JP2018012942A - 構造体支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構造で免震対象の構造体を基礎に対して支持するための構造体支持構造を提供しようとする。【解決手段】従来の構造体支持構造に変わって、構造体に固定される上部案内部材と、上部案内部材の下方に位置し基礎に支持される中間案内部材と、を備え、水平面内で一対の仮想の軸であるX軸とY軸とが直交し、前記上部案内部材に形成された下向きの面である前記X軸摺動面と前記中間案内部材に形成された上向きの面である前記X軸摺動面とが摺動してX軸に沿って相対移動でき、前記X軸摺動面はY軸に沿って並列して位置する左右一対のX軸一方向摺動面を含み、左右一対の前記X軸一方向摺動面はY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する、ものとした。【選択図】 図1

Description

本発明は構造体を基礎に対して支持するための構造体支持構造に係る。
構造体を支持するのに構造体支持構造を用いる。
例えば、貴重品を収納する構造体を支持する構造体支持構造を用いる。
例えば,サーバコンピュータの構造体である架構を支持する構造体支持構造を用いる。
例えば、半導体製造装置の構造体である架構を支持する構造体支持構造を用いる。
例えば、美術館で、美術品を載せる構造体である台を支持する構造体支持構造を用いる。
構造体支持構造は免震機能を発揮できてもよい。
例えば、構造体支持構造は免震機構を内蔵する。
構造体支持構造は、その姿勢を非作動状態と作動状態との間で遷移する。
非作動状態では、免震機構は構造体を静止させる。
作動状態では、据付面の加速度振動に対応して構造体の変位、加速度を所定の範囲に抑えようとする。その結果、構造体が据付面に対して変位する。
簡易な構造で免震対象の構造体を基礎に対して支持するための構造体支持構造が求められている。
本発明は、上記の現象に鑑み、簡易な構造で免震対象の構造体を基礎に対して支持するための構造体支持構造を提供しようとする。
上記目的を達成するため、本発明に係る構造体を基礎に対して支持するための構造体支持構造を、構造体に固定される上部案内部材と、上部案内部材の下方に位置し基礎に支持される中間案内部材と、を備え、水平面内で一対の仮想の軸であるX軸とY軸とが直交し、前記上部案内部材に形成された下向きの面であるX軸摺動面と前記中間案内部材に形成された上向きの面であるX軸摺動面とが摺動してX軸に沿って相対移動でき、前記X軸摺動面はY軸に沿って並列して位置する左右一対のX軸一方向摺動面とY軸に沿って並列して位置する左右一対のX軸逆方向摺動面とを含み、左右一対の前記X軸一方向摺動面はX軸に沿って共に一方の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜し、左右一対の前記X軸逆方向摺動面はX軸に沿って共に逆の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する、ものとした。
上記本発明の構成により、上部案内部材は、構造体に固定される。中間案内部材は、上部案内部材の下方に位置し基礎に支持される。水平面内で一対の仮想の軸であるX軸とY軸とが直交する。前記上部案内部材に形成された下向きの面であるX軸摺動面と前記中間案内部材に形成された上向きの面であるX軸摺動面とが摺動してX軸に沿って相対移動できる。前記X軸摺動面はY軸に沿って並列して位置する左右一対のX軸一方向摺動面とY軸に沿って並列して位置する左右一対のX軸逆方向摺動面とを含む。左右一対の前記X軸一方向摺動面はX軸に沿って共に一方の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する。左右一対の前記X軸逆方向摺動面はX軸に沿って共に逆の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する。
その結果、構造体が、Y軸に沿った移動を抑制されつつX軸に沿って摺動する上部案内部材と中間案内部材を介して支持されて、X軸に沿って安定して移動する。
以下に、本発明の実施形態に係る構造体支持構造を説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
本発明の実施形態に係る構造体支持構造は、左右一対の前記X軸一方向摺動面はX軸に沿って共に一方の方向に移るに従って傾斜角θx1で上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηx1で各々に傾斜し、左右一対の前記X軸逆方向摺動面はX軸に沿って共に逆の方向に移るに従って傾斜角θx2で上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηx2で各々に傾斜し、傾斜角θx1、傾斜角θx2は、X軸摺動面の摩擦角より小さい。
上記の実施形態の構成により、本発明の実施形態に係る構造体支持構造は、左右一対の前記X軸一方向摺動面はX軸に沿って共に一方の方向に移るに従って傾斜角θx1で上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηx1で各々に傾斜する。
左右一対の前記X軸逆方向摺動面はX軸に沿って共に逆の方向に移るに従って傾斜角θx2で上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηx2で各々に傾斜する。傾斜角θy1、傾斜角θy2は、前記Y軸摺動面の摩擦角より小さい。
その結果、構造体が、Y軸に沿った移動を抑制されつつ上部案内部材と中間案内部材とが摺動してX軸に沿って移動する。
本発明の実施形態に係る構造体支持構造は、前記上部案内部材が左右一対の下向きの前記X軸一方向摺動面を各々に形成する左右一対の上部X軸一方向摺動部材と左右一対の下向きの前記X軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の上部X軸逆方向摺動部材とを有し、前記中間案内部材が左右一対の上向きの前記X軸一方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間X軸一方向摺動部材と左右一対の上向きのX軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間X軸逆方向摺動部材とを有し、左右一対の前記上部X軸一方向摺動部材と左右一対の前記上部X軸逆方向摺動部材とがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられ、左右一対の前記中間X軸一方向摺動部材と左右一対の前記中間X軸逆方向摺動部材とがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられる、
上記の実施形態の構成により、前記上部案内部材が左右一対の下向きの前記X軸一方向摺動面を各々に形成する左右一対の上部X軸一方向摺動部材と左右一対の下向きの前記X軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の上部X軸逆方向摺動部材とを有する。前記中間案内部材が左右一対の上向きの前記X軸一方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間X軸一方向摺動部材と左右一対の上向きのX軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間X軸逆方向摺動部材とを有する。左右一対の前記上部X軸一方向摺動部材と左右一対の前記上部X軸逆方向摺動部材とがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられる。左右一対の前記中間X軸一方向摺動部材と左右一対の前記中間X軸逆方向摺動部材とがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられる。
その結果、左右一対の上部X軸一方向摺動部材と左右一対の中間X軸逆方向摺動部材との物理的緩衝を抑制し、左右一対の上部X軸逆方向摺動部材と左右一対の中間X軸一方向摺動部材との物理的緩衝を抑制できる。
