JP2018013182A - パイプ挿入装置 - Google Patents

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昭司 岡田
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Abstract

【課題】作業性をより高くすることが可能なパイプ挿入機を提供する。【解決手段】第1パイプ11に対して第2パイプ12を挿入するためのパイプ挿入装置20であって、環状をなし、内周面において第1パイプ11の外周面に当接することで第1パイプ11を保持可能な第1環状保持部材30と、環状をなし、内周面において第2パイプ12の外周面に当接することで第2パイプ12を保持可能な第2環状保持部材40と、第1パイプ11に対する第2パイプ12の挿入方向に沿って延び、第1環状保持部材30と第2環状保持部材40を締結するボルト21と、を備えることに特徴を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、パイプ挿入装置に関する。
従来、パイプ同士の接続構造として、一方のパイプに他方のパイプを挿入し、接着剤によって両パイプを接続するものが知られている(下記特許文献1)。このような接続構造において、一方のパイプに他方のパイプを挿入する際には、専用のパイプ挿入装置を用いることが一般的である。このようなパイプ挿入装置としては、例えば、両パイプにそれぞれチェーンを巻き付けた後、工具を用いて一方のチェーンを他方側に手繰り寄せることで、パイプの挿入を行う構成の装置が知られている。
特許第4171353号公報
しかしながら、上記構成のパイプ挿入装置では、チェーンを用いることから取り回しが悪く、作業性について改善の余地がある。例えば、作業スペースが狭い場所では、チェーンが他の部材に干渉しないように留意して作業を行う必要があり、作業性が低下する虞がある。
本明細書で開示される技術は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、作業性をより高くすることが可能なパイプ挿入機を提供することを目的とする。
本明細書で開示される技術は、第1パイプに対して第2パイプを挿入するためのパイプ挿入装置であって、環状をなし、内周面において前記第1パイプの外周面に当接することで前記第1パイプを保持することが可能な第1環状保持部材と、環状をなし、内周面において前記第2パイプの外周面に当接することで前記第2パイプを保持することが可能な第2環状保持部材と、前記第1パイプに対する前記第2パイプの挿入方向に沿って延び、前記第1環状保持部材と前記第2環状保持部材とを互いに締結するボルトと、を備えることに特徴を有する。
上記構成によれば、第1環状保持部材で第1パイプを保持し、第2環状保持部材で第2パイプを保持した状態でボルトを回動させることで、第1環状保持部材と第2環状保持部材の挿入方向における距離を小さくすることができる。これにより、ボルトの締結力を用いて、第1パイプに対して第2パイプを挿入することができる。また、ボルトを用いる構成であるから、チェーンを用いる構成と比べて、取り回しがよく、作業性をより高くすることができる。
また、前記第1環状保持部材は、第1ヒンジを介して連結される一対の第1半割体を備え、前記第2環状保持部材は、第2ヒンジを介して連結される一対の第2半割体を備え、前記一対の第1半割体は、前記第1パイプを挟持する構成とされ、前記一対の第2半割体は、前記第2パイプを挟持する構成とされるものとすることができる。第1環状保持部材及び第2環状保持部材をそれぞれヒンジで連結された一対の半割体によって構成することで、パイプに対して容易に脱着を行うことができる。
また、前記ボルトは、前記第1パイプの中心軸を挟む形で少なくとも一対配されているものとすることができる。第1パイプの中心軸を挟む形で一対のボルトを設ける構成とすれば、一対のボルトを交互に少しずつ回動させることで、第1パイプの中心軸に対して第2パイプの中心軸が傾く事態を抑制しつつ、第2パイプの挿入作業を行うことができる。
本明細書で開示される技術によれば、作業性をより高くすることが可能なパイプ挿入機を提供することができる。
