JP2018010954A - 高周波モジュールおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】回路基板の凹部内にインターポーザ基板を設けた上に、充分な熱効率が得られる高周波モジュールを提供する。【解決手段】高周波モジュール100は、表面導体層1を含み、表面に凹部90が形成された回路基板10と、実装面導体部202を含み、表面に実装面200aが形成され、凹部90内に設けられたインターポーザ基板200と、実装面200aに実装された電子部品101と、を備えた高周波モジュール100であって、表面導体層1に沿う方向に、実装面導体部202が表面導体層1と並ぶように形成され、表面導体層1と実装面導体部202との間に表面実装される接続部品301をさらに備える。【選択図】図1
Description
本発明は、高周波モジュールおよびその製造方法に関する。
一般に、電子部品を基板に実装する場合において、インターポーザ基板といった子基板を介して、電子部品を親基板に実装する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、フレキシブル基板を介して、電子部品を親基板に実装する技術が開示されている。また、特許文献2には、配線部材を介して、電子部品を親基板に実装することが開示されている。さらに、特許文献3には、インターポーザ基板を介して、電子部品を親基板に実装することが開示されている。
しかしながら、インターポーザ基板を介して親基板に電子部品を実装すると、インターポーザ基板の基板厚の分だけ電子部品に発生した熱の放熱効率が悪くなってしまう。このため、特にパワーアンプのような大電力を消費する電子部品を実装する場合、放熱効率が充分でない場合があった。
本発明は、回路基板の凹部内にインターポーザ基板を設けた上に、充分な放熱効率が得られる高周波モジュールを提供することを目的とする。
第1の態様の高周波モジュールは、表面導体層を含み、表面に凹部が形成された回路基板と、実装面導体部を含み、表面に実装面が形成され、前記凹部内に設けられたインターポーザ基板と、前記実装面に実装された電子部品と、を備え、前記表面導体層に沿う方向に、前記実装面導体部が前記表面導体層と並ぶように形成され、前記表面導体層と前記実装面導体部との間に表面実装される接続部品をさらに備える。
本態様では、実装面導体部から表面導体層に向かって、短い経路で放熱ができるため、回路基板の凹部内に設けたことによる放熱作用に加えて、回路基板の凹部内に設けたインターポーザ基板のさらなる放熱が可能となる。
第2の態様の高周波モジュールは、表面導体層を含み、表面に凹部が形成され、当該凹部の底面に底面導体部を有する回路基板と、実装面導体部を含み、表面に実装面が形成され、前記凹部内に設けられたインターポーザ基板と、前記実装面に実装された電子部品と、を備え、前記インターポーザ基板は、実装面の裏側に接続面をさらに有し、前記接続面に沿った平面に対し2次元配列された複数の半田ボールを介して、前記接続面と前記底面導体部とが接合されている。
本態様では、接続面から底面導体部に向かって、短く且つ2次元配列された複数の経路から放熱できるため、回路基板の凹部内に設けたインターポーザ基板のさらなる放熱が可能となる。
第3の態様の高周波モジュールは、表面導体層を含み、表面に凹部が形成された回路基板と、実装面導体部を含み、表面に実装面が形成され、少なくとも一部が前記凹部内に設けられたインターポーザ基板と、前記実装面に実装された電子部品と、を備え、前記実装面導体部が、前記表面導体層に対向するように、前記表面導体層に沿って延びている。
本態様では、実装面導体部から対向する表面導体層に向かって、熱放射や熱対流により放熱できるため、少なくとも一部を回路基板の凹部内に設けたインターポーザ基板のさらなる放熱が可能となる。
第4の態様の高周波モジュールは、表面導体層を含み、表面に凹部が形成された回路基板と、実装面導体部を含み、表面に実装面が形成され、前記凹部内に設けられたインターポーザ基板と、前記実装面に実装された電子部品と、を備え、前記インターポーザ基板は、前記凹部に圧入されている。
本態様では、インターポーザ基板から回路基板に向かって、圧入による接触箇所から放熱できるため、回路基板の凹部内に設けたインターポーザ基板のさらなる放熱が可能となる。
第5の態様の高周波モジュールは、表面導体層を含み、表面に凹部が形成され、当該凹部の底面に設けられた底面導体部を有する回路基板と、実装面導体部を含み、表面に実装面が形成され、少なくとも一部が前記凹部内に設けられたインターポーザ基板と、前記実装面に実装された電子部品と、を備え、前記底面に対して前記実装面が立つように前記インターポーザ基板が設けられている。
本態様では、電子部品、及び底面に対して実装面が立つように設けられたインターポーザ基板の両面から、回路基板に向かって熱放射や熱対流により放熱できるため、少なくとも一部を回路基板の凹部内に設けたインターポーザ基板のさらなる放熱が可能となる。
第6の態様の高周波モジュールは、表面導体層を含み、表面に凹部が形成され、当該凹部の底面に設けられた底面導体部を有する回路基板と、第1実装面導体部を含み、表面に第1実装面が形成され、前記凹部内に設けられた第1インターポーザ基板と、第2実装面導体部を含み、表面に第2実装面が形成され、前記凹部内に設けられた第2インターポーザ基板と、前記第1実装面及び第2実装面にそれぞれ実装された電子部品と、を備え、前記表面導体層に沿う方向に、前記第1実装面導体部が前記表面導体層と並ぶように形成され、前記表面導体層と前記第1実装面導体部との間に表面実装される接続部品をさらに備え、前記第2インターポーザ基板は前記第2実装面の裏側に接続面をさらに有し、前記接続面に沿った平面に対し2次元配列された複数の半田ボールを介して、前記接続面と前記底面導体部とが接合されている。
本態様では、第1実装面導体部から表面導体層に向かって、短い経路で放熱ができると共に、接続面から底面導体部に向かって、短く且つ2次元配列された複数の経路から放熱できるため、回路基板の凹部内に設けた第1及び第2インターポーザ基板のさらなる放熱が可能となる。
第7の態様の高周波モジュールの製造方法は、表面導体層を含み、表面に凹部が形成された回路基板に対して、実装面導体部を含み、表面に実装面が形成されたインターポーザ基板を、前記凹部内に設けるインターポーザ基板設置工程と、前記実装面に電子部品を実装する電子部品実装工程と、同一面に形成された前記表面導体層と前記実装面導体部との間に接続部品を表面実装する導体間接続工程と、を実施する。
本態様では、実装面導体部から表面導体層に向かって、短い経路で放熱ができるため、インターポーザ基板のさらなる放熱が可能な高周波モジュールを提供することができる。
本発明の高周波モジュールは、回路基板の凹部内にインターポーザ基板を設けた上に、充分な放熱効率を得られる。
以下、本発明に係る各種実施形態について、図面を用いて説明する。
「第一実施形態」
以下、本発明に係る高周波モジュールの第一実施形態について図1から図8を参照して説明する。
以下、本発明に係る高周波モジュールの第一実施形態について図1から図8を参照して説明する。
本実施形態の高周波モジュール100の構成について説明する。図1は、高周波モジュール100の側断面図である。
本実施形態の高周波モジュール100は、図1に示すように、回路基板10と、インターポーザ基板200と、電子部品101を備える。本実施形態では電子部品101に高周波部品を用いている。
本実施形態の高周波モジュール100は、図1に示すように、回路基板10と、インターポーザ基板200と、電子部品101を備える。本実施形態では電子部品101に高周波部品を用いている。
回路基板10は、表面導体層1を含んでおり、基板表面10aを有する。回路基板10の基板表面10aには、凹部90が形成されている。
インターポーザ基板200は、実装面導体部202を含む実装面200aを備える。実装面200aには、電子部品101が実装されている。インターポーザ基板200は、凹部90内に設けられている。
インターポーザ基板200は凹部90内に設けられることによって、表面導体層1に沿う方向に、実装面導体部202が表面導体層1と並ぶように形成されている。
特に本実施形態では、表面導体層1の表面と実装面導体部202の表面とが同一面に形成されている。
