JP2018010456A - 表示システム、表示制御装置、および表示方法 - Google Patents

表示システム、表示制御装置、および表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単にオブジェクトデータをユーザの所望の形に成形することができる表示システム、表示制御装置及び表示方法を提供する。【解決手段】表示制御装置200は、オブジェクトデータをタッチパネルディスプレイ装置300に表示する。指定操作に応じて、表示されたオブジェクトデータを構成する複数の成分に対してユーザの所望の数値を設定するための設定画面をタッチパネルディスプレイ装置300に表示する。設定画面が表す複数の成分のうちの少なくとも1つの成分に対して入力された設定値に基づいて、表示されたオブジェクトデータを作図データとして成形する。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザが作図したときのオブジェクトデータを表示装置に表示する表示システムなどに関する。
近年、教室やオフィスでは、インタラクティブ・ホワイトボード(Interactive Whiteboard)(通称:IWB)を含む電子黒板が使用されている。ユーザ(例えば、教室の場合は先生)が、教室の電子黒板に対して、ペンにより平面図形などのオブジェクトデータを入力(作図)したとき、そのオブジェクトデータが上記電子黒板に表示される。ユーザは、その教室の電子黒板に表示されたオブジェクトデータを用いて、相手(例えば、教室の場合は生徒)に対して授業を行なうことができる。しかし、ユーザにとっては、ペンにより図形などのオブジェクトデータを作図することは難しい。
例えば、マイクロソフト社のMicrosoft Office(登録商標)の図形描画機能であるオートシェイプ機能では、ユーザは、オブジェクトツールの複数のオブジェクトデータの中から任意のオブジェクトデータを選択することができる。しかしながら、ユーザ(先生)は、平面図形などのオブジェクトデータに対して、線の長さや角度などを設定してユーザの所望の形に成形できないため、相手(生徒)は、実際のオブジェクトデータの形を把握しにくい。
また、CAD(Computer-Aided Design)システムでは、ユーザは、平面図形などのオブジェクトデータに対して、線の長さや角度などを正確に設定することができる。しかしながら、CADシステムは使用方法が難しいため、CADの操作が不慣れなユーザにとっては敷居が高い。
特許文献1に記載の画像処理装置は、線図形等を含む図形データを手書き入力する入力手段と、上記入力手段により手書き入力された図形データに基づいて図形を表示する表示手段と、上記表示手段により表示された図形に対して変形情報を手書き入力する変形情報入力手段と、上記変形情報入力手段により手書き入力された変形情報を認識する認識手段と、上記認識手段の認識結果に基づいて、上記表示手段により表示されている図形を変形表示する変形表示手段と、を備えている。
特開平09−245186号公報
特許文献1に記載された技術では、ユーザは、最初に、図形を手書き入力しなければならない。すなわち、ユーザは、手書き入力しながら、線の長さや角度などを一つ一つ調整していくので、ユーザにとっては、ペンにより図形などのオブジェクトデータを作図することは難しい。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、簡単にオブジェクトデータをユーザの所望の形に成形することができる表示システムなどを提供することを目的とする。
本発明の表示制御装置は、表示装置を制御する表示制御装置であって、指定操作に応じて、前記表示装置に表示されたオブジェクトデータを構成する複数の成分に対してユーザの所望の数値を設定するための設定画面を前記表示装置に表示する設定画面表示制御部と、前記設定画面が表す前記複数の成分のうちの少なくとも1つの成分に対して入力された設定値に基づいて、前記表示装置に表示された前記オブジェクトデータを作図データとして成形する成形制御部と、を具備することを特徴とする。
本発明の表示システムは、表示装置と、その表示装置を制御する上記表示制御装置と、を具備することを特徴とする。
本発明の表示方法は、指定操作に応じて、表示装置に表示されたオブジェクトデータを構成する複数の成分に対してユーザの所望の数値を設定するための設定画面を前記表示装置に表示するステップと、前記設定画面が表す前記複数の成分のうちの少なくとも1つの成分に対して入力された設定値に基づいて、前記表示装置に表示された前記オブジェクトデータを作図データとして成形するステップと、を具備することを特徴とする。
このように、本発明では、オブジェクトデータの各成分に対して設定値を入力することにより、簡単にオブジェクトデータを作図データとしてユーザの所望の形に成形することができる。
第1実施形態に係る表示システムの概略を説明するための図である。 第1実施形態に係る表示システムのタッチパネルディスプレイ装置の機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る表示システムの表示制御装置の機能構成を示すブロック図である。 図3のオブジェクトデータ記憶領域を示す図である。 図3の作図データ記憶領域を示す図である。 図3の座標テーブルを示す図である。 第1実施形態に係る表示システムの動作を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。 第1実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。 第1実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。 第1実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。 第1実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。 