JP2018008947A - ゴキブリ用忌避剤の塗布方法 - Google Patents

ゴキブリ用忌避剤の塗布方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ゴキブリを所期の部位から忌避させるにあたり、忌避剤を広範囲に処理することなく、忌避剤の使用量を増加させることなく、ゴキブリを確実に忌避することができる方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るゴキブリ用忌避剤の塗布方法は、ゴキブリの生息領域に、ゴキブリ用忌避剤を噴霧によって局所的に塗布する。好ましくはゴキブリ用忌避剤が、忌避成分としてピレスロイド系化合物および精油からなる群より選択される少なくとも1種を含む。さらに、本発明に係るゴキブリ用忌避剤の塗布方法において使用されるゴキブリ用忌避剤は、エアゾール剤またはスプレー剤の形態が好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は、ゴキブリ用忌避剤の塗布方法に関する。
衛生害虫の中でも生命力や繁殖力が強く感染症の原因となる病原体を媒介するゴキブリは、台所や厨房にある食器や食品の収納棚の下やその中、あるいは冷蔵庫の下など湿気が多く狭くて暗い場所(狭小部)に好んで生息する傾向にある。このようなゴキブリを忌避する方法として、冷蔵庫の下などの狭小部に、忌避成分を含むエアゾール剤やスプレー剤などの忌避剤を、噴霧する方法が挙げられる。例えば、特許文献1に記載のように、目的の噴霧部位に広く均等に付着するように使用される。しかし、飲食物を扱うような場所では、忌避剤を広範囲に噴霧して拡散させることはできる限り避けたいという要求がある。
一方、ゴキブリの忌避効果を向上させるためには、忌避剤の使用量を増加させることが考えられる。しかし、人やペット、飲食物や食器が忌避剤と接触することを考慮すると、忌避剤の使用量を増加させることも、できる限り避けたいという要求がある。
特開2002−167301号公報
そこで本発明は、ゴキブリを所期の部位から忌避させるにあたり、忌避剤を広範囲に処理することなく、また、忌避剤の使用量を増加させることなく、ゴキブリを確実に忌避することができる方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決するべく鋭意検討を行った結果、以下の構成からなる解決手段を見出し、本発明を完成するに至った。
(1)ゴキブリの生息領域に、ゴキブリ用忌避剤を噴霧によって、ゴキブリの生息領域の面積に対して10%以下の塗布面積となるように塗布することを特徴とするゴキブリ用忌避剤の塗布方法。
(2)ゴキブリ用忌避剤が、忌避成分としてピレスロイド系化合物および精油からなる群より選択される少なくとも1種を含む上記(1)に記載の塗布方法。
(3)ゴキブリ用忌避剤がエアゾール剤またはスプレー剤である上記(1)または(2)に記載の塗布方法。
(4)ゴキブリ用忌避剤が収容された容器と、容器に取り付けられ、定量のゴキブリ用忌避剤を噴射するための定量噴霧用バルブが備えられた噴射部材とを含む局所噴霧製品。
本発明の塗布方法によれば、忌避剤を広範囲に処理することなく、忌避剤の使用量を増加させることなく、所期の部位からゴキブリを確実に忌避することができる。したがって、食器などが収納されている食器棚やシンク下などの狭小部で用いるのに適している。
定着阻害率を求めるために、実施例1〜9および比較例1〜6で行った試験方法を説明するための説明図である。 塩ビ製の板に忌避剤が付着した状態を示す説明図であり、図2(A)はエアゾール剤を1回噴射した場合を示し、図2(B)はエアゾール剤を3回噴射した場合を示し、図2(C)はエアゾール剤を5回噴射した場合を示す。 図3(A)は定着阻害率を求めるために、実施例10および参考例7で行った試験方法を説明するための説明図であり、図3(B)は、図3(A)に示す処理区および無処理区に置いたシェルターを示す説明図である。 塩ビ製の板に忌避剤が付着した状態を示す説明図であり、図4(A)はエアゾール剤を9回噴射した場合を示し、図4(B)はエアゾール剤を17回噴射した場合を示す。
