JP2018013712A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018013712A
JP2018013712A JP2016144643A JP2016144643A JP2018013712A JP 2018013712 A JP2018013712 A JP 2018013712A JP 2016144643 A JP2016144643 A JP 2016144643A JP 2016144643 A JP2016144643 A JP 2016144643A JP 2018013712 A JP2018013712 A JP 2018013712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
moving member
developing unit
developing
pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016144643A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6821350B2 (ja
Inventor
良太 渋谷
Ryota Shibuya
良太 渋谷
正俊 瀧口
Masatoshi Takiguchi
正俊 瀧口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2016144643A priority Critical patent/JP6821350B2/ja
Priority to US15/654,592 priority patent/US10180655B2/en
Priority to KR1020170091837A priority patent/KR102061393B1/ko
Publication of JP2018013712A publication Critical patent/JP2018013712A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6821350B2 publication Critical patent/JP6821350B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

【課題】 現像ユニットを装置本体から取り外す際に、現像ユニットを移動させる負荷を低減する。【解決手段】 移動部材が第1押圧位置で現像ユニットを押圧している時、現像ユニットは現像ローラが感光体にトナーを付着させることを可能とする現像位置にあり、移動部材が第2押圧位置で現像ユニットを押圧している時、現像ユニットは現像位置よりも現像ローラが感光体から離れた離間位置にあり、移動部材が第1押圧位置で現像ユニットを押圧している時に開閉部材が開かれると、移動部材は現像ユニットの押圧を解除し、移動部材が第2押圧位置で現像ユニットを押圧している時に開閉部材が開かれると、移動部材は現像ユニットの押圧を解除する。【選択図】 図6

Description

本発明は、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等の電子写真方式の画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置においては、現像ローラ及びトナー収容部を現像ユニットとして一体的に着脱できるようにカートリッジとした構成が採用されている。このようなカートリッジ方式を用いることで、画像形成装置のメンテナンスをサービスマンによらず使用者自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができる。
特許文献1には、現像ユニットを装置本体内で移動可能な構成とし、感光ドラムへトナーを供給可能な位置とその位置よりも感光ドラムから現像ローラが退避した位置とへ現像ユニットが移動可能な構成が開示されている。この構成によれば、現像ローラや感光ドラムの長寿命化や画質を安定化することができる。また特許文献1では、現像ユニットを装置本体側の押圧部材で押圧することで装置本体内での現像ユニットの位置を決めている。
特開2016−110122
本開示は、現像ユニットを装置本体から取り外す際に、現像ユニットを移動させる負荷を低減することを目的とする。
