JP2018019778A - 水石鹸吐出装置 - Google Patents

水石鹸吐出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018019778A
JP2018019778A JP2016151471A JP2016151471A JP2018019778A JP 2018019778 A JP2018019778 A JP 2018019778A JP 2016151471 A JP2016151471 A JP 2016151471A JP 2016151471 A JP2016151471 A JP 2016151471A JP 2018019778 A JP2018019778 A JP 2018019778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water soap
tank
pump
water
soap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016151471A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6734140B2 (ja
Inventor
秀征 小牧
Hideyuki Komaki
秀征 小牧
建吾 藤井
Kengo Fujii
建吾 藤井
隆弘 近藤
Takahiro Kondo
隆弘 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lixil Corp
Original Assignee
Lixil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lixil Corp filed Critical Lixil Corp
Priority to JP2016151471A priority Critical patent/JP6734140B2/ja
Publication of JP2018019778A publication Critical patent/JP2018019778A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6734140B2 publication Critical patent/JP6734140B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

【課題】タンクの形状をシンプルな形状に構成できる水石鹸吐出装置を提供すること。【解決手段】水石鹸吐出装置3は、手洗用の設備1に設けられ、水石鹸を吐出する水石鹸吐出器具30と、水石鹸吐出器具30に供給される水石鹸を貯留するタンク41と、タンク41の側面41c又は底面に設けられた取出口413と、取出口413に接続され、タンク41に貯留された水石鹸を水石鹸吐出器具30に向けて送出するポンプ42と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、水石鹸吐出装置に関する。
従来、手洗用の設備に設けられ水石鹸を吐出する水石鹸吐出器具と、水石鹸吐出器具に供給される水石鹸を貯留するタンクと、タンクの内部と水石鹸吐出器具とを接続する水石鹸チューブと、水石鹸チューブを介してタンクに貯留された水石鹸を水石鹸吐出器具に向けて送出するポンプと、を備える水石鹸吐出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のポンプは、タンクの上面に配置されるポンプ本体と、ポンプ本体の下部に接続されタンクの上面からタンクの内部に差し込まれるポンプ管と、を有する。ポンプは、ポンプ本体に含まれるモータなどの駆動力により、ポンプ管を介して、水石鹸チューブに水石鹸を送出し、水石鹸チューブに送出された水石鹸は、水石鹸チューブを通して水石鹸吐出器具に向けて送出される。
特開2006−271404号公報
特許文献1に記載のポンプは、ポンプ本体をタンクの上面に配置すると共にポンプ管をタンクの上面から差し込む構造であるため、構造が複雑になりがちである。また、例えば、水石鹸吐出器具を複数備える場合には、タンクの上面から複数のポンプ管を差し込むため、複数のポンプ管の差し込み用の穴を、タンクの上面に形成する必要がある。そのため、タンクの上面からポンプ管を差し込む構造の場合には、タンクの形状が複雑になりがちである。
本発明は、タンクの形状をシンプルな形状に構成できる水石鹸吐出装置を提供することを目的とする。
本発明は、手洗用の設備(例えば、後述の手洗装置1)に設けられ、水石鹸を吐出する水石鹸吐出器具(例えば、後述の水石鹸吐出器具30)と、前記水石鹸吐出器具に供給される水石鹸を貯留するタンク(例えば、後述の水石鹸タンク41)と、前記タンクの側面又は底面に設けられた取出口(例えば、後述の取出口413)と、前記取出口に接続され、前記タンクに貯留された水石鹸を前記水石鹸吐出器具に向けて送出するポンプ(例えば、後述の水石鹸用ポンプ42)と、を備える水石鹸吐出装置に関する。
また、前記取出口は、前記タンクの側面に設けられることが好ましい。
また、前記ポンプは、前記タンクの側方に配置されることが好ましい。
また、前記タンクは、上部に配置される上側貯留部(例えば、後述の上側貯留部411a)と、前記上側貯留部の下部に接続され前記上側貯留部よりも平面視における面積が小さい下側貯留部(例えば、後述の下側貯留部411b)と、を有することが好ましい。
また、前記タンク及び前記ポンプを収容する金属製の筐体(例えば、後述の金属筐体70)を更に備えることが好ましい。
また、前記ポンプを複数備え、複数の前記ポンプは、分岐配管(例えば、後述のポンプ上流側供給管431)を介して前記取出口に接続されることが好ましい。
