JP2018016475A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リトライ動作でシートを送る長さを適切に設定することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置1は、第1ローラー172と、第2ローラー132と、制御部10とを備え、シートRに画像を形成する。第1ローラーは、シートを搬送する。第2ローラーは、シートを第1ローラーに向けて給送する。第2ローラーから第1ローラーまでのシートの給送経路100で、シートが第1ローラーに到達する前に停止すると、制御部は、第2ローラーの回転数が所定の回転数に達するまで第2ローラーが回転するように第2ローラーを制御する。所定の回転数は、給送経路の形状に基づいた値RNに設定される。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1に記載の画像形成装置は、給送ローラーと、レジストローラーと、シートセンサーとを備える。給送ローラーは、レジストローラーにシートを給送する。レジストローラーは、シートの斜行を補正する。レジストローラーは、シートが給送ローラーから到達するタイミングよりも後に回転を開始し、シートを搬送する。シートセンサーは、レジストローラーの下流側に配され、シートを検出する。
レジストローラーが回転を開始してもシートセンサーがシートを検出しないとき、リトライ動作が実行される。リトライ動作においては、予め設定された時間だけ給送ローラーが回転される。給送ローラーが回転することによって、給送ローラーとレジストローラーとの間の給送経路でシートが停止しているとき、シートをレジストローラーまで送ることができ、給送不良を解消することができる。1回のリトライ動作で給送不良が解消しない場合、給送不良が解消するまで、リトライ動作は繰り返し実行される。
特開平5−69999号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置においては、リトライ動作で給送ローラーが回転する時間を、レジストローラーにシートを給送するために適切な時間に設定していない。従って、例えば給送ローラーを回転する時間が長すぎると、シートがレジストローラーに到達した後も給送ローラーは回転を継続する。その結果、レジストローラーにシートが押し付けられて、シートが損傷する。一方、例えば給送ローラーを回転する時間が短すぎると、1回のリトライ動作によってはシートをレジストローラーに給送することができない。その結果、給送不良を解消するためにリトライ動作を繰り返す回数が多くなり、給送不良を解消するまでの時間が長くなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、リトライ動作でシートを送る長さを適切に設定することができる画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明によれば、画像形成装置は、第1ローラーと、第2ローラーと、制御部とを備え、シートに画像を形成する。第1ローラーは、シートを搬送する。第2ローラーは、シートを第1ローラーに向けて給送する。第2ローラーから第1ローラーまでのシートの給送経路で、シートが第1ローラーに到達する前に停止すると、制御部は、第2ローラーの回転数が所定の回転数に達するまで前記第2ローラーが回転するように第2ローラーを制御する。所定の回転数は、給送経路の形状に基づいた値に設定される。
本発明によれば、リトライ動作でシートを送る長さを適切に設定することができる。
本発明の実施形態1に係る画像形成装置を示す図である。 図1の画像形成装置の一部分を拡大して示す図である。 図1の制御部の動作を示すフローチャートである。 図2の給送部の一部分を拡大して示す図である。 図2の給送部の一部分を拡大して示す図である。 図1の制御部の動作を示すフローチャートである。
以下、図1〜図6を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1を参照して、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成を説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る画像形成装置1を示す。画像形成装置1は、例えば複合機であり、シートRに画像を形成する。
図1に示すように、画像形成装置1は、制御部10と、記憶部20と、画像形成機構30とを備える。画像形成機構30は、画像形成部140と、定着部150と、供給機構160と、排出機構161とを含む。
画像形成部140は、シートRに画像を形成する。定着部150は、画像が形成されたシートRを加熱及び加圧して、シートRに画像を定着させる。供給機構160は、画像形成部140にシートRを供給する。排出機構161は、画像が形成されたシートRを排出する。
制御部10は、中央処理装置を含み、リトライ処理を行う。また、制御部10は、記憶部20、画像形成部140、定着部150、供給機構160、及び排出機構161を制御する。