特に本実施形態では、表面導体層1の表面と実装面導体部202の表面とが同一面に形成されている。
表面導体層1と実装面導体部202との間に、接続部品301が表面実装されている。このため、表面導体層1と実装面導体部202とは、接続部品301によって、電気的に接続されている。
高周波モジュール100の詳細を図2に示す。
回路基板10は、表面導体層1に続き、さらに中間誘電体層5、中間導体層2、中間誘電体層6、中間導体層3、中間誘電体層7及び裏面導体層4が順に積層された4層の多層基板である。
なお、表面導体層1及び中間誘電体層5は、凹部90が形成されている箇所において切欠かれている。
回路基板10は、表面導体層1に続き、さらに中間誘電体層5、中間導体層2、中間誘電体層6、中間導体層3、中間誘電体層7及び裏面導体層4が順に積層された4層の多層基板である。
なお、表面導体層1及び中間誘電体層5は、凹部90が形成されている箇所において切欠かれている。
インターポーザ基板200は、誘電体層201と、接続面導体部203と、をさらに備える。実装面導体部202は、誘電体層201の表側に形成されている。接続面導体部203は、誘電体層201の裏側に形成されている。
接続部品301は、表面導体層1と実装面導体部202とを電気的に接続するものであれば、どのような部品であってもよく、例えば、導電線、導電板、導電ブロックといった導電部品である。接続部品301は、導電性を有すると共に伝熱性を有するため、電子部品101によって発生した熱を、接続部品301を介して回路基板10へ放熱することができる。
導電部品に比べて伝熱効率が小さいものの、接続部品301は、チップ抵抗、リード抵抗といった抵抗素子であってもよい。また、導電部品に比べて伝熱効率が小さいものの、接続部品301は、高周波の電気信号を通過させることのできるコンデンサ素子、コイル素子いった高周波素子であってもよい。
導電部品に比べて伝熱効率が小さいものの、接続部品301は、チップ抵抗、リード抵抗といった抵抗素子であってもよい。また、導電部品に比べて伝熱効率が小さいものの、接続部品301は、高周波の電気信号を通過させることのできるコンデンサ素子、コイル素子いった高周波素子であってもよい。
接続面導体部203と中間導体層2とは、部分的に半田204を介して電気的に接続されている。
電子部品101と実装面導体部202とは、部分的に半田205を介して電気的に接続されている。
実装面導体部202と接続部品301とは、部分的に半田206aを介して電気的に接続され、表面導体層1と接続部品301とは、部分的に半田206bを介して電気的に接続されている。
接続面導体部203は、誘電体層201内部の図示しない導電パターンを介して、部分的に実装面導体部202と電気的に接続されている。
したがって、半田204を介して、部分的に実装面導体部202と中間導体層2が電気的に接続されている。
電子部品101と実装面導体部202とは、部分的に半田205を介して電気的に接続されている。
実装面導体部202と接続部品301とは、部分的に半田206aを介して電気的に接続され、表面導体層1と接続部品301とは、部分的に半田206bを介して電気的に接続されている。
接続面導体部203は、誘電体層201内部の図示しない導電パターンを介して、部分的に実装面導体部202と電気的に接続されている。
したがって、半田204を介して、部分的に実装面導体部202と中間導体層2が電気的に接続されている。
後で詳しく説明するように、本実施形態の高周波モジュール100は、インターポーザ基板200を凹部90内に設けている点が、図3に示す参考例1の高周波モジュール9100や図4に示す参考例2の高周波モジュール9100′と大きく異なる。参考例1の高周波モジュール9100及び参考例2の高周波モジュール9100′は、表面導体層9001及び中間誘電体層9005を切欠かれておらず、凹部が形成されていない。
インターポーザ基板200の詳細を図5から図8に示す。
図5から図8のように、インターポーザ基板200を上から見ると、実装面導体部202と誘電体層201の表面が見える。実装面導体部202は、複数の周辺ランド202aと、複数の部品ランド202bを備える。
図5から図8のように、インターポーザ基板200を上から見ると、実装面導体部202と誘電体層201の表面が見える。実装面導体部202は、複数の周辺ランド202aと、複数の部品ランド202bを備える。
図5では、実装面導体部202のうち、周辺ランド202aのみを示し、部品ランド202bを省略して示している。このように、周辺ランド202aは、誘電体層201表面上の領域のうち、外周領域に形成されている。周辺ランド202aは、電子部品101の外形やピン配置にかかわらず、一定のパターンで形成されている。例えば、図5の場合、周辺ランド202aは、電子部品101の外形やピン配置にかかわらず、外周領域のうち縦に各12個、横に各7個、計38個の矩形パターンを有している。
図6〜図8は、各電子部品101に応じて形成されたインターポーザ基板200を上から見た図である。ここでは、部品ランド202bを省略せず示している。図6〜図8には、各インターポーザ基板200に対応して実装される各電子部品101がそれぞれ示されている。図6〜図8は、ピン数が違う部品、外形サイズが違う部品のインターポーザ基板200の役割を示している。具体的には以下のとおりである。
各インターポーザ基板200の部品ランド202bの配置と各電子部品101のピン配置は、それぞれ一致している。
具体的には、図6の場合、矩形の外周の縦に各4個、横に各4個の電子部品101のピン配置に合わせて、インターポーザ基板200の部品ランド202bも縦に各4個、横に各4個の配置となっている。図7の場合も、同じく縦に各5個、横に各5個の電子部品101のピン配置に合わせて、インターポーザ基板200の部品ランド202bも縦に各5個、横に各5個となっている。図8の場合も、同じく縦に各6個、横に各6個の電子部品101のピン配置に合わせて、インターポーザ基板200の部品ランド202bも縦に各6個、横に各6個の配置となっている。
また、図5でも説明したように、インターポーザ基板200の周辺ランド202aの矩形パターンの配置は、いずれも共通となっている。
よって、インターポーザ基板200の周辺ランド202aと部品ランド202bを接続することで、インターフェースが相違する様々な種類の電子部品101を、高周波モジュール100から見た場合に、あたかもインターフェースが同じかのように実装することができる。
具体的には、図6の場合、矩形の外周の縦に各4個、横に各4個の電子部品101のピン配置に合わせて、インターポーザ基板200の部品ランド202bも縦に各4個、横に各4個の配置となっている。図7の場合も、同じく縦に各5個、横に各5個の電子部品101のピン配置に合わせて、インターポーザ基板200の部品ランド202bも縦に各5個、横に各5個となっている。図8の場合も、同じく縦に各6個、横に各6個の電子部品101のピン配置に合わせて、インターポーザ基板200の部品ランド202bも縦に各6個、横に各6個の配置となっている。
また、図5でも説明したように、インターポーザ基板200の周辺ランド202aの矩形パターンの配置は、いずれも共通となっている。
よって、インターポーザ基板200の周辺ランド202aと部品ランド202bを接続することで、インターフェースが相違する様々な種類の電子部品101を、高周波モジュール100から見た場合に、あたかもインターフェースが同じかのように実装することができる。
本実施形態の高周波モジュール100に作用、効果について説明する。
本実施形態の高周波モジュール100は、インターポーザ基板200を凹部90内に設けている。
例えば、凹部を設けず、図3に示した参考例1の高周波モジュール9100のように表面導体層9001上にインターポーザ基板200を設けると、インターポーザ基板200の基板厚分だけ電子部品101と回路基板9010の距離が大きくなる。その結果、電子部品101から回路基板9010への放熱効率が小さくなる。
本実施形態の高周波モジュール100は、インターポーザ基板200を凹部90内に設けている。
