JP2018020888A - 情報取得装置 - Google Patents

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広大 黒木
Kodai Kuroki
広大 黒木
龍一 合川
Ryuichi Aikawa
龍一 合川
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Abstract

【課題】装置の大型化を抑制して、媒体の厚さに関係なく安定した画像情報の取得を実現する。【解決手段】第1の方向に媒体Mを搬送する搬送ローラ11bと、媒体Mに形成された画像情報を取得する取得部13aとを備え、取得部13aは、媒体Mの厚さに基づく搬送ローラ11bの第1の方向に直交する第2の方向の変位に基づいて、第2の方向に変位するように構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、情報取得装置に関し、特に、紙書類やカード等の媒体に示された情報を取得する情報取得装置に関するものである。
近年、紙書類のデジタルデータ化が進むに伴って、紙書類等の媒体を搬送しながら読み取るドキュメントスキャナと呼ばれる原稿読取装置が注目されている。
例えば、特許文献1には、一対の搬送ローラの隙間と一対の排出ローラの隙間とを媒体の厚さに応じて調整するリンク機構を有する原稿読取装置が開示されている。
特開2013−95532号公報
ところで、上記特許文献1に開示された原稿読取装置では、媒体の厚さに応じて、ローラの隙間を調整するので、異なる厚さの媒体を搬送することが一応できるものの、CCD(Charge Coupled Device)又はCIS(Contact Image Sensor)の読取部での読み取り動作が考慮されていないので、改善の余地がある。具体的には、上記特許文献1に開示された原稿読取装置では、異なる厚さの媒体を搬送することができたとしても、媒体が読取部の下側を通過する際に、原稿導入部を原稿が押し下げる必要がある。ここで、媒体の厚さが厚くなると、それ相応の推進力が必要になるので、媒体を搬送するローラの駆動軸に大型モーターや減速比の大きなギア列等を接続する必要がある。そうなると、原稿読取装置(情報取得装置)が大型化してしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、装置の大型化を抑制して、媒体の厚さに関係なく安定した画像情報の取得を実現することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、媒体に形成された画像情報を取得する取得部が媒体の厚さに基づく搬送ローラの変位に基づいて変位するようにしたものである。
具体的に本発明に係る情報取得装置は、第1の方向に媒体を搬送する搬送ローラと、上記媒体に形成された画像情報を取得する取得部とを備え、上記取得部は、上記媒体の厚さに基づく上記搬送ローラの上記第1の方向に直交する第2の方向の変位に基づいて、上記第2の方向に変位するように構成されている。
上記の構成によれば、取得部は、搬送ローラにより第1の方向に搬送される媒体に形成された画像情報を取得するように構成されている。そして、その取得部は、搬送ローラから移送される媒体の厚さに基づく搬送ローラの第1の方向に直交する第2の方向の変位に基づいて、変位するように構成されている。そのため、媒体の厚さが厚くなると、媒体を搬送する搬送ローラが第2の方向の一方側(例えば、上側)に変位し、それに伴って、取得部が第2の方向の一方側(例えば、上側)に変位することになる。これにより、媒体の厚さが厚くなっても、媒体が取得部(の下側)を押し上げる必要がなくなるので、搬送ローラの回転軸に大型のモーターや減速比の大きなギア列等を設ける必要がなく、情報取得装置の大型化を抑制することができる。したがって、装置の大型化を抑制して、媒体の厚さに関係なく安定した画像情報の取得を実現することができる。
上記取得部の上記第2の方向における変位の大きさは、上記搬送ローラの上記第2の方向における変位の大きさと略等しくてもよい。
上記の構成によれば、取得部の第2の方向における変位の大きさが搬送ローラの第2の方向における変位の大きさと略等しくなるので、搬送ローラの第2の方向における変位分だけ、取得部を第2の方向に変位させることができる。ここで、取得部の第2の方向における変位の大きさが搬送ローラの第2の方向における変位の大きさと略等しくするには、例えば、搬送ローラを回転可能に支持すると共に、取得部を固定状態で保持する連結部によって、搬送ローラと取得部とを連結すればよい。
上記取得部の上記第2の方向における変位の大きさは、上記搬送ローラの上記第2の方向における変位の大きさよりも小さく、上記第2の方向に変位した取得部から上記媒体が搬送される搬送面までの距離は、上記媒体の厚さよりも大きくてもよい。
上記の構成によれば、取得部の第2の方向における変位の大きさが搬送ローラの第2の方向における変位の大きさよりも小さくても、第2の方向に変位した取得部から媒体が搬送される搬送面までの距離が媒体の厚さよりも大きくなっているので、取得部と媒体との間に適度な隙間を形成することができる。
上記取得部は、上記搬送ローラの上記第2の方向における変位が所定の大きさになるまで上記第2の方向に変位しないように構成されていてもよい。
上記の構成によれば、搬送ローラの第2の方向における変位が所定の大きさになるまで、取得部が第2の方向に変位しないように構成されているので、媒体の厚さが所定の厚さを超えた場合にだけ、取得部を第2の方向に変位させることができる。ここで、媒体の厚さが所定の厚さを超えた場合にだけ、取得部を第2の方向に変位させるには、例えば、搬送ローラを回転可能に支持すると共に、取得部を第2の方向に移動可能に保持する連結部によって、搬送ローラと取得部とを連結する部材間に遊びを形成すればよい。
上記取得部は、上記搬送ローラが上記媒体と接して上記第2の方向に変位した場合、上記第2の方向に変位するように構成されていてもよい。
上記の構成によれば、媒体との接触によって搬送ローラが第2の方向に変位したときに、取得部が第2の方向に変位するように構成されているので、媒体が取得部を通過し始める際には、取得部が第2の方向の一方側(例えば、上側)に変位して、取得部(の下側)を通過させる際の媒体の搬送を容易にすることができる。
上記取得部は、上記媒体が該取得部を通過するまで上記第2の方向における変位した位置にとどまるように構成されていてもよい。
上記の構成によれば、媒体が取得部を通過するまで、取得部が第2の方向における変位した位置にとどまるように構成されているので、媒体が取得部を通過する間、取得部が第2の方向における変位した位置にとどまり、取得部を通過させる際の媒体の搬送を容易にすることができる。
