JP2018016594A - 動物用皮膚外用剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】 塗布後速やかに皮膚の角質層に浸透し、角質水分量を増加させることができるバイオサーファクタントを含有した動物用皮膚外用剤を提供することを目的とする。【解決手段】バイオサーファクタントを含有することを特徴とする動物用皮膚外用剤。【選択図】なし
Description
本発明は、塗布後速やかに皮膚の角質層に浸透し、角質水分量を増加させることができるバイオサーファクタントを含有した動物用皮膚外用剤に関する。
人同様に、イヌやネコといった動物においても肌あれが起こる。このような肌あれは、環境の湿度が低いことによる乾燥や、紫外線、洗剤等に起因する、コレステロール、セラミド、脂肪酸等の角質細胞間脂質の溶出、および、角質細胞の変性や表皮細胞の増殖・角化バランスの崩壊による角層バリア機能の形成不全等によって発生する。肌あれが起こると、動物が患部を舐める、掻く、噛むことにより細菌や酵母などの二次感染が引き起こされ、皮膚状態がより健全ではなくなる。
このような肌あれを抱えている動物は多く、イヌやネコといった動物において、肌トラブルは動物病院を受診する理由の上位に入る。獣医師からは、皮膚状態を健全に保つために、洗うことが薦められるが、実際には洗うことにより角層の水分保持能が低下し、逆に症状が悪化することも認められている。
人の場合、肌あれを予防または緩やかに治癒するために、角質細胞間脂質成分又はそれに類似の構造物質を肌に塗布するなどの検討が行われている。例えば、特許文献1において、角質層の保湿効果、肌荒れの予防・改善効果、シワ形成の予防・改善効果等の皮膚老化防止効果に優れたバイオサーファクタントであるマンノシルエリスリトールリピッド(以下「MEL」と示すことがある)を含有した皮膚外用剤や、特許文献2、3において、保湿作用、コラーゲン生成促進作用、細胞賦活作用、抗老化作用、育毛作用及び肌荒れ改善作用などを有するMELを含有する化粧品組成物が報告されている。
一方、イヌやネコといった動物において、バイオサーファクタントを含有した皮膚外用剤や化粧品組成物が、人同様に優れた効果を発現するかどうかは検討されていない。さらに、動物の場合、皮膚外用剤を塗布した患部を舐める、掻く、噛む等の行動があることから、塗布後速やかにバイオサーファクタントが角質層の細胞間脂質へ浸透することが必要となる。
本発明は、塗布後速やかに皮膚の角質層に浸透し、角質水分量を増加させることができるバイオサーファクタントを含有した動物用皮膚外用剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、人の角質層の保湿効果、肌荒れの予防・改善効果に優れたバイオサーファクタントを動物の皮膚に塗布すると、角質層の水分量が増加すること、かつ、バイオサーファクタントが塗布後速やかに角質層へ浸透することから、皮膚外用剤を塗布した患部を舐める、掻く、噛む等の行動がある動物に対しても保湿効果、肌荒れの予防・改善効果が得られることに想到し、本発明を完成させた。
本発明は以下の代表的な発明を提供する。
[1] バイオサーファクタントを含有することを特徴とする動物用皮膚外用剤。
[2] バイオサーファクタントが、マンノース骨格を有することを特徴とする[1]に記載の動物用皮膚外用剤。
[3] バイオサーファクタントが、マンノース骨格の1位の水酸基に糖アルコールがグリコシド結合していることを特徴とする[1]または[2]に記載の動物用皮膚外用剤。
[4] マンノース骨格を有するバイオサーファクタントがマンノシルエリスリトールリピッド(MEL)、マンノシルマンニトールリピッド(MML)、マンノシルソルビトールリピッド(MSL)、マンノシルアラビトールリピッド(MAraL)及び/又はマンノシルリビトールリピッド(MRL)であることを特徴とする[3]に記載の動物用皮膚外用剤。
[5] MELが、マンノシルエリスリトールリピッドA(MEL-A)、マンノシルエリスリトールリピッドB(MEL-B)、マンノシルエリスリトールリピッドC(MEL-C)、マンノシルエリスリトールリピッドD(MEL-D)、MEL-Aのトリアシル体、MEL-Bのトリアシル体、MEL-Cのトリアシル体及びMEL-Dのトリアシル体からなる群より選ばれた1種以上の化合物であることを特徴とする[4]に記載の動物用皮膚外用剤。
[6] バイオサーファクタントと保湿剤を少なくとも含有することを特徴とする[1]〜[5]のいずれかに記載の動物用皮膚外用剤。
[7] バイオサーファクタントと抗菌剤を少なくとも含有することを特徴とする[1]〜[6]のいずれかに記載の動物用皮膚外用剤。
