JP2018012585A - 合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器 - Google Patents

合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器 Download PDF

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Abstract

【課題】収納容器内に収納した袋又はごみ袋の取手部と綴代が、Uターン状に引掛け係止されて容易に離脱せず、前記袋等の取出し時には、容体が外側方に展開し、取出し後は2つの半截状容体が自重により復元する。【解決手段】2つの対称的な半截状容体の下方部に底部及び脚部が夫々形成され、上方開口部には合成樹脂製袋の綴代を引掛け係止する切込み部が形成され、囲み壁部の左端縁部と右端縁部の外側近傍にはフックを形成せしめ、底側接続部が組立接続されると、半截状容体の内側開口部が対向し半截状容体の開口側接続部が接続し組立てられ、組立てられた収納容器内にセットされた合成樹脂製袋に種々の物品もしくはごみ類が投入後、合成樹脂製袋を取出すと2つの半截状容体が、底側接続部を支点に外側方向に展開し、同時に脚部が内側に動作し、袋の取り出した後は自重により復元する収納容器及びごみ袋体の収納容器である。【選択図】 図1

Description

本発明は、合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器の分野に関するものである。
従来、分別袋掛用ごみ箱として実用新案登録第3102968号公報(特許文献1)が開示されている。
この公報に記載されている分別袋掛用ごみ箱は、上部に一つ以上の袋掛フック1を有する、凹面形状をしたパネル2、3を2枚、向かい合わせに組み合わせ、側面左右下端に一つの回転軸7を設けて結合、若しくは一つの回転軸7を設けフレームを介して前後パネル2、3を固定し、その回転軸7位置を側面中央より手前に設け、且つ回転軸7周りにスプリング8等の弾性材料を用い、パネル2、3を閉じる方向に作用させて袋が直接目に入らないようにした分別用袋掛けごみ箱で、手前パネル下端に踏込みペダル5を設けた分別袋掛用ごみ箱である。
上記分別袋掛用ごみ箱は、第1に、ごみ収納袋の取手部分だけが袋掛フック1に引掛けられているだけで綴代を引掛けることができない構造をしている。
第2として、同上のごみ箱は、前後パネル2、3の上方開口部を開くには、前後パネル2、3の下方底部に設けられているペダル5、5を足で踏まなければならない構造である。
第3として、前記ごみ箱は、前記袋が該袋内に大量のごみ類が収納された後、前後パネル2、3から袋を取り出すには、ペダル5を足で踏まないと取出しができない構造である。
第4として、前記ごみ箱は、前後パネル2、3に補強用リブが設けられていない構造である。
第5に、前記ごみ箱は、前後パネル2、3の上方部には、ごみを投入するための開口部が設けられていない構造である。
第6として、前記ごみ箱は、前後パネル2、3の側面左右下端に一つの回転軸7を設け、該軸7の周りにスプリング8等の弾性材料を用いて、パネルを閉じる方向に作用させること、ペダル5の踏込時にはパネル下端を接地支点にして開閉する複雑な構造である。
第7として、前記ごみ箱は、前後パネル2、3の対向する側面開口部に前後パネル2、3を接続させる接続桟構がない。
実用新案登録第3102968号公報
本発明が解決しようとする課題は以下のとおりである。
第1に、本発明は、合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器内に挿入せしめられた合成樹脂製袋もしくは合成樹脂製ごみ袋の左右両サイドにして、且つ対向する取手部と、対向する綴代が、確実に引掛けられ、殊に前記綴代が前記袋内に種々の物品もしくはごみ類が投入されても、前記収納容器から離脱することなく、強固に引掛る構造とした。
第2に、本発明は、半截状容体を左右対称とすることによって、1個の金型で製造することができるようにして、金型代を節約することができると共に、該収納容器の製造費を節減して安価に製造することができるようにした。
第3に、本発明は、2つの半截状容体を積重し空間占拠率を小さくして収納箱をコンパクトにした。そのため運賃を節減せしめた。
第4に、本発明は、2つの対称的な半截状容体が組立てられると、組立てられた収納容器が自重で閉じる構造にすると共に、前記収納容器内に挿入された袋内にごみ類等が投入された後、袋を収納容器から取出そうとして、取手部と綴代を外し、前記袋を取出すと、2つの半截状容体が外側方に開き袋を極めて容易に前記収納容器から取り出すことができるようにした。
第5に、本発明は、合成樹脂製袋の対向する綴代が切込み部にUターン状に挿込むことができるようにして、収納容器内にセットされた際に、前記袋内に種々の物品もしくはごみ類が投入され重くなったとしても、離脱したりしない構造とした。
第6に、本発明は、対称的な半截状容体の中央部にして、且つ上方開口部から底部にかけて外側方に突出する補強リブを形成して、容体の強度を図った。
第7に、本発明は、組立てた収納容器の上方開口部に蓋開閉桟構付き蓋体を設けて外観上の美感を確保せしめると共に、前記蓋体の開閉がスムーズにできるようにした。
第8に、本発明は、蓋体の裏面部に合成樹脂製子袋を着脱自在に取付けて生ごみ類を収納せしめると共に、容器内にセットされる合成樹脂製袋内に一般ごみと生ごみとの分別を図り、且つ衛生面にも考慮した。
第9に、本発明は、対称的な半截状容体の外側近傍の囲み壁部に、フックを複数突設せしめて、合成樹脂製袋のサイズ違いにも十分対応せしめた。
第10に、本発明は、対称的な半截状容体の底部に脚部を突設せしめることによって、合成樹脂製袋を収納容器から取り出そうとして引き上げると、収納されている諸々の物品もしくはごみ類の拡張によって袋が膨張し、前記袋の持ち上げ時に対称的な半截状容体の内側部を押して前記半截状容体を外側方に展開し取出し作業をスムーズにせしめると共に、前記袋が取出された後は、自動的に閉じるようにした。
課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、2つの対称的な半截状容体a、bを組立てた合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器Aにおいて、
前記半截状容体a、bは、前記半截状容体a、bを構成する囲み壁部1の左端縁部2と右端縁部3間には内側開口部4が形成され、前記囲み壁部1の上方部には上方開口部5が且つ下方部には底部6及び脚部13が夫々形成され、上方開口部5には合成樹脂製袋cの綴代7をU字状に2ヶ所で引掛け係止する切込み部8が形成され、前記囲み壁部1の左端縁部2と右端縁部3の外側近傍にはフック9、10を、前記左端縁部2と右端縁部3に開口側接続部11、11を形成せしめ、前記囲み壁部1の底部6には底側接続部12、12を形成せしめ、前記底側接続部12、12が組立接続されると、前記2つの対称的な半截状容体a、bの内側開口部4が対向し前記半截状容体a、bの開口側接続部11、11が接続し組立てられると共に、組立てられた収納容器A内にセットされた合成樹脂製袋cに種々の物品もしくはごみ類が投入された後、前記合成樹脂製袋cを取出すと前記2つの半截状容体a、bが、前記底側接続部12、12を支点に外側方向に展開し、脚部13が内側方に動作し、前記合成樹脂製袋を出した後、自重により脚部13が復元することを特徴とする合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項2に記載