上記搬送ローラは、上記取得部の上記第1の方向の一方側に配置された第1搬送ローラと、上記取得部の上記第1の方向の他方側に配置された第2搬送ローラとを備え、上記取得部は、上記媒体が上記第2搬送ローラを通過した後に、上記第2の方向における第1の位置に変位するように構成されていてもよい。
上記の構成によれば、媒体が第2搬送ローラを通過した後に、取得部が第2の方向における(変位前の)第1の位置に変位するように構成されているので、媒体が第2搬送ローラを通過した後は、媒体が第1搬送ローラから装置本体に移送される前の初期状態に取得部の位置を戻すことができる。
上記取得部は、上記媒体の厚さに基づく上記第2搬送ローラの上記第2の方向の変位に基づいて、上記第2の方向における第2の位置に変位するように構成されていてもよい。
上記の構成によれば、取得部は、第1搬送ローラ及び第2搬送ローラにより第1の方向に搬送される媒体に形成された画像情報を取得するように構成されている。そして、その取得部は、第2搬送ローラから移送される媒体の厚さに基づく第2搬送ローラの第2の方向の変位に基づいて、第2の方向に変位するように構成されている。そのため、媒体の厚さが厚くなると、媒体を搬送する第2搬送ローラが第2の方向の一方側(例えば、上側)に変位し、それに伴って、取得部が第2の方向の一方側(例えば、上側)に変位することになる。これにより、媒体の厚さが厚くなっても、媒体が取得部(の下側)を押し上げる必要がなくなるので、搬送ローラの回転軸に大型のモーターや減速比の大きなギア列等を設ける必要がなく、情報取得装置の大型化を抑制することができる。したがって、第2搬送ローラ側から媒体が移送される場合であっても、装置の大型化を抑制して、媒体の厚さに関係なく安定した画像情報の取得を実現することができる。
本発明によれば、媒体に形成された画像情報を取得する取得部が媒体の厚さに基づく搬送ローラの変位に基づいて変位するように構成されているので、装置の大型化を抑制して、媒体の厚さに関係なく安定した画像情報の取得を実現することができる。
本発明の実施形態1に係る情報取得装置の斜視図である。 本発明の実施形態1に係る情報取得装置の内部構造を示す第1の側面図である。 本発明の実施形態1に係る情報取得装置の内部構造を示す第2の側面図である。 本発明の実施形態1に係る情報取得装置を構成する取得部の斜視図である。 図4中のV−V線に沿った取得部及びそれを備えた情報取得装置の断面図である。 図4中の領域Aを拡大した斜視図である。 本発明の実施形態2に係る情報取得装置の内部構造を示す第1の断面図である。 図7中の領域Bを拡大した断面図である。 本発明の実施形態2に係る情報取得装置の内部構造を示す第2の断面図である。 図9中の領域Cを拡大した断面図である。 本発明の実施形態2に係る情報取得装置の内部構造を示す第3の断面図である。 図11中の領域Dを拡大した断面図である。 本発明の実施形態3に係る情報取得装置の内部構造を示す側面図である。 本発明の実施形態3に係る情報取得装置を構成する取得部の斜視図である。 図14中の領域Eを拡大した断面図である。 本発明の実施形態3に係る情報取得装置の内部構造を示す断面図である。 本発明の実施形態4に係る情報取得装置の内部構造を示す第1の側面図である。 本発明の実施形態4に係る情報取得装置の内部構造を示す第2の側面図である。 本発明の実施形態4に係る情報取得装置を構成する取得部及びその周辺部の断面図である。 本発明の実施形態5に係る情報取得装置の内部構造を示す第1の側面図である。 本発明の実施形態5に係る情報取得装置の内部構造を示す第2の側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の各実施形態に限定されるものではない。
《発明の実施形態1》
図1〜図6は、本発明に係る情報取得装置の実施形態1を示している。なお、以下の各実施形態では、情報取得装置として、ドキュメントスキャナを例示する。ここで、図1は、本実施形態のドキュメントスキャナ50の斜視図である。また、図2は、搬送ローラ間に媒体Mが移送される前のドキュメントスキャナ50の装置本体25aの内部構造を示す側面図である。また、図3は、搬送ローラ間に媒体Mが移送された後のドキュメントスキャナ50の装置本体25aの内部構造を示す側面図である。また、図4は、ドキュメントスキャナ50の装置本体25aを構成する上側取得部13aの斜視図である。また、図5は、図4中のV−V線に沿った上側取得部13a及びそれを備えた装置本体25aの断面図である。また、図6は、図4中の領域Aを拡大した斜視図である。
ドキュメントスキャナ50は、図1に示すように、下側筐体21、上側筐体22、左側面カバー23a及び右側面カバー23bを有する装置本体25aと、装置本体25aの背面側にヒンジを介して連結された第1給紙トレー26と、第1給紙トレー26の背面側にヒンジを介して連結された第2給紙トレー27とを備えている。
下側筐体21は、例えば、上面の一部、左側面及び右側面が開口した略直方体状の箱形に形成されている。ここで、下側筐体21の上面の開口した部分は、後述する下側第1搬送ローラ11aの上部、下側取得部13uの上部、及び下側第2搬送ローラ12aの上部をそれぞれ露出させるように設けられている。また、下側筐体21の左側面の開口した部分、及び後述する上側筐体22の左側面の開口した部分は、図1に示すように、左側面カバー23aで覆われている。また、下側筐体21の右側面の開口した部分、及び後述する上側筐体22の右側面の開口した部分は、図1に示すように、右側面カバー23bで覆われている。
下側筐体21内には、図2、図3及び図5に示すように、下側第1搬送ローラ11a、下側取得部13u、及び下側第2搬送ローラ12aがそれぞれ設けられている。ここで、下側第1搬送ローラ11a及び下側第2搬送ローラ12aは、図2、図3及び図5に示すように、下側取得部13uの後述する第1の方向の一方側(図中左側)及び他方側(図中右側)に配置されている。
下側第1搬送ローラ11aは、後述する上側第1搬送ローラ11bと共に、媒体Mを挟んで第1の方向(例えば、図2中の横方向)に搬送するように構成されている。また、下側第1搬送ローラ11aは、図2、図3及び図5に示すように、下側筐体21内に固定された回転軸10a周りに回転可能に設けられている。ここで、回転軸10aは、モーター等に直接的又は間接的に接続された駆動軸である。
下側取得部13uは、図2、図3及び図5に示すように、下側第1搬送ローラ11a及び下側第2搬送ローラ12aの間に設けられ、下側第1搬送ローラ11a及び上側第1搬送ローラ11bの間から移送された媒体Mの裏面に形成された画像情報を取得するように構成されている。また、下側取得部13uは、下側筐体21に固定されている。また、下側取得部13uは、CISであり、図5に示すように、上側が開口した横断面U字状に設けられたセンサー筐体2と、センサー筐体2内に設けられた光源3及び受光素子4と、センサー筐体2の開口した部分を覆うように設けられたガラス板1とを備えている。