現像ローラを備える現像ユニットを装着することが可能な装置本体と、前記現像ユニットを前記装置本体から取り外す際に前記現像ユニットが通過する開口を開閉する開閉部材と、前記装置本体に装着された前記現像ユニットを移動させる移動部材と、を有し、前記移動部材が第1押圧位置で前記現像ユニットを押圧している時、前記現像ユニットは前記現像ローラが感光体にトナーを付着させることを可能とする現像位置にあり、前記移動部材が第2押圧位置で前記現像ユニットを押圧している時、前記現像ユニットは前記現像位置よりも前記現像ローラが前記感光体から離れた離間位置にあり、前記移動部材が前記第1押圧位置で前記現像ユニットを押圧している時に前記開閉部材が開かれると、前記移動部材は前記現像ユニットの押圧を解除し、前記移動部材が前記第2押圧位置で前記現像ユニットを押圧している時に前記開閉部材が開かれると、前記移動部材は前記現像ユニットの押圧を解除することを特徴とする。
本開示によれば、現像ユニットを装置本体から取り外す際に、現像ユニットを移動させる負荷を低減することが可能となる。
画像形成装置、およびカートリッジの断面図。 カートリッジの断面図。 カートリッジの斜視図。 カートリッジ、およびカートリッジガイドの側面図。 (a)カートリッジの当接状態を示す画像形成装置の断面図、(b)カートリッジの離間状態を示す画像形成装置の断面図。 (a)開閉部材、カートリッジ、およびカートリッジガイド、当接離間スライドの側面図、(b)開閉部材、カートリッジ、およびカートリッジガイド、当接離間スライドの側面図。 (a)開閉部材、カートリッジ、およびカートリッジガイド、当接離間スライドの側面図、(b)開閉部材、カートリッジ、およびカートリッジガイド、当接離間スライドの側面図。 (a)開閉部材、カートリッジ、およびカートリッジガイド、当接離間スライドの側面図、(b)開閉部材、カートリッジ、およびカートリッジガイド、当接離間スライドの側面図。 カートリッジの断面図。 カートリッジ、およびカートリッジガイドの側面図。
<実施形態>
まず、図1を参照して本実施形態の全体構成について説明する。図1に示す画像形成装置1は、画像形成装置1と通信可能に接続されたパーソナルコンピュータなどの外部機器からの画像情報に応じて、電子写真画像形成プロセスによって記録媒体P(例えば、記録紙、OHPシート、布など)に現像剤による画像を形成する。
ここで、図1はドラムカートリッジ60と現像カートリッジ70で構成されたカートリッジ50を装置本体1Aに装着した状態を示す。カートリッジ50を装着した状態で感光ドラム2の回転軸と現像ローラ71の回転軸とは平行である。装置本体1A、カートリッジ50において、感光ドラム(感光体)2、現像ローラ71の回転軸線方向に関して、装置本体1Aから感光ドラム2や現像ローラ71へ駆動力を伝達する継手(駆動入力部2a)が配置された一端側を駆動側、他端側を非駆動側とする。ドラムカートリッジ60の長手方向は感光ドラム2の回転軸とは平行であり、現像カートリッジ70の長手方向は現像ローラ71の回転軸とは平行である。
(画像形成装置の構成)
画像形成装置1の構造に関して図1を用いて説明する。感光ドラム2が矢印A方向に回転することで、感光ドラム2の表面は、帯電手段としての帯電ローラ3によって一様に帯電される。この感光ドラム2に光学手段(露光手段)4から画像情報に応じたレーザ光Lを照射して感光ドラム2に画像情報に応じた静電潜像を形成する。ここで形成された感光ドラム2上の静電潜像を、現像手段としての現像ローラ71やトナーtによって現像することでトナー像を形成する。
一方、トナー像の形成と同期して、給送カセット6にセットした記録媒体Pをピックアップローラ7及びこれに圧接する圧接部材9で1枚ずつ分離給送する。そして、記録媒体Pを搬送ガイド8に沿って転写手段としての転写ローラ10へと搬送する。次いで、記録媒体Pは感光ドラム2と一定の電圧を印加された転写ローラ10とで形成される転写ニップ部15を通る。このとき感光ドラム2上に形成されたトナー像が記録媒体Pに転写される。トナー像の転写を受けた記録媒体Pは搬送ガイド11で定着手段12へと搬送される。この定着手段12は駆動ローラ12a、及びヒータ12bを内蔵する定着ローラ12cを有している。これら定着ローラ12cと、駆動ローラ12aとで形成されるニップ部16を通過する記録媒体Pに熱及び圧力を印加して、転写されたトナー像を記録媒体Pに定着させる。その後、記録媒体Pは排出ローラ対13で搬送され、排出トレイ14へと排出される。
(カートリッジの構成)
次に、本実施形態の画像形成装置1の装置本体1Aに着脱可能なカートリッジ50について図2、図3を参照して説明する。図2はカートリッジ50の構成を示す模式断面図である。図2に示すように、カートリッジ50は、感光ドラム2と帯電ローラ3とクリーニングブレード61を備えたドラムカートリッジ60、および現像ローラ71を有する現像カートリッジ70とで構成されている。ユーザはドラムカートリッジ60と現像カートリッジ70とをそれぞれ個別に装置本体1Aに着脱可能である。ドラムカートリッジ60は、ドラムカートリッジ60の長手方向と交差する方向(本実施形態では直交方向)に移動することで装置本体1Aに対して着脱可能である。現像カートリッジ70は、現像カートリッジ70の長手方向と交差する方向(本実施形態では直交方向)に移動することで装置本体1Aに対して着脱可能である。
