JP2018013914A - 設備監視装置及び設備監視方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】学習モデルを生成するための学習データから異常検出データを除外し、または、学習データに正常検出データを追加して、学習モデルの精度を向上することである。【解決手段】トレンドデータTDにおける警報発生期間TA1,TA2,TA3・・・及び警非警報期間TB1,TB2,TB3・・・をそれぞれ確定し、警報発生期間TAと非警報期間TBとの境界から非警報期間TB内に向かうマージンσ11,σ12,σ13・・・を設定し、マージンσ11,σ12,σ13・・・を非警報期間TBから除外して学習データSD11,SD12,SD13・・・を生成し、学習データSD11,SD12,SD13・・・に基づいて学習モデルSMを生成する。【選択図】図4

Description

本発明は、設備監視装置及び設備監視方法に関し、特に、設備から収集される情報に基づいて、設備の状態を監視する設備監視装置及び設備監視方法に関する。
発電所等の設備に設けられているセンサの検出データを蓄積して、この蓄積された検出データから設備正常時の検出データを抽出し、設備正常時の検出データをモデル化した学習モデルと設備運用時に検出されるセンサの検出データとを比較して、これらの差が所定の閾値を超える場合には、設備が正常状態ではない、すなわち、設備に異常が発生している可能性があると判断するインバリアント解析技術(SIAT)が知られている(非特許文献1参照)。
このインバリアント解析技術では、設備正常時の学習モデルを作成するために、蓄積されたセンサの検出データから設備が正常であるときの検出データを収集している。このため、設備が正常であるときの検出データの収集の精度を向上することが重要である。換言すると、蓄積データから設備異常時の検出データを高精度に除外することが重要である。
そこで、蓄積データから設備異常時の検出データを取り除く技術として、特許文献1及び特許文献2には、蓄積データに対して、設備に関する異常、故障等による警告が発生した時点から、当該警告が復旧するまでの期間のセンサの検出データを取り除くことが記載されている。
また、特許文献3には、設備に関する複数の警告の発生と、それらの警告の復旧とが時系列において順不同の状態で混在していても、最初の警告から最後の警告の復旧までを正確に把握して、この期間のセンサの検出データを採用しないことが記載されている。
福島慶、外5名、「インバリアント解析技術(SIAT)を用いたプラント故障予兆監視システム」、NEC技法、NEC株式会社、2014年11月、Vol.67 No.1、社会の安全・安心を支えるパブリックソリューション特集、p.119−122
特開2010−191556号公報 特開2011−070635号公報 特開平08−297462号公報
設備の警報発生(異常発生)及び警報復旧(異常復旧)とセンサの検出データとは密接に関係している。警報発生及び警報復旧とセンサの検出データとの対応が明確である場合、例えば、設備の警報発生及び警報復旧と略同時に、警報発生及び警報復旧に対応してセンサの検出データが瞬時に変化する場合には、センサの検出データの変化によって、設備の異常やその異常復旧を判断することができる。
しかし、警報発生及び警報復旧とセンサの検出データとの対応が明確ではない場合、例えば、設備の警報発生前からセンサの検出データが警報の兆候(異常の兆候)を検出している場合、すなわち、設備に僅かな異常が発生し、その異常が進行して設備の警報が発生する場合には、警報発生前から検出データが徐々に変化している。また、設備の警報の要因やセンサの特性等によっては、設備の警報復旧後、センサの検出データが安定せず、正常な検出データに戻るまでに所定期間を要することもある。
警報発生等とセンサの検出データの変化との対応が明確である場合には、特許文献1−3に記載の技術により、蓄積されたセンサの検出データから設備異常時のセンサの検出データを取り除くことができる。しかし、警報発生等とセンサの検出データとの対応が明確ではない場合には、異常の兆候を示す検出データや、安定していない検出データが、学習モデルを生成するためのデータに含まれてしまい学習モデルの精度が低下して、その結果、設備異常の判断精度も低下する。