下側第2搬送ローラ12aは、後述する上側第2搬送ローラ12bと共に、媒体Mを挟んで第1の方向(例えば、図2中の横方向)に搬送するように構成されている。また、下側第2搬送ローラ12aは、図2、図3及び図5に示すように、下側筐体21内に固定された回転軸10c周りに回転可能に設けられている。ここで、回転軸10cは、モーター等に直接的又は間接的に接続された駆動軸である。
上側筐体22は、例えば、下面の一部、右側面及び左側面が開口した略直方体状の箱形に形成されている。ここで、上側筐体22の下面の開口した部分は、後述する上側第1搬送ローラ11bの下部、上側取得部13aの下部、及び上側第2搬送ローラ12bの下部をそれぞれ露出させるように設けられている。
上側筐体22内には、図2、図3及び図5に示すように、上側第1搬送ローラ11b、上側取得部13a、及び上側第2搬送ローラ12bがそれぞれ設けられている。ここで、上側第1搬送ローラ11b及び上側第2搬送ローラ12bは、図2、図3及び図5に示すように、上側取得部13aの第1の方向の一方側(図中左側)及び他方側(図中右側)に配置されている。
上側第1搬送ローラ11bは、図2、図3及び図5に示すように、上側筐体22内で上述した第1の方向に直交する第2の方向(例えば、図2中の縦方向)に沿って移動する従動軸の回転軸10b周りに回転可能に設けられている。
上側取得部13aは、図2、図3及び図5に示すように、上側第1搬送ローラ11b及び上側第2搬送ローラ12bの間に設けられ、下側第1搬送ローラ11a及び上側第1搬送ローラ11bの間から移送された媒体Mの表面に形成された画像情報を取得するように構成されている。また、上側取得部13aは、図2、図3及び図5に示すように、媒体Mの搬送路を挟んで、下側取得部13uに対向するように設けられている。また、上側取得部13aは、図2〜図5に示すように、上側筐体22の天井面から下方に突出して上側筐体22内に固定されたガイド部材22a及び22bに沿って上述した第2の方向に移動可能に設けられている。また、上側取得部13aは、図2〜図5に示すように、上側筐体22との間に弾性部材として設けられたスプリング15により、下側取得部13u側に付勢されている。また、上側取得部13aは、CISであり、図5に示すように、下側が開口した横断面U字状に設けられたセンサー筐体2と、センサー筐体2内に設けられた光源3及び受光素子4と、センサー筐体2の開口した部分を覆うように設けられたガラス板1とを備えている。ここで、上側取得部13aのセンサー筐体2の側面には、図5に示すように、後述する連結部14aの保持爪部14tを嵌め込むための凹部2bが設けられている。また、上側取得部13aのセンサー筐体2の上面の両端部には、図4及び図6に示すように、左側面カバー23a及び右側面カバー23bから突出する凸部23cが挿入される貫通孔を有する突出部2aが設けられている。なお、突出部2aの貫通孔は、凸部23cが上述した第2の方向に移動可能に縦長に形成されているので、上側取得部13aが上述した第2の方向に移動可能になっている。
上側第2搬送ローラ12bは、図2、図3及び図5に示すように、上側筐体22内で上述した第2の方向に沿って移動する従動軸の回転軸10d周りに回転可能に設けられている。ここで、上側第1搬送ローラ11b、上側取得部13a及び上側第2搬送ローラ12bは、図2〜図5に示すように、上側第1搬送ローラ11b、上側取得部13a及び上側第2搬送ローラ12bを連動させて上述した第2の方向に変位させるために連結部14aで連結されている。
連結部14aは、図5に示すように、回転軸10b及び10dを受けて上側第1搬送ローラ11b及び12bを回転可能に支持し、保持爪部14tにより上側取得部13aを固定状態で保持するように構成されている。ここで、連結部14aは、媒体Mが移送されたときの下側第1搬送ローラ11a及び上側第1搬送ローラ11bの間隔に合わせて、上側取得部13aと下側取得部13uとの間隔を調整する調整部であり、移送された媒体Mによる上側第1搬送ローラ11bの押し上げ分だけ上側取得部13aを押し上げるように構成されている。なお、上側取得部13aの第2の方向における変位の大きさと、上側第1搬送ローラ11bの第2の方向における変位の大きさとは、略等しく、それらの差が1mm〜10mm程度以内になっている。
上記構成のドキュメントスキャナ50は、図2及び図3に示すように、下側第1搬送ローラ11a及び上側第1搬送ローラ11bの間に図2中の左側から媒体Mが移送されると、媒体Mとの接触により上側第1搬送ローラ11bが上述した第2の方向(例えば、図2中の縦方向)の上側に押し上げられる。このとき、上側第1搬送ローラ11bに連結された上側取得部13aは、上述した第2の方向の上側に押し上げられる。その後、上側取得部13aは、媒体Mが上側取得部13a及び下側取得部13uの間を通過するまで上述した第2の方向における変位した位置にとどまり、媒体Mが下側第2搬送ローラ12a及び上側第2搬送ローラ12bの間を通過した後に、上述した第2の方向における変位前の(第1の)位置に戻る。なお、媒体Mが上側取得部13aの下側を通過する際に、上側取得部13aの下面は、媒体Mの表面と接触している(媒体Mの表面からの距離が0mm程度である)ことが好ましく、媒体Mの表面から3mm程度離れていてもよい。また、上側取得部13aは、例えば、ガイド部材22a及び22bに係合する係合溝を設けておき、係合溝とガイド部材22a及び22bとが係合することにより、上述した第2の方向における変位した位置にとどまってもよい。
また、ドキュメントスキャナ50は、下側第2搬送ローラ12a及び上側第2搬送ローラ12bの間に図2中の右側から媒体Mが移送されると、媒体Mとの接触により上側第2搬送ローラ12bが上述した第2の方向の上側に押し上げられる。このとき、上側第2搬送ローラ12bに連結された上側取得部13aは、上述した第2の方向の上側に押し上げられる。その後、上側取得部13aは、媒体Mが上側取得部13a及び下側取得部13uの間を通過するまで上述した第2の方向における変位した位置にとどまり、媒体Mが下側第1搬送ローラ11a及び上側第1搬送ローラ11bの間を通過した後に、上述した第2の方向における変位前の位置に戻る。なお、下側第1搬送ローラ11a及び上側第1搬送ローラ11b側から媒体Mが移送された際の上側第1搬送ローラ11bの変位情報を上側取得部13a内に記憶しておき、その変位情報を同じ媒体Mが下側第2搬送ローラ12a及び上側第2搬送ローラ12bの側から移送される際の上側第2搬送ローラ12bの変位に利用してもよい。
さらに、ドキュメントスキャナ50は、上側取得部13aが押し上げられた状態で、媒体Mの表面に形成された画像情報を上側取得部13aで取得すると共に、媒体Mの裏面に形成された画像情報を下側取得部13uで取得するように構成されている。