の発明は、前記半截状容体a、bの底部6の重心の真下又は外側又は内側に脚部13を設け復元することを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項3に記載の発明は、前記切込み部8が、前記囲み壁部1の上部及び挿入側を広く、退出側を狭くY字状にて形成せしめ、2つ又は複数とし、U字状又はS字状にて引掛け係止することを特徴とする請求項1又は2に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項4に記載の発明は、前記切込み部8が、前記上方開口部5より底部6方向に、上方部の幅員を最初の幅員を広くし、次に狭くと、広くと狭くを交互に連続して形成せしめられることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項5に記載の発明は、前記フック9、10が、複数形成されていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項6に記載の発明は、前記合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器Aを構成する半截状容体a、bの上方開口部5、5に、蓋体16、17が、蓋体16、17を構成する枠部18に装着せしめられている蓋開閉桟構19によって開閉できるように嵌脱自在に付設されていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の蓋体16、17の蓋開閉桟構19は、前記蓋体16、17を開閉操作するハンドル20aとスプリング21を取付けたレバー軸20を、枠部18外側方に突設せしめ、手動により大きく開くことを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項8に記載の発明は、請求項6の蓋体16、17の内側部に、子袋22が取外し自在となっていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項9に記載の発明は、前記囲み壁部1、1は、上方開口部5から底部6にかけて、外側方に突出する補強リブ23を形成せしめていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項10に記載の発明は、2つの対称的な半截状容体d、eを組立てた合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器Bにおいて、
前記半截状容体d、eは、前記半截状容体d、eを構成する囲み壁部1aの左端縁部2aと右端縁部3a間には内側開口部4aが形成され、前記囲み壁部1aの上方部には上方開口部5aが且つ下方部には底部6a及び脚部13aが夫々形成され、上方開口部5aには合成樹脂製袋cの綴代7aを引掛け係止する切込み部8aが形成され、前記囲み壁部1aの左端縁部2aと右端縁部3aの外側近傍にはフック9a、10aを、前記左端縁部2aと右端縁部3aに開口側接続部11a、11aを形成せしめ、前記囲み壁部1aの底部6aには底側接続部12a、12aを形成せしめ、前記底側接続部12a、12aが組立接続されると、前記2つの対称的な半截状容体d、eの内側開口部4aが対向し前記半截状容体d、eの開口側接続部11a、11aが接続し組立てられると共に、組立てられた収納容器B内にセットされた合成樹脂製袋cに種々の物品もしくはごみ類が投入された後、前記合成樹脂製袋cを取出すと前記2つの半截状容体d、eが、前記底側接続部12a、12aを支点に外側方向に展開し、同時に脚部13aも動作し、合成樹脂製袋cを取り出した後は、自重により脚部13aが復元することを特徴とする合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項11に記載の発明は、前記半截状容体d、eの底部6aの重心の真下の適度な位置に、脚部13aを設けることを特徴とする請求項10に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項12に記載の発明は、前記切込み部8aが、上部及び挿入側を広く、退出側を狭くV字状にて形成せしめ、2つ又は複数とし、U字状又はS字状にて引掛け係止することを特徴とする請求項10又は11に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項13に記載の発明は、前記半截状容器d、eの底部6aに開口接続パイプ11c又はチューブを設けたことを特徴とする請求項10又は11又は12に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
本発明の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器は、前記のとおりの構造を有しているので、該容器内に広げられ拡大した袋の取手部が、フックに確実に引掛けられ、且つ綴代が切込み部に引掛け係止されて、前記袋内に種々の物品もしくはごみ類が挿入されても、前記取手部及び綴代がフックもしくは引掛け部から離脱しない利点がある。
さらに、本発明の合成樹脂製袋体もしくは合成樹脂製ごみ袋体の収納容器は、2つの半截状容体が対称的な構造をしているので、金型は1個で足りる。そのため金型代を節減し製品を安価に製造することができる利点がある。
本発明の収納容器は、2つの半截状容体を積重することができるので、空間占拠率を小さくし、コンパクトにして収納箱に収納し搬送できる。そのため運賃が節減できる。
本発明の収納容器は、該容器内に広げられて挿入された袋内に種々の物品もしくはごみ類が挿入された後、フックと引掛け部の引掛け係止を解除し該袋を取出すだけで、該収納容器の底部の接続部を支点にして、2つの半截状容体の上方開口部同士が脚部及び接続部での開角度の設定により任意な位置とし、袋が極めて容易に引き出しができる。
さらに、本発明の収納容器は、前記袋の取出し後、2つの半截状容体の上方開口部が展開から自動的に復元する利点がある。
本発明の収納容器は、対向する半截状容体に切込み部が形成されているので、袋の綴代をUターン状に挿込むことができる。そのため袋内に種々の物品やごみ類が投入され重くなっても容易に離脱したりしない利点がある。
本発明の収納容器は、半截状容体の中央部にして、且つ上方開口部から底部にかけて外側方及び内側に突出する補強リブ部を形成したので、該容体の強度を著しく高めることができた。
本発明の収納容器は、上方開口部に蓋体を着脱可能に設けたので、外観上の美感を確保せしめた。
本発明の収納容器は、蓋体の裏面部に生ごみ用子袋を着脱自在に取付けたので、生ごみ類と生ごみ以外の一般のごみ類と分別を図ることができると共に、衛生面にも考慮することができる。
本発明の収納容器は、半截状容体の囲み壁部の左端縁部と右端縁部の外側近傍にフックを複数突設したので、袋のサイズ違いに十分対応できるようにした。
本発明の収納容器は、半截状容体の底部に脚部を2つの容体が常時閉じた状態を確保するように突設せしめたので、袋が該容器内に開げられた状態で収納中は、2つの容体の対向側面部が密着し、いわゆる収納容器としての機能を発揮できる正常な状態を確保すると共に、復元できる機能を有している。
本発明の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器の稍展開している状態の斜視図である。
同図1の収納容器の要部の一部切欠拡大横断面図である。
同図1の収納容器の要部の一部切欠拡大正面図である。
同図1の収納容器の蓋体を被せた状態の斜視図である。
同図4の収納容器から蓋体を展開した状態の斜視図である。
