JP2018014661A - 発振器 - Google Patents

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健治 入江
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健治 入江
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Abstract

【課題】湿度による発振信号の周波数の変動を抑制する。【解決手段】発振器1は、発振信号を出力する発振回路11と、発振回路11に近接して配置された、温度によって抵抗値が変化する第1デバイス123及び第2デバイス127と、第1デバイス123の抵抗値に対応する第1電圧と、第2デバイス127の抵抗値に対応する第2電圧との差分に基づく信号を出力する信号出力部13と、当該信号に基づいて、発振回路11から出力される発振信号の周波数を調整する調整部14と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、発振器に関する。
従来、水晶振動子の温度を一定に保つ恒温槽を設けることにより、水晶振動子を一定の温度で動作させて正確な周波数の信号を出力する恒温槽付水晶発振器(Oven Controlled Crystal Oscillator(OCXO))が知られている(例えば、特許文献1を参照)。恒温槽付水晶発振器は、温度センサにより検出した水晶振動子付近の温度に基づいて、ヒータを制御して恒温槽の温度を一定に保つことで、水晶振動子の温度を一定に保つ。
特開2007−251366号公報
ところで、恒温槽付水晶発振器の内部が密閉状態となっていない場合には、外部湿度の変化が、発振器の特性に悪影響を与えてしまうおそれがある。具体的には、発振回路を構成する樹脂製基板の吸水量が外部湿度とともに変化することにより、基板層間の静電容量が変化し、発振器から出力される発振信号の周波数が変動するおそれがある。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、湿度による発振信号の周波数の変動を抑制することができる発振器を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る発振器は、発振信号を出力する発振回路と、前記発振回路に近接して配置された、温度によって抵抗値が変化する第1デバイス及び第2デバイスと、前記第1デバイスの抵抗値に対応する第1電圧と、前記第2デバイスの抵抗値に対応する第2電圧との差分に基づく信号を出力する信号出力部と、前記信号に基づいて、前記発振回路から出力される前記発振信号の周波数を調整する調整部と、を備える。
前記第1デバイスと、前記第2デバイスとは同一の特性を有し、異なる大きさの電圧が印加されてもよい。
前記第1デバイスと、前記第2デバイスとは異なる特性を有していてもよい。
本発明によれば、湿度による発振信号の周波数の変動を抑制することができるという効果を奏する。
本実施形態に係る発振器1の構成を示す図である。
図1は、本実施形態に係る発振器1の構成を示す図である。発振器1は、発振回路11と、湿度変化検出部12と、信号出力部13と、調整部14とを備える。
発振回路11は、所定の周波数で振動する水晶振動子と、水晶振動子の温度を一定に保つ恒温槽と、水晶振動子を振動させて発振信号を出力する回路とを含んでいる。発振回路11は、水晶振動子の振動周波数に応じた所定の周波数の発振信号を出力する。本実施形態において、発振回路11は、樹脂製基板上に形成されている。樹脂製基板は、周囲の湿度変化に応じて吸水量が変化し、これにより基板層間の静電容量が変化する。
湿度変化検出部12は、発振回路11に近接して配置された、温度によって抵抗値が変化する第1デバイス123と、第2デバイス127とを有しており、発振回路11の周囲の湿度の変化を検出する。
具体的には、湿度変化検出部12は、直流電源121と、分圧抵抗122と、第1デバイス123と、分圧抵抗124と、分圧抵抗125と、分圧抵抗126と、第2デバイス127とを備える。なお、分圧抵抗122、124、125、及び126は、温度による抵抗値の変化が、第1デバイス123及び第2デバイス127と比べて極めて小さいものとする。
