JP2018014294A - 電池パック - Google Patents

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Abstract

【課題】電池情報に関係する電気信号を検出可能な検出用部材を設置するためのセル幅方向の長さ寸法を抑制可能な電池パックを提供する。【解決手段】電池パックは、セル積層方向T1に隣り合う電池セル30における電極端子30aと電極端子30bとを接続するバスバ5と、バスバ5によって接続された複数の電池セル30の集合体である電池スタックと、を備える。電池パックは、さらに電気信号を検出するためにバスバ5に対して接続されている電圧検出線6と、電気絶縁性を有した材料で形成されてバスバ5および電圧検出線6を支持するバスバケースと、を備える。電圧検出線6とバスバ5との接続部は、バスバ5において、セル積層方向T1の隣りに設けられたバスバ5に対してセル積層方向T1に対向する部位に設けられている。【選択図】図7

Description

この明細書における開示は、バスバによって電気的に接続された複数の電池を有する電池パックに関する。
特許文献1には、電池の厚さ方向に隣接する電池と電池とを連結するバスバによって一つの集合体として設置された複数の電池と、バスバの所定の箇所に接続された電圧検出線と、を備える電池パックが開示されている。バスバが設置されている樹脂製のプレートは、バスバが収容されている第1収容部と、電圧検出線を収容可能な樋状の第2収容部と、電圧検出線の素線部分をバスバにかしめているかしめ部を収容する第3収容部と、を有している。
特許第5308841号公報
特許文献1の電池パックにおいては、バスバに形成されたかしめ部が、各電池において所定のピッチで設置された正極端子と負極端子とが並ぶセル幅方向に大きく延びるように設けられている。そして、電圧検出線は、かしめ部からさらにセル幅方向に引き出されてから、複数の電池のセル積層方向に延びるように引き回されて設置されている。したがって、特許文献1の電池パックでは、電圧検出線等がセル積層方向に対して直交するセル幅方向に延びるスペースに設置されているので、設置スペースを確保するためにセル幅方向の長さ寸法を確保する必要があるという問題がある。
このような課題に鑑み、この明細書における開示の目的は、電池情報に関係する電気信号を検出可能な検出用部材を設置するためのセル幅方向の長さ寸法を抑制可能な電池パックを提供することである。
この明細書に開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。また、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例であって、技術的範囲を限定するものではない。
開示された電池パックのひとつは、セル積層方向(T1)に隣り合う電池セル(30)において隣り合う電極端子(30a)と電極端子(30b)とを接続する導電部材(5;105;205;305;405)と、導電部材によって接続された複数の電池セルの集合体である電池スタック(3)と、電気信号を検出するために導電部材に対して接続されている検出用部材(6)と、電気絶縁性を有した材料で形成されて、導電部材および検出用部材を支持する支持部材(2;102;202)と、を備え、
検出用部材と導電部材との接続部(52;152;252;352)は、導電部材において、セル積層方向の隣りに設けられた導電部材に対してセル積層方向に対向する部位に設けられている。
この電池パックによれば、導電部材における検出用部材との接続部をセル積層方向の隣りに設けられた導電部材に対して、セル積層方向に対向する部位に備えている。この構成により、接続部が、セル積層方向に対して直交するセル幅方向に大きくせり出して設置スペースを必要とする事態を回避できる。さらに接続部がセル幅方向に大きくせり出さないため、検出用部材の引き回しスペースをセル幅方向に確保しなければならない事態も回避することができる。したがって、電池情報に関係する電気信号を検出可能な検出用部材を設置するためのセル幅方向の長さ寸法を抑制可能な電池パックを提供することができる。
第1実施形態の電池パックの斜視図である。 バスバを収容した状態のバスバケースを示した斜視図である。 図2におけるIII-III断面を矢印方向にみた部分断面図である。 図2におけるIV-IV断面を矢印方向にみた部分断面図である。 バスバケースに収容された状態のバスバを示した部分拡大図である。 バスバケースに収容された状態のバスバを示した平面図である。 図6におけるVII-VII断面を矢印方向にみた部分断面図である。 第2実施形態の電池パックについて、バスバケースに収容された状態のバスバを示した部分拡大図である。 第2実施形態の電池パックについて、バスバケースに収容された状態のバスバを示した平面図である。 図9におけるX-X断面を矢印方向にみた部分断面図である。 第3実施形態の電池パックについて、バスバケースに収容された状態のバスバを示した部分拡大図である。 第3実施形態の電池パックについて、バスバケースに収容された状態のバスバを示した平面図である。 図12におけるXIII-XIII断面を矢印方向にみた部分断面図である。 第4実施形態の電池パックについて、バスバケースに収容された状態のバスバを示した部分拡大図である。 第4実施形態の電池パックについて、バスバケースに収容された状態のバスバを示した平面図である。 図15におけるXVI-XVI断面を矢印方向にみた部分断面図である。 第5実施形態の電池パックについて、バスバケースに収容された状態のバスバを示した部分拡大図である。 第5実施形態の電池パックについて、バスバケースに収容された状態のバスバを示した平面図である。 図18におけるXIX-XIX断面を矢印方向にみた部分断面図である。
以下に、図面を参照しながら本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
第1実施形態の電池パック1について、図1〜図7を参照して説明する。各図において、T1は複数の電池セル30のセル積層方向であり、W1はセル幅方向であり、H1はセル高さ方向である。セル積層方向T1は、直方体状の電池セル30のセル厚さ方向でもある。セル幅方向W1は、セル積層方向T1とセル高さ方向H1の両方に垂直な方向である。電池パック1では、セル高さ方向H1を鉛直方向に設定している。
電池パック1は、複数の電池セル30を搭載する各種の電気機器に適用することができる。各種の電気機器は、例えば、蓄電池を有する装置、コンピュータ、車両等である。第1実施形態では、その一例として、電池パック1を、内燃機関と電池駆動のモータとを組み合わせて走行駆動源とするハイブリッド自動車、電池駆動のモータによって走行する電気自動車等の車両に用いる場合について説明する。