第1実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。 第1実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。 第2実施形態に係る表示システムの動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。 第3実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。 第3実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。 第3実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。 第4実施形態に係る表示システムの動作を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る表示システムの動作を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。 第5実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。 第5実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。 第5実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。 第5実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。 第6実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。 第7実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。 第7実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図を参照しながら詳細に説明する。以下の説明では、本発明の表示システムを例に説明する。なお、本実施形態は、本発明を説明するための一例であり、実施形態の内容に限定されないことは勿論である。
[1. 第1実施形態]
まず、第1実施形態について説明する。第1実施形態では、ユーザがオブジェクトツールの複数のオブジェクトデータの中から任意のオブジェクトデータを選択し、そのオブジェクトデータの各成分に対して設定値を入力することにより、そのオブジェクトデータを作図データとして成形する。
複数のオブジェクトデータの各々は、図形、グラフ、教育で利用される図などを表すデータである。ここで、図形を表すデータとは、平面図形や、立方体や円柱で例示される立体図形などを含んでいる。グラフを表すデータとは、円グラフや帯グラフなどを含んでいる。教育で利用される図とは、線分図やテープ図などを含んでいる。
[1.1 全体構成]
まず、全体構成について図1を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る表示システムの概略を説明するための図である。表示システムは、タッチペン100と、表示制御装置200と、タッチパネルディスプレイ装置300と、を具備している。
タッチパネルディスプレイ装置300は、電子黒板やIWBとして使用される。例えば、タッチパネルディスプレイ装置300は教室に設置されている。タッチペン100は、タッチパネルディスプレイ装置300に対して使用される。
表示制御装置200は、タッチパネルディスプレイ装置300を制御する。例えば、図1では、教室において、タッチパネルディスプレイ装置300には表示制御装置200が接続されている。
[1.2 機能構成]
続いて、各装置の機能構成について図を参照して説明する。
[1.2.1 タッチパネルディスプレイ装置300]
図2は、第1実施形態に係る表示システムのタッチパネルディスプレイ装置300の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、タッチパネルディスプレイ装置300は、表示部310と、入力検知部320とを備えている。
表示部310は、液晶ディスプレイ(LCD;Liquid Crystal Display)である。その表示部310は、地面に対して垂直あるいは垂直に近い状態で設置される。または、テーブルのように、地面に対して水平或いは水平に近い状態で設置される。
入力検知部320は、タッチパネルである。例えば、入力検知部320は、座標を形成するように、表示部310にマトリクス状に配置された静電容量センサを備えている。静電容量センサは、ユーザが指示媒体(タッチペン100またはユーザの指先)を用いて表示部310に対して入力操作を行なったときに、表示部310に対するユーザの入力を検出することができる。
[1.2.2 表示制御装置200]
図3は、第1実施形態に係る表示システムの表示制御装置200の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、表示制御装置200は、制御部210と、記憶部220と、通信部230とを備えている。
制御部210は、表示制御装置200の全体を制御するための機能部である。制御部210は、記憶部220に記憶されている各種プログラムを読み出して実行することにより各種機能を実現しており、例えばCPU(Central Processing Unit)等により構成されている。
記憶部220は、表示制御装置200の動作に必要な各種プログラムや、各種データが記憶されている機能部である。記憶部220は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。
また、記憶部220は、オブジェクトデータ記憶領域222と、作図データ記憶領域224と、を備えている。更に、記憶部220は、後述の座標テーブル226を備えている。
通信部230は、タッチパネルを動作させるためのタッチパネル信号を、USB(Universal Serial Bus)信号として、入力検知部320(タッチパネル)に出力する。また、通信部230は、USB信号により、Bluetooth(登録商標)やZigBeeのような近距離無線通信をタッチペン100と行なう。