本発明によれば、タンクの形状をシンプルな形状に構成できる水石鹸吐出装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る手洗装置の全体斜視図である。 本発明の一実施形態に係る水石鹸吐出装置の全体斜視図である。 水石鹸吐出装置の水石鹸タンク及び水石鹸用ポンプが金属筐体に収容される構成を示す斜視図である。 金属筐体に収容される水石鹸タンク及び水石鹸用ポンプの位置関係を示す側面図である。 図4のA−A線断面図であって、金属筐体に収容される水石鹸タンク及び水石鹸用ポンプの位置関係を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。図1は、本発明の一実施形態に係る手洗装置1の全体斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る水石鹸吐出装置3の全体斜視図である。図3は、水石鹸吐出装置3の水石鹸タンク41及び水石鹸用ポンプ42が金属筐体70に収容される構成を示す斜視図である。図4は、金属筐体70に収容される水石鹸タンク41及び水石鹸用ポンプ42の位置関係を示す側面図である。図5は、図4のA−A線断面図であって、金属筐体70に収容される水石鹸タンク41及び水石鹸用ポンプ42の位置関係を示す図である。
なお、本実施形態においては、手洗装置1及び水石鹸吐出装置3を正面から視た場合(手洗装置1及び水石鹸吐出装置3に対面した場合)における左右の向きを左右方向Xといい、左右方向Xの左側をX1、左右方向Xの右側をX2という。また、手洗装置1及び水石鹸吐出装置3を正面から視た場合(手洗装置1及び水石鹸吐出装置3に対面した場合)における前後の向きを前後方向Yといい、前後方向Yの前方側をY1、前後方向Yの後方側をY2という。上下方向Zは、左右方向X及び前後方向Yと直交する。
本実施形態に係る水石鹸吐出装置3は、例えば鉄道の駅等の公共施設のトイレや洗面所に設置される手洗装置1(手洗用の設備)に自動水栓等の吐水装置と共に設置され、人の手等の物体をセンサで検知し、その検知信号に基づいて自動的に水石鹸の吐出を行うものである。
図1に示すように、本実施形態に係る手洗装置1は、3つの吐水装置20と、水石鹸吐出装置3と、3つのボウル101と、台110と、を備える。水石鹸吐出装置3は、図1〜図3に示すように、3つの水石鹸吐出器具30と、水石鹸供給部40と、エア供給部50と、制御ユニット60と、水石鹸吐出装置3の一部を収容する金属筐体70と、を有する。
台110は、手洗装置1における下部を構成し、左右方向Xに長く形成されている。台110の内部には、水石鹸吐出装置3の一部が金属筐体70に囲まれた状態で収容され、かつ、図示しない排水管やその他の配管等の設備機器が収容される。
また、台110の上方において、台110の左右方向Xに沿って、3組の手洗部10が並んで配置されている。1組の手洗部10は、ボウル101と、吐水装置20と、水石鹸吐出器具30と、を含んで構成される。
本実施形態においては、3組の手洗部10として、一方側(本実施形態においては、例えば、図1における左側X1)から他方側(本実施形態においては、例えば、図1における右側X2)に向けて順に、第1手洗部10Aと、第2手洗部10Bと、第3手洗部10Cと、が並んで配置される。なお、本実施形態の説明においては、特別に区別する必要が無い場合には、第1手洗部10A、第2手洗部10B及び第3手洗部10Cを、単に「手洗部10」と記載する。
第1手洗部10A、第2手洗部10B及び第3手洗部10Cは、それぞれ、ボウル101、吐水装置20及び水石鹸吐出器具30を含んで構成される。
吐水装置20は、吐水装置本体21の先端側に、物体を検知するセンサ22と、吐水口23と、を有する。吐水装置20は、人の手等の物体がセンサ22の検知範囲内に入ることでセンサ22が物体を検知すると、自動的に吐水口23から水(あるいは湯)を吐出する。
水石鹸吐出器具30は、図1に示すように、器具本体31の先端側に、物体を検知するセンサ32と、吐出口部33と、を有する。吐出口部33は、水石鹸と空気が混合されることで形成される泡を先端部から吐出する。センサ32は、後述する制御ユニット60と電気的に接続されており、物体を検知すると検知信号を制御ユニット60に送信する。水石鹸吐出器具30は、人の手等の物体がセンサ32の検知範囲内に入ることでセンサ32が物体を検知すると、自動的に吐出口部33から水石鹸を吐出する。水石鹸吐出器具30は、後述する水石鹸吐出装置3の一部を構成する。なお、水石鹸吐出装置3における水石鹸吐出器具30以外の構成については後述する。
ボウル101は、吐水装置20から吐水され手洗いに使用された水や、水石鹸吐出器具30から吐出され手洗いに使用された水石鹸を受けて排出する。ボウル101の略中央の窪みには排水口102が形成されている。排水口102は、図示しない排水管と連通している。ボウル101が受けた水や水石鹸は、排水口102に導かれ、排水口102から排水管を通じて下水道等の外部に排出される。
本実施形態に係る水石鹸吐出装置3の構成について説明する。
水石鹸吐出装置3は、図2及び図3に示すように、3つの水石鹸吐出器具30と、水石鹸供給部40と、エア供給部50と、制御ユニット60と、水石鹸供給部40の一部及び制御ユニット60を収容する金属筐体70と、を有する。3つの水石鹸吐出器具30は、前述の通り、手洗装置1の3組の手洗部10それぞれに配置される。
水石鹸供給部40は、図3〜図5に示すように、水石鹸タンク41(タンク)と、3つの水石鹸用ポンプ42(ポンプ)と、水石鹸供給管43と、水石鹸補給部44と、を備える。
金属筐体70は、水石鹸供給部40の水石鹸タンク41、3つの水石鹸用ポンプ42及び制御ユニット60を収容した状態で、例えば、図1に示すように、台110の内部における左側X1の端部側の下部に配置される。金属筐体70は、金属材料により形成される。金属筐体70は、図3及び図4に示すように、1つの水石鹸タンク41、3つの水石鹸用ポンプ42、水石鹸供給管43の一部及び制御ユニット60を囲むように、金属筐体70の外形は、全ての方向において囲む直方体形状に形成される。
金属筐体70は、図3に示すように、L字形状の第1板金71と、U字形状の第2板金72と、平板状の第3板金73と、を備える。