上記目的を達成するため、本発明に係る構造体を基礎に対して支持するための構造体支持構造を、構造体に固定される上部案内部材と、上部案内部材の下方に位置し基礎に支持される下部案内部材と、前記上部案内部材と前記下部案内部材との間に位置する中間案内部材と、を備え、水平面内で一対の仮想の軸であるX軸と仮想とが直交し、前記上部案内部材に形成された下向きの面であるX軸摺動面と前記中間案内部材に形成された上向きの面であるX軸摺動面とが摺動してX軸に沿って相対移動でき、、前記中間案内部材に形成された下向きの面であるY軸摺動面と前記下部案内部材に形成された上向きの面であるY軸摺動面とが摺動してY軸に沿って相対移動でき、、前記X軸摺動面はY軸に沿って並列して位置する左右一対のX軸一方向摺動面とY軸に沿って並列して位置する左右一対のX軸逆方向摺動面とを含み、左右一対の前記X軸一方向摺動面はX軸に沿って共に一方の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜し、左右一対の前記X軸逆方向摺動面はX軸に沿って共に逆の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜し、前記Y軸摺動面はX軸に沿って並列して位置する左右一対のY軸一方向摺動面とX軸に沿って並列して位置する左右一対のY軸逆方向摺動面とを含み、左右一対の前記Y軸一方向摺動面はY軸に沿って共に一方の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つX軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜し、左右一対の前記Y軸逆方向摺動面はY軸に沿って共に逆の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つX軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する、ものとした。
上記本発明の構成により、上部案内部材は、構造体に固定される。下部案内部材は、上部案内部材の下方に位置し基礎に支持される。中間案内部材は、前記上部案内部材と前記下部案内部材との間に位置する。水平面内で一対の仮想の軸であるX軸と仮想とが直交する。前記上部案内部材に形成された下向きの面であるX軸摺動面と前記中間案内部材に形成された上向きの面であるX軸摺動面とが摺動してX軸に沿って相対移動できる。前記中間案内部材に形成された下向きの面であるY軸摺動面と前記下部案内部材に形成された上向きの面である前記Y軸摺動面とが摺動してY軸に沿って相対移動できる。前記X軸摺動面はY軸に沿って並列して位置する左右一対のX軸一方向摺動面とY軸に沿って並列して位置する左右一対のX軸逆方向摺動面とを含む。左右一対の前記X軸一方向摺動面はX軸に沿って共に一方の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する。左右一対の前記X軸逆方向摺動面はX軸に沿って共に逆の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する。前記Y軸摺動面はX軸に沿って並列して位置する左右一対のY軸一方向摺動面とX軸に沿って並列して位置する左右一対のY軸逆方向摺動面とを含む。左右一対の前記Y軸一方向摺動面はY軸に沿って共に一方の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つX軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する。左右一対の前記Y軸逆方向摺動面はY軸に沿って共に逆の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つX軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する。
その結果、構造体が、Y軸に沿った移動を抑制されつつX軸に沿って摺動する前記上部案内部材と前記中間案内部材を介して支持されて、X軸に沿った移動を抑制されつつY軸に沿って摺動する下部案内部材と中間案内部材を介して支持されて、X軸とY軸とに沿って安定して移動する。
以下に、本発明の実施形態に係る構造体支持構造を説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
本発明の実施形態に係る構造体支持構造は、左右一対の前記X軸一方向摺動面はX軸に沿って共に一方の方向に移るに従って傾斜角θx1で上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηx1で各々に傾斜し、左右一対の前記X軸逆方向摺動面はX軸に沿って共に逆の方向に移るに従って傾斜角θx2で上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηx2で各々に傾斜し、左右一対の前記Y軸一方向摺動面はY軸に沿って共に一方の方向に移るに従って傾斜角θy1で上向きに各々に傾斜し且つX軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηy1で各々に傾斜し、左右一対の前記Y軸逆方向摺動面はY軸に沿って共に逆の方向に移るに従って傾斜角θy2で上向きに各々に傾斜し且つX軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηy2で各々に傾斜し、傾斜角θx1、傾斜角θx2は傾斜角ηy1、傾斜角ηy2より小さく、傾斜角θy1、傾斜角θy2は傾斜角ηx1、傾斜角ηx2より小さい、ものとした。
上記の実施形態の構成により、左右一対の前記X軸一方向摺動面はX軸に沿って共に一方の方向に移るに従って傾斜角θx1で上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηx1で各々に傾斜する。左右一対の前記X軸逆方向摺動面はX軸に沿って共に逆の方向に移るに従って傾斜角θx2で上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηx2で各々に傾斜する。左右一対の前記Y軸一方向摺動面はY軸に沿って共に一方の方向に移るに従って傾斜角θy1で上向きに各々に傾斜し且つX軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηy1で各々に傾斜する。左右一対の前記Y軸逆方向摺動面はY軸に沿って共に逆の方向に移るに従って傾斜角θy2で上向きに各々に傾斜し且つX軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηy2で各々に傾斜する。傾斜角θx1、傾斜角θx2は、傾斜角ηy1、傾斜角ηy2より小さい。傾斜角θy1、傾斜角θy2は、傾斜角ηx1、傾斜角ηx2より小さい。
その結果、構造体が、Y軸に沿った移動を抑制されつつ上部案内部材と中間案内部材とが摺動してX軸に沿って移動し、X軸に沿った移動を抑制されつつ中間案内部材と下部案内部材とが摺動してY軸に沿って移動する。
本発明の実施形態に係る構造体支持構造は、前記上部案内部材が左右一対の下向きの前記X軸一方向摺動面を各々に形成する左右一対の上部X軸一方向摺動部材と左右一対の下向きの前記X軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の上部X軸逆方向摺動部材とを有し、前記中間案内部材が左右一対の上向きの前記X軸一方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間X軸一方向摺動部材と左右一対の上向きのX軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間X軸逆方向摺動部材とを有し、左右一対の前記上部X軸一方向摺動部材と左右一対の前記上部X軸逆方向摺動部材とがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられ、左右一対の前記中間X軸一方向摺動部材と左右一対の前記中間X軸逆方向摺動部材とがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられ、前記中間案内部材が左右一対の下向きの前記Y軸一方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間Y軸一方向摺動部材と左右一対の下向きの前記Y軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間Y軸逆方向摺動部材とを有し、前記下部案内部材が左右一対の上向きの前記Y軸一方向摺動面を各々に形成する左右一対の下部Y軸一方向摺動部材と左右一対の上向きのY軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の下部Y軸逆方向摺動部材とを有し、左右一対の前記中間Y軸一方向摺動部材と左右一対の前記中間Y軸逆方向摺動部材とがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられ、左右一対の前記下部Y軸一方向摺動部材と左右一対の前記下部Y軸逆方向摺動部材とがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられ。
