JP2018015753A - 流体濾過装置 - Google Patents

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【課題】 容易かつ迅速に濾過エレメントを洗浄して目詰まりを解消できるようにする。【解決手段】 容器10の内部空間11を隔壁12で流体入口部13を有する1次側空間14と流体出口部15を有する2次側空間16とに区分し、該隔壁12に1次側空間14と2次側空間16とを連通する連通穴(17A,17B)を複数個設け、濾過エレメント(20A,20B)を隔壁12に各連通穴(17A,17B)を覆うように設け、容器10外からの操作外力によって1次側空間14内の待機位置から移動して濾過エレメント(20A,20B)を被覆して1次側空間14と遮断する遮断位置に位置決めされる洗浄用カバー(30A,30B)を設け、各洗浄用カバー(30A,30B)が遮断位置に位置決めされた場合に当該洗浄用カバー(30A,30B)の内部空間(38A,38B)と容器10外部とを連通する排出路35を形成した。【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
本発明は、流体を収容可能な内部空間を有しかつ該内部空間に連通した流体入口部と流体出口部とが設けられた容器と、この容器の内部空間に配設された濾過エレメントとを備えた流体濾過装置に関する。
従来、流体(油等)を濾過エレメントを利用して濾過して当該流体中のスラッジを除去可能な流体濾過装置が広く用いられている。
例えば、単式の流体濾過装置は、流体入口部と流体出口部とが設けられた容器と、この容器の内部空間に配設された1つの濾過エレメントとを備え、流体入口部から容器の内部空間に流入した流体を濾過エレメントで濾過して流体出口部から排出可能に形成されている。
ここにおいて、上記単式の流体濾過装置では、使用に伴い濾過エレメントへのスラッジの付着量が増大し、目詰まりが起きることがある。かかる場合には、容器の内部空間への流体の供給を停止し、しかる後に濾過エレメントを容器から取り出して洗浄することとしている。このように、単式の流体濾過装置では、濾過エレメントの目詰まりを解消するためには、濾過作業を中断しなければならず、作業効率が著しく低下するという問題点を有する。
そこで、容器の内部空間に濾過エレメントを2つ設け、目詰まりした場合には両濾過エレメント中央のコックを切替えて流体の流入が停止されたほうの濾過エレメントを容器から取り出して洗浄可能な複式切替型の流体濾過装置が開発されている。
発明が解決しようとする課題
ところで、上記した複式切替型の流体濾過装置では、濾過エレメントを洗浄する場合に濾過作業を中断しなくともよいものの、目詰まりを解消するには濾過エレメントを容器から取り出してスラッジをブラシや流水等で除去した後、容器の内部空間の所定位置に再び取付けなければならず、作業者の手が汚れるとともに、手間が掛かる不都合を有している。
かかる不都合を解消するために、濾過エレメントが目詰まりした場合には容器の内部空間に清浄水を供給して、濾過エレメントに付着したスラッジを除去可能な逆洗型の流体濾過装置も開発されているが、外部より清浄水を大量に供給する必要があるため、ポンプ,弁,配管等からなる清浄水供給手段を備えなければならず大型化・コスト高となる欠点を有する。また、洗浄に時間が掛かる欠点を有している。
本発明の目的は、容易かつ迅速に濾過エレメントを洗浄して目詰まりを解消できる経済的な流体濾過装置を提供することにある。
課題を解決するための手段
本発明は、流体を収容可能な内部空間を有しかつ該内部空間に連通した流体入口部と流体出口部とが設けられた容器と、この容器の内部空間に配設された濾過エレメントとを備え、流体入口部から容器の内部空間に流入した流体を濾過エレメントで濾過して流体出口部から排出可能な流体濾過装置において、前記容器の内部空間を隔壁で前記流体入口部を有する1次側空間と前記流体出口部を有する2次側空間とに区分し、該隔壁に1次側空間と2次側空間とを連通する連通穴を複数個設け、前記濾過エレメントを該隔壁に各連通穴を覆うように設け、前記容器外からの操作外力によって1次側空間内の待機位置から移動して濾過エレメントを被覆して1次側空間と遮断する遮断位置に位置決め可能な洗浄用カバーを設け、この洗浄用カバーが遮断位置に位置決めされた場合に当該洗浄用カバーの内部空間と前記容器外部とを連通する排出路を設けたことを特徴とする。