また、設備の警報の要因やセンサの特性によっては、警報発生や警報復旧の前後において、センサの検出データの変化が僅かなものもあり、このような僅かな変化の検出データを学習モデルに使用することが可能な場合もある。
そこで、本発明では、学習モデルを生成するための学習データから異常検出データを除外し、または、学習データに正常検出データを追加して、学習モデルの精度を向上することを目的とする。
本発明の設備監視装置は、設備に設けられたセンサの検出データに基づいて前記設備の状態を監視する設備監視装置であって、前記検出データ、設備異常による警報の発生情報及び当該警報の復旧情報を時系列においてそれぞれ蓄積するデータ蓄積部と、時系列の前記検出データと前記発生情報及び前記復旧情報とを対応させて、前記検出データにおける警報発生から警報復旧までの第1のデータ期間と、前記検出データにおける警報復旧から警報発生までの第2のデータ期間とをそれぞれ確定し、第1のデータ期間と第2データの期間との境界から第2のデータ期間内に向かう所定期間の第3のデータ期間と、前記境界から第1のデータ期間内に向かう所定期間の第4のデータ期間とをそれぞれ設定し、第3のデータ期間を第2のデータ期間から除外して学習データを生成し、または、第4のデータ期間を第2のデータ期間に追加して学習データを生成する学習データ生成部と、前記学習データに基づいて、前記設備が正常運用されているときの前記センサの前記検出データを示す学習モデルを生成する学習モデル生成部と、前記学習モデルと、前記設備の運用時に検出される前記センサの前記検出データとを比較して設備状態を判断する設備状態判断部と、を備えることを特徴とする。
また、前記学習データ生成部は、第3のデータ期間の検出データが異常なデータである場合、第3のデータ期間を第2のデータ期間から除外することを特徴とする。
また、前記学習データ生成部は、第4のデータ期間の検出データが正常なデータである場合、第4のデータ期間を第2のデータ期間に追加することを特徴とする。
また、前記設備状態判断部は、生成された前記学習モデルと、前記設備の運用時に検出される前記センサの前記検出データとを比較して、前記学習モデルと当該検出データとの差が所定の閾値を超えたときに、前記設備異常の判断に用いる特異点として抽出する特異点抽出部を備えることを特徴とする。
また、本発明の設備監視方法は、設備に設けられたセンサの検出データに基づいて前記設備の状態を監視する設備監視方法であって、前記検出データ、設備異常による警報の発生情報及び当該警報の復旧情報を時系列においてそれぞれ蓄積し、時系列の前記検出データと前記発生情報及び前記復旧情報とを対応させて、前記検出データにおける警報発生から警報復旧までの第1のデータ期間と、前記検出データにおける警報復旧から警報発生までの第2のデータ期間とをそれぞれ確定し、第1のデータ期間と第2データの期間との境界から第2のデータ期間内に向かう所定期間の第3のデータ期間と、前記境界から第1のデータ期間内に向かう所定期間の第4のデータ期間とをそれぞれ設定し、第3のデータ期間を第2のデータ期間から除外して学習データを生成し、または、第4のデータ期間を第2のデータ期間に追加して学習データを生成し、前記学習データに基づいて、前記設備が正常運用されているときの前記センサの前記検出データを示す学習モデルを生成し、前記学習モデルと、前記設備の運用時に検出される前記センサの前記検出データとを比較して設備状態を判断することを特徴とする。
本発明によれば、学習モデルを生成するための学習データから異常検出データを除外し、または、学習データに正常検出データを追加することによって、学習モデルの精度を向上でき、その結果、設備異常の判断精度も向上することができる。
