JP2018011471A - 間接活線工事用クリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】作業位置を変更した場合に柔軟に取り付け及び撤去することができ、挟持力が低下しにくい間接活線工事用クリップを提供すること。【解決手段】間接活線工具9を用いて操作できるとともに、電線W又は電線Wを覆う絶縁シートSを挟持可能な間接活線工事用クリップ1は、向かい合う一対のクリップ本体部41及び該クリップ本体部41の内面側に配置され、クリップ本体部41との接続部43を支点として回動可能なクリップ可動部42を有するクリップ部40と、クリップ本体部41から延びるように配置され、一対のクリップ部40を開閉可能に操作するように間接活線工具9により把持される把持部20と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、間接活線工事用クリップに関する。
従来、高圧配電線路の活線工事では、絶縁ヤットコ等の間接活線工具で、間接活線工事用クリップを把持し、把持された間接活線工事用クリップで高所の作業を行うことが知られている。具体的には、作業員は、手元で間接活線工具を操作することにより、間接活線工具の先端に取り付けた間接活線工事用クリップで電線や絶縁シート等を固定したり動かしたりする。(例えば、特許文献1参照)。
活線工事の作業員は、作業開始の位置で間接活線工事用クリップを取り付け、間接活線工事用クリップを取り付けたまま作業を行う。作業終了時には、間接活線工事用クリップを撤去する必要があるが、この時、作業員は、作業開始の位置とは異なる位置にいることが多い。作業開始位置と異なる位置から間接活線工具で間接活線工事用クリップを把持することは、間接活線工事用クリップの取り付けられた方向が異なるため、難しい場合がある。同様に、作業途中で間接活線工事用クリップの位置を付け替えたい場合にも、間接活線工事用クリップの取り付けられた方向が異なるため、間接活線工具で間接活線工事用クリップを把持しにくい場合があった。
特許文献1には、電線等を挟持するクリップ部と、クリップ部を開閉するように間接活栓工具で把持する把持部とを有する間接活線工事用クリップが開示されている。この間接活線工事用クリップは、任意の方向から間接活線工具で把持することができるようにするため、把持部を円形に形成している。
特開2011−89629号公報
上記の間接活線工事用クリップでは、把持部を把持する方向は自由になるが、把持部から延びるクリップ部の方向は、最初に取り付けた位置から変わらない。このため、作業開始時の作業位置と異なる位置から延ばす間接活線工具の延びる方向と、把持部から延びるクリップ部の方向とが異なる場合、力を入れにくく、操作しにくいことがあった。また、電線等の挟持する対象に対して、付け替え時にクリップ部の角度が斜めになると、挟持する力が低下するという問題があった。
本発明は、作業位置を変更した場合に柔軟に取り付け及び撤去することができ、挟持力が低下しにくい間接活線工事用クリップを提供することを目的とする。
(1) 本発明は、間接活線工具を用いて操作できるとともに、電線又は電線を覆う絶縁シートを挟持可能な間接活線工事用クリップであって、向かい合う一対のクリップ本体部及び該クリップ本体部の内面側に配置され、前記クリップ本体部との接続部を支点として回動可能なクリップ可動部を有するクリップ部と、前記クリップ本体部から延びるように配置され、前記一対のクリップ部を開閉可能に操作するように前記間接活線工具により把持される把持部と、を備える、間接活線工事用クリップである。
(2) 前記クリップ部は、前記クリップ可動部の回動範囲を規制する規制部を有することが好ましい。
(3) 前記規制部は、前記クリップ可動部における前記接続部を挟んだ一方と他方に配置され、前記接続部を回転中心とする円弧状に形成される溝部と、前記クリップ本体部に設けられ、前記溝部に係合し前記溝部内を摺動する突起部と、を有することが好ましい。
本発明によれば、作業位置を変更した場合に柔軟に取り付け及び撤去することができ、挟持力が低下しにくい間接活線工事用クリップを提供することができる。