記憶部20は、半導体メモリーを含み、各種情報を記憶する。各種情報は、回転数情報を含む。
供給機構160は、手差しトレイ110と、収納部120と、給送部130と、レジストローラー対170と、搬送部180とを含む。搬送部180は、搬送路101と搬送ローラー181とを含む。搬送部180は、画像形成部140を経て定着部150から排出機構161まで、搬送路101に沿ってシートRを搬送する。
手差しトレイ110は、手差しされたシートRを支持する。収納部120は、複数のカセット121を有し、シートRを収納する。カセット121は、シートRを支持する。
給送部130は、手差しトレイ110、及びカセット121に支持されたシートRをレジストローラー対170に向けて給送する。
次に、図2を参照して、給送部130を詳細に説明する。図2は、画像形成装置1の一部分を拡大して示す。
図2に示すように、給送部130は、給送経路100と、給送経路100を画定する壁部200と、ピックアップローラー131と、給送ローラー132(第2ローラー)とを含む。壁部200は内側面210を有する。ピックアップローラー131は、手差しトレイ110又はカセット121から給送ローラー132にシートRを送る。給送ローラー132は、レジストローラー対170にシートRを給送する。シートRは、給送経路100を介して、給送ローラー132からレジストローラー対170まで給送される。
レジストローラー対170は、搬送路101に沿って、シートRを搬送方向D1に搬送する。レジストローラー対170は、駆動ローラー172と、従動ローラー171(第1ローラー)とを含み、シートRの斜行を補正する。
図2に示すように、画像形成装置1は、シートセンサー173を更に備える。シートセンサー173は、シートを検出する。シートセンサー173は、レジストローラー対170によって搬送されるシートを検出するように、搬送路101に配設される。
次に、図3を参照して、制御部10の動作を説明する。図3は、リトライ処理を示すフローチャートである。リトライ処理においては、制御部10は、給送ローラー132の回転数が所定の回転数に達するまで給送ローラー132が回転するように給送ローラー132を制御する。所定の回転数は、給送経路100の形状に基づいた値(設定値RN)に予め設定されている。設定値RNは、回転数情報として記憶部20に記憶される。設定値RNは、1個であってもよく、2個以上であってもよい。
ステップS101において、制御部10は、レジストローラー対170の駆動ローラー172が回転を開始するように、駆動ローラー172を制御する。駆動ローラー172が回転を開始すると、従動ローラー171も回転を開始する。駆動ローラー172が回転を停止すると、従動ローラー171も回転を停止する。駆動ローラー172は、シートRの斜行を補正するために、シートRが給送ローラー132から到達するタイミングよりも後に回転を開始する。
ステップS102において、制御部10は、シートセンサー173がシートRを検出したか否かを判定する。シートセンサー173がシートRを検出したと判定された場合(ステップS102でYes)、処理は終了する。一方、シートセンサー173がシートRを検出していないと判定された場合(ステップS102でNo)、処理はステップS103に進む。
ステップS103において、制御部10は、駆動ローラー172が回転を開始してから所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間は、レジストローラー対170からシートセンサー173までレジストローラー対170がシートRを搬送するために必要な時間である。所定時間が経過していないと判定された場合(ステップS103でNo)、処理はステップS102に戻る。一方、所定時間が経過していると判定された場合(ステップS103でYes)、レジストローラー対170に到達する前にシートRが給送経路100で停止したものとして、処理はステップS104に進む。
ステップS104において、制御部10は、駆動ローラー172が回転を停止するように、駆動ローラー172を制御し、処理は、ステップS105に進む。ステップS105においては、リトライ動作が実行され、処理はステップS102に戻る。
ステップS105のリトライ動作においては、制御部10は、給送ローラー132が回転を停止した後、回転を再開するように、給送ローラー132を制御する。給送ローラー132が回転を再開したとき、停止しているシートRが移動を開始することがある。制御部10は、回転数が所定の回転数に達するまで給送ローラー132が回転するように、給送ローラー132を制御する。具体的には、制御部10は、記憶部20から設定値RNを読み出し、回転数が設定値RNに達するまで給送ローラー132が回転するように、給送ローラー132を制御する。給送ローラー132の回転数が設定値RNに達すると、制御部10は、駆動ローラー172が回転を開始するように、駆動ローラー172を制御する。