上記の実施形態の構成により、前記上部案内部材が左右一対の下向きの前記X軸一方向摺動面を各々に形成する左右一対の上部X軸一方向摺動部材と左右一対の下向きの前記X軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の上部X軸逆方向摺動部材とを有する。前記中間案内部材が左右一対の上向きの前記X軸一方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間X軸一方向摺動部材と左右一対の上向きのX軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間X軸逆方向摺動部材とを有する。左右一対の前記上部X軸一方向摺動部材と左右一対の前記上部X軸逆方向摺動部材とがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられる。左右一対の前記中間X軸一方向摺動部材と左右一対の前記中間X軸逆方向摺動部材とがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられる。前記中間案内部材が左右一対の下向きの前記Y軸一方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間Y軸一方向摺動部材と左右一対の下向きの前記Y軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間Y軸逆方向摺動部材とを有する。前記下部案内部材が左右一対の上向きの前記Y軸一方向摺動面を各々に形成する左右一対の下部Y軸一方向摺動部材と左右一対の上向きのY軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の下部Y軸逆方向摺動部材とを有する。左右一対の前記中間Y軸一方向摺動部材と左右一対の前記中間Y軸逆方向摺動部材とがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられる。左右一対の前記下部Y軸一方向摺動部材と左右一対の前記下部Y軸逆方向摺動部材とがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられる。
その結果、左右一対の上部X軸一方向摺動部材と左右一対の中間X軸逆方向摺動部材との物理的緩衝を抑制し、左右一対の上部X軸逆方向摺動部材と左右一対の中間X軸一方向摺動部材との物理的緩衝を抑制でき、さらに、左右一対の中間Y軸一方向摺動部材と左右一対の下部Y軸逆方向摺動部材との物理的緩衝を抑制し、左右一対の中間Y軸逆方向摺動部材と左右一対の下部Y軸一方向摺動部材との物理的緩衝を抑制できる。
上記目的を達成するため、本発明に係る構造体を基礎に対して支持するための構造体支持構造を、構造体に固定される上部案内部材と、上部案内部材の下方に位置し基礎に支持される中間案内部材と、を備え、水平面内で一対の仮想の軸であるX軸とY軸とが直交し、前記上部案内部材に形成された下向きの面である前記X軸摺動面と前記中間案内部材に形成された上向きの面である前記X軸摺動面とが摺動してX軸に沿って相対移動でき、前記X軸摺動面はY軸に沿って並列して位置する左右一対のX軸一方向摺動面を含み、左右一対の前記X軸一方向摺動面はY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する、ものとした。
上記本発明の構成により、上部案内部材は、構造体に固定される。中間案内部材は、上部案内部材の下方に位置し基礎に支持される。水平面内で一対の仮想の軸であるX軸とY軸とが直交する。前記上部案内部材に形成された下向きの面である前記X軸摺動面と前記中間案内部材に形成された上向きの面である前記X軸摺動面とが摺動してX軸に沿って相対移動できる。前記X軸摺動面はY軸に沿って並列して位置する左右一対のX軸一方向摺動面を含む。左右一対の前記X軸一方向摺動面はY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する。
その結果、構造体が、Y軸に沿った移動を抑制されつつX軸に沿って摺動する上部案内部材と中間案内部材を介して支持されて、X軸に沿って安定して移動する。
以下に、本発明の実施形態に係る構造体支持構造を説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
本発明の実施形態に係る構造体支持構造は、一対の前記X軸一方向摺動面はY軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηx1で各々に傾斜し、傾斜角ηx1は、X軸摺動面の摩擦角より大きい、ものとした。
上記の実施形態の構成により、一対の前記X軸一方向摺動面はY軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηx1で各々に傾斜する。傾斜角ηx1は、前記X軸摺動面の摩擦角より大きい。
その結果、構造体が、Y軸に沿った移動を抑制されつつ上部案内部材と中間案内部材とが摺動してX軸に沿って移動する
以上説明したように、本発明に係る構造体支持構造は、その構成により、以下の効果を有する
X軸に沿って共に一方の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する左右一対の前記X軸一方向摺動面とX軸に沿って共に逆の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する左右一対の前記X軸逆方向摺動面との一方を、X軸に沿って摺動できる上下一対のX軸摺動面を前記上部案内部材と中間案内部材とに各々に形成する様にしたので、構造体が、Y軸に沿った移動を抑制されつつX軸に沿って摺動する上部案内部材と中間案内部材を介して支持されて、X軸に沿って安定して移動する。
また、X軸摺動面のX軸に沿った傾斜角θx1、傾斜角θx2は、X軸摺動面の摩擦角より小さく、X軸摺動面のY軸に沿った傾斜角ηx1、傾斜角ηx2は、X軸摺動面の摩擦角より大きい様にしたので、構造体が、Y軸に沿った移動を抑制されつつ上部案内部材と中間案内部材とが摺動してX軸に沿って移動する。
また、左右一対の下向きの前記X軸一方向摺動面を形成する左右一対の上部X軸一方向摺動部材と左右一対の下向きの前記X軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の上部X軸逆方向摺動部材とがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられ、
左右一対の上向きの前記X軸一方向摺動面を形成する左右一対の中間X軸一方向摺動部材と左右一対の上向きのX軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間X軸逆方向摺動部材とがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられる様にしたので、左右一対の上部X軸一方向摺動部材と左右一対の中間X軸逆方向摺動部材との物理的緩衝を抑制し、左右一対の上部X軸逆方向摺動部材と左右一対の中間X軸一方向摺動部材との物理的緩衝を抑制できる。
X軸に沿って共に一方の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する左右一対の前記X軸一方向摺動面とX軸に沿って共に逆の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する左右一対の前記X軸逆方向摺動面との一方を、X軸に沿って摺動できる上下一対のX軸摺動面を前記上部案内部材と中間案内部材とに各々に形成し、さらに、Y軸に沿って共に一方の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つX軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する左右一対の前記Y軸一方向摺動面と、Y軸に沿って共に逆の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つX軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する左右一対の前記Y軸逆方向摺動面との一方を、Y軸に沿って摺動できる上下一対のY軸摺動面を前記下部案内部材と中間案内部材とに各々に形成する様にしたので、構造体が、Y軸に沿った移動を抑制されつつX軸に沿って摺動する前記上部案内部材と前記中間案内部材を介して支持されて、X軸に沿った移動を抑制されつつY軸に沿って摺動する下部案内部材と中間案内部材を介して支持されて、X軸とY軸とに沿って安定して移動する。
また、傾斜角θx1、傾斜角θx2は傾斜角ηy1、傾斜角ηy2より小さく、傾斜角θy1、傾斜角θy2は傾斜角ηx1、傾斜角ηx2より小さい様にしたので、構造体が、Y軸に沿った移動を抑制されつつ上部案内部材と中間案内部材とが摺動してX軸に沿って移動し、X軸に沿った移動を抑制されつつ中間案内部材と下部案内部材とが摺動してY軸に沿って移動する。