一実施形態に係るパイプ挿入装置の側面図 図1のパイプ挿入装置の平面図 パイプ挿入作業を示す平面図 第1環状保持部材を示す正面図 第2環状保持部材を示す正面図
本明細書で開示される技術の一実施形態について図1から図5によって説明する。本実施形態のパイプ挿入装置20は、図1及び図2に示すように、第1パイプ11に対して第2パイプ12を挿入するための装置であって、第1環状保持部材30と、第2環状保持部材40と、一対のボルト21,21を備える。第1パイプ11は、第2パイプ12よりも端部の径が大きいパイプであり、第1パイプ11の端部に第2パイプ12の端部が挿入される構成となっている。なお、第1パイプ11の長手方向の端部(第2パイプ12との接続部分、受口)は、第2パイプ12側に向かうにつれて外径が大きくなる形状(図示せず)をなしている。このため、第1パイプ11の長手方向の端部において、その内面は、長手方向の中央部(図1の右側)に向かうにつれて第1パイプ11の中心軸に近づくテーパ形状(図示せず)をなしている。これにより、第1パイプ11の端部に第2パイプ12を挿入することで、第1パイプ11の内面と第2パイプ12の外面とが全周に亘って互いに弾性的に当接し、シール性が確保される構成となっている。その一方で、第1パイプ11の内面がテーパ状であることから、第1パイプ11に対する第2パイプ12の挿入量が多くなる程、挿入に必要な力は大きくなる。このため、パイプの挿入作業を行うためにパイプ挿入装置20が用いられる。
第1環状保持部材30は、図4に示すように、全体として円環状をなしており、その内周面において、第1パイプ11の外周面のほぼ全周に亘って当接することで、第1パイプ11を保持可能な構成となっている。第1環状保持部材30は、一対の第1半割体31,31と、一対の第1半割体31,31の一端部同士を連結する第1ヒンジ32と、一対の第1半割体31,31の他端部同士を連結するボルト33及びナット34と、一対の第1半割体31,31の内面に貼り付けられた滑り止め部材35と、を備える。なお、図4は、第1環状保持部材30を第1パイプ11の中央側(図1の右側)から視た図である。
第1半割体31は、板状をなし、第1パイプ11の外周面に倣う半円弧状をなしている。一対の第1半割体31,31は第1ヒンジ32を介して互いに回動可能に連結されている。第1半割体31の他端部31Aには、ボルト33が挿通される挿通孔31B(図4の破線)が形成されている。これにより、ボルト33及びナット34を互いに締結することで、一対の第1半割体31,31によって、滑り止め部材35を介して、第1パイプ11が挟持される(締め付けられる)構成となっている。また、ボルト33及びナット34を一対の第1半割体31,31から取り外した状態では、第1ヒンジ32を回動中心として一対の第1半割体31,31を自在に開閉させることができる。
滑り止め部材35は、例えば、ゴムなどの弾性部材とされ、第1パイプ11に対して押し当てられることで、第1パイプ11に対して第1半割体31の滑り止めを図るものとされる。なお、一対の第1半割体31,31の内径は、例えば、第1パイプ11の外径よりもわずかに大きい値で設定されており、滑り止め部材35は、厚さ方向に圧縮された状態で一対の第1半割体31,31と第1パイプ11との間を隙間なく埋める形で配される。なお、第1半割体31,31による第1パイプ11の締め付け具合は、ボルト33及びナット34の締め付け量によって調節することができる。
第2環状保持部材40は、図5に示すように、全体として円環状をなしており、その内周面において、第2パイプ12の外周面のほぼ全周に亘って当接することで、第2パイプ12を保持可能な構成となっている。第2環状保持部材40は、一対の第2半割体41,41と、一対の第2半割体41,41の一端部同士を連結する第2ヒンジ42と、一対の第2半割体41,41の他端部同士を連結するボルト43及びナット44と、一対の第2半割体41,41の内面に貼り付けられた滑り止め部材45と、を備える。なお、図5は、第2環状保持部材40を第2パイプ12の中央側(図1の左側)から視た図である。