設定値RNの給送ローラー132の回転によって、シートRがレジストローラー対170に到達した場合は、駆動ローラー172が回転することによって、レジストローラー対170はシートRを搬送方向D1に搬送する。その結果、ステップS102においてシートが検出され、処理は終了する。一方、給送ローラー132が回転を再開してもシートRが停止したままであれば、回転数が設定値RNに達するまで給送ローラー132が回転しても、シートRはレジストローラー対170に到達しない。従って、駆動ローラー172が回転しても、シートRは搬送されない。その結果、ステップS102においてシートが検出されず、ステップS103以降の処理が再び実行される。
以上、図1〜図3を参照して説明したように、本実施形態の画像形成装置1によれば、シートセンサー173がシートRを検出しないとき、制御部10は、給送ローラー132が一旦回転を停止した後、回転を再開するように、給送ローラー132を制御する。具体的には、制御部10は、回転数が所定の回転数に達するまで給送ローラー132が回転するように、給送ローラー132を制御する。所定の回転数は、給送経路100の形状に基づいた設定値RNに予め設定されている。
給送経路100の形状を考慮することによって、給送経路100内でシートRが停止しやすい位置を特定できる。従って、給送経路100内でシートRが停止しやすい位置からレジストローラー対170までの給送経路100の長さに基づいて、設定値RNを設定できる。その結果、給送経路100内でシートRが停止しやすい位置からレジストローラー対170までシートRが移動するように、給送ローラー132の回転数を適切に設定でき、リトライ動作でシートRを送る長さを適切に設定できる。
また、図1〜図3を参照して説明したように、本実施形態の画像形成装置1によれば、レジストローラー対170は、シートRの斜行を補正する。シートRの斜行を補正するために、駆動ローラー172と従動ローラー171とは、給送ローラー132の回転数が設定値RNに達するまで回転を開始しない。従って、設定値RNが大きすぎると、シートRがレジストローラー対170に到達した後に給送ローラー132が継続して回転する回転数が多くなり、シートRがレジストローラー対170に押し付けられて変形する変形量が大きくなる。その結果、シートRが損傷する。本実施形態の画像形成装置1によれば、給送ローラー132の回転数を適切に設定できることによって、シートRの変形量が大きくなることを防止でき、シートRが損傷することを防止できる。
次に、図4及び図5を参照して、リトライ処理を更に詳細に説明する。
図4は、給送部130の一部分を拡大して示す。図4に示すように、従動ローラー171はニップ部104を有する。ニップ部104は、従動ローラー171が駆動ローラー172との間でシートRを圧する部分である。
また、図4に示すように、従動ローラー171の周面の一部は、壁部200の内側面210から給送経路100の内部側に突出している。従動ローラー171の周面のうち、給送経路100の内部側に突出している周面の一部を特定周部103と規定する。従動ローラー171は、回転方向D2に回転する。特定周部103は、第1端部102Aと、第2端部102Bとを有している。
第1端部102Aは、回転方向D2に沿った方向における特定周部103の2つの端部のうちの回転方向D2側の端部である。第2端部102Bは、2つの端部のうちの第1端部102Aとは異なる端部である。つまり、第2端部102Bは、回転方向D2に沿った方向における特定周部103の2つの端部のうちの回転方向D2の反対方向側の端部である。
本実施形態のリトライ処理において、給送ローラー132の回転数は、第1設定値RN1及び第2設定値RN2のいずれかに設定される。第1設定値RN1は、第1長さL1に対応する回転数を示す。第1長さL1は、従動ローラー171の周面のうち、第2端部102Bとニップ部104との間の周面の長さを示す。
具体的には、給送ローラー132が第1設定値RN1に対応する回転数だけ回転することによって、給送ローラー132の周面は第1長さL1と等しい長さだけ移動する。従って、給送ローラー132の回転数が第1設定値RN1に設定されていると、シートRが第2端部102Bで停止したとき、シートRがニップ部104に到達するために必要十分な距離だけシートRを給送するように、給送ローラー132を回転させることができる。
図5は、給送部130の一部分を拡大して示す。図5に示すように、壁部200は、突出部111を有する。突出部111は、給送経路100の内部側にシートRと当接可能に突出している。シートRが突出部111に当接すると、シートRの給送方向D3は、第1方向D3Aから第2方向D3Bに変化する。給送方向D3とは、給送経路100でシートRが給送される方向である。
給送方向D3が変化するとき、突出部111からシートRに反力F1が作用する。反力F1の成分のうち、第1方向D3Aの反対方向の成分は比較的に大きく、シートRは突出部111に当接したとき停止し易い。従って、回転数の設定値RNを、後述する第2長さL2に基づいて、第2設定値RN2に設定することによって、給送経路100内でシートRが停止しやすい位置からニップ部104までシートRを送ることができる。その結果、リトライ動作でシートRを送る長さを適切に設定できる。第2長さL2は、突出部111でシートRが当接する位置(第2位置P2)と、ニップ部104との間の給送経路100の長さを示す。第2位置P2は、第2端部102Bよりも、給送経路100の上流側に位置する。
