JP2018018675A - コネクタ及びワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】シールドケースとの干渉による電線の損傷を抑制可能なコネクタ及びワイヤハーネスを提供する。【解決手段】電線2を保持する保持孔34を有する樹脂からなるインナーハウジングとしての電線ホルダ3と、電線ホルダ3の一部を収容する金属からなる筒状のアウターハウジングとしてのシールドケース4と、を備え、シールドケース4は、その電線2の延出側の端部が、内方に折り曲がっており、電線ホルダ3は、シールドケース4よりも電線2の延出側に突出しており、電線2とシールドケース4の端部との間に介在する突出部33を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタ及びワイヤハーネスに関する。
電気自動車やハイブリッド車において、駆動源となるモータとインバータとを接続する電路に設けられるコネクタとして、例えば、特許文献1がある。
特許文献1に記載のコネクタは、電線を保持する樹脂製の電線ホルダと、電線ホルダの一部を収容する金属製のシールドケースを備えている。このコネクタでは、電線を引っ張った際に電線ホルダがシールドケースから抜けてしまわないように、シールドケースにおける電線の延出側の端部が内方に折り曲げられている。
特許第5370872号公報
特許文献1に記載のコネクタでは、シールドケースの端部が折り曲げられているがゆえに、電線が当該折り曲げ部分に接触しやすくなる可能性があった。そのため、近年の厳しいレイアウト状況の中、電線を屈曲させて配策すると、振動等により電線とシールドケースの端部(折り曲げ部分)とが干渉し、電線が損傷してしまう可能性があった。
そこで、本発明は、シールドケースとの干渉による電線の損傷を抑制可能なコネクタ及びワイヤハーネスを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、電線を保持する保持孔を有する樹脂からなるインナーハウジングと、前記インナーハウジングの一部を収容する金属からなる筒状のアウターハウジングと、を備え、前記アウターハウジングは、その前記電線の延出側の端部が、内方に折り曲がっており、前記インナーハウジングは、前記アウターハウジングよりも前記電線の延出側に突出しており、前記電線と前記アウターハウジングの端部との間に介在する突出部を有する、コネクタを提供する。
また、本発明は、上記課題を解決することを目的として、電線と、前記電線の少なくとも一方の端部に設けられた前記コネクタと、を備えた、ワイヤハーネスを提供する。
本発明によれば、シールドケースとの干渉による電線の損傷を抑制可能なコネクタ及びワイヤハーネスを提供できる。
本発明の一実施の形態に係るコネクタを用いたワイヤハーネスを示す図であり、(a)はシールドケースの一部を断面で示した破断面図、(b)はそのA−A線断面図である。 図1(b)のB−B線断面図である。
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
(ワイヤハーネス及びコネクタの説明)
図1は、本実施の形態に係るコネクタを用いたワイヤハーネスを示す図であり、(a)はシールドケースの一部を断面で示した破断面図、(b)はそのA−A線断面図である。また、図2は、図1(b)のB−B線断面図である。
図1及び図2に示すように、ワイヤハーネス10は、電線2と、本実施の形態に係るコネクタ1と、を備えている。
ワイヤハーネス10は、例えば、電気自動車やハイブリッド車において、駆動源となるモータとインバータとを接続するために用いられるものである。ここでは、三相交流を伝送することを想定して3本の電線2を備える場合を説明するが、電線2の本数はこれに限定されない。3本の電線2は、互いに平行となるように整列配置された状態でコネクタ1に保持されている。
コネクタ1は、電線2の少なくとも一方の端部に設けられている。本実施の形態に係るコネクタ1は、電線2を保持し、モータやインバータの筐体等の被取付部材に固定されるものである。つまり、コネクタ1は、電線2の端部を被取付部材に固定する役割を果たすものである。