例えば、凹部を設けず、図3に示した参考例1の高周波モジュール9100のように表面導体層9001上にインターポーザ基板200を設けると、インターポーザ基板200の基板厚分だけ電子部品101と回路基板9010の距離が大きくなる。その結果、電子部品101から回路基板9010への放熱効率が小さくなる。
このような参考例1に比べて、本実施形態の高周波モジュール100は、インターポーザ基板200を凹部90内に設けているため、インターポーザ基板200を設けているにもかかわらず、電子部品101と回路基板10の距離を小さくできる。よって、参考例1に比べて、電子部品101から回路基板10への放熱効率を大きくすることができる。
本実施形態の高周波モジュール100は、インターポーザ基板200を凹部90内に設けている。このため、凹部90の側面90bとインターポーザ基板200の側面200dとが対向している。この結果、インターポーザ基板200の側面200dから凹部90の側面90bへの放熱を期待することができる。
本実施形態の高周波モジュール100は、インターポーザ基板200を凹部90内に設けている。このため、凹部90の側面90bとインターポーザ基板200の側面200dとが対向している。この結果、インターポーザ基板200の側面200dから凹部90の側面90bへの放熱を期待することができる。
加えて、本実施形態の高周波モジュール100は、表面導体層1に沿う方向に、実装面導体部202と表面導体層1とが並ぶように形成されていると共に、接続部品301によって電気的に接続されている。このため、接続部品301を介した放熱が可能となる。
参考例1の高周波モジュール9100の場合、実装面導体部202と表面導体層9001とが並ぶように形成されていない。このため、たとえ高周波モジュール9100の実装面導体部202と表面導体層9001とを接続部品で接続したとしても、放熱経路は実装面導体部202と表面導体層9001との段差分だけ放熱経路が長くなってしまう。
これに対し、本実施形態の高周波モジュール100は、表面導体層1に沿う方向に、実装面導体部202と表面導体層1とが並ぶように形成されているから、接続部品301を介した放熱経路は短く、放熱効率が高い。
参考例1の高周波モジュール9100の場合、実装面導体部202と表面導体層9001とが並ぶように形成されていない。このため、たとえ高周波モジュール9100の実装面導体部202と表面導体層9001とを接続部品で接続したとしても、放熱経路は実装面導体部202と表面導体層9001との段差分だけ放熱経路が長くなってしまう。
これに対し、本実施形態の高周波モジュール100は、表面導体層1に沿う方向に、実装面導体部202と表面導体層1とが並ぶように形成されているから、接続部品301を介した放熱経路は短く、放熱効率が高い。
したがって、本実施形態の高周波モジュール100は、回路基板の凹部内にインターポーザ基板を設けたことによる放熱効果に加え、実装面導体部から表面導体層に向かうさらなる優れた高効率な放熱効果を発揮する。
図4に示した参考例2の高周波モジュール9100′のように、インターポーザ基板も設けず、回路基板9010に直接電子部品101を設けると、電子部品101の外形やピン配置の変更の度に回路基板9010の配線の改版が必要となるため、回路基板9010の改版が大規模となってしまう。
また、参考例2の高周波モジュール9100′の場合、電子部品101の外形やピン配置の変更によって、従来から実装していた周辺部品への高周波特性に関する影響も考えられる。周辺部品への影響としては、回り込みによる発振、信号帯域内周波数特性への影響、周辺回路へのスプリアス等が考えられる。
さらに、参考例2の高周波モジュール9100′の場合、回路基板9010に直接電子部品101を設けているために電子部品101の周辺におけるスペースが限られている。そのため、周辺部品への高周波特性に関する影響をノイズ対策部品によって対策を講じるとしても、電子部品101の周辺にバイパスコンデンサ等のノイズ対策部品を実装するスペースが限られており、発振等のノイズ対策に制約がでてしまう。
また、参考例2の高周波モジュール9100′の場合、電子部品101の外形やピン配置の変更によって、従来から実装していた周辺部品への高周波特性に関する影響も考えられる。周辺部品への影響としては、回り込みによる発振、信号帯域内周波数特性への影響、周辺回路へのスプリアス等が考えられる。
さらに、参考例2の高周波モジュール9100′の場合、回路基板9010に直接電子部品101を設けているために電子部品101の周辺におけるスペースが限られている。そのため、周辺部品への高周波特性に関する影響をノイズ対策部品によって対策を講じるとしても、電子部品101の周辺にバイパスコンデンサ等のノイズ対策部品を実装するスペースが限られており、発振等のノイズ対策に制約がでてしまう。
このような参考例2に比べて、本実施形態の高周波モジュール100は、インターポーザ基板200を設けており、インターポーザ基板200で配線のピッチや並びを変換することができる。
したがって、本実施形態の高周波モジュール100は、電子部品101の外形やピン配置に応じて必要となる配線の改版を、インターポーザ基板200の配線の改版により対応することが可能となり、参考例2に比べて小規模な改版に抑えることができる。
また、本実施形態の高周波モジュール100は、インターポーザ基板200を介して電子部品101を設けているため、参考例2に比べて、周辺部品への高周波特性に関する影響を抑えることができ、改版を効率よく行うことができる。
さらに、本実施形態の高周波モジュール100は、インターポーザ基板200やインターポーザ基板200の周辺において、バイパスコンデンサ等のノイズ対策部品を実装するスペースを確保できる。その結果、参考例2に比べて、より有効なノイズ対策を講じることができる。
したがって、本実施形態の高周波モジュール100は、電子部品101の外形やピン配置に応じて必要となる配線の改版を、インターポーザ基板200の配線の改版により対応することが可能となり、参考例2に比べて小規模な改版に抑えることができる。
また、本実施形態の高周波モジュール100は、インターポーザ基板200を介して電子部品101を設けているため、参考例2に比べて、周辺部品への高周波特性に関する影響を抑えることができ、改版を効率よく行うことができる。
さらに、本実施形態の高周波モジュール100は、インターポーザ基板200やインターポーザ基板200の周辺において、バイパスコンデンサ等のノイズ対策部品を実装するスペースを確保できる。その結果、参考例2に比べて、より有効なノイズ対策を講じることができる。
「高周波モジュールの製造方法」
以下、本実施形態の高周波モジュール100の製造方法の一例について、図9〜図13を参照して説明する。
以下、本実施形態の高周波モジュール100の製造方法の一例について、図9〜図13を参照して説明する。
本製造方法の各工程は、図9のフローチャートに沿って実施される。まず、表面導体層1を含み、基板表面10aに凹部90が形成された回路基板10に対して、実装面導体部202を含み、表面に実装面200aが形成されたインターポーザ基板200を、凹部90内に設ける(S1:インターポーザ基板設置工程)。このとき、表面導体層1に沿う方向に、実装面導体部202が表面導体層1と並ぶようにインターポーザ基板200を凹部90内に設ける。
次に、実装面200aに電子部品101を実装する(S2:電子部品実装工程)。
続いて、表面導体層1と実装面導体部202との間に接続部品301を表面実装する(S3:導体間接続工程)。
次に、実装面200aに電子部品101を実装する(S2:電子部品実装工程)。
続いて、表面導体層1と実装面導体部202との間に接続部品301を表面実装する(S3:導体間接続工程)。
本製造方法のインターポーザ基板設置工程S1では、回路基板10にインターポーザ基板200を設置する方法として、例えば、SMT(Surface Mount Technology)を用いて、回路基板10にインターポーザ基板200を実装している。
SMTに半田ペーストを用いる場合、図10に示すように、凹部90の底面90aに半田ペースト204′を塗布する。次に、半田ペースト204′を介して凹部90の底面90aに接続面導体部203を接着する。そして、リフロー工程を経て、図11に示すように、半田204を介して、実装面導体部202と中間導体層2とを電気的に接続する。