また、左右一対の下向きの前記X軸一方向摺動面を形成する左右一対の上部X軸一方向摺動部材と左右一対の下向きの前記X軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の上部X軸逆方向摺動部材とがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられ、左右一対の上向きの前記X軸一方向摺動面を形成する左右一対の中間X軸一方向摺動部材と左右一対の上向きのX軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間X軸逆方向摺動部材とがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられる様にし、さらに左右一対の下向きの前記中間Y軸一方向摺動面を形成する左右一対の中間Y軸一方向摺動部材と左右一対の下向きの中間Y軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間Y軸逆方向摺動部材とがX軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられ、左右一対の上向きの前記Y軸一方向摺動面を形成する左右一対の下部Y軸一方向摺動部材と左右一対の上向きのY軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の下部Y軸逆方向摺動部材とがX軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられる様にしたので、左右一対の上部X軸一方向摺動部材と左右一対の中間X軸逆方向摺動部材との物理的緩衝を抑制し、左右一対の上部X軸逆方向摺動部材と左右一対の中間X軸一方向摺動部材との物理的緩衝を抑制でき、さらに、左右一対の中間Y軸一方向摺動部材と左右一対の下部Y軸逆方向摺動部材との物理的緩衝を抑制し、左右一対の中間Y軸逆方向摺動部材と左右一対の下部Y軸一方向摺動部材との物理的緩衝を抑制できる。
Y軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する左右一対の前記X軸一方向摺動面を、X軸に沿って摺動できる上下一対のX軸摺動面を前記上部案内部材と中間案内部材とに各々に形成する様にしたので、構造体が、Y軸に沿った移動を抑制されつつX軸に沿って摺動する上部案内部材と中間案内部材を介して支持されて、X軸に沿って安定して移動する。
また、傾斜角ηx1は、摺動面の上部摩擦角より大きい様にしたので、構造体が、Y軸に沿った移動を抑制されつつ上部案内部材と中間案内部材とが摺動してX軸に沿って移動する。
従って、簡易な構造で免震対象の構造体を基礎に対して支持するための構造体支持構造を提供できる。
本発明の実施形態に係る構造体支持構造の斜視図である。 本発明の実施形態に係る構造体支持構造の作用説明図その1である。 本発明の実施形態に係る構造体支持構造の部分斜視図その1である。 本発明の実施形態に係る構造体支持構造の部分斜視図その2である。 本発明の実施形態に係る構造体支持構造の部分斜視図その3である。 本発明の実施形態に係る構造体支持構造の部分斜視図その4である。 本発明の実施形態に係る構造体支持構造の側面図である。 本発明の実施形態に係る構造体支持構造の部分平面図その1である。 本発明の実施形態に係る構造体支持構造の部分平面図その2である。 本発明の実施形態に係る摺動部材の部分斜視図その1である。 本発明の実施形態に係る摺動部材の部分正面図その1である。 本発明の実施形態に係る摺動部材の部分側面図その1である。 本発明の実施形態に係る構造体支持構造の作用説明図その2である。 本発明の実施形態に係る構造体支持構造の作用説明図その3である。 本発明の他の実施形態に係る構造体支持構造の斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る構造体支持構造の作用説明図である。 本発明の実施形態に係る構造体の斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を、説明する。
最初に、本発明の実施形態にかかる構造体支持構造を、図を基に、説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る構造体支持構造の斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る構造体支持構造の作用説明図その1である。図3は、本発明の実施形態に係る構造体支持構造の部分斜視図その1である。図4は、本発明の実施形態に係る構造体支持構造の部分斜視図その2である。図5は、本発明の実施形態に係る構造体支持構造の部分斜視図その3である。図6は、本発明の実施形態に係る構造体支持構造の部分斜視図その4である。図7は、本発明の実施形態に係る構造体支持構造の側面図である。図8は、本発明の実施形態に係る構造体支持構造の部分平面図その1である。図9は、本発明の実施形態に係る構造体支持構造の部分平面図その2である。図10は、本発明の実施形態に係る摺動部材の部分斜視図その1である。図11は、本発明の実施形態に係る摺動部材の部分正面図その1である。図12は、本発明の実施形態に係る摺動部材の部分側面図その1である。図13は、本発明の実施形態に係る構造体支持構造の作用説明図その2である。図14は、本発明の実施形態に係る構造体支持構造の作用説明図その3である。図16は、本発明の実施形態に係る構造体の斜視図である。
構造体支持構造50は、構造体30を基礎40に対して支持するための構造である。
例えば、基礎40に据え付けられる1つの構造体支持構造50が、構造体30を支持する。
例えば、基礎40に据え付けられる複数の構造体支持構造50が、構造体30を支持する。
図14は、複数の構造体支持構造50が構造体30を基礎40に対して支持する様子を示す。
図中の一点破線の矢印は、摺動面の傾斜が上向きになる方向を示す。
構造体支持構造50は、上部案内部材100と中間案内部材300とで構成される。
構造体支持構造50は、上部案内部材100と下部案内部材200と中間案内部材300とで構成されてもよい。
水平面内で一対の仮想の軸であるX軸とY軸とが直交する。
以下で、説明の便宜上、X軸摺動面Sxを説明するとき用語「左右一対」は視線をX軸に平行にして水平に見た状態の左右をいい、Y軸摺動面Syを説明するとき用語「左右一対」は視線をY軸に平行にして水平に見た状態に左右をいう。
上部案内部材100は、下向きの面であるX軸摺動面Sxを形成される。
中間案内部材300は、上向きの面であるX軸摺動面Sxを形成される。
上部案内部材100に形成されたX軸摺動面Sxと中間案内部材300に形成されたX軸摺動面Sxとが摺動してX軸に沿って相対移動できる。
例えば、上部案内部材100に形成されたX軸摺動面Sxと中間案内部材300に形成されたX軸摺動面SxとがX軸に沿って互いに摺動できる。
X軸摺動面SxはY軸に沿って並列して位置する左右一対のX軸一方向摺動面Sx1とY軸に沿って並列して位置する左右一対のX軸逆方向摺動面Sx2とを含む。
例えば、上部案内部材100は、左右一対の下向きのX軸一方向摺動面Sx1と左右一対の下向きのX軸逆方向摺動面Sx2とを形成される。
左右一対の下向きのX軸一方向摺動面Sx1は、Y軸に沿って並列して、上部案内部材100の下部に位置する。
左右一対の下向きのX軸逆方向摺動面Sx2は、Y軸に沿って並列して、上部案内部材100の下部に位置する。
例えば、中間案内部材300は左右一対の上向きのX軸一方向摺動面Sx1と左右一対の上向きのX軸逆方向摺動面Sx2とを形成される。
左右一対の上向きのX軸一方向摺動面Sx1は、Y軸に沿って並列して、中間案内部材300の上部に位置する。
左右一対の上向きのX軸逆方向摺動面Sx2は、Y軸に沿って並列して、中間案内部材300の上部に位置する。
左右一対のX軸一方向摺動面Sx1は、X軸に沿って共に一方の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する。
左右一対のX軸一方向摺動面Sx1は、X軸に沿って延びる長尺の面であってもよい。
例えば、左のX軸一方向摺動面Sx1は、X軸に沿って一方の方向に移るに従って上向きに傾斜し、且つY軸に沿って一方の方向に傾斜する。
例えば、右のX軸一方向摺動面Sx1は、X軸に沿って一方の方向に移るに従って上向きに傾斜し、且つY軸に沿って他方の方向に傾斜する。
左右一対のX軸一方向摺動面Sx1は、X軸に沿って共に一方の方向に移るに従って傾斜角θx1で上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηx1で各々に傾斜してもよい。
例えば、左のX軸一方向摺動面Sx1は、X軸に沿って一方の方向に移るに従って傾斜角θx1で上向きに傾斜し、且つY軸に沿って一方の方向に傾斜角ηx1で傾斜する。
例えば、右のX軸一方向摺動面Sx1は、X軸に沿って一方の方向に移るに従って傾斜角θx1で上向きに傾斜し、且つY軸に沿って他方の方向に傾斜角ηx1で傾斜する。
