JP2018019283A - 通信装置、シリアル通信装置、通信方法及び制御プログラム - Google Patents

通信装置、シリアル通信装置、通信方法及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】シリアル通信装置が必要に応じてLANに接続された機器と通信を行うために有用な通信装置を提供する。
【解決手段】通信装置100は、有線接続されたシリアル通信装置200とシリアル通信用の第1通信プロトコルに基づく通信を行う第1通信インタフェース(I/F)110と、LAN用の第2通信プロトコルに基づく通信を行う第2通信I/F120と、第1通信I/F110を介してシリアル通信装置200から一のセッション開始要求を受信した場合に、第2通信I/F120を介してLANデバイスとの間でセッションを開始し、セッションの開始後において、LANデバイスから受信した通信データを第1通信プロトコル準拠形式にしてシリアル通信装置200へ送信し、シリアル通信装置200から受信した通信データを第2通信プロトコル準拠形式にしてLANデバイスへ送信する通信制御部130とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信制御技術に関し、特に、ローカルエリアネットワーク(LAN:Local Area Network)とシリアル通信装置とを連結する通信装置(シリアルデバイスサーバ)に関する。
従来、ネットワークに接続された機器と、RS−232C等のシリアル通信規格に基づいて通信を行うシリアル通信装置(シリアルデバイス)との間を連結する通信装置(シリアルデバイスサーバ)が知られている。例えば、特許文献1には、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)ネットワークの制御機器からの制御コマンドを受信する機器制御装置により、制御コマンドをプロトコル変換して、その機器制御装置にRS−232Cで接続された被制御機器を、制御する技術が記載されている。
特開2000−244981号公報
「RS−232Cシリアルデバイスサーバ」、[online]、サイレックス・テクノロジー、[平成28年7月19日検索]、インターネット(URL:http://www.silex.jp/products/catalog/sd_300_310an.pdf)
従来のシリアルデバイスサーバは、LANインタフェース(I/F)を搭載した装置であるPC(パーソナルコンピュータ)などのLANデバイスから要求を受けて、LANデバイスが、シリアルデバイスサーバに接続されたシリアルデバイスとの間で通信を行えるようにする機能を有するにすぎない。この機能は、シリアルデバイスが必要に応じてLANデバイスと通信を行うためには適切ではない。
そこで、本発明は、シリアルデバイスが必要に応じてLANデバイスと通信を行うために有用な通信装置(シリアルデバイスサーバ)を提供することを目的とする。また、本発明は、そのシリアルデバイスサーバに対して必要に応じてLANデバイスと通信を行い得るシリアル通信装置(シリアルデバイス)、並びに、そのシリアルデバイスサーバを含む通信システムで用いられる通信方法及びシリアルデバイスサーバで用いられる制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る通信装置は、有線接続された装置とシリアル通信用の第1通信プロトコルに基づく通信を行う第1通信インタフェースと、ローカルエリアネットワーク用の第2通信プロトコルに基づく通信を行う第2通信インタフェースと、前記第1通信インタフェースを介して第1装置から一のセッション開始要求を受信した場合に、前記第2通信インタフェースを介して第2装置との間でセッションを開始し、当該セッションの開始後において、前記第2装置から受信した通信データを前記第1通信プロトコルに準拠する形式にして前記第1装置へ送信し、前記第1装置から受信した通信データを前記第2通信プロトコルに準拠する形式にして前記第2装置へ送信する通信制御部とを備える。
また、上記目的を達成するために本発明の一態様に係るシリアル通信装置は、第1通信インタフェースで一のセッション開始要求を受信した場合に第2通信インタフェースを介してローカルエリアネットワークに接続された装置との間でセッションを開始する通信装置の当該第1通信インタフェースに有線接続されたシリアル通信装置であって、前記ローカルエリアネットワークに接続された一の装置との通信が必要となったか否かを判定する判定部と、前記判定部が前記一の装置との通信が必要となったと判定した場合に、前記一の装置を特定する情報を含むセッション開始要求をシリアル通信用の通信プロトコルに基づいて前記通信装置に送信し、当該セッション開始要求の送信後において前記一の装置への通信データを前記シリアル通信用の通信プロトコルに基づいて前記通信装置に送信する通信部とを備える。
また、上記目的を達成するために本発明の一態様に係る通信方法は、シリアル通信装置と、当該シリアル通信装置及びローカルエリアネットワークに接続された通信装置とを含む通信システムにおいて用いられる通信方法であって、前記シリアル通信装置が、前記ローカルエリアネットワークに接続された一の装置との通信が必要となった場合に、前記一の装置を特定する情報を含むセッション開始要求をシリアル通信用の通信プロトコルに基づいて前記通信装置に送信するセッション開始要求ステップと、前記通信装置が、前記シリアル通信装置から前記セッション開始要求を受信した場合に、前記ローカルエリアネットワークに接続された前記一の装置との間で、前記ローカルエリアネットワークで用いられる第2通信プロトコルに基づく通信によってセッションを開始するセッション開始ステップと、前記通信装置が、前記セッション開始ステップでのセッションの開始後において、前記一の装置から受信した通信データを前記第1通信プロトコルに準拠する形式にして前記シリアル通信装置へ送信し、前記シリアル通信装置から受信した通信データを前記第2通信プロトコルに準拠する形式にして前記一の装置へ送信する通信制御ステップとを含む。
また、上記目的を達成するために本発明の一態様に係る制御プログラムは、マイクロプロセッサと、シリアル通信用の第1通信プロトコルに基づく通信を行う第1通信インタフェースと、ローカルエリアネットワーク用の第2通信プロトコルに基づく通信を行う第2通信インタフェースとを有する通信装置に通信制御処理を実行させるための制御プログラムであって、前記通信制御処理は、前記第1通信インタフェースを介して第1装置から一のセッション開始要求を受信した場合に、前記第2通信インタフェースを介して第2装置との間でセッションを開始するセッション開始ステップと、前記セッション開始ステップでのセッションの開始後において、前記第2装置から受信した通信データを前記第1通信プロトコルに準拠する形式にして前記第1装置へ送信し、前記第1装置から受信した通信データを前記第2通信プロトコルに準拠する形式にして前記第2装置へ送信する通信制御ステップとを含む。
本発明の一態様に係る通信装置等によれば、シリアルデバイスが必要に応じてLANデバイスと通信を行えるようになる。