第1板金71は、左右方向Xに視た場合にL字形状に形成される。第1板金71は、1枚の金属板を折り曲げて形成されている。第1板金71は、底面板711と、底面板711の後方側Y2の端部に接続される背面板712と、を備える。
底面板711は、金属筐体70の底面を構成し、左右方向X及び前後方向Yに沿った平面状に形成され、平面視における外形が矩形状に形成される。底面板711は、左右方向Xに長く延びて形成される。
底面板711の上部には、水石鹸タンク41、3つの水石鹸用ポンプ42、水石鹸供給管43の一部、制御ユニット60が配置される。底面板711の上部には、左側X1に水石鹸タンク41が配置され、水石鹸タンク41の右側X2に制御ユニット60が配置される。水石鹸タンク41の下方の空間Kには、3つの水石鹸用ポンプ42及び水石鹸供給管43などが配置される。
底面板711の左右方向Xの両端の縁部及び前後方向Yの前方側Y1の縁部には、左右方向X又は前後方向Yに沿って、複数のねじ孔711aが形成される。
背面板712は、底面板711の後方側Y2の端部から上方に底面板711に対して直角に延びる。背面板712は、左右方向X及び上下方向Zに沿った平面状に形成され、背面視における外形が矩形状に形成される。背面板712は、底面板711の上部に配置された、水石鹸タンク41、3つの水石鹸用ポンプ42、水石鹸供給管43の一部、制御ユニット60を、後方側Y2から覆う。
制御ユニット60は、底面板711の上方において、左右方向Xの右側X2の端部側に配置されている。制御ユニット60は、左右方向Xの右側X2の端部側において、左右方向Xに幅をもった範囲で、且つ、前後方向Y及び上下方向Zに広がる範囲に配置されている。
制御ユニット60(制御部)は、CPU及びメモリを含んで構成され、水石鹸吐出器具30や水石鹸用ポンプ42やエアポンプ51の動作を制御することで、水石鹸吐出装置3を制御する。制御ユニット60は、制御用ICや、制御用ICなどが実装される回路基板を備える。制御ユニット60は、センサ32からの検知信号に基づき水石鹸用ポンプ42及びエアポンプ51に制御信号を送信し、水石鹸吐出器具30への水石鹸及び空気の供給の有無を切り替えるように制御する。
背面板712の上端部には、金属筐体70の内側に直角に屈曲し且つ左右方向Xに細い幅で延びる取付板部712aが形成される。取付板部712aは、上面が水平面で形成される。取付板部712aの上面には、第1板金71に第3板金73が取り付けられた状態において、第3板金73の後方側Y2の端部の下面が対向して配置される。
背面板712の取付板部712aには、左右方向Xに沿って、複数のねじ孔712bが形成される。背面板712の左右方向Xの両端の縁部には、上下方向Zに沿って、複数のねじ孔712bが形成される。
以上の底面板711及び背面板712で構成される第1板金71には、制御ユニット60や水石鹸タンク41をはじめとしたすべての機能部品が固定される。本実施形態においては、背面板712には、制御ユニット60が、固定金具(図示せず)を介して、固定されている。また、水石鹸タンク41も、後述するタンク固定金具414により背面板712および底面板711に固定されている。
第2板金72は、上下方向Zに視た場合にU字形状に形成される。第2板金72は、1枚の金属板を折り曲げて形成されている。第2板金72は、第1板金71に取り付けられる。第2板金72は、第1板金71に取り付けられた状態において、背面板712に対向して配置される前面板721と、前面板721の両端部から後方側Y2に延びる一対の側面板722,722と、を備える。
前面板721は、左右方向X及び上下方向Zに沿った平面状に形成され、前面視における外形が矩形状に形成される。前面板721は、底面板711に配置された、水石鹸タンク41、3つの水石鹸用ポンプ42、水石鹸供給管43の一部、制御ユニット60を、前方側Y1から覆う。
一対の側面板722,722は、それぞれ、前面板721の左右方向Xの両端部から後方側Y2に前面板721に対して直角に延びる。一対の側面板722,722は、それぞれ、前後方向Y及び上下方向Zに沿った平面状に形成され、側面視における外形が矩形状に形成される。一対の側面板722,722は、底面板711に配置された、水石鹸タンク41、3つの水石鹸用ポンプ42、水石鹸供給管43の一部、制御ユニット60を、左側X1及び右側X2から覆う。
一対の側面板722,722のうち、右側X2の側面板722には、開口72aが形成されている。開口72aは、水石鹸供給管43や、制御ユニット60と水石鹸吐出器具30とを接続する接続ケーブル(図示せず)や、制御ユニット60とエアポンプ51とを接続する接続ケーブル(図示せず)が挿通される。開口72aは、側面板722における下方側であって前方側Y1の角部に形成されている。ここで、開口72aは、右側X2から視た場合に、後述する制御ユニット60が配置される位置を避けた位置に形成されている。これにより、仮に開口72aから水が浸入しても、制御ユニット60に水がかかることを低減できる。
前面板721の上端部、下端部、一対の側面板722,722の上端部、下端部及び後端部には、それぞれ、金属筐体70の内側に直角に屈曲し端部に沿って細い幅で延びる取付板部722aが形成される。取付板部722aには、第1板金71に第2板金72が取り付けられ且つ第2板金72に第3板金73が取り付けられた状態において、外部に向く面が、第1板金71の端部及び第3板金73の端部に対向して配置される。
前面板721および側面板722の取付板部722aには、左右方向X、前後方向Y又は上下方向Zに沿って、複数のねじ孔722bが形成される。
第3板金73は、平板状に形成される。第3板金73は、平面視における外形が矩形状に形成される。第3板金73は、金属筐体70の天面を構成する。第3板金73は、水石鹸タンク41の上部を覆うように、第1板金71の上端部及び第2板金72の上端部に取り付けられる。本実施形態においては、水石鹸タンク41の上面は、平面状に形成され、第3板金73の下面に近接した位置で、第3板金73の下面に対向して配置される。