第2半割体41は、板状をなし、第2パイプ12の外周面に倣う半円弧状をなしている。一対の第2半割体41,41は第2ヒンジ42を介して互いに回動可能に連結されている。第2半割体41の他端部41Aには、ボルト43が挿通される挿通孔41Bが形成されている。これにより、ボルト43及びナット44を互いに締結することで、一対の第2半割体41,41によって、滑り止め部材45を介して、第2パイプ12が挟持される(締め付けられる)構成となっている。また、ボルト43及びナット44を一対の第2半割体41,41から取り外した状態では、第2ヒンジ42を回動中心として一対の第2半割体41,41を自在に開閉させることができる。
滑り止め部材45は、例えば、ゴムなどの弾性部材とされ、第2パイプ12に対して押し当てられることで、第2パイプ12に対して第2半割体41の滑り止めを図るものとされる。なお、一対の第2半割体41,41の内径は、例えば、第2パイプ12の外径よりもわずかに大きい値で設定されており、滑り止め部材45は、厚さ方向に圧縮された状態で一対の第2半割体41,41と第2パイプ12との間を隙間なく埋める形で配される。なお、第2半割体41,41による第2パイプ12の締め付け具合は、ボルト43及びナット44の締め付け量によって調節することができる。なお、本実施形態では、第1パイプ11が、第2パイプ12よりも径の大きいパイプであるから、第1環状保持部材30の内径は、第2環状保持部材40の内径よりも大きい値で設定されている。
ボルト21は、図2に示すように、第1パイプ11に対する第2パイプ12の挿入方向(図2の右側)に沿って延び、第1環状保持部材30と第2環状保持部材40を締結する構成となっている。具体的には、図4に示すように、第1環状保持部材30の第1半割体31の長手方向における中央部31Dは、他の部分に比べて外側に膨出した形状をなしており、中央部31Dにはボルト21が螺合されるねじ孔36が形成されている。
また、図5に示すように、第2環状保持部材40の第2半割体41の長手方向における中央部41Dは、他の部分に比べて外側に膨出した形状をなしており、中央部41Dには、ボルト21が挿通されるボルト挿通孔46が形成されている。ボルト21は、図2に示すように、ボルト挿通孔46に挿通された後、ボルト21の軸部に形成されたねじ部22においてねじ孔36に螺合される構成となっている。
また、ボルト21の頭部23は、ボルト挿通孔46の孔縁部(中央部41D)に対して、第1環状保持部材30と反対側(図2の左側)から係止する構成となっている。なお、ボルト21の軸部において頭部23側の端部(ボルト挿通孔46に挿通される部分)には、ねじ部が形成されていない。また、図4に示すように、ねじ孔36は、第1パイプ11(及び第2パイプ12)の中心軸P1を挟む形で一対設けられている。また、図5に示すように、ボルト挿通孔46は、第1パイプ11(及び第2パイプ12)の中心軸P1を挟む形で一対設けられている。これにより、一対のボルト21,21は、中心軸P1を挟む形で並列配置されている。
次に、パイプ挿入装置20を用いた第1パイプ11及び第2パイプ12の接合作業について説明する。作業者は、まず、第1パイプ11の端部の内周面及び第2パイプ12の端部の外周面に接着剤を塗布する。なお、第1パイプ11及び第2パイプ12の材質は、例えば、塩化ビニルとされ、その場合には、接着剤は、例えば、第1パイプ11及び第2パイプ12の表面を溶かすことで両パイプを接合する機能を有している。なお、第1パイプ11及び第2パイプ12の材質は、塩化ビニルに限定されない。
次に、作業者は、第1パイプ11に第2パイプ12を挿入し、仮止めを行う。そして、作業者は、第1パイプ11に第1環状保持部材30を取り付け、第2パイプ12に第2環状保持部材40を取り付ける。具体的には、第1環状保持部材30については、作業者は、ボルト33及びナット34を取り外した状態で、一対の第1半割体31,31を第1パイプ11に嵌合させ、その後、ボルト33及びナット34を互いに締結することで、第1パイプ11に第1環状保持部材30を固定する。また、第2環状保持部材40については、作業者は、ボルト43及びナット44を取り外した状態で、一対の第2半割体41,41を第2パイプ12に嵌合させ、その後、ボルト43及びナット44を互いに締結することで第2パイプ12に第2環状保持部材40を固定する。