以上説明したように、本実施形態のドキュメントスキャナ50によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)上側取得部13aは、上側第1搬送ローラ11bにより第1の方向に搬送される媒体Mの表面に形成された画像情報を取得するように構成されている。そして、上側取得部13aは、上側第1搬送ローラ11bから移送される媒体Mの厚さに基づく上側第1搬送ローラ11bの第1の方向に直交する第2の方向の変位に基づいて、第2の方向に変位するように構成されている。そのため、媒体Mの厚さが厚くなると、媒体Mを搬送する上側第1搬送ローラ11bが第2の方向の上側に変位し、それに伴って、上側取得部13aが第2の方向の上側に変位することになる。これにより、媒体Mの厚さが厚くなっても、媒体Mが上側取得部13aの下側を押し上げる必要がなくなるので、上側第1搬送ローラ11bの回転軸に大型のモーターや減速比の大きなギア列等を設ける必要がなく、装置本体25aの大型化を抑制することができる。したがって、装置の大型化を抑制して、媒体Mの厚さに関係なく安定した画像情報の取得を実現することができる。
(2)上側第1搬送ローラ11b及び上側取得部13aが連結部14aによって連結されているので、上側取得部13aの第2の方向における変位の大きさが上側第1搬送ローラ11bの第2の方向における変位の大きさと略等しくなる。そのため、上側第1搬送ローラ11bの第2の方向における変位分だけ、上側取得部13aを第2の方向に変位させることができる。
(3)媒体Mとの接触によって上側第1搬送ローラ11bが第2の方向に変位したときに、上側取得部13aが第2の方向に変位するように構成されているので、媒体Mが上側取得部13aを通過し始める際には、上側取得部13aが第2の方向の上側に変位して、上側取得部13aの下側を通過させる際の媒体Mの搬送を容易にすることができる。
(4)媒体Mが上側取得部13aを通過するまで、上側取得部13aが第2の方向における変位した位置にとどまるように構成されているので、媒体Mが上側取得部13aを通過する間、上側取得部13aが第2の方向における変位した位置にとどまり、上側取得部13aを通過させる際の媒体Mの搬送を容易にすることができる。
(5)媒体Mが上側第2搬送ローラ12bを通過した後に、上側取得部13aが第2の方向における変位前の位置に戻るように構成されているので、媒体Mが上側第2搬送ローラ12bを通過した後は、媒体Mが上側第1搬送ローラ11bから装置本体25aに移送される前の初期状態に上側取得部13aを戻すことができる。
(6)上側取得部13aは、上側第1搬送ローラ11b及び上側第2搬送ローラ12bにより第1の方向に搬送される媒体Mの表面に形成された画像情報を取得するように構成されている。そして、上側取得部13aは、上側第2搬送ローラ12bから移送される媒体Mの厚さに基づく上側第2搬送ローラ12bの第2の方向の変位に基づいて、第2の方向に変位するように構成されている。そのため、媒体Mの厚さが厚くなると、媒体Mを搬送する上側第2搬送ローラ12bが第2の方向の上側に変位し、それに伴って、上側取得部13aが第2の方向の上側に変位することになる。これにより、媒体Mの厚さが厚くなっても、媒体Mが上側取得部13aの下側を押し上げる必要がなくなるので、上側第2搬送ローラ12bの回転軸に大型のモーターや減速比の大きなギア列等を設ける必要がなく、装置本体25aの大型化を抑制することができる。したがって、上側第2搬送ローラ12b側から媒体Mが移送される場合であっても、装置の大型化を抑制して、媒体Mの厚さに関係なく安定した画像情報の取得を実現することができる。
(7)上側取得部13aが上側筐体22内に固定されたガイド部材22a及び22bに沿って第2の方向に移動可能に設けられているので、下側筐体21に固定された下側取得部13uに対向する上側取得部13aを第2の方向に沿って確実に押し上げることができる。
(8)上側取得部13aが下側取得部13u側にスプリング15により付勢されているので、媒体Mの搬送路が水平でない場合であっても、上側取得部13aの自重及びスプリング15の弾性力によって、上側取得部13aを下側取得部13u側に付勢することができる。
(9)媒体Mの裏面に形成された画像情報を取得する下側取得部13uを備えているので、媒体Mを第1の方向に搬送させることにより、媒体Mの表面及び裏面の両面に形成された画像情報を同時に取得することができる。
《発明の実施形態2》
図7〜図12は、本発明に係る情報取得装置の実施形態2を示している。ここで、図7は、本実施形態のドキュメントスキャナを構成する装置本体25bにおいて、搬送ローラ間に媒体Ma又はMbが移送される前の内部構造を示す断面図である。また、図8は、図7中の領域Bを拡大した断面図である。また、図9は、装置本体25bにおいて、搬送ローラ間に薄手の媒体Maが移送された後の内部構造を示す断面図である。また、図10は、図9中の領域Cを拡大した断面図である。また、図11は、装置本体25bにおいて、搬送ローラ間に厚手の媒体Mbが移送された後の内部構造を示す断面図である。また、図12は、図11中の領域Dを拡大した断面図である。なお、以下の各実施形態において、図1〜図6と同じ部分については同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
本実施形態のドキュメントスキャナは、下側筐体21、上側筐体22、左側面カバー23a及び右側面カバー23bを有する装置本体25bと、装置本体25bの背面側にヒンジを介して連結された第1給紙トレー26と、第1給紙トレー26の背面側にヒンジを介して連結された第2給紙トレー27とを備えている。
上側筐体22内には、図7、図9及び図11に示すように、上側第1搬送ローラ11b、上側取得部13b及び上側第2搬送ローラ12bがそれぞれ設けられている。ここで、上側第1搬送ローラ11b及び上側第2搬送ローラ12bは、図7、図9及び図11に示すように、上側取得部13bの第1の方向の一方側(図中左側)及び他方側(図中右側)に配置されている。
上側取得部13bは、図7、図9及び図11に示すように、上側第1搬送ローラ11b及び上側第2搬送ローラ12bの間に設けられ、下側第1搬送ローラ11a及び上側第1搬送ローラ11bの間から移送された媒体Ma又はMbの表面に形成された画像情報を取得するように構成されている。また、上側取得部13bは、図7、図9及び図11に示すように、媒体Ma又はMbの搬送路を挟んで、下側取得部13uに対向するように設けられている。また、上側取得部13bは、図7、図9及び図11に示すように、上側筐体22の天井面から下方に突出して上側筐体22内に固定されたガイド部材22a及び22bに沿って上述した第2の方向に移動可能に設けられている。また、上側取得部13bは、上側筐体22との間に弾性部材として設けられたスプリング15(図2〜図5参照)により、下側取得部13u側に付勢されている。なお、図7、図9及び図11では、上側筐体22と上側取得部13bとの間に配置するスプリング15が省略されている。また、上側取得部13bは、CISであり、図7、図9及び図11に示すように、下側が開口した横断面U字状に設けられたセンサー筐体2と、センサー筐体2内に設けられた光源3及び受光素子4と、センサー筐体2の開口した部分を覆うように設けられたガラス板1とを備えている。ここで、上側取得部13bのセンサー筐体2の側面には、図7〜図12に示すように、後述する連結部14bの保持爪部14tを係合させるための凹部2cが設けられている。なお、凹部2cの底の幅(図7〜図12中の縦方向の長さ)は、それに対応する上記実施形態1の凹部2bの底の幅よりも長くなっており、保持爪部14tに対して第2方向への遊びが存在する。また、上側取得部13bのセンサー筐体2の上面の両端部には、左側面カバー23a及び右側面カバー23bから突出する凸部23cが挿入される貫通孔を有する突出部2aが設けられている。