設備監視装置を含むシステムのブロック構成図である。 設備監視装置のコンピュータのハードウェア構成図である。 第1の実施形態における学習モデルを設定する処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態におけるヒストリーデータ、トレンドデータ、学習モデル、特異点抽出の関係を示す特性図であり、(A)はヒストリーデータ、トレンドデータ、学習モデルの関係を示す特性図を、(B)は生成された学習モデルの特性図を、(C)は特異点を抽出する特性図をそれぞれ示す。 第1の実施形態において学習モデルの評価値を算出する際の各マージンの模式図であり、(A)はマージンが未調整である状態の模式図を、(B)は最初のマージンを小さくした状態の模式図を、(C)は次のマージンを小さくした状態の模式図を、(D)はさらに次のマージンを小さくした状態の模式図をそれぞれ示す。 第1の実施形態における学習モデルを使用した特異点抽出処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態の変形例を示すヒストリーデータ、トレンドデータ、学習モデルの特性図である。 第2の実施形態におけるヒストリーデータ、トレンドデータ、学習モデルの特性図である。 第2の実施形態の変形例を示すヒストリーデータ、トレンドデータ、学習モデルの特性図である。
まず、本発明の第1の実施形態について図1、4を参照して説明する。図1は、第1の実施形態における設備監視装置10を含む設備監視システム1の概略構成を示したブロック構成図である。図4は、第1の実施形態におけるヒストリーデータ、トレンドデータ、学習モデル、特異点抽出の関係を示す特性図である。
図1に示すように、設備監視システム1は、ビル2と、このビル2にネットワークを介して接続されて、ビル2を遠隔監視する設備監視装置10とを備えている。ビル2には、設備としての空調機3が設けられている。また、空調機3には、空調機3から屋内に送り込まれる空気温度を検出する給気センサSA、屋内から空調機3に引き込まれる空気温度を検出する還気センサRAがそれぞれ設けられている。図1においては一つの空調機3のみを示しているが、他にも図示しない複数の空調機を備えている。
設備監視装置10は、ビル2に関する各種データを蓄積するデータ蓄積部11を備えている。データ蓄積部11は、給気センサSA、還気センサRA及びこれらセンサSA,RAの比、すなわち、給気センサSA/還気センサRAの検出データ(以下、これらデータをトレンドデータTDという)を時系列において蓄積するトレンドデータ蓄積部11Aと、空調機3の異常により警報が発生したことを示す発生情報及び当該警報が復旧したことを示す復旧情報(以下、ヒストリーデータHDという)を時系列において蓄積するヒストリーデータ蓄積部11Bとを備えている。
また、設備監視装置10は、トレンドデータTD及びヒストリーデータHDを用いて、学習データSD11,SD12,SD13・・・を生成する学習データ生成部12と、この学習データSD11,SD12,SD13・・・に基づいて学習モデルSMを生成する学習モデル生成部13と、学習モデルSMを用いて空調機3の状態を判断する設備状態判断部14とを備えている。なお、学習データ生成部12による詳しい学習データSD11,SD12,SD13・・・の生成、また、学習モデル生成部13による学習モデルSMの生成については後述する。
設備状態判断部14は、空調機3の運用時の給気センサSA/還気センサRAの検出データと学習モデルSMとを比較して、空調機3が正常状態とは異なる動作をしたときを特異点P(図4参照)として抽出する特異点抽出部14Aを備えている。特異点抽出部14Aは、空調機3が正常状態とは異なる動作をしたことを判断するための閾値L(図4参照)を有している。特異点Pは、空調機3が異常である場合、または、空調機3に異常が発生する可能性がある場合を示すものである。特異点Pとは、空調機3が正常状態とは異なる動作をしていることを示すものであり、特異点Pの抽出情報を空調機3の保守点検情報として利用する。
なお、ビル2には、空調機3の給気センサSA及び還気センサRA以外にも多数のセンサが設けられているが、本実施形態においては、一例として給気センサSA/還気センサRAの検出データについて説明する。