文字認識部240は、手書き又はペン入力された文字(ストロークデータ)に対して光学文字認識(Optical Character Recognition)(一般的にOCRと略される)を施して、コンピュータが編集可能な文字である認識文字に変換する。
図4は、図3のオブジェクトデータ記憶領域222を示す図である。オブジェクトデータ記憶領域222は、基本となるオブジェクトデータである複数のオブジェクトデータを記憶する領域である。本実施形態では、複数のオブジェクトデータは平面図形を表すものとする。平面図形を表すオブジェクトデータとしては、円、楕円、正方形、長方形、三角形などが例示される。
図5は、図3の作図データ記憶領域224を示す図である。作図データ記憶領域224は、ユーザにより作成されたオブジェクトデータを、作図データとして保存(記憶)する領域である。
図6は、図3の座標テーブル226を示す図である。座標テーブル220は、後述の詳細設定画面W30(図12を参照)、その詳細設定画面W30の入力欄R32(図12を参照)に対して、X座標、Y座標を表すデータを記憶している。入力欄R32は、オブジェクトデータを構成する複数の成分「A」〜「I」の各々に対して割り当てられた欄である。
例えば、詳細設定画面W30には、X座標の最小値「X0」、X座標の最大値「Xmax」、Y座標の最小値「Y0」、Y座標の最大値「Ymax」が対応付けられている。
入力欄R32のうちの、成分「A」に対して割り当てられた欄には、X座標の最小値「X100」、X座標の最大値「X101」、Y座標の最小値「Y100」、Y座標の最大値「Y101」が対応付けられている。入力欄R32のうちの、成分「B」に対して割り当てられた欄には、X座標の最小値「X100」、X座標の最大値「X101」、Y座標の最小値「Y101」、Y座標の最大値「Y102」が対応付けられている。入力欄R32のうちの、成分「C」に対して割り当てられた欄には、X座標の最小値「X100」、X座標の最大値「X101」、Y座標の最小値「Y102」、Y座標の最大値「Y103」が対応付けられている。
入力欄R32のうちの、成分「D」に対して割り当てられた欄には、X座標の最小値「X100」、X座標の最大値「X101」、Y座標の最小値「Y103」、Y座標の最大値「Y104」が対応付けられている。入力欄R32のうちの、成分「E」に対して割り当てられた欄には、X座標の最小値「X100」、X座標の最大値「X101」、Y座標の最小値「Y104」、Y座標の最大値「Y105」が対応付けられている。入力欄R32のうちの、成分「F」に対して割り当てられた欄には、X座標の最小値「X100」、X座標の最大値「X101」、Y座標の最小値「Y105」、Y座標の最大値「Y106」が対応付けられている。
入力欄R32のうちの、成分「G」に対して割り当てられた欄には、X座標の最小値「X100」、X座標の最大値「X101」、Y座標の最小値「Y106」、Y座標の最大値「Y107」が対応付けられている。入力欄R32のうちの、成分「H」に対して割り当てられた欄には、X座標の最小値「X100」、X座標の最大値「X101」、Y座標の最小値「Y107」、Y座標の最大値「Y108」が対応付けられている。入力欄R32のうちの、成分「I」に対して割り当てられた欄には、X座標の最小値「X100」、X座標の最大値「X101」、Y座標の最小値「Y108」、Y座標の最大値「Y109」が対応付けられている。
[1.3 処理の流れ]
続いて、本実施形態における処理の流れについて、図を参照して説明する。
図7は、第1実施形態に係る表示システムの動作を示すフローチャートである。図8〜14は、第1実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。
図8に示すように、制御部210(図3)は、オブジェクトツールOBTをタッチパネルディスプレイ装置300の第1の表示領域AR1に表示する(図7のステップS100)。オブジェクトツールOBTは、記憶部220(図3)のオブジェクトデータ記憶領域222(図3、4)に記憶された複数のオブジェクトデータを表している。
次に、図9に示すように、ユーザは、第1の表示領域AR1に表示されたオブジェクトツールOBT内の各オブジェクトデータを選択するための選択操作を行なう(図7のステップS102−Yes)。
選択操作は、図9に示すように、第1の表示領域AR1に表示されたオブジェクトツールOBT内の各オブジェクトデータ(例えば、三角形を表すオブジェクトデータOB1)を第1の表示領域AR1から第2の表示領域AR2に移動させて配置するドラッグ・アンド・ドロップ操作である。この場合、第2の表示領域AR2は、ユーザがタッチパネルディスプレイ装置300上でオブジェクトデータOB1をドロップした位置により決定される。
また、選択操作は、第1の表示領域AR1に表示されたオブジェクトツールOBT内の各オブジェクトデータ(この場合、オブジェクトデータOB1)に対する特定のジェスチャー操作(例えば、第1の表示領域AR1から第2の表示領域AR2への「フリック」、「スワイプ」)であってもよい。この場合、第2の表示領域AR2は、ユーザがタッチパネルディスプレイ装置300上でオブジェクトデータOB1をフリックやスワイプした方向により決定される。
図10に示すように、制御部210は、ユーザにより選択操作が行われたとき、第1の表示領域AR1に表示されたオブジェクトツールOBT内の各オブジェクトデータ(この場合、オブジェクトデータOB1)をタッチパネルディスプレイ装置300の第2の表示領域AR2に表示する(図7のステップS104)。
次に、図11に示すように、ユーザは、第2の表示領域AR2に表示されたオブジェクトデータOB1を指定するための指定操作を行なう(図7のステップS106−Yes)。指定操作は、図11に示すように、第2の表示領域AR2に表示されたオブジェクトデータOB1に対する特定のジェスチャー操作(例えば、「長押し」、「ダブルタップ」)であってもよいし、他の方法であってもよい。