第2設定値RN2は、具体的には第2長さL2と第1長さL1との差分(L2−L1)に対応する回転数を示す。従って、給送ローラー132の回転数が第2設定値RN2に設定されていると、シートRが第2位置P2で停止したとき、第2端部102Bに到達する位置までシートRが給送される。シートRが第2端部102Bに到達した後、例えば第1設定値RN1に対応する回転数まで給送ローラー132が回転すると、ニップ部104に到達する位置までシートRが給送される。従って、第2設定値RN2が差分(L2−L1)に対応する回転数を示すことによって、シートRがニップ部104に到達するために必要十分な回転数だけ給送ローラー132を回転させることが容易になる。
次に、図6を参照して、本実施形態のリトライ動作を詳細に説明する。図6は、図3のリトライ動作を示すフローチャートである。
ステップS201において、制御部10は、記憶部20から回転数情報を読み出す。具体的には、制御部10は、回転数情報としてQ個の設定値RN(第1設定値RN1、第2設定値RN2、・・・、第Q設定値RNQ(Qは、自然数))を読み出す。設定値RNは、0よりも大きい実数である。例えば、制御部10は、記憶部20から第1設定値RN1と第2設定値RN2とを読み出す。なお、シートRが停止しやすい位置が給送経路100に3箇所以上存在する場合には、回転数情報は3個以上の設定値RNを含む。
回転数情報がQ個の設定値RN(第1設定値RN1、第2設定値RN2、・・・、第Q設定値RNQ)を含んでいる場合、第Q設定値RNQは、Qが2以上の自然数であれば、第Q長さLQと、第1長さL1から第(Q−1)長さL(Q−1)までの和との差分(LQ−(L1+L2+・・・+L(Q−1)))に対応する回転数を示す。第Q長さLQは、給送経路100内でシートRが停止しやすい位置(第Q位置PQ)と、ニップ部104との間の給送経路100の長さを示す。第Q位置PQは第(Q−1)位置P(Q−1)よりも給送経路100の上流側に位置する。
ステップS202において、制御部10は、Q個の設定値RN(第1設定値RN1、第2設定値RN2、・・・、第Q設定値RNQ)のうち、第1設定値RN1を選択する。
ステップS203において、制御部10は、給送ローラー132が回転を開始するように、給送ローラー132を制御する。
ステップS204において、制御部10は、給送ローラー132の回転数が、選択された設定値RN(始めは、第1設定値RN1)に達したか否かを判定する。選択された設定値RNに達していないと判定された場合(ステップS204でNo)、給送ローラー132の回転数が、選択された設定値RNに達するまでステップS204の処理を繰り返す。選択された設定値RNに達したと判定された場合(ステップS204でYes)、処理はステップS205に進む。
ステップS205において、制御部10は、駆動ローラー172が回転を開始するように、駆動ローラー172を制御する。
ステップS206において、制御部10は、駆動ローラー172が回転を開始してから所定時間が経過したとき、シートセンサー173がシートRを検出したか否かを判定する。シートセンサー173がシートRを検出したと判定された場合(ステップS206でYes)、リトライ動作を終了する。一方、シートセンサー173がシートRを検出しないと判定された場合(ステップS206でNo)、処理はステップS207に進む。
ステップS207において、制御部10は、Q個の設定値RN(第1設定値RN1、第2設定値RN2、・・・、第Q設定値RNQ)の全てが選択されたか否かを判定する。Q個の設定値RN(第1設定値RN1、第2設定値RN2、・・・、第Q設定値RNQ)の全てが選択されたと判定された場合(ステップS207でYes)、処理はステップS202に戻る。一方、Q個の設定値RN(第1設定値RN1、第2設定値RN2、・・・、第Q設定値RNQ)の全てが選択されていないと判定された場合(ステップS207でNo)、処理はステップS208に進む。
ステップS208において、制御部10は、Q個の設定値RN(第1設定値RN1、第2設定値RN2、・・・、第Q設定値RNQ)のうちの次の設定値RN(例えば、第2設定値RN2)を選択し、処理はステップS203に戻る。
以上、図6を参照して説明したように、本実施形態の画像形成装置1によれば、給送ローラー132が第1設定値RN1に対応する回転数まで回転するように、給送ローラー132が制御される。第1設定値RN1に対応する回転数まで回転した後、更に第2設定値RN2に対応する回転数まで回転するように、給送ローラー132が制御される。従って、給送経路100内でシートRが停止しやすい複数の位置(例えば、第2端部102B及び第2位置P2)のうち、ニップ部104に近い方の位置(第2端部102B)に対応するリトライ動作が優先して実行される。その結果、ニップ部104に近い方の位置でシートRが停止している場合に、シートRがニップ部104に到達するために必要十分な回転数だけ給送ローラー132を回転させることができ、シートRが損傷することを防止できる。