実施の形態に係る通信システムのシステム構成図である。 通信システムにおけるシリアルデバイスサーバのハードウェア構成図である。 通信システムにおけるシリアルデバイスのハードウェア構成図である。 セッション開始要求の一例を示す図である。 通信システムにおけるネットワーク構成の一例を示す図である。 シリアルデバイスサーバにおける通信制御処理の一例を示すフローチャートである。 マスタモードでの通信シーケンスの一例を示すシーケンス図である。 スレーブモードでの通信シーケンスの一例を示すシーケンス図である。 リモートモードでの通信シーケンスの一例を示すシーケンス図である。 ローカルモードでの通信シーケンスの一例を示すシーケンス図である。
本発明の一態様に係る通信装置(シリアルデバイスサーバ)は、有線接続された装置とシリアル通信用の第1通信プロトコルに基づく通信を行う第1通信インタフェースと、ローカルエリアネットワーク用の第2通信プロトコルに基づく通信を行う第2通信インタフェースと、前記第1通信インタフェースを介して第1装置から一のセッション開始要求を受信した場合に、前記第2通信インタフェースを介して第2装置との間でセッションを開始し、当該セッションの開始後において、前記第2装置から受信した通信データを前記第1通信プロトコルに準拠する形式にして前記第1装置へ送信し、前記第1装置から受信した通信データを前記第2通信プロトコルに準拠する形式にして前記第2装置へ送信する通信制御部とを備える。
上記構成により、シリアルデバイスである第1装置が必要に応じてセッション開始要求を送信することで、セッションが開始され、LANデバイスである第2装置と通信を行えるようになる。
例えば、前記第2通信プロトコルは、IEEE802.3規格に準拠することとしてもよい。
これにより、シリアルデバイスである第1装置は、必要に応じて、有線LANのネットワークインタフェース層(OSI参照モデルの物理層、データリンク層)において一般に広く用いられているイーサネット(登録商標)に係る標準化された規格であるIEEE802.3規格を用いて接続されるLANデバイスと通信を行えるようになる。
また、例えば、前記第2通信プロトコルは、TCP/IPに準拠し、前記通信制御部は、前記一のセッション開始要求として前記第2装置のIPアドレスと前記第2装置の1つのアプリケーションに対応する1つ又は複数のポートのポート番号とを受信し、前記セッション開始要求を受信した場合に前記IPアドレスが示す前記第2装置の前記1つ又は複数のポートと間でTCPコネクションを確立することで前記第2装置の当該アプリケーションとの間でセッションを開始することとしてもよい。
これにより、通信装置とLANデバイス(第2装置)との間でTCPコネクションが張られる。TCPは、通信ノード間のデータ伝送の信頼性を確保するための機能(エラー制御、フロー制御等のコネクションの維持に係る機能等)を有するので、シリアルデバイスである第1装置は通信装置を介してLANデバイスである第2装置と信頼性を確保した通信を行えるようになる。
また、前記通信制御部は、前記第1装置から前記一のセッション開始要求に呼応するセッション終了要求を受信した場合に前記第2装置との間で確立しているTCPコネクションを切断することでセッションを終了することとしてもよい。
これにより、シリアルデバイスである第1装置は通信の必要がなくなった任意の時点でセッション終了要求を送信してセッションを終了させることができる。
また、前記セッション開始要求には、当該セッション開始要求の送信元の装置がマスタかスレーブかを示す情報が付され、前記通信制御部は、前記第1装置からマスタを示す情報が付された前記セッション開始要求を受信した場合における前記セッションの開始後には、前記第1装置から受信した通信データを前記第2通信プロトコルに準拠する形式にして前記第2装置へ送信する毎に、当該第1装置からの通信データに付された識別情報と同一の識別情報を付して、前記第2装置から受信した通信データを前記第1通信プロトコルに準拠する形式にして前記第1装置へ送信し、前記第1装置からスレーブを示す情報が付された前記セッション開始要求を受信した場合における前記セッションの開始後には、前記第2装置から受信した通信データを前記第1通信プロトコルに準拠する形式にして前記第1装置へ送信する毎に、当該第2装置からの通信データに付された識別情報と同一の識別情報を付して、前記第1装置から受信した通信データを前記第2通信プロトコルに準拠する形式にして前記第2装置へ送信することとしてもよい。
これにより、シリアルデバイスである第1装置は第2装置との間でマスタスレーブ方式の通信を行い、自らが通信を主導するマスタとなるか逆にスレーブとなるかのいずれかを選択することができるようになる。
また、前記通信制御部は、前記第1通信インタフェースを介して第1装置から一のセッション開始要求を受信した場合において当該セッション開始要求に、前記第2装置が、シリアル通信を行うシリアル通信装置と接続された他の通信装置であることを示す情報が付されているときには、当該他の通信装置との間で前記第2通信インタフェースを介してセッションを開始し、当該他の通信装置に対して、送信する通信データを当該シリアル通信装置に転送させるよう通知することとしてもよい。
これにより、シリアルデバイスである第1装置は、ネットワーク接続された2台のシリアルデバイスサーバを介して他のシリアルデバイス(シリアル通信装置)と通信し得る。
また、前記通信制御部は、前記第1装置から、前記一のセッション開始要求とは別のセッション開始要求として、前記第1通信インタフェースと有線接続された特定装置とのセッションを示すセッション開始要求を受信した場合には、当該受信後において前記第1装置から受信した通信データを前記第1通信インタフェースを介して前記特定装置へ送信して前記特定装置から受信した通信データを前記第1通信インタフェースを介して前記第1装置へ送信することとしてもよい。
これにより、シリアルデバイスである第1装置は、LANに接続された第2装置との通信と同様に、自装置と同じ有線通信路に接続されている特定装置との通信を行うことができる。
また、前記通信制御部は、前記第2装置との間でのセッションの開始後において前記第2装置及び前記第1装置のうち一方から他方へと送信されることとなる通信データの内容が所定条件を満たす場合に所定メッセージを外部装置に対して送信することとしてもよい。
これにより、外部装置において第1装置と第2装置との間の通信内容に応じてメッセージを取得し得るので、ユーザ(例えばオペレータ、管理者等)は外部装置(例えば携帯端末等)を用いて通信内容が所定条件を満たす状態が発生したことを知り得る。
また、本発明の一態様に係るシリアル通信装置は、第1通信インタフェースで一のセッション開始要求を受信した場合に第2通信インタフェースを介してローカルエリアネットワークに接続された装置との間でセッションを開始する通信装置の当該第1通信インタフェースに有線接続されたシリアル通信装置であって、前記ローカルエリアネットワークに接続された一の装置との通信が必要となったか否かを判定する判定部と、前記判定部が前記一の装置との通信が必要となったと判定した場合に、前記一の装置を特定する情報を含むセッション開始要求をシリアル通信用の通信プロトコルに基づいて前記通信装置に送信し、当該セッション開始要求の送信後において前記一の装置への通信データを前記シリアル通信用の通信プロトコルに基づいて前記通信装置に送信する通信部とを備える。
これにより、シリアル通信装置(シリアルデバイス)は、必要に応じて任意のLANデバイスを特定する情報を含ませたセッション開始要求を通信装置(シリアルデバイスサーバ)に送信することで、そのLANデバイスと通信を行えるようになる。