図12に示すように、制御部210は、ユーザにより指定操作が行われたとき、設定画面W30をタッチパネルディスプレイ装置300の第3の表示領域AR3に表示する(図7のステップS108)。ステップS108において、制御部210は、第1の表示領域R10の表示を終了する。すなわち、オブジェクトツールOBT(図11)の表示を終了する。
図12に示すように、設定画面W30は、第2の表示領域AR2に表示されたオブジェクトデータOB1を構成する複数の成分「A」〜「I」に対して、ユーザの所望の数値を設定するための画面である。設定画面W30は、成分表示欄R30と、入力欄R32と、OKボタンB30と、キャンセルボタンB32と、を含んでいる。成分表示欄R30は、ユーザにより指定されたオブジェクトデータOB1を構成する複数の成分「A」〜「I」を表している。入力欄R32は、複数の成分「A」〜「I」に対してそれぞれ割り当てられ、ユーザの所望の数値を設定可能である。
図12に示すように、複数の成分「A」〜「I」は、それぞれ、オブジェクトデータ「三角形」の第1辺、第2辺、第3辺、第1頂点、第2頂点、第3頂点、第1線分、第2線分、第3線分を表している。第1頂点を表す成分「D」は、第2辺を表す成分「B」と第3辺を表す成分「C」との成す角度を表している。第2頂点を表す成分「E」は、第1辺を表す成分「A」と第3辺を表す成分「C」との成す角度を表している。第3頂点を表す成分「F」は、第1辺を表す成分「A」と第2辺を表す成分「B」との成す角度を表している。第1線分を表す成分「G」は、第1頂点を表す成分「D」から第1辺を表す成分「A」まで、第1辺を表す成分「A」に対して垂直に延びる線を表している。第2線分を表す成分「H」は、第2頂点を表す成分「E」から第2辺を表す成分「B」まで、第2辺を表す成分「B」に対して垂直に延びる線を表している。第3線分を表す成分「I」は、第3頂点を表す成分「F」から第3辺を表す成分「C」まで、第3辺を表す成分「C」に対して垂直に延びる線を表している。
図13に示すように、ユーザは、設定画面W30の入力欄R32に割り当てられた複数の成分「A」〜「I」のうちの少なくとも1つの成分「C」、「F」、「I」に対してそれぞれ設定値「5」、「90」、「2」を手書き入力する(図7のステップS110)。この場合、文字認識部170は、入力欄R32の少なくとも1つの成分「C」、「F」、「I」にそれぞれ手書き入力された設定値「5」、「90」、「2」に対して文字認識を施す(図7のステップS112)。
具体的には、文字認識部170は、入力欄R32のうちの、成分「C」に対して割り当てられた欄として、座標(X100、Y102)(X101、Y102)(X100、Y103)(X101、Y103)に手書き入力されたことを認識する。文字認識部170は、成分「C」に対して割り当てられた欄に手書き入力された設定値「5」に対して文字認識を施す。
同様に、文字認識部170は、入力欄R32のうちの、成分「F」に対して割り当てられた欄として、座標(X100、Y105)(X101、Y105)(X100、Y106)(X101、Y106)に手書き入力されたことを認識する。文字認識部170は、成分「F」に対して割り当てられた欄に手書き入力された設定値「90」に対して文字認識を施す。
同様に、文字認識部170は、入力欄R32のうちの、成分「I」に対して割り当てられた欄として、座標(X100、Y108)(X101、Y108)(X100、Y109)(X101、Y109)に手書き入力されたことを認識する。文字認識部170は、成分「I」に対して割り当てられた欄に手書き入力された設定値「2」に対して文字認識を施す。
ユーザは、設定画面W30の入力欄R32に割り当てられた少なくとも1つの成分「C」、「F」、「I」に対してそれぞれ設定値「5」、「90」、「2」を手書き入力した後に、OKボタンB30を操作する。
ここで、設定値が極端に大きい場合や極端に小さい場合など適切ではない場合(図7のステップS114−No)、ステップS110に戻る。また、文字認識を施した結果、認識できない設定値が存在する場合でもステップS110に戻る。
一方、設定値が適切である場合(図7のステップS114−Yes)、図14に示すように、制御部210は、少なくとも1つの成分「C」、「F」、「I」に対して入力され、かつ、文字認識が施された設定値「5」、「90」、「2」に基づいて、第2の表示領域AR2に表示されたオブジェクトデータOB1(図13)を作図データDF1として成形してタッチパネルディスプレイ装置300に表示する(図7のステップS116)。ステップS116において、制御部210は、第2の表示領域R20(図13)の表示と、第3の表示領域R30(図13)の表示とを終了する。すなわち、指定されたオブジェクトデータOB1の表示と、設定画面W30の表示とを終了する。
作図データDF1は、底辺の長さを5cmとし、高さを2cmとし、その頂点の角度を90度とする三角形を表すオブジェクトデータである。底辺の長さである5cmは、成分「C」に対して入力され、かつ、文字認識が施された設定値「5」に相当する。高さである2cmは、成分「I」に対して入力され、かつ、文字認識が施された設定値「2」に相当する。頂点の角度である90度は、成分「F」に対して入力され、かつ、文字認識が施された設定値「90」に相当する。
制御部210は、ユーザの保存指示により、作図データDF1を記憶部220の作図データ記憶領域224に保存(記憶)する(図7のステップS118)。
以上の説明により、第1実施形態に係る表示システムは、表示装置(タッチパネルディスプレイ装置300)と、表示装置を制御する表示制御装置200と、を具備している。表示制御装置200は、複数のオブジェクトデータを表すオブジェクトツールOBTを表示装置(タッチパネルディスプレイ装置300)の第1の表示領域AR1に表示するオブジェクトツール表示制御部(制御部210)と、ユーザの選択操作に応じて、第1の表示領域AR1に表示されたオブジェクトツールOBT内の各オブジェクトデータ(オブジェクトデータOB1)を表示装置(タッチパネルディスプレイ装置300)の第2の表示領域AR2に表示する選択オブジェクトデータ表示制御部(制御部210)と、指定操作に応じて、第2の表示領域AR2に表示されたオブジェクトデータOB1を構成する複数の成分「A」〜「I」に対してユーザの所望の数値を設定するための設定画面W30を表示装置(タッチパネルディスプレイ装置300)の第3の表示領域AR3に表示する設定画面表示制御部(制御部210)と、設定画面W30が表す複数の成分「A」〜「I」のうちの少なくとも1つの成分「C」、「F」、「I」に対して入力された設定値「5」、「90」、「2」に基づいて、第2の表示領域AR2に表示されたオブジェクトデータOB1を作図データDF1として成形する成形制御部(制御部210)と、を具備している。