図3は、カートリッジ50をドラムカートリッジ60、現像カートリッジ70の斜視図を示している。ドラムカートリッジ60のクリーニング枠体62は、感光ドラム感光ドラム2が駆動側ドラム軸受63と非駆動側ドラム軸受64を介して回転自在に支持している。感光ドラム2の長手駆動側端部に設けられた駆動入力部2aは、装置本体1Aの駆動出力部(不図示)と係合し、装置本体1Aの駆動モータ(不図示)の駆動力を受ける構成となっている。これにより、感光ドラム2は画像形成動作に応じて矢印A方向へ回転駆動させる(図2参照)。駆動入力部2aは、三角柱を微小に捩った形状のカップリングであり、装置本体1Aに設けられた不図示の駆動伝達部(本体側カップリング)と係合する。しかしながら、駆動入力部2aと装置本体1Aの駆動伝達部の形状はこれに限定されるものではない。現像カートリッジ70の現像枠体72は、駆動側現像軸受73と非駆動側現像軸受74を備え、これらによって現像ローラ71を回転自在に支持している。また現像カートリッジ70は被押圧部75を備える。
(カートリッジのガイド手段の構成)
次に、図4を用いて、カートリッジ50を装置本体1Aに着脱する際のガイド手段についての構成を説明する。なお、図4はカートリッジ50が装置本体1Aに装着された状態のカートリッジ50とカートリッジガイド20の側面図である。カートリッジ50をガイドするガイド手段であるカートリッジガイド20は、駆動側と非駆動側にと対向する形状で装置本体1Aに備えられている。図4は、駆動側のカートリッジガイド20を示しているが、非駆動側にも駆動側と対称形状のガイド20が設けられている。非駆動側のガイド20の構成については駆動側の構成と同様のため説明は割愛する。
前述したように、カートリッジ50はドラムカートリッジ60と現像カートリッジ70に分割されている。図4に示すように、装置本体1Aには、カートリッジ50が装置本体1A内に装着される際のガイド手段であるカートリッジガイド20が設けられている。このカートリッジガイド20は、装置本体1A内の駆動側と非駆動側に備えられている。さらに、カートリッジガイド20は、固定ガイド21と可動ガイド22を備える。固定ガイド21は、装置本体1A内に固定されており、ドラムカートリッジ60が装置本体1A内に装着される際にドラムカートリッジ60の移動をガイドするガイド手段として、駆動入力部2aが挿入されるガイド溝21aを備える。可動ガイド22は、可動ガイド回転軸22xと固定ガイド回転軸21xを結ぶ回動軸線Xを中心に回転可能に固定ガイド21に支持されている。可動ガイド22は、現像カートリッジ70が装置本体1A内に装着される際に現像カートリッジ70の移動をガイドするガイド部として、ボス73aが挿入されるガイド溝22d、ボス73bが挿入されるガイド溝22eをする。可動ガイド22は現像カートリッジ70を支持する支持部材であり、現像カートリッジ70を支持した状態でカートリッジ70と一体的に移動(回動軸線Xを中心に回転)可能である。
(カートリッジの当接離間の動作)
次に、カートリッジの感光ドラム2と現像ローラ71の当接離間について説明する。画像形成装置1では、記録媒体Pに画像を転写する時にのみ感光ドラム2と現像ローラ71が当接し、それ以外では感光ドラム2と現像ローラ71は離間している状態にある。この当接離間について、図5に示している。図5は、ドラムカートリッジ60が固定ガイド21に装着され、現像カートリッジ70が可動ガイド22に装着されている状態を示している。図5(a)は、カートリッジ50の当接状態を表す断面図である。図5(a)に示す状態で、移動部材23は第1押圧位置にあり、第1押圧面P1で現像カートリッジ70の被押圧部75を押圧している。この時、可動ガイド22は第1位置にあり、現像カートリッジ70が現像位置にあり、感光ドラム2と現像ローラ71が当接した状態であり、感光ドラム2の表面に現像ローラ71の表面に担持されたトナーtを付着させることができる。
図5(b)は、カートリッジ50の離間状態を表す断面図である。図5(b)に示す状態で、移動部材23は第2押圧位置にあり、第2押圧面P2で現像カートリッジ70の被押圧部75を押圧している。この時、可動ガイド22は第1位置とは異なる第2位置にあって感光ドラム2と現像ローラ71が離間している。つまり、この時、現像カートリッジ70が離間位置にあり、感光ドラム2の表面に現像ローラ71の表面に担持されたトナーtを付着させることができない。このように、現像カートリッジ70が離間位置にある時、現像ローラ71は、現像位置にある時と比べて感光ドラム2から離れた位置にある。