上側第1搬送ローラ11b、上側取得部13b及び上側第2搬送ローラ12bは、図7、図9及び図11に示すように、連結部14bで連結されている。
連結部14bは、上記実施形態1の連結部14aと実質的に同じ形状をしており、回転軸10b及び10dを受けて上側第1搬送ローラ11b及び12bを回転可能に支持すると共に、係合部として設けられた保持爪部14tにより上側取得部13aを上述した第2の方向に沿って所定の遊びの範囲内(凹部2c内)で移動可能に保持するように構成されている。ここで、連結部14bは、媒体Ma又はMbが移送されたときの下側第1搬送ローラ11a及び上側第1搬送ローラ11bの間隔に合わせて、上側取得部13bと下側取得部13uとの間隔を調整する調整部であり、移送された媒体Ma又はMbによる上側第1搬送ローラ11bの押し上げ分よりも小さく上側取得部13bを押し上げるように構成されている。すなわち、連結部14bは、上側第1搬送ローラ11b、上側取得部13b及び上側第2搬送ローラ12bを連動させて上述した第2の方向に変位させるように構成されている。なお、上述した第2の方向の上側に押し上げられた上側取得部13bから媒体Ma又はMbが搬送される搬送面(媒体Ma又はMbの裏面)までの距離、すなわち、上側取得部13b及び下側取得部13uの間隔は、媒体Ma又はMbの厚さよりも広くてもよい。
以下に、上側取得部13bの側面に設けられた凹部2c内における連結部14bの保持爪部14tの動きについて説明する。
第1に、下側第1搬送ローラ11a及び上側第1搬送ローラ11bの間に媒体Ma又はMbが移送される前には、図7及び図8に示すように、連結部14bが左側面カバー23a及び右側面カバー23bから突出する凸部23cで支持されているので、保持爪部14tは、図8に示すように、凹部2cの図中上面に対して隙間を有している。
第2に、下側第1搬送ローラ11a及び上側第1搬送ローラ11bの間に薄手(例えば、0.1mm程度)の媒体Maが移送されると、図9に示すように、上側第1搬送ローラ11bの押し上げに伴って、連結部14bが小さく押し上げられるので、保持爪部14tは、図10に示すように、凹部2cの図中上面との隙間が小さくなる。このとき、連結部14bの保持爪部14tと上側取得部13bとは、接していないので、連結部14bが押し上げられたとしても、上側取得部13bが押し上げられず、上側取得部13bと下側取得部13uとの間隔は、Ta(図8及び図10参照)のままである。
第3に、下側第1搬送ローラ11a及び上側第1搬送ローラ11bの間に厚手(例えば、1mm程度)の媒体Mbが移送されると、図11に示すように、上側第1搬送ローラ11bの押し上げに伴って、連結部14bが大きく押し上げられるので、保持爪部14tは、図12に示すように、凹部2cの図中上面との隙間がなくなる。このとき、連結部14bと上側取得部13bとは、接しているので、連結部14bが押し上げられると、保持爪部14tが上側取得部13bを押圧することにより、上側取得部13bが押し上げられる。これにより、上側取得部13bから下側取得部13uが形成する媒体Mbを搬送する搬送面までの距離が長くなって、上側取得部13bと下側取得部13uとの間隔は、拡がって、Tbとなる。
したがって、本実施形態のドキュメントスキャナの装置本体25bは、図9に示すように、下側第1搬送ローラ11a及び上側第1搬送ローラ11bの間に薄手の媒体Maが移送されると、上側第1搬送ローラ11bが押し上げられるものの、上側第1搬送ローラ11bが所定の距離まで押し上げられなければ、上側取得部13bが押し上げられないように構成されている。また、本実施形態のドキュメントスキャナの装置本体25bは、図11に示すように、下側第1搬送ローラ11a及び上側第1搬送ローラ11bの間に厚手の媒体Mbが移送されると、上側第1搬送ローラ11bが押し上げられて、上側取得部13bも押し上げられるように構成されている。なお、下側第2搬送ローラ12a及び上側第2搬送ローラ12bの間に図9及び図11の図中右側から媒体Ma又はMbが移送された場合であっても、同様である。
以上説明したように、本実施形態のドキュメントスキャナによれば、上述した(1)、(3)〜(9)及び以下の効果を得ることができる。
(1)について詳述すると、上側取得部13bは、上側第1搬送ローラ11bにより第1の方向に搬送される媒体Ma又はMbの表面に形成された画像情報を取得するように構成されている。そして、上側取得部13bは、上側第1搬送ローラ11bから移送される媒体Ma又はMbの厚さに基づく上側第1搬送ローラ11bの第1の方向に直交する第2の方向の変位に基づいて、第2の方向に変位するように構成されている。そのため、厚手の媒体Mbの場合には、媒体Mbを搬送する上側第1搬送ローラ11bが第2の方向の上側に変位し、それに伴って、上側取得部13bが第2の方向の上側に変位することになる。これにより、厚手の媒体Mbであっても、媒体Mbが上側取得部13bの下側を押し上げる必要がなくなるので、上側第1搬送ローラ11bの回転軸に大型のモーターや減速比の大きなギア列等を設ける必要がなく、装置本体25bの大型化を抑制することができる。したがって、装置の大型化を抑制して、媒体Ma又はMbの厚さに関係なく安定した画像情報の取得を実現することができる。
(10)上側取得部13bの第2の方向における変位の大きさが上側第1搬送ローラ11bの第2の方向における変位の大きさよりも小さく、第2の方向に変位した上側取得部13bから媒体Mbが搬送される搬送面までの距離が媒体Mbの厚さよりも大きくなっている場合には、上側取得部13bと媒体Mbの表面との間に適度な隙間を形成することができる。
(11)上側第1搬送ローラ11b、上側取得部13b及び上側第2搬送ローラ12bが連結部14bによって連結されているので、上側第1搬送ローラ11b又は上側第2搬送ローラ12bの第2の方向における変位が所定の大きさになるまで、上側取得部13bが第2の方向に変位しないことになる。そのため、媒体Mbの厚さが所定の厚さを超えた場合にだけ、上側取得部13bを第2の方向に変位させることができる。
《発明の実施形態3》