SMTに半田ペーストを用いる場合、図10に示すように、凹部90の底面90aに半田ペースト204′を塗布する。次に、半田ペースト204′を介して凹部90の底面90aに接続面導体部203を接着する。そして、リフロー工程を経て、図11に示すように、半田204を介して、実装面導体部202と中間導体層2とを電気的に接続する。
本実施形態では、インターポーザ基板設置工程S1において、表面導体層1の表面と実装面導体部202の表面とが同一面に形成している。
凹部90の加工深さ、実装前のインターポーザ基板200の厚さ、半田ペースト204′の塗り厚さ等の調整によって、表面導体層1の表面と実装面導体部202の表面とを同一面に形成する。当該調整によって、同一面に形成することが困難な場合は、リフロー工程の後で、インターポーザ基板200の実装面導体部202を、表面導体層1の表面と実装面導体部202の表面とが同一面となるまで研磨すればよい。その後、電子部品実装工程S2及び導体間接続工程S3を実施する。
凹部90の加工深さ、実装前のインターポーザ基板200の厚さ、半田ペースト204′の塗り厚さ等の調整によって、表面導体層1の表面と実装面導体部202の表面とを同一面に形成する。当該調整によって、同一面に形成することが困難な場合は、リフロー工程の後で、インターポーザ基板200の実装面導体部202を、表面導体層1の表面と実装面導体部202の表面とが同一面となるまで研磨すればよい。その後、電子部品実装工程S2及び導体間接続工程S3を実施する。
電子部品実装工程S2も同様に、SMTを用いることによって、電子部品101を実装する。その結果、図12に示すように、実装された電子部品101は、半田205を介して、インターポーザ基板200に電気的に接続される。
導体間接続工程S3も同様に、SMTを用いることによって、接続部品301を実装する。その結果、図13に示すように、実装された接続部品301は、半田206aを介して実装面導体部202と接続部品301を電気的に接続すると共に、半田206bを介して表面導体層1と接続部品301を電気的に接続する。
「第二実施形態」
以下、本発明に係る高周波モジュールの第二実施形態について図14及び図15を参照して説明する。
以下、本発明に係る高周波モジュールの第二実施形態について図14及び図15を参照して説明する。
本実施形態の高周波モジュール1100は、第一実施形態と基本的に同じであるが、回路基板の凹部内にインターポーザ基板を設けた上に、さらなる優れた放熱効率を発揮する手段を備える点が異なる。具体的には、インターポーザ基板の接続面に沿った平面に2次元配列された複数の半田ボールを設けている点が異なる。以下、第一実施形態と共通する点については説明を省略する。
本実施形態の高周波モジュール1100の構成について説明する。
本実施形態の高周波モジュール1100は、図14に示すように、回路基板10と、インターポーザ基板200と、電子部品101と、を備える。
本実施形態の高周波モジュール1100は、図14に示すように、回路基板10と、インターポーザ基板200と、電子部品101と、を備える。
回路基板10は、表面導体層1を含んでおり、基板表面10aを有する。回路基板10の基板表面10aには、凹部90が形成されている。凹部90の底面90a上には、底面導体部2′が形成されている。
インターポーザ基板200は、実装面導体部202を含んでおり、実装面200aを有する。実装面200aには、電子部品101が実装されている。インターポーザ基板200は、凹部90内に設けられている。インターポーザ基板200は実装面200aの裏側に、接続面200bをさらに備える。
本実施形態では、接続面200bに沿った平面に対し2次元配列された複数の半田ボール501を介して、接続面200bと底面導体部2′とが接合されている。
高周波モジュール1100の詳細を図15に示す。
インターポーザ基板200は、誘電体層201と、接続面導体部203と、をさらに備える。
接続面導体部203と底面導体部2′とは、複数の半田ボール501によって電気的に接続されている。接続面導体部203は、誘電体層201内部の図示しない導電パターンによって、実装面導体部202と電気的に接続されている。
したがって、接続面200bに沿った平面に対し2次元配列された複数の半田ボール501を介して、実装面導体部202と底面導体部2′が電気的に接続されている。特に本実施形態の場合、複数の半田ボール501は、接続面200bに均等な間隔で設けられている。
なお、本実施形態では、底面導体部2′として、所定パターンに形成された中間導体層2が用いられている。また本実施形態では、図15に示すように、底面導体部2′及び接続面導体部203は、各半田ボール501に対応するように、互いに対向する複数のコンタクトパターンを形成している。
インターポーザ基板200は、誘電体層201と、接続面導体部203と、をさらに備える。
接続面導体部203と底面導体部2′とは、複数の半田ボール501によって電気的に接続されている。接続面導体部203は、誘電体層201内部の図示しない導電パターンによって、実装面導体部202と電気的に接続されている。
したがって、接続面200bに沿った平面に対し2次元配列された複数の半田ボール501を介して、実装面導体部202と底面導体部2′が電気的に接続されている。特に本実施形態の場合、複数の半田ボール501は、接続面200bに均等な間隔で設けられている。
なお、本実施形態では、底面導体部2′として、所定パターンに形成された中間導体層2が用いられている。また本実施形態では、図15に示すように、底面導体部2′及び接続面導体部203は、各半田ボール501に対応するように、互いに対向する複数のコンタクトパターンを形成している。
本実施形態の高周波モジュール1100に作用、効果について説明する。
本実施形態では、電子部品101で発生した熱が、接続面200bから底面導体部2′に向かって、2次元配列された複数の半田ボール501を介して、放熱される。すなわち、電子部品101で発生した熱を、短く且つ2次元配列された複数の放熱経路により均等に放熱することができる。
したがって、本実施形態の高周波モジュール1100は、回路基板の凹部内にインターポーザ基板を設けたことによる放熱効果に加え、接続面から底面導体部に向かう放熱効果を発揮する。
さらに、半田ボール501を用いているため、回路基板10とインターポーザ基板200の実装交差ずれを少なくすることができ、高周波特性を劣化を抑制することができる。
本実施形態では、電子部品101で発生した熱が、接続面200bから底面導体部2′に向かって、2次元配列された複数の半田ボール501を介して、放熱される。すなわち、電子部品101で発生した熱を、短く且つ2次元配列された複数の放熱経路により均等に放熱することができる。
したがって、本実施形態の高周波モジュール1100は、回路基板の凹部内にインターポーザ基板を設けたことによる放熱効果に加え、接続面から底面導体部に向かう放熱効果を発揮する。
さらに、半田ボール501を用いているため、回路基板10とインターポーザ基板200の実装交差ずれを少なくすることができ、高周波特性を劣化を抑制することができる。
「第三実施形態」
以下、本発明に係る高周波モジュールの第三実施形態について図16及び図17を参照して説明する。
以下、本発明に係る高周波モジュールの第三実施形態について図16及び図17を参照して説明する。
本実施形態の高周波モジュール2100も、第一実施形態と基本的に同じであるが、回路基板の凹部内に、インターポーザ基板の少なくとも一部を設けた上に、さらなる優れた放熱効率を発揮する手段を備える点が異なる。具体的には、実装面導体部が、表面導体層に対向するように、回路基板の表面に沿って延びている点が異なる。以下、第一実施形態と共通する点については説明を省略する。
本実施形態の高周波モジュール2100の構成について説明する。
本実施形態の高周波モジュール2100は、図16に示すように、回路基板10と、インターポーザ基板200と、電子部品101と、を備える。
本実施形態の高周波モジュール2100は、図16に示すように、回路基板10と、インターポーザ基板200と、電子部品101と、を備える。
回路基板10は、表面導体層1を含んでおり、基板表面10aを有する。回路基板10の基板表面10aには、凹部90が形成されている。