ここで、選択操作は、第1の表示領域AR1に表示されたオブジェクトツールOBT内の各オブジェクトデータ(オブジェクトデータOB1)を第1の表示領域AR1から第2の表示領域AR2に移動させて配置するドラッグ・アンド・ドロップ操作である。または、選択操作は、第1の表示領域AR1に表示されたオブジェクトツールOBT内の各オブジェクトデータ(オブジェクトデータOB1)に対する特定のジェスチャー操作(例えば、「フリック」、「スワイプ」)である。
また、指定操作は、第2の表示領域AR2に表示されたオブジェクトデータOB1に対する特定のジェスチャー操作(例えば、「長押し」、「ダブルタップ」)である。
このように、第1実施形態に係る表示システムでは、オブジェクトデータOB1の各成分に対して設定値を入力することにより、簡単にオブジェクトデータOB1を作図データDF1としてユーザの所望の形に成形することができる。
また、第1実施形態に係る表示システムでは、ユーザがオブジェクトツールOBTの複数のオブジェクトデータの中から任意のオブジェクトデータOB1を選択し、そのオブジェクトデータOB1の各成分に対して設定値を入力することにより、手書き入力することなく図形などのオブジェクトデータOB1を表示することができ、簡単にオブジェクトデータOB1を作図データDF1としてユーザの所望の形に成形することができる。
[2. 第2実施形態]
続いて、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、少なくとも1つの成分「C」、「F」、「I」にそれぞれ設定された設定値「5」、「90」、「2」は、作図データDF1と共に表示される。第2実施形態では、第1実施形態と同一の処理については、同一の符号を付すことにより、その詳細な説明を省略する。
図15は、第2実施形態に係る表示システムの動作を示すフローチャートである。図16は、第2実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。
第2実施形態では、第1実施形態のステップS116(図7)に代えて、図15のステップS200が実行される。すなわち、制御部210は、少なくとも1つの成分「C」、「F」、「I」に対して入力され、かつ、文字認識が施された設定値「5」、「90」、「2」に基づいて、ユーザにより指定されたオブジェクトデータOB1(図13)を作図データDF1として成形してタッチパネルディスプレイ装置300に表示すると共に、少なくとも1つの成分「C」、「F」、「I」に対して設定された設定値「5」、「90」、「2」をタッチパネルディスプレイ装置300に表示する(図7のステップS200)。
この場合、図16に示すように、作図データDF1の少なくとも1つの成分「C」、「F」、「I」にそれぞれ設定された設定値「5」、「90」、「2」として、底辺の長さが5cmであり、高さが2cmであり、その頂点の角度が90度であることが、作図データDF1の少なくとも1つの成分「C」、「F」、「I」に相当する位置に表示される。
このように、第2実施形態に係る表示システムでは、少なくとも1つの成分「C」、「F」、「I」にそれぞれ設定された設定値「5」、「90」、「2」が作図データDF1と共に表示されることにより、第1実施形態の効果に加えて、作図データDF1に対して適切に成分(設定値)を表示することができる。
[3. 第3実施形態]
続いて、第3実施形態について説明する。第3実施形態では、少なくとも1つの成分「C」、「F」、「I」にそれぞれ設定された設定値「5」、「90」、「2」は、作図データDF1が表示された後に表示される。第3実施形態では、第2実施形態と同一の処理については、同一の符号を付すことにより、その詳細な説明を省略する。
ステップS200(図15)において、制御部210は、作図データDF1をタッチパネルディスプレイ装置300に表示しているときに、ユーザにより成分表示指示が行われた場合、少なくとも1つの成分「C」、「F」、「I」にそれぞれ設定された設定値「5」、「90」、「2」を、作図データDF1と共にタッチパネルディスプレイ装置300に表示する。
ここで、成分表示指示は、作図データDF1の少なくとも1つの成分「C」、「F」、「I」に対する特定のジェスチャー操作(例えば、「ダブルタップ」)であってもよいし、他の方法であってもよい。そのジェスチャー操作は、例えば、前述の選択操作や指定操作と区別がつけば、「ダブルタップ」ではなく、「長押し」、「フリック」、「スワイプ」であってもよい。
図17〜19は、第3実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。例えば、図17に示すように、ユーザがタッチパネルディスプレイ装置300上で作図データDF1の成分「F」に相当する位置をダブルタップした場合、成分「F」に設定された設定値「90」として、頂点の角度が90度であることが、作図データDF1の成分「F」に相当する位置に表示される。図18に示すように、ユーザがタッチパネルディスプレイ装置300上で作図データDF1の成分「C」に相当する位置をダブルタップした場合、成分「C」に設定された設定値「5」として、底辺の長さが5cmであることが、作図データDF1の成分「C」に相当する位置に表示される。図19に示すように、ユーザがタッチパネルディスプレイ装置300上で作図データDF1の成分「I」に相当する位置をダブルタップした場合、成分「I」に設定された設定値「2」として、高さが2cmであることが、作図データDF1の成分「I」に相当する位置に表示される。