図2は、設備監視装置10を形成するコンピュータのハードウェア構成図である。設備監視装置10を形成するコンピュータは、従前から存在する汎用的なパーソナルコンピュータ(PC)のハードウェア構成で実現できる。すなわち、コンピュータは、図2に示したようにCPU21、ROM22、RAM23、ハードディスクドライブ(HDD)24を接続したHDDコントローラ25、入力手段として設けられたマウス26とキーボード27、及び表示装置として設けられたディスプレイ28をそれぞれ接続する入出力コントローラ29、通信手段として設けられたネットワークコントローラ30を内部バス31に接続して構成される。
設備監視装置10による設備監視方法を実行するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
次に、設備監視装置10の制御、特に、学習データSD11,SD12,SD13・・・及び学習モデルSMの生成について図3〜6を参照して説明する。図3に示すフローチャートの処理は、学習データ生成部12及び学習モデル生成部13において行われる。図3に示すフローチャートのステップS101において、ヒストリーデータ蓄積部11Bに蓄積されている警報に関する発生情報及び復旧情報に基づいて、警報発生から警報復旧までの第1のデータ期間(以下、警報発生期間TA1,TA2,TA3・・・という)、警報復旧から警報発生までの第2のデータ期間(以下、非警報期間TB1,TB2,TB3・・・という)をそれぞれ確定してステップS102に進む。なお、換言すると、第1のデータ期間(警報発生期間TA1,TA2,TA3・・・)と第2のデータ期間(非警報期間TB1,TB2,TB3・・・)との境界に警報発生または警報復旧が存在することになる。
ステップS102では、まず、トレンドデータTDに基づいて、給気センサSA/還気センサRAの検出データの特性を判断する。給気センサSA/還気センサRAの検出データの特性はセンサ種類等によって予め略決まっている。
本実施形態における給気センサSA/還気センサRAの検出データの特性は、空調機3の警報発生前から給気センサSA/還気センサRAのトレンドデータTDが警報の兆候(異常の兆候)を検出する特性を有している。例えば、空調機3に僅かな異常が発生し、その異常が進行して空調機3の警報が発生する場合には、警報発生前から(異常の発生時から)トレンドデータTDが徐々に変化する。すなわち、トレンドデータTDは警報発生前の異常の兆候を示すデータを含んでいる。このような、検出データの特性は予め把握できるので、この特性に基づいて以下の制御を行う。なお、上述したように、本実施形態では、トレンドデータTDが警報発生前の異常の兆候を示すデータを含んでいる場合について説明する。
ステップS102では、図4(A)に示すように、警報発生期間TA1,TA2,TA3・・・と非警報期間TB1,TB2,TB3・・・との境界、すなわち、警報発生時点の前の所定期間に第3のデータ期間としてのマージンσ11,σ12,σ13・・・を設定する。このマージンσ11,σ12,σ13・・・は、警報発生前の異常の兆候を示す検出データを含んでいる期間に相当する。次に、非警報期間TB1,TB2,TB3・・・から、マージンσ11,σ12,σ13・・・を除外して、学習データSD11,SD12,SD13・・・を生成し、ステップS103に進む。学習データSD11,SD12,SD13・・・は、警報発生前の異常の兆候を示すデータを除外されたものである。
ステップS103では、ステップS102において生成した学習データSD11,SD12,SD13・・・に基づいて学習モデルSMを生成する。学習データSD11,SD12,SD13・・・に基づく学習モデルSMの生成方法は公知であるためその詳細な説明は省略する。学習データSD11,SD12,SD13・・・をモデル化することによって、空調機3が正常な状態であるときに検出される給気センサSA/還気センサRAの検出データを予測するモデルを生成して、ステップS104に進む。