電線2は、銅等の電気良導体からなる素線を撚り合わせた導体2aと、導体2aを被覆している絶縁体からなるシース2bと、を有している。
電線2の端部には、被取付部材にコネクタ1を固定した際に、被取付部材内の端子台等に電気的に接続される接続端子7が設けられている。接続端子7は、電線2の導体2aにかしめ固定されるかしめ部71と、かしめ部71から電線2と反対側に延出されている板状の接続部72と、を一体に有している。接続部72には、接続部72を貫通する貫通孔72aが形成されており、この貫通孔72aにボルトを通して接続部72を端子台等に固定することで、接続端子7が端子台等に接続される。
コネクタ1は、電線2を保持する保持孔34を有する樹脂からなるインナーハウジングとしての電線ホルダ3と、電線ホルダ3の一部を収容する金属からなる筒状のアウターハウジングとしてのシールドケース4と、シール保持部材としてのリテーナ5と、を備えている。
(シールドケース4の説明)
シールドケース4は、例えば鉄や黄銅、あるいはアルミニウム等の導電性の金属からなる。
シールドケース4は、電線ホルダ3の少なくとも一部を収容する収容部41と、シールドケース4を被取付部材に固定するための固定部42と、を一体に有している。
本実施の形態では、固定部42は、電線2の延伸方向に対して直交するフランジ部42aと、フランジ部42aにおける電線2の延伸方向及び電線2の配列方向に対して垂直な方向における端部から電線2の先端側(接続端子7側)に延出された延出部42bと、を有し、電線2の配列方向から見た側面視でL字状に形成されている。延出部42bには、図略のボルトを通すためのボルト穴42cが形成されている。なお、固定部42の形状はこれに限定されず、被取付部材の形状等に応じて適宜変更可能である。
シールドケース4では、収容部41の電線2の延出側の端部が、内方(電線2側、あるいは収容部41における中心軸側)に折り曲がっている。以下、この折り曲がった部分を折り曲げ部41aと呼称する。シールドケース4に折り曲げ部41aを有することで、電線2が引っ張られた場合であっても、電線ホルダ3がシールドケース4から抜けてしまうことを抑制可能になる。電線2とシールドケース4(折り曲げ部41aの先端)との距離は、例えば5mm〜10mm程度である。
また、図1,2では図示を省略しているが、シールドケース4の外周には、編組シールドが固定される。編組シールドは、例えば、金属バンドによって収容部41の周囲に固定される。編組シールドは、シールドケース4の一部と、コネクタ1から延出されている3本の電線2の全体を一括して覆うように設けられる。
(電線ホルダ3の説明)
電線ホルダ3は、例えばPBT(ポリブチレンテレフタレート)やPA(ポリアミド)、あるいはPPS(ポリフェニレンサルファイド)等の電気絶縁性を有する樹脂からなり、例えば射出成形により成形される。
電線ホルダ3は、シールドケース4の収容部41内に圧入されており、シールドケース4に固定されている。電線ホルダ3は、収容部41に収容される本体部31と、本体部31から電線2の先端側(接続端子7側)に突出する先端部32と、本体部31から電線2の延出側に突出する突出部33と、を一体に有している。また、電線ホルダ3には、本体部31と先端部32と突出部33とを貫通するように、電線2を保持する保持孔34が形成されている。なお、突出部33の詳細については後述する。
本実施の形態では、電線ホルダ3は、電線2を挟んで対向する第1部材3aと第2部材3bとからなる2分割構成となっており、第1部材3aと第2部材3bとで3本の電線2を挟み込み、両部材3a,3bを互いに係止させ一体化することで、電線ホルダ3を形成した。
第1部材3a及び第2部材3bでは、成形収縮による反りやひけ(凹み)を抑制するために、肉抜きが施されており、板状の多数のリブを組み合わせた構造となっている。具体的には、第1部材3a及び第2部材3bは、電線2を保持する保持孔34の内壁を構成する半円弧状の3つの円弧部35と、電線ホルダ3の外壁を構成しシールドケース4の内壁に沿って配置される外壁部36と、各円弧部35と外壁部36とを連結する複数の連結部37と、を有している。