第3板金73は、第1開口部731と、第2開口部732と、を有する。第1開口部731には、後述する水石鹸タンク41の液体入口部412(後述)が挿通される。第2開口部732には、電源ケーブルが挿通される。
本実施形態では、水石鹸タンク41が第1板金71及び第2板金72に収容された状態で、第3板金73を取り付ける際には、第3板金73の下面における第1開口部731の周縁の部分と、水石鹸タンク41の上面における液体入口部412(後述)の外側の周縁の部分との間には、リング状のパッキン部材8が配置される。これにより、第3板金73の下面における第1開口部731の周縁の部分と、水石鹸タンク41の上面における液体入口部412(後述)の外側の周縁の部分との間において、水密性が確保され、金属筐体70の内部に、水石鹸が侵入することを抑制できる。
以上のように構成される第1板金71、第2板金72及び第3板金73は、複数のネジ103により固定されて、組み立てられる。
まず、第1板金71に、第2板金72を取り付ける。具体的には、第1板金71の底面板711の上部に第2板金72を配置すると共に、第1板金71の背面板712の前面の左右方向Xの両端に第2板金72の一対の側面板722,722の後端部を当接させる。そして、第1板金71に第2板金72を配置した状態で、第1板金71の底面板711に形成された複数のねじ孔711a及び背面板712の左右方向Xの両端に形成された複数のねじ孔712bと、第2板金72の底部及び側部に形成された複数のねじ孔722bとを、複数のネジ103で固定する。これにより、第1板金71には、第2板金72が取り付けられる。
次に、第1板金71及び第2板金72の上部に、第3板金73を取り付ける。第1板金71に第2板金72が取り付けられた状態で、水石鹸タンク41の上面における液体入口部412(後述)の外側の周縁にリンク状のパッキン部材8を配置し、第1板金71及び第2板金72の上部に、第3板金73を配置する。そして、第1板金71の上部に形成された複数のねじ孔712b及び第2板金72の上部に形成された複数のねじ孔722bと、第3板金73の縁部に形成された複数のねじ孔73aとを、複数のネジ103で固定する。これにより、第1板金71及び第2板金72の上部には、第3板金73が取り付けられる。
このようにして、第1板金71、第2板金72及び第3板金73を、簡単に組み立てることができる。また、上記の作業と反対の作業を行うことで、第1板金71、第2板金72及び第3板金73を、簡単に分解することもできる。これにより、第1板金71及び第2板金72から、第3板金73を簡単に取り外してメンテナンスを行ったり、第1板金71から、第2板金72及び第3板金73を簡単に取り外してメンテナンスを行ったりすることができるため、メンテナンス性を向上できる。特に、第1板金71に制御ユニット60や水石鹸タンク41をはじめとしたすべての機能部品が固定されるため、第2板金72及び第3板金73の組み立てや取り外しを容易にすることができる。また、金属筐体70を3つの板金(第1板金71、第2板金72、第3板金73)により構成したため、4つ以上の板金で構成するよりも、取り扱いが容易で、かつ、製造コストを低減できる。
水石鹸タンク41は、水石鹸吐出器具30に供給される水石鹸を貯留する。水石鹸タンク41は、図3及び図4に示すように、前後方向Yから視た側面視で、略逆L字形状に形成されている。本実施形態においては、水石鹸タンク41は、例えば、ブロー成形により形成される。水石鹸タンク41は、後述する上側貯留部411aの底部が、略L字形状のタンク固定金具414の上面に固定され、タンク固定金具414を介して、第1板金71に固定される。
タンク固定金具414は、図3に示すように、略逆L字形状に形成され、後述する上側貯留部411aの下方に形成される空間Kに配置される。タンク固定金具414は、水石鹸タンク41における上側貯留部411aの底部を支持する。タンク固定金具414は、水石鹸タンク41における上側貯留部411aの底部の下方において前後方向Yに延びる第1固定板414aと、第1固定板414aの前方側Y1の端部から下方に延びる第2固定板414bと、を有する。
第1固定板414aは、左右方向Xに幅を有して前後方向Yに水平に延びる板状に形成され、後方側Y2の端部が、背面板712に接続され、前方側Y1の端部が、第2固定板414bの上端部に接続される。第1固定板414aの上面は、水石鹸タンク41における上側貯留部411aの下面に当接する。
第2固定板414bは、左右方向Xに幅を有して上下方向Zに延びる板状に形成され、上端部が、第1固定板414aの前方側Y1の端部に接続され、下端部が、第1板金71の底面板711の前方側Y1の上面に接続される。
水石鹸タンク41は、図3及び図4に示すように、タンク本体411と、液体入口部412と、取出口413と、を有する。タンク本体411は、上側貯留部411aと、下側貯留部411bと、を有する。
上側貯留部411aは、水石鹸タンク41における上部に配置され、略直方体形状に形成され、平面視で矩形状に形成される。上側貯留部411aの下部の左右方向Xの左側X1には、下側貯留部411bが接続される。図4に示すように、上側貯留部411aの下部における下側貯留部411bが接続されない側の下部には、下方を向く下面である第1底面41aが形成される。第1底面41aは、上下方向Zにおいて、水石鹸タンク41における最も下端の下端面である第2底面41bよりも上方側に位置する。
下側貯留部411bは、上側貯留部411aよりも小容量の貯留部である。下側貯留部411bは、上側貯留部411aの左右方向Xの左側X1において、上側貯留部411aの下部に接続されている。下側貯留部411bは、水石鹸タンク41における下部に配置される。本実施形態においては、下側貯留部411bと上側貯留部411aとは、上側貯留部411aから下側貯留部411bに向かうに従って平面視の断面が小さくなる傾斜面で接続されている。