ジョブ信号が装置本体1Aに入力されると、装置本体1Aの不図示の駆動源によって移動部材23を矢印B1方向に移動する。そして、移動部材23が現像カートリッジ70に支持された被押圧部75を付勢し、その付勢力が加圧バネ(不図示)を介して現像カートリッジ70に伝わる。すると付勢力を受けた現像カートリッジ70は、可動ガイド22と一体的に、可動ガイド22の回転中心Xを中心にY1方向に回動し、図5(a)に示すように現像ローラ71と感光ドラム2が当接する。そして、感光ドラム2上にトナー像を形成することが可能になる。感光ドラム2へのトナー像の形成動作が終了した後、移動部材23は、矢印B2方向に移動して現像ローラ71が感光ドラム2から離れるように現像カートリッジ70を移動させるよう被押圧部75を付勢する。これによって、現像カートリッジ70と可動ガイド22が回転中心Xを中心にY2方向に回動し、図5(b)に示すように、現像ローラ71が図5(a)に示す状態よりも感光ドラム2から離れた状態となる。
(開閉部材24を開いた際の動作)
次に、カートリッジ50の着脱時の動作について説明する。画像形成装置1では、記録媒体Pが装置本体1A内に滞留してしまった場合や、カートリッジ50のトナーtを使い切ってしまった場合などは、ユーザが閉位置にある開閉部材24を開位置まで開いてカートリッジ50の取り出し動作や装着動作を行う必要がある。ユーザが開閉部材24を開ける際、装置本体1A内では、カートリッジ50が当接状態で停止している場合、もしくはカートリッジ50が離間状態で停止している場合がある。本実施形態では、開閉部材24を開ける際に、カートリッジ50が当接状態にある場合と離間状態にある場合のいずれでも開閉部材24の開閉動作に連動して移動部材23が退避する構成となっている。
(カートリッジ50が当接状態にある時に開閉部材24を開いた場合)
まずカートリッジ50が当接状態にある時に開閉部材24を開いた場合について説明する。記録材への画像形成が終了すると、カートリッジ50は離間状態で装置本体1Aの動作が停止する。しかし記録媒体Pが装置本体1A内に滞留してしまった場合は、カートリッジ50が当接状態で装置本体1Aの動作が停止する。この場合、カートリッジ50が当接状態にある時に開閉部材24を開くことになる。図6は、カートリッジ50が当接状態にある時の画像形成装置1の断面図であり、駆動側から非駆動側に向かって見た状態を示している。図6(a)は、開閉部材24が閉じた状態であり、図6(b)は、開閉部材24を開いた状態を示している。装置本体1Aは、開閉部材24の開閉動作と連動して回転中心31aを中心に回動する第2リンク部材31を備えている。
図6(a)に示すように、開閉部材24を開く前は、移動部材23は第1押圧位置にあり、カートリッジ50が当接状態にある。移動部材23は凹部23bにカートリッジ50の被押圧部75が挿入されており、これにより移動部材23と被押圧部75とが係合している。
開閉部材24を開いていくと、この第2リンク部材(解除部材)31は、第1リンク部材(連結部材)26と連結されており、図6(b)で示すように開閉部材24が開く際の第1リンク部材26の移動によって、Z方向に回動する。これにより、第2リンク部材31が移動部材23の被押圧面23aを押圧してC方向に押し下げ、第1押圧解除位置へ移動させる。つまり開閉部材24の開く動作に関連して第2リンク部材31は移動部材23を第1押圧解除位置へ移動させる。これにより、開閉部材24が閉じた状態にある時、移動部材23の凹部23bにカートリッジ50の被押圧部75が挿入されている場合でも、凹部23bから被押圧部75が抜けることになる。これにより移動部材23と被押圧部75との係合が解除される。
カートリッジガイド20の固定ガイド21と可動ガイド22の間には、ガイドバネ27が設けられ、可動ガイド22を回転軸Xを中心にY1方向に移動するように付勢している。このため、移動部材23と被押圧部75との係合が解除されても、ガイドバネ27の作用によって、可動ガイド22は、現像ローラ71と感光ドラム2が当接する所定の位置で位置が決まる。この所定の位置は、カートリッジ50を可動ガイド22に着脱可能な着脱位置である。
(カートリッジ50が離間状態にある時に開閉部材24を開いた場合)
まずカートリッジ50が離間状態にある時に開閉部材24を開いた場合について説明する。記録材への画像形成が終了すると、カートリッジ50は離間状態で装置本体1Aの動作が停止する。この場合、カートリッジ50が離間状態にある時に開閉部材24を開くことになる。図7は、カートリッジ50が離間状態にある時の画像形成装置1の断面図であり、駆動側から非駆動側に向かって見た状態を示している。図7(a)は、開閉部材24が閉じた状態であり、図7(b)は、開閉部材24を開いた状態を示している。装置本体1Aは、開閉部材24の開閉動作と連動して回転中心31aを中心に回動する第2リンク部材31を備えている。
図7(a)に示すように、開閉部材24を開く前は、移動部材23は第2押圧位置にあり、カートリッジ50が離間状態にある。移動部材23は凹部23bにカートリッジ50の被押圧部75が挿入されており、これにより移動部材23と被押圧部75とが係合している。