[8] バイオサーファクタントと次の成分(A)を含有することを特徴とする[1]〜[7]のいずれかに記載の動物用皮膚外用剤。
(A)ステロール類、ミコナゾール硝酸塩、クロルヘキシジングルコン酸塩、チオストレプトン、ナイスタチン、フラジオマイシン硫酸塩、トリアムシノロンアセトニド、チアントール、ブレドニゾロン、塩酸ジフェンヒドラミン、サリチル酸、ジフェンヒドラミン、イオウ、ステアリン酸、トリエタノールアミン、パラオキシ安息香酸プロピル、酢酸クロルヘキシジン、ピロクトンオラミン、マクロゴール、ウンデシレン酸、アミノ安息香酸エチルベンダザック、インドメタシン、ブフェキサマック、ウフェナマート、イブプロフェンピコノール、スプロフェン、フルフェナム酸ブチル、ビタミンA油、マレイン酸クロルフェニラミン、塩酸イソチペンジル、ジフェニルイミダゾール、硫酸クレミゾール、クロタミトン、グリチルレチン酸、グリチルリチン酸二カリウム、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、アラントイン、グアイアズレン、ジクロフェナクナトリウム、イブプロフェン、ザルトプロフェン、ナプロキセン、フルルビプロフェン、フェンブフェン、メフェナム酸、ピロキシカム、アンピロキシカム、リシプフェン、テノキシカム、フェルビナク及びオルセノンから選ばれる1種又は2種以上
[9] 化粧料、医療用品、衛生用品または医薬品として利用されるものである[1]〜[8]のいずれかに記載の動物用皮膚外用剤。
[1] バイオサーファクタントを含有することを特徴とする動物用皮膚外用剤。
[2] バイオサーファクタントが、マンノース骨格を有することを特徴とする[1]に記載の動物用皮膚外用剤。
[3] バイオサーファクタントが、マンノース骨格の1位の水酸基に糖アルコールがグリコシド結合していることを特徴とする[1]または[2]に記載の動物用皮膚外用剤。
[4] マンノース骨格を有するバイオサーファクタントがマンノシルエリスリトールリピッド(MEL)、マンノシルマンニトールリピッド(MML)、マンノシルソルビトールリピッド(MSL)、マンノシルアラビトールリピッド(MAraL)及び/又はマンノシルリビトールリピッド(MRL)であることを特徴とする[3]に記載の動物用皮膚外用剤。
[5] MELが、マンノシルエリスリトールリピッドA(MEL-A)、マンノシルエリスリトールリピッドB(MEL-B)、マンノシルエリスリトールリピッドC(MEL-C)、マンノシルエリスリトールリピッドD(MEL-D)、MEL-Aのトリアシル体、MEL-Bのトリアシル体、MEL-Cのトリアシル体及びMEL-Dのトリアシル体からなる群より選ばれた1種以上の化合物であることを特徴とする[4]に記載の動物用皮膚外用剤。
[6] バイオサーファクタントと保湿剤を少なくとも含有することを特徴とする[1]〜[5]のいずれかに記載の動物用皮膚外用剤。
[7] バイオサーファクタントと抗菌剤を少なくとも含有することを特徴とする[1]〜[6]のいずれかに記載の動物用皮膚外用剤。
[8] バイオサーファクタントと次の成分(A)を含有することを特徴とする[1]〜[7]のいずれかに記載の動物用皮膚外用剤。
(A)ステロール類、ミコナゾール硝酸塩、クロルヘキシジングルコン酸塩、チオストレプトン、ナイスタチン、フラジオマイシン硫酸塩、トリアムシノロンアセトニド、チアントール、ブレドニゾロン、塩酸ジフェンヒドラミン、サリチル酸、ジフェンヒドラミン、イオウ、ステアリン酸、トリエタノールアミン、パラオキシ安息香酸プロピル、酢酸クロルヘキシジン、ピロクトンオラミン、マクロゴール、ウンデシレン酸、アミノ安息香酸エチルベンダザック、インドメタシン、ブフェキサマック、ウフェナマート、イブプロフェンピコノール、スプロフェン、フルフェナム酸ブチル、ビタミンA油、マレイン酸クロルフェニラミン、塩酸イソチペンジル、ジフェニルイミダゾール、硫酸クレミゾール、クロタミトン、グリチルレチン酸、グリチルリチン酸二カリウム、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、アラントイン、グアイアズレン、ジクロフェナクナトリウム、イブプロフェン、ザルトプロフェン、ナプロキセン、フルルビプロフェン、フェンブフェン、メフェナム酸、ピロキシカム、アンピロキシカム、リシプフェン、テノキシカム、フェルビナク及びオルセノンから選ばれる1種又は2種以上
[9] 化粧料、医療用品、衛生用品または医薬品として利用されるものである[1]〜[8]のいずれかに記載の動物用皮膚外用剤。