本実施形態の間接活線工事用クリップを示す斜視図である。 本実施形態の間接活線工事用クリップの片側の各部を示し(a)図は外側側面を示し、(b)図は内側側面を示し、(c)図はクリップ可動部を示し(d)図はクリップ可動部が取り付けられた状態の内側側面を示す図である。 本実施形態の間接活線工事用クリップを挟持する間接活線工具を示す部分側面図である。 本実施形態の間接活線工事用クリップの使用の状態を示す図である。 本実施形態の間接活線工事用クリップの使用の状態を示す図である。 本実施形態の間接活線工事用クリップの使用の状態を示す図である。 他の実施形態に係る間接活線工事用クリップの斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態の間接活線工事用クリップ1を示す斜視図である。図1に示すように、間接活線工事用クリップ1は、主に向かい合う一対の板状の開閉部材10を有して構成されている。間接活線工事用クリップ1は、把持部20と、連結部30と、クリップ部40と、を有する。
一対の板状の開閉部材10は、間接活線工事用クリップ1の開閉操作を可能にする部材であり、縦に長い帯板状の板材が向い合せに接続されている。一対の板状の開閉部材10は、例えばプラスチックや木等の所定の剛性を有する素材で構成される。
把持部20は、間接活線工具9で把持して操作される部分であり、板状の開閉部材10の基端部に位置する。把持部20は、一対の開閉部材10の板材の内部に捩じりコイルばね(図示せず)を内装している。把持部20は、自然状態では一対の開閉部材10の基端部が離間するように付勢され、把持部20を間接活線工具9で把持することで、離間した板材が当接するように形成されている。把持部20は、その表面に網目状のすべり止め加工20aがなされている。
連結部30は、板状の開閉部材10を連結する部分である。連結部30は、連結ピン31と、バンド部材32と、を有する。
連結ピン31は、板状の開閉部材10の長手方向における中央よりも基端部寄りに配置される。連結ピン31は、一対の板状の開閉部材10の幅方向に貫通して、一対の板状の開閉部材10を接続している。
バンド部材32は、板状の開閉部材10の連結ピン31により連結された部分の外側を覆うゴムバンドである。
クリップ部40は、板状の開閉部材10の先端部側に配置され、電線や絶縁シート等を挟持する部分である。クリップ部40は、クリップ本体部41と、クリップ可動部42と、接続部43と、規制部(後述する突起部411及び溝部422)と、を有する。
図2は間接活線工事用クリップ1の片側の各部を示し(a)図は外側側面を示し、(b)図は内側側面を示し、(c)図はクリップ可動部を示し(d)図はクリップ可動部が取り付けられた状態の内側側面を示す図である。
クリップ本体部41は、図2(a)に示すように、向かい合う一対の板状の開閉部材10における連結部30から先端側に延びる部分である。クリップ本体部41は、把持部20から連続的に延びる板状の開閉部材10と一体の部分である。
クリップ本体部41は、図1に戻って参照すると、向かい合う開閉部材10の内面が、側面視L字状にえぐれており、内側面は互いに当接していない。クリップ本体部41は、クリップ本体部41の連結部30側では、把持部20と同じ厚さを有しており、外側面は連結部30から先端部に向けて直線的に延びる。一方、クリップ本体部41の内側面は、側面視で、連結部30からやや離間した位置で外側面の方へ屈曲し、そこから先端部へ向けて厚さが薄くなったまま外表面と平行に延びる。
クリップ本体部41は、図2(b)に示すように、内側側面の長手方向中央寄りに内側に向かって突出する小円柱状の突起部411を有する。突起部411は、クリップ本体部41の先端側と基端側に一つずつ、対向して配置される。
クリップ可動部42は、図2(c)に示すように、クリップ本体部41よりもわずかに長手方向及び短手方向の長さが短い、クリップ本体部41と別体の長方形の板である。クリップ可動部42は、図1に示すように、クリップ本体部41の内面側に重ねて連結され(図3参照)、クリップ本体部41に対する位置を移動させることができる。クリップ可動部42は、長手方向における端部に向かって凸となるように緩く湾曲した円弧状の一対の溝部422を有する。