開閉部材24を開いていくと、この第2リンク部材31は、第1リンク部材26と連結されており、図7(b)で示すように開閉部材24が開く際の第1リンク部材26の移動によって、Z方向に回動する。これにより、第2リンク部材31が移動部材23の被押圧面23aをC方向に押し下げ、第2押圧解除位置へ移動させる。これにより、開閉部材24が閉じた状態にある時、移動部材23の凹部23bにカートリッジ50の被押圧部75が挿入されている場合でも、凹部23bから被押圧部75が抜けることになる。これにより移動部材23と被押圧部75との係合が解除される。
移動部材23と被押圧部75との係合が解除されると、ガイドバネ27の作用によって、可動ガイド22は、現像ローラ71と感光ドラム2が当接する所定の位置へ移動しその位置で位置が決まる。この所定の位置は、カートリッジ50を可動ガイド22に着脱可能な着脱位置である。
このように、カートリッジ50が当接状態、離間状態のいずれかによらず、開閉部材24を開くと移動部材23と被押圧部75との係合が解除される。このため、現像ユニット70を装置本体1Aから取り外す際に、現像ユニット70を移動させる際に移動部材23が被押圧部75に引っ掛かって現像ユニット70の取り出しの抵抗になることが抑制される。これにより現像ユニット70を装置本体1Aから取り外す際に、現像ユニット70を移動させる負荷を低減することができる。
なお、第1押圧解除位置と第2押圧解除位置は異なる位置であるが、いずれも被押圧部75との押圧及び係合が解除されているという意味では同じであり、いずれも押圧解除位置と言える。
また、移動部材23が第1押圧位置と第2押圧位置の間の中間位置にある時に開閉部材24を開いても、開閉部材24に連動する第2リンク部材31のZ方向の回動により、移動部材23は押圧解除位置へ移動する。
また、図6、図7では駆動側の可動ガイド22、第1リンク部材26、第2リンク部材31、移動部材23を図示している。しかし、非駆動側にも同様の可動ガイド22、第1リンク部材26、第2リンク部材31、移動部材23が設けられ、駆動側と同様に開閉部材24の開閉動作と連動して稼働される構成となっている。
本実施形態ではカートリッジ50が当接状態、離間状態のいずれでも移動部材23と被押圧部75との係合が解除されると、可動ガイド22は、現像ローラ71と感光ドラム2が当接する所定の位置(着脱位置)へ移動する構成とした。しかしながら、所定の位置は現像ローラ71と感光ドラム2が当接しない位置に設定しても良い。また、当接状態から係合を解除した場合は第1の所定の位置へ移動し、離間状態から係合を解除した場合は第2の所定の位置へ移動する構成としても良い。
また、本実施形態では、移動部材23は下方に移動することで第1押圧位置から第1押圧解除位置へ、又は第2押圧位置から第2押圧解除位置移動する構成だった。しかし、第1押圧解除位置、及び第2押圧解除位置はこのような位置に限定されない。つまり第1押圧解除位置は、移動部材23が被押圧部75と接触せず、且つ、カートリッジ50を可動ガイド22に着脱する際も被押圧部75と接触しない位置であればどのような位置であってもよい。
(開閉部材24を閉じた後の初期動作)
次に、カートリッジ50を装置本体1Aから取り外して再び装置本体1Aに装着した後等に開閉部材24を閉じた際に実行される初期動作について説明する。図8は、カートリッジ50が離間状態にある時の画像形成装置1の断面図であり、駆動側から非駆動側に向かって見た状態を示している。図8(a)は、移動部材23が第2押圧位置にある状態、図8(b)は、移動部材23が第2押圧位置と第1押圧位置の間の位置にある状態を示している。移動部材23が第2押圧位置にある時に開閉部材24を開けて、移動部材23を第2押圧解除位置へ移動させた後、開閉部材24を閉めると、図8(a)に示すように移動部材23は第2押圧位置へ移動する。しかし、可動ガイド22は、現像ローラ71と感光ドラム2が当接する所定の位置にあるので、被押圧部75と移動部材23の凹部23bの位置がずれており、被押圧部75が凹部23bに挿入されない。
このため、開閉部材24を閉めたことに基づいて装置本体1Aが初期動作を開始して、移動部材23を第2押圧位置から第1押圧位置に向かって矢印B1方向に移動させる。その移動中、図8(b)に示すように、被押圧部75に移動部材23の傾斜面23aが当接して摺動することで、移動部材23がT方向に移動し、押し下げられる。移動部材23はその底部23dが基準線L(矢印B1方向と平行な線)よりも下方にある時に不図示のバネによってU方向に付勢される構成となっている。このため、被押圧部75に凹部23bが対向する位置まで移動部材23がT方向に移動すると、バネの付勢力でU方向へ移動し、凹部23bに被押圧部75が挿入され、移動部材23と被押圧部75が係合する。以上の動作により、開閉部材24を閉めた時に移動部材23と被押圧部75が係合していなかったとしても、移動部材23と被押圧部75を係合させることができる。