下側貯留部411bの左側X1の端部と、上側貯留部411aの左側X1の端部とは、図4に示すように、上下方向に一直線上に位置するように配置されている。下側貯留部411bは、上側貯留部411aの左右方向Xの中心に対して左側X1にずれた位置において、左側X1の端部を一致させた状態で配置されている。
下側貯留部411bの平面視における面積は、図5に示すように、上側貯留部411aの平面視における面積よりも小さい。言い換えると、水石鹸タンク41における最も下端の下端面である第2底面41bは、水石鹸タンク41における最も上端の上端面よりも、面積が小さい。上方側から視た場合に、下側貯留部411bの外形は、上側貯留部411aの外形に隠れるように配置される。そのため、上側貯留部411aにおける下側貯留部411bが接続されない側の下部に形成される第1底面41aと、金属筐体70の第1板金71の上面との間には、水石鹸用ポンプ42や水石鹸供給管43などの構成を配置可能な空間Kが形成される。
下側貯留部411bの下部には、下方を向く下面である第2底面41bが形成される。第2底面41bは、上下方向Zにおいて、第1板金71の上面に配置される。第2底面41bは、水石鹸タンク41における最も下端の下端面である。
液体入口部412は、上側貯留部411aの上面から上方に向けて円筒状に延びる。液体入口部412は、上方に向けて開口する。液体入口部412の外周面には、ねじ溝が形成されている。液体入口部412には、図3に示すように、水石鹸補給部44が接続される。
水石鹸補給部44は、図1及び図3に示すように、水石鹸タンク41と手洗装置1の台110の上面とをつなぐホース445と、ホース445の上端部を台110の上面において塞ぐ蓋部材446と、ホース445の下端部が取り付けられた中間キャップ444と、シール部材442が上部に取り付けられるストレーナ441と、中間キャップ444とシール部材442との間に配置されるガスケット443と、を有する。中間キャップ444の内周面には、液体入口部412の外周面のねじ溝に係合するねじ溝が形成されている。
このように構成される水石鹸補給部44においては、液体入口部412の上端部に、ストレーナ441が取り付けられたシール部材442を配置することで、シール部材442に取り付けられたストレーナ441は、液体入口部412の内部に配置される。この状態で、ガスケット443を介して、ホース445が取り付けられた中間キャップ444で、液体入口部412の開口を塞ぐ。このようにして、図4に示すように、液体入口部412には、水石鹸補給部44が接続される。
取出口413は、水石鹸タンク41に貯留された水石鹸を、水石鹸タンク41の外部に取り出すための取出口である。取出口413は、図3及び図4に示すように、水石鹸タンク41の下側貯留部411bの側面41cに設けられる。取出口413は、上下方向Zにおいて、下側貯留部411bの第2底面41bから上側貯留部411aの第1底面41aまでの間の高さの位置に配置され、第2底面41bよりも高い位置であり、かつ第1底面41aよりも第2底面41bに近い位置に配置される。
取出口413は、側方に延びる筒状に形成される。取出口413は、上側貯留部411aの下方に形成される空間Kに向けて側方に開口する。取出口413には、図4及び図5に示すように、水石鹸供給管43が接続されている。水石鹸供給管43は、水石鹸タンク41の取出口413と水石鹸吐出器具30とを接続する配管であり、水石鹸が流通する。水石鹸供給管43の途中には、3つの水石鹸用ポンプ42が設けられている。水石鹸供給管43は、例えばプラスチック製のチューブ等、可撓性を有する部材で構成される。
水石鹸供給管43は、図5に示すように、分岐配管としてのポンプ上流側供給管431と、ポンプ下流側供給管432と、を有する。ポンプ上流側供給管431は、水石鹸タンク41の取出口413から3つの水石鹸用ポンプ42の入口までのラインである。ポンプ下流側供給管432は、3つの水石鹸用ポンプ42の出口から各水石鹸吐出器具30までのラインである。水石鹸用ポンプ42は、水石鹸タンク41に貯留された水石鹸を水石鹸吐出器具30に向けて送出する。
3つの水石鹸用ポンプ42は、図4に示すように、上側貯留部411aの下方の空間Kに配置されている。3つの水石鹸用ポンプ42は、水石鹸タンク41の底部の第2底面41bよりも上方において、水石鹸タンク41の側方に配置される。
3つの水石鹸用ポンプ42は、図5に示すように、下側貯留部411bの側方において、金属筐体70の第1板金71の底面板711の上面にポンプ固定金具421を介して固定されている。
3つの水石鹸用ポンプ42は、図5に示すように、第1手洗部10Aの水石鹸吐出器具に水石鹸を圧送する第1ポンプ42Aと、第2手洗部10Bの水石鹸吐出器具に水石鹸を圧送する第2ポンプ42Bと、第3手洗部10Cの水石鹸吐出器具に水石鹸を圧送する第3ポンプ42Cとからなる。水石鹸用ポンプ42は、非自吸式のギアポンプである。なお、本実施形態において、特別に区別する必要が無い場合には、第1ポンプ42A、第2ポンプ42B及び第3ポンプ42Cを、「水石鹸用ポンプ42」と記載する。
上側貯留部411aの下方に形成される空間Kには、図5に示すように、第1ポンプ42A、第2ポンプ42B及び第3ポンプ42Cの一部分が配置される。
本実施形態においては、図5に示すように、第1ポンプ42Aは、下側貯留部411bの側方において、底面板711の左右方向Xの中央付近において前後方向Yの後方側Y2に配置される。第2ポンプ42Bは、下側貯留部411bの側方において、底面板711の左右方向Xの中央付近において第1ポンプ42Aよりも前方側Y1に配置される。第3ポンプ42Cは、下側貯留部411bの側方において、底面板711の左右方向Xにおける第1ポンプ42A及び第2ポンプ42Bよりも右側X2において第2ポンプ42Bよりも前方側Y1に配置される。
3つの水石鹸用ポンプ42は、制御ユニット60と電気的に接続されている。3つの水石鹸用ポンプ42は、制御ユニット60から送信される制御信号に基づいて水石鹸タンク41に貯留された水石鹸を水石鹸吐出器具30に圧送して供給する。