溝部422は、クリップ可動部42の先端側と基端側に一つずつ、対向して配置される。溝部422は、円弧状の曲線が、クリップ可動部42の幅方向に延びるように配置される。溝部422は、クリップ可動部42をクリップ本体部41の内側面に重ねた状態で、クリップ本体部41の突起部411が係合し、内部を摺動可能な位置に形成される。なお、一対の溝部422は、相対する溝部422のそれぞれによって必ずしも正円を描くように湾曲していなくてもよい。一対の溝部422の曲線は、クリップ可動部42が容易に移動しすぎないように、可動範囲を規定するものであり、間接活線工事用クリップ1の大きさや用途によって適宜変更される。
規制部は、上述の突起部411及び溝部422により構成される。突起部411が溝部422を摺動することで、クリップ可動部42の可動範囲が、溝部422内、すなわち突起部411の摺動範囲内に規制される。
接続部43は、クリップ本体部41とクリップ可動部42とがそれぞれ自在に可動するように、両者を連結して接続するピンである。接続部43は、クリップ部40の厚さ方向にクリップ本体部41及びクリップ可動部42を貫通する。接続部43は、クリップ本体部41の長手方向の中心からやや先端寄り、クリップ可動部42の長手方向の略中心に設けられる。接続部43は、図2(b)に示すように、クリップ本体部41の向かい合う一対の突起部411から等距離に配置される。接続部43の一方と他方には、円弧状の溝部422が、接続部43を回転中心とするように配置されている。
図2(d)及び図1に示すように、クリップ可動部42は、クリップ本体部41の内面側で、側面視L字状に窪んだ部分に重ねて配置される。クリップ可動部42及びクリップ本体部41は、接続部43で接続され、クリップ本体部41の突起部411が、クリップ可動部42の溝部422内に配置される。図2(d)及び図1に示すように、クリップ可動部42及びクリップ本体部41は、接続部43を支点として、互いの長手方向の端部が、長手方向に交差する方へ離間するように回動可能である。
詳細には、クリップ本体部41とクリップ可動部42が合わさっている状態では(図3参照)、クリップ本体部41の突起部411は、クリップ可動部42の溝部422の円弧の略中央部に位置している。この状態から、例えば、クリップ可動部42を図2(d)の右側へ回転させると、クリップ本体部41の先端側の突起部411がクリップ可動部42の溝部422の円弧の図2(d)における左側に位置し、クリップ本体部41の基端側の突起部411がクリップ可動部42の溝部422の円弧の図2(d)における右側に位置する。また、反対へ回転させると、クリップ可動部42が図2の左側に移動するにしたがって、先端側の突起部411がクリップ可動部42の溝部422の円弧の図2(d)における右側へ移動し、クリップ本体部41の基端側の突起部411がクリップ可動部42の溝部422の円弧の図2(d)における左側へ移動する。
次に、図3〜図6を参照して、間接活線工事用クリップ1の使用の状態を説明する。
図3は、間接活線工事用クリップ1を挟持する間接活線工具9を示す部分側面図である。図3に示すように、間接活線工事用クリップ1は、把持部20を間接活線工具9となる絶縁操作棒80(いわゆる、絶縁ヤットコ)で把持される。
絶縁操作棒80は、長尺の主操作棒81と補助操作棒82を備えている。補助操作棒82は、主操作棒81に併設されている。主操作棒81の先端部には、円弧状の固定アーム81aを取り付けている。固定アーム81aには、円弧状の可動アーム82aが回動可能に連結している。
可動アーム82aには、補助操作棒82の先端部が連結している。主操作棒81の手許部に設けた操作レバー(図示せず)を操作すると、主操作棒81に対して、補助操作棒82を進退できる。補助操作棒82を一方の方向に移動すると、固定アーム81aの先端部811に対して、可動アーム82aの先端部821を開くことができる。補助操作棒82を他方の方向に移動すると、固定アーム81aの先端部811に対して、可動アーム82aの先端部821を閉じることができる。
間接活線工事用クリップ1を絶縁操作棒80に取り付ける場合は、固定アーム81aの先端部811に対して、可動アーム82aの先端部821を閉じて、一対の把持部20を外側から把持する。