(変形例)
上記の説明では、ドラムカートリッジ60と現像カートリッジ70で構成されたカートリッジ50を装着する画像形成装置1について説明した。しかしながら、移動部材23の構成はドラムユニット82と現像ユニット83が一体化したプロセスカートリッジとして構成されたカートリッジ80を装着する画像形成装置1にも適用可能である。
(変形例のカートリッジ80の構成)
変形例のカートリッジ80について図9を参照して説明する。図9はカートリッジ80の構成を示す模式断面図である。カートリッジ80は、感光ドラム2と帯電ローラ3と及びクリーニング手段61を備えたドラムユニット82、及び、ドラムユニット82に対し揺動可能に取り付けられ現像ローラ71を有する現像ユニット83とが、一体となって構成されている。このため、カートリッジ80は一つのユニットとしてユーザが装置本体1Aに対し着脱可能である。
現像ユニット83は、回転軸84を中心に回転可能にドラムユニット82に支持されており、回転軸84を中心に回動して、感光ドラム2と現像ローラ71が当接離間する構成となっている。その他の構成については、実施形態1と同様のため説明を割愛する。
(変形例のガイド手段の構成)
次に、図10を用いて、カートリッジ80を装置本体1Aに着脱する際のガイド手段についての構成を説明する。なお、図10はカートリッジ80が装置本体1Aに装着された状態のカートリッジ80とカートリッジガイド30の側面図である。カートリッジ80をガイドするガイド手段であるカートリッジガイド30は、駆動側と非駆動側に対称な形状で装置本体1Aに備えられている。カートリッジガイド30は上述した実施形態のガイド手段20に換えて設けられている。図10は駆動側のカートリッジガイド30を用いているが、駆動側と非駆動側に同様の構成で左右対称に設けられているため、非駆動側のカートリッジガイド30の詳細説明は割愛する。
前述したように、カートリッジ80はドラムユニット82と現像ユニット83が一体的に装置本体1Aに着脱できるようにしたプロセスカートリッジである。図10に示すように、装置本体1Aには、カートリッジ80が装置本体1A内に装着される際のガイド手段であるカートリッジガイド30が設けられている。このカートリッジガイド30は、装置本体1A内の駆動側と非駆動側に備えられている。カートリッジガイド30は、装置本体1A内に固定されており、カートリッジ80が装置本体1A内に装着される際のガイド部となる。カートリッジガイド30は、ガイド部として、ドラムユニット82の駆動入力部82aが挿入されるガイド溝30aと、ドラムユニット82のボス82bが挿入されるガイド溝30bを備える。カートリッジガイド30は、駆動入力部82aが突き当たることでその位置を決める位置決め部30cと、ボス82bが突き当たることでその位置を決める位置決め部30dと、を備える。この位置決め部30c、30dに駆動入力部82a、ボス82bがそれぞれ突き当たることで、装置本体1A内でのカートリッジ80のドラムユニット82の位置が決まる。現像ユニット83は、被押圧部75は移動部材23に押圧されることで、ドラムユニット82に対して回転軸84を中心に回動し、離間位置と現像位置とへ移動可能する。
このような、カートリッジ80を装着する画像形成装置1において、上述したような、カートリッジ50が当接状態、離間状態のいずれかによらず、開閉部材24を開くと移動部材23と被押圧部75との係合が解除される構成としてもよい。
(実施形態のまとめ)
以上説明した実施形態によれば、開閉部材24を開く動作に連動して、移動部材23が押圧解除位置に移動して、現像カートリッジ70の押圧が解除される。これにより、現像カートリッジ70の取り外しや装着時に現像ユニット70を移動させる際に移動部材23が被押圧部75に引っ掛かって現像ユニット70の取り出しの抵抗になることが抑制される。これにより現像ユニット70を装置本体1Aから取り外す際や装着の際に、現像ユニット70を移動させる負荷を低減し、現像ユニット70着脱時の操作性や安定性を向上することができる。
また、可動ガイド22の着脱位置が1つの位置である場合、現像カートリッジ70がどの位置にあるかによらず開閉部材24を開くと一つの位置へ移動するので、現像カートリッジ70の着脱経路は一つ設ければよい。このため、装置本体1Aに、現像カートリッジ70が着脱時に通過する開口や空間を大きく構成しなくても現像カートリッジ70の着脱を行うことができるようにすることが可能になり、装置本体1Aの小型化に繋がる。
1 画像形成装置
1A 装置本体
2 感光ドラム
20 カートリッジガイド
21 固定ガイド
22 可動ガイド
23 移動部材
23a 被押圧面
23b 凹部
24 開閉部材
25 規制部材
26 リンク部材
30 カートリッジガイド
50 カートリッジ
60 ドラムカートリッジ
70 現像カートリッジ
71 現像ローラ
75 被押圧部材