3つの水石鹸用ポンプ42は、水石鹸用ポンプ42の上流側において、分岐配管としてのポンプ上流側供給管431を介して、水石鹸タンク41の取出口413に接続され、水石鹸用ポンプ42の下流側において、ポンプ下流側供給管432を介して、それぞれ対応する水石鹸吐出器具30に接続されている。
ポンプ上流側供給管431は、取出口413に上流側の端部が接続されたタンク導出管431aと、タンク導出管431aの下流側の端部から分岐する第1分岐接続管431b及び第2分岐接続管431cと、第1分岐接続管431bの下流側の端部から分岐する第3分岐接続管431d及び第4分岐接続管431eと、を有する。
タンク導出管431aは、水石鹸タンク41の取出口413から第1分岐部B1までの配管である。タンク導出管431aの下流側の端部は、第1分岐部B1において、T字状の継手Tを介して、第1分岐接続管431bと第2分岐接続管431cとに分岐される。
第1分岐接続管431bは、第1分岐部B1から第2分岐部B2までの配管である。第1分岐接続管431bの下流側の端部は、第2分岐部B2において、T字状の継手Tを介して、第3分岐接続管431dと第4分岐接続管431eとに分岐される。第3分岐接続管431dは、第2分岐部B2から第1ポンプ42Aの入口までの配管である。第4分岐接続管431eは、第2分岐部B2から第2ポンプ42Bの入口までの配管である。
第2分岐接続管431cは、第1分岐部B1から第3ポンプ42Cの入口までの配管である。
ポンプ下流側供給管432は、第1ポンプ導出管432aと、第1供給管432bと、第2ポンプ導出管432cと、第2供給管432dと、第3ポンプ導出管432eと、第3供給管432fと、を有する。
第1ポンプ導出管432aは、第1ポンプ42Aの出口から第1接続部S1までの配管である。第1ポンプ導出管432aの下流側の端部は、第1接続部S1において、L字状の継手Tを介して、第1供給管432bに接続されている。
第1供給管432bは、第1接続部S1から、第1手洗部10Aの水石鹸吐出器具30までの配管である。
第2ポンプ導出管432cは、第2ポンプ42Bの出口から第2接続部S2までの配管である。第2ポンプ導出管432cの下流側の端部は、第2接続部S2において、L字状の継手Tを介して、第2供給管432dに接続されている。
第2供給管432dは、第2接続部S2から、第2手洗部10Bの水石鹸吐出器具30までの配管である。
第3ポンプ導出管432eは、第3ポンプ42Cの出口から第3接続部S3までの配管である。第3ポンプ導出管432eの下流側の端部は、第3接続部S3において、I字状の継手Tを介して、第3供給管432fに接続されている。
第3供給管432fは、第3接続部S3から、第3手洗部10Cの水石鹸吐出器具30までの配管である。
第1供給管432b、第2供給管432d及び第3供給管432fは、金属筐体70の内部から、金属筐体70の第2板金72の右側X2の側面板722に形成された開口72a(図3参照)を介して、金属筐体70の外部に導出されている。第1供給管432b、第2供給管432d及び第3供給管432fの途中には、図3に示すように、それぞれ、金属筐体70の外側における金属筐体70の近傍において、逆止弁435が配置されている。逆止弁435により、水石鹸供給管43を流通する水石鹸の水石鹸用ポンプ42側への逆流が防止される。
エア供給部50は、図2に示すように、3つのエアポンプ51と、空気供給管52と、を備える。3つのエアポンプ51は、それぞれ、第1手洗部10A、第2手洗部10B及び第3手洗部10Cの水石鹸吐出器具30に対応して設けられる。
空気供給管52は、水石鹸吐出器具30に水石鹸の泡を形成するための空気を供給する配管である。空気供給管52の上流側の端部はエアポンプ51に接続されており、空気供給管52の下流側の端部は、水石鹸吐出器具30に接続されている。エアポンプ51は、モータ等の駆動部を有し、駆動部を駆動させることで空気を圧縮し、空気供給管52を通じて空気を下流側に圧送する。エアポンプ51は後述の制御ユニット60と電気的に接続されており、制御ユニット60から送信される制御信号に基づいて、空気を水石鹸吐出器具30に供給する。
次に、本実施形態に係る水石鹸吐出装置3の動作について簡単に説明する。
人が水石鹸吐出器具30に手を近づけて、センサ32の検知範囲内に人の手が入ると、センサ32からの検知信号は、制御ユニット60に送信される。検知信号を受信した制御ユニット60は、制御信号を水石鹸用ポンプ42及びエアポンプ51に送信する。制御信号を受信した水石鹸用ポンプ42は、水石鹸タンク41に貯留された水石鹸を、水石鹸供給管43を通じて水石鹸吐出器具30に圧送して供給する。同様に、制御信号を受信したエアポンプ51は、駆動部を駆動させることで空気を圧縮し、空気供給管52を通じて空気を水石鹸吐出器具30に供給する。水石鹸吐出器具30に供給された水石鹸及び空気は、水石鹸吐出器具30において混合され、泡となって、水石鹸吐出器具30の吐出口部33の先端から吐出される。そして、所定時間が経過すると吐出が停止される。
以上説明した本実施形態に係る水石鹸吐出装置3によれば、以下のような効果を奏する。
本実施形態に係る水石鹸吐出装置3は、手洗装置1に設けられ、水石鹸を吐出する水石鹸吐出器具30と、水石鹸吐出器具30に供給される水石鹸を貯留する水石鹸タンク41と、水石鹸タンク41の側面41cに設けられた取出口413と、取出口413に接続され、水石鹸タンク41に貯留された水石鹸を水石鹸吐出器具30に向けて送出する水石鹸用ポンプ42と、を備える。
そのため、水石鹸タンク41の側面41cに設けられた取出口413から水石鹸用ポンプ42に水石鹸を導出できる。これにより、タンクの上方からポンプの構成部品を差し込む場合よりも、水石鹸タンク41の形状をシンプルな形状に構成できる。
また、水石鹸タンク41をシンプルな形状にできるため、射出成形よりも安価なブロー成形で成型できる。これにより、製造コストを低減できる。
また、水石鹸タンク41の側面41cに設けられた取出口413と水石鹸用ポンプ42とをポンプ上流側供給管431でつなぐだけのシンプルな構造で水石鹸を導出できる。