図3に示された状態から、固定アーム81aの先端部811に対して、可動アーム82aの先端部821を更に閉じると、一対の把持部20を閉じると同時に、把持部20から連続する一対のクリップ本体部41を開くことができる(図1の状態)。そして、一対のクリップ本体部41が開いた状態を維持しながら、電線Wに向かって間接活線工事用クリップ1を移動し、主操作棒81の手許部に設けた操作レバー(図示せず)を操作し、可動アーム82aの先端部821を閉じる力を緩める。すると、捩じりコイルばね(図示せず)により向かい合う板材が離間するように付勢されていた把持部20が開き、一対のクリップ本体部41が閉じられる。この操作により、電線W又は電線Wを覆う絶縁シートSを挟持できる。
図4は、間接活線工事用クリップ1の使用の状態を示し、作業員が電線Wの延びる方向に対して略平行に移動した状態を示す。
図4に示すように、作業開始時に、二点鎖線で示すように、電線Wの直下で電線Wに対してクリップ部40が直角になるように間接活線工事用クリップ1を留めたとする。その後、作業終了時に、作業員が電線Wの延びる方向に対して略平行に実線で示す位置に移動したとする。この場合、作業員は、間接活線工具9である絶縁操作棒80を延ばして把持部20を把持し、自分の方へ引き寄せるように力を込めると、クリップ可動部42は、クリップ本体部41に対して回転できる。図4に示すように、絶縁操作棒80の延びる方向とクリップ本体部41の方向が揃うと、安定して把持部20を把持することができる。一方、クリップ可動部42は、作業開始時に電線Wを挟持した位置に留まっている。間接活線工事用クリップ1は、電線Wの延びる方向に対して略直角の状態が、把持する力を強く維持できるので、図4の状態では、電線Wを把持する力を維持したまま、把持部20を把持する操作性が向上する。
図5は、間接活線工事用クリップ1の使用の状態を示し、作業員が電線Wの延びる方向に対して略垂直に移動した状態を示す。
図5に示すように、作業開始時に、二点鎖線で示すように、電線Wの直下で電線Wに対してクリップ部40が直角になるように間接活線工事用クリップ1を留めたとする。その後、作業終了時に、作業員が電線Wの延びる方向に対して略垂直に実線で示す位置に移動したとする。この場合、作業員は、間接活線工具9である絶縁操作棒80を延ばして把持部20を把持し、自分の方へ引き寄せるように力を込めると、クリップ可動部42は、クリップ本体部41に対して回転できる。図5に示すように、絶縁操作棒80の延びる方向とクリップ本体部41の方向が揃うと、安定して把持部20を把持することができる。一方、クリップ可動部42は、作業開始時に電線Wを挟持した位置に留まっている。間接活線工事用クリップ1は、電線Wの延びる方向に対して略直角の状態が、把持する力を強く維持できるので、図5の状態では、電線Wを把持する力を維持したまま、把持部20を把持する操作性が向上する。
図6は、間接活線工事用クリップ1の使用の状態を示し、複数の間接活線工事用クリップ1で留められた電線Wで作業を行う状態を示す。
図6に示すように、複数の間接活線工事用クリップ1が電線Wに留められている場合、間接活線工事用クリップ1が電線Wの延びる方向に対して略直角に留められていると、絶縁操作棒80を移動させることができる範囲が狭まり、作業しづらい。特に、複数の間接活線工事用クリップ1が電線Wの延びる方向に対して略直角に留められていると、作業員が複数の場合、各作業員の作業位置が確保しにくく、作業が困難になる。しかし、本実施形態の間接活線工事用クリップ1は、クリップ可動部42により電線Wを電線Wの延びる方向に対して略直角に留めた状態を維持するとともに、クリップ本体部41を互いに離間するように傾斜させて、作業範囲を広くすることができる。
本実施形態による間接活線工事用クリップ1によれば、次のような効果が奏される。
(1) 本実施形態によれば、間接活線工具9を用いて操作できるとともに、電線W又は電線Wを覆う絶縁シートSを挟持可能な間接活線工事用クリップ1を、向かい合う一対のクリップ本体部41及び該クリップ本体部41の内面側に配置され、クリップ本体部41との接続部43を支点として回動可能なクリップ可動部42を有するクリップ部40と、クリップ本体部41から延びるように配置され、一対のクリップ部40を開閉可能に操作するように間接活線工具9により把持される把持部20と、を含んで構成した。