80 カートリッジ
82 ドラムユニット
83 現像ユニット

Claims (7)

  1. 現像ローラを備える現像ユニットを装着することが可能な装置本体と、
    前記現像ユニットを前記装置本体から取り外す際に前記現像ユニットが通過する開口を開閉する開閉部材と、
    前記装置本体に装着された前記現像ユニットを移動させる移動部材と、
    を有し、前記移動部材が第1押圧位置で前記現像ユニットを押圧している時、前記現像ユニットは前記現像ローラが感光体にトナーを付着させることを可能とする現像位置にあり、前記移動部材が第2押圧位置で前記現像ユニットを押圧している時、前記現像ユニットは前記現像位置よりも前記現像ローラが前記感光体から離れた離間位置にあり、
    前記移動部材が前記第1押圧位置で前記現像ユニットを押圧している時に前記開閉部材が開かれると、前記移動部材は前記現像ユニットの押圧を解除し、前記移動部材が前記第2押圧位置で前記現像ユニットを押圧している時に前記開閉部材が開かれると、前記移動部材は前記現像ユニットの押圧を解除することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記移動部材が前記第1押圧位置にある時に前記開閉部材が開かれると、前記移動部材は前記移動部材による前記現像ユニットの押圧が解除された押圧解除位置へ移動し、前記移動部材が前記第2押圧位置にある時に前記開閉部材が開かれると、前記移動部材は前記押圧解除位置へ移動することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記移動部材が前記押圧解除位置にある時、前記移動部材は前記現像ユニットと接触していないことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記開閉部材が開かれる動作に関連して前記移動部材を押圧して前記押圧解除位置へ移動させる解除部材を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記開閉部材と前記解除部材とを連結する連結部材を有することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記移動部材は凹部を備え、前記現像ユニットは前記移動部材から押圧される被押圧部を備え、前記被押圧部が前記凹部に挿入された状態にある時、前記移動部材が前記現像ユニットを押圧することが可能であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記現像ユニットが前記装置本体に装着され、前記移動部材が前記第2押圧位置にあり、且つ、前記被押圧部が前記凹部に挿入されていない状態から、前記移動部材を前記第1押圧位置へ移動することにより、前記凹部に前記被押圧部が挿入されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
JP2016144643A 2016-07-22 2016-07-22 画像形成装置 Active JP6821350B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016144643A JP6821350B2 (ja) 2016-07-22 2016-07-22 画像形成装置
US15/654,592 US10180655B2 (en) 2016-07-22 2017-07-19 Apparatus and method for stably detaching a developing unit on an image forming apparatus
KR1020170091837A KR102061393B1 (ko) 2016-07-22 2017-07-20 화상 형성 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016144643A JP6821350B2 (ja) 2016-07-22 2016-07-22 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018013712A true JP2018013712A (ja) 2018-01-25
JP6821350B2 JP6821350B2 (ja) 2021-01-27

Family

ID=61020256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016144643A Active JP6821350B2 (ja) 2016-07-22 2016-07-22 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6821350B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004264791A (ja) * 2003-03-04 2004-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 像担持体着脱機構及びこれを備えたカラー画像形成装置
