以上且つ2.0μm以下の平均粒子径を有する。平均粒子径は、例えば、任意の領域で抽出された100個の粒子47の粒子径を測定し、測定結果を平均することによって算出される。粒子47の形状は、例えば球状である。粒子47の具体例としては、1.59の屈折率を有するスチレンビーズ、1.57の屈折率を有するメラミンビーズ、1.49の屈折率を有するアクリルビーズ、1.54の屈折率を有するアクリル−スチレンビーズ、ポリカーボネートビーズ、ポリエチレンビーズ等のプラスチックビーズを挙げることができる。粒子47は、好ましくは、透明性を有する。
図示はしないが、基板12の第1面13側に設けられる第1面反射抑制層41が、防眩層45を備えていてもよい。
(反射抑制機構の第2の変形例)
図19に示すように、第2面反射抑制層42は、第2面14の面方向に沿って配列された複数の突起49を含む凹凸面を有する凹凸構造層48を備えていてもよい。突起49は、第2面14側から受光素子62側へ突出している。また、第2面14の面方向における突起49の平均間隔は、可視光の波長以下であり、例えば380nm以下である。この場合、凹凸構造層48における有効屈折率が、基板12の法線方向に沿って連続的に変化する。このため、受光素子62の受光面で反射されて貫通電極基板10の第2面14側の凹凸構造層48に戻ってきた光Lが、凹凸構造層48の表面で反射されて再び受光素子62に向かうことを抑制することができる。このことにより、受光素子62で得られる画像にフレアやゴーストなどの現象が生じてしまうことを抑制することができる。平均間隔は、任意の領域で抽出された100個の突起49における間隔P1を測定し、測定結果を平均することによって算出される。
凹凸構造層48は、例えば、ベースとなる平坦な層を加工して凹凸面を形成することによって、作製される。
例えば、まず、平坦な表面を有するガラス基板を準備し、次に、プラズマエッチングや電子ビームなどを用いてガラス基板の表面を加工して、ガラス基板の表面に、複数の突起49を含む凹凸構造層48を形成する。この場合、凹凸構造層48のガラス基板は、基板12と一体的なものであってもよく、基板12とは別個の部材であってもよい。
また、ナノインプリントなどの方法で、複数の突起49を含む凹凸構造層48を形成してもよい。例えば、まず、基板12上に電離放射線硬化型樹脂を設け、次に、凹凸構造を有する版を電離放射線硬化型樹脂に押し付け、その後、電離放射線硬化型樹脂を硬化させる。
また、表面に凹凸構造が形成されるような成膜方法を用いて、複数の突起49を含む凹凸構造層48を基板12上に形成してもよい。
例えば、まず、酸化アルミニウムなどの突起49の材料を含む溶液を作製し、溶液を基板12上に塗布し、溶液を乾燥させて膜を形成する。次に、膜が形成された基板12を温水に浸漬させて、基板12の表面に板状の結晶を析出させる。これによって、基板12上に、くさび状の形状を有する複数の突起49を含む凹凸構造層48を形成することができる。
また、蒸着法やスパッタリング法などの乾式の成膜法で、複数の突起49を含む凹凸構造層48を基板12上に成膜してもよい。
図示はしないが、基板12の第1面13側に設けられる第1面反射抑制層41が、凹凸構造層48を備えていてもよい。
(電子機器の変形例)
図20に示すように、電子機器60のレンズ支持部63は、貫通電極基板10の基板12に固定された複数のピン66を有していてもよい。この場合、好ましくは、貫通電極基板10の基板12には、図20に示すように、ピン66が挿入される複数の貫通孔20が設けられている。これによって、ピン66を貫通電極基板10に対してより強固に固定することができる。
レンズ支持部63のピン66は、レンズ駆動部67のボイスコイルモータ68などの構成要素を貫通電極基板10に電気的に接続するという機能を担っていてもよい。この場合、複数のピン66のうちの少なくとも2つのピン66は、導電性を有し、且つレンズ駆動部67のボイスコイルモータ68などの構成要素に電気的に接続された導電性ピン66である。導電性ピン66は、例えばワイヤボンディングによってボイスコイルモータ68に電気的に接続される。また、導電性ピン66が挿入される貫通孔20の内部には、図20に示すように、貫通電極22が設けられている。このような構成により、導電性ピン66を介してレンズ駆動部67の例えばボイスコイルモータ68を貫通電極基板10に電気的に接続することができる。なお、導電性ピン66が挿入される貫通孔20の貫通電極22は、図4に示すように、中空部23を画定するタイプの貫通電極であり、いわゆるコンフォーマルタイプの貫通電極である。
〔貫通電極基板が搭載される製品の例〕
図21は、本発明の実施形態に係る貫通電極基板10が搭載されることができる製品の例を示す図である。本発明の実施形態に係る貫通電極基板10は、様々な製品において利用され得る。例えば、ノート型パーソナルコンピュータ110、タブレット端末120、携帯電話130、スマートフォン140、デジタルビデオカメラ150、デジタルカメラ160、デジタル時計170、サーバ180等に搭載される。
10 貫通電極基板
12 基板
13 第1面
14 第2面
15 凹部
16 凸部
18 光透過領域
20 貫通孔
21 側壁
22 貫通電極
23 中空部
25 充填部材
32 第1配線
33 第1絶縁層
34 端子部
36 第2電極部
37 第2配線
38 第2絶縁層
39 接続部
40 反射抑制機構
41 第1面反射抑制層
42 第2面反射抑制層
43a 第1干渉層
43b 第2干渉層
43c 第3干渉層
45 防眩層
46 樹脂
47 粒子
48 凹凸構造層