同収納容器における被せた蓋体の一部切欠平面図である。
同図6における収納容器の蓋体の展開状態を示す側面図である。
同第2実施例の線材製収納容器の斜視図である。
同図8の収納容器の縦断正面図である。
同図8の収納容器の一部切欠平面図である。
本発明である請求項1〜13に記載の発明に関する実施の形態は、共通しているので、以下のとおり一括して説明する。
(実施例の1)
図において、Aは2つの対称的な半截状容体a、bを組立てた合成樹脂製袋体の合成樹脂製収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の合成樹脂製収納容器である。
実施例の1としての前記半截状容体a、bは、図1、3に図示されているように合成樹脂製にして、半截状容体が対称的な形状であるから1個の金型で形成できる。
さらに、前記半截状容体a、bは、通常平面からみてコ形状の囲み壁部1を有し、この囲み壁部1の左右両サイドに左端縁部2と右端縁部3が同一の長さにて延設されている。そして前記左端縁部2と右端縁部3の端面部は平面状にて形成されている。
4は前記囲み壁部1の左端縁部2と右端縁部3との間に形成された内側開口部である。
5は前記囲み壁部の上方部に形成された上方開口部である。
6は前記囲み壁部1の下方部に、囲み壁部1に対し、内側方に折曲形成された底部である。
本発明は、囲み壁部1の上方開口部5に、合成樹脂製袋cの綴代7を引掛け係止する切込み部8が複数形成されている。
さらに、前記切込み部8の形態は、図2、3に図示するように、第1に、前記囲み壁部1の内側部14を広く、外側部15を狭くするV形状にて形成せしめる。
他の実施例として、前記切込み部8の幅員は、第2の実施形態として、前記上方開口部5より底部6方向に、上方部の幅員を最初の幅員を広くし、次に狭くと、広くと狭くを交互に連続して形成せしめることもできる。
さらに、本発明の切込み部8の第3の実施形態として、前記第1、第2の実施形態を合体した構成にしたものでも良い。
前記切込み部8に対し、前記合成樹脂製袋cの綴代7を引掛け係止するときは、U字状又はS字状にて引掛け係止する。
図において、9及び10は前記囲み壁部1の左端縁部2と右端縁部3の外側近傍の囲み壁部1に複数形成せしめた通常下向き形状のフックである。
該フック9、10は、合成樹脂製袋cの引掛け部7aが長くても短くても十分対応して引掛け使用することができるように形成した。通常片側に2個宛の計4個を設ける。
図において、11、11は前記半截状容体a、bを構成する左右両側方の囲み壁部1の左端縁部2と右端縁部3に夫々形成せしめた開口側接続部である。
前記左右両側方の開口側接続部11、11は、前記半截状容体a、bが組立てられる際に、嵌合する形状にて形成されている。
図において、12、12は、前記半截状容体a、bの囲み壁部1、1の底部6に形成せしめた底側接続部である。該底側接続部12、12は、前記半截状容体a、bが組立てられる際に、図1に図示するように相互に嵌め込み式にして、ピン等を挿込んで組立てるようにしてもよい。この底側接続部12、12に関する接続方式は、従来の慣用技術で足りるので、その具体的説明は省略する。
13は前記半截状容体a、bの底部6の重心の真下又は外側又は内側に形成した脚部である。
前記の部位に脚部13を形成することによって、開口部の開くと閉じるの優先度合を設定することができる。閉じるを重要とする場合は、前記半截状容体a、b、左及び右端縁部の各々の重心の真下よりいくらか外側の適度な位置とし、自重により自然に合わさり組立てられる。
図において、23は、前記囲み壁部1の上方開口部5から底部6にかけて、外側方に突出する補強リブであって、この補強リブ23を設けることによって、囲み壁部1の強度は著しく高められる。25は補強ガイドである。
図において、16、17は蓋体であって、以下の構成からなっている。
前記蓋体16、17は、枠部18に装着の蓋開閉桟構19を付設せしめ、組立てられると、左右は上下に振れ、開閉自在になっている。
さらに、前記蓋開閉桟構19につき説明する。
この蓋開閉桟構19は、蓋体16、17の裏面に装着せしめられているハンドル20aと、さらにレバー軸20に接続する接続部20bによって接続されている。20cはカムレバーである。
さらに、前記ハンドル20a及びレバー軸20は、前記枠部18より枠部18の外側方に突設されている。
そして、突設されている前記レバー軸20と、他のレバー軸20には、スプリング21が捲廻されている。
さらに、前記の突設されているレバー軸20には、ハンドル20aが取着されている。
前記のような構成部材によって構成された蓋開閉桟構19につき説明する。
前記ハンドル20aをつかみ右廻しにすると、前記レバー軸20に軸着されている蓋体17と、前記レバー軸20に接続されている接続部20bによって他方の蓋体16が閉じている状態から図6に図示するように左右両サイドに展開される。
さらに、前記ハンドル20aをつかみ左廻しにすると、図5に図示するように閉じた状態となる。
本発明は、前記蓋体16、17の何れか一方もしくは両方の内側に子袋22を取外し自在に取着する。この子袋22は通常合成樹脂製のものを使用するが限定しない。そして前記子袋22には生ごみ類を入れる。
実施例の1の各構成部材の組立て手法について説明する。
本発明の合成樹脂製収納容器Aは、図1に図示されているように2つの半截状容体a、bの底部6、6の底側接続部12、12同士を接続せしめくみたてる(図1)。
前記のようにして、組立てられると、開口側接続部11、11がお互いに接続する。
その際各底部6、6の底面に形成されている脚部13、13によって、開口部の開くと閉じるの優先度合を設定することができる。閉じるのを重要とする場合は、前記2つの半截状容体a、bは、左端縁部2と右端縁部3とが各々の重心の真下より、いくらか外側の適度な位置とし、自重によって自然に合わさり組立てられる(図4、5)。
前記のようにして組立てられた合成樹脂製容器A内に、合成樹脂製袋cを挿入し、挿入後は広げ展開してやる。
その際、前記合成樹脂製袋cの引掛け部7a、7aは、フック9、10の何れか一方のフックに引掛ける。
つぎに、合成樹脂製袋cを構成する一方の綴代7は、よじって適度に引張り、2個所の中、1箇所の切込み部8に外側方に飛出するように引掛け係止させ、次に他方の切込み部8に図2に図示するように、外側方から内側方に引掛け係止させる。
上方の一方の綴代7に対し、他方の綴代7に対しても、他方の半截状容体bに形成されている2つの切込み部8に引掛け係止せしめる。
前記フック9、10が高さが異なって形成されているので、前記引掛け部7a、7aの長さに応じて引掛けられるように、段差を設けたので、サイズの異なる合成樹脂製袋cに対応できる利便がある。
さらに、前記切込み部8に引掛け係止された綴代7は、前記合成樹脂製袋c内に、例えばごみ類が大量に投入されたとしても、強固にくくり付けられているので、大量のごみ類の荷重によって、不意に離脱したりしない利点がある。
つぎに、合成樹脂製収納容器Aに広げて挿入されている物品もしくはごみが挿入されている袋cを取出すには、フック9、10及び切込み部8、8から前記袋cの引掛け部7a、7aと綴代7、7を外してやる。
つぎに袋cの引掛け部7a、7aを手指でつかみ上方に引き上げてやると、前記袋c内に挿入される物品もしくはごみによって押され底部6、6の底側接続部12、12が支点となって、前記収納容器Aを構成している2つの半截状容体a、bの上方開口部5、5が開き、さらに前記袋cを引き上げると袋cは完全に収納容器Aから取出すことができる。
前記袋cが取出された前記収納容器Aは、両半截状容体a、bの底側接続部12、12を支点にして閉じられる。