本発明の動物用皮膚外用剤によれば、バイオサーファクタントが塗布後速やかに角質層へ浸透し、角質層の水分量を増加させることができることから、皮膚外用剤を塗布した患部を舐める、掻く、噛む等の行動がある動物に対しても保湿効果、肌荒れの予防・改善効果が得られる。
(バイオサーファクタント)
「バイオサーファクタント」とは、生物によって生み出される界面活性物質の総称であり、優れた界面活性や、高い生分解性を示すばかりでなく、さまざまな生理作用を有していることから、合成界面活性剤とは異なる挙動・機能を発現する可能性がある。バイオサーファクタントとしては、微生物が生産する界面活性物質が代表的なものとして挙げられる。現在、上述した微生物が生産する界面活性物質としては、糖型、アシルペプチド型、リン脂質型、脂肪酸型及び高分子化合物型の5つに大別されている。
「バイオサーファクタント」とは、生物によって生み出される界面活性物質の総称であり、優れた界面活性や、高い生分解性を示すばかりでなく、さまざまな生理作用を有していることから、合成界面活性剤とは異なる挙動・機能を発現する可能性がある。バイオサーファクタントとしては、微生物が生産する界面活性物質が代表的なものとして挙げられる。現在、上述した微生物が生産する界面活性物質としては、糖型、アシルペプチド型、リン脂質型、脂肪酸型及び高分子化合物型の5つに大別されている。
本発明に用いられるバイオサーファクタントは、マンノース骨格を有するバイオサーファクタントであることが好ましい。より好ましくは、マンノース骨格の1位の水酸基に糖アルコールがグリコシド結合しているバイオサーファクタントである。具体的には、マンノシルエリスリトールリピッド(MEL)、MEL以外のマンノシルアルジトールリピッド(MAL)としては、マンノシルマンニトールリピッド(MML)、マンノシルソルビトールリピッド(MSL)、マンノシルアラビトールリピッド(MAraL)、マンノシルリビトールリピッド(MRL)などが挙げられ、中でも、MELが好ましい。
(MEL)
MELは、ウスチラゴ ヌーダ(Ustilago nuda)とシゾネラ メラノグラマ(Shizonella melanogramma)から発見された物質である。その後、イタコン酸生産の変異株であるキャンデダ属酵母、シュードザイマ アンタークチカ(Pseudozyma antarctica)、クルツマノマイセス(Kurtzmanomyces)属等の酵母らによっても生産されることが報告されている。
MELは、ウスチラゴ ヌーダ(Ustilago nuda)とシゾネラ メラノグラマ(Shizonella melanogramma)から発見された物質である。その後、イタコン酸生産の変異株であるキャンデダ属酵母、シュードザイマ アンタークチカ(Pseudozyma antarctica)、クルツマノマイセス(Kurtzmanomyces)属等の酵母らによっても生産されることが報告されている。
MELの構造を一般式(1)に示す。一般式(1)中、置換基R1は、同一でも異なっていてもよい炭素数4〜24の脂肪族アシル基である。MELは、マンノースの4位及び6位のアセチル基の有無に基づいて、MEL−A、MEL−B、MEL−C及びMEL−Dの4種類に分類される。
具体的には、MEL−Aは、一般式(1)中、置換基R2およびR3がともにアセチル基である。MEL−Bは、一般式(1)中、置換基R2はアセチル基であり、置換基R3は水素である。MEL−Cは、一般式(1)中、置換基R2が水素であり、置換基R3はアセチル基である。MEL−Dは、一般式(1)中、置換基R2及びR3がともに水素である。
上記MEL−A〜MEL−Dにおける置換基R1の炭素数は、MEL生産培地に含有させる油脂類であるトリグリセリドを構成する脂肪酸の炭素数および、使用するMEL生産菌の脂肪酸の資化の程度によって変化する。また、上記、トリグリセリドが不飽和脂肪酸残基を有する場合、MEL生産菌が上記不飽和脂肪酸の二重結合部分まで資化しなければ、置換基R1として不飽和脂肪酸残基を含ませることも可能である。以上の説明から明らかなように、得られるMELは、通常、置換基R1の脂肪酸残基部分が異なる化合物の混合物の形態である。
本発明の組成物には一般式(2)または一般式(3)に示されている構造を有するマンノシルエリスリトールリピッドが含まれている。尚、一般式(2)中、置換基R1は同一でも異なっていてもよい炭素数4〜24の脂肪族アシル基であり、置換基R2は同一でも異なっていてもよい水素またはアセチル基である。また、一般式(3)中、置換基R1は同一でも異なっていてもよい炭素数4〜24の脂肪族アシル基であり、置換基R2は同一でも異なっていてもよい水素またはアセチル基である。置換基R1の炭素数は上記範囲内であれば特に限定されないが、8個〜14個であることがさらに好ましい。