なお、第1環状保持部材30及び第2環状保持部材40を各パイプ11,12に取り付ける際には、例えば、第1環状保持部材30及び第2環状保持部材40を一対のボルト21,21で締結した状態で取り付け作業を行う。なお、第1環状保持部材30と第2環状保持部材40を各パイプ11,12に取り付けた後、一対のボルト21,21で両部材30,40を締結してもよい。また、作業者は、第1パイプ11及び第2パイプ12に接着剤を塗布する前に挿入代を測定しておき、ボルト21によるパイプ挿入作業(後述)の途中で第2環状保持部材40が第1パイプ11の端面に当たらないような位置に、第2環状保持部材40を取り付けるようにする。
続いて、作業者は、一対のボルト21,21の各頭部23を工具(例えばレンチ)によって交互に少しずつ回動させる。これにより、ボルト21が締め付けられることで、図3に示すように、第1環状保持部材30と第2環状保持部材40の挿入方向における距離が短くなる。この結果、工具によるボルト21の締め付け力(例えば10N)によって、第1パイプ11に対して第2パイプ12が挿入される。作業者は、所定の量だけボルト21を回動させ、第1パイプ11に対して第2パイプ12を所定の位置まで挿入する。その後、作業者は、ボルト33及びナット34の締結及びボルト43及びナット44の締結をそれぞれ解除することで、第1パイプ11から第1環状保持部材30を取り外し、第2パイプ12から第2環状保持部材40を取り外す。その後、接着剤が乾燥することで、第1パイプ11に対する第2パイプ12の接合作業が完了する。なお、接着剤が乾燥した後に第1環状保持部材30及び第2環状保持部材40を取り外してもよい。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態によれば、第1環状保持部材30で第1パイプ11を保持し、第2環状保持部材40で第2パイプ12を保持した状態でボルト21を回動させることで、第1環状保持部材30と第2環状保持部材40の挿入方向における距離を小さくすることができる。これにより、ボルト21の締結力を用いて、第1パイプ11に対して第2パイプ12を挿入することができる。また、ボルト21を用いて第1パイプ11に対して第2パイプ12を挿入する構成であるから、チェーンやワイヤーを用いた構成と比べて、取り回しがよく、作業性をより高くすることができる。
また、第1環状保持部材30は、第1ヒンジ32を介して連結される一対の第1半割体31,31を備え、第2環状保持部材40は、第2ヒンジ42を介して連結される一対の第2半割体41,41を備え、一対の第1半割体31,31は、第1パイプ11を挟持する構成とされ、一対の第2半割体41,41は、第2パイプ12を挟持する構成とされる。第1環状保持部材30及び第2環状保持部材40をそれぞれ一対の半割体によって構成することで、パイプに対して容易に脱着を行うことができる。なお、チェーンやワイヤーを用いた構成では、これらをパイプに巻き付ける必要があり、作業者にある程度の熟練が求められる。この点、本実施形態では、一対の半割体をパイプに装着するだけでよいから、熟練を要しない。
また、ボルト21は、第1パイプ11の中心軸を挟む形で一対配されている。第1パイプ11の中心軸P1を挟む形で一対のボルト21,21を設ける構成とすれば、一対のボルト21,21を交互に少しずつ回動させることで、第1パイプ11の中心軸P1に対して第2パイプ12の中心軸が傾く事態を抑制しつつ、第2パイプ12の挿入作業を行うことができる。
また、本実施形態では、ボルト21の回動を第2環状保持部材40の直線運動に変換する機構(倍力機構)を用いて、第2パイプ12の挿入作業を行うことができるから、作業者は、比較的小さい力で第2パイプ12の挿入作業を行うことができる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では、ボルト21が螺合するねじ孔36が第1半割体31に形成されている構成を例示したが、これに限定されない。例えば、ねじ孔36が形成されたナットを第1半割体31とは別体で設け、そのナットとボルト21を用いて、第1環状保持部材30と第2環状保持部材40とを締結する構成としてもよい。