これにより、作業開始時と作業終了時で間接活線工事用クリップ1の取り付け又は撤去を行う位置が異なった場合に、間接活線工具9でクリップ本体部41から延びる把持部20を把持して、クリップ部40の開閉作業を容易に行う一方、クリップ本体部41と回動可能に接続されているクリップ可動部42が電線Wを挟持させた位置を維持することができる。
電線Wを挟持する力は、電線Wの延びる方向と、電線Wを挟むものの延びる方向が略直角であるときに強くかかる。このため、作業開始時に、クリップ可動部42を電線Wの延びる方向に対して略直角な方向に向けて、電線Wを挟持させれば、その後にクリップ本体部41の位置を移動させても、クリップ可動部42が電線Wを挟持する力を維持することができる。
よって、作業位置を変更した場合に柔軟に取り付け及び撤去することができ、挟持力が低下しにくい間接活線工事用クリップ1を提供することができる
(2) 本実施形態によれば、クリップ部40を、クリップ可動部42の回動範囲を規制する規制部を含んで構成した。
クリップ可動部42の回動範囲を規制部により規制することで、クリップ可動部42とクリップ本体部41が、互いに容易に回転しすぎて安定を損なうことを防止することができる。
(3) 本実施形態によれば、規制部を、クリップ可動部42における接続部43を挟んだ一方と他方に配置され、接続部43を回転中心とする円弧状に形成される溝部422と、クリップ本体部41に設けられ、溝部422に係合し溝部422内を摺動する突起部411と、を含んで構成した。
溝部422の円弧の湾曲する角度や、クリップ本体部41の短手方向に円弧が延びる寸法等を調整することで、クリップ本体部41とクリップ可動部42とが回転する範囲を予め適切な範囲に設定することが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、上記実施形態では、クリップ本体部41よりも一回り小さいクリップ可動部42は略長方形に形成されているが、これに限られない。クリップ本体部41の内側で、クリップ本体部41に対して回動可能に接続されていれば、例えば、図7に示すように、円盤形状を有していてもよい。クリップ可動部の面積を大きくすることで、電線W等を把持する範囲を広くすることができる。
また、上記実施形態では、規制部は、クリップ本体部41に設けられる突起部411と、クリップ可動部42に設けられる溝部422を有して構成されているが、これに限られない。例えば、規制部は、クリップ本体部41側に溝部を有し、クリップ可動部側に突起部を有してもよく、また、図7に示すように、突起部や溝部が形成される面が、クリップ可動部42の表面側であっても裏面側であってもよい。規制部は、クリップ可動部42の回動範囲を規制する構成であれば、限定されない。
1 間接活線工事用クリップ
9 間接活線工具
20 把持部
40 クリップ部
41 クリップ本体部
42 クリップ可動部
43 接続部
411 突起部
422 溝部
W 電線
S 絶縁シート

Claims (3)

  1. 間接活線工具を用いて操作できるとともに、電線又は電線を覆う絶縁シートを挟持可能な間接活線工事用クリップであって、
    向かい合う一対のクリップ本体部及び該クリップ本体部の内面側に配置され、前記クリップ本体部との接続部を支点として回動可能なクリップ可動部を有するクリップ部と、
    前記クリップ本体部から延びるように配置され、前記一対のクリップ部を開閉可能に操作するように前記間接活線工具により把持される把持部と、を備える、間接活線工事用クリップ。
  2. 前記クリップ部は、前記クリップ可動部の回動範囲を規制する規制部を有する請求項1に記載の間接活線工事用クリップ。
  3. 前記規制部は、
    前記クリップ可動部における前記接続部を挟んだ一方と他方に配置され、前記接続部を回転中心とする円弧状に形成される溝部と、
    前記クリップ本体部に設けられ、前記溝部に係合し前記溝部内を摺動する突起部と、を有する、請求項2に記載の間接活線工事用クリップ。
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