また、前記通信装置が前記第2通信インタフェースでの通信に用いる通信プロトコルは、TCP/IPに準拠し、前記通信装置は、前記セッション開始要求を受信した場合に前記一の装置と間でTCPコネクションを確立することで前記一の装置との間でセッションを開始して前記一の装置と前記シリアル通信装置との間での通信の中継を行い、前記通信部は、前記一の装置のIPアドレスと前記一の装置の1つのアプリケーションに対応する1つ又は複数のポートのポート番号とを前記セッション開始要求に含めて前記通信装置に送信し、前記通信装置と前記一の装置との間でTCPコネクションが確立された後において、前記一の装置への通信データを前記通信装置に送信することとしてもよい。
これにより、シリアル通信装置は、通信装置を介してLANデバイスと信頼性を確保した通信を行えるようになる。
また、本発明の一態様に係る通信方法は、シリアル通信装置と、当該シリアル通信装置及びローカルエリアネットワークに接続された通信装置とを含む通信システムにおいて用いられる通信方法であって、前記シリアル通信装置が、前記ローカルエリアネットワークに接続された一の装置との通信が必要となった場合に、前記一の装置を特定する情報を含むセッション開始要求をシリアル通信用の通信プロトコルに基づいて前記通信装置に送信するセッション開始要求ステップと、前記通信装置が、前記シリアル通信装置から前記セッション開始要求を受信した場合に、前記ローカルエリアネットワークに接続された前記一の装置との間で、前記ローカルエリアネットワークで用いられる第2通信プロトコルに基づく通信によってセッションを開始するセッション開始ステップと、前記通信装置が、前記セッション開始ステップでのセッションの開始後において、前記一の装置から受信した通信データを前記第1通信プロトコルに準拠する形式にして前記シリアル通信装置へ送信し、前記シリアル通信装置から受信した通信データを前記第2通信プロトコルに準拠する形式にして前記一の装置へ送信する通信制御ステップとを含む。
これにより、シリアル通信装置(シリアルデバイス)が、必要に応じてセッション開始要求を送信すると、通信の中継を行う通信装置によってセッションが開始され、シリアル通信装置は、LANデバイスと通信を行えるようになる。
また、本発明の一態様に係る制御プログラムは、マイクロプロセッサと、シリアル通信用の第1通信プロトコルに基づく通信を行う第1通信インタフェースと、ローカルエリアネットワーク用の第2通信プロトコルに基づく通信を行う第2通信インタフェースとを有する通信装置に通信制御処理を実行させるための制御プログラムであって、前記通信制御処理は、前記第1通信インタフェースを介して第1装置から一のセッション開始要求を受信した場合に、前記第2通信インタフェースを介して第2装置との間でセッションを開始するセッション開始ステップと、前記セッション開始ステップでのセッションの開始後において、前記第2装置から受信した通信データを前記第1通信プロトコルに準拠する形式にして前記第1装置へ送信し、前記第1装置から受信した通信データを前記第2通信プロトコルに準拠する形式にして前記第2装置へ送信する通信制御ステップとを含む。
この制御プログラムをプロセッサ(マイクロプロセッサ)を備えるシリアルデバイスサーバにインストールすれば、プロセッサが制御プログラムを実行することでシリアルデバイスサーバが通信制御処理を実行し、これにより、シリアルデバイスである第1装置が必要に応じてLANデバイスである第2装置と通信できるようになる。
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータで読み取り可能なCD−ROM等の記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム又は記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の包括的又は具体的な一例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、構成要素、構成要素の配置、ステップ、ステップの順序等は、一例であって本発明を限定するものではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意に付加可能な構成要素である。また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態として、LANデバイス、シリアルデバイス、シリアルデバイスサーバ等を含む通信システムについて、図面を用いて説明する。
(構成)
図1は、実施の形態に係る通信システム10のシステム構成図である。なお、図1では、通信システム10におけるシリアルデバイスサーバ100及びシリアルデバイス200の機能ブロック(機能構成要素)も示している。
通信システム10は、図1に示すように、シリアルデバイスサーバ100を含み、更に、シリアルデバイスサーバ100とイーサネット(登録商標)ケーブルで接続された有線LANのネットワーク20における機器(LANデバイス21〜23)と、シリアルデバイスサーバ100とシリアルケーブル30で接続されたシリアルデバイス200とを含んで構成される。通信システム10では、シリアルデバイスサーバ100が通信を中継することで、シリアルデバイス200とLANデバイス21〜23との間で通信が可能となる。シリアルケーブル30により実行されるシリアル通信は、例えば、RS−485に準拠したものである。なお、シリアルデバイス200とシリアルデバイスサーバ100との間でのシリアル通信に用いられる通信プロトコルとしては、RS−485は一例に過ぎず、RS−232C、RS−422A等のシリアル通信規格に準拠したものであってもよい。
有線LAN等のネットワーク20は、例えばIEEE802.3規格に準拠したものである。ネットワーク20には、LANデバイス21〜23及びシリアルデバイスサーバ100が接続されている。
LANデバイス21〜23はそれぞれ、有線LANインタフェース(I/F)を搭載した制御回路を有する機器であり、パーソナルコンピュータ(PC)、家電機器等といった、いかなる機能を有する機器であってもよいが、例えば、繊維製造機器等といった製品或いは部品の製造の一工程に係る機器であり得る。図1に示されたLANデバイス21〜23は3台であるが、これは一例にすぎずネットワーク20に接続されている機器は3台未満であっても4台以上であってもよい。
シリアルデバイスサーバ100は、LANデバイス21〜23とシリアルデバイス200との間の通信を中継する機能を有する通信装置であり、通信の中継のためにプロトコル変換、セッション管理等の機能を有する。
シリアルデバイス200は、シリアルデバイスサーバ100にシリアルケーブルで接続されシリアル通信用の通信インタフェースを搭載した制御回路を有する機器である。シリアルデバイス200は、いかなる機能を有する機器であってもよいが、例えば、繊維の自動巻き上げ機等といった製品或いは部品の製造の一工程に係る機器であり得る。通信システム10では、シリアルデバイス200とLANデバイス21〜23とは、例えば適切に連携動作等を行うために、適宜情報の授受を行うことを想定している。シリアルデバイス200は、例えば製品或いは部品の製造状態等の検出を行うセンサ41〜43を備えており、センサ41〜43のいずれかが検出した状態等を示す情報をLANデバイス21〜23のいずれかに伝達する。