図13〜図16は、本発明に係る情報取得装置の実施形態3を示している。ここで、図13は、本実施形態のドキュメントスキャナを構成する装置本体25cにおいて、搬送ローラ間に媒体Mが移送される前の内部構造を示す側面図である。また、図14は、装置本体25cを構成する上側取得部13cの斜視図である。また、図15は、図14中の領域Eを拡大した断面図である。また、図16は、装置本体25cにおいて、搬送ローラ間に媒体Mが移送された後の内部構造を示す断面図である。
本実施形態のドキュメントスキャナは、下側筐体21、上側筐体22、左側面カバー23a及び右側面カバー23bを有する装置本体25cと、装置本体25cの背面側にヒンジを介して連結された第1給紙トレー26と、第1給紙トレー26の背面側にヒンジを介して連結された第2給紙トレー27とを備えている。
上側筐体22内には、図13〜図16に示すように、上側第1搬送ローラ11b、上側取得部13c及び上側第2搬送ローラ12bがそれぞれ設けられている。ここで、上側第1搬送ローラ11b及び上側第2搬送ローラ12bは、図13及び図16に示すように、上側取得部13cの第1の方向の一方側(図中左側)及び他方側(図中右側)に配置されている。
上側取得部13cは、図13〜図16に示すように、上側第1搬送ローラ11b及び上側第2搬送ローラ12bの間に設けられ、下側第1搬送ローラ11a及び上側第1搬送ローラ11bの間から移送された媒体Mの表面に形成された画像情報を取得するように構成されている。また、上側取得部13cは、図13及び図16に示すように、媒体Mの搬送路を挟んで、下側取得部13uに対向するように設けられている。また、上側取得部13cは、図13〜図16に示すように、上側筐体22の天井面から下方に突出して上側筐体22内に固定されたガイド部材22a及び22bに沿って高さ方向に移動可能に設けられている。また、上側取得部13cは、上側筐体22との間に弾性部材として設けられたスプリング15(図14参照)により、下側取得部13u側に付勢されている。また、上側取得部13cは、CISであり、図16に示すように、下側が開口した横断面U字状に設けられたセンサー筐体2と、センサー筐体2内に設けられた光源3及び受光素子4と、センサー筐体2の開口した部分を覆うように設けられたガラス板1とを備えている。ここで、上側取得部13cのセンサー筐体2の上面の中央部には、図14に示すように、後述する調整部5a及び5bを構成する吊上部材17a及び17bを回転可能に支持するための突出部2dが設けられている。また、上側取得部13cのセンサー筐体2の上面の両端部には、図14に示すように、左側面カバー23a及び右側面カバー23bから突出する凸部23cが挿入される貫通孔を有する突出部2aが設けられている。
調整部5aは、図14及び図15に示すように、上側第1搬送ローラ11bを回転可能に支持するローラ支持部材16aと、上側筐体22内の突出部22cに回転軸Saが固定されて一方の端部を中心に回転可能に設けられた棒状の吊上部材17aとを備えている。ここで、吊上部材17aには、一方の端部から他方の端部に向けてローラ支持部材16a及び上側取得部13cが回転軸Sb及びScを介して吊した状態に順に連結されている。なお、吊上部材17aの回転軸Scが挿入される貫通孔は、図14及び図15に示すように、吊上部材17aに必要な回転動作が可能になるように、長穴になっている。そのため、調整部5aは、媒体Mの移送による上側第1搬送ローラ11bの押し上げによって、ローラ支持部材16aが押し上げられると、吊上部材17aの一方の端部(回転軸Sa)が支点として機能し、吊上部材17aのローラ支持部材16aとの連結部分(回転軸Sb)が力点として機能し、吊上部材17aの上側取得部13cとの連結部分(回転軸Sc)が作用点として機能することになる。これにより、調整部5aは、上側第1搬送ローラ11b及び上側取得部13cを連動させて上述した第2の方向に変位させる際に、てこの原理に基づいて、吊上部材17aのローラ支持部材16aとの連結部分(回転軸Sb)の押し上げ量よりも、吊上部材17aの上側取得部13cとの連結部分(回転軸Sc)の押し上げ量を大きくすることができる。
調整部5bは、図14及び図15に示すように、上側第2搬送ローラ12bを回転可能に支持するローラ支持部材16bと、上側筐体22内の突出部22dに回転軸Saが固定されて一方の端部を中心に回転可能に設けられた棒状の吊上部材17bとを備えている。ここで、吊上部材17bには、一方の端部から他方の端部に向けてローラ支持部材16b及び上側取得部13cが回転軸Sb及びScを介して吊した状態に順に連結されている。なお、吊上部材17bの回転軸Scが挿入される貫通孔は、図14及び図15に示すように、吊上部材17bに必要な回転動作が可能になるように、長穴になっている。そのため、調整部5bは、媒体Mの移送による上側第2搬送ローラ12bの押し上げによって、ローラ支持部材16bが押し上げられると、吊上部材17bの一方の端部(回転軸Sa)が支点として機能し、吊上部材17bのローラ支持部材16bとの連結部分(回転軸Sb)が力点として機能し、吊上部材17bの上側取得部13cとの連結部分(回転軸Sc)が作用点として機能することになる。これにより、調整部5bは、上側第2搬送ローラ12b及び上側取得部13cを連動させて上述した第2の方向に変位させる際に、てこの原理に基づいて、吊上部材17bのローラ支持部材16bとの連結部分(回転軸Sb)の押し上げ量よりも、吊上部材17bの上側取得部13cとの連結部分(回転軸Sc)の押し上げ量を大きくすることができる。
したがって、本実施形態のドキュメントスキャナの装置本体25cは、図16に示すように、下側第1搬送ローラ11a及び上側第1搬送ローラ11bの間に媒体Mが移送されると、上側第1搬送ローラ11b及びローラ支持部材16aが順に押し上げられ、吊上部材17aが回転することにより、上側取得部13cが押し上げられるように構成されている。なお、下側第2搬送ローラ12a及び上側第2搬送ローラ12bの間に図16の図中右側から媒体Mが移送される場合は、上側第2搬送ローラ12b及びローラ支持部材16bが順に押し上げられ、吊上部材17bが回転することにより、上側取得部13cが押し上げられる。
以上説明したように、本実施形態のドキュメントスキャナによれば、上述した(1)、(3)〜(9)及び以下の効果を得ることができる。
(1)について詳述すると、上側取得部13cは、上側第1搬送ローラ11bにより第1の方向に搬送される媒体Mの表面に形成された画像情報を取得するように構成されている。そして、上側取得部13cは、上側第1搬送ローラ11bから移送される媒体Mの厚さに基づく上側第1搬送ローラ11bの第1の方向に直交する第2の方向の変位に基づいて、第2の方向に変位するように構成されている。そのため、媒体Mの厚さが厚くなると、媒体Mを搬送する上側第1搬送ローラ11bが第2の方向の上側に変位し、それに伴って、上側取得部13cが第2の方向の上側に変位することになる。これにより、媒体Mの厚さが厚くなっても、媒体Mが上側取得部13cの下側を押し上げる必要がなくなるので、上側第1搬送ローラ11bの回転軸に大型のモーターや減速比の大きなギア列等を設ける必要がなく、装置本体25cの大型化を抑制することができる。したがって、装置の大型化を抑制して、媒体Mの厚さに関係なく安定した画像情報の取得を実現することができる。