49 突起
50 赤外線遮蔽機構
51 第1面赤外線フィルタ層
52 第2面赤外線フィルタ層
60 電子機器
61 レンズ
62 受光素子
63 レンズ支持部
64 内側保持部
65 外側保持部
66 ピン
67 レンズ駆動部
68 ボイスコイルモータ
69 弾性体

Claims (19)

  1. 第1面から前記第1面の反対側に位置する第2面へ光を透過させる光透過領域を有し、前記光透過領域の外側に複数の貫通孔が設けられた基板と、
    前記基板の前記貫通孔に設けられた貫通電極と、
    前記基板の前記光透過領域に設けられ、前記基板の前記第1面及び前記第2面の少なくともいずれか一方における光の反射を抑制する反射抑制機構と、を備える、貫通電極基板。
  2. 前記反射抑制機構は、前記基板の前記第2面側に設けられた第2面反射抑制層を含む、請求項1に記載の貫通電極基板。
  3. 前記第2面反射抑制層は、前記基板の屈折率よりも小さい屈折率を有する第1干渉層を少なくとも備え、
    前記第1干渉層の屈折率と、前記第1干渉層の厚みとの積が、下記の式(A)を満たす、
    N×D=(m+1/2)×275〔nm〕…(A)
    N:第1干渉層の屈折率
    D:第1干渉層の厚み
    m:0以上の整数
    請求項2に記載の貫通電極基板。
  4. 前記第2面反射抑制層は、樹脂及び前記樹脂内の複数の粒子を含む防眩層を備える、請求項2に記載の貫通電極基板。
  5. 前記第2面反射抑制層は、380nm以下の平均間隔で配列された複数の突起を含む凹凸面を有する凹凸構造層を備える、請求項2に記載の貫通電極基板。
  6. 前記基板の前記第2面には凹部が形成されており、
    前記第2面反射抑制層は、前記凹部に位置する、請求項2乃至5のいずれか一項に記載の貫通電極基板。
  7. 前記基板の前記第2面には凸部が形成されており、
    前記前記第2面反射抑制層は、前記凸部の間において前記基板の前記第2面に設けられている、請求項2乃至5のいずれか一項に記載の貫通電極基板。
  8. 前記貫通電極基板は、前記基板の前記第1面側に設けられ、赤外線を遮蔽する第1面赤外線フィルタ層を含む赤外線遮蔽機構を更に備える、請求項2乃至7のいずれか一項に記載の貫通電極基板。
  9. 前記反射抑制機構は、前記基板の前記第1面側に設けられた第1面反射抑制層を含む、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の貫通電極基板。
  10. 前記第1面反射抑制層は、前記基板の屈折率よりも小さい屈折率を有する第1干渉層を少なくとも備え、
    前記第1干渉層の屈折率と、前記第1干渉層の厚みとの積が、下記の式(A)を満たす、
    N×D=(m+1/2)×275〔nm〕…(A)
    N:第1干渉層の屈折率
    D:第1干渉層の厚み
    m:0以上の整数
    請求項9に記載の貫通電極基板。
  11. 前記第1面反射抑制層は、樹脂及び前記樹脂内の複数の粒子を含む防眩層を備える、請求項9に記載の貫通電極基板。
  12. 前記第1面反射抑制層は、380nm以下の平均間隔で配列された複数の突起を含む凹凸面を有する凹凸構造層を備える、請求項9に記載の貫通電極基板。
  13. 前記基板の前記第1面には凹部が形成されており、
    前記第1面反射抑制層は、前記凹部に位置する、請求項9乃至12のいずれか一項に記載の貫通電極基板。
  14. 前記基板の前記第1面には複数の凸部が形成されており、
    前記前記第1面反射抑制層は、前記凸部の間において前記基板の前記第1面に設けられている、請求項9乃至12のいずれか一項に記載の貫通電極基板。
  15. 前記貫通電極基板は、前記基板の前記第2面側に設けられ、赤外線を遮蔽する第2面赤外線フィルタ層を含む赤外線遮蔽機構を更に備える、請求項9乃至14のいずれか一項に記載の貫通電極基板。
  16. レンズと、
    レンズに対向するよう配置された受光素子と、
    前記レンズと前記受光素子との間に配置された貫通電極基板と、を備え、
    前記貫通電極基板は、
    前記レンズ側に位置する第1面から前記受光素子側に位置する第2面へ光を透過させる光透過領域を有し、前記光透過領域の外側に複数の貫通孔が設けられた基板と、
    前記基板の前記貫通孔に設けられた貫通電極と、
    前記基板の前記光透過領域に設けられ、前記基板の前記第1面及び前記第2面の少なくともいずれか一方における光の反射を抑制する反射抑制機構と、を備える、電子機器。
  17. 前記電子機器は、前記レンズを支持するレンズ支持部を更に備え、
    前記レンズ支持部は、前記貫通電極基板の前記基板に固定された複数のピンを有し、
    前記貫通電極基板の前記基板には、前記レンズ支持部の前記ピンが挿入される複数の貫通孔が設けられている、請求項16に記載の電子機器。
  18. 前記レンズ支持部は、前記レンズを移動させるレンズ駆動部を更に有し、
    前記レンズ支持部の複数の前記ピンのうち少なくとも2つの前記ピンは、導電性を有し、且つ前記レンズ駆動部に電気的に接続された導電性ピンであり、
    前記貫通電極基板の前記基板の、前記レンズ支持部の前記導電性ピンが挿入される貫通孔の内部には、貫通電極が設けられている、請求項17に記載の電子機器。
  19. 前記レンズ支持部の前記レンズ駆動部は、ボイスコイルモータを含む、請求項18に記載の電子機器。
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