電池パック1は、少なくとも、電池ケース4と、電池ケース4の内部に収容された複数の電池セル30と、バスバ5を支持するバスバケース2と、を備える。電池パック1は、セル積層方向T1に所定個数の電池セル30が配置される構成の電池スタック3を備える。電池スタック3は、これを構成するすべての電池セル30が直列に結線されることにより、通電可能に接続されている。電池セル30は、例えばニッケル水素二次電池、リチウムイオン電池、有機ラジカル電池であり、筐体内に収納された状態で自動車の座席下、後部座席とトランクルームとの間の空間、運転席と助手席の間の空間などに配置されている。
電池パック1を構成する複数の電池セル30は、単電池でもあり、例えばアルミ缶等の外殻を構成する外装ケースを有し、直方体状の外装ケースの一端面から上方に突出する、正極端子である電極端子30aと負極端子である電極端子30bとを有する。電池パック1は、すべての電池セル30を直列に結線するように電極端子30aと電極端子30bとを接続する所定個数のバスバ5を備える。バスバ5は、導電性を有する材料で構成されている導電部材の一例である。バスバ5は、プレス加工により、2つの平板状部50、ベント部51、ベント部53および接続部52を有する形状となるように製造することができる。以下、電極端子30aと電極端子30bとを総称して電極端子と記載することがある。
各電池セル30における外装ケースには、安全弁が設けられている。各安全弁は、電極端子30aと電極端子30bの間に位置し、電池セル30の内部圧力が異常な圧力になるときに破断するように設定されている。安全弁は、例えば、電池セル30の外装ケースの端面に開口した孔に薄い金属膜を貼り付けて塞いで構成されている。この場合には、電池セル30の内部圧力が異常な圧力になったときに、当該金属膜が破断して外装ケースの孔が開放されて、電池セル30の内部のガスが外装ケースの外部に放出されることにより、セル内圧が低下し、電池自身の破裂を防止することができる。
電池ケース4は、その内部に各電池セル30の全体を収容可能な深い箱状の部材である。電池ケース4は、それぞれ電池セル30を収容する収容室を、収容する電池セル30と同数個備える。複数個の収容室は、セル積層方向T1に並ぶように設けられている。セル積層方向T1に隣接する収容室は、仕切り壁41によって仕切られている。電池ケース4は、所定間隔に設けられた仕切り壁41によって電池セル30の外装ケースを支持して各電池セル30を保持する。電池ケース4は、例えばポリプロピレン、フィラーやタルクを含有するポリプロピレン等の合成樹脂で形成されている。電池ケース4は、底部と、底部から立設する4辺を囲む4つの側板部とを有して形成されている。側板部には、所定の位置に、電池パック1をボルトナット等の固定具によって車両側に固定する複数の取付部11が設けられている。バスバケース20には、取付部11と一体に車両側に固定される連結部21が設けられている。
電池ケース4は、一端である上端に4つの側板部によって囲まれた開口部を有している。各電池セル30は電極端子30aおよび電極端子30bが突出する端面とは反対側に位置する端面を先頭にして上端の開口部から電池ケース4内に挿入されて、仕切り壁41と仕切り壁41の間の所定の位置に設置される。一対の側板部は、電池セル30のセル幅方向W1の両側に位置している。他の一対の側板部は、層状に設置された複数の電池セル30のセル積層方向T1、すなわち厚さ方向の両端に位置している。
電池ケース4の上端の開口部には、所定の位置にバスバを収容するバスバケース2を、開口部を覆うように設置することができる。この開口部には、各収容室に設置された電池セル30の電極端子30aおよび電極端子30bが露出するように配置されている。バスバケース2は、電気絶縁性を有した材料によって形成されて、バスバ5と電池セル30の外装ケースとを絶縁する。バスバケース2は、例えば安全弁および各電極端子を除く外装ケースの上面部分を覆うように設けられる。
バスバケース2は、安全弁から噴出したガスを所定の箇所に誘導するための排煙通路を形成するダクト部25を有している。ダクト部25は、各電池セル30の安全弁が設けられている部位と内部の排煙通路とが連通し、排煙通路がシール構造によって外部と遮断されるように各電池セル30の上面との間に押さえる。ダクト部25と電池セル30の上面との間には、ゴムなどのシール部材を配置するようにしてもよい。例えば、ダクト部25において電池セル30の上面を押さえる部分には、エラストマ等の軟性の高い樹脂を二色食成形等により設けるようにしてもよい。ダクト部25は、セル積層方向T1に沿うように延びている。ダクト部25は、耐熱性を有し、電池セル30の内部が異常な高圧状態になって、内部のガスが安全弁の破断によって噴き出しても、排煙通路を形成する部分が溶けないで破損しない耐熱能力を有する。バスバケース2は、電気絶縁性を有する材料、例えばポリプロピレン、フィラーやタルクを含有するポリプロピレン等の合成樹脂で形成されている。
バスバケース2は、ダクト部25の両側のそれぞれに、セル積層方向T1に隣り合う電池セル30と電池セル30とを電気的に接続するバスバ5を収容している。電池セル30の上面は、バスバケース2に接触することにより、電池ケース4に対する電極端子のセル高さ方向H1の位置が規定されることになる。
バスバ5は、隣接する電池セル30に関して異極電極である電極端子同士を電気的に接続する。バスバ5と電極端子30aや電極端子30bとの電気的な接続は、例えば、超音波溶接、レーザー溶接、アーク溶接等の接続手段によって提供される。図5、図6に図示する溶接部55は、バスバ5における平板状部50と電極端子30aまたは電極端子30bとの接合部分である。
図1に図示するように、電池スタック3については、電池ケース4内の電池集合体の一方端に位置する電池セル30の正極端子である電極端子30aは、一つの平板状部50を有するバスバに接続されている。このバスバの端部は、電池パック1全体の総端子部としての正極側端子に相当し、外部の電源供給部に電気的に接続されている。
一方端に位置する電池セル30の電極端子30bは、隣接する電池セル30の電極端子30aにバスバ5によって結線されている。さらにセル積層方向T1に積層設置される各電池セル30は、バスバ5によって順に直列結線されている。電池スタック3の他方端に位置する電池セル30の負極端子である電極端子30bは、一つの平板状部50を有するバスバに接続されている。このバスバの端部は、電池パック1全体の総端子部としての負極側端子に相当し、外部の電源供給部に電気的に接続されている。このように、電池パック1全体の総端子部として両端に配されたバスバとバスバは、電力の供給および放出を行うために、例えば、リレー等を用いた電流の制御回路に接続されている。