左右一対のX軸逆方向摺動面Sx2は、X軸に沿って共に逆の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し、且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する。
左右一対のX軸逆方向摺動面Sx2は、X軸に沿って延びる長尺の面である。
例えば、左のX軸逆方向摺動面Sx2は、X軸に沿って逆の方向に移るに従って上向きに傾斜し、且つY軸に沿って一方の方向に傾斜する。
例えば、右のX軸逆方向摺動面Sx2は、X軸に沿って逆の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し、且つY軸に沿って他方の反対方向に傾斜する。
図10は、左右一対の中間X軸逆方向摺動部材312aを例示して、左右一対のX軸逆方向摺動面Sx2は、X軸に沿って共に逆の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し、且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する様子を示す。
左右一対のX軸逆方向摺動面Sx2は、X軸に沿って共に逆の方向に移るに従って傾斜角θx2で上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηx2で各々に傾斜してもよい。
例えば、左のX軸逆方向摺動面Sx2は、X軸に沿って逆の方向に移るに従って傾斜角θx2で上向きに傾斜し、且つY軸に沿って一方の方向に傾斜角ηx2で傾斜する。
例えば、右のX軸逆方向摺動面Sx2は、X軸に沿って逆の方向に移るに従って傾斜角θx2で上向きに各々に傾斜し、且つY軸に沿って他方の反対方向に傾斜角ηx2で傾斜する。
図11、12は、左右一対の中間X軸逆方向摺動部材312aを例示して、X軸に沿って共に逆の方向に移るに従って傾斜角θx2で上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηx2で各々に傾斜する様子を示す。
視線をY軸に沿って見て、左右一対のX軸一方向摺動面Sx1と左右一対のX軸逆方向摺動面Sx2とが交差してもよい。
傾斜角θx1、傾斜角θx2は、X軸摺動面の摩擦角より小さくてもよい。
傾斜角θx1と傾斜角θx2とは、等しくてもよい。
傾斜角ηx1、傾斜角ηx2は、X軸摺動面の摩擦角より大きくてもよい。
傾斜角ηx1と傾斜角ηx2とは、等しくてもよい。
中間案内部材300は下向きの面であるY軸摺動面Syを形成される。
下部案内部材200は、上向きの面であるY軸摺動面Syを形成される。
中間案内部材300に形成されるY軸摺動面Syと下部案内部材200に形成されるY軸摺動面Syとは摺動してY軸に沿って相対移動できる。
例えば、中間案内部材300に形成されるY軸摺動面Syと下部案内部材200に形成されるY軸摺動面Syとは互いにY軸に沿って摺動できる。
Y軸摺動面Syは、X軸に沿って並列して位置する左右一対のY軸一方向摺動面Sy1とX軸に沿って並列して位置する左右一対のY軸逆方向摺動面Sy2とを含む。
例えば、中間案内部材300は、左右一対の下向きのY軸一方向摺動面Sy1と左右一対の下向きのY軸逆方向摺動面Sy2とを形成される。
左右一対の下向きのY軸一方向摺動面Sy1は、X軸に沿って並列して、中間案内部材300の下部に位置する。
左右一対の下向きのY軸逆方向摺動面Sy2は、X軸に沿って並列して、中間案内部材300の下部に位置する。
例えば、下部案内部材200は左右一対の上向きのY軸一方向摺動面Sy1と左右一対の上向きのY軸逆方向摺動面Sy2とを形成される。
左右一対の上向きのY軸一方向摺動面Sy1は、X軸に沿って並列して、下部案内部材200の上部に位置する。
左右一対の上向きのY軸逆方向摺動面Sy2は、X軸に沿って並列して、下部案内部材200の上部に位置する。
左右一対のY軸一方向摺動面Sy1は、Y軸に沿って共に一方の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つX軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する。
左右一対のY軸一方向摺動面Sy1は、Y軸に沿って延びる長尺の面であっても良い。
例えば、左のY軸一方向摺動面Sy1は、Y軸に沿って一方の方向に移るに従って上向きに傾斜し、且つX軸に沿って一方の方向に傾斜する。
例えば、右のY軸一方向摺動面Sy1は、Y軸に沿って一方の方向に移るに従って上向きに傾斜し、且つX軸に沿って反対の方向に傾斜する。
左右一対のY軸一方向摺動面Sy1は、Y軸に沿って共に一方の方向に移るに従って傾斜角θy1で上向きに各々に傾斜し且つX軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηy1で各々に傾斜してもよい。
左右一対のY軸一方向摺動面Sy1は、Y軸に沿って延びる長尺の面であっても良い。
例えば、左のY軸一方向摺動面Sy1は、Y軸に沿って一方の方向に移るに従って傾斜角θy1で上向きに傾斜し、且つX軸に沿って一方の方向に傾斜する。
例えば、右のY軸一方向摺動面Sy1は、Y軸に沿って一方の方向に移るに従って傾斜角θy1で上向きに傾斜し、且つX軸に沿って反対の方向に傾斜角ηy1で傾斜する。
左右一対のY軸逆方向摺動面Sy2は、Y軸に沿って共に逆の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つX軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する。
左右一対のY軸逆方向摺動面Sy2は、Y軸に沿って延びる長尺の面であっても良い。
例えば、左のY軸逆方向摺動面Sy2は、Y軸に沿って逆の方向に移るに従って上向きに傾斜し、且つX軸に沿って一方の方向に傾斜する。
例えば、右のY軸逆方向摺動面Sy2は、Y軸に沿って逆の方向に移るに従って上向きに傾斜し、且つX軸に沿って反対の方向に各々に傾斜する。
左右一対のY軸逆方向摺動面Sy2は、Y軸に沿って共に逆の方向に移るに従って傾斜角θy2で上向きに各々に傾斜し且つX軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜してもよい。
例えば、左のY軸逆方向摺動面Sy2は、Y軸に沿って逆の方向に移るに従って傾斜角θy2で上向きに傾斜し、且つX軸に沿って一方の方向に傾斜角ηy2で傾斜する。
例えば、右のY軸逆方向摺動面Sy2は、Y軸に沿って逆の方向に移るに従って傾斜角θy2で上向きに傾斜し、且つX軸に沿って反対の方向に傾斜角ηy2で各々に傾斜する。
視線をX軸に沿って見て、左右一対のY軸一方向摺動面と左右一対のY軸逆方向摺動面とが交差してもよい。
傾斜角θy1、傾斜角θy2は、Y軸摺動面の摩擦角より小さくてもよい。
傾斜角θy1と傾斜角θy2とは、等しくてもよい。
傾斜角ηy1、傾斜角ηy2は、Y軸摺動面の摩擦角より大きくてもよい。
傾斜角ηy1と傾斜角ηy2とは、等しくてもよい。
傾斜角θx1、傾斜角θx2は傾斜角ηy1、傾斜角ηy2より小さくてもよい。
傾斜角θy1、傾斜角θy2は傾斜角ηx1、傾斜角ηx2より小さくてもよい。
以下に上部案内部材100、下部案内部材200、中間案内部材300の構造を説明する。
上部案内部材100は、左右一対の上部X軸一方向摺動部材111a、111bと、左右一対の上部X軸逆方向摺動部材112a、112bとで構成される。
上部案内部材100は、左右一対の上部X軸一方向摺動部材111a、111bと、左右一対の上部X軸逆方向摺動部材112a、112bと上部案内基礎部材130とで構成されてもよい。
図3は、上部案内部材100が2組の上部X軸摺動部材110と上部案内基礎部材130とで構成され、2組の上部X軸摺動部材110が左右一対の上部X軸一方向摺動部材111a、111bと、左右一対の上部X軸逆方向摺動部材112a、112bとで各々に構成される様子を示す。
ここで、2組の上部X軸摺動部材110がX軸に沿って直列に配置される。
左右一対の上部X軸一方向摺動部材111a、111bは、左右一対の下向きのX軸一方向摺動面Sx1を各々に形成する。
例えば、左の上部X軸一方向摺動部材111aは、左の下向きのX軸一方向摺動面Sx1を形成する。
例えば、右の上部X軸一方向摺動部材111bは、右の下向きのX軸一方向摺動面Sx1を形成する。
左右一対の上部X軸逆方向摺動部材112a、112bは、左右一対の下向きのX軸逆方向摺動面Sx2を各々に形成する。
例えば、左の上部X軸逆方向摺動部材112aは、左の下向きのX軸逆方向摺動面Sx2を形成する。
例えば、右の上部X軸逆方向摺動部材112bは、左の下向きのX軸逆方向摺動面Sx2を形成する。
上部案内基礎部材130は、上部X軸摺動部材110を支持する構造部材である。
例えば、上部X軸摺動部材110は、上部案内基礎部材130の下部に固定される。
下部案内部材200は、左右一対の下部Y軸一方向摺動部材211a、211bと左右一対の下部Y軸逆方向摺動部材212a、212bとで構成されてもよい。