ステップS104では、生成した学習モデルSMの評価値を算出してステップS105に進み、ステップS105においてマージンσ11,σ12,σ13・・・を最適化する。すなわち、マージンσ11,σ12,σ13・・・の期間を長くすると、警報発生前の異常の兆候を示す検出データを確実に除外することができるが、正常な検出データも除外されてしまう。また、逆に、マージンσ11,σ12,σ13・・・の期間を短くすると、警報発生前の異常の兆候を示す検出データを除外することができなくなり、異常の兆候を示す検出データを含んでしまう可能性がある。よって、マージンσ11,σ12,σ13・・・の最適化を行う。マージンσ11,σ12,σ13・・・の最適化を行うには、メタヒューリスティックスと呼ばれる最適化アルゴリズムを用いる。特に、本実施形態では、近傍探索法の山登り法の最適化アルゴリズムを用いてマージンσ11,σ12,σ13・・・を最適化する。
マージンσ11,σ12,σ13・・・の最適化について、図5を参照して説明する。マージンσ11,σ12,σ13・・・の最適化は、各マージンσ11,σ12,σ13・・・の値を少しづつ減少させて、その中から最適なものを選択する。図5(A)において、最初は、マージンσ11,σ12,σ13・・・の最適値が設定されていないので、各マージンσ11,σ12 ,σ13・・・を十分大きな値にそれぞれ設定する。この設定に基づいて学習モデルSMを生成する。生成した学習モデルSMと、この学習モデルSMを評価するための評価データ(正常データ)とを比較して、当該学習モデルSMに対する評価値を算出する。
評価データとは、設備監視装置10の操作員が正常なデータであると判断した給気センサSA/還気センサRAの検出データであり、評価値の指標となるものである。また、評価値とは、学習モデルSMが、評価データに近似する尺度を示すものであり、評価値が高い程、学習モデルSMと評価データとが近似していることを示す。すなわち、評価値が高い学習モデルSMは、正常な検出データに近似していることを示す。
評価値の算出後、ステップS105では、その学習モデルSMが最適であるかを判断する。最適な学習モデルSMを判断する方法として、本実施形態では、ステップS102〜ステップS104をマージン数に応じて繰り返して、その中で、最も高い評価値が得られる学習モデルSMを選択する。
図5(A)で示すように、最初の評価値を算出した後に、ステップS102〜ステップS104を繰り返して、次に、図5(B)に示すように、マージンσ11のみを小さくした値に設定し、学習データSD11,SD12,SD13・・・を生成して学習モデルSMを生成する。この学習モデルSMと評価データとを比較して、当該学習モデルSMの評価値を算出する。さらに、ステップS102〜ステップS104を繰り返して、図5(C)に示すように、マージンσ12のみを小さくした値に設定し、学習データSD11,SD12,SD13・・・を生成して学習モデルSMを生成する。この学習モデルSMと評価データとを比較して、当該学習モデルSMの評価値を算出する。同様に、図5(D)に示すように、マージンσ13のみを小さくした値に設定して、学習モデルSMを作成して評価値を算出する。
このように、ステップS102〜ステップS104をマージン数に応じて繰り返して、その結果、得られた評価値のうち、最も高い評価値が得られる学習モデルSMを、最適な学習モデルSMとして設定する。すなわち、最も評価データに近い学習モデルSMを設定する。図5においては、マージンσ12を小さい値に設定したとき、評価値が評価値80となり、この学習モデルSMが、他の学習モデルSMに比べて評価データに最も近い学習モデルSMであることを示している。この結果、ステップS106において、マージンσ12を小さい値に設定したときの学習モデルSM、ここでは、評価値80の学習モデルSMを、空調機3の運用時に使用する学習モデルSMに設定して、学習モデルSMの設定を終了する。この設定された学習モデルSMを図4(B)に示す。
なお、学習モデルSMの目標評価値を予め設定して、算出した評価値が目標評価値に近づくまで、ステップS102〜S105を繰り返してもよい。また、最適化アルゴリズムとして、本実施形態で使用した山登り法以外に、焼きなまし法、タブーサーチ等の近傍探索法や、遺伝的アルゴリズム、進化戦略、進化的プログラミング、遺伝的プログラミング、蟻コロニー最適化、粒子群最適化等の進化的計算法も適用することができる。また、シミュレーテッド、エボリューション、人工免疫システム、ニューラルネットワーク等のアルゴリズムを適用することもできる。