電極端子30aと電極端子30bとをバスバ5によって接続する工程を実施する場合には、まず、各電池セル30を、電極端子が設けられている端面とは反対側の端面を先頭にした姿勢で、電池ケース4の上端開口部から各収容室に適正に収容して保持する。次に、電池ケース4と複数の電池セル30とを一体にした組み立て品に対してバスバケース2を組み付け、電池ケース4の組付部42を貫通した穴部とバスバケース2の組付部22を貫通した穴部とにボルト10を挿通し、ナットで締め付ける。電池ケース4とバスバケース2との組み立て品に対して、バスバケース2のベース部20に形成された開口部から露出する電極端子に対応するバスバ5を所定位置に設置する。これにより、バスバ5は、平板形状である平板状部50と電極端子とが接触する状態でバスバケース2によって支持されている。この状態で、各バスバ5について、平板状部50と電極端子とが接触している接触部に前述の溶接を行い、バスバ5と電極端子とを電気的に接合する。
電池パック1は、所定の電池セル30と所定の電池セル30との間または、各電池セルにおける電圧信号を送信するために配線される所定個数の電圧検出線6を備える。電圧検出線6は、電池情報に関係する電気信号を検出するためにバスバ5に対して接続されている検出用部材の一例である。電圧検出線6は、電池パック1に関わる各種の電池情報を検出するための電気信号検出用の線であり、バスバ5の所定の部位と電池監視ユニット等の制御装置とを接続する。
バスバ5は、電圧検出線6が接続されている所定の部位に接続部52を備える。接続部52は、電圧検出線6とバスバ5との結合部分である。接続部52は、バスバ5において、セル積層方向T1の隣りに設けられたバスバ5に対してセル積層方向T1に対向する部位に設けられている。接続部52は、外表面が被覆された状態でバスバケース2に埋まっている。接続部52と電圧検出線6は、例えば、前述した溶接によって結合されている。例えば、接続部52を電圧検出線6が結合された状態で金型内に設置して、バスバケース2とともに一体成形することにより、外表面がバスバケース2を形成する材料に被覆された状態で接続部52をバスバケース2に内蔵することができる。
電圧検出線6は、一端が接続されている接続部52からバスバケース2の内部に内蔵されている状態で延びて、電池側コネクタ13に内蔵されるコネクタ端子に他端が接続されている。すなわち、電圧検出線6の一端は、その外表面がバスバケース2を形成する材料に被覆された状態でバスバケース2に内蔵されている。電圧検出線6は、一端から他端にかけて、その外表面がバスバケース2を形成する材料に被覆された状態でバスバケース2に内蔵されている。電圧検出線6は、接続部52から電池側コネクタ13のコネクタ端子まで延びる通信線である。電圧検出線6の他端と出力用コネクタ端子とは、例えば、かしめ加工または前述した溶接によって結合されている。電池側コネクタ13は、制御装置に接続されている入力用信号線の一端部である入力用コネクタ端子を内蔵する制御装置側のコネクタに接続されている。電圧検出線6は、電池スタック3において所定の電位差を電気信号として検出し、出力用コネクタ端子が入力用コネクタ端子に導通可能に接続されることで、電池管理ユニット等を構成する制御装置に出力する。
電池管理ユニット(Battery Management Unit)は、少なくとも電池スタック3の蓄電量を管理する機器であり、電池パック1に係る制御を行う電池制御ユニットの一例である。また、電池管理ユニットは、電池スタック3に関する電流、電圧、温度を監視するとともに、電池スタック3の異常、漏電異常等を管理する機器であってもよい。電池管理ユニットは、車両に搭載された各種の電子制御装置と通信可能に構成されている。電池管理ユニットには、電流センサによって検出された電流値に係る信号が入力されてもよいし、メインリレーやプリチャージリレーの作動を制御する制御装置であってもよい。電池管理ユニットは、電池スタック3等の発熱体を冷却するための送風装置のモータの作動を制御する機器として機能することができる。
電池セル30は、例えば、放電して電流が取り出される出力時および充電される入力時に自己発熱する。電池管理ユニットは、電池セル30の温度を常時モニターし、電池セル30の温度に基づいて送風装置の運転を制御する。例えば、電池管理ユニットは、送風装置のモータに、最大電圧に対して0%〜100%に含まれる任意の値のデューティ比に制御した電圧を印加して、各ファンの回転数を可変させることができる。電池パック1では、このデューティ制御によってファンの回転数を変化させることにより、送風装置による風量を多段階または無段階的に調節することができる。
電圧検出線6は、接続部52から引き出され、セル積層方向T1に隣り合うバスバ5とバスバ5との間を、セル幅方向W1に延びるように配線されている。バスバケース2のベース部20は、セル積層方向T1に隣り合うバスバ5とバスバ5との間に相当する箇所に、バスバ間壁部24を備えている。この構成によれば、バスバ間壁部24は、隣り合うバスバ5とバスバ5とを絶縁する機能を提供できる。
バスバ間壁部24は、隣接するバスバ5の接続部52から延びる電圧検出線6を収容して、電池側コネクタ13に向けて案内する。図1および図2に示すように、ダクト部25は、バスバケース2において、セル幅方向W1に関して中央部に位置し、さらにセル積層方向T1の長さ全体にわたる排煙通路を有している。バスバ間壁部24は、セル幅方向W1に関してダクト部25の両側にそれぞれ、複数個ずつ、所定間隔をあけて設けられている。この所定間隔のスペースには、バスバ5が収容されている。
バスバケース2のベース部20は、バスバ間壁部24と電池側コネクタ13とを連結する枠壁部23を備えている。枠壁部23は、所定間隔をあけて並ぶ複数のバスバ間壁部24に対して電池側コネクタ13側の端部で一体に設けられて、バスバケース2の外周枠の一部を構成している。したがって、電池側コネクタ13は、枠壁部23と複数のバスバ間壁部24に対して一体に設けられていることになる。
ダクト部25よりも電池側コネクタ13から離れた位置にある各バスバ間壁部24は、隣接するバスバ5の接続部52から延びる電圧検出線6を収容する。この電圧検出線6は、図3に図示するように、さらにダクト部25よりも電池側コネクタ13に近い位置にあるバスバ間壁部24に収容されて、他の接続部52から延びる他の電圧検出線6と集合した状態で設置されている。例えば、電池側コネクタ13に近い方の一つのバスバ間壁部24は、電池側コネクタ13から遠い方の一つのバスバ間壁部24に内蔵される電圧検出線6と、電池側コネクタ13に近い方のバスバ5に接続される電圧検出線6と、の両方を電気絶縁した状態で内蔵する。電圧検出線6は、電池側コネクタ13から遠い方のバスバ間壁部24から、電池側コネクタ13に近い方のバスバ間壁部24に至る範囲においても、バスバケース2における所定部位に内蔵されている。
さらに、枠壁部23は、図4に図示するように、電池側コネクタ13に近い方の各バスバ間壁部24によって内蔵される電圧検出線6の集合体を、電気絶縁性を確保した状態で内蔵する。枠壁部23に内蔵された各電圧検出線6は、セル積層方向T1に延びて、電池側コネクタ13の内部に向けて配線されている。したがって、バスバケース2は、各電圧検出線6について、検出線全体にわたって絶縁性を確保した状態で電池側コネクタ13に導いている。