下部案内部材200は、左右一対の下部Y軸一方向摺動部材211a、211bと左右一対の下部Y軸逆方向摺動部材212a、212bと下部案内基礎部材230で構成されてもよい。
図6は、下部案内部材200が2組の下部Y軸摺動部材210と下部案内基礎部材230で構成され、2組の下部Y軸摺動部材210が左右一対の下部Y軸一方向摺動部材211a、211bと左右一対の下部Y軸逆方向摺動部材212a、212bとで構成される様子を示す。
ここで、2組の下部Y軸摺動部材210がY軸に沿って直列に配置される。
左右一対の下部Y軸一方向摺動部材211a、211bは、左右一対の上向きのY軸一方向摺動面Sy1を形成する
左右一対の下部Y軸逆方向摺動部材212a、212bは、左右一対の上向きのY軸逆方向摺動面Sy2を各々に形成する
下部案内基礎部材230は、下部Y軸摺動部材210を支持する構造部材である。
例えば、下部Y軸摺動部材210は、下部案内基礎部材230の上部に固定される。
中間案内部材300が、左右一対の中間X軸一方向摺動部材311a、311bと左右一対の中間X軸逆方向摺動部材312a、312bとで構成されてもよい。
中間案内部材300が、左右一対の中間Y軸一方向摺動部材321a、321bと左右一対の中間Y軸逆方向摺動部材322a、322bとで構成されてもよい。
中間案内部材300が、左右一対の中間X軸一方向摺動部材311a、311bと左右一対の中間X軸逆方向摺動部材312a、312bと左右一対の中間Y軸一方向摺動部材321a、321bと左右一対の中間Y軸逆方向摺動部材322a、322bとで構成されてもよい。
中間案内部材300が、左右一対の中間X軸一方向摺動部材311a、311bと左右一対の中間X軸逆方向摺動部材312a、312bと左右一対の中間Y軸一方向摺動部材321a、321bと左右一対の中間Y軸逆方向摺動部材322a、322bと中間案内基礎部材330とで構成されてもよい。
図4、図5は、中間案内部材300が、2組の中間X軸摺動部材310と2組の中間Y軸摺動部材320と中間案内基礎部材330とで構成され、2組の中間X軸摺動部材310は左右一対の中間X軸一方向摺動部材311a、311bと左右一対の中間X軸逆方向摺動部材312a、312bとで各々に構成され、2組の中間Y軸摺動部材320は左右一対の中間Y軸一方向摺動部材321a、321bと左右一対の中間Y軸逆方向摺動部材322a、322bとで各々に構成される様子を示す。
ここで、2組の中間X軸摺動部材310はX軸に添って直列に配置され、2組の中間Y軸摺動部材320はY軸に沿って直列に配置される。
左右一対の中間X軸一方向摺動部材311a、311bは、左右一対の上向きのX軸一方向摺動面Sx1を各々に形成する。
左右一対の中間X軸逆方向摺動部材212a、212bは、左右一対の上向きのX軸逆方向摺動面Sx2を各々に形成する。
左右一対の中間Y軸一方向摺動部材321a、321bは、左右一対の下向きのY軸一方向摺動面Sy1を各々に形成する。
左右一対の中間Y軸逆方向摺動部材322a、322bは、左右一対の下向きのY軸逆方向摺動面Sy2を各々に形成する。
中間案内基礎部材330は、中間X軸摺動部材310を支持する構造部材である。
中間案内基礎部材330は、中間X軸摺動部材310と中間Y軸摺動部材320を支持する構造部材であるってもよい。
以下に、上部X軸摺動部材110と中間Y軸摺動部材320との相対的配置、下部Y軸摺動部材210と中間X軸摺動部材310との相対的配置について、説明する。
左右一対の上部X軸一方向摺動部材111a、111bと左右一対の上部X軸逆方向摺動部材112a、112bとがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられ、
左右一対の中間X軸一方向摺動部材311a、311bと左右一対の中間X軸逆方向摺動部材312a、312bとがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられてもよい。
左右一対の中間Y軸一方向摺動部材321a、321bと左右一対の中間Y軸逆方向摺動部材322a、322bとがX軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられ、
左右一対の下部Y軸一方向摺動部材211a、211bと左右一対の下部Y軸逆方向摺動部材212a、212bとがX軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられてもよい。
以下に、本発明の実施形態にかかる構造物支持構造の作用を、図を基に、説明する。
図2は、地震が発生したときの本発明の実施形態にかかる構造物支持構造の作用を図示する。
図13、図14は、地震が発生したときに下向きのX軸摺動面と上向きのX軸摺動面が摺動して、X軸に沿って相対移動する様子を示す。
図7は、地震が発生していない状態を示す。
上部X軸一方向摺動部材111a、111bに形成される下向きのX軸一方向摺動面Sx1と中間X軸一方向摺動部材311a、311bに形成される上向きのX軸一方向摺動面Sx1とが接触し、上部X軸逆方向摺動部材112a、111bに形成されるX軸逆方向摺動面Sx2と中間X軸逆方向摺動部材312a、312bに形成される上向きのX軸逆方向摺動面Sx2とが接触している。
説明の便宜上、このときの上部案内部材100が中間案内部材300に対する位置を中立位置と呼称する。
地震が発生すると、水平加速度が構造物に生じて、構造物が基礎に対して相対的に水平移動する。
上部案内部材100が中間案内部材300に対して中立位置からX軸の正方向(一方向に相当する)に相対移動すると、上部X軸逆方向摺動部材112a、111bに形成されるX軸逆方向摺動面Sx2と中間X軸逆方向摺動部材312a、312bに形成される上向きのX軸逆方向摺動面Sx2との間に隙間が生じ、上部X軸一方向摺動部材111aに形成される下向きのX軸一方向摺動面Sx1と中間X軸一方向摺動部材311aに形成される上向きのX軸一方向摺動面Sx1とが摺動してX軸に沿って相対移動する。
上部X軸一方向摺動部材111aに形成される下向きのX軸一方向摺動面Sx1と中間X軸一方向摺動部材311aに形成される上向きのX軸一方向摺動面Sx1とが摺動してX軸に沿って相対移動すると、重力により上部案内部材100が中間案内部材300に対して中立位置に戻ろうとする復元力が生ずる。
上部案内部材100が中間案内部材300に対して中立位置からX軸の負方向(逆方向に相当する)に相対移動すると、上部X軸一方向摺動部材111aに形成される下向きのX軸一方向摺動面Sx1と中間X軸一方向摺動部材311aに形成される上向きのX軸一方向摺動面Sx1との間に隙間が生じて、上部X軸逆方向摺動部材112a、111bに形成されるX軸逆方向摺動面Sx2と中間X軸逆方向摺動部材312a、312bに形成される上向きのX軸逆方向摺動面Sx2とが摺動してX軸に沿って相対移動する。
上部X軸逆方向摺動部材112a、111bに形成されるX軸逆方向摺動面Sx2と中間X軸逆方向摺動部材312a、312bに形成される上向きのX軸逆方向摺動面Sx2とが摺動してX軸に沿って相対移動すると、重力により上部案内部材100が中間案内部材300に対して中立位置に戻ろうとする復元力が生ずる。
このときに、左右一対のX軸一方向摺動面Sx1と左右一対のX軸逆方向摺動面Sx2とは、Y軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜しているので、上部案内部材100は中間案内部材300に対して中立位置からY軸の沿った方向に相対移動しない。
上述のとおり、本発明の実施実施形態に係る構造体支持構造を用いれば、以下の効果を有する。
X軸に沿って共に一方の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する左右一対のX軸一方向摺動面Sx1とX軸に沿って共に逆の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する左右一対のX軸逆方向摺動面Sx2との一方を、X軸に沿って摺動できる上下一対のX軸摺動面Sxを上部案内部材200と中間案内部材300とに各々に形成する様にしたので、構造体30が、Y軸に沿った移動を抑制されつつX軸に沿って摺動する上部案内部材100と中間案内部材300を介して支持されて、X軸に沿って安定して移動する。
また、X軸摺動面SxのX軸に沿った傾斜角θx1、傾斜角θx2は、X軸摺動面Sxの摩擦角より小さく、X軸摺動面SxのY軸に沿った傾斜角ηx1、傾斜角ηx2は、X軸摺動面Sxの摩擦角より大きい様にしたので、構造体が、Y軸に沿った移動を抑制されつつ上部案内部材100と中間案内部材300とが摺動して、X軸に沿って移動する。