つぎに蓋体16、17の使用について説明する。
図4、5、6、7に図示されているように、収納容器Aの開口部に嵌め込み使用する。
前記ハンドル20aを右回転させると、レバー軸20が回転して、装着されている蓋体16、17が図4の状態から図5、6、7に図示されているように展開する。
つぎに前記蓋体16、17を閉じるときは、ハンドル20aを前記操作と反対方向に回転させる。その結果図4に図示されている状態に復元する。
本発明は、収納容器Aの蓋体16、17の何れか一方の蓋体か、もしくは両方の蓋体の内側部に子袋22を取外し自在に装着する。前記子袋22には、生ごみ類のみを収納して、生ごみ以外のごみ類との分別を図ることができる。
さらに本発明は、囲み壁部1、1の中央部等に外側部等に外側方に突出する補強リブ23を形成せしめる。その結果、両半截状容体a、bの強度が著増して、収納容器Aの製品寿命を延長できる利点がある。
(実施例の2)
本発明の実施例の2の線材製収納容器について説明する。
図において、Bは実施例の2の該収納容器であり以下の構成からなっている。
すなわち前記収納容器Bは、線材製の2つの対称的な半截状容体d、eを対向状にして接続し組立てる。
前記半截状容体d、eは、前記半截状容体d、eを構成する囲み壁部1aの左端縁部2aと右端縁部3a間には内側開口部4aが形成され、前記囲み壁部1aの上方部には上方開口部5aが且つ下方部には底部6a及び脚部13aが夫々形成され、上方開口部5aには合成樹脂製袋cの綴代7aを引掛け係止する切込み部8aが形成され、前記囲み壁部1aの左端縁部2aと右端縁部3aの外側近傍にはフック9a、10aを、前記左端縁部2aと右端縁部3aに安全接続パイプ11b、11bを形成せしめる。
さらに、前記囲み壁部1aの底部6aには底側接続部12a、12aを形成せしめ、前記底側接続部12a、12aが組立接続されると、前記2つの対称的な半截状容体d、eの内側開口部4aが対向し前記半截状容体d、eの安全接続パイプ11b、11bが接続し組立てられる。
前記のようにして、組立てられた収納容器B内にセットされた合成樹脂製袋cに種々の物品もしくはごみ類が投入された後、前記合成樹脂製袋cを取出すと前記2つの半截状容体d、eが、前記底側接続部12a、12aを支点に外側方向に展開する。
本発明は、さらに前記半截状容体d、eの底部6aの重心の真下又は外側又は内側の適度な位置に、脚部13aを設けることで、ごみ袋を取り出す時、接続部12aを支点として脚部13aが内側に動き取出した後自重により復元する。
(第2実施例の収納容器の組立)
前記第2実施例の収納容器Bの組立てについて説明する。
この収納容器Bは、半截状容体d、eを対向せしめて底側接続部12a、12aを図8に図示されているように、ボルトを貫通せしめナットを螺着する。
その際安全接続パイプ11b、11bを嵌合すれば、図9に図示されているように、収納容器Bが組立てられる。
つぎに、前記のように第2実施例の収納容器Bが組立てられたら、図1のように前記収納容器B内に合成樹脂製袋cを挿入せしめ広げてやる。
その後、合成樹脂製袋cの綴代7aを切込み部8aに引掛け係止する。前記引掛け係止の手法は、実施例の1の収納容器Aのケースと同様なので、その具体的説明は省略した。
さらに、合成樹脂製袋cの引掛け部7aは、フック9a、10aの中、何れか一方のフックに引掛けてやる。
その結果、前記合成樹脂製袋cには、図1に図示されている袋cと同様に、袋cの上方開口部が開かれて、物品もしくはごみ類が容易に挿入できる。
前記第2実施例の収納容器Bは、半截状容体d、eの底部6aに脚部13aが、前記半截状容体d、eが図8に図示されている状態、すなわち底側接続部12a、12aがボルトとナットをかいして接続されると、前記半截状容体d、eが内側開口部4a、4a同士が合致するように形成されている。
前記のようにして、収納容器Bの半截状容体d、eが合致したら、開口部1a、11aを接続せしめる。
以上のような手順で第2実施例の収納容器Bが組立てられる。
つぎに、前記第2実施例の収納容器B内に収納された袋c内に物品もしくはごみ類が収納後、前記合成樹脂製袋cを取出す手法につき説明する。
この袋cの取出し手法も、前記第1実施例の収納容器Aのケースと全く同様なので、その具体的説明は省略する。
以上、実施形態を図面に基づいて説明したが、本発明は、図示例の限りではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のために言及する。
A 収納容器
B 収納容器
a 半截状容体
b 半截状容体
c 袋
d 半截状容体
e 半截状容体
1 囲み壁部
1a 囲み壁部
2 左端縁部
2a 左端縁部
3 右端縁部
3a 右端縁部
4 内側開口部
4a 内側開口部
5 上方開口部
5a 上方開口部
6 底部
6a 底部
7 綴代
7a 引掛け部
8 切込み部
8a 切込み部
9 フック
9a フック
10 フック
10a フック
11 開口側接続部
11b 安全接続パイプ
11c 接続パイプ
12 底側接続部
12a 底側接続部
13 脚部
13a 脚部
14 内側部
15 外側部
16 蓋体
17 蓋体
18 枠部
19 桟構
20 レバー軸
20a ハンドル
20b 接続部
20c カムレバー
21 スプリング
22 子袋
23 補強リブ
25 補強ガイド
本発明は、合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器の分野に関するものである。
従来、分別袋掛用ごみ箱として実用新案登録第3102968号公報(特許文献1)が開示されている。
この公報に記載されている分別袋掛用ごみ箱は、上部に一つ以上の袋掛フック1を有する、凹面形状をしたパネル2、3を2枚、向かい合わせに組み合わせ、側面左右下端に一つの回転軸7を設けて結合、若しくは一つの回転軸7を設けフレームを介して前後パネル2、3を固定し、その回転軸7位置を側面中央より手前に設け、且つ回転軸7周りにスプリング8等の弾性材料を用い、パネル2、3を閉じる方向に作用させて袋が直接目に入らないようにした分別用袋掛けごみ箱で、手前パネル下端に踏込みペダル5を設けた分別袋掛用ごみ箱である。
上記分別袋掛用ごみ箱は、第1に、ごみ収納袋の取手部分だけが袋掛フック1に引掛けられているだけで綴代を引掛けることができない構造をしている。
第2として、同上のごみ箱は、前後パネル2、3の上方開口部を開くには、前後パネル2、3の下方底部に設けられているペダル5、5を足で踏まなければならない構造である。
第3として、前記ごみ箱は、前記袋が該袋内に大量のごみ類が収納された後、前後パネル2、3から袋を取り出すには、ペダル5を足で踏まないと取出しができない構造である。
第4として、前記ごみ箱は、前後パネル2、3に補強用リブが設けられていない構造である。
第5に、前記ごみ箱は、前後パネル2、3の上方部には、ごみを投入するための開口部が設けられていない構造である。
第6として、前記ごみ箱は、前後パネル2、3の側面左右下端に一つの回転軸7を設け、該軸7の周りにスプリング8等の弾性材料を用いて、パネルを閉じる方向に作用させること、ペダル5の踏込時にはパネル下端を接地支点にして開閉する複雑な構造である。
第7として、前記ごみ箱は、前後パネル2、3の対向する側面開口部に前後パネル2、3を接続させる接続桟構がない。
実用新案登録第3102968号公報
本発明が解決しようとする課題は以下のとおりである。
第1に、本発明は、合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器内に挿入せしめられた合成樹脂製袋もしくは合成樹脂製ごみ袋の左右両サイドにして、且つ対向する取手部と、対向する綴代が、確実に引掛けられ、殊に前記綴代が前記袋内に種々の物品もしくはごみ類が投入されても、前記収納容器から離脱することなく、強固に引掛る構造とした。