また、上記一般式(2)及び一般式(3)中の置換基R1は、飽和脂肪族アシル基であっても不飽和脂肪族アシル基であってもよく、特に限定されるものではない。不飽和結合を有している場合、例えば、複数の二重結合を有していても良い。炭素鎖は直鎖であっても分岐鎖状であってもよい。また、酸素原子含有炭化水素基の場合、含まれる酸素原子の数及び位置は特に限定されない。
MEL以外のMAL(マンノシルアルジトールリピッド)の構造は一般式(4)に示す(式中、置換基R2は同一でも異なっていてもよい水素またはアセチル基である)。エリスリトール以外の糖アルコール(アルジトール)としては、マンニトール、アラビトール、リビトール、ソルビトールが付加している(n=4:マンニトール、ソルビトール、n=2:アラビトール、リビトール)。一般式(4)に対応させれば、MALはマンノースの2位、3位に炭素数2〜20、好ましくは炭素数4〜18、より好ましくは炭素数6〜14の飽和又は不飽和の直鎖又は分枝を有するアルカノイル基を有する(式中、置換基R2は同一でも異なっていてもよい水素またはアセチル基である)。
式中、置換基R1は同一でも異なっていてもよい炭素数2〜20、好ましくは炭素数4〜18、より好ましくは炭素数6〜14の飽和又は不飽和の直鎖又は分枝を有するアルカノイル基を有し、式中、置換基R2は同一でも異なっていてもよい水素またはアセチル基である。好ましくは、式中、置換基R2のどちらもアセチル基である化合物である。
本発明に好ましく用いられるバイオサーファクタントは、上述で示されるMEL−A、MEL−B及びMEL−Cである。
なお、バイオサーファクタントは、単独で使用してもよいが、2種以上のバイオサーファクタントを併用することもできる。
バイオサーファクタントの製造方法は特に制限されるものはないが、微生物を用いた発酵方法を任意に選択して行えば良い。例えばMEL(MEL−A、MEL−B、MEL−C)の培養生産は常法に従って、Pseudozyma antarctica(NBRC 1073)により生産することができ、微生物としてはPseudozyma antarctica、Pseudozyma sp.等を用いることができる。いずれの微生物でも容易にMEL混合物が得られることは周知の事実である。MEL混合物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて精製し、MEL−A、MELB及びMEL−Cを単離することが出来る。また、MEL−Bを生産する菌としては、Pseudozyma antarctica 及びPseudozyma tsukubaensisが知られており、その菌を用いてもよい。MEL−Cを生産する菌としては、Pseudozyma hubeiensis、Pseudozyma graminicola等が知られており、その菌を用いてもよい。MELを生産する能力を有する微生物としては特に限定するものではなく、目的に応じて適宜使用することができる。
本発明の動物用皮膚外用剤は、バイオサーファクタントとは別に保湿剤を含有することができる。保湿剤としては、親水性保湿剤および/または親油性保湿剤であればよく、親水性保湿剤として、アミノ酸、ペプチド、蛋白質、高級アルコール及びこれらの誘導体、親油性保湿剤として、リン脂質、糖脂質、ステロイド類を用いてもよい。
保湿剤として、ピリドンカルボン酸ナトリウム、グリコール、グリセリン、グルコース、マルトース、マルチトール、ショ糖、フラクトース、キシリトール、ソルビトール、マルトトリオース、スレイトール、エリスリトール、デンプン分解糖還元アルコール、ソルビトール、多価アルコール類としては、エチレングリコール、1,4−ブチレングリコール、ジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、1,3−プロパンジオール、その他セリン、グリシン、スレオニン、コラーゲン、加水分解コラーゲン、ヒドロネクチン、フィブロネクチン、ケラチン、エラスチン、ローヤルゼリー、コンドロイチン硫酸ヘパリン、グリセロリン脂質、グリセロ糖脂質、スフィンゴリン脂質、スフィンゴ糖脂質、リノール酸またはそのエステル類、エイコサペンタエン酸またはそのエステル類、ペクチン、ビフィズス菌発酵物、乳酸発酵物、酵母抽出物、レイシ菌糸体培養物またはその抽出物、小麦胚芽油、アボガド油、米胚芽油、ホホバ油、ダイズリン脂質、γ−オリザノール、ビロウドアオイエキス、ヨクイニンエキス、ジオウエキス、タイソウエキス、カイソウエキス、キダチアロエエキス、ゴボウエキス、マンネンロウエキス、アルニカエキス、小麦フスマ、ピロリドンカルボン酸、トマトエキス、ツバキ油、大豆リン脂質、ヒアルロン酸、トレオニン、グリコール酸アンモニウム、アルギン酸メチルシラノール、ヨクイニン、トウキエキス、トウキ根エキス、ダイズエキス、アスパラガスエキス、DNA−Na、PCA−Na、RNA−Na、アシタバエキス、アスパラギン酸、アマチヤエキス、アラニン、アルギニン、アルギン酸Na、アルテアエキス、アロエベラエキスー、オイスタエキス、オオムギバクガエキス、カキ葉、加水分解ケラチン、加水分解コラーゲン、加水分解コンキオリン、加水分解卵殻膜、加水分解卵白、加水分解シルク、加水分解ダイズタンパク、褐藻エキス、カリンエキス、キイチゴエキス、キシリトール、キトサン、キュウリエキス、キュウリ果実エキス、グアバ菓エキス、クインスシードエキス、グリセリン、グルコース、グレープフルーツエキス、グレープフルーツ果実エキス、クレマティスエキス、ゴボウエキス、コメ発酵液、コンドロイチン硫酸Na、魚コラ一ゲノ、サンザシエキス、シイタケエキス、ジオウエキス、グリセリン、シスチン、システイン、スギナエキス、ゼニアオイエキス、セリン、ソルビトール、ダイズタンパク、トマトエキス、乳酸Na、乳酸桿菌、ダイズ発酵エキス、尿素仰/ノバラエキス・アーモンド浬、コーン油、ハチミツ、ヒアルロン酸Na、フクノエキス、ベタイン、ヘチマエキス、マルチトール、マルトース、マンニトール、ユリエキス、ラクトフェリン、リシン、リンゴエキス、レンゲソウエキス、ローヤルゼリー、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール1000、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソブチル、ヘキシルデカノール、乳酸ミリスチル、ラノリン脂肪酸、トリカプリルグリセリル、オレイルアルコール、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン酸デシル、還元ラノリン、オクチルドデカノール、アーモンド油、アボカド油、オリーブ油、オレイン酸、オレンジラフイー油、カカオ脂、カロットエキス、ゴマ油、サザンカ油、サフラワー油、ジヒドロコレステロール、スクワラン、ステアリン酸コレステリル、セラミド2、月見草油、ヒマシ油、ヒマワリ油、セフニド3、ヒマワリ種子油ハイブリッドヒマワリ油、フィトスフィンゴシン、ブドウ種子油、ホホバ油、ホホバ種子油、ミネラルオイル、ミンク油、マカデミアナッツ油、メドウフォーム油、ユーリ油、ユーカリ葉油、ラノリン、リノール酸、ローズヒップ油、ワセリン及びポリグルタミン酸、リピジュア、セラミド類等が例示される。これらの保湿剤は、1種を単独で、若しくは2種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明の動物用皮膚外用剤は、更に抗菌剤を含有することができる。抗菌剤が、有機系抗菌剤および/または無機系抗菌剤であってもよい。
例えば抗菌剤として、オウバク抽出液、ハロカルバン、クロロフェネシン、塩化リゾチーム、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、イソプロピルメチルフェノール、チモール、ヘキサクロロフェン、ベルベリン、チオキソロン、サリチル酸およびそれらの誘導体、安息香酸、安息香酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸エステル、パラクロルメタクレゾール、塩化ベンザルコニウム、フェノキシエタノール、イソプロピルメチルフェノール、石炭酸、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、ヘキサクロロフェン、塩化クロルヘキシジン、トリクロロカルバニリド、感光素、ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛、チアントール、ヒノキチオール、トリクロサン、トリクロロヒドロキシジフェニルエーテル、クロルヘキシジングルコン酸塩、フェノキシエタノール、レゾルシン、アズレン、サリチル酸、ジンクピリチオン、モノニトログアヤコールナトリウム、ウイキョウエキス、サンショウエキス、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム及びウンデシレン酸誘導体などが例示される。これらの抗菌剤は、1種を単独で、若しくは2種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明の動物用皮膚外用剤は、更に動物の皮膚疾患に薬効を示す化合物(成分(A))を含有することができる。