各電圧検出線6は、接続部52から電池側コネクタ13に至るまでの間に、バスバ間壁部24に内蔵されていることにより、セル幅方向W1に延びるように配線される部分を含んでいる。すべての電圧検出線6は、バスバケース2において一方の側に位置する電池側コネクタ13に集合する形態で配線されている。この構成によれば、電圧検出線6を含む電気信号検出用の線を、電池パック1の組立時に配線する作業を大幅に軽減することができる。またこの構成によれば、電池側コネクタ13に制御装置側のコネクタを接続する構成を採用することによって、電気信号を制御装置に取り出すための構成を構築することができ、配線作業の工程数、部品点数を大幅に低減することができる。また、各電圧検出線6はセル幅方向W1に延びるように配線される部分を含むことにより、他の構成部品に干渉しにくい配線経路を構築でき、さらに電気信号経路の長さを抑制することに寄与する。
バスバ5は、電極端子30aとの溶接部55と電極端子30bとの溶接部55との間にベント部51を備える。ベント部51は、セル積層方向T1に並ぶ平板状部50と平板状部50とをつなぐ湾曲部であり、バスバ5においてセル幅方向W1の長さ全体にわたって設けられている。ベント部51は、電池セル30から離れる方向、すなわち電池セル30から上方へ凸となる断面形状をなす。ベント部51は、セル積層方向T1に沿う方向に変形可能である。この方向の形状変化により、セル積層方向T1に並ぶ平板状部50と平板状部50とのピッチを変更することができる。したがって、ベント部51は、セル積層方向T1に隣り合う電極端子30aと電極端子30bとの間隔が変化した場合にも端子間の連結を可能とする寸法調整部として機能する。
また、ベント部51は、電池セル30から離れる方向へ凸となる湾曲形状であるため、ベント部51と電池セル30における電極端子の形成面との間に、所定の空間を形成することができる。この構成により、図7に図示するように、所定の空間にベース部20の一部を収容することができる。ベース部20のこの部分に電圧検出線6を内蔵することにより、電圧検出線6等の検出用部材を、体格を抑えつつコンパクトに配線することができる。また、検出用部材の配線スペースを増やすことができるので、バスバ間壁部24に内蔵する配線数を減らすことができ、絶縁距離を高めることに寄与する。また、バスバ間壁部24に内蔵する配線数を減らすことにより、配線が集中する構造を緩和でき、バスバ間壁部24の体積を小さくすることにも寄与する。
バスバ5は、電極端子30bとの接触部と接続部52との間にベント部53を備える。ベント部53は、図7に示すように、セル積層方向T1に並ぶ平板状部50と接続部52とをつなぐ湾曲部であり、バスバ5においてセル幅方向W1の長さ全体にわたって設けられている。ベント部53は、電池セル30から離れる方向、すなわち電池セル30から上方へ凸となる断面形状をなす。図7に示すように、ベント部53の幅全体に対してセル積層方向T1に隣接するバスバ5の端部54と接続部52とは、外表面が被覆された状態でバスバ間壁部24に内蔵されている。すなわち、バスバ5の端部54と接続部52は、バスバ間壁部24に埋まっていることで、バスバケース2によって支持されている。したがって、バスバ間壁部24は、セル幅方向W1に延びる幅全体にわたってバスバ5の端部54を支持している。接続部52は、端部54の幅全体において任意の位置に設けられて、端部54とともにバスバケース2によって支持されている。
ベント部53は、セル積層方向T1に沿う方向に変形可能である。セル積層方向T1方向に関するベント部53の形状変化により、セル積層方向T1に並ぶ平板状部50と平板状部50とのピッチを変更することができる。したがって、ベント部53は、セル積層方向T1に隣り合う電極端子30aと電極端子30bとの間隔が変化した場合にも端子間の連結を可能とする寸法調整部として機能する。ベント部53は、バスバ間壁部24によって支持されている接続部52と電極端子との間隔が変化した場合にも端子間の連結を可能とする寸法調整部として機能する。また、ベント部53は、部品交差に伴う部品間の寸法や組み立て時に生じる部品間の寸法にばらつきが生じた場合に寸法調整部として機能する。図7に示すように、接続部52は、電極端子との接触部である平板状部50よりも高い位置となるように設けられている。接続部52は、ベント部51と同等の高さ位置またはベント部51よりも高い位置となるように設けられている。
電池パック1は、電池セル30を冷却するための冷却用流体が流通する流体通路を備えるように構成してもよい。この流体通路は、冷却用流体がバスバ5の表面上を流れるように形成された通路である。この流体通路は、バスバケース2の枠壁部23の下端部と電池ケース4の上端部との間に形成される隙間を通路入口部12とする。前述する送風装置は、流体通路に強制的な流体流れを形成する流体駆動装置の一例である。冷却用流体としては、例えば、空気、各種のガス、水、冷媒を用いることができる。冷却用流体は、通路入口部12から流体通路に流入し、電池側コネクタ13に近い方の各バスバ5の表面上に沿って流れ、ダクト部25を乗り越えて、電池側コネクタ13に遠い方の各バスバ5の表面上に沿って流れた後、電池パック1の外部に流出する。このようにバスバ5の表面に接触するように冷却用流体を強制的に流すことにより、電池セル30を冷却する性能を高めることができる。
次に、第1実施形態の電池パック1によって得られる効果について説明する。電池パック1は、セル積層方向T1に隣り合う電池セル30において隣り合う電極端子30aと電極端子30bとを接続するバスバ5と、バスバ5によって接続された複数の電池セル30の集合体である電池スタック3と、電圧を検出する電圧検出線6と、を備える。電圧検出線6は、電気信号を検出するためにバスバ5に対して接続されている。電池パック1は、電気絶縁性を有した材料で形成されて、バスバ5および電圧検出線6を支持するバスバケース2を備える。
電圧検出線6とバスバ5との接続部52は、バスバ5において、セル積層方向T1の隣りに設けられたバスバ5に対してセル積層方向T1に対向する部位に設けられている。
この電池パック1によれば、バスバ5における電圧検出線6との接続部52をセル積層方向T1の隣りに設けられたバスバ5に対して、セル積層方向T1に対向する部位に備えている。この構成により、接続部52がセル幅方向W1に大きくせり出して設置スペースを必要とするような電池パックの構成を回避できる。さらに接続部52がセル幅方向W1に大きくせり出さないため、電圧検出線6の引き回しスペースをセル幅方向W1に確保しなければならない事態も回避することができ、電圧検出線6の設置スペースがセル幅方向W1に大きくなることを防止できる。したがって、電池パック1は、電池情報に関係する電気信号を検出可能な電圧検出線6等の検出用部材を設置するためのセル幅方向の長さ寸法を抑制することができる。