このように、第3実施形態に係る表示システムでは、少なくとも1つの成分「C」、「F」、「I」にそれぞれ設定された設定値「5」、「90」、「2」は、作図データDF1が表示された後に表示されることにより、第2実施形態の効果に加えて、例えば、ユーザ(先生)が相手(生徒)に対して教育に適した表現で表示することができる。
[4. 第4実施形態]
続いて、第4実施形態について説明する。第4実施形態では、作図データDF1は、ユーザが操作することにより変形可能である。第4実施形態では、第1〜3実施形態と同一の処理については、同一の符号を付すことにより、その詳細な説明を省略する。
図20、21は、第4実施形態に係る表示システムの動作を示すフローチャートである。まず、ステップS100〜S114、S200が実行される。ここで、作図データDF1の形状が変更されない場合(ステップS400−No)、ステップS118が実行される。
一方、ステップS200が実行された後、制御部210は、作図データDF1をタッチパネルディスプレイ装置300に表示しているときに、作図データDF1の各成分に対してユーザにより変形指示が行われた場合(ステップS400−Yes)、変形指示に基づいて、作図データDF1を変形してタッチパネルディスプレイ装置300に表示する。ここで、ユーザの操作により作図データDF1の形状が変更された場合、制御部210は、表示形式を変更して、形状が変更された作図データDF1をタッチパネルディスプレイ装置300に表示する(ステップS402)。その後、ステップS118が実行される。
ここで、変形指示は、作図データDF1の各成分を第1の位置から第2の位置に移動させる操作であってもよいし、他の方法であってもよい。その操作は、スライド操作でもよいし、特定のジェスチャー操作(例えば、「長押し」、「ダブルタップ」、「フリック」、「スワイプ」)であってもよいし、所定の軌跡(例えば、チェックマーク、丸などの図形)を描くようにタッチ位置を移動するジェスチャー操作でもよい。
図22は、第4実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。例えば、図22に示すように、ユーザがタッチパネルディスプレイ装置300上で作図データDF1の成分「F」に対してスライド操作を行なう。このとき、ユーザは、作図データDF1が表す三角形の高さを変えずに、三角形の頂点の位置を変えたものとする。
また、作図データDF1の形状が変更されたことにより、作図データDF1の表示形式の変更として、例えば、頂点を表す成分「F」は、辺を表す成分「A」、「B」の成す角度を表しているため、成分「A」、「B」の表示形式が変更される。この場合、成分「A」、「B」の線の幅が、他の成分の線の幅よりも太く表示される。または、成分「A」、「B」の線の色が、他の成分の線の色とは異なる色で表示される。例えば、他の成分の線の色が黒色である場合は、成分「A」、「B」の線の色が赤色で表示される。または、成分「A」、「B」の線が点滅表示される。または、これらの組み合わせで表示される。
また、ユーザは、タッチパネルディスプレイ装置300上で作図データDF1の成分「F」に対してスライド操作を行なったときに、作図データDF1が表す三角形の高さを変えた場合、作図データDF1の属性の変更と共に、作図データDF1の表示形式が変更される。例えば、作図データDF1の属性として、成分「I」に設定された設定値が「2」から「3」に変更された場合、成分「I」に設定された設定値「3」が、他の成分に設定された設定値よりも太く表示される(強調表示される)。または、成分「I」に設定された設定値「3」が、他の成分に設定された設定値の色とは異なる色で表示される。例えば、他の成分に設定された設定値の色が黒色である場合は、成分「I」に設定された設定値「3」の色が赤色で表示される。または、成分「I」に設定された設定値「3」が点滅表示される。または、これらの組み合わせで表示される。
このように、第4実施形態に係る表示システムでは、作図データDF1は、ユーザの操作により変形可能であることにより、第1〜3実施形態の効果に加えて、作図データDF1に対してユーザの所望の形状に変形することができる。
[5. 第5実施形態]
続いて、第5実施形態について説明する。第5実施形態では、作図データDF1は、ユーザが設定値を再入力することにより変形可能である。第5実施形態では、第4実施形態と同一の処理については、同一の符号を付すことにより、その詳細な説明を省略する。
ステップS200(図20)が実行された後、制御部210は、作図データDF1をタッチパネルディスプレイ装置300に表示しているときに、作図データDF1の各成分に対してユーザにより変形指示が行われた場合(図20のステップS400−Yes)、変形指示に基づいて、作図データDF1を変形してタッチパネルディスプレイ装置300に表示する。ここで、ユーザの操作により作図データDF1の形状が変更された場合、制御部210は、表示形式を変更して、形状が変更された作図データDF1をタッチパネルディスプレイ装置300に表示する(図20のステップS402)。その後、ステップS118が実行される。
変形指示は、作図データDF1の各成分に対する設定値の再入力である。図23〜26は、第5実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。
ユーザは、タッチパネルディスプレイ装置300上の作図データDF1を変形するための変形指示を行なう。変形指示は、まず、図23に示すように、ユーザがタッチパネルディスプレイ装置300上で作図データDF1に対してジェスチャー操作を行なう。ここで、ジェスチャー操作は、特定のジェスチャー操作(例えば、「長押し」、「ダブルタップ」、「フリック」、「スワイプ」)であってもよいし、所定の軌跡(例えば、チェックマーク、丸などの図形)を描くようにタッチ位置を移動するジェスチャー操作でもよい。また、タッチパネルディスプレイ装置300上の作図データDF1の近くに、設定変更に対する受付ボタン(図示しない)が表示され、変形指示は、ユーザによる受付ボタンの操作であってもよい。