以下、図1及び図2を用いてシリアルデバイスサーバ100の構成について説明する。
図2は、通信システム10におけるシリアルデバイスサーバ100のハードウェア構成図である。
シリアルデバイスサーバ100は、プロセッサ(マイクロプロセッサ)101と、メモリ102と、第1通信インタフェース(I/F)110と、第2通信インタフェース(I/F)120とバス105とを備える通信装置である。ここで、メモリ102は、ROM及びRAMといったメモリ等である。第1通信I/F110は、シリアルコントローラ、シリアルケーブルのコネクタ(例えばD−SUB25ピン、D−SUB9ピン等)を接続する端子等を含む通信回路である。また、第2通信I/F120は、イーサネット(登録商標)コントローラ、LANポート(端子)等を含む通信回路である。
シリアルデバイスサーバ100は、機能面においては図1に示したように、上述の第1通信I/F110及び第2通信I/F120と通信制御部130とを含んで構成される。
第1通信I/F110は、シリアルケーブル30に接続されたシリアルデバイス200との間で通信データの送受信を行う機能を有する。第1通信I/F110は、シリアルケーブル30で有線接続されたシリアルデバイス200とシリアル通信用の第1通信プロトコル(例えばシリアル通信規格RS−485に準拠したもの)に基づく通信を行う。
第2通信I/F120は、ネットワーク20に接続されたLANデバイス21〜23との間で通信データの送受信を行う機能を有する。第2通信I/F120は、LAN用の第2通信プロトコルに基づく通信を行う。第2通信プロトコルは、例えば、IEEE802.3規格に準拠し、広くインターネット等で用いられているTCP/IPを含むプロトコルの集合である。
通信制御部130は、メモリ102に格納された制御プログラム(通信制御処理のためのプログラム)を実行するプロセッサ101等により実現される。通信制御部130は、第1通信I/F110を介してシリアルデバイス200との間で第1通信プロトコルに従って通信データの送受信を行い、第2通信I/F120を介してネットワーク20に接続されたLANデバイス21〜23との間で第2通信プロトコルに従って通信データの送受信を行う機能を有する。通信制御部130は、第1通信I/F110を介してシリアルデバイス200から一のセッション開始要求を受信した場合に、第2通信I/F120を介してLANデバイス21〜23のうちセッション開始要求で指定されたLANデバイスとの間でセッションを開始して、セッションに係る通信状態等を管理するセッション管理機能を有する。通信制御部130は、開始したセッションについてシリアルデバイス200からセッション終了要求を受信した場合にはセッションを終了する。また、通信制御部130は、セッションの開始後において、LANデバイスから受信した通信データを第1通信プロトコルに準拠する形式にしてシリアルデバイス200へ送信し、シリアルデバイス200から受信した通信データを第2通信プロトコルに準拠する形式にしてLANデバイスへ送信するプロトコル変換機能を有する。なお、通信制御部130は、LANデバイス21〜23のいずれかが、シリアルデバイス200と通信するためにセッションを開始した場合に対応する機能等を含んでもよい。但し、本実施の形態では主に通信制御部130は、シリアルデバイス200からのセッション開始要求に応じてLANデバイスとのセッションを開始し、セッションを維持し、セッション終了要求に応じてセッションを終了することに注目して説明する。
より詳細には、通信制御部130は、シリアルデバイス200から受信したセッション開始要求において指定されたLANデバイス21〜23のいずれかである通信先LANデバイスのIPアドレスと通信先LANデバイスにおける1つのアプリケーション(アプリケーションプログラム)に対応する1つ又は複数のポートのポート番号とに基づいて、その通信先LANデバイスの各ポートとの間でTCPコネクションを張る(確立する)ことで、その通信先LANデバイスのそのアプリケーションとの間で、セッションを開始する。TCPコネクションは所謂3ウェイハンドシェイク(three-way handshaking)により確立される。セッションは、例えばOSI参照モデルのセッション層におけるアプリケーション間の論理的な通信路を確保してなされる通信であり、例えば、OSI参照モデルのトランスポート層における通信ノード間の論理的な通信路(つまり論理回線)が接続されることがセッション開始の前提となる。即ち、セッションの開始は、1つ又は複数のコネクション(通信ノード間での論理回線)を確立(接続)することで実現される。通信制御部130はセッションを開始するとセッションに係る情報を管理し、シリアルデバイス200と通信先LANデバイスとの間で授受される通信データをプロトコル変換して中継するように第1通信I/F110及び第2通信I/F120を制御する。また、通信制御部130は、シリアルデバイス200からセッション開始要求に呼応するセッション終了要求を受信した場合に通信先LANデバイスにおける1つのアプリケーションに対応する1つ又は複数のポートとの間で確立しているTCPコネクションを切断することでセッションを終了する機能を有する。
以下、図1及び図3を用いてシリアルデバイス200の構成について説明する。
図3は、通信システム10におけるシリアルデバイス200のハードウェア構成図である。
シリアルデバイス200は、プロセッサ201と、メモリ202と、通信インタフェース(I/F)203と、入出力インタフェース(I/F)204とバス205とを備えるシリアル通信装置である。ここで、メモリ202は、ROM及びRAMといったメモリ等である。通信I/F203は、シリアルコントローラ、シリアルケーブルのコネクタ(例えばD−SUB25ピン、D−SUB9ピン等)を接続する端子等を含む通信回路であり、シリアルケーブルによりシリアルデバイスサーバ100の第1通信I/F110に有線接続される。また、入出力I/F204は、製品或いは部品の製造状態等の検出を行うセンサ41〜43等との間でデータを授受するためのインタフェースである。
シリアルデバイス200は、機能面においては図1に示したように、判定部210及び通信部220を含んで構成される。
判定部210は、メモリ202に格納されたプログラムを実行するプロセッサ201、入出力I/F204等により実現され、ネットワーク20に接続された一の装置(LANデバイス21〜23のいずれかである通信先LANデバイス)との通信が必要となったか否かを判定する機能を有する。判定部210は、例えばセンサ41〜43のいずれかから予め定めた条件を満たす検出結果が得られた場合に通信が必要となったと判定することとしてもよい。また判定部210は、判定に係る条件を予め定めた情報等をメモリ202に保持していてもよく、例えば、一定時間毎(例えば1時間に1回等)に定期的に通信が必要であると判定するものであってもよい。
通信部220は、メモリ202に格納されたプログラムを実行するプロセッサ201、通信I/F203等により実現され、判定部210が、通信先LANデバイス(LANデバイス21〜23のいずれか)との通信が必要となったと判定した場合に、その通信先LANデバイスを特定する情報を含むセッション開始要求をシリアル通信用の通信プロトコル(例えばシリアル通信規格RS−485に準拠したもの)に基づいてシリアルデバイスサーバ100に送信し、そのセッション開始要求の送信後において通信先LANデバイスへの通信データ(例えばセンサ41〜43のいずれかの検出結果に基づく情報等)をそのシリアル通信用の通信プロトコルに基づいてシリアルデバイスサーバ100に送信する機能を有する。