ここでは、3つの円弧部35のうち中央に配置された円弧部35が3つの連結部37により外壁部36に連結されており、残りの2つの円弧部35が4つの連結部37により外壁部36に連結されている場合を示している。ただし、連結部37の数はこれに限定されず、電線ホルダ3の大きさ(コネクタ1全体の大きさ)等に応じて、所望の強度(剛性)が得られるように適宜調整するとよい。
また、第1部材3a及び第2部材3bは、両部材3a,3bを互いに係止するための係止機構を有している。本実施の形態では、係止機構は、ランス38と、円弧部35から側方(電線2の配列方向)に突出しておりランス38が係止される係止突起39と、からなる。ここでは、両部材3a,3bに2つずつのランス38と係止突起39がそれぞれ形成された場合を示しているが、ランス38と係止突起39の数はこれに限定されない。
電線ホルダ3の先端部32には、後述するリテーナ5の連結突起54を連結する連結溝32aが形成されている。連結溝32aは、連結突起54の頭部54bを収容する頭部収容部321と、頭部収容部321と連通されると共にリテーナ5側(接続端子7側)に開口し、頚部54aを収容する頚部収容部322と、を有している。
(リテーナ5の説明)
リテーナ5は、例えばPBT(ポリブチレンテレフタレート)やPA(ポリアミド)、あるいはPPS(ポリフェニレンサルファイド)等の電気絶縁性を有する樹脂からなり、例えば射出成形により成形される。
リテーナ5は、図示しない被取付部材の取付孔に挿入され、被取付部材における取付孔の外部と内部との間で防水を行うためのものである。
リテーナ5の外周面には、環状の溝51が形成されており、この溝に、取付孔とリテーナ5間をシールする外側防水栓(不図示)が配置される。
リテーナ5には、電線2を挿通する挿通孔52が形成されている。ここでは、3本の電線2に対応して3つの挿通孔52がリテーナ5に形成されている。各挿通孔52には、挿通孔52の内壁と電線2との間をシールする内側防水栓としてのワイヤシール53がそれぞれ設けられている。
また、リテーナ5は、リテーナ5と電線ホルダ3とを連結するための連結突起54を有している。連結突起54は、電線2の延出方向に突出して形成されている。連結突起54は、円柱状の頚部54aと、頚部54aの先端部に一体に設けられ頚部54aよりも外径が大きい円板状の頭部54bと、を一体に有している。
リテーナ5は、頭部54bを電線ホルダ3の頭部収容部321に、頚部54aを頚部収容部322に収容することで、電線ホルダ3と連結される。頭部収容部321は頭部54bよりも大きく形成され、かつ頚部収容部322は頚部54aよりも大きく形成されており、電線ホルダ3とリテーナ5とは、相対移動可能に連結されている。
これにより、例えば、コネクタ1を被取付部材に固定する際にボルトの締付けトルクの影響等によって電線ホルダ3やシールドケース4が回転した場合であっても、これに伴ってリテーナ5が回転してしまうことを抑制し、外側防水栓のシール性を維持できる。
(突出部33の説明)
本実施の形態に係るコネクタ1では、電線ホルダ3は、シールドケース4よりも電線2の延出側に突出する突出部33を有している。突出部33は、電線ホルダ3の本体部31と一体に形成されており、電線2の長手方向に沿って後方(接続端子7と反対側)に突出している。本実施の形態では、電線ホルダ3に肉抜きが施されているため、円弧部35とその周囲の連結部37とが、突出部33として電線2の延出側に突出されている。
突出部33を有することにより、この突出部33が電線2とシールドケース4の端部(折り曲げ部41a)との間に介在することになる。よって、例えば電線2を屈曲させて配策した場合であっても、振動等により電線2とシールドケース4の端部(折り曲げ部41a)とが干渉してしまうことを抑制でき、電線2が損傷を抑制することが可能になる。
電線2とシールドケース4の端部の干渉を抑制するためには、突出部33がシールドケース4よりも電線2の延出側に突出している必要がある。電線2とシールドケース4の端部の干渉をより確実に抑制するために、より好ましくは、突出部33のシールドケース4からの突出長(電線2の延出側への突出長)が、1mm以上であるとよい。