インターポーザ基板200は、実装面導体部202を含んでおり、実装面200aを有する。実装面200aには、電子部品101が実装されている。インターポーザ基板200の少なくとも一部が、凹部90内に設けられている。
本実施形態では、実装面導体部202が、表面導体層1に対向するように、基板表面10aに沿って延びている。
高周波モジュール2100の詳細を図17に示す。
実装面導体部202は、表面導体層1に対向するように基板表面10aに沿って延びた部分として、延在部202eを備える。
延在部202eは、表面導体層1に対し、隙間Gapを有して対向している。本実施形態では、図17に示すように、インターポーザ基板200の実装面導体部202の高さが、表面導体層1の高さに比べて高いことを率先して使用している。
隙間Gapを有して対向している実装面導体部202と表面導体層1とは、対向面において隙間Gapを介して高周波に対して電磁結合しており、分布定数回路を形成している。
実装面導体部202は、表面導体層1に対向するように基板表面10aに沿って延びた部分として、延在部202eを備える。
延在部202eは、表面導体層1に対し、隙間Gapを有して対向している。本実施形態では、図17に示すように、インターポーザ基板200の実装面導体部202の高さが、表面導体層1の高さに比べて高いことを率先して使用している。
隙間Gapを有して対向している実装面導体部202と表面導体層1とは、対向面において隙間Gapを介して高周波に対して電磁結合しており、分布定数回路を形成している。
本実施形態の高周波モジュール2100に作用、効果について説明する。
本実施形態では、実装面導体部202の延在部202eと表面導体層1とが、隙間Gapを有して対向しているため、隙間Gapを介した熱放射や熱対流による熱経路が形成される。隙間Gapを介した熱経路が形成されると、電子部品101で発生した熱が、実装面導体部202から表面導体層1に向かって、隙間Gapを介して放熱される。
したがって、本実施形態の高周波モジュール2100は、回路基板の凹部内に、インターポーザ基板の少なくとも一部を設けたことによる放熱効果に加え、実装面導体部から表面導体層に向かう高効率な放熱効果を発揮する。
本実施形態では、実装面導体部202の延在部202eと表面導体層1とが、隙間Gapを有して対向しているため、隙間Gapを介した熱放射や熱対流による熱経路が形成される。隙間Gapを介した熱経路が形成されると、電子部品101で発生した熱が、実装面導体部202から表面導体層1に向かって、隙間Gapを介して放熱される。
したがって、本実施形態の高周波モジュール2100は、回路基板の凹部内に、インターポーザ基板の少なくとも一部を設けたことによる放熱効果に加え、実装面導体部から表面導体層に向かう高効率な放熱効果を発揮する。
「第四実施形態」
以下、本発明に係る高周波モジュールの第四実施形態について図18及び図19を参照して説明する。
以下、本発明に係る高周波モジュールの第四実施形態について図18及び図19を参照して説明する。
本実施形態の高周波モジュール3100も、第一実施形態と基本的に同じであるが、回路基板の凹部内にインターポーザ基板を設けた上に、さらなる優れた放熱効率を発揮する手段を備える点が異なる。具体的には、インターポーザ基板が、凹部に圧入されている点が異なる。以下、第一実施形態と共通する点については説明を省略する。
本実施形態の高周波モジュール3100の構成について説明する。
本実施形態の高周波モジュール3100は、図18に示すように、回路基板10と、インターポーザ基板200と、電子部品101と、を備える。
本実施形態の高周波モジュール3100は、図18に示すように、回路基板10と、インターポーザ基板200と、電子部品101と、を備える。
回路基板10は、表面導体層1を含んでおり、基板表面10aを有する。回路基板10の基板表面10aには、凹部90が形成されている。
インターポーザ基板200は、実装面導体部202を含んでおり、実装面200aを有する。実装面200aには、電子部品101が実装されている。インターポーザ基板200は、凹部90内に設けられている。
本実施形態では、インターポーザ基板200が、凹部90に圧入されている。
本実施形態では、インターポーザ基板200が、凹部90に圧入されている。
高周波モジュール3100の詳細を図19に示す。
インターポーザ基板200は、誘電体層201と、接続面導体部203と、をさらに備える。インターポーザ基板200は実装面200aの裏側に、接続面200bを有する。
インターポーザ基板200が凹部90に圧入されることによって、凹部90の側面90bとインターポーザ基板200の側面200dは少なくとも一部で接触状態となる。
また、接続面導体部203及び底面導体部2′とは、接続面200bに沿った平面に対し、2次元配列された複数のコンタクトパターンを形成している。接続面導体部203及び底面導体部2′の複数のコンタクトパターンは、互いに対向する位置に形成されている。よって、接続面導体部203と底面導体部2′とは、インターポーザ基板200が凹部90に圧入されることで複数の面接触部502を形成し、互いに電気的に接続されている。
接続面導体部203は、誘電体層201内部の図示しない導電パターンによって、実装面導体部202と電気的に接続されている。
したがって、接続面200bに沿った平面に対し2次元配列されるように形成された複数の面接触部502によって、実装面導体部202と底面導体部2′とが電気的に接続されている。
なお、本実施形態では、底面導体部2′として、所定パターンに形成された中間導体層2が用いられている。
インターポーザ基板200は、誘電体層201と、接続面導体部203と、をさらに備える。インターポーザ基板200は実装面200aの裏側に、接続面200bを有する。
インターポーザ基板200が凹部90に圧入されることによって、凹部90の側面90bとインターポーザ基板200の側面200dは少なくとも一部で接触状態となる。
また、接続面導体部203及び底面導体部2′とは、接続面200bに沿った平面に対し、2次元配列された複数のコンタクトパターンを形成している。接続面導体部203及び底面導体部2′の複数のコンタクトパターンは、互いに対向する位置に形成されている。よって、接続面導体部203と底面導体部2′とは、インターポーザ基板200が凹部90に圧入されることで複数の面接触部502を形成し、互いに電気的に接続されている。
接続面導体部203は、誘電体層201内部の図示しない導電パターンによって、実装面導体部202と電気的に接続されている。
したがって、接続面200bに沿った平面に対し2次元配列されるように形成された複数の面接触部502によって、実装面導体部202と底面導体部2′とが電気的に接続されている。
なお、本実施形態では、底面導体部2′として、所定パターンに形成された中間導体層2が用いられている。
本実施形態の高周波モジュール3100に作用、効果について説明する。
本実施形態では、圧入されることによって、凹部90の側面90bとインターポーザ基板200の側面200dは少なくとも一部で接触状態となるため、電子部品101で発生した熱が、インターポーザ基板200の側面200dから、凹部90の側面90bに向かって、放熱される。
したがって、本実施形態の高周波モジュール3100は、回路基板の凹部内にインターポーザ基板を設けたことによる放熱効果に加え、インターポーザ基板から回路基板に向かって、圧入による接触箇所を介した放熱効果を発揮する。
さらに、圧入によって複数の面接触部おける安定した面接触が維持できると共に、複数の面接触部を介して、インターポーザ基板から回路基板に向かう放熱も可能となる。
本実施形態では、圧入されることによって、凹部90の側面90bとインターポーザ基板200の側面200dは少なくとも一部で接触状態となるため、電子部品101で発生した熱が、インターポーザ基板200の側面200dから、凹部90の側面90bに向かって、放熱される。
したがって、本実施形態の高周波モジュール3100は、回路基板の凹部内にインターポーザ基板を設けたことによる放熱効果に加え、インターポーザ基板から回路基板に向かって、圧入による接触箇所を介した放熱効果を発揮する。
さらに、圧入によって複数の面接触部おける安定した面接触が維持できると共に、複数の面接触部を介して、インターポーザ基板から回路基板に向かう放熱も可能となる。