かかる発明の場合、例えば、複数の濾過エレメントのうち1つが目詰まりした場合には、該目詰まりした濾過エレメントに対応する洗浄用カバーに容器外部から操作外力を加えて遮断位置に位置決めする。すると、該濾過エレメントは、洗浄用カバーによって被覆されて1次側空間と遮断される。そして、洗浄用カバーの内部空間と容器外部とを連通する排出路が形成される。
これにより、洗浄用カバーの内部空間には、2次側空間から濾過された流体が連通穴および濾過エレメントを介して流れ込み、排出路を介して容器外部へ排出される。ここに、洗浄用カバーの内部空間に流れ込んだ濾過流体は、その有する運動エネルギによって、濾過エレメントを通過する際に該エレメントに付着したスラッジを剥離し容器外部まで運ぶ。
したがって、洗浄用カバーを容器外部から外力を加えて操作するだけで濾過エレメントを迅速に洗浄して目詰まりを解消することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本流体濾過装置は、図1および図2に示す如く、容器10の内部空間11を隔壁12で流体入口部13を有する1次側空間14と流体出口部15を有する2次側空間16とに区分し、隔壁12に1次側空間14と2次側空間16とを連通する連通穴(17A,17B)を複数個(例えば、2個)設け、濾過エレメント(20A,20B)を隔壁12に各連通穴(17A,17B)を覆うように設け、容器10外からの操作外力によって1次側空間11次側空間14内の待機位置から移動して濾過エレメント(20A,20B)を被覆して1次側空間14と遮断する遮断位置に位置決め可能な洗浄用カバー(30A,30B)を設け、各洗浄用カバー(30A,30B)が遮断位置に位置決めされた場合に当該カバー(30A,30B)の内部空間(38A,38B)と容器10外部とを連通する各排出路35を設けた構成とされている。
ここに、待機位置とは、図1で示す如く、洗浄用カバー(30A,30B)が濾過エレメント(20A,20B)を覆わずに1次側空間14内の流体が濾過エレメント(20A,20B)へ流入するのを許容する位置である。また、遮断位置とは、洗浄用カバー(30A,30B)が濾過エレメント(20A,20B)を覆って、当該濾過エレメントを1次側空間14と遮断する位置である。例えば、図2に示す如く、左方の洗浄用カバー30Aが遮断位置に位置決めされると、濾過エレメント20Aは1次側空間14と遮断される。これにより、1次側空間14から流体が濾過エレメント20Aへ流入するのが阻止される。
具体的には、隔壁12は、容器10の内部空間11を上下に仕切る部材であり、容器10と一体に形成されている。流体入口部13は、容器10の図1中左上方の側面に設けられており、流体供給管(図示省略)と接続されている。流体出口部15は、容器10の図1中右下方の側面に設けられており、流体排出管(図示省略)と接続されている。
複数個(2個)の洗浄用カバー(30A,30B)は、それぞれ全体筒状に形成されており、下部の被覆筒部31と上方のガイド筒部32とから形成されている。各被覆筒部31は、対応する濾過エレメント(20A,20B)全体を被覆可能に形成されている。各ガイド筒部32は、対応する容器10上部のガイド凹部(18A,18B)に摺動可能に被嵌されている。
容器10上部のガイド凹部(18A,18B)の上面には、それぞれ穴18hが貫通形成されており、当該各穴18hを介して各ガイド筒部32の上面と接続された操作ボタン(39A,39B)が上下動可能に設けられている。