第2に、本発明は、半截状容体を左右対称とすることによって、1個の金型で製造することができるようにして、金型代を節約することができると共に、該収納容器の製造費を節減して安価に製造することができるようにした。
第3に、本発明は、2つの半截状容体を積重し空間占拠率を小さくして収納箱をコンパクトにした。そのため運賃を節減せしめた。
第4に、本発明は、2つの対称的な半截状容体が組立てられると、組立てられた収納容器が自重で閉じる構造にすると共に、前記収納容器内に挿入された袋内にごみ類等が投入された後、袋を収納容器から取出そうとして、取手部と綴代を外し、前記袋を取出すと、2つの半截状容体が外側方に開き袋を極めて容易に前記収納容器から取り出すことができるようにした。
第5に、本発明は、合成樹脂製袋の対向する綴代が切込み部にUターン状に挿込むことができるようにして、収納容器内にセットされた際に、前記袋内に種々の物品もしくはごみ類が投入され重くなったとしても、離脱したりしない構造とした。
第6に、本発明は、対称的な半截状容体の中央部にして、且つ上方開口部から底部にかけて外側方に突出する補強リブを形成して、容体の強度を図った。
第7に、本発明は、組立てた収納容器の上方開口部に蓋開閉桟構付き蓋体を設けて外観上の美感を確保せしめると共に、レバーハンドルにより蓋体を設定された角度に止め、いくらか開いた下向、密封する横向、大きく開く上向等、使用の度合により変えられる構造とした。
第8に、本発明は、蓋体の裏面部に合成樹脂製子袋を着脱自在に取付けて生ごみ類を収納せしめると共に、容器内にセットされる合成樹脂製袋内に一般ごみと生ごみとの分別を図り、且つ衛生面にも考慮した。
第9に、本発明は、対称的な半截状容体の外側近傍の囲み壁部に、フックを複数突設せしめて、合成樹脂製袋のサイズ違いにも十分対応せしめた。
第10に、本発明は、対称的な半截状容体の底部に脚部を突設せしめることによって、合成樹脂製袋を収納容器から取り出そうとして引き上げると、収納されている諸々の物品もしくはごみ類の拡張によって袋が膨張し、前記袋の持ち上げ時に対称的な半截状容体の内側部を押して前記半截状容体を外側方に展開し取出し作業をスムーズにせしめると共に、前記袋が取出された後は、自動的に閉じるようにした。
課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、2つの対称的な半截状容体a、bを組立てた合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器Aにおいて、
前記半截状容体a、bは、前記半截状容体a、bを構成する囲み壁部1の左端縁部2と右端縁部3間には内側開口部4が形成され、前記囲み壁部1の上方部には上方開口部5が且つ下方部には底部6及び脚部13が夫々形成され、上方開口部5には合成樹脂製袋cの綴代7をU字状に2ヶ所で引掛け係止する切込み部8が形成され、前記囲み壁部1の左端縁部2と右端縁部3の外側近傍にはフック9、10を、前記左端縁部2と右端縁部3に開口側接続部11、11を形成せしめ、前記囲み壁部1の底部6には底側接続部12、12を形成せしめ、前記底側接続部12、12が組立接続されると、前記2つの対称的な半截状容体a、bの内側開口部4が対向し前記半截状容体a、bの開口側接続部11、11が接続し組立てられると共に、組立てられた収納容器A内にセットされた合成樹脂製袋cに種々の物品もしくはごみ類が投入された後、前記合成樹脂製袋cを取出すと前記2つの半截状容体a、bが、前記底側接続部12、12を支点に外側方向に展開し、脚部13が内側方に動作し、前記合成樹脂製袋を出した後、自重により脚部13が復元することを特徴とする合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項2に記載の発明は、前記半截状容体a、bの底部6重心の下に脚部13を設け開口及び自重により復元することを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項3に記載の発明は、前記合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器Aを構成する半截状容体a、bの上方開口部5、5に、蓋体16、17が、蓋体16、17を構成する枠部18に装着せしめられている蓋開閉桟構19によって開閉できるように嵌脱自在に付設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の蓋体16、17の蓋開閉桟構19は、左右の蓋体16、17をスプリング21により上下に振って開閉する働き並びにスプリング21を取付けたレバー軸20を枠部外側方向に突設せしめ、手動により設定された角度に開き止めることができることを特徴とする請求項3に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器。
課題を解決するための手段として、請求項5に記載の発明は、前記切込み部8が、前記囲み壁部1の上部及び挿入側を広く、退出側を狭くY字状にて形成せしめ、2つ又は複数とし、U字状又はS字状にて引掛け係止することを特徴とする請求項1又は2又は3又は4に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項6に記載の発明は、前記切込み部8が、前記上方開口部5より底部6方向に、上方部の幅員を最初の幅員を広くし、次に狭くと、広くと狭くを交互に連続して形成せしめられることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項7に記載の発明は、前記フック9、10が、複数形成されていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項8に記載の発明は、請求項の蓋体16、17の内側部に、子袋22が取外し自在となっていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項9に記載の発明は、前記囲み壁部1、1、上方開口部5から底部6にかけて、外側方に突出する補強リブ23を形成せしめていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項10に記載の発明は、2つの対称的な半截状容体d、eを組立てた合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器Bにおいて、
前記半截状容体d、e、前記半截状容体d、eを構成する囲み壁部1aの左端縁部2aと右端縁部3a間には内側開口部4aが形成され、前記囲み壁部1aの上方部には上方開口部5aが且つ下方部には底部6a及び脚部13aが夫々形成され、上方開口部5aには合成樹脂製袋cの綴代7aを引掛け係止する切込み部8aが形成され、前記囲み壁部1aの左端縁部2aと右端縁部3aの外側近傍にはフック9a、10aを、前記左端縁部2aと右端縁部3aに開口側接続部11a、11aを形成せしめ、前記囲み壁部1aの底部6aには底側接続部12a、12aを形成せしめ、前記底側接続部12a、12aが組立接続されると、前記2つの対称的な半截状容体d、eの内側開口部4aが対向し前記半截状容体d、eの開口側接続部11a、11aが接続し組立てられると共に、組立てられた収納容器B内にセットされた合成樹脂製袋cに種々の物品もしくはごみ類が投入された後、前記合成樹脂製袋cを取出すと前記2つの半截状容体d、eが、前記底側接続部12a、12aを支点に外側方向に展開し、同時に脚部13aも動作し、合成樹脂製袋cを取り出した後は、自重により脚部13aが復元することを特徴とする合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項11に記載の発明は、前記半截状容体d、eの底部6aの重心の真下の適度な位置に、脚部13aを設けることを特徴とする請求項10に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項12に記載の発明は、前記切込み部8aが、上部及び挿入側を広く、退出側を狭くV字状にて形成せしめ、2つ又は複数とし、U字状又はS字状にて引掛け係止することを特徴とする請求項10又は11に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