図24に示すように、制御部210は、ユーザにより作図データDF1に対して特定のジェスチャー操作(「長押し」)が行われたとき、作図データDF1をタッチパネルディスプレイ装置300の第2の表示領域AR2に表示し、設定画面W30をタッチパネルディスプレイ装置300の第3の表示領域AR3に表示する。
図25に示すように、ユーザは、設定画面W30の入力欄R32に割り当てられた複数の成分「A」〜「I」のうちの1つの成分「F」に対して設定値「100」を、再度、手書き入力する(図7のステップS110)。すなわち、成分「F」に対して設定値を「90」から「100」に書き換える。
この場合、文字認識部170は、入力欄R32のうちの、成分「F」に対して割り当てられた欄として、座標(X100、Y105)(X101、Y105)(X100、Y106)(X101、Y106)に手書き入力されたことを認識する。文字認識部170は、成分「F」に対して割り当てられた欄に手書き入力された設定値「100」に対して文字認識を施す。
ユーザは、設定画面W30の入力欄R32に割り当てられた少なくとも1つの成分「C」、「F」、「I」にそれぞれ設定値「5」、「100」、「2」を設定した後に、OKボタンB30を操作する。
設定値が適切である場合、図26に示すように、制御部210は、少なくとも1つの成分「C」、「F」、「I」に対して入力され、かつ、文字認識が施された設定値「5」、「100」、「2」に基づいて、第2の表示領域AR2に表示された作図データDF1を作図データDF2として変形してタッチパネルディスプレイ装置300に表示する。このとき、制御部210は、第2の表示領域R20(図25)の表示と、第3の表示領域R30(図25)の表示とを終了する。すなわち、作図データDF1の表示と、設定画面W30の表示とを終了する。
作図データDF1は、底辺の長さを5cmとし、高さを2cmとし、その頂点の角度を100度とする三角形を表すオブジェクトデータである。底辺の長さである5cmは、成分「C」に対して入力され、かつ、文字認識が施された設定値「5」に相当する。高さである2cmは、成分「I」に対して入力され、かつ、文字認識が施された設定値「2」に相当する。頂点の角度である100度は、成分「F」に対して入力され、かつ、文字認識が施された設定値「100」に相当する。
このように、第5実施形態に係る表示システムでは、作図データDF1は、ユーザが設定値を再入力することにより、第4実施形態の効果と同様に、作図データDF1に対してユーザの所望の形状に変形することができる。
第5実施形態では、変形指示は、ユーザがタッチパネルディスプレイ装置300上で作図データDF1に対してジェスチャー操作を行なっているが、これに限定されない。例えば、変形指示としては、作図データDF1全体への変更指示と、作図データDF1の各成分への変更指示が挙げられる。作図データDF1全体への変更指示は、ユーザが作図データDF1の面積(作図データDF1が立方体の場合は体積)などを変更させたいときに有効である。作図データDF1の各成分への変更指示は、ユーザが作図データDF1の特定の成分(辺、頂点、線分)などを変更させたいときに有効である。
[6. 第6実施形態]
図27は、第6実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。図27に示すように、作図データDF1が表示されたときに、その作図データDF1が表す三角形の面積「5cm」が表示されてもよい。ここで、本実施形態では、図形を表すデータが、平面図形である場合について説明しているが、これに限定されない。例えば、立方体や円柱で例示される立体図形である場合においては、体積や表面積が表示されてもよい。また、立方体や円柱で例示される立体図形である場合において、ユーザが特定のジェスチャー操作を行なうことにより、体積の表示と表面積の表示とを切り替えてもよい(例えば、体積を表示したい場合は「タップ」、表面積を表示したい場合は「ダブルタップ」など)。
[7. 第7実施形態]
図28、29は、第7実施形態に係る表示システムの動作を説明するための図である。ユーザ(先生)が相手(生徒)の学習レベルに応じて表示方法を変更することができる。例えば、生徒に平方根の知識が未だない学年の場合は、図28に示すように、ユーザ(先生)は、作図データDF1の成分「D」に対して小数点まで表示させ、生徒に平方根の知識が既にある学年の場合は、図29に示すように、ユーザ(先生)は、作図データDF1の成分「D」に対して平方根で表示させる。また、作図データDF1の成分「D」に対して、ユーザが特定のジェスチャー操作を行なうことにより、小数点までの表示と平方根の表示とを切り替えてもよい(例えば、小数点まで表示したい場合は「タップ」、平方根で表示したい場合は「ダブルタップ」など)。
[8.変形例]
本発明は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施の形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上述した実施形態は、説明した以外にも、矛盾のない範囲において適宜組み合わせて実行しても良いことは勿論である。
また、実施形態において各装置で動作するプログラムは、上述した実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的に一時記憶装置(例えば、RAM(Random Access Memory))に蓄積され、その後、各種ROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disc Drive)の記憶装置に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