本発明に係るゴキブリ用忌避剤の塗布方法は、ゴキブリの生息領域に、ゴキブリ用忌避剤を噴霧によって局所的に塗布する。
ゴキブリ用忌避剤に含まれる忌避成分は、ゴキブリを忌避し得る成分であれば特に限定されない。このような忌避成分としては、例えば、トランスフルトリン、メトフルトリン、アレスリン、フタルスリン、レスメトリン、フェノトリン、ペルメトリン、シフェノトリン、プラレトリン、エンペントリン、イミプロトリンなどのピレスロイド系化合物、メトキサジアゾンなどのオキサジアゾール系化合物、ハッカ油、スペアミント油、ペパーミント油などの精油、ディート、3−(N−ブチルアセトアミド)プロピオン酸エチル、1−メチルプロピル−2−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペリジンカルボキシラート、p−メンタン−3,8−ジオール、1,6−ヘキサンジオールなどが挙げられる。これらの中でも、ピレスロイド系化合物および精油がゴキブリに対する忌避効果に優れる点から好ましい。ピレスロイド系化合物としては、トランスフルトリン、メトフルトリン、フェノトリンおよびペルメトリンが好ましい。
また、精油としてはハッカ油が好ましい。ハッカ油は天然物由来の成分であり、ハッカ属植物から抽出される成分である。このようなハッカ油は、原料となる植物種によって成分構成が異なる。例えば、メントールを含むハッカ油は、ペパーミント、ニホンハッカなどから抽出され、メントン、酢酸メンチルなどの他の成分が含まれている。
忌避成分は、そのまま用いてもよく、溶剤に希釈して用いてもよい。溶剤としては、例えば、エタノール、イソプロピルアルコールなどの1価アルコール類、1,3−ブチレングリコール、グリセリンなどの多価アルコール類、ノルマルパラフィン、イソパラフィンなどの炭化水素類、水などが挙げられる。忌避成分を溶剤で希釈する場合、所望する忌避成分の噴霧量に応じて、希釈倍率を適宜設定すればよい。
ゴキブリ用忌避剤には、本発明の効果を阻害しない範囲で、必要に応じて、香料、酸化防止剤、消臭剤、色素、キレート剤、界面活性剤、保留剤、pH調整剤、殺菌剤、防カビ剤などの添加剤が含まれていてもよい。
本発明に係る塗布方法は、ゴキブリ用忌避剤を噴霧によって塗布する。噴霧によって塗布する方法としては、例えば、エアゾール形態、スプレー形態などが挙げられる。エアゾール形態でゴキブリ用忌避剤が塗布される場合、エアゾール缶にゴキブリ用忌避剤と噴射剤とを充填してエアゾール剤を調製すればよい。噴射剤としては、例えば、液化石油ガス、ジメチルエーテル、1,3,3,3−テトラフルオロプロペン、窒素ガス、炭酸ガスなどが挙げられる。一方、スプレー形態でゴキブリ用忌避剤が塗布される場合、ゴキブリ用忌避剤をハンドポンプ(加圧スプレー)などの噴霧器に充填してスプレー剤を調製すればよい。いずれの噴霧形態であっても、噴射部材には、1回の噴霧で一定量のゴキブリ用忌避剤を噴霧できる点で、好ましくは定量噴霧用バルブが備えられている。
エアゾール形態で噴霧する場合、噴霧孔からの距離が5cmにおける噴射力は30gf以下であることが好ましく、5〜20gfであることがより好ましい。噴射力は、エアゾール剤の組成、エアゾール剤の内圧、エアゾールバルブやアクチュエーターの構造など、各種要因によって調整することができる。噴射力の測定は、25℃の室温下で、デジタルフォースゲージ(型番:DS2−2N、(株)イマダ製)に装着した円形の平板(直径60mm)の中心に向かってエアゾール剤を噴射することによって行い(噴霧孔と平板との距離は5cm)、その際の最大値を噴射力とし、3回行った平均値を噴射力として採用する。