成分(A)としては、動物の皮膚疾患を治療するために使用される成分であれば、特に制限されないが、ステロール類、ミコナゾール硝酸塩、クロルヘキシジングルコン酸塩、チオストレプトン、ナイスタチン、フラジオマイシン硫酸塩、トリアムシノロンアセトニド、チアントール、ブレドニゾロン、塩酸ジフェンヒドラミン、サリチル酸、ジフェンヒドラミン、イオウ、ステアリン酸、トリエタノールアミン、パラオキシ安息香酸プロピル、酢酸クロルヘキシジン、ピロクトンオラミン、マクロゴール、ウンデシレン酸、アミノ安息香酸エチルベンダザック、インドメタシン、ブフェキサマック、ウフェナマート、イブプロフェンピコノール、スプロフェン、フルフェナム酸ブチル、ビタミンA油、マレイン酸クロルフェニラミン、塩酸イソチペンジル、ジフェニルイミダゾール、硫酸クレミゾール、クロタミトン、グリチルレチン酸、グリチルリチン酸二カリウム、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、アラントイン、グアイアズレン、ジクロフェナクナトリウム、イブプロフェン、ザルトプロフェン、ナプロキセン、フルルビプロフェン、フェンブフェン、メフェナム酸、ピロキシカム、アンピロキシカム、リシプフェン、テノキシカム、フェルビナク及びオルセノンから選ばれる1種又は2種以上が挙げられる。
本発明の皮膚外用剤中のバイオサーファクタントの含有量は、0.001〜10質量%、特に0.005〜5質量%、更に0.01〜3質量%であるのが好ましい。
本発明の動物用皮膚外用剤には、上記成分以外に、通常の人の皮膚外用剤で使用される成分、例えばキシリトール、トレハロース、尿素、アミノ酸等の保湿剤;キサンタンガム、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルグアガム等の水溶性増粘剤;アラントイン、酢酸トコフェロール等の薬効剤;セルロースパウダー、ナイロンパウダー、架橋型シリコーン末、架橋型メチルポリシロキサン、多孔質セルロースパウダー、多孔質ナイロンパウダー等の有機粉体;無水シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン等の無機粉体;pH緩衝剤、酸化防止剤、防腐剤、香料、殺菌剤、色素などを含有させることができる。
本発明の動物用皮膚外用剤は、化粧料、医薬品、入浴剤、清拭剤、毛髪ケア剤として使用するのが好ましい。剤形は限定されず、液剤、ゲル、気泡、乳液、クリーム、軟膏、シート、ムース、浴用剤など多様なものとすることができる。
バイオサーファクタントを含有した動物用皮膚外用剤を動物に塗布すると、バイオサーファクタントを含有させていない前記の動物用皮膚外用剤を塗布した場合より、皮膚の角質水分量を増加させることができる。更に、本発明の動物用皮膚外用剤は塗布後速やかに皮膚の角質層に浸透することから、皮膚外用剤を塗布した患部を舐める、掻く、噛む等の行動がある動物に対して特に有効である。
更に別の効果として、本発明の動物用皮膚外用剤は、動物に塗布することにより、被毛に「柔軟性」、「平滑性」、「しっとり感」、「しなやかさ」を付与することができる。
以下に製造例を挙げて本発明をより具体的に説明する。以下において、含有量ないし使用量を表す「%」は、特記しないかぎり質量基準である。
(製造例1〜3)
表1に記載の組成に従い、バイオサーファクタント、保湿剤を含む動物用皮膚外用剤を製造した。コントロールとして、バイオサーファクタントを含まない動物用皮膚外用剤も製造した。
表1に記載の組成に従い、バイオサーファクタント、保湿剤を含む動物用皮膚外用剤を製造した。コントロールとして、バイオサーファクタントを含まない動物用皮膚外用剤も製造した。
(製造例4〜6)
表2に記載の組成に従い、バイオサーファクタント、保湿剤、抗菌剤を含む動物用皮膚外用剤を製造した。コントロールとして、バイオサーファクタントを含まない動物用皮膚外用剤も製造した。
表2に記載の組成に従い、バイオサーファクタント、保湿剤、抗菌剤を含む動物用皮膚外用剤を製造した。コントロールとして、バイオサーファクタントを含まない動物用皮膚外用剤も製造した。
(製造例7〜12)
表3に記載の組成に従い、バイオサーファクタント、保湿剤、抗菌剤、成分(A)を含む動物用皮膚外用剤を製造した。コントロールとして、バイオサーファクタントを含まない動物用皮膚外用剤も製造した。
表3に記載の組成に従い、バイオサーファクタント、保湿剤、抗菌剤、成分(A)を含む動物用皮膚外用剤を製造した。コントロールとして、バイオサーファクタントを含まない動物用皮膚外用剤も製造した。
(実施例1)