「第五実施形態」
以下、本発明に係る高周波モジュールの第五実施形態について図20及び図21を参照して説明する。
以下、本発明に係る高周波モジュールの第五実施形態について図20及び図21を参照して説明する。
本実施形態の高周波モジュール4100も、第一実施形態と基本的に同じであるが、回路基板の凹部内にインターポーザ基板の少なくとも一部を設けた上に、さらなる優れた放熱効率を発揮する手段を備える点が異なる。具体的には、凹部の底面に対して実装面が立つようにインターポーザ基板が設けられた点が異なる。以下、第一実施形態と共通する点については説明を省略する。
本実施形態の高周波モジュール4100の構成について説明する。
本実施形態の高周波モジュール4100は、図20に示すように、回路基板10と、インターポーザ基板200と、電子部品101と、を備える。
本実施形態の高周波モジュール4100は、図20に示すように、回路基板10と、インターポーザ基板200と、電子部品101と、を備える。
回路基板10は、表面導体層1を含んでおり、基板表面10aを有する。回路基板10の基板表面10aには、底面90aを有する凹部90が形成されている。
インターポーザ基板200は、実装面導体部202を含み、表面に実装面200aが形成されている。実装面200aには、電子部品101が実装されている。インターポーザ基板200の少なくとも一部が、凹部90内に設けられている。
本実施形態では、凹部90の底面90aに対して実装面200aが立つようにインターポーザ基板200が設けられている。
高周波モジュール4100の詳細を図21に示す。
インターポーザ基板200は、誘電体層201と、接続面導体部203をさらに備える。実装面導体部202は、誘電体層201の表側に形成されている。接続面導体部203は、誘電体層201の裏側に形成されている。
インターポーザ基板200は、誘電体層201と、接続面導体部203をさらに備える。実装面導体部202は、誘電体層201の表側に形成されている。接続面導体部203は、誘電体層201の裏側に形成されている。
凹部90の底面90a上には、底面導体部2′′が形成されている。なお、本実施形態では、底面導体部2′′として、所定パターンに形成された中間導体層2が用いられている。
実装面導体部202及び底面導体部2′′は、半田204を介して電気的に接続される。接続面導体部203及び底面導体部2′′も、半田204を介して電気的に接続される。
実装面導体部202及び底面導体部2′′は、半田204を介して電気的に接続される。接続面導体部203及び底面導体部2′′も、半田204を介して電気的に接続される。
本実施形態の高周波モジュール4100に作用、効果について説明する。
本実施形態では、実装面200aが、底面90aに対して立つように設けられているため、実装面200aに実装された電子部品101は、凹部90の側面90bに対向して配置されている。対向配置された電子部品101と側面90bとの間には、熱放射や熱対流による熱経路を形成される。熱経路が形成されると、電子部品101で発生した熱が、電子部品101から側面90bに向かって、対向する空間を介して放熱される。
同様に、対向配置されたインターポーザ基板200の両面と側面90bとの間にも、それぞれ熱経路が形成されるから、電子部品101で発生した熱が、インターポーザ基板200から側面90bに向かって、対向する空間を介して放熱される。
したがって、本実施形態の高周波モジュール4100は、回路基板の凹部内にインターポーザ基板の少なくとも一部を設けたことによる放熱効果に加え、電子部品及びインポーザ基板の両面から凹部の側面に向かう多角的な放熱効果を発揮する。
また、インターポーザ基板を立てて実装すれば、実装面積が小さくて済む。加えて、小さくてインターフェースの端子が少ない電子部品の場合、電子部品の両面の端子を利用できるため、特に有効となる構造である。
本実施形態では、実装面200aが、底面90aに対して立つように設けられているため、実装面200aに実装された電子部品101は、凹部90の側面90bに対向して配置されている。対向配置された電子部品101と側面90bとの間には、熱放射や熱対流による熱経路を形成される。熱経路が形成されると、電子部品101で発生した熱が、電子部品101から側面90bに向かって、対向する空間を介して放熱される。
同様に、対向配置されたインターポーザ基板200の両面と側面90bとの間にも、それぞれ熱経路が形成されるから、電子部品101で発生した熱が、インターポーザ基板200から側面90bに向かって、対向する空間を介して放熱される。
したがって、本実施形態の高周波モジュール4100は、回路基板の凹部内にインターポーザ基板の少なくとも一部を設けたことによる放熱効果に加え、電子部品及びインポーザ基板の両面から凹部の側面に向かう多角的な放熱効果を発揮する。
また、インターポーザ基板を立てて実装すれば、実装面積が小さくて済む。加えて、小さくてインターフェースの端子が少ない電子部品の場合、電子部品の両面の端子を利用できるため、特に有効となる構造である。
「第六実施形態」
以下、本発明に係る高周波モジュールの第六実施形態について図22及び図23を参照して説明する。
以下、本発明に係る高周波モジュールの第六実施形態について図22及び図23を参照して説明する。
本実施形態の高周波モジュール5100も、第一実施形態と基本的に同じであるが、回路基板の凹部内にインターポーザ基板を設けた上に、さらなる優れた放熱効率を発揮する手段を備える点が異なる。具体的には、表面導体層と第1インターポーザ基板の実装面導体部との間に接続部品を表面実装すると共に、第2インターポーザ基板の接続面に沿った平面に2次元配列された複数の半田ボールを設けている点が異なる。以下、第一実施形態と共通する点については説明を省略する。
本実施形態の高周波モジュール5100の構成について説明する。
本実施形態の高周波モジュール5100は、図22に示すように、回路基板10と、第1インターポーザ基板200′と、第2インターポーザ基板200′′と、複数の電子部品101と、を備える。
本実施形態の高周波モジュール5100は、図22に示すように、回路基板10と、第1インターポーザ基板200′と、第2インターポーザ基板200′′と、複数の電子部品101と、を備える。
回路基板10は、表面導体層1を含んでおり、基板表面10aを有する。回路基板10の基板表面10aには、凹部90が形成されている。凹部90の底面90a上には、底面導体部3′が形成されている。
第1インターポーザ基板200′は、第1実装面導体部202′を含んでおり、第1実装面200a′を有する。第1実装面200a′には、電子部品101が実装されている。第1インターポーザ基板200′は、凹部90内に設けられている。
本実施形態では、第1インターポーザ基板200′は凹部90内に設けられることによって、表面導体層1に沿う方向に、第1実装面導体部202′が表面導体層1と並ぶように形成されている。
特に本実施形態では、表面導体層1の表面と第1実装面導体部202′の表面とが同一面に形成されている。
本実施形態では、第1インターポーザ基板200′は凹部90内に設けられることによって、表面導体層1に沿う方向に、第1実装面導体部202′が表面導体層1と並ぶように形成されている。
特に本実施形態では、表面導体層1の表面と第1実装面導体部202′の表面とが同一面に形成されている。
表面導体層1と第1実装面導体部202′との間に、接続部品301が表面実装されている。よって、表面導体層1と第1実装面導体部202′とは、接続部品301によって、電気的に接続されている。
第2インターポーザ基板200′′は、第2実装面導体部202′′を含んでおり、第2実装面200a′′を有する。第2実装面200a′′には、電子部品101が実装されている。第2インターポーザ基板200′′は、凹部90内に設けられている。第2インターポーザ基板200′′は、第2実装面200a′′の裏側に、第2接続面200b′′をさらに有する。
本実施形態では、第2接続面200b′′に沿った平面に対し、2次元配列された複数の半田ボール501′′を介して、第2接続面200b′′と底面導体部3′とが接合されている。
本実施形態の高周波モジュール5100の詳細を図23に示す。