また、電圧検出線6は、接続部52から、セル積層方向T1に隣り合うバスバ5とバスバ5との間に延びるように設置されている。この構成によれば、絶縁距離を必要とする隣接するバスバ間のスペースを利用して、電圧検出線6を設置することができる。したがって、バスバケース2上または内部のスペースを有効活用した配線を実現でき、電池パック1の小型化に寄与する。
また、接続部52は、外表面がバスバケース2の材料によって被覆された状態でバスバケース2に内蔵されている。この構成によれば、バスバケース2は電気絶縁性を有した材料で形成されているため、接続部52は外部から確実に絶縁されることになる。これにより、接続部を別個に絶縁被覆することが不要になり、部品点数を削減できる。さらに、バスバ5と電圧検出線6との結合部を電気絶縁性を有する材料で被覆することにより、強度向上と腐食抑制に寄与でき、部品点数を抑えつつ品質向上が図れる。特に接続部52に溶接接合を施す場合、接合部に応力がかかり断線することを抑える効果を奏する。また、異種金属の接合、例えばアルミニウム材料と銅材料とで接続部52を形成する場合に、腐食抑制効果を奏する。
さらに、バスバケース2に内蔵されている接続部52は、電圧検出線6と溶接またはろうつけにより接合されている。この構成によれば、接続部を構成するための端子を不要にでき、部品点数を低減することに寄与する。
電池パック1において、電圧検出線6は複数設けられている。バスバケースは複数の電圧検出線6のそれぞれを、外表面を被覆して電気絶縁性を確保した状態で内蔵している。この構成によれば、各電圧検出線6を外部から絶縁することができるので、絶縁用の被覆付きの電圧検出線を用いる必要がない。さらに、電圧検出線を引き回したり、所定の位置に固定したりする作業を省略することができ、製造工数の削減が図れ、生産性を向上できる。
また、複数の電圧検出線6は、外表面をバスバケース2の材料によって被覆して電気絶縁性を確保した状態で、さらにバスバケース2における所定箇所に集合した状態で内蔵されている。この構成によれば、異なる電位の電圧検出線を短絡しない状態で配線でき、さらに配線のためのスペースを抑えることができ、電池パック1の小型化に寄与する。
また、接続部52は、バスバ5における電池セル30の電極端子との接触部よりも高い位置に設けられている。この構成によれば、バスバ5の表面、接続部52より低い箇所に結露水が生じたり水が付着したりした場合に、水に重力が作用するので、接続部52にまで侵入することを抑制することができる。これにより、接続部52の腐食を抑えることができる。
バスバ5は、セル積層方向T1の長さ寸法が変更するように変形可能な寸法調整部を有する。寸法調整部は、セル積層方向T1に関して、バスバ5における電極端子との接触部と接続部52との間に設けられている。この構成によれば、各部品の寸法交差に伴う寸法ばらつきや、組立工程における組付精度に伴う組立上のばらつきが生じた場合に、組立時に寸法調整部が変形することによって、前述のばらつきを吸収して適正に組み立てることができる。これにより、バスバ5と電極端子とを確実に接続できる電池パック1を提供できる。
寸法調整部は、湾曲する形状の湾曲部をなすベント部53である。湾曲部は、バスバ5において、セル幅方向W1に延びる幅全体にわたって設けられている。湾曲部の幅全体に対してセル積層方向T1に隣接するバスバ5の端部54と接続部52は、外表面がバスバケース2の材料によって被覆された状態でバスバケース2に内蔵されている。この構成によれば、組付工程や組付け後における、変形時や変形後のベント部53には応力がかかりやすいが、バスバ5の端部54をバスバケース2に埋め込むように支持するので、応力に対する強度を向上でき、電池パックの品質向上を図ることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態の電池パック1の他の形態である、バスバ105およびバスバケース102について図8〜図10を参照して説明する。各図において、第1実施形態の図面中と同一符号を付した構成要素は、同様の構成要素であり、同様の作用効果を奏するものである。以下、第1実施形態と相違する内容について説明する。
第2実施形態は、第1実施形態に対して、バスバ105とバスバケース102とが相違する。バスバ105は、電圧検出線6が接続されている所定の部位に接続部152を備える。接続部152は、電圧検出線6とバスバ105との結合部分である。接続部152は、バスバ105において、セル積層方向T1の隣りに設けられたバスバ105に対してセル積層方向T1に対向する部位に設けられている。接続部152は、外表面が被覆された状態でバスバケース102に埋まっている。接続部152は、バスバ間壁部124において、セル幅方向長さの中央部に内蔵されている。接続部152は、セル幅方向長さがベント1部53と同等であり、バスバ105のセル幅方向長さに比べて小さく構成されている。
バスバ105は、電極端子30bとの接触部と接続部152との間にベント部153を備える。ベント部153は、図10に示すように、セル積層方向T1に並ぶ平板状部50と接続部152とをつなぐ湾曲部であり、バスバ105においてセル幅方向長さの中央部分にのみ設けられている。ベント部153は、電池セル30から離れる方向、すなわち電池セル30から上方へ凸となる断面形状をなす。ベント部153は、バスバ105においてセル積層方向T1の端部154から、セル幅方向長さの中央部分のみを切り起こすようにして形成された湾曲部である。バスバ105は、接続部152がバスバ間壁部124に埋まっていることによっても、バスバケース102による支持力を提供されている。
ベント部153は、セル積層方向T1に沿う方向に変形可能である。セル積層方向T1方向に関するベント部153の形状変化により、セル積層方向T1に並ぶ平板状部50と平板状部50とのピッチを変更することができる。したがって、ベント部153は、セル積層方向T1に隣り合う電極端子30aと電極端子30bとの間隔が変化した場合にも端子間の連結を可能とする寸法調整部として機能する。ベント部153は、バスバ間壁部124によって支持されている接続部152と電極端子との間隔が変化した場合にも端子間の連結を可能とする寸法調整部として機能する。また、ベント部153は、部品交差に伴う部品間の寸法や組み立て時に生じる部品間の寸法にばらつきが生じた場合に寸法調整部として機能する。図10に示すように、接続部152は、電極端子との接触部である平板状部50よりも高い位置となるように設けられている。接続部152は、ベント部51と同等の高さ位置またはベント部51よりも高い位置となるように設けられている。