図4は、シリアルデバイス200がシリアルデバイスサーバ100へ送信するセッション開始要求の内容の一例を示す図である。セッション終了要求も、セッション開始要求の一部と同様の情報を含む。
セッション開始要求は、例えば、図4に示すセッション開始/終了区分情報51、通信先ID52、IPアドレス53、ポート番号54、レスポンスタイムアウト時間55及び通信元ID56を含む情報である。セッション終了要求は、例えば、図4に示すセッション開始/終了区分情報51、通信先ID52及び通信元ID56を含む情報である。
セッション開始/終了区分情報51は、セッション開始か終了かを区別する情報であり、また、セッション開始要求の送信元の装置がマスタかスレーブかを示す情報でもある。セッション開始/終了区分情報51は、セッション開始の場合においてはモード等の指定を伴う。即ち、セッション開始の場合において、セッション開始の要求を行うシリアルデバイス200がマスタになる(通信を主導する)マスタモードか、マスタではなく逆にスレーブになるスレーブモードか、或いは、遠隔地の別のシリアルデバイスと通信するためのリモートモードか、或いは、同じシリアルデバイスサーバに有線接続されている別のシリアルデバイスと通信するためのローカルモードかを指定可能である。ここでは、リモートモード及びローカルモードではセッション開始の要求を行うシリアルデバイス200がマスタになるものとするが、マスタとなるかスレーブとなるかについて指定可能にしてもよい。図5は、リモートモード及びローカルモードを説明するための一例としてのネットワーク構成図である。リモートモードでは、シリアルデバイス200は、シリアルデバイスサーバ100以外にネットワーク20に接続されたLANデバイスであるシリアルデバイスサーバ100aに有線接続されている別のシリアルデバイス200a(図5参照)と通信可能となる。また、ローカルモードでは、シリアルデバイスサーバ100に例えばRS−485でマルチドロップ接続されているシリアルデバイス200とシリアルデバイス200b(図5参照)との間での通信が可能となる。通信先ID52は、シリアルデバイス200の最終的な通信先となる通信先LANデバイスについてのIDであり、通信システム10において各LANデバイス或いはシリアルデバイス等の通信ノードそれぞれについてのIDが予め定められている。IPアドレス53は、ネットワーク20における通信先LANデバイスのIPアドレスである。ポート番号54は、通信先LANデバイスにおけるアプリケーションに対応するポートのポート番号である。ポート番号は1つ或いは複数指定可能である。レスポンスタイムアウト時間55は、コマンドに対するレスポンスの受信待ち時間であり、セッションを開始した後においてこの時間を経過してレスポンスがない場合にはコネクションが切断されセッションが終了する。通信元ID56は、通信元(セッション開始要求の送信元)となるシリアルデバイス200についてのIDである。なお、セッション開始要求に先行して、セッション開始要求を構成する情報のうちいくつかをシリアルデバイス200がシリアルデバイスサーバ100に送信して記憶させる設定処理を行うこととしてもよい。この場合には、一度設定処理を行っていればその後は、シリアルデバイス200はLANデバイスとの通信の必要が生じたタイミングでは、設定処理で送信していない情報だけを含むようにしたセッション開始要求を送信すれば足りる。
ここで、シリアルデバイスサーバ100における通信方式の具体例について説明する。
具体的な一例としては、シリアルデバイス200とシリアルデバイスサーバ100との間では、上述の第1通信プロトコルとして、マスタスレーブ方式のModbus(登録商標)プロトコルのシリアル伝送モードとしてのRTU(Remote Terminal Unit)モードで通信を行う。図4で示したセッション開始要求に含まれる各種情報の伝送は、例えば、Modbus(登録商標)プロトコルで伝送するファンクションコードのうち独自に定義可能な複数のユーザ定義ファンクションコードを、それぞれ定義(図4に示す各種情報それぞれをデータとして伴うように定義)することで実現する。また、シリアルデバイス200からのコマンド、レスポンス等の通信データの伝送についても、例えば通信データを伴うようにユーザ定義ファンクションコードの1つを定義して実現する。この通信データとして、図4に示したセッション開始要求に含まれる情報のいくつか(例えば通信元ID等)を伝送することとしてもよい。
また具体的な一例としては、シリアルデバイスサーバ100とネットワーク20に接続されたLANデバイス21〜23との間では、上述の第2通信プロトコルとして、TCP/IPを用いたイーサネット(登録商標)での通信のためのプロトコルであるModbus(登録商標)/TCPを用いて通信を行う。LANデバイス21〜23それぞれにおいてModbus(登録商標)/TCPでの通信を担うアプリケーションでは、一例としてはポート番号502等のポートでデータの授受を行う。Modbus(登録商標)/TCPのフレームは、MBAP(Modbus Application)ヘッダ、ファンクションコード及びデータから構成され、MBAPヘッダにはトランザクションIDを格納するので、通信システム10で予め定められた通信先の通信ノードについてのIDを格納し得る。シリアルデバイス200と通信先LANデバイスとの間での通信を中継するシリアルデバイスサーバ100と通信先LANデバイスとで送受するModbus(登録商標)/TCPのフレームのファンクションコードとしては、通信データ(例えばコマンド或いはレスポンス、通信元の通信ノードのID、及び、データ種別等)を伴うように定義したユーザ定義ファンクションコードを用い得る。シリアルデバイスサーバ100では、シリアルデバイス200からのセッション開始要求に応じて通信先LANデバイスと間でTCPコネクションを張ることでセッションを開始し、シリアルデバイス200と通信先LANデバイスとの間での通信データの伝送(通信)を中継する場合において、例えば、ヘッダの付け替え等といったフォーマット変換(プロトコル変換)を行うものの、例えば、通信データ(コマンド或いはレスポンス等)の実質的な内容については変更することなく伝送する。
(動作)
以下、上述の構成を備える通信システム10の動作について説明する。
通信システム10においてシリアルデバイス200がLANデバイス21と通信する場合の動作例を用いて説明を行う。
シリアルデバイス200は、例えばセンサ41からの検出結果等に基づいてLANデバイス21と通信する必要性が生じた場合には、LANデバイス21を特定する情報(通信先ID、IPアドレス)等を含む情報であるセッション開始要求をシリアルデバイスサーバ100に送信する。
シリアルデバイスサーバ100では、通信制御処理を実行しており、シリアルデバイス200からのセッション開始要求に対応する。
図6は、シリアルデバイスサーバ100における通信制御処理の一例を示すフローチャートである。以下、同図に即して説明を続ける。