第1インターポーザ基板200′は、第1誘電体層201′と、第1接続面導体部203′をさらに備える。第1実装面導体部202′は、第1誘電体層201′の表側に形成されている。第1接続面導体部203′は、第1誘電体層201′の裏側に形成されている。
第1接続面導体部203′は、凹部90内に延在された中間導体層2上に配置されている。第1接続面導体部203′は、半田204を介して、中間導体層2に接合されている。
第1接続面導体部203′には、さらに別の電子部品101が半田204を介して実装されている。
なお、本実施形態において、表面導体層1、中間誘電体層5、中間導体層2、及び中間誘電体層6は凹部90を形成する箇所において切欠かれている。ただし、上記のとおり中間導体層2の一部は、凹部90内に延在している。
第1インターポーザ基板200′は、第1誘電体層201′と、第1接続面導体部203′をさらに備える。第1実装面導体部202′は、第1誘電体層201′の表側に形成されている。第1接続面導体部203′は、第1誘電体層201′の裏側に形成されている。
第1接続面導体部203′は、凹部90内に延在された中間導体層2上に配置されている。第1接続面導体部203′は、半田204を介して、中間導体層2に接合されている。
第1接続面導体部203′には、さらに別の電子部品101が半田204を介して実装されている。
なお、本実施形態において、表面導体層1、中間誘電体層5、中間導体層2、及び中間誘電体層6は凹部90を形成する箇所において切欠かれている。ただし、上記のとおり中間導体層2の一部は、凹部90内に延在している。
第2インターポーザ基板200′′は、上下方向に距離をおいて、第1インターポーザ基板200′の下方に配置されている。
第2インターポーザ基板200′′は、第2誘電体層201′′と、第2接続面導体部203′′をさらに備える。第2実装面導体部202′′は、第2誘電体層201′′の表側に形成されている。第2接続面導体部203′′は、第2誘電体層201′′の裏側に形成されている。
第2接続面導体部203′′と底面導体部3′とは、複数の半田ボール501′′を介して電気的に接続されている。第2接続面導体部203′′は、第2誘電体層201′′内部の図示しない導電パターンによって、第2実装面導体部202′′と電気的に接続されている。
したがって、第2接続面200b′′に沿った平面に対し2次元配列された複数の半田ボール501′′を介して、第2実装面導体部202′′と底面導体部3′が電気的に接続されている。特に本実施形態の場合、複数の半田ボール501′′は、第2接続面200b′′に均等な間隔で設けられている。
なお、本実施形態では、底面導体部3′として、所定パターンに形成された中間導体層3が用いられている。また本実施形態では、図23に示すように、底面導体部3′及び第2接続面導体部203′′は、各半田ボール501′′に対応するように、互いに対向する複数のコンタクトパターンを形成している。
第2インターポーザ基板200′′は、第2誘電体層201′′と、第2接続面導体部203′′をさらに備える。第2実装面導体部202′′は、第2誘電体層201′′の表側に形成されている。第2接続面導体部203′′は、第2誘電体層201′′の裏側に形成されている。
第2接続面導体部203′′と底面導体部3′とは、複数の半田ボール501′′を介して電気的に接続されている。第2接続面導体部203′′は、第2誘電体層201′′内部の図示しない導電パターンによって、第2実装面導体部202′′と電気的に接続されている。
したがって、第2接続面200b′′に沿った平面に対し2次元配列された複数の半田ボール501′′を介して、第2実装面導体部202′′と底面導体部3′が電気的に接続されている。特に本実施形態の場合、複数の半田ボール501′′は、第2接続面200b′′に均等な間隔で設けられている。
なお、本実施形態では、底面導体部3′として、所定パターンに形成された中間導体層3が用いられている。また本実施形態では、図23に示すように、底面導体部3′及び第2接続面導体部203′′は、各半田ボール501′′に対応するように、互いに対向する複数のコンタクトパターンを形成している。
本実施形態の高周波モジュール5100に作用、効果について説明する。
本実施形態の高周波モジュール5100は、第1インターポーザ基板200′及び第2インターポーザ基板200′′を共に凹部90内に設けているため、インターポーザ基板を設けているにもかかわらず、各電子部品101と回路基板10の距離を小さくできる。そのため、各電子部品101から回路基板10への放熱効率を大きくすることができる。
加えて、本実施形態の高周波モジュール5100は、第1インターポーザ基板200′を凹部90内に設けているため、凹部90の側面90bと第1インターポーザ基板200′の側面200d′とを対向配置することができる。同様に、第2インターポーザ基板200′′も凹部90内に設けているため、凹部90の側面90bと第2インターポーザ基板200′′とを対向配置することができる。よって、各側面200d′、200′′から凹部90の側面90bへの放熱を期待することができる。
本実施形態の高周波モジュール5100は、第1インターポーザ基板200′及び第2インターポーザ基板200′′を共に凹部90内に設けているため、インターポーザ基板を設けているにもかかわらず、各電子部品101と回路基板10の距離を小さくできる。そのため、各電子部品101から回路基板10への放熱効率を大きくすることができる。
加えて、本実施形態の高周波モジュール5100は、第1インターポーザ基板200′を凹部90内に設けているため、凹部90の側面90bと第1インターポーザ基板200′の側面200d′とを対向配置することができる。同様に、第2インターポーザ基板200′′も凹部90内に設けているため、凹部90の側面90bと第2インターポーザ基板200′′とを対向配置することができる。よって、各側面200d′、200′′から凹部90の側面90bへの放熱を期待することができる。
さらに、第1インターポーザ基板200′について、表面導体層1に沿う方向に、第1実装面導体部202′と表面導体層1とが並ぶように形成されていると共に、接続部品301によって電気的に接続されているため、接続部品301を介した放熱が可能となる。
また、第2インターポーザ基板200′′について、電子部品101で発生した熱を、短く且つ2次元配列された複数の放熱経路により均等に放熱することができる。
また、第2インターポーザ基板200′′について、電子部品101で発生した熱を、短く且つ2次元配列された複数の放熱経路により均等に放熱することができる。
したがって、本実施形態の高周波モジュール5100は、回路基板の凹部内にインターポーザ基板を設けたことによる放熱効果に加えて、第1実装面導体部から表面導体層に向かう高熱効果、及び第2接続面から底面導体部に向かう放熱効果を発揮する。
なお、本実施形態の高周波モジュール5100は、図23に示すように、中間誘電体層6が比較的厚い場合に有効な構造である。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本実施形態の高周波モジュールの製造方法では、半田ペーストを塗布し、リフロー工程を経て、半田接合を行うことによって、電気的な接続を形成しているが、半田ペーストを用いず、半田フローや手半田を実施して半田接合を行ってもよい。さらに、半田接合に限らず、金や導電接着剤を用いて接合してもよい。
本実施形態の高周波モジュールでは、4層の多層基板を用いているが、単層基板、両面基板、3層の多層基板、又は5層以上の多層基板に適用してもよい。
本実施形態の高周波モジュールでは、凹部を形成する際、多層基板の積層工程毎に、前の積層工程で積層された層をルーターもしくは治具を用いて切欠いている。このため、多層基板の変形を抑制しつつ凹部を形成することができる。
ただし、多層基板の変形に問題がなければ、多層基板完成後にザグリ加工を行って凹部を形成してもよい。
ただし、多層基板の変形に問題がなければ、多層基板完成後にザグリ加工を行って凹部を形成してもよい。
本実施形態の高周波モジュールでは、1つの凹部内に1つ又は2つのインターポーザ基板を設けたものについて説明したが、1つの凹部内に3つ以上のインタポーザ基板を設けてもよい。