直流電源121は、プラス側が、分圧抵抗122及び分圧抵抗126に接続されており、マイナス側が接地されている。直流電源121は、所定の電圧を分圧抵抗122及び分圧抵抗126に印加する。
分圧抵抗122は、一端が直流電源121に接続されており、他端が第1デバイス123の一端と分圧抵抗124の一端とに接続されている。
第1デバイス123は、例えば、温度抵抗センサであり、温度によって抵抗値が大きく変化する。第1デバイス123は、一端が分圧抵抗122の他端と分圧抵抗124の一端とに接続されており、他端が接地されている。
分圧抵抗122と第1デバイス123とは、直流電源121から印加される電圧を分圧する。分圧された電圧は、分圧抵抗124に印加される。
分圧抵抗124は、一端が分圧抵抗122の他端と第1デバイス123の一端とに接続されており、他端が分圧抵抗125の一端と信号出力部13とに接続されている。
分圧抵抗125は、一端が分圧抵抗124の他端と信号出力部13とに接続されており、他端が接地されている。
分圧抵抗124と分圧抵抗125とは、分圧抵抗122と第1デバイス123とによって分圧された電圧をさらに分圧する。分圧された電圧は、信号出力部13に印加される。
分圧抵抗126は、一端が直流電源121に接続されており、他端が第2デバイス127の一端と信号出力部13とに接続されている。ここで、分圧抵抗122の抵抗値と、分圧抵抗126の抵抗値とは異なっており、本実施形態では、分圧抵抗122の抵抗値は、分圧抵抗126よりも低いものとする。
第2デバイス127は、例えば、温度抵抗センサであり、温度によって抵抗値が大きく変化する。本実施形態において、第2デバイス127の特性は、第1デバイス123の特性と同じである。第2デバイス127は、一端が分圧抵抗126の他端と信号出力部13とに接続されており、他端が接地されている。
分圧抵抗126と第2デバイス127とは、直流電源121から印加される電圧を分圧する。分圧された電圧は、信号出力部13に印加される。
本実施形態の湿度変化検出部12では、直流電源121から直流電圧が分圧抵抗122及び分圧抵抗126に印加されると、第1デバイス123及び第2デバイス127にも電圧が印加される。
第1デバイス123に電圧が印加されると、第1デバイス123には電流が流れて発熱する。これにより、空気中の水分が気化し、第1デバイス123において発生した熱が、気化熱によって奪われる。発振回路11の周囲の湿度が変化すると、空気中の水分量も変化するので、第1デバイス123において気化熱によって奪われる熱量も変化する。したがって、発振回路11の周囲の湿度が変化すると、第1デバイス123の温度が変化し、第1デバイス123の抵抗値が変化する。
同様に、発振回路11の周囲の湿度が変化すると、第2デバイス127の温度も変化し、第2デバイス127の抵抗値も変化する。ここで、分圧抵抗122の抵抗値は、分圧抵抗126の抵抗値よりも低いことから、第1デバイス123には、第2デバイス127よりも高い電圧が印加される。印加される電圧が異なると、それぞれのデバイスにおける発熱量も変化し、結果として、湿度の変化によって、第1デバイス123と、第2デバイス127との抵抗値もそれぞれ異なることとなる。したがって、分圧抵抗124と分圧抵抗125とにより分圧され、信号出力部13に印加される電圧と、分圧抵抗126と第2デバイス127とにより分圧され、信号出力部13に印加される電圧との差分も、湿度の変化に応じて変化する。
信号出力部13は、第1デバイス123の抵抗値に対応する第1電圧と、第2デバイス127の抵抗値に対応する第2電圧との差分に基づく信号を出力する。具体的には、信号出力部13は、オペアンプ131と、抵抗132と、抵抗133と、コンデンサ134と、抵抗135とを有する。
オペアンプ131、抵抗132、抵抗133は、差動増幅回路として機能する。
オペアンプ131のマイナス入力端子には、分圧抵抗124と分圧抵抗125とにより分圧された電圧が、抵抗132を介して入力される。オペアンプ131のプラス入力端子には、分圧抵抗126と第2デバイス127とにより分圧された電圧が入力される。ここで、マイナス入力端子に入力される電圧を第1電圧、プラス入力端子に入力される電圧を第2電圧という。