シリアルデバイスサーバ100は、第1通信プロトコルに従って送られたシリアルデバイス200からのセッション開始要求を第1通信I/F110で受信すると(ステップS11のYes)、通信制御部130の制御下で、セッション開始要求で示されたLANデバイス21との間で第2通信I/F120により第2通信プロトコルに基づく通信によりTCPコネクションを確立することでセッションを開始する(ステップS12)。
セッション開始後は、シリアルデバイスサーバ100は、シリアルデバイス200とLANデバイス21との通信を中継する(ステップS13)。即ち、シリアルデバイスサーバ100の通信制御部130は、LANデバイス21から第2通信I/F120で受信した通信データを第1通信プロトコルに準拠する形式(第1通信プロトコル準拠形式)に変換して第1通信I/F110を介してシリアルデバイス200へ送信し、シリアルデバイス200から第1通信I/F110で受信した通信データを第2通信プロトコルに準拠する形式(第2通信プロトコル準拠形式)に変換して第2通信I/F120を介してLANデバイス21へ送信する。
また、シリアルデバイスサーバ100は、第1通信I/F110でシリアルデバイス200からセッション終了要求を受信したか否かを判定する(ステップS14)。セッション終了要求を受信した場合には、シリアルデバイスサーバ100は、LANデバイス21との間で確立しているTCPコネクションを切断することでセッションを終了する(ステップS15)。また、シリアルデバイスサーバ100は、通信データの送信からセッション開始要求で指定されたレスポンスタイムアウト時間が経過しても応答がない場合にTCPコネクションを切断してセッションを終了し得る。
なお、シリアルデバイス200は、LANデバイス22と通信する必要性が生じた場合には、LANデバイス22を特定する情報(通信先ID、IPアドレス)等を含む情報であるセッション開始要求をシリアルデバイスサーバ100に送信することで、上述したLANデバイス21での例と同様にLANデバイス22と通信を行うことができる。例えば、シリアルデバイスサーバ100は、LANデバイス21との間でのセッションとLANデバイス22との間でのセッションを並行して確立して管理し得る。また、例えば、シリアルデバイスサーバ100は、LANデバイス21との間でのセッションを終了してからLANデバイス22との間でのセッションを開始するようにしてもよい。
以下、通信システム10におけるシリアルデバイス200、シリアルデバイスサーバ100、LANデバイス21等の各装置(図1、図5参照)間での各モードでの通信シーケンスについて図7〜図10を用いて説明する。
図7は、マスタモードの場合における通信シーケンスを示すシーケンス図である。
シリアルデバイス200のマスタモードを指定したセッション開始要求(ステップS20)に応じてシリアルデバイスサーバ100とLANデバイス21との間でTCPコネクションが張られてセッションが開始する(ステップS21)。
マスタモードの場合ではシリアルデバイス200が通信を主導し、シリアルデバイス200は第1通信プロトコル準拠形式のコマンドとしての通信データをシリアルデバイスサーバ100に送信する(ステップS22)。
シリアルデバイスサーバ100は、第1通信プロトコル準拠形式のコマンドを受信し、第2通信プロトコル準拠形式のコマンドに変換して、LANデバイス21に送信する(ステップS23)。
シリアルデバイスサーバ100は、LANデバイス21からの第2通信プロトコル準拠形式のレスポンスとしての通信データを受信し(ステップS24)、第1通信プロトコル準拠形式のレスポンスに変換して、シリアルデバイス200に送信する(ステップS25)。なお、コマンドに呼応するレスポンス(ステップS25におけるレスポンス)には、そのコマンドに含まれる識別情報と同一の識別情報を含ませるようにする。そして、ステップS22〜S25は繰り返され得る。
図8は、スレーブモードの場合における通信シーケンスを示すシーケンス図である。
シリアルデバイス200のスレーブモードを指定したセッション開始要求(ステップS30)に応じてシリアルデバイスサーバ100とLANデバイス21との間でTCPコネクションが張られてセッションが開始する(ステップS31)。
スレーブモードの場合ではLANデバイス21が通信を主導し、LANデバイス21は、第2通信プロトコル準拠形式のコマンドとしての通信データをシリアルデバイスサーバ100に送信する(ステップS32)。
シリアルデバイスサーバ100は、第2通信プロトコル準拠形式のコマンドを受信し、第1通信プロトコル準拠形式のコマンドに変換して、シリアルデバイス200に送信する(ステップS33)。
シリアルデバイスサーバ100は、シリアルデバイス200からの第1通信プロトコル準拠形式のレスポンスとしての通信データを受信し(ステップS34)、第2通信プロトコル準拠形式のレスポンスに変換して、LANデバイス21に送信する(ステップS35)。なお、コマンドに呼応するレスポンス(ステップS35におけるレスポンス)には、そのコマンドに含まれる識別情報と同一の識別情報を含ませるようにする。そして、ステップS32〜S35は繰り返され得る。
図9は、リモートモードの場合における通信シーケンスを示すシーケンス図である。
シリアルデバイスサーバ100の通信制御部130は、第1通信I/F110を介してシリアルデバイス200からセッション開始要求を受信した場合においてそのセッション開始要求に、通信先となる装置が、シリアル通信を行うシリアルデバイス200aに接続されたシリアルデバイスサーバ100aであることを示す情報が付されているときには、シリアルデバイスサーバ100aとの間でセッションを開始し、シリアルデバイスサーバ100aに対して、送信する通信データをシリアルデバイス200aに転送させるよう通知する。これにより、シリアルデバイスサーバ100及びシリアルデバイスサーバ100aの両方でセッション管理がなされ、シリアルデバイス200とシリアルデバイス200aとの間での通信が中継される。
まず、シリアルデバイス200のリモートモードを指定したセッション開始要求(ステップS40)に応じてシリアルデバイスサーバ100とシリアルデバイスサーバ100aとの間でTCPコネクションが張られてセッションが開始する(ステップS41)。
リモートモードの場合では、シリアルデバイス200は第1通信プロトコル準拠形式のコマンドとしての通信データをシリアルデバイスサーバ100に送信する(ステップS42)。
シリアルデバイスサーバ100は、第1通信プロトコル準拠形式のコマンドを受信し、第2通信プロトコル準拠形式のコマンドに変換して、シリアルデバイスサーバ100aに送信する(ステップS43)。
シリアルデバイスサーバ100aは、第2通信プロトコル準拠形式のコマンドを受信し、第1通信プロトコル準拠形式のコマンドに変換して、シリアルデバイス200aに送信する(ステップS44)。
シリアルデバイスサーバ100aは、シリアルデバイス200aからの第1通信プロトコル準拠形式のレスポンスとしての通信データを受信し(ステップS45)、第2通信プロトコル準拠形式のレスポンスに変換して、シリアルデバイスサーバ100に送信する(ステップS46)。なお、コマンドに呼応するレスポンス(ステップS47におけるレスポンス)には、そのコマンドに含まれる識別情報と同一の識別情報を含ませるようにする。
シリアルデバイスサーバ100は、シリアルデバイスサーバ100aからの第2通信プロトコル準拠形式のレスポンスとしての通信データを受信して、第1通信プロトコル準拠形式のレスポンスに変換して、シリアルデバイス200に送信する(ステップS47)。そして、ステップS42〜S47は繰り返され得る。