接続部152と電圧検出線6は、例えば、前述した溶接によって結合されている。例えば、接続部152を電圧検出線6が結合された状態で金型内に設置して、バスバケース102とともに一体成形することにより、外表面がバスバケース102を形成する材料に被覆された状態で接続部152をバスバケース102に内蔵することができる。電圧検出線6は、一端が接続されている接続部152からバスバケース102の内部に内蔵されている状態で延びて、電池側コネクタ13に内蔵されるコネクタ端子に他端が接続されている。すなわち、電圧検出線6の一端は、その外表面がバスバケース102を形成する材料に被覆された状態でバスバケース102に内蔵されている。電圧検出線6は、一端から他端にかけて、その外表面がバスバケース102を形成する材料に被覆された状態でバスバケース102に内蔵されている。電圧検出線6は、接続部152から電池側コネクタ13のコネクタ端子まで延びる通信線である。
第2実施形態によれば、寸法調整部は、湾曲する形状の湾曲部をなすベント部153である。湾曲部は、バスバ105においてセル積層方向T1の端部154よりも中央部のベント部51寄りに設けられている。この構成によれば、ベント部153とバスバ105とを合わせたセル積層方向の長さ寸法が大きくなることを抑制できるので、電池パック1の小型化に寄与する。
また、第2実施形態によれば、湾曲部であるベント部153は、バスバ105の一部を切り起こして形成された部分である。接続部152は、セル積層方向T1に湾曲部に隣接する部分であり、外表面がバスバケース102の材料によって被覆された状態でバスバケース102に内蔵されている。この構成によれば、セル積層方向T1の長さが変更な可能な寸法調整部を有するバスバ105を、製造コストを要しない切り起こし加工により製作することができる。ベント部153がバスバ105の一部を切り起こして形成された部分であるため、バスバ105に使用する材料の歩留まりが向上する。また、ベント部153に連結されている接続部152をバスバケース102に埋め込むように支持するので、変形時や変形後にベント部153に作用する応力に対する強度を向上できる。
また、第2実施形態によれば、湾曲部であるベント部153は、バスバ105において、セル幅方向W1に延びる一辺の一部として設けられている。ベント部153に隣接する接続部152は、外表面がバスバケース102の材料によって被覆された状態でバスバケース102に内蔵されている。この構成によれば、ベント部153を変形させやすく、セル積層方向T1に隣接するバスバ105とバスバ105との空間距離を広く確保することができる。また、この構成によれば、変形時や変形後にベント部153に作用する応力に対する強度を向上するとともに、ベント部153とバスバ105とを合わせたセル積層方向T1の長さ寸法が大きくなることを抑制することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、第1実施形態の電池パック1の他の形態である、バスバ205およびバスバケース202について図11〜図13を参照して説明する。各図において、第1実施形態の図面中と同一符号を付した構成要素は、同様の構成要素であり、同様の作用効果を奏するものであり、第1実施形態と相違する内容について説明する。
第3実施形態は、第1実施形態に対して、バスバ205とバスバケース202とが相違する。バスバ205は、電圧検出線6が接続されている所定の部位に接続部252を備える。接続部252は、電圧検出線6とバスバ205との結合部分であり、バスバ205において、セル積層方向T1の隣りに設けられたバスバ205に対してセル積層方向T1に対向する部位に設けられている。接続部252は、外表面が被覆された状態でバスバケース202に埋まっている。接続部252は、ベント部235よりも排煙通路側に突出した位置においてバスバ間壁部224に内蔵されている。バスバ間壁部224は、図12に示すように、平面視で、セル積層方向T1に隣接するバスバ間の全体と排煙通路側の一部とにわたるL字状に形成されている。接続部252は、セル積層方向長さがベント部153と同等となるように構成されている。
バスバ205は、電極端子30bとの接触部と接続部252との間にベント部253を備える。ベント部253は、図13に示すように、セル幅方向W1に並ぶ平板状部50と接続部252とをつなぐ湾曲部である。ベント部253は、バスバ205において、セル幅方向長さの排煙通路側の端部であり、かつセル積層方向T1の隣りに設けられたバスバ205に対向する端部に設けられている。ベント部253は、電池セル30から離れる方向、すなわち電池セル30から上方へ凸となる断面形状をなす。ベント部253は、バスバ205において、セル積層方向T1の隣りに設けられたバスバ205に対向する角部のみを切り起こすようにして形成された湾曲部である。バスバ205は、接続部252がバスバ間壁部224に埋まっていることによっても、バスバケース202による支持力を提供されている。
ベント部253は、セル幅方向W1に沿う方向に変形可能である。セル幅方向W1方向に関するベント部253の形状変化により、平板状部50と電極端子とのセル幅方向W1のピッチを変更することができる。したがって、ベント部253は、平板状部50と電極端子とのセル幅方向W1のピッチが変化した場合にも電極端子とバスバ205との接合を可能とする寸法調整部として機能する。ベント部253は、バスバ間壁部224によって支持されている接続部252と電極端子との間隔が変化した場合にも電極端子とバスバ205との接合を可能とする寸法調整部として機能する。また、ベント部253は、部品交差に伴う部品間の寸法や組み立て時に生じる部品間の寸法にばらつきが生じた場合に寸法調整部として機能する。図13に示すように、接続部252は、電極端子との接触部である平板状部50よりも高い位置となるように設けられている。接続部252は、ベント部51と同等の高さ位置またはベント部51よりも高い位置となるように設けられている。
接続部252と電圧検出線6は、例えば、前述した溶接によって結合されている。例えば、接続部252を電圧検出線6が結合された状態で金型内に設置して、バスバケース202とともに一体成形することにより、外表面がバスバケース202を形成する材料に被覆された状態で接続部252をバスバケース202に内蔵することができる。電圧検出線6は、一端が接続されている接続部252からバスバケース202の内部に内蔵されている状態で延びて、電池側コネクタ13に内蔵されるコネクタ端子に他端が接続されている。すなわち、電圧検出線6の一端は、その外表面がバスバケース202を形成する材料に被覆された状態でバスバケース202に内蔵されている。電圧検出線6は、一端から他端にかけて、その外表面がバスバケース202を形成する材料に被覆された状態でバスバケース202に内蔵されている。電圧検出線6は、接続部252から電池側コネクタ13のコネクタ端子まで延びる通信線である。