製造例1〜12に示した組成の動物用皮膚外用剤をイヌの皮膚に塗布し、イヌの皮膚の角質水分量を測定した。具体的には、測定前日に腹部の被毛を剃ったイヌ5頭(ミニチュアダックスフント2頭、柴犬2頭、パピヨン1頭)を用い、20℃、50%RH環境にて30分間安静にさせた後、Corneometer CM825(Courage+Khazaka社)を用いて、腹部の塗布前の角質水分量を測定した。その後、動物用皮膚外用剤20μLを腹部20cm2に塗布し、30分間放置後、塗布後の角質水分量を測定した。塗布後の角質水分量から塗布前の角質水分量を減法し、角質水分量の増加量を算出した。角質水分量の増加量のイヌ5頭の平均値を次の基準に従って判定した。結果を表4に示す。
判定基準
◎:15より多い
○:10〜15
△:5〜9
×:0〜4
製造例1〜12に示した組成の動物用皮膚外用剤をイヌの皮膚に塗布し、イヌの皮膚の角質水分量を測定した。具体的には、測定前日に腹部の被毛を剃ったイヌ5頭(ミニチュアダックスフント2頭、柴犬2頭、パピヨン1頭)を用い、20℃、50%RH環境にて30分間安静にさせた後、Corneometer CM825(Courage+Khazaka社)を用いて、腹部の塗布前の角質水分量を測定した。その後、動物用皮膚外用剤20μLを腹部20cm2に塗布し、30分間放置後、塗布後の角質水分量を測定した。塗布後の角質水分量から塗布前の角質水分量を減法し、角質水分量の増加量を算出した。角質水分量の増加量のイヌ5頭の平均値を次の基準に従って判定した。結果を表4に示す。
判定基準
◎:15より多い
○:10〜15
△:5〜9
×:0〜4
(実施例2)
製造例1〜12に示した組成の動物用皮膚外用剤をイヌの皮膚に塗布し、塗布3分後のイヌの皮膚の角質層に浸透したバイオサーファクタント量を評価した。具体的には、測定前日に腹部の被毛を剃ったイヌ5頭(ミニチュアダックスフント2頭、柴犬2頭、パピヨン1頭)を用い、20℃、50%RH環境にて30分間安静にさせた後、動物用皮膚外用剤20μLを腹部7.5cm2に塗布した。塗布3分後の皮膚をキムタオル(日本製紙クレシア製)でふき取り、ポリイミドテープ(中興化成工業製)7.5cm2を貼り付け、はがした。さらにポリイミドテープ7.5cm2を貼り付け、はがすことを4回繰り返した。5枚のポリイミドテープのうち、3〜5回目のポリイミドテープ3枚をアセトニトリルに浸漬し、3時間超音波にかけてポリイミドテープから抽出を行った。得られた抽出液を濃縮、固相抽出カートリッジ(ODS/アセトニトリル)にて精製し、精製液を穏やかに乾固させ、水/アセトニトリル=1/1 250μLに溶解させ、LC/MS分析を行った。LC条件として、装置はACQUITY UPLC(日本ウォーターズ製)、カラムはBEH−C18 2.1mm150mm(日本ウォーターズ製)、移動相はA:0.1wt%ギ酸、B:アセトニトリル、0分(55%B)−25分(98%B)−35分(98%B)、流速は0.2ml/分、カラム温度は40℃である。MS条件として、装置はmicrOTOF(BRUKER DALTONICS製)、イオン化法はESIポジティブである。イヌ5頭それぞれについて、バイオサーファクタントが検出されれば○、検出されなければ×で判定した。結果を表4に示す。
製造例1〜12に示した組成の動物用皮膚外用剤をイヌの皮膚に塗布し、塗布3分後のイヌの皮膚の角質層に浸透したバイオサーファクタント量を評価した。具体的には、測定前日に腹部の被毛を剃ったイヌ5頭(ミニチュアダックスフント2頭、柴犬2頭、パピヨン1頭)を用い、20℃、50%RH環境にて30分間安静にさせた後、動物用皮膚外用剤20μLを腹部7.5cm2に塗布した。塗布3分後の皮膚をキムタオル(日本製紙クレシア製)でふき取り、ポリイミドテープ(中興化成工業製)7.5cm2を貼り付け、はがした。さらにポリイミドテープ7.5cm2を貼り付け、はがすことを4回繰り返した。5枚のポリイミドテープのうち、3〜5回目のポリイミドテープ3枚をアセトニトリルに浸漬し、3時間超音波にかけてポリイミドテープから抽出を行った。得られた抽出液を濃縮、固相抽出カートリッジ(ODS/アセトニトリル)にて精製し、精製液を穏やかに乾固させ、水/アセトニトリル=1/1 250μLに溶解させ、LC/MS分析を行った。LC条件として、装置はACQUITY UPLC(日本ウォーターズ製)、カラムはBEH−C18 2.1mm150mm(日本ウォーターズ製)、移動相はA:0.1wt%ギ酸、B:アセトニトリル、0分(55%B)−25分(98%B)−35分(98%B)、流速は0.2ml/分、カラム温度は40℃である。MS条件として、装置はmicrOTOF(BRUKER DALTONICS製)、イオン化法はESIポジティブである。イヌ5頭それぞれについて、バイオサーファクタントが検出されれば○、検出されなければ×で判定した。結果を表4に示す。