次に、設定した学習モデルSMを使用して、空調機3の運用時に検出される給気センサSA/還気センサRAの検出データの状態を判断する制御について説明する。図6に示すフローチャートの処理は、設備状態判断部14の特異点抽出部14Aにおいて行われる。図6に示すフローチャートのステップS110において、図3のフローチャートのステップS106で設定した学習モデルSMと、空調機3の運用時に検出される給気センサSA/還気センサRAの検出データとの差を算出して、ステップS111に進む。両者の差の特性TMを図4(C)に示す。
ステップS111では、両者の差が所定の閾値Lを超えているかどうかを判断する。ここで、閾値Lとは、学習モデルSMと、給気センサSA/還気センサRAの検出データとが大きく乖離したことを判断するためのものである。また、特性TMにおいて、両者の差が閾値Lを超えている点を特異点Pとして抽出する。
図4(C)に示すように、両者の差が小さい場合には、その差は閾値Lを超えることはない。しかし、給気センサSA/還気センサRAの検出データが学習モデルSMと大きく乖離すると、両者の差が大きくなり、図4(C)において符号Pで示すように閾値Lを超える。この符号Pが特異点Pとして抽出される。この特異点Pは、学習モデルSMと大きく異なる検出データであり、空調機3に異常が発生する可能性、または、空調機3に異常が発生したことを示している。なお、特異点Pは、学習モデルSMと、給気センサSA/還気センサRAの検出データとの差が閾値Lを超えた点であって、必ずしも空調機3の異常発生に直結するものではない。すなわち、空調機3の警報発生に至らなくても、特異点Pが抽出されることがある。このため、特異点Pが抽出されたときには、この旨を設備監視装置10の操作員に報知する。
ステップS111において、特異点Pが抽出されない場合(No)、ステップS110に戻り、再度、給気センサSA/還気センサRAの検出データを取得して、ステップS110、111を繰り返す。また、ステップS111において、特異点Pが抽出された場合(Yes)、ステップS112に進み、抽出された特異点Pに関する情報を空調機3の保守点検情報として利用する。その後、再度、給気センサSA/還気センサRAの検出データを取得してステップS110、111を繰り返す。
このように、学習モデルSMを生成する場合に、警報発生前の空調機3の異常の兆候を示す検出データを除外して、学習データSD11,SD12,SD13・・・を生成しているので、正常な検出データに基づき学習モデルSMを生成することができる。この結果、学習モデルSMの精度を向上することができ、この学習モデルSMを用いた空調機3の状態判断の精度も向上することができる。
また、給気センサSA/還気センサRAの検出データが、警報復旧後に正常な検出状態に戻るまでに所定期間を要する特性を有する場合、すなわち、給気センサSA/還気センサRAの検出データが警報復旧後の安定していない状態の検出データを含む特性である場合には、図7に示すように、警報復旧後の所定期間に第3のデータ期間としてのマージンσ21,σ22,σ23・・・を設定する。
図7において、警報発生期間TA1,TA2,TA3・・・と非警報期間TB1,TB2,TB3・・・との境界、すなわち、警報復旧後の所定期間にマージンσ21,σ22,σ23・・・を設定する。このマージンσ21,σ22,σ23・・・は、警報復旧後の安定していない状態の検出データを含んでいる期間に相当する。次に、非警報期間TB1,TB2,TB3・・・から、マージンσ21,σ22,σ23・・・を除外して、学習データSD21,SD22,SD23・・・を生成する。そして、これら学習データSD21,SD22,SD23・・・に基づいて、学習モデルSMを生成する。なお、マージンσ21,σ22,σ23・・・の最適化や、最適な学習モデルSMの設定に関しては上述した実施形態と同様である。