また、取出口413が側面41cに設けられているため、底面に設けられる場合に比べて底面に溜まった塵や埃を吸い込みにくく、水石鹸用ポンプ42がつまるなどの不具合が起こりにくい。さらに、取出口413が側面41cのうち第2底面41bよりも高い位置に配置されると、塵や埃をより吸い込みにくくできる。
また、本実施形態に係る水石鹸吐出装置3においては、水石鹸用ポンプ42は、水石鹸タンク41の側方に配置される。これにより、水石鹸用ポンプ42を水石鹸タンク41の側方に配置することで、水石鹸吐出装置3を上下方向においてコンパクトに形成できる。
本実施形態に係る水石鹸吐出装置3においては、水石鹸タンク41は、上部に配置される上側貯留部411aと、上側貯留部411aの下部に接続され上側貯留部411aよりも平面視における面積が小さい下側貯留部411bと、を有する。そのため、上側貯留部411aにおける下側貯留部411bが接続されない側の下方に、空間Kを形成できる。そのため、上側貯留部411aの下方に形成された空間Kに水石鹸用ポンプ42を配置できるため、水石鹸吐出装置3をコンパクトに形成できる。
本実施形態に係る水石鹸吐出装置3においては、水石鹸タンク41及び水石鹸用ポンプ42を収容する金属製の金属筐体70を備える。水石鹸タンク41や水石鹸用ポンプ42を金属筐体70に固定できる。そのため、安定して水石鹸を水石鹸吐出器具30に供給できる。また、水石鹸タンク41及び水石鹸用ポンプ42が金属筐体70に囲まれるため、水石鹸タンク41及び水石鹸用ポンプ42の音を遮ることができ、外部への騒音を低減できる。
また、水石鹸用ポンプ42を複数備え、複数の水石鹸用ポンプ42は、ポンプ上流側供給管431を介して取出口413に接続される。そのため、水石鹸用ポンプ42が複数であっても、水石鹸タンク41の取出口413から分岐させて複数の水石鹸用ポンプ42に接続できる。また、タンクの上方から複数のポンプの構成部品を差し込む必要がない。これにより、水石鹸タンク41の形状をよりシンプルな形状に構成できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態においては、取出口413を水石鹸タンク41の側面41cに設けたが、これに限定されない。例えば、上側貯留部411aの下面である第1底面41aに設けてもよいし、下側貯留部411bの下面である第2底面41b(水石鹸タンク41の最も下端の下端面)に設けてもよい。
前記実施形態においては、水石鹸吐出器具30を3つ備え、水石鹸吐出器具30に対応する手洗部10、水石鹸用ポンプ42、エアポンプ51を3組ずつ備えるように構成したが、これに限定されない。例えば、水石鹸吐出器具30を1つ、2つ又は4つ以上備え、水石鹸吐出器具30に対応する手洗部10、水石鹸用ポンプ42、エアポンプ51を、例えば、1組、2組又は4組以上ずつ備えるように構成してもよい。
前記実施形態の水石鹸用ポンプ42は、取出口413が側面又は底面に設けられるため、非自吸式のポンプにすることが容易であるが、自吸式のポンプであってもよい。
また、上記実施形態においては、水石鹸吐出装置3を、センサ32を備え、物体を検知して自動で水石鹸を吐出する構成となっているが、これに限定されず、水石鹸吐出装置3は手動操作により水石鹸の吐出動作を行うものであってもよい。
1 手洗装置(手洗用の設備)
3 水石鹸吐出装置
30 水石鹸吐出器具
41 水石鹸タンク(タンク)
41c 側面
42 水石鹸用ポンプ(ポンプ)
70 金属筐体(筐体)
411 上側貯留部
412 下側貯留部
412b 取出口
431 上流側供給管(分岐配管)

Claims (6)

  1. 手洗用の設備に設けられ、水石鹸を吐出する水石鹸吐出器具と、
    前記水石鹸吐出器具に供給される水石鹸を貯留するタンクと、
    前記タンクの側面又は底面に設けられた取出口と、
    前記取出口に接続され、前記タンクに貯留された水石鹸を前記水石鹸吐出器具に向けて送出するポンプと、を備える水石鹸吐出装置。
  2. 前記取出口は、前記タンクの側面に設けられる請求項1に記載の水石鹸吐出装置。
  3. 前記ポンプは、前記タンクの側方に配置される請求項1又は2に記載の水石鹸吐出装置。
  4. 前記タンクは、上部に配置される上側貯留部と、前記上側貯留部の下部に接続され前記上側貯留部よりも平面視における面積が小さい下側貯留部と、を有する請求項1から3のいずれかに記載の水石鹸吐出装置。
  5. 前記タンク及び前記ポンプを収容する金属製の筐体を更に備える請求項1から4のいずれかに記載の水石鹸吐出装置。
  6. 前記ポンプを複数備え、
    複数の前記ポンプは、分岐配管を介して前記取出口に接続される請求項1から5のいずれかに記載の水石鹸吐出装置。
JP2016151471A 2016-08-01 2016-08-01 水石鹸吐出装置 Active JP6734140B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016151471A JP6734140B2 (ja) 2016-08-01 2016-08-01 水石鹸吐出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016151471A JP6734140B2 (ja) 2016-08-01 2016-08-01 水石鹸吐出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018019778A true JP2018019778A (ja) 2018-02-08
JP6734140B2 JP6734140B2 (ja) 2020-08-05

Family

ID=61164819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016151471A Active JP6734140B2 (ja) 2016-08-01 2016-08-01 水石鹸吐出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6734140B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0292789U (ja) * 1989-01-10 1990-07-24