また、本実施形態の高周波モジュールは、1層又は2層の中間誘電体層にわたって凹部を形成しているが、3層以上にわたって形成してもよい。
また、本実施形態の高周波モジュールは、1層又は2層の中間誘電体層にわたって凹部を形成しているが、3層以上にわたって形成してもよい。
1:表面導体層
2:中間導体層
2′:底面導体部
3:中間導体層
3′:底面導体部
4:裏面導体層
5:中間誘電体層
6:中間誘電体層
7:中間誘電体層
10:回路基板
10a:基板表面
90:凹部
90a:底面
90b:側面
100:高周波モジュール
101:電子部品
200:インターポーザ基板
200′:第1インターポーザ基板
200′′:第2インターポーザ基板
200a:実装面
200a′:第1実装面
200a′′:第2実装面
200b:接続面
200b′′:第2接続面
200d:側面
201:誘電体層
201′:第1誘電体層
201′′:第2誘電体層
202:実装面導体部
202′:第1実装面導体部
202′′:第2実装面導体部
202a:周辺ランド
202b:部品ランド
202e:延在部
203:接続面導体部
203′:第1接続面導体部
203′′:第2接続面導体部
204:半田
204′:半田ペースト
205:半田
206a:半田
206b:半田
301:接続部品
501:半田ボール
501′:半田ボール
502:面接触部
1100:高周波モジュール
2100:高周波モジュール
3100:高周波モジュール
4100:高周波モジュール
5100:高周波モジュール
9001:表面導体層
9005:中間誘電体層
9010:回路基板
9100:高周波モジュール
9100′:高周波モジュール
Gap:隙間
2:中間導体層
2′:底面導体部
3:中間導体層
3′:底面導体部
4:裏面導体層
5:中間誘電体層
6:中間誘電体層
7:中間誘電体層
10:回路基板
10a:基板表面
90:凹部
90a:底面
90b:側面
100:高周波モジュール
101:電子部品
200:インターポーザ基板
200′:第1インターポーザ基板
200′′:第2インターポーザ基板
200a:実装面
200a′:第1実装面
200a′′:第2実装面
200b:接続面
200b′′:第2接続面
200d:側面
201:誘電体層
201′:第1誘電体層
201′′:第2誘電体層
202:実装面導体部
202′:第1実装面導体部
202′′:第2実装面導体部
202a:周辺ランド
202b:部品ランド
202e:延在部
203:接続面導体部
203′:第1接続面導体部
203′′:第2接続面導体部
204:半田
204′:半田ペースト
205:半田
206a:半田
206b:半田
301:接続部品
501:半田ボール
501′:半田ボール
502:面接触部
1100:高周波モジュール
2100:高周波モジュール
3100:高周波モジュール
4100:高周波モジュール
5100:高周波モジュール
9001:表面導体層
9005:中間誘電体層
9010:回路基板
9100:高周波モジュール
9100′:高周波モジュール
Gap:隙間
Claims (8)
- 表面導体層を含み、表面に凹部が形成された回路基板と、
実装面導体部を含み、表面に実装面が形成され、前記凹部内に設けられたインターポーザ基板と、
前記実装面に実装された電子部品と、を備え、
前記表面導体層に沿う方向に、前記実装面導体部が前記表面導体層と並ぶように形成され、
前記表面導体層と前記実装面導体部との間に表面実装される接続部品をさらに備える高周波モジュール。 - 表面導体層を含み、表面に凹部が形成され、当該凹部の底面に底面導体部を有する回路基板と、
実装面導体部を含み、表面に実装面が形成され、前記凹部内に設けられたインターポーザ基板と、
前記実装面に実装された電子部品と、を備え、
前記インターポーザ基板は、実装面の裏側に接続面をさらに有し、
前記接続面に沿った平面に対し2次元配列された複数の半田ボールによって、前記接続面と前記底面導体部とが接合されている高周波モジュール。 - 表面導体層を含み、表面に凹部が形成された回路基板と、
実装面導体部を含み、表面に実装面が形成され、少なくとも一部が前記凹部内に設けられたインターポーザ基板と、
前記実装面に実装された電子部品と、を備え、
前記実装面導体部が、前記表面導体層に対向するように、前記表面導体層に沿って延びている高周波モジュール。 - 表面導体層を含み、表面に凹部が形成された回路基板と、
実装面導体部を含み、表面に実装面が形成され、前記凹部内に設けられたインターポーザ基板と、
前記実装面に実装された電子部品と、を備え、
前記インターポーザ基板は、前記凹部に圧入されている高周波モジュール。 - 前記回路基板は、前記凹部の底面に設けられた底面導体部をさらに有し、
前記インターポーザ基板は、実装面の裏側に接続面をさらに有し、
前記接続面に沿った平面に対し2次元配列された複数の面接触部によって、前記実装面導体部と前記底面導体部とが電気的に接続されている請求項4に記載の高周波モジュール。 - 表面導体層を含み、表面に凹部が形成され、当該凹部の底面に設けられた底面導体部を有する回路基板と、
実装面導体部を含み、表面に実装面が形成され、少なくとも一部が前記凹部内に設けられたインターポーザ基板と、
前記実装面に実装された電子部品と、を備え、
前記底面に対して前記実装面が立つように前記インターポーザ基板が設けられた高周波モジュール。 - 表面導体層を含み、表面に凹部が形成され、当該凹部の底面に設けられた底面導体部を有する回路基板と、
第1実装面導体部を含み、表面に第1実装面が形成され、前記凹部内に設けられた第1インターポーザ基板と、
第2実装面導体部を含み、表面に第2実装面が形成され、前記凹部内に設けられた第2インターポーザ基板と、
前記第1実装面及び第2実装面にそれぞれ実装された電子部品と、を備え、
前記表面導体層に沿う方向に、前記第1実装面導体部が前記表面導体層と並ぶように形成され、
前記表面導体層と前記第1実装面導体部との間に表面実装される接続部品をさらに備え、
前記第2インターポーザ基板は前記第2実装面の裏側に接続面をさらに有し、
前記接続面に沿った平面に対し2次元配列された複数の半田ボールを介して、前記接続面と前記底面導体部とが接合されている高周波モジュール。 - 表面導体層を含み、表面に凹部が形成された回路基板に対して、実装面導体部を含み、表面に実装面が形成されたインターポーザ基板を、前記表面導体層に沿う方向に、前記実装面導体部が前記表面導体層と並ぶように、前記凹部内に設けるインターポーザ基板設置工程と、
前記実装面に電子部品を実装する電子部品実装工程と、
前記表面導体層と前記実装面導体部との間に接続部品を表面実装する導体間接続工程と、
を実施する高周波モジュールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016138346A JP2018010954A (ja) | 2016-07-13 | 2016-07-13 | 高周波モジュールおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016138346A JP2018010954A (ja) | 2016-07-13 | 2016-07-13 | 高周波モジュールおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018010954A true JP2018010954A (ja) | 2018-01-18 |
Family
ID=60994300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016138346A Pending JP2018010954A (ja) | 2016-07-13 | 2016-07-13 | 高周波モジュールおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018010954A (ja) |
-
2016
- 2016-07-13 JP JP2016138346A patent/JP2018010954A/ja active Pending
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