このように、センサ特性に応じて、警報復旧後の安定していない状態の検出データを除外することによって、学習モデルSMの精度を向上することができる。また、先に説明した警報発生前の異常の兆候を示す検出データや、警報復旧後の安定していない状態の検出データの両方の検出データを除外してもよいし、いずれか一方の検出データを除外してもよい。
次に、図8を参照して第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、警報発生前にマージンσ11,σ12,σ13・・・を設定していたが、第2の実施形態では、給気センサSA/還気センサRAの検出データが、警報発生後の所定時間は正常な検出データを検出している場合、例えば、給気センサSA/還気センサRAの検出データが警報発生から所定時間後に変化する場合、つまり、警報発生から少し遅れて変化する場合には、警報発生後に第4のデータ期間としてのマージンσ31,σ32,σ33・・・を設定する。
図8において、第1の実施形態と同様に、ヒストリーデータ蓄積部11Bに蓄積されている警報に関する発生情報及び復旧情報に基づいて、警報発生から警報復旧までの警報発生期間TA1,TA2,TA3・・・と、警報復旧から警報発生までの非警報期間TB1,TB2,TB3・・・とをそれぞれ確定する。
次に、警報発生期間TA1,TA2,TA3・・・と非警報期間TB1,TB2,TB3・・・との境界(ここでは警報発生)の後の所定期間にマージンσ31,σ32,σ33・・・を設定する。このマージンσ31,σ32,σ33・・・は、警報発生前の検出データと殆ど変化していない検出データの期間に相当する。換言すれば、警報発生前の正常な検出データと略同じ検出データであると考えることができる。
そして、非警報期間TB1,TB2,TB3・・・に、マージンσ31,σ32,σ33・・・を追加して、学習データSD31,SD32,SD33・・・を生成する。その後、学習データSD31,SD32,SD33・・・にそれぞれ対応する学習モデルSMを生成する。各学習モデルSMの評価、最適化は、第1の実施形態と同様であるので、その説明は省略する。最も評価値が高い学習モデルSMを空調機3の運用時に使用する学習モデルSMに設定して、この設定された学習モデルSMを用いて、空調機3の運用時に検出される給気センサSA/還気センサRAの検出データの状態を判断する。検出データの状態判断は特異点Pを抽出することによって行う。
このように、学習モデルSMを生成する場合に、警報発生後に正常状態と殆ど変らない検出データを学習データSD31,SD32,SD33・・・に追加しているので、学習データSD31,SD32,SD33・・・のデータ量を増やすことができる。学習データSD31,SD32,SD33・・・のデータ量が増えることによって、正確な学習モデルSMを生成することができ、その結果、空調機3の状態判断の精度も向上することができる。特に、学習データ量が少ない場合には、学習データ量を増加することができるので有効である。
また、給気センサSA/還気センサRAの検出データが、警報復旧前から正常な検出データを検出している場合、例えば、設備異常が解消されるのと同時に検出データが略正常な状態を示し、その後、警報が復旧される場合には、警報復旧前に第4のデータ期間としてのマージンσ41,σ42,σ43・・・を設定する。
図9に示すように、警報復旧前にマージンσ41,σ42,σ43・・・を設定することにより、警報復旧前の給気センサSA/還気センサRAの検出データが略正常な状態の検出データも取り込むことができ、学習データSD41,SD42,SD43・・・のデータ量を増加することができる。
このように、センサの特性に応じて、警報発生後や警報復旧前の正常状態と略同じ状態を示す検出データを学習データSD41,SD42,SD43・・・に取り込むことによって、学習データSD41,SD42,SD43・・・のデータ量を増加することができ、正確な学習モデルSMを得ることができる。なお、センサ特性に応じて、警報発生後及び警報復旧前の両方の検出データを取り込んでもよいし、いずれか一方の検出データを取り込んでもよい。