課題を解決するための手段として、請求項13に記載の発明は、前記半截状容器d、eの底部6aに開口接続パイプ11c又はチューブを設けたことを特徴とする請求項10又は11又は12に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器である。
本発明の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器は、前記のとおりの構造を有しているので、該容器内に広げられ拡大した袋の取手部が、フックに確実に引掛けられ、且つ綴代が切込み部に引掛け係止されて、前記袋内に種々の物品もしくはごみ類が挿入されても、前記取手部及び綴代がフックもしくは引掛け部から離脱しない利点がある。
さらに、本発明の合成樹脂製袋体もしくは合成樹脂製ごみ袋体の収納容器は、2つの半截状容体が対称的な構造をしているので、金型は1個で足りる。そのため金型代を節減し製品を安価に製造することができる利点がある。
本発明の収納容器は、2つの半截状容体を積重することができるので、空間占拠率を小さくし、コンパクトにして収納箱に収納し搬送できる。そのため運賃が節減できる。
本発明の収納容器は、該容器内に広げられて挿入された袋内に種々の物品もしくはごみ類が挿入された後、フックと引掛け部の引掛け係止を解除し該袋を取出すだけで、該収納容器の底部の接続部を支点にして、2つの半截状容体の上方開口部同士が脚部及び接続部での開角度の設定により任意な位置とし、袋が極めて容易に引き出しができる。
さらに、本発明の収納容器は、前記袋の取出し後、2つの半截状容体の上方開口部が展開から自動的に復元する利点がある。
本発明の収納容器は、対向する半截状容体に切込み部が形成されているので、袋の綴代をUターン状に挿込むことができる。そのため袋内に種々の物品やごみ類が投入され重くなっても容易に離脱したりしない利点がある。
本発明の収納容器は、半截状容体の中央部にして、且つ上方開口部から底部にかけて外側方及び内側に突出する補強リブ部を形成したので、該容体の強度を著しく高めることができた。
本発明の収納容器は、上方開口部に蓋体を着脱可能に設けたので、外観上の美感を確保せしめた。
本発明の収納容器は、蓋体の裏面部に生ごみ用子袋を着脱自在に取付けたので、生ごみ類と生ごみ以外の一般のごみ類と分別を図ることができると共に、衛生面にも考慮することができる。
本発明の収納容器は、半截状容体の囲み壁部の左端縁部と右端縁部の外側近傍にフックを複数突設したので、袋のサイズ違いに十分対応できるようにした。
本発明の収納容器は、半截状容体の底部に脚部を2つの容体が常時閉じた状態を確保するように突設せしめたので、袋が該容器内に開げられた状態で収納中は、2つの容体の対向側面部が密着し、いわゆる収納容器としての機能を発揮できる正常な状態を確保すると共に、復元できる機能を有している。
本発明の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器の稍展開している状態の斜視図である。
同図1の収納容器の要部の一部切欠拡大横断面図である。
同図1の収納容器の要部の一部切欠拡大正面図である。
同図1の収納容器の蓋体を被せた状態の斜視図である。
同図4の収納容器から蓋体を展開した状態の斜視図である。
同収納容器における被せた蓋体の一部切欠平面図である。
同図6における収納容器の蓋体の展開状態を示す側面図である。
同第2実施例の線材製収納容器の斜視図である。
同図8の収納容器の縦断正面図である。
同図8の収納容器の一部切欠平面図である。
本発明である請求項1〜13に記載の発明に関する実施の形態は、共通しているので、以下のとおり一括して説明する。
(実施例の1)
図において、Aは2つの対称的な半截状容体a、bを組立てた合成樹脂製袋体の合成樹脂製収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の合成樹脂製収納容器である。
実施例の1としての前記半截状容体a、bは、図1、3に図示されているように合成樹脂製にして、半截状容体が対称的な形状であるから1個の金型で形成できる。
さらに、前記半截状容体a、bは、通常平面からみてコ形状の囲み壁部1を有し、この囲み壁部1の左右両サイドに左端縁部2と右端縁部3が同一の長さにて延設されている。そして前記左端縁部2と右端縁部3の端面部は平面状にて形成されている。
4は前記囲み壁部1の左端縁部2と右端縁部3との間に形成された内側開口部である。
5は前記囲み壁部の上方部に形成された上方開口部である。
6は前記囲み壁部1の下方部に、囲み壁部1に対し、内側方に折曲形成された底部である。
本発明は、囲み壁部1の上方開口部5に、合成樹脂製袋cの綴代7を引掛け係止する切込み部8が複数形成されている。
さらに、前記切込み部8の形態は、図2、3に図示するように、第1に、前記囲み壁部1の内側部14を広く、外側部15を狭くするV形状にて形成せしめる。
他の実施例として、前記切込み部8の幅員は、第2の実施形態として、前記上方開口部5より底部6方向に、上方部の幅員を最初の幅員を広くし、次に狭くと、広くと狭くを交互に連続して形成せしめることもできる。
さらに、本発明の切込み部8の第3の実施形態として、前記第1、第2の実施形態を合体した構成にしたものでも良い。
前記切込み部8に対し、前記合成樹脂製袋cの綴代7を引掛け係止するときは、U字状又はS字状にて引掛け係止する。
図において、9及び10は前記囲み壁部1の左端縁部2と右端縁部3の外側近傍の囲み壁部1に複数形成せしめた通常下向き形状のフックである。
該フック9、10は、合成樹脂製袋cの引掛け部7aが長くても短くても十分対応して引掛け使用することができるように形成した。通常片側に2個宛の計4個を設ける。
図において、11、11は前記半截状容体a、bを構成する左右両側方の囲み壁部1の左端縁部2と右端縁部3に夫々形成せしめた開口側接続部である。
前記左右両側方の開口側接続部11、11は、前記半截状容体a、bが組立てられる際に、嵌合する形状にて形成されている。
図において、12、12は、前記半截状容体a、bの囲み壁部1、1の底部6に形成せしめた底側接続部である。該底側接続部12、12は、前記半截状容体a、bが組立てられる際に、図1に図示するように相互に嵌め込み式にして、ピン等を挿込んで組立てるようにしてもよい。この底側接続部12、12に関する接続方式は、従来の慣用技術で足りるので、その具体的説明は省略する。
13は前記半截状容体a、bの底部6の重心の真下又は外側又は内側に形成した脚部である。
前記の部位に脚部13を形成することによって、開口部の開くと閉じるの優先度合を設定することができる。閉じるを重要とする場合は、前記半截状容体a、b、左及び右端縁部の各々の重心の真下よりいくらか外側の適度な位置とし、自重により自然に合わさり組立てられる。