また、左右一対の下向きのX軸一方向摺動面Sx1を形成する左右一対の上部X軸一方向摺動部材111a、111bと左右一対の下向きのX軸逆方向摺動面Sx2を各々に形成する左右一対の上部X軸逆方向摺動部材112a、112bとがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられ、左右一対の上向きのX軸一方向摺動面Sx1を形成する左右一対の中間X軸一方向摺動部材311a、311bと左右一対の上向きのX軸逆方向摺動面Sx2を各々に形成する左右一対の中間X軸逆方向摺動部材312a、312bとがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられる様にしたので、左右一対の上部X軸一方向摺動部材111aと左右一対の中間X軸逆方向摺動部材311bとの物理的緩衝を抑制し、左右一対の上部X軸逆方向摺動部材111bと左右一対の中間X軸一方向摺動部材311aとの物理的緩衝を抑制できる。
X軸に沿って共に一方の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する左右一対のX軸一方向摺動面Sx1とX軸に沿って共に逆の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する左右一対のX軸逆方向摺動面Sx2との一方を、X軸に沿って摺動できる上下一対のX軸摺動面Sxを上部案内部材100と中間案内部材300とに各々に形成し、さらに、Y軸に沿って共に一方の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つX軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する左右一対のY軸一方向摺動面Sy1と、Y軸に沿って共に逆の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つX軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する左右一対のY軸逆方向摺動面Sy2との一方を、Y軸に沿って摺動できる上下一対のY軸摺動面を下部案内部材200と中間案内部材300とに各々に形成する様にしたので、構造体30が、Y軸に沿った移動を抑制されつつX軸に沿って摺動する上部案内部材100と中間案内部材300を介して支持されて、X軸に沿った移動を抑制されつつY軸に沿って摺動する下部案内部材200と中間案内部材300を介して支持されて、X軸とY軸とに沿って安定して移動する。
また、傾斜角θx1、傾斜角θx2は傾斜角ηy1、傾斜角ηy2より小さく、傾斜角θy1、傾斜角θy2は傾斜角ηx1、傾斜角ηx2より小さい様にしたので、構造体が、Y軸に沿った移動を抑制されつつ上部案内部材100と中間案内部材300とが摺動してX軸に沿って移動し、X軸に沿った移動を抑制されつつ中間案内部材300と下部案内部材200とが摺動してY軸に沿って移動する。
また、左右一対の下向きのX軸一方向摺動面Sx1を形成する左右一対の上部X軸一方向摺動部材111a、111bと左右一対の下向きのX軸逆方向摺動面Sx2を各々に形成する左右一対の上部X軸逆方向摺動部材112a、112bとがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられ、左右一対の上向きのX軸一方向摺動面Sx1を形成する左右一対の中間X軸一方向摺動部材311a、311bと左右一対の上向きのX軸逆方向摺動面Sx2を各々に形成する左右一対の中間X軸逆方向摺動部材312a、312bとがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられる様にし、さらに左右一対の下向きのY軸一方向摺動面Sy1を形成する左右一対の中間Y軸一方向摺動部材321a、321bと左右一対の下向きのY軸逆方向摺動面Sy2を各々に形成する左右一対の中間Y軸逆方向摺動部材322a、322bとがX軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられ、左右一対の上向きのY軸一方向摺動面Sy1を形成する左右一対の下部Y軸一方向摺動部材211江0、211bと左右一対の上向きのY軸逆方向摺動面Sy2を各々に形成する左右一対の下部Y軸逆方向摺動部材212a、212bとがX軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられる様にしたので、左右一対の上部X軸一方向摺動部材111a、111bと左右一対の中間X軸逆方向摺動部材312a、312bとの物理的緩衝を抑制し、左右一対の上部X軸逆方向摺動部材112a、112bと左右一対の中間X軸一方向摺動部材311a、311bとの物理的緩衝を抑制でき、さらに、左右一対の中間Y軸一方向摺動部材321a、321bと左右一対の下部Y軸逆方向摺動部材212a、21bとの物理的緩衝を抑制し、左右一対の中間Y軸逆方向摺動部材312a、312bと左右一対の下部Y軸一方向摺動部材211a、211bとの物理的緩衝を抑制できる。
Y軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する左右一対のX軸一方向摺動面Sx1を、
X軸に沿って摺動できる上下一対のX軸摺動面Sxを上部案内部材100と中間案内部材300とに各々に形成する様にしたので、構造体30が、Y軸に沿った移動を抑制されつつX軸に沿って摺動する上部案内部材100と中間案内部材300とを介して支持されて、X軸に沿って安定して相対移動する。
また、 傾斜角ηx1は、X軸摺動面Sxの上部摩擦角より大きい様にしたので、構造体が、Y軸に沿った移動を抑制されつつ上部案内部材100と中間案内部材300とが摺動してX軸に沿って相対移動する。
本発明は以上に述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。
発明の実施形態を一例の構造を例に説明したが、これに限定されない。例えば、15、16に示す構造であったもよい。例えば、上部案内部材100が1組の上部X軸摺動部材110と上部案内基礎部材130とで構成されてもよい。例えば、下部案内部材200が1組の下部Y軸摺動部材210と下部案内基礎部材230で構成されてもよい。例えば、
構造体支持構造50は、上部案内部材100と中間案内部材300とで構成され、中間案内部材300が基礎に固定されてもよい。
発明の実施形態を一例の構造では、左右一対の・・・一方向摺動部材または左右一対の・・・逆方向摺動部材とを別別体の部材であるとして説明したが、これに限定されない。例えば、左右一対の・・・一方向摺動部材が摺動面を隣接して一体構造をした部材、左右一対の・・・逆方向摺動部材が摺動面を隣接して一体構造をした部材であってもよい。
Sx 下向きのX軸摺動面、上向きのX軸摺動面
Sx1 左右一対のX軸一方向摺動面
Sx2 左右一対のX軸逆方向摺動面
Sy 下向きのY軸摺動面、上向きのY軸摺動面
Sy1 左右一対のY軸一方向摺動面
Sy2 左右一対のY軸逆方向摺動面
θx1 傾斜角(X軸一方向摺動面のX軸方向)
θx2 傾斜角(X軸逆方向摺動面のX軸方向)
ηx1 傾斜角(X軸一方向摺動面のY軸方向)
ηx2 傾斜角(X軸逆方向摺動面のY軸方向)
θy1 傾斜角(Y軸一方向摺動面のY軸方向)
θy2 傾斜角(Y軸逆方向摺動面のY軸方向)
ηy1 傾斜角(Y軸一方向摺動面のX軸方向)
ηy2 傾斜角(Y軸逆方向摺動面のX軸方向)
30 構造体
40 基礎
50 構造体支持構造
100 上部案内部材
110 上部X軸摺動部材
111a、111b 左右一対の上部X軸一方向摺動部材
112a、112b 左右一対の上部X軸逆方向摺動部材
130 上部案内基礎部材
200 下部案内部材
210 下部Y軸摺動部材
211a、211b 左右一対の下部Y軸一方向摺動部材
212a、212b 左右一対の下部Y軸逆方向摺動部材
230 下部案内基礎部材
300 中間案内部材
310 中間X軸摺動部材
311a、311b 左右一対の中間X軸一方向摺動部材
312a、312b 左右一対の中間X軸逆方向摺動部材
320 中間Y軸摺動部材
321a、321b 左右一対の中間Y軸一方向摺動部材
322a、322b 左右一対の中間Y軸逆方向摺動部材
330 中間案内基礎部材
特開2013−130216 特開2014−119033 特開2016−014411

Claims (8)

  1. 構造体を基礎に対して支持するための構造体支持構造であって、
    構造体に固定される上部案内部材と、
    上部案内部材の下方に位置し基礎に支持される中間案内部材と、
    を備え、
    水平面内で一対の仮想の軸であるX軸とY軸とが直交し、
    前記上部案内部材に形成された下向きの面であるX軸摺動面と前記中間案内部材に形成された上向きの面であるX軸摺動面とが摺動してX軸に沿って相対移動でき、
    前記X軸摺動面はY軸に沿って並列して位置する左右一対のX軸一方向摺動面とY軸に沿って並列して位置する左右一対のX軸逆方向摺動面とを含み、
    左右一対の前記X軸一方向摺動面はX軸に沿って共に一方の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜し、