JPH06209875A (ja) * 1993-01-13 1994-08-02 Kansei Corp 泡化石鹸集中供給装置
JPH09470A (ja) * 1995-06-22 1997-01-07 Inax Corp 水石鹸供給装置
JP2002143022A (ja) * 2000-11-09 2002-05-21 Saraya Kk 薬液供給装置の薬液残量監視装置および監視システム
CN2751727Y (zh) * 2004-11-30 2006-01-18 河北科技大学 杀菌净手器
US20060011655A1 (en) * 2004-07-14 2006-01-19 Heiner Ophardt Sink side touchless foam dispenser
JP2008154609A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Matsushita Electric Works Ltd 泡洗剤吐出装置及びこれを備えた浴槽装置
KR20110114093A (ko) * 2010-04-12 2011-10-19 최신규 세제 공급장치
US20150223646A1 (en) * 2014-02-11 2015-08-13 GOJO Industries, Inc., Dispensing system with material level detector

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0292789U (ja) * 1989-01-10 1990-07-24
JPH06209875A (ja) * 1993-01-13 1994-08-02 Kansei Corp 泡化石鹸集中供給装置
JPH09470A (ja) * 1995-06-22 1997-01-07 Inax Corp 水石鹸供給装置
JP2002143022A (ja) * 2000-11-09 2002-05-21 Saraya Kk 薬液供給装置の薬液残量監視装置および監視システム
US20060011655A1 (en) * 2004-07-14 2006-01-19 Heiner Ophardt Sink side touchless foam dispenser
CN2751727Y (zh) * 2004-11-30 2006-01-18 河北科技大学 杀菌净手器
JP2008154609A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Matsushita Electric Works Ltd 泡洗剤吐出装置及びこれを備えた浴槽装置
KR20110114093A (ko) * 2010-04-12 2011-10-19 최신규 세제 공급장치
US20150223646A1 (en) * 2014-02-11 2015-08-13 GOJO Industries, Inc., Dispensing system with material level detector

Also Published As

Publication number Publication date
JP6734140B2 (ja) 2020-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108884622B (zh) 包括水软化装置和局部电子控制单元的洗衣机
JP2014037725A (ja) 便器洗浄タンク
CN113403817B (zh) 衣物处理设备的前封门和衣物处理设备
US20190048508A1 (en) Laundry washing machine comprising a water softening device
CN111074498A (zh) 洗涤剂盒和衣物处理设备
WO2023050839A1 (zh) 处理剂投放装置及洗衣机
JP2017133243A (ja) 手洗装置
JP4798227B2 (ja) 洗浄装置
JP6734140B2 (ja) 水石鹸吐出装置
KR101949327B1 (ko) 물과 물비누의 자동배출이 가능한 수전
JP2020051236A (ja) 水洗大便器装置
KR20180102952A (ko) 세면대 하부장
CN116103891A (zh) 连接横梁、衣物处理设备及其支撑框架
JP4552932B2 (ja) 泡洗剤吐出装置の取付構造
JP2017197994A (ja) 便器装置
JP5603544B2 (ja) 浴槽の残り湯利用装置
JP4777135B2 (ja) シンク
CN214017319U (zh) 自动出液机
TWI757677B (zh) 多功能盥洗裝置及其系統
JP2017128954A (ja) 水栓装置および洗面化粧台
JPH09470A (ja) 水石鹸供給装置
CN212687594U (zh) 用于净水机的储水装置和净水机
JP4518072B2 (ja) 泡洗剤吐出装置
JP4640331B2 (ja) 泡洗剤吐出装置及びこれを備えた浴槽装置
JP5198234B2 (ja) 飲料ディスペンサの排水構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190509

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200616

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6734140

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350