図において、23は、前記囲み壁部1の上方開口部5から底部6にかけて、外側方に突出する補強リブであって、この補強リブ23を設けることによって、囲み壁部1の強度は著しく高められる。25は補強ガイドである。
図において、16、17は蓋体であって、以下の構成からなっている。
前記蓋体16、17は、枠部18に装着の蓋開閉桟構19を付設せしめ、組立てられると、左右は上下に振れ、開閉自在になっている。
さらに、前記蓋開閉桟構19につき説明する。
この蓋開閉桟構19は、蓋体16、17の裏面に装着せしめられているハンドル20aと、さらにレバー軸20に接続する接続部20bによって接続されている。20cはカムレバーである。
さらに、前記ハンドル20a及びレバー軸20は、前記枠部18より枠部18の外側方に突設されている。
そして、突設されている前記レバー軸20と、他のレバー軸20には、スプリング21が捲廻されている。
さらに、前記の突設されているレバー軸20には、ハンドル20aが取着されている。
前記のような構成部材によって構成された蓋開閉桟構19につき説明する。
前記ハンドル20aをつかみ右廻しにすると、前記レバー軸20に軸着されている蓋体17と、前記レバー軸20に接続されている接続部20bによって他方の蓋体16が閉じている状態から図6に図示するように左右両サイドに展開される。
さらに、前記ハンドル20aをつかみ左廻しにすると、図5に図示するように閉じた状態となる。また図にはないが、下向にして、いくらか開き投げ入れるような使用も可能である。
本発明は、前記蓋体16、17の何れか一方もしくは両方の内側に子袋22を取外し自在に取着する。この子袋22は通常合成樹脂製のものを使用するが限定しない。そして前記子袋22には生ごみ類を入れる。
実施例の1の各構成部材の組立て手法について説明する。
本発明の合成樹脂製収納容器Aは、図1に図示されているように2つの半截状容体a、bの底部6、6の底側接続部12、12同士を接続せしめくみたてる(図1)。
前記のようにして、組立てられると、開口側接続部11、11がお互いに接続する。
その際各底部6、6の底面に形成されている脚部13、13によって、開口部の開くと閉じるの優先度合を設定することができる。閉じるのを重要とする場合は、前記2つの半截状容体a、bは、左端縁部2と右端縁部3とが各々の重心の真下より、いくらか外側の適度な位置とし、自重によって自然に合わさり組立てられる(図4、5)。
前記のようにして組立てられた合成樹脂製容器A内に、合成樹脂製袋cを挿入し、挿入後は広げ展開してやる。
その際、前記合成樹脂製袋cの引掛け部7a、7aは、フック9、10の何れか一方のフックに引掛ける。
つぎに、合成樹脂製袋cを構成する一方の綴代7は、よじって適度に引張り、2個所の中、1箇所の切込み部8に外側方に飛出するように引掛け係止させ、次に他方の切込み部8に図2に図示するように、外側方から内側方に引掛け係止させる。
上方の一方の綴代7に対し、他方の綴代7に対しても、他方の半截状容体bに形成されている2つの切込み部8に引掛け係止せしめる。
前記フック9、10が高さが異なって形成されているので、前記引掛け部7a、7aの長さに応じて引掛けられるように、段差を設けたので、サイズの異なる合成樹脂製袋cに対応できる利便がある。
さらに、前記切込み部8に引掛け係止された綴代7は、前記合成樹脂製袋c内に、例えばごみ類が大量に投入されたとしても、強固にくくり付けられているので、大量のごみ類の荷重によって、不意に離脱したりしない利点がある。
つぎに、合成樹脂製収納容器Aに広げて挿入されている物品もしくはごみが挿入されている袋cを取出すには、フック9、10及び切込み部8、8から前記袋cの引掛け部7a、7aと綴代7、7を外してやる。
つぎに袋cの引掛け部7a、7aを外し、綴代で綴じてからフック9、10を外して上方に引き上げてやると、前記袋c内に挿入される物品もしくはごみによって押され底部6、6の底側接続部12、12が支点となって、前記収納容器Aを構成している2つの半截状容体a、bの上方開口部5、5が開き、さらに前記袋cを引き上げると袋cは完全に収納容器Aから取出すことができる。
前記袋cが取出された前記収納容器Aは、両半截状容体a、bの底側接続部12、12を支点にして閉じられる。
つぎに蓋体16、17の使用について説明する。
図4、5、6、7に図示されているように、収納容器Aの開口部に嵌め込み使用する。
前記ハンドル20aを右回転させると、レバー軸20が回転して、装着されている蓋体16、17が図4の状態から図5、6、7に図示されているように展開する。
つぎに前記蓋体16、17を閉じるときは、ハンドル20aを前記操作と反対方向に回転させる。その結果図4に図示されている状態に復元する。
本発明は、収納容器Aの蓋体16、17の何れか一方の蓋体か、もしくは両方の蓋体の内側部に子袋22を取外し自在に装着する。前記子袋22には、生ごみ類のみを収納して、生ごみ以外のごみ類との分別を図ることができる。
さらに本発明は、囲み壁部1、1の中央部等に外側部等に外側方に突出する補強リブ23を形成せしめる。その結果、両半截状容体a、bの強度が著増して、収納容器Aの製品寿命を延長できる利点がある。
(実施例の2)
本発明の実施例の2の線材製収納容器について説明する。
図において、Bは実施例の2の該収納容器であり以下の構成からなっている。
すなわち前記収納容器Bは、線材製の2つの対称的な半截状容体d、eを対向状にして接続し組立てる。
前記半截状容体d、eは、前記半截状容体d、eを構成する囲み壁部1aの左端縁部2aと右端縁部3a間には内側開口部4aが形成され、前記囲み壁部1aの上方部には上方開口部5aが且つ下方部には底部6a及び脚部13aが夫々形成され、上方開口部5aには合成樹脂製袋cの綴代7aを引掛け係止する切込み部8aが形成され、前記囲み壁部1aの左端縁部2aと右端縁部3aの外側近傍にはフック9a、10aを、前記左端縁部2aと右端縁部3aに安全接続パイプ11b、11bを形成せしめる。
さらに、前記囲み壁部1aの底部6aには底側接続部12a、12aを形成せしめ、前記底側接続部12a、12aが組立接続されると、前記2つの対称的な半截状容体d、eの内側開口部4aが対向し前記半截状容体d、eの安全接続パイプ11b、11bが接続し組立てられる。
前記のようにして、組立てられた収納容器B内にセットされた合成樹脂製袋cに種々の物品もしくはごみ類が投入された後、前記合成樹脂製袋cを取出すと前記2つの半截状容体d、eが、前記底側接続部12a、12aを支点に外側方向に展開する。
本発明は、さらに前記半截状容体d、eの底部6aの重心の真下又は外側又は内側の適度な位置に、脚部13aを設けることで、ごみ袋を取り出す時、接続部12aを支点として脚部13aが内側に動き取出した後自重により復元する。
(第2実施例の収納容器の組立)
前記第2実施例の収納容器Bの組立てについて説明する。
この収納容器Bは、半截状容体d、eを対向せしめて底側接続部12a、12aを図8に図示されているように、ボルトを貫通せしめナットを螺着する。
その際安全接続パイプ11b、11bを嵌合すれば、図9に図示されているように、収納容器Bが組立てられる。
つぎに、前記のように第2実施例の収納容器Bが組立てられたら、図1のように前記収納容器B内に合成樹脂製袋cを挿入せしめ広げてやる。
その後、合成樹脂製袋cの綴代7aを切込み部8aに引掛け係止する。前記引掛け係止の手法は、実施例の1の収納容器Aのケースと同様なので、その具体的説明は省略した。
さらに、合成樹脂製袋cの引掛け部7aは、フック9a、10aの中、何れか一方のフックに引掛けてやる。