ここで、プログラムを格納する記録媒体としては、半導体媒体(例えば、ROMや、不揮発性のメモリカード等)、光記録媒体・光磁気記録媒体(例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto Optical Disc)、MD(Mini Disc)、CD(Compact Disc)、BD等)、磁気記録媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等の何れであってもよい。また、ロードしたプログラムを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することにより、本発明の機能が実現される場合もある。
また、市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本発明に含まれるのは勿論である。
また、上述した実施形態における各装置の一部又は全部を典型的には集積回路であるLSI(Large Scale Integration)として実現してもよい。各装置の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部又は全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路又は汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能であることは勿論である。
100 … タッチペン
110 … 制御部
120 … 記憶部
130 … 通信部
200 … 表示制御装置
210 … 制御部
220 … 記憶部
222 … オブジェクトデータ記憶領域
224 … 作図データ記憶領域
226 … 座標テーブル
230 … 通信部
240 … 文字認識部
300 … タッチパネルディスプレイ装置(表示装置)
310 … 表示部
320 … 入力検知部(タッチパネル)
AR1 … 第1の表示領域
AR2 … 第2の表示領域
AR3 … 第3の表示領域
B30 … OKボタン
B32 … キャンセルボタン
DF1 … 作図データ
DF2 … 作図データ
OB1 … オブジェクトデータ
OBT … オブジェクトツール
R30 … 成分表示欄
R32 … 入力欄
W30 … 設定画面

Claims (13)

  1. 表示装置を制御する表示制御装置であって、
    指定操作に応じて、前記表示装置に表示されたオブジェクトデータを構成する複数の成分に対してユーザの所望の数値を設定するための設定画面を前記表示装置に表示する設定画面表示制御部と、
    前記設定画面が表す前記複数の成分のうちの少なくとも1つの成分に対して入力された設定値に基づいて、前記表示装置に表示された前記オブジェクトデータを作図データとして成形する成形制御部と、
    を具備することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記指定操作は、前記オブジェクトデータに対する第1のジェスチャー操作であることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 複数のオブジェクトデータを表すオブジェクトツールを前記表示装置の第1の表示領域に表示するオブジェクトツール表示制御部と、
    選択操作に応じて、前記第1の表示領域に表示された前記オブジェクトツール内の各オブジェクトデータを前記表示装置の第2の表示領域に表示する選択オブジェクトデータ表示制御部と、
    を更に具備し、
    前記設定画面表示制御部は、前記指定操作に応じて、前記設定画面を前記表示装置の第3の表示領域に表示することを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記選択操作は、前記第1の表示領域に表示された前記オブジェクトツール内の各オブジェクトデータを前記第1の表示領域から前記第2の表示領域に移動させて配置するドラッグ・アンド・ドロップ操作であることを特徴とする請求項3に記載の表示制御装置。
  5. 前記選択操作は、前記第1の表示領域に表示された前記オブジェクトツール内の前記1つのオブジェクトデータに対する第2のジェスチャー操作であることを特徴とする請求項3に記載の表示制御装置。
  6. 前記成形制御部は、前記作図データを、前記少なくとも1つの成分に設定された前記設定値と共に表示することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の表示制御装置。
  7. 前記成形制御部は、前記作図データを表示しているときに成分表示指示が行われた場合、前記少なくとも1つの成分に設定された前記設定値を、前記作図データと共に表示することを特徴とする請求項6に記載の表示制御装置。
  8. 前記成分表示指示は、前記作図データの前記少なくとも1つの成分に対する第3のジェスチャー操作であることを特徴とする請求項7に記載の表示制御装置。
  9. 前記成形制御部は、前記作図データを表示しているときに、前記作図データの各成分に対して変形指示が行われた場合、前記変形指示に基づいて、前記作図データを変形することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の表示制御装置。
  10. 前記変形指示は、前記作図データの各成分を第1の位置から第2の位置に移動させる操作であることを特徴とする請求項9に記載の表示制御装置。
  11. 前記変形指示は、前記作図データの各成分に対する前記設定値の再入力であることを特徴とする請求項9に記載の表示制御装置。
  12. 表示装置と、
    前記表示装置を制御する請求項1〜11に記載の表示制御装置と、
    を具備することを特徴とする表示システム。
  13. 指定操作に応じて、表示装置に表示されたオブジェクトデータを構成する複数の成分に対してユーザの所望の数値を設定するための設定画面を前記表示装置に表示するステップと、
    前記設定画面が表す前記複数の成分のうちの少なくとも1つの成分に対して入力された設定値に基づいて、前記表示装置に表示された前記オブジェクトデータを作図データとして成形するステップと、
    を具備することを特徴とする表示方法。
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