(12)調整部5aは、上側第1搬送ローラ11bを回転可能に支持するローラ支持部材16aと、一方の端部を中心に回転可能に設けられた棒状の吊上部材17aとを備えている。ここで、吊上部材17aには、一方の端部から他方の端部に向けてローラ支持部材16a及び上側取得部13cが吊した状態に順に連結されている。そのため、媒体Mの移送による上側第1搬送ローラ11bの押し上げによって、ローラ支持部材16aが押し上げられると、吊上部材17aの一方の端部が支点として機能し、吊上部材17aのローラ支持部材16aとの連結部分が力点として機能し、吊上部材17aの上側取得部13cとの連結部分が作用点として機能することになる。これにより、てこの原理に基づいて、吊上部材17aのローラ支持部材16aとの連結部分の押し上げ量よりも、吊上部材17aの上側取得部13cとの連結部分の押し上げ量を大きくすることができる。なお、上側取得部13c及び上側第2搬送ローラ12bを連動させる調整部5bについても、同様に、吊上部材17bのローラ支持部材16bとの連結部分の押し上げ量よりも、吊上部材17bの上側取得部13cとの連結部分の押し上げ量を大きくすることができる。
《発明の実施形態4》
図17〜図19は、本発明に係る情報取得装置の実施形態4を示している。ここで、図17は、本実施形態のドキュメントスキャナを構成する装置本体25dにおいて、搬送ローラ間に媒体Mが移送される前の内部構造を示す側面図である。また、図18は、装置本体25dにおいて、搬送ローラ間に媒体Mが移送された後の内部構造を示す側面図である。また、図19は、装置本体25dを構成する上側取得部13d及びその周辺部の断面図である。
本実施形態のドキュメントスキャナは、下側筐体21、上側筐体22、左側面カバー23a及び右側面カバー23bを有する装置本体25dと、装置本体25dの背面側にヒンジを介して連結された第1給紙トレー26と、第1給紙トレー26の背面側にヒンジを介して連結された第2給紙トレー27とを備えている。
上側筐体22内には、図17及び図18に示すように、上側第1搬送ローラ11b、上側取得部13d及び上側第2搬送ローラ12bがそれぞれ設けられている。ここで、上側第1搬送ローラ11b及び上側第2搬送ローラ12bは、図17及び図18に示すように、上側取得部13dの第1の方向の一方側(図中左側)及び他方側(図中右側)に配置されている。
上側第1搬送ローラ11b及び上側第2搬送ローラ12bは、図17〜図19に示すように、回転可能に支持するように設けられた連結部14dにより連結されている。
上側取得部13dは、図17〜図19に示すように、上側第1搬送ローラ11b及び上側第2搬送ローラ12bの間に設けられ、下側第1搬送ローラ11a及び上側第1搬送ローラ11bの間から移送された媒体Mに形成された画像情報を取得するように構成されている。また、上側取得部13dは、図17及び図18に示すように、媒体Mの搬送路を挟んで、下側取得部13uに対向するように設けられている。また、上側取得部13dは、図17〜図19に示すように、上側筐体22の天井面から下方に突出して上側筐体22内に固定されたガイド部材22a及び22bに沿って上述した第2の方向に移動可能に設けられている。また、上側取得部13dは、上側筐体22との間に弾性部材として設けられたスプリング15(図4参照)により、下側取得部13u側に付勢されている。また、上側取得部13dは、CISであり、図19に示すように、下側に開口した横断面U字状に設けられたセンサー筐体2と、センサー筐体2内に設けられた光源3及び受光素子4と、センサー筐体2の開口した部分を覆うように設けられたガラス板1とを備えている。ここで、上側取得部13dの上側第1搬送ローラ11b側の側面には、図19に示すように、後述する調整部5cを構成する押上部材19が当接する内壁面2fを有する凹部2eが設けられている。そして、凹部2eの内壁面2fは、図19に示すように、上側第1搬送ローラ11b側から上側第2搬送ローラ12b側に向けて下降するように傾斜している。なお、上側取得部13dのセンサー筐体2の上面の両端部には、左側面カバー23a及び右側面カバー23bから突出する凸部23cが挿入される貫通孔を有する突出部2aが設けられている。
調整部5cは、図17〜図19に示すように、上側第1搬送ローラ11bを一方の端部で回転可能に支持する棒状のローラ支持部材18と、ローラ支持部材18の他方の端部に回転軸Sdを介して連結された押上部材19とを備えている。ここで、ローラ支持部材18は、図19に示すように、上側第1搬送ローラ11bの押し上げに伴って、その他方(回転軸Sd側)の端部が上側筐体22内に設けられた壁部材22eの下面に当接することにより、回転軸10bを中心に時計回りに回転するように構成されている。また、押上部材19は、上側第1搬送ローラ11bの押し上げに伴って媒体Mの搬送方向(第1の方向)に移動して内壁面2fに当接して、上側取得部13dを押し上げるように構成されているので、内壁面2fの傾斜角度により、上側取得部13dの押し上げ量を調整することができる。このように、調整部5cは、上側第1搬送ローラ11b、上側取得部13d及び上側第2搬送ローラ12bを連動させて上述した第2の方向に変位させるように構成されている。
したがって、本実施形態のドキュメントスキャナの装置本体25dは、図18に示すように、下側第1搬送ローラ11a及び上側第1搬送ローラ11bの間に媒体Mが移送されると、上側第1搬送ローラ11bの押し上げに伴って、ローラ支持部材18が連動して、押上部材19が上側取得部13dの凹部2e内に挿入されることにより、上側取得部13dを押し上げるように構成されている。
以上説明したように、本実施形態のドキュメントスキャナによれば、上述した(1)、(3)〜(5)、(7)〜(9)及び以下の効果を得ることができる。
(1)について詳述すると、上側取得部13dは、上側第1搬送ローラ11bにより第1の方向に搬送される媒体Mの表面に形成された画像情報を取得するように構成されている。そして、上側取得部13dは、上側第1搬送ローラ11bから移送される媒体Mの厚さに基づく上側第1搬送ローラ11bの第1の方向に直交する第2の方向の変位に基づいて、第2の方向に変位するように構成されている。そのため、媒体Mの厚さが厚くなると、媒体Mを搬送する上側第1搬送ローラ11bが第2の方向の上側に変位し、それに伴って、上側取得部13dが第2の方向の上側に変位することになる。これにより、媒体Mの厚さが厚くなっても、媒体Mが上側取得部13dの下側を押し上げる必要がなくなるので、上側第1搬送ローラ11bの回転軸に大型のモーターや減速比の大きなギア列等を設ける必要がなく、装置本体25dの大型化を抑制することができる。したがって、装置の大型化を抑制して、媒体Mの厚さに関係なく安定した画像情報の取得を実現することができる。