その結果、前記合成樹脂製袋cには、図1に図示されている袋cと同様に、袋cの上方開口部が開かれて、物品もしくはごみ類が容易に挿入できる。
前記第2実施例の収納容器Bは、半截状容体d、eの底部6aに脚部13aが、前記半截状容体d、eが図8に図示されている状態、すなわち底側接続部12a、12aがボルトとナットをかいして接続されると、前記半截状容体d、eが内側開口部4a、4a同士が合致するように形成されている。
前記のようにして、収納容器Bの半截状容体d、eが合致したら、開口部1a、11aを接続せしめる。
以上のような手順で第2実施例の収納容器Bが組立てられる。
つぎに、前記第2実施例の収納容器B内に収納された袋c内に物品もしくはごみ類が収納後、前記合成樹脂製袋cを取出す手法につき説明する。
この袋cの取出し手法も、前記第1実施例の収納容器Aのケースと全く同様なので、その具体的説明は省略する。
以上、実施形態を図面に基づいて説明したが、本発明は、図示例の限りではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のために言及する。
A 収納容器
B 収納容器
a 半截状容体
b 半截状容体
c 袋
d 半截状容体
e 半截状容体
1 囲み壁部
1a 囲み壁部
2 左端縁部
2a 左端縁部
3 右端縁部
3a 右端縁部
4 内側開口部
4a 内側開口部
5 上方開口部
5a 上方開口部
6 底部
6a 底部
7 綴代
7a 引掛け部
8 切込み部
8a 切込み部
9 フック
9a フック
10 フック
10a フック
11 開口側接続部
11b 安全接続パイプ
11c 接続パイプ
12 底側接続部
12a 底側接続部
13 脚部
13a 脚部
14 内側部
15 外側部
16 蓋体
17 蓋体
18 枠部
19 桟構
20 レバー軸
20a レバーハンドル
20b 接続部
20c カムレバー
21 スプリング
22 子袋
23 補強リブ
25 補強ガイド

Claims (13)

  1. 2つの対称的な半截状容体を組立てた合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器において、
    前記半截状容体は、前記半截状容体を構成する囲み壁部の左端縁部と右端縁部間には内側開口部が形成され、前記囲み壁部の上方部には上方開口部が且つ下方部には底部及び脚部が夫々形成され、上方開口部には合成樹脂製袋の綴代をU字状に2ヶ所で引掛け係止する切込み部が形成され、前記囲み壁部の左端縁部と右端縁部の外側近傍にはフックを、前記左端縁部と右端縁部に開口側接続部を形成せしめ、前記囲み壁部の底部には底側接続部を形成せしめ、前記底側接続部が組立接続されると、前記2つの対称的な半截状容体の内側開口部が対向し前記半截状容体の開口側接続部が接続し組立てられると共に、組立てられた収納容器内にセットされた合成樹脂製袋に種々の物品もしくはごみ類が投入された後、前記合成樹脂製袋を取出すと前記2つの半截状容体が、前記底側接続部を支点に外側方向に展開し、脚部が内側方に動作し、前記合成樹脂製袋を出した後、自重により脚部が復元することを特徴とする合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器。
  2. 前記半截状容体の底部の重心の真下又は外側又は内側に脚部を設け復元することを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器。
  3. 前記切込み部が、前記囲み壁部の上部及び挿入側を広く、退出側を狭くY字状にて形成せしめ、2つ又は複数とし、U字状又はS字状にて引掛け係止することを特徴とする請求項1又は2に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器。
  4. 前記切込み部が、前記上方開口部より底部方向に、上方部の幅員を最初の幅員を広くし、次に狭くと、広くと狭くを交互に連続して形成せしめられることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器。
  5. 前記フックが、複数形成されていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器。
  6. 前記合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器を構成する半截状容体の上方開口部に、蓋体が、蓋体を構成する枠部に装着せしめられている蓋開閉桟構によって開閉できるように嵌脱自在に付設されていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器。
  7. 請求項6に記載の蓋体の蓋開閉桟構は、前記蓋体を開閉操作するハンドルとスプリングを取付けたレバー軸を、枠部外側方に突設せしめ、手動により大きく開くことを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器。
  8. 請求項6の蓋体の内側部に、子袋が取外し自在となっていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器。
  9. 前記囲み壁部1、1は、上方開口部5から底部6にかけて、外側方に突出する補強リブを形成せしめていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器。
  10. 2つの対称的な半截状容体を組立てた合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器において、
    前記半截状容体は、前記半截状容体を構成する囲み壁部の左端縁部と右端縁部間には内側開口部が形成され、前記囲み壁部の上方部には上方開口部が且つ下方部には底部及び脚部が夫々形成され、上方開口部には合成樹脂製袋の綴代を引掛け係止する切込み部が形成され、前記囲み壁部の左端縁部と右端縁部の外側近傍にはフックを、前記左端縁部と右端縁部に開口側接続部を形成せしめ、前記囲み壁部の底部には底側接続部を形成せしめ、前記底側接続部が組立接続されると、前記2つの対称的な半截状容体の内側開口部が対向し前記半截状容体の開口側接続部が接続し組立てられると共に、組立てられた収納容器内にセットされた合成樹脂製袋に種々の物品もしくはごみ類が投入された後、前記合成樹脂製袋を取出すと前記2つの半截状容体が、前記底側接続部を支点に外側方向に展開し、同時に脚部も動作し、合成樹脂製袋を取り出した後は、自重により脚部が復元することを特徴とする合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器。
  11. 前記半截状容体の底部の重心の真下の適度な位置に、脚部を設けることを特徴とする請求項10に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器。
  12. 前記切込み部が、上部及び挿入側を広く、退出側を狭くV字状にて形成せしめ、2つ前記切込み部が、上部及び挿入側を広く、退出側を狭くV字状にて形成せしめ、2つ又は複数とし、U字状又はS字状にて引掛け係止することを特徴とする請求項10又は11に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器。
  13. 前記半截状容器の底部に開口接続パイプ又はチューブを設けたことを特徴とする請求項10又は11又は12に記載の合成樹脂製袋体の収納容器及び合成樹脂製ごみ袋体の収納容器。
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