1 設備監視システム、2 ビル、3 空調機、10 設備監視装置、11 データ蓄積部、11A トレンドデータ蓄積部、11B ヒストリーデータ蓄積部、12 学習データ生成部、13 学習モデル生成部、14 設備状態判断部、14A 特異点抽出部、RA 還気センサ、SA 給気センサ、SD11,SD12,SD13,SD21,SD22,SD23,SD31,SD32,SD33,SD41,SD42,SD43 学習データ、SM 学習モデル、TA 警報発生期間、TB 非警報期間、σ11,σ12,σ13,σ21,σ22,σ23,σ31,σ32,σ33,σ41,σ42,σ43 マージン。

Claims (5)

  1. 設備に設けられたセンサの検出データに基づいて前記設備の状態を監視する設備監視装置であって、
    前記検出データ、設備異常による警報の発生情報及び当該警報の復旧情報を時系列においてそれぞれ蓄積するデータ蓄積部と、
    時系列の前記検出データと前記発生情報及び前記復旧情報とを対応させて、前記検出データにおける警報発生から警報復旧までの第1のデータ期間と、前記検出データにおける警報復旧から警報発生までの第2のデータ期間とをそれぞれ確定し、第1のデータ期間と第2データの期間との境界から第2のデータ期間内に向かう所定期間の第3のデータ期間と、前記境界から第1のデータ期間内に向かう所定期間の第4のデータ期間とをそれぞれ設定し、第3のデータ期間を第2のデータ期間から除外して学習データを生成し、または、第4のデータ期間を第2のデータ期間に追加して学習データを生成する学習データ生成部と、
    前記学習データに基づいて、前記設備が正常運用されているときの前記センサの前記検出データを示す学習モデルを生成する学習モデル生成部と、
    前記学習モデルと、前記設備の運用時に検出される前記センサの前記検出データとを比較して設備状態を判断する設備状態判断部と、
    を備えることを特徴とする設備監視装置。
  2. 前記学習データ生成部は、第3のデータ期間の検出データが異常なデータである場合、第3のデータ期間を第2のデータ期間から除外することを特徴とする請求項1に記載の設備監視装置。
  3. 前記学習データ生成部は、第4のデータ期間の検出データが正常なデータである場合、第4のデータ期間を第2のデータ期間に追加することを特徴とする請求項1に記載の設備監視装置。
  4. 前記設備状態判断部は、生成された前記学習モデルと、前記設備の運用時に検出される前記センサの前記検出データとを比較して、前記学習モデルと当該検出データとの差が所定の閾値を超えたときに、前記設備異常の判断に用いる特異点として抽出する特異点抽出部を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の設備監視装置。
  5. 設備に設けられたセンサの検出データに基づいて前記設備の状態を監視する設備監視方法であって、
    前記検出データ、設備異常による警報の発生情報及び当該警報の復旧情報を時系列においてそれぞれ蓄積し、
    時系列の前記検出データと前記発生情報及び前記復旧情報とを対応させて、前記検出データにおける警報発生から警報復旧までの第1のデータ期間と、前記検出データにおける警報復旧から警報発生までの第2のデータ期間とをそれぞれ確定し、
    第1のデータ期間と第2データの期間との境界から第2のデータ期間内に向かう所定期間の第3のデータ期間と、前記境界から第1のデータ期間内に向かう所定期間の第4のデータ期間とをそれぞれ設定し、
    第3のデータ期間を第2のデータ期間から除外して学習データを生成し、または、第4のデータ期間を第2のデータ期間に追加して学習データを生成し、
    前記学習データに基づいて、前記設備が正常運用されているときの前記センサの前記検出データを示す学習モデルを生成し、
    前記学習モデルと、前記設備の運用時に検出される前記センサの前記検出データとを比較して設備状態を判断することを特徴とする設備監視方法。
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