JP2012027449A (ja) * 2010-06-22 2012-02-09 Canon Inc プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2012185269A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US20130094881A1 (en) * 2011-10-12 2013-04-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004264791A (ja) * 2003-03-04 2004-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 像担持体着脱機構及びこれを備えたカラー画像形成装置
JP2012027449A (ja) * 2010-06-22 2012-02-09 Canon Inc プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2012185269A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US20130094881A1 (en) * 2011-10-12 2013-04-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP6821350B2 (ja) 2021-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4148530B2 (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP4241865B2 (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
US11327432B2 (en) Process cartridge and image forming apparatus
US9715210B2 (en) Main body of image forming apparatus
US20190163121A1 (en) Image forming apparatus and cartridge mountable on the same
JP2014119592A (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP5322798B2 (ja) カラー電子写真画像形成装置
US10180655B2 (en) Apparatus and method for stably detaching a developing unit on an image forming apparatus
JP4761131B2 (ja) 画像形成装置
JP5533085B2 (ja) 画像形成装置
JP6137026B2 (ja) 画像形成装置
JP6828373B2 (ja) 画像形成装置
JP6821350B2 (ja) 画像形成装置
JP6736402B2 (ja) 画像形成装置
JPS63244059A (ja) 画像形成装置
JPS63244064A (ja) 開放可能な画像形成装置
JP6800639B2 (ja) 画像形成装置
JP5248402B2 (ja) 転写装置及び該転写装置を備えた画像形成装置
JP2020134603A (ja) 画像形成装置
US10725425B2 (en) Image forming apparatus
JPS63244058A (ja) 画像形成装置
JP2008122744A (ja) 画像形成装置
JP4401515B2 (ja) 画像形成装置
JP2023062345A (ja) 画像形成装置
JP4661928B2 (ja) 定着装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200616

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200731

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210106

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6821350

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151