以上、図面(図1〜図6)を参照しながら本発明の実施形態について説明した。本発明の実施形態によれば、給送経路100で、レジストローラー対170に到達する前にシートRが停止したとき、給送ローラー132の回転数が所定の回転数に達するまで給送ローラー132が回転するように給送ローラー132が制御される。所定の回転数は、給送経路100の形状に基づいた設定値RN(例えば、第1設定値RN1及び第2設定値RN2)に設定される。従って、所定の回転数を、給送経路100内でシートRが停止しやすい位置(第2端部102B又は第2位置P2)からレジストローラー対170までの給送経路100の長さに対応して設定できる。その結果、レジストローラー対170にシートRが到達するために必要十分な距離だけシートRを送ることができ、リトライ動作でシートRを送る長さを適切に設定できる。
但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明は、画像形成装置に関するものであり、産業上の利用可能性を有する。
1 :画像形成装置
10 :制御部
20 :記憶部
100 :給送経路
102A :第1端部
102B :第2端部(第1位置)
103 :特定周部
104 :ニップ部
111 :突出部
130 :給送部
132 :給送ローラー
140 :画像形成部
160 :供給機構
170 :レジストローラー対
171 :従動ローラー
173 :シートセンサー
200 :壁部
210 :内側面
D2 :回転方向
D3 :給送方向
D3A :第1方向
D3B :第2方向
P2 :第2位置
PQ :第Q位置
R :シート
RN :設定値
RN1 :第1設定値
RN2 :第2設定値
RNQ :第Q設定値

Claims (6)

  1. シートに画像を形成する画像形成装置であって、
    前記シートを搬送する第1ローラーと、
    前記シートを前記第1ローラーに向けて給送する第2ローラーと、
    制御部と
    を備え、
    前記第2ローラーから前記第1ローラーまでの前記シートの給送経路で、前記シートが前記第1ローラーに到達する前に停止すると、前記制御部は、前記第2ローラーの回転数が所定の回転数に達するまで前記第2ローラーが回転するように前記第2ローラーを制御し、
    前記所定の回転数は、前記給送経路の形状に基づいた値に設定されている、画像形成装置。
  2. 前記第1ローラーは、前記シートの斜行を補正する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記所定の回転数は第1の値及び第2の値のうちのいずれかに設定され、
    前記第1の値は、第1長さに対応する回転数を示し、
    前記第2の値は、第2長さと前記第1長さとの差分に対応する回転数を示し、
    前記第1長さは、前記給送経路内の第1位置から前記第1ローラーまでの前記給送経路の長さを示し、
    前記第2長さは、前記給送経路内の第2位置から前記第1ローラーまでの前記給送経路の長さを示し、
    前記第2位置は前記第1位置よりも前記給送経路の上流側に位置する、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記給送経路を画定する壁部を更に備え、
    前記第1ローラーは、前記シートを圧するニップ部を有し、
    前記第1ローラーの周面の一部は、前記壁部の内側面から前記給送経路の内部側に突出し、
    前記第1ローラーの前記周面の一部は、第1端部と、第2端部とを有し、
    前記第1端部は、前記第1ローラーの回転方向に沿った方向における2つの端部のうちの前記回転方向側の端部であり、
    前記第2端部は、前記2つの端部のうちの前記第1端部とは異なる端部であり、
    前記第1位置は、前記第2端部に位置し、
    前記第1長さは、前記第1ローラーの前記周面のうち、前記第2端部と前記ニップ部との間の周面の長さを示す、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記給送経路を画定する壁部を更に備え、
    前記第1ローラーは、前記シートを圧するニップ部を有し、
    前記壁部は、前記給送経路の内部側に突出する突出部を有し、
    前記第2位置は、前記突出部に位置し、
    前記第2長さは、前記第2位置と前記ニップ部との間の前記給送経路の長さを示す、請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の値に対応する回転数まで前記第2ローラーが回転したときに、前記シートが前記第1ローラーに到達していないと、前記制御部は、前記第2の値に対応する回転数まで前記第2ローラーが回転するように、前記第2ローラーを制御する、請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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