なお、突出部33のシールドケース4からの突出長が大きすぎると、コネクタ1の大型化の原因となるため、突出部33のシールドケース4からの突出長は3mm以下とすることが望ましい。
また、本実施の形態では、突出部33は、電線2毎に個別に形成されている。複数本の電線2を一括して覆うように突出部33を形成することも考えられるが、この場合、何らかの理由で突出部33に大きな力が加わり突出部33に破損が発生してしまうと、突出部33が電線2とシールドケース4の干渉を抑制する役割を果たさなくなってしまうおそれが生じる。突出部33を電線2毎に個別に形成することで、いずれかの突出部33に破損が発生した場合であっても、他の破損していない突出部33により電線2を保護することが可能であり、電線2の損傷をより抑制可能になる。
また、本実施の形態では、突出部33とシールドケース4の端部とが接触しておらず、突出部33とシールドケース4の端部との間に隙間6を有している。これにより、電線ホルダ3をシールドケース4に圧入する際に突出部33がシールドケース4の端部(折り曲げ部41a)に干渉しにくくなり、コネクタ1の組立性が向上する。
なお、突出部33を設けた場合であっても、電線ホルダ3の剛性が低く突出部33が容易に破損するようでは、電線2の損傷抑制の効果を十分に得ることはできない。そこで、本実施の形態では、電線ホルダ3の剛性を、シールドケース4の剛性よりも大きくしている。電線ホルダ3の剛性は、円弧部35と外壁部36と連結部37の厚さの調整、連結部37の数や位置の調整、あるいは、電線ホルダ3に用いる材料の適切な選定等により、適宜調節可能である。
電線ホルダ3の剛性をシールドケース4の剛性よりも大きくすること(つまり、電線ホルダ3をシールドケース4よりも変形しにくくすること)により、電線2に大きな力が加わった場合であっても、電線ホルダ3が変形(破損)する前にシールドケース4が変形することになり、シールドケース4の変形により力を吸収して電線ホルダ3の破損を抑制することが可能になる。その結果、電線2のシールドケース4の端部との干渉による損傷をより抑制可能になる。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明したように、本実施の形態に係るコネクタ1では、アウターハウジングとしてのシールドケース4は、その電線2の延出側の端部が、内方に折り曲がっており、インナーハウジングとしての電線ホルダ3は、シールドケース4よりも電線2の延出側に突出しており、電線2とシールドケース4の端部との間に介在する突出部33を有している。
シールドケース4の端部を内方に折り曲げることにより、電線2を引っ張った場合であってもシールドケース4から電線ホルダ3が脱落してしまうことを抑制可能になる。ただし、シールドケース4の端部を内方に折り曲げることにより、シールドケース4の端部と電線2との距離が近くなり、電線2がシールドケース4の端部に干渉するおそれが大きくなる。
そこで、本実施の形態では、電線ホルダ3にシールドケース4よりも電線2の延出側に突出する突出部33を形成することで、この突出部33を電線2とシールドケース4の端部との間に介在させ、電線2とシールドケース4の端部との干渉を抑制している。つまり、本実施の形態によれば、シールドケース4から電線ホルダ3が脱落してしまうことを抑制しつつも、シールドケース4との干渉による電線2の損傷を抑制可能なコネクタ1を実現できる。
また、本実施の形態では、電線ホルダ3の剛性がシールドケース4の剛性よりも大きいため、電線ホルダ3の破損を抑制して、シールドケース4との干渉による電線2の損傷をより抑制可能になる。
さらに、本実施の形態では、突出部33が電線2毎に個別に形成されているため、突出部33の全てが一度に破損してしまうことを抑制でき、シールドケース4との干渉による電線2の損傷をより抑制可能になる。