第3実施形態によれば、寸法調整部としてのベント部253は、バスバ205における電極端子との接触部に対して、セル幅方向W1に外れた位置に設けられている。この構成によれば、ベント部253が、バスバ205と電極端子との接触部に干渉する位置に設置されることを回避できるので、バスバ205と電極端子との接触面積を確保することができる。これにより、バスバ205と電極端子との確実な結合を実現するとともに、各部間の寸法ばらつきに対応可能な電池パック1を提供できる。
また、第3実施形態によれば、湾曲部であるベント部253は、バスバ205の一部を切り起こして形成された部分である。接続部252は、セル幅方向W1に湾曲部に隣接する部分であり、外表面がバスバケース202の材料によって被覆された状態でバスバケース202に内蔵されている。この構成によれば、セル幅方向W1の長さが変更な可能な寸法調整部を有するバスバ205を、製造コストを要しない切り起こし加工により製作することができる。ベント部253がバスバ205の一部を切り起こして形成された部分であるため、バスバ205に使用する材料の歩留まりが向上する。また、ベント部253に連結されている接続部252をバスバケース202に埋め込むように支持するので、変形時や変形後にベント部253に作用する応力に対する強度を向上できる。
また、第3実施形態によれば、湾曲部であるベント部253は、バスバ205において、セル幅方向W1に延びる一辺の一部として設けられている。ベント部253に隣接する接続部252は、外表面がバスバケース202の材料によって被覆された状態でバスバケース202に内蔵されている。この構成によれば、ベント部253を変形させやすく、変形時や変形後にベント部253に作用する応力に対する強度を向上するとともに、ベント部253とバスバ205とを合わせたセル積層方向T1の長さ寸法が大きくなることを抑制することができる。
(第4実施形態)
第4実施形態では、第1実施形態の電池パック1の他の形態である、バスバ305およびバスバケース302について図14〜図16を参照して説明する。各図において、第1実施形態および第2実施形態の図面中と同一符号を付した構成要素は、同様の構成要素であり、同様の作用効果を奏するものである。以下、第1実施形態および第2実施形態と相違する内容について説明する。
第4実施形態は、第2実施形態に対して、バスバ305とバスバケース302とが相違する。バスバ305は、バスバ105に対して、接続部352およびベント部353の設置場所が異なる。バスバ305における接続部352、ベント部353は、バスバ105における接続部152、ベント部153にそれぞれ相当し、同様の形状、同様の作用効果を奏する。
接続部352は、バスバ305において、セル積層方向T1の隣りに設けられたバスバ305に対してセル積層方向T1に対向する部位に設けられている。接続部352は、バスバ間壁部324において、セル幅方向長さの排煙通路側の端部に内蔵されている。接続部352は、セル幅方向長さがベント部353と同等であり、バスバ305のセル幅方向長さに比べて小さく構成されている。
バスバ305は、電極端子30bとの接触部と接続部352との間にベント部353を備える。ベント部353は、図16に示すように、セル積層方向T1に並ぶ平板状部50と接続部352とをつなぐ湾曲部であり、バスバ305においてセル幅方向長さの排煙通路側の端部にのみ設けられている。ベント部353は、バスバ305においてセル積層方向T1の端部154から、セル積層方向T1の隣りに設けられたバスバ305に対向する角部のみを切り起こすようにして形成された湾曲部である。ベント部353は、バスバ305において、セル幅方向W1に延びる一辺の一部として設けられている。バスバ305は、接続部352がバスバ間壁部324に埋まっていることによっても、バスバケース302による支持力を提供されている。
図16に示すように、接続部352は、電極端子との接触部である平板状部50よりも高い位置となるように設けられている。接続部352は、ベント部51と同等の高さ位置またはベント部51よりも高い位置となるように設けられている。
接続部352と電圧検出線6は、例えば、前述した溶接によって結合されている。例えば、接続部352を電圧検出線6が結合された状態で金型内に設置して、バスバケース302とともに一体成形することにより、外表面がバスバケース302を形成する材料に被覆された状態で接続部352をバスバケース302に内蔵することができる。
第4実施形態によれば、寸法調整部は、湾曲する形状の湾曲部をなすベント部353である。湾曲部は、バスバ305においてセル積層方向T1の端部154よりも中央部のベント部51寄りに設けられている。この構成によれば、ベント部353とバスバ305とを合わせたセル積層方向の長さ寸法が大きくなることを抑制できるので、電池パック1の小型化に寄与する。
(第5実施形態)
第5実施形態では、第1実施形態の電池パック1の他の形態について図17〜図19を参照して説明する。各図において、第1実施形態および第4実施形態の図面中と同一符号を付した構成要素は、同様の構成要素であり、同様の作用効果を奏するものである。以下、第1実施形態および第4実施形態と相違する内容について説明する。
第5実施形態は、第4実施形態に対して、バスバ405と電極端子との結合に係る構成が相違する。バスバ405と電極端子の結合に係る構成は、ボルトとナットとの締結手段155により提供されている。各電極端子に一体に構成される円柱状部には、外周におねじ部が形成されている。バスバ405には、円柱状部が挿通可能な貫通穴が形成されている。バスバ405と各電極端子とを電気的に接続するには、各貫通穴に、対応する各円柱状部を挿通し、各円柱状部にナットをはめて締め付ける。ナットを十分に締め付けると、ナットに当接したバスバ405の平板状部50が電極端子30a、電極端子30bに接触して導通状態になる。
(他の実施形態)
この明細書の開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品、要素の組み合わせに限定されず、種々変形して実施することが可能である。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品、要素が省略されたものを包含する。開示は、ひとつの実施形態と他の実施形態との間における部品、要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示される技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
前述の実施形態において、電気信号を検出するためにバスバ5に対して接続されている検出用部材は、電圧検出線6であるが、これに限定するものではない。検出用部材には、電圧検出線の他、温度検出線やその他の電気信号を取得するための各種の検出線を適用することができる。
前述の実施形態において、バスバに接続されている電圧検出線6等の検出用部材は、すべてのバスバに接続されている形態に限定されない。検出用部材は、一部のバスバに接続されている形態も含んでいる。