表4から明らかなように、本発明の動物用皮膚外用剤は塗布後速やかに皮膚の角質層に浸透し、角質水分量を増加できることから、皮膚外用剤を塗布した患部を舐める、掻く、噛む等の行動がある動物に対しても保湿効果、肌荒れの予防・改善効果が得られる。
本発明のバイオサーファクタントを含有する動物用皮膚外用剤により、皮膚外用剤を塗布した患部を舐める、掻く、噛む等の行動がある動物に対しても保湿効果、肌荒れの予防・改善効果を有する化粧料、医療用品、衛生用品、医薬品を提供することができ、動物の皮膚を健常に保つことに大きく寄与することが期待される。
Claims (9)
- バイオサーファクタントを含有することを特徴とする動物用皮膚外用剤。
- バイオサーファクタントが、マンノース骨格を有することを特徴とする請求項1に記載の動物用皮膚外用剤。
- バイオサーファクタントが、マンノース骨格の1位の水酸基に糖アルコールがグリコシド結合していることを特徴とする請求項1または2に記載の動物用皮膚外用剤。
- マンノース骨格を有するバイオサーファクタントがマンノシルエリスリトールリピッド(MEL)、マンノシルマンニトールリピッド(MML)、マンノシルソルビトールリピッド(MSL)、マンノシルアラビトールリピッド(MAraL)及び/又はマンノシルリビトールリピッド(MRL)であることを特徴とする請求項3に記載の動物用皮膚外用剤。
- MELが、マンノシルエリスリトールリピッドA(MEL-A)、マンノシルエリスリトールリピッドB(MEL-B)、マンノシルエリスリトールリピッドC(MEL-C)、マンノシルエリスリトールリピッドD(MEL-D)、MEL-Aのトリアシル体、MEL-Bのトリアシル体、MEL-Cのトリアシル体及びMEL-Dのトリアシル体からなる群より選ばれた1種以上の化合物であることを特徴とする請求項4に記載の動物用皮膚外用剤。
- バイオサーファクタントと保湿剤を少なくとも含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の動物用皮膚外用剤。
- バイオサーファクタントと抗菌剤を少なくとも含有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の動物用皮膚外用剤。
- バイオサーファクタントと次の成分(A)を含有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の動物用皮膚外用剤。
(A)ステロール類、ミコナゾール硝酸塩、クロルヘキシジングルコン酸塩、チオストレプトン、ナイスタチン、フラジオマイシン硫酸塩、トリアムシノロンアセトニド、チアントール、ブレドニゾロン、塩酸ジフェンヒドラミン、サリチル酸、ジフェンヒドラミン、イオウ、ステアリン酸、トリエタノールアミン、パラオキシ安息香酸プロピル、酢酸クロルヘキシジン、ピロクトンオラミン、マクロゴール、ウンデシレン酸、アミノ安息香酸エチルベンダザック、インドメタシン、ブフェキサマック、ウフェナマート、イブプロフェンピコノール、スプロフェン、フルフェナム酸ブチル、ビタミンA油、マレイン酸クロルフェニラミン、塩酸イソチペンジル、ジフェニルイミダゾール、硫酸クレミゾール、クロタミトン、グリチルレチン酸、グリチルリチン酸二カリウム、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、アラントイン、グアイアズレン、ジクロフェナクナトリウム、イブプロフェン、ザルトプロフェン、ナプロキセン、フルルビプロフェン、フェンブフェン、メフェナム酸、ピロキシカム、アンピロキシカム、リシプフェン、テノキシカム、フェルビナク及びオルセノンから選ばれる1種又は2種以上 - 化粧料、医療用品、衛生用品または医薬品として利用されるものである請求項1〜8のいずれかに記載の動物用皮膚外用剤。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016149471A JP2018016594A (ja) | 2016-07-29 | 2016-07-29 | 動物用皮膚外用剤 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111544329A (zh) * | 2020-06-22 | 2020-08-18 | 李刚 | 一种可促进细胞再生的护肤精华及其制备方法 |
-
2016
- 2016-07-29 JP JP2016149471A patent/JP2018016594A/ja active Pending
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