(2)上記実施形態では、第1環状保持部材30及び第2環状保持部材40として円環状をなすものを例示したが、これに限定されない。第1環状保持部材30及び第2環状保持部材40が例えば多角形(例えば八角形)の環状をなしていてもよい。
(3)上記実施形態では、第1環状保持部材30にねじ孔36が形成され、第2環状保持部材40にボルト挿通孔46が形成されている構成を例示したが、これに限定されない。第1環状保持部材30にボルト挿通孔46が形成され、第2環状保持部材40にねじ孔36が形成されていてもよい。しかしながら、相対的に径が小さい第2パイプ12を保持する第2環状保持部材40にボルト挿通孔46を設けることで、ボルト21の頭部23を相対的に径の小さい第2パイプ12に隣接させることができる。この結果、図2に示すように、ボルト21の頭部23と隣接するパイプ(第2パイプ12)との隙間をより大きくすることができるので、作業者は、ボルト21をより容易に回動させることができる。
(4)上記実施形態において、図2及び図3の二点鎖線で示すように、第2半割体41に当接部47を設け、この当接部47が第1パイプ11の端面に当接する構成としてもよい(図3参照)。このようにすれば、当接部47によって、第1パイプ11に対する第2パイプ12の挿入量を所定量で規定することができ、過度の挿入を防止することができる。
(5)第1パイプ11及び第2パイプ12の形状は、上記実施形態で例示したものに限定されず適宜変更可能である。第1パイプ及び第2パイプとしては、直管の他、T字管、曲管、継手など様々な形態のパイプを例示することができる。
(6)上記実施形態では、一対の半割体(第1半割体又は第2半割体)同士がヒンジ及びボルトで連結された構成を例示したが、これに限定されない。例えば、ヒンジを備えていなくてもよく、一対の半割体の両端部がそれぞれボルトで連結される構成としてもよい。
(7)上記実施形態では、一対のボルト21,21で第1環状保持部材30と第2環状保持部材40とを締結する構成を例示したが、ボルト21の本数は、これに限定されず適宜変更である。
(8)上記実施形態では、第1環状保持部材30が滑り止め部材35を備え、第2環状保持部材40が滑り止め部材45を備える構成を例示したが、滑り止め部材を備えていない構成であってもよい。例えば、滑り止め部材35の代わりに第1半割体31(又は第2半割体41)の内面に滑り止め用の突起を形成してもよい。
(9)第1環状保持部材30の内径及び第2環状保持部材40の内径は上記実施形態で例示したものに限定されず適宜変更可能である。例えば、第1環状保持部材30による第1パイプ11の保持部分と、第2環状保持部材40による第2パイプ12の保持部分が同じ径である場合には、第1環状保持部材30の内径と第2環状保持部材40の内径とが同じ値で設定されていてもよい。
11…第1パイプ、12…第2パイプ、20…パイプ挿入装置、21…ボルト、30…第1環状保持部材、31…第1半割体、32…第1ヒンジ、40…第2環状保持部材、41…第2半割体、42…第2ヒンジ、P1…第1パイプの中心軸

Claims (3)

  1. 第1パイプに対して第2パイプを挿入するためのパイプ挿入装置であって、
    環状をなし、内周面において前記第1パイプの外周面に当接することで前記第1パイプを保持することが可能な第1環状保持部材と、
    環状をなし、内周面において前記第2パイプの外周面に当接することで前記第2パイプを保持することが可能な第2環状保持部材と、
    前記第1パイプに対する前記第2パイプの挿入方向に沿って延び、前記第1環状保持部材と前記第2環状保持部材とを互いに締結するボルトと、を備えるパイプ挿入装置。
  2. 前記第1環状保持部材は、第1ヒンジを介して連結される一対の第1半割体を備え、
    前記第2環状保持部材は、第2ヒンジを介して連結される一対の第2半割体を備え、
    前記一対の第1半割体は、前記第1パイプを挟持する構成とされ、
    前記一対の第2半割体は、前記第2パイプを挟持する構成とされる請求項1に記載のパイプ挿入装置。
  3. 前記ボルトは、前記第1パイプの中心軸を挟む形で少なくとも一対配されている請求項1又は請求項2に記載のパイプ挿入装置。
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