(13)調整部5cは、上側第1搬送ローラ11bを一方の端部で回転可能に支持する棒状のローラ支持部材18と、ローラ支持部材18の他方の端部に連結された押上部材19とを備えている。ここで、押上部材19は、上側ローラ10bの押し上げに伴って媒体Mの搬送方向に移動して上側取得部13dを押し上げるように構成されている。これにより、上側第1搬送ローラ11bが押し上がった分に対応する分だけ、押上部材19が媒体Mの搬送方向に移動し、押上部材19が媒体Mの搬送方向に移動した分に対応する分だけ、上側取得部13dを押し上げることができる。
(14)押上部材19は、上側取得部13dの側面に形成された凹部2eの傾斜した内壁面2fに当接して、上側取得部13dを押し上げるように構成されているので、内壁面2fの傾斜角度により、上側第1搬送ローラ11bが押し上がった分に対応する上側取得部13dの押し上げ量を調整することができる。
《発明の実施形態5》
図20及び図21は、本発明に係る情報取得装置の実施形態5を示している。ここで、図20は、本実施形態のドキュメントスキャナを構成する装置本体25eにおいて、搬送ローラ間に媒体Mが移送される前の内部構造を示す側面図である。また、図21は、装置本体25eにおいて、搬送ローラ間に媒体Mが移送された後の内部構造を示す側面図である。
上記実施形態1〜4には、下側筐体21に下側取得部13uが設けられた装置本体25a〜25dを備えたドキュメントスキャナを例示したが、本実施形態では、下側筐体21に対向部13vが設けられた装置本体25eを備えたドキュメントスキャナを例示する。
本実施形態のドキュメントスキャナは、下側筐体21、上側筐体22、左側面カバー23a及び右側面カバー23bを有する装置本体25eと、装置本体25eの背面側にヒンジを介して連結された第1給紙トレー26と、第1給紙トレー26の背面側にヒンジを介して連結された第2給紙トレー27とを備えている。
下側筐体22内には、図20及び図21に示すように、下側第1搬送ローラ11a、対向部13v及び下側第2搬送ローラ12aがそれぞれ設けられている。ここで、下側第1搬送ローラ11a及び下側第2搬送ローラ12aは、図20及び図21に示すように、対向部13vの第1の方向の一方側(図中左側)及び他方側(図中右側)に配置されている。
対向部13vは、図20及び図21に示すように、媒体Mの裏面に接触する押当部材6と、押当部材6を上側取得部13a側に付勢する弾性部材として設けられたスプリング7とを備えている。ここで、対向部13vは、媒体Mの搬送路を挟んで上側取得部13aに対向するように設けられ、下側第1搬送ローラ11a及び上側第1搬送ローラ11bから移送された媒体Mの裏面に面接触するように構成されている。
上記構成のドキュメントスキャナは、図20及び図21に示すように、下側第1搬送ローラ11a及び上側第1搬送ローラ11bの間に媒体Mが移送されると、上側第1搬送ローラ11bが押し上げられ、上側第1搬送ローラ11bに連結された上側取得部13aが押し上げられるように構成されている。なお、第2搬送ローラを構成する下側第2搬送ローラ12a及び上側第2搬送ローラ12bの間に媒体Mが移送された場合であっても、同様である。
以上説明したように、本実施形態のドキュメントスキャナによれば、上述した(1)〜(8)の効果を得ることができる。
なお、本実施形態では、上記実施形態1の装置本体25aに対向部13vを採用した構成を例示したが、上記実施形態2〜4の装置本体25b〜25dに対向部13vを採用した構成であってもよい。
また、上記各実施形態では、上側ローラの押し上げに伴って上側取得部が押し上げられるドキュメントスキャナを例示したが、本発明は、下側ローラの押し下げに伴って下側取得部が押し下げられる装置本体を備えたドキュメントスキャナにも適用することができる。
また、上記各実施形態では、上側の搬送ローラと下側の搬送ローラとで媒体を挟んで搬送するドキュメントスキャナを例示したが、本発明は、例えば、下側の搬送ローラの代わりに媒体の裏面に面接触する受け台を設け、上側の搬送ローラだけで媒体を搬送するドキュメントスキャナにも適用することができる。
なお、上記各実施形態では、CISを備えたドキュメントスキャナを例示したが、本発明は、CCD等を備えたドキュメントスキャナにも適用することができる。
以上説明したように、本発明は、ドキュメントスキャナ等の情報取得装置について有用である。
M,Ma,Mb 媒体
11b 上側第1搬送ローラ
12b 上側第2搬送ローラ
13a〜13d 上側取得部
50 ドキュメントスキャナ(情報取得装置)

Claims (8)

  1. 第1の方向に媒体を搬送する搬送ローラと、
    上記媒体に形成された画像情報を取得する取得部とを備え、
    上記取得部は、上記媒体の厚さに基づく上記搬送ローラの上記第1の方向に直交する第2の方向の変位に基づいて、上記第2の方向に変位するように構成されている、情報取得装置。
  2. 上記取得部の上記第2の方向における変位の大きさは、上記搬送ローラの上記第2の方向における変位の大きさと略等しい、請求項1に記載の情報取得装置。
  3. 上記取得部の上記第2の方向における変位の大きさは、上記搬送ローラの上記第2の方向における変位の大きさよりも小さく、
    上記第2の方向に変位した取得部から上記媒体が搬送される搬送面までの距離は、上記媒体の厚さよりも大きい、請求項1に記載の情報取得装置。
  4. 上記取得部は、上記搬送ローラの上記第2の方向における変位が所定の大きさになるまで上記第2の方向に変位しないように構成されている、請求項3に記載の情報取得装置。
  5. 上記取得部は、上記搬送ローラが上記媒体と接して上記第2の方向に変位した場合、上記第2の方向に変位するように構成されている、請求項1乃至4の何れか1つに記載の情報取得装置。
  6. 上記取得部は、上記媒体が該取得部を通過するまで上記第2の方向における変位した位置にとどまるように構成されている、請求項1乃至5の何れか1つに記載の情報取得装置。
  7. 上記搬送ローラは、上記取得部の上記第1の方向の一方側に配置された第1搬送ローラと、上記取得部の上記第1の方向の他方側に配置された第2搬送ローラとを備え、
    上記取得部は、上記媒体が上記第2搬送ローラを通過した後に、上記第2の方向における第1の位置に変位するように構成されている、請求項1乃至6の何れか1つに記載の情報取得装置。
  8. 上記取得部は、上記媒体の厚さに基づく上記第2搬送ローラの上記第2の方向の変位に基づいて、上記第2の方向における第2の位置に変位するように構成されている、請求項7に記載の情報取得装置。
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