また、各洗浄用カバー(30A,30B)のガイド筒部32の側壁には、排出穴36が設けられている。各洗浄用カバー(30A,30B)の排出穴36は、当該各洗浄用カバー(30A,30B)が遮断位置に位置決めされた場合に容器10の各ガイド凹部(18A,18B)の側壁に形成された排出口19と整合するように設けられている。
ここに、上記した排出穴36と排出口19とによって、排出路35が形成される。この排出路35に沿って2次側空間16から連通穴(17A,17B)および濾過エレメント(20A,20B)を介して洗浄用カバー(30A,30B)の内部空間(38A,38B)に流入した濾過流体は容器11外部へ排出される。
次に、この実施形態の作用について説明する。
例えば、図2に示す如く、濾過エレメント20Aが目詰まりした場合には、操作ボタン39を押し下げて洗浄用カバー30Aを遮断位置に位置決めする。すると、濾過エレメント20Aは、洗浄用カバー30Aによって被覆されて1次側空間14内の流体と遮断される。そして、洗浄用カバー30Aの内部空間(38A)と容器10外部とは排出路35を介して連通される。
これにより、洗浄用カバー30Aに被覆された濾過エレメント20Aに向けて2次側空間15内の濾過された流体が連通穴17Aを介して流れ込み、当該濾過エレメント20Aを通過して排出口19から容器10外部へ排出される。ここに、上記濾過された流体は、その有する運動エネルギによって、濾過エレメント20Aを通過する際に該エレメント20Aに付着したスラッジを剥離し容器10外部へ排出する。
したがって、洗浄用カバー30Aを容器10外部から外力を加えて操作するだけで濾過エレメント20Aを迅速に洗浄することができる。その結果、コスト低減を図りつつ容易かつ迅速に濾過エレメント20Aを洗浄して目詰まりを解消できる。同様に、他方の濾過エレメント20Bも簡単にかつ短時間で洗浄することができる。
発明の効果
本発明によれば、容器の内部空間を隔壁で流体入口部を有する1次側空間と流体出口部を有する2次側空間とに区分し、該隔壁に1次側空間と2次側空間とを連通する連通穴を複数個設け、濾過エレメントを隔壁に各連通穴を覆うように設け、容器外からの操作外力によって1次側空間内の待機位置から移動して濾過エレメントを被覆して1次側空間と遮断する遮断位置に位置決め可能な洗浄用カバーを設け、この洗浄用カバーが遮断位置に位置決めされた場合に当該洗浄用カバーの内部空間と容器外部とを連通する排出路を設けたので、洗浄用カバーを容器外部から外力を加えて操作するだけで濾過エレメントを迅速に洗浄することができる。その結果、コスト低減を図りつつ容易かつ迅速に濾過エレメントを洗浄して目詰まりを解消できる。
本発明の第1の実施形態を示す側断面図である。 同じく、逆洗工程を説明するための側断面図である。
10 容器
11 内部空間
12 隔壁
13 流体入口部
14 1次側空間
15 流体出口部
16 2次側空間
19 排出口
35 排出路
17A,17B 連通穴
20A,20B 濾過エレメント
30A,30B 洗浄用カバー
38A,38B 内部空間

Claims (1)

  1. 流体を収容可能な内部空間を有しかつ該内部空間に連通した流体入口部と流体出口部とが設けられた容器と、この容器の内部空間に配設された濾過エレメントとを備え、流体入口部から容器の内部空間に流入した流体を濾過エレメントで濾過して流体出口部から排出可能な流体濾過装置において、
    前記容器の内部空間を隔壁で前記流体入口部を有する1次側空間と前記流体出口部を有する2次側空間とに区分し、該隔壁に1次側空間と2次側空間とを連通する連通穴を複数個設け、前記濾過エレメントを該隔壁に各連通穴を覆うように設け、前記容器外からの操作外力によって1次側空間内の待機位置から移動して濾過エレメントを被覆して1次側空間と遮断する遮断位置に位置決め可能な洗浄用カバーを設け、この洗浄用カバーが遮断位置に位置決めされた場合に当該洗浄用カバーの内部空間と前記容器外部とを連通する排出路を設けたことを特徴とする流体濾過装置。
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