さらにまた、本実施の形態では、突出部33とシールドケース4の端部との間に隙間6を有しているため、シールドケース4が折り曲げ部41aを有する場合であっても、コネクタ1の組立時に突出部33がシールドケース4の端部に干渉することを抑制でき、コネクタ1の組立性を向上できる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]電線(2)を保持する保持孔(34)を有する樹脂からなるインナーハウジング(3)と、前記インナーハウジング(3)の一部を収容する金属からなる筒状のアウターハウジング(4)と、を備え、前記アウターハウジング(4)は、その前記電線(2)の延出側の端部が、内方に折り曲がっており、前記インナーハウジング(3)は、前記アウターハウジング(4)よりも前記電線(2)の延出側に突出しており、前記電線(2)と前記アウターハウジング(4)の端部との間に介在する突出部(33)を有する、コネクタ(1)。
[2]前記インナーハウジング(3)の剛性が、前記アウターハウジング(4)の剛性よりも大きい、[1]に記載のコネクタ(1)。
[3]前記インナーハウジング(3)は、複数の前記電線(2)を保持しており、前記突出部(33)は、前記電線(2)毎に個別に形成されている、[1]または[2]に記載のコネクタ(1)。
[4]前記突出部(33)と前記アウターハウジング(4)の端部との間に隙間(6)を有する、[1]乃至[3]の何れか1項に記載のコネクタ(1)。
[5]前記突出部(33)の前記アウターハウジング(4)から前記電線(2)の延出側への突出長が、1mm以上である、[1]乃至[4]の何れか1項に記載のコネクタ(1)。
[6]電線(2)と、前記電線(2)の少なくとも一方の端部に設けられた請求項1乃至5の何れか1項に記載のコネクタ(1)と、を備えた、ワイヤハーネス(10)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態では、コネクタ1が電線2を被取付部材に固定するものである場合を説明したが、これに限らず、コネクタ1は、電線同士を接続するものであってもよい。この場合、コネクタ1を、接続対象となる電線の端部に設けられた接続対象コネクタに接続可能に構成し、コネクタ1を接続対象コネクタに接続した際に、電線の端部に設けた端子同士が接触して電気的に接続されるように構成することができる。
1…コネクタ
2…電線
3…電線ホルダ(インナーハウジング)
31…本体部
32…先端部
33…突出部
34…保持孔
4…シールドケース(アウターハウジング)
41…収容部
41a…折り曲げ部
42…固定部
5…リテーナ
6…隙間
7…接続端子
10…ワイヤハーネス

Claims (6)

  1. 電線を保持する保持孔を有する樹脂からなるインナーハウジングと、
    前記インナーハウジングの一部を収容する金属からなる筒状のアウターハウジングと、を備え、
    前記アウターハウジングは、その前記電線の延出側の端部が、内方に折り曲がっており、
    前記インナーハウジングは、前記アウターハウジングよりも前記電線の延出側に突出しており、前記電線と前記アウターハウジングの端部との間に介在する突出部を有する、
    コネクタ。
  2. 前記インナーハウジングの剛性が、前記アウターハウジングの剛性よりも大きい、
    請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記インナーハウジングは、複数の前記電線を保持しており、
    前記突出部は、前記電線毎に個別に形成されている、
    請求項1または2に記載のコネクタ。
  4. 前記突出部と前記アウターハウジングの端部との間に隙間を有する、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載のコネクタ。
  5. 前記突出部の前記アウターハウジングから前記電線の延出側への突出長が、1mm以上である、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載のコネクタ。
  6. 電線と、
    前記電線の少なくとも一方の端部に設けられた請求項1乃至5の何れか1項に記載のコネクタと、を備えた、
    ワイヤハーネス。
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