    左右一対の前記X軸逆方向摺動面はX軸に沿って共に逆の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する、
    ことを特徴とする滑り免震装置。
  2. 左右一対の前記X軸一方向摺動面はX軸に沿って共に一方の方向に移るに従って傾斜角θx1で上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηx1で各々に傾斜し、
    左右一対の前記X軸逆方向摺動面はX軸に沿って共に逆の方向に移るに従って傾斜角θx2で上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηx2で各々に傾斜し、
    傾斜角θx1、傾斜角θx2は、前記X軸摺動面の摩擦角より小さく、
    ことを特徴とする請求項1に記載の構造体支持構造。
  3. 前記上部案内部材が左右一対の下向きの前記X軸一方向摺動面を各々に形成する左右一対の上部X軸一方向摺動部材と左右一対の下向きの前記X軸面逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の上部X軸逆方向摺動部材とを有し、
    前記中間案内部材が左右一対の上向きの前記X軸一方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間X軸一方向摺動部材と左右一対の上向きのX軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間X軸逆方向摺動部材とを有し、
    左右一対の前記上部X軸一方向摺動部材と左右一対の前記上部X軸逆方向摺動部材とがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられ、
    左右一対の前記中間X軸一方向摺動部材と左右一対の前記中間X軸逆方向摺動部材とがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられる、
    ことを特徴とする構造体支持構造。
  4. 構造体を基礎に対して支持するための構造体支持構造であって、
    構造体に固定される上部案内部材と、
    上部案内部材の下方に位置し基礎に支持される下部案内部材と、
    前記上部案内部材と前記下部案内部材との間に位置する中間案内部材と、
    を備え、
    水平面内で一対の仮想の軸であるX軸と仮想とが直交し、
    前記上部案内部材に形成された下向きの面であるX軸摺動面と前記中間案内部材に形成された上向きの面であるX軸摺動面とが摺動してX軸に沿って相対移動でき、、
    前記中間案内部材に形成された下向きの面であるY軸摺動面と前記下部案内部材に形成された上向きの面であるY軸摺動面とが摺動してY軸に沿って相対移動でき、
    前記X軸摺動面はY軸に沿って並列して位置する左右一対のX軸一方向摺動面とY軸に沿って並列して位置する左右一対のX軸逆方向摺動面とを含み、
    左右一対の前記X軸一方向摺動面はX軸に沿って共に一方の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜し、
    左右一対の前記X軸逆方向摺動面はX軸に沿って共に逆の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜し、
    前記Y軸摺動面はX軸に沿って並列して位置する左右一対のY軸一方向摺動面とX軸に沿って並列して位置する左右一対のY軸逆方向摺動面とを含み、
    左右一対の前記Y軸一方向摺動面はY軸に沿って共に一方の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つX軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜し、
    左右一対の前記Y軸逆方向摺動面はY軸に沿って共に逆の方向に移るに従って上向きに各々に傾斜し且つX軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する、
    ことを特徴とする構造体支持構造。
  5. 左右一対の前記X軸一方向摺動面はX軸に沿って共に一方の方向に移るに従って傾斜角θx1で上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηx1で各々に傾斜し、
    左右一対の前記X軸逆方向摺動面はX軸に沿って共に逆の方向に移るに従って傾斜角θx2で上向きに各々に傾斜し且つY軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηx2で各々に傾斜し、
    左右一対の前記Y軸一方向摺動面はY軸に沿って共に一方の方向に移るに従って傾斜角θy1で上向きに各々に傾斜し且つX軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηy1で各々に傾斜し、
    左右一対の前記Y軸逆方向摺動面はY軸に沿って共に逆の方向に移るに従って傾斜角θy2で上向きに各々に傾斜し且つX軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηy2で各々に傾斜し、
    傾斜角θx1、傾斜角θx2は傾斜角ηy1、傾斜角ηy2より小さく、
    傾斜角θy1、傾斜角θy2は傾斜角ηx1、傾斜角ηx2より小さい、
    ことを特徴とする請求項4に記載の構造体支持構造。
  6. 前記上部案内部材が左右一対の下向きの前記X軸一方向摺動面を各々に形成する左右一対の上部X軸一方向摺動部材と左右一対の下向きの前記X軸面逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の上部X軸逆方向摺動部材とを有し、
    前記中間案内部材が左右一対の上向きの前記X軸一方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間X軸一方向摺動部材と左右一対の上向きのX軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間X軸逆方向摺動部材とを有し、
    左右一対の前記上部X軸一方向摺動部材と左右一対の前記上部X軸逆方向摺動部材とがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられ、
    左右一対の前記中間X軸一方向摺動部材と左右一対の前記中間X軸逆方向摺動部材とがY軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられ、
    前記中間案内部材が左右一対の下向きの前記Y軸一方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間Y軸一方向摺動部材と左右一対の下向きの前記Y軸面逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の中間Y軸逆方向摺動部材とを有し、
    前記下部案内部材が左右一対の上向きの前記Y軸一方向摺動面を形成する左右一対の下部Y軸一方向摺動部材と左右一対の上向きのY軸逆方向摺動面を各々に形成する左右一対の下部Y軸逆方向摺動部材とを有し、
    左右一対の前記中間Y軸一方向摺動部材と左右一対の前記中間Y軸逆方向摺動部材とがX軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられ、
    左右一対の前記下部Y軸一方向摺動部材と左右一対の前記下部Y軸逆方向摺動部材とがX軸に沿って離れる様に間に隙間を設けられ、
    ことを特徴とする構造体支持構造。
  7. 構造体を基礎に対して支持するための滑り免震装置であって、
    構造体に固定される上部案内部材と、
    上部案内部材の下方に位置し基礎に支持される中間案内部材と、
    を備え、
    水平面内で一対の仮想の軸であるX軸とY軸とが直交し、
    前記上部案内部材に形成された下向きの面である前記X軸摺動面と前記中間案内部材に形成された上向きの面である前記X軸摺動面とが摺動してX軸に沿って相対移動でき、
    前記X軸摺動面はY軸に沿って並列して位置する左右一対のX軸一方向摺動面を含み、
    左右一対の前記X軸一方向摺動面はY軸に沿って互いの反対方向に各々に傾斜する、
    ことを特徴とする構造体支持構造。
  8. 左右一対の前記X軸一方向摺動面はY軸に沿って互いの反対方向に傾斜角ηx1で各々に傾斜し、
    傾斜角ηx1は、X軸摺動面の摩擦角より大きい、
    ことを特徴とする請求項7に記載の構造体支持構造。
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