図10は、ローカルモードの場合における通信シーケンスを示すシーケンス図である。
シリアルデバイスサーバ100の通信制御部130は、シリアルデバイス200から、ネットワーク20に接続されたLANデバイスとの通信に係るセッション開始要求とは別のセッション開始要求として、第1通信I/F110と有線接続された特定装置(シリアルデバイス200b)とのセッションを示すセッション開始要求を受信した場合には、第1通信I/F110によりシリアルデバイス200とシリアルデバイス200bとの通信を中継する制御を行う。
シリアルデバイス200のローカルモードを指定したセッション開始要求を受けた後に、シリアルデバイスサーバ100は、シリアルデバイス200から受信した通信データをローカルモードとして処理する。ローカルモードでは、シリアルデバイス200は第1通信プロトコル準拠形式のコマンドとしての通信データをシリアルデバイスサーバ100に送信する(ステップS51)。
シリアルデバイスサーバ100は、第1通信プロトコル準拠形式のコマンドを受信して、そのコマンドをシリアルデバイス200bに送信する(ステップS52)。
シリアルデバイスサーバ100は、シリアルデバイス200bからの第1通信プロトコル準拠形式のレスポンスとしての通信データを受信し(ステップS53)、そのレスポンスを、シリアルデバイス200に送信する(ステップS54)。その後は、ステップS51〜S54が繰り返され得る。
(その他の実施の形態等)
以上、シリアルデバイスサーバ(通信装置)及びシリアルデバイス(シリアル通信装置)を含む通信システム10に係る実施の態様について説明したが、上述した実施の態様は一例にすぎず、適宜、変更、置き換え、付加、省略等を行ってもよいことは言うまでもない。
上述の実施の形態では、ネットワーク20は、イーサネット(登録商標)による有線LANであることとしたが、必ずしもイーサネット(登録商標)による有線LANだけに限られない。例えば、ネットワーク20は、IEEE802.11シリーズの規格に従った無線LAN部分を含んでいてもよい。
また、上述した実施の形態ではModbus(登録商標)プロトコルを用いる具体例を示したが、これは一例に過ぎない。例えば、シリアルデバイスサーバとLANデバイスとの間の通信は、TCP/IPに準拠した上で、両者間で取り決めた独自プロトコルに従って行われてもよい。シリアルデバイスサーバとシリアルデバイスとの間の通信も同様に、両者間で取り決めた独自のシリアル通信プロトコルに従って行われてもよい。
また、上述したシリアルデバイスサーバ100における通信制御部130は、LANデバイスとの間でのセッションの開始後においてLANデバイス及びシリアルデバイス200のうち一方から他方へと送信されることとなる通信データの内容が所定条件を満たす場合に所定メッセージを外部装置に対して送信することとしてもよい。所定条件は任意に定め得る。所定メッセージは、いかなる情報であってもよいが、例えば所定条件の成立の旨を示すメッセージ(例えばメールメッセージ)である。外部装置は、例えばユーザ(例えばオペレータ、管理者等)により携帯される携帯端末等であり得る。この場合には、ユーザは外部装置を用いて所定条件を満たす状態が発生したことを知り得る。
なお、上述した各装置類(シリアルデバイスサーバ100、シリアルデバイス200等)による各種処理(図6〜図10に示すステップ等)の全部又は一部は、各装置類のハードウェアのみにより実行されても、ソフトウェアを用いて実行されてもよい。なお、ソフトウェアによる処理の実行は、各装置類に含まれるプロセッサがメモリに記憶された制御プログラムを実行することにより実現されるものである。また、その制御プログラムを記録媒体に記録して頒布や流通させてもよい。例えば、頒布された制御プログラムを装置類にインストールして、装置類のプロセッサに実行させることで、装置類に各種処理(図6〜図10に示すステップ等)を行わせることが可能となる。
また、本発明の一態様としては、通信システム10における通信方法であるとしてもよい。この通信方法は、例えば、シリアルデバイス200が、LANに接続されたあるLANデバイスとの通信が必要となった場合に、LANデバイスを特定する情報を含むセッション開始要求をシリアル通信用の通信プロトコルに基づいてシリアルデバイスサーバ100に送信するセッション開始要求ステップと、シリアルデバイスサーバ100がシリアルデバイス200からセッション開始要求を受信した場合に、そのLANデバイスとの間で第2通信プロトコルに基づく通信によってセッションを開始するセッション開始ステップと、シリアルデバイスサーバ100が、セッション開始ステップでのセッションの開始後において、そのLANデバイスから受信した通信データを第1通信プロトコル準拠形式にしてシリアルデバイス200へ送信し、シリアルデバイス200から受信した通信データを第2通信プロトコル準拠形式にしてそのLANデバイスへ送信する通信制御ステップとを含む。また、本発明は、この通信方法におけるセッション開始ステップと通信制御ステップとを含む通信制御処理をシリアルデバイスサーバ100のプロセッサに実行させるための制御プログラムの態様であるとしてもよい。
その他、上述した実施の形態に対して当業者が当然に思いつく各種変形を施して得られる形態、又は、上述した構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明の範囲に含まれる。
本発明は、シリアル通信を行うシリアルデバイスがLANに接続された機器(LANデバイス)と通信する通信システムに利用可能である。
10 通信システム
20 ネットワーク(LAN)
21〜23 LANデバイス
30 シリアルケーブル
41〜43 センサ
51 セッション開始/終了区分情報
52 通信先ID
53 IPアドレス
54 ポート番号
55 レスポンスタイムアウト時間
56 通信元ID
100、100a シリアルデバイスサーバ(通信装置)
101、201 プロセッサ
102、202 メモリ
105、205 バス
110 第1通信インタフェース
120 第2通信インタフェース
130 通信制御部
200、200a、200b シリアルデバイス(シリアル通信装置)
203 通信インタフェース
204 入出力インタフェース
210 判定部
220 通信部

Claims (12)

  1. 有線接続された装置とシリアル通信用の第1通信プロトコルに基づく通信を行う第1通信インタフェースと、
    ローカルエリアネットワーク用の第2通信プロトコルに基づく通信を行う第2通信インタフェースと、
    前記第1通信インタフェースを介して第1装置から一のセッション開始要求を受信した場合に、前記第2通信インタフェースを介して第2装置との間でセッションを開始し、当該セッションの開始後において、前記第2装置から受信した通信データを前記第1通信プロトコルに準拠する形式にして前記第1装置へ送信し、前記第1装置から受信した通信データを前記第2通信プロトコルに準拠する形式にして前記第2装置へ送信する通信制御部とを備える
    通信装置。
  2. 前記第2通信プロトコルは、IEEE802.3規格に準拠する
    請求項1記載の通信装置。
  3. 前記第2通信プロトコルは、TCP/IPに準拠し、