前述の実施形態において、電圧検出線6等の検出用部材は、バスバ5に接続されている一端からコネクタ端子に接続されている他端にかけて、バスバケース2の内部に内蔵されている形態であるが、この内蔵形態に限定するものではない。例えば、検出用部材は、バスバケース2に外表面に沿うように配線される形態であってもよい。
前述の実施形態において、ベント部53は、電池セル30から離れる方向へ凸となる湾曲形状であるが、凸となる方向はこれに限定されない。例えば、ベント部53は、電池セル30に接近する方向へ凸となる湾曲形状でもよいし、セル積層方向T1へ凸となる湾曲形状でもよい。
前述の実施形態において、ベント部53の厚み寸法は、電極端子と結合されている平板状部50の厚み寸法よりも小さくてもよい。この構成によれば、ベント部53は、平板状部50よりも剛性が小さくなるので、外力が作用した場合に変形しやすく、高い寸法調整機能を持つことができる。
前述の実施形態において電池集合体を構成する電池セルは、例えば、外装ケースが薄い平板状の形態をなし、外装ケースはラミネートシートで形成されている形態でもよい。ラミネートシートは、絶縁性の高い素材で構成されている。電池セルは、例えば、二つ折りにされたラミネートシートの端部同士を熱融着することにより当該端部同士を封止して密閉された扁平状容器の内部空間を有する。この内部空間には、電極集合体、電解質、端子接続部、正極端子部の一部、および負極端子部の一部を含む電池本体部が内蔵されている。したがって、複数の電池セルは、扁平状容器の周縁部が封止されることにより、扁平状容器の内部に、電池本体部が密封状態で収容されている。各電池セルは、扁平状容器から外方へ引き出された一対の電極端子を有する。
前述の実施形態において、電池パック1に含まれる電池スタック3は1個の電池集合体であるが、例えば、流体流下方向またはこれと交差する方向に並ぶ2個以上の電池集合体であってもよい。
前述の実施形態において、電池スタック3を構成する複数の電池セル30は、電池ケース4の収容空間で、隣接する電池セル間に隙間を設けずに接触させた状態で設置される形態でもよいし、電池セル間に所定の隙間をあけて設置するようにしてもよい。
前述の実施形態において、電池スタック3を構成する複数の電池セル30の積層方向は、冷却用流体の流下方向でもよいし、流下方向に対して交差する方向でもよい。
2,102、202…バスバケース(支持部材)、 3…電池スタック
5,105,205,305,405…バスバ(導電部材)
6…電圧検出線(検出用部材)、 30…電池セル
30a,30b…電極端子
50…平板状部(接触部)、 51…ベント部(中央部)
52,152,252,352…接続部
53,153,353…ベント部(寸法調整部、湾曲部)
T1…セル積層方向、 W1…セル幅方向

Claims (12)

  1. セル積層方向(T1)に隣り合う電池セル(30)において隣り合う電極端子(30a)と電極端子(30b)とを接続する導電部材(5;105;205;305;405)と、
    前記導電部材によって接続された複数の前記電池セルの集合体である電池スタック(3)と、
    電気信号を検出するために前記導電部材に対して接続されている検出用部材(6)と、
    電気絶縁性を有した材料で形成されて、前記導電部材および前記検出用部材を支持する支持部材(2;102;202)と、
    を備え、
    前記検出用部材と前記導電部材との接続部(52;152;252;352)は、前記導電部材において、前記セル積層方向の隣りに設けられた前記導電部材に対して前記セル積層方向に対向する部位に設けられている電池パック。
  2. 前記検出用部材は、前記接続部から、前記セル積層方向に隣り合う前記導電部材と前記導電部材との間に延びるように設置されている請求項1に記載の電池パック。
  3. 前記接続部は、外表面が前記支持部材の前記材料によって被覆された状態で前記支持部材に内蔵されている請求項1または請求項2に記載の電池パック。
  4. 前記検出用部材は、複数設けられており、
    前記支持部材は、複数の前記検出用部材のそれぞれを、外表面を被覆して電気絶縁性を確保した状態で内蔵している請求項3に記載の電池パック。
  5. 複数の前記検出用部材は、前記支持部材における所定箇所に集合した状態で内蔵されている請求項4に記載の電池パック。
  6. 前記接続部は、前記導電部材における前記電池セルの前記電極端子との接触部(50)よりも高い位置に設けられている請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電池パック。
  7. 前記導電部材は、前記セル積層方向の長さ寸法が変更するように変形可能な寸法調整部(53;153;353)を有し、
    前記寸法調整部は、前記セル積層方向に関して、前記導電部材における前記電池セルの前記電極端子との接触部(50)と前記接続部との間に設けられている請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電池パック。
  8. 前記寸法調整部は、前記導電部材における前記電池セルの前記電極端子との接触部(50)に対して、前記セル積層方向に直交するセル幅方向(W1)に外れた位置に設けられている請求項7に記載の電池パック。
  9. 前記寸法調整部は、湾曲する形状の湾曲部(153;353)であり、
    前記湾曲部は、前記導電部材において前記セル積層方向の端部(154)よりも中央部(51)寄りに設けられている請求項7に記載の電池パック。
  10. 前記湾曲部は、前記導電部材の一部を切り起こして形成された部分であり、
    前記接続部は、前記セル積層方向に前記湾曲部に隣接する部分であり、外表面が前記支持部材の前記材料によって被覆された状態で前記支持部材に内蔵されている請求項9に記載の電池パック。
  11. 前記寸法調整部は、湾曲する形状の湾曲部(53)であり、
    前記湾曲部は、前記導電部材において、前記セル積層方向に直交するセル幅方向(W1)に延びる幅全体にわたって設けられており、
    前記湾曲部の幅全体に対して前記セル積層方向に隣接する前記導電部材の端部(54)と前記接続部は、外表面が前記支持部材の前記材料によって被覆された状態で前記支持部材に内蔵されている請求項7に記載の電池パック。
  12. 前記寸法調整部は、湾曲する形状の湾曲部(153;353)であり、
    前記湾曲部は、前記導電部材において、前記セル積層方向に直交するセル幅方向(W1)に延びる一辺の一部として設けられており、
    前記セル積層方向に前記湾曲部に隣接する前記接続部(152)は、外表面が前記支持部材の前記材料によって被覆された状態で前記支持部材に内蔵されている請求項7に記載の電池パック。
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