オペアンプ131の出力端子には、抵抗135が接続されている。また、オペアンプ131のマイナス入力端子と出力端子とは、抵抗133及びコンデンサ134の並列回路を介して接続されている。
抵抗132と抵抗133とはオペアンプ131の増幅率を決定する。
コンデンサ134は、ローパスフィルタとして機能し、オペアンプ131の出力端子から出力される、第1電圧と第2電圧との差分に基づく信号から高周波成分を除去する。
ここで、外気に直接触れる湿度変化検出部12に設けられている第1デバイス123及び第2デバイス127付近の湿度変化と、発振回路11が形成されている樹脂製基板内部の湿度変化とには時間差がある。この湿度変化の時間差を吸収するように抵抗133及びコンデンサ134の素子の値を調整することにより、湿度による発振信号の周波数変動の抑制効果をさらに高めることができる。
抵抗135は、一端がオペアンプ131の出力端子に接続されており、他端が調整部14に接続されている。抵抗135は、オペアンプ131の出力端子から出力される信号のレベルを調整する。
調整部14は、信号出力部13のオペアンプ131から出力される信号に基づいて、発振回路11から出力される発振信号の周波数を調整する。具体的には、調整部14は、発振回路11に接続されるバリキャップダイオードを備えており、オペアンプ131から入力された信号に基づいて、当該バリキャップダイオードに印加される電圧を変化させる。
調整部14は、バリキャップダイオードの静電容量を加えた発振回路11の静電容量が、湿度の変化に応じて一定になるように、バリキャップダイオードに印加される電圧を変化させる。これにより、発振回路11の周囲の湿度が変化しても、発振回路11から出力される発振信号の周波数が一定になる。
[変形例]
上記の説明において、第1デバイス123と第2デバイス127とは同じ特性を有するものとして説明したが、これに限らず、異なる特性を有していてもよい。例えば、第1デバイス123と第2デバイス127とは同じ傾向を有しており、第1デバイス123の抵抗値に対応する第1電圧と、第2デバイス127の抵抗値に対応する第2電圧との差分が、湿度の変化に伴って変化すればよい。これにより、発振器1は、第1デバイス123と第2デバイス127とが同じ特性を有している場合と同様に、発振信号の周波数を調整することができる。
[本実施形態の効果]
以上、本実施形態によれば、発振器1は、発振回路11に近接して配置された、第1デバイス123の抵抗値に対応する第1電圧と、第2デバイス127の抵抗値に対応する第2電圧との差分に基づく信号を出力する信号出力部13と、当該信号に基づいて、発振回路11から出力される発振信号の周波数を調整する調整部14とを備える。第1デバイス123及び第2デバイス127は、湿度の変化に応じて抵抗値が変化することから、信号出力部13は、第1電圧及び第2電圧の差分に基づいて、湿度の変化に応じた信号を生成することができる。よって、調整部14は、当該信号に基づいて、湿度による発振信号の周波数の変動を抑制することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1・・・発振器、11・・・発振回路、12・・・湿度変化検出部、121・・・直流電源、122、124、125、126・・・分圧抵抗、123・・・第1デバイス、127・・・第2デバイス、13・・・信号出力部、14・・・調整部

Claims (3)

  1. 発振信号を出力する発振回路と、
    前記発振回路に近接して配置された、温度によって抵抗値が変化する第1デバイス及び第2デバイスと、
    前記第1デバイスの抵抗値に対応する第1電圧と、前記第2デバイスの抵抗値に対応する第2電圧との差分に基づく信号を出力する信号出力部と、
    前記信号に基づいて、前記発振回路から出力される前記発振信号の周波数を調整する調整部と、
    を備える発振器。
  2. 前記第1デバイスと、前記第2デバイスとは同一の特性を有し、異なる大きさの電圧が印加される、
    請求項1に記載の発振器。
  3. 前記第1デバイスと、前記第2デバイスとは異なる特性を有する、
    請求項1に記載の発振器。
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