    前記通信制御部は、前記一のセッション開始要求として前記第2装置のIPアドレスと前記第2装置の1つのアプリケーションに対応する1つ又は複数のポートのポート番号とを受信し、前記セッション開始要求を受信した場合に前記IPアドレスが示す前記第2装置の前記1つ又は複数のポートと間でTCPコネクションを確立することで前記第2装置の当該アプリケーションとの間でセッションを開始する
    請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 前記通信制御部は、
    前記第1装置から前記一のセッション開始要求に呼応するセッション終了要求を受信した場合に前記第2装置との間で確立しているTCPコネクションを切断することでセッションを終了する
    請求項3記載の通信装置。
  5. 前記セッション開始要求には、当該セッション開始要求の送信元の装置がマスタかスレーブかを示す情報が付され、
    前記通信制御部は、
    前記第1装置からマスタを示す情報が付された前記セッション開始要求を受信した場合における前記セッションの開始後には、前記第1装置から受信した通信データを前記第2通信プロトコルに準拠する形式にして前記第2装置へ送信する毎に、当該第1装置からの通信データに付された識別情報と同一の識別情報を付して、前記第2装置から受信した通信データを前記第1通信プロトコルに準拠する形式にして前記第1装置へ送信し、
    前記第1装置からスレーブを示す情報が付された前記セッション開始要求を受信した場合における前記セッションの開始後には、前記第2装置から受信した通信データを前記第1通信プロトコルに準拠する形式にして前記第1装置へ送信する毎に、当該第2装置からの通信データに付された識別情報と同一の識別情報を付して、前記第1装置から受信した通信データを前記第2通信プロトコルに準拠する形式にして前記第2装置へ送信する
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信装置。
  6. 前記通信制御部は、前記第1通信インタフェースを介して第1装置から一のセッション開始要求を受信した場合において当該セッション開始要求に、前記第2装置が、シリアル通信を行うシリアル通信装置と接続された他の通信装置であることを示す情報が付されているときには、当該他の通信装置との間で前記第2通信インタフェースを介してセッションを開始し、当該他の通信装置に対して、送信する通信データを当該シリアル通信装置に転送させるよう通知する
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信装置。
  7. 前記通信制御部は、前記第1装置から、前記一のセッション開始要求とは別のセッション開始要求として、前記第1通信インタフェースと有線接続された特定装置とのセッションを示すセッション開始要求を受信した場合には、当該受信後において前記第1装置から受信した通信データを前記第1通信インタフェースを介して前記特定装置へ送信して前記特定装置から受信した通信データを前記第1通信インタフェースを介して前記第1装置へ送信する
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信装置。
  8. 前記通信制御部は、前記第2装置との間でのセッションの開始後において前記第2装置及び前記第1装置のうち一方から他方へと送信されることとなる通信データの内容が所定条件を満たす場合に所定メッセージを外部装置に対して送信する
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の通信装置。
  9. 第1通信インタフェースで一のセッション開始要求を受信した場合に第2通信インタフェースを介してローカルエリアネットワークに接続された装置との間でセッションを開始する通信装置の当該第1通信インタフェースに有線接続されたシリアル通信装置であって、
    前記ローカルエリアネットワークに接続された一の装置との通信が必要となったか否かを判定する判定部と、
    前記判定部が前記一の装置との通信が必要となったと判定した場合に、前記一の装置を特定する情報を含むセッション開始要求をシリアル通信用の通信プロトコルに基づいて前記通信装置に送信し、当該セッション開始要求の送信後において前記一の装置への通信データを前記シリアル通信用の通信プロトコルに基づいて前記通信装置に送信する通信部とを備える
    シリアル通信装置。
  10. 前記通信装置が前記第2通信インタフェースでの通信に用いる通信プロトコルは、TCP/IPに準拠し、
    前記通信装置は、前記セッション開始要求を受信した場合に前記一の装置と間でTCPコネクションを確立することで前記一の装置との間でセッションを開始して前記一の装置と前記シリアル通信装置との間での通信の中継を行い、
    前記通信部は、前記一の装置のIPアドレスと前記一の装置の1つのアプリケーションに対応する1つ又は複数のポートのポート番号とを前記セッション開始要求に含めて前記通信装置に送信し、前記通信装置と前記一の装置との間でTCPコネクションが確立された後において、前記一の装置への通信データを前記通信装置に送信する
    請求項9記載のシリアル通信装置。
  11. シリアル通信装置と、当該シリアル通信装置及びローカルエリアネットワークに接続された通信装置とを含む通信システムにおいて用いられる通信方法であって、
    前記シリアル通信装置が、前記ローカルエリアネットワークに接続された一の装置との通信が必要となった場合に、前記一の装置を特定する情報を含むセッション開始要求をシリアル通信用の通信プロトコルに基づいて前記通信装置に送信するセッション開始要求ステップと、
    前記通信装置が、前記シリアル通信装置から前記セッション開始要求を受信した場合に、前記ローカルエリアネットワークに接続された前記一の装置との間で、前記ローカルエリアネットワークで用いられる第2通信プロトコルに基づく通信によってセッションを開始するセッション開始ステップと、
    前記通信装置が、前記セッション開始ステップでのセッションの開始後において、前記一の装置から受信した通信データを前記第1通信プロトコルに準拠する形式にして前記シリアル通信装置へ送信し、前記シリアル通信装置から受信した通信データを前記第2通信プロトコルに準拠する形式にして前記一の装置へ送信する通信制御ステップとを含む
    通信方法。
  12. マイクロプロセッサと、シリアル通信用の第1通信プロトコルに基づく通信を行う第1通信インタフェースと、ローカルエリアネットワーク用の第2通信プロトコルに基づく通信を行う第2通信インタフェースとを有する通信装置に通信制御処理を実行させるための制御プログラムであって、
    前記通信制御処理は、
    前記第1通信インタフェースを介して第1装置から一のセッション開始要求を受信した場合に、前記第2通信インタフェースを介して第2装置との間でセッションを開始するセッション開始ステップと、
    前記セッション開始ステップでのセッションの開始後において、前記第2装置から受信した通信データを前記第1通信プロトコルに準拠する形式にして前記第1装置へ送信し、前記第1装置から受信した通信データを前記第2通信プロトコルに準拠する形式にして前記第2装置へ送信する通信制御ステップとを含む
    制御プログラム。
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