本発明に係る塗布方法において、ゴキブリ用忌避剤は、ゴキブリの生息領域に塗布される。ゴキブリの生息領域とは、例えば、湿気が多く狭くて暗い場所や、あるいは玄関、押入れやクローゼットの床、トイレの床などゴキブリの通り道となる場所が挙げられる。湿気が多く狭くて暗い場所としては、例えば、冷蔵庫の下(冷蔵庫で覆われた床面)、食器や食品の収納棚の下(収納棚で覆われた床面)や、食器や食品を置く棚部分、シンク下などが挙げられる。本発明に係る塗布方法は、居室などの広い領域ではなく、このように比較的狭い領域に適用されるもので5500cm2程度であり、好ましくは50〜4500cm2程度、より好ましくは200〜3500cm2程度が好適である。
本発明に係る塗布方法において、ゴキブリ用忌避剤は、ゴキブリの生息領域に局所的に塗布される点に特徴がある。本明細書において「局所的に塗布」とは、ゴキブリの生息領域にゴキブリ用忌避剤を広範囲に分散するように塗布するのではなく、ゴキブリの生息領域にスポット的に塗布することを意味する。
従来の忌避剤は、ゴキブリが生息している生息領域の広範囲に忌避成分が付着するように処理され、生息領域に付着した忌避成分により、ゴキブリの侵入を防いでいるようなイメージである。すなわち、ゴキブリが生息領域に接近してくると、感覚器官である触覚などが忌避成分に触れ、その結果、ゴキブリがその領域から忌避する行動を起こす。しかし、この場合、塗布された所定量の忌避成分が広範囲に付着しているため、部分的に忌避成分の濃度が低い場所などが存在し、忌避効果にバラツキが生じる。
一方、本発明に係る塗布方法において、ゴキブリが忌避されるメカニズムは次のように推察される。本発明に係る塗布方法では、所定量の忌避成分が生息領域に局所的に塗布されるため、塗布された部分に忌避成分が極めて高い濃度で存在することになる。その結果、生息領域に接近してくるゴキブリは、異常な濃度の忌避成分を感知して混乱し、その領域から速やかに忌避する行動を起こす。すなわち、本発明に係る塗布方法では、ゴキブリに対して、高濃度に付着した忌避成分への接触による行動かく乱によって、高い忌避効果が発揮されると推察される。
ゴキブリ用忌避剤が塗布される面積は、局所的であれば限定されない。忌避成分を高濃度で存在させるために、ゴキブリの生息領域の面積に対して、塗布面積は10%以下が好ましく、2〜9%程度がより好ましい。
塗布されるゴキブリ用忌避剤の量は特に限定されない。本発明に係る塗布方法では、従来使用されているゴキブリ用忌避剤の量を増加させることなく、より忌避効果を向上させることができる。使用される忌避成分の力価に応じて塗布量は適宜設定され、1回の噴霧で吐出される忌避成分の量が、好ましくは0.5〜150mg、より好ましくは0.8〜100mgとなるように、ゴキブリ用忌避剤が調製される。トランスフルトリンやフェノトリンのようなピレスロイド系化合物を忌避成分として使用した場合、1回の噴霧で吐出される忌避成分の量が、好ましくは0.5〜30mg、より好ましくは0.8〜20mgとなるように、ゴキブリ用忌避剤が調製される。一方、ハッカ油のような精油を忌避成分として使用した場合、1回の噴霧で吐出される忌避成分の量が、好ましくは20〜150mg、より好ましくは35〜100mgとなるように、ゴキブリ用忌避剤が調製される。精油はピレスロイド系化合物と比べて力価が低いため、使用量が少し多くなる。
ゴキブリの生息領域5〜5500cm2に対して好ましくは1回噴霧され、50〜1500cm2に対してより好ましくは1回噴霧され、さらに好ましくは100〜500cm2に対して1回噴霧される。ゴキブリ用忌避剤の塗布面積1cm2に対して、忌避成分は好ましくは0.01〜10mg、より好ましくは0.03〜6mg噴霧される。忌避成分としてピレスロイド系化合物を用いる場合、ゴキブリ用忌避剤の塗布面積1cm2に対して、ピレスロイド系化合物は好ましくは0.01〜1.5mg、より好ましくは0.03〜1mg噴霧される。忌避成分として精油を用いる場合、ゴキブリ用忌避剤の塗布面積1cm2に対して、精油は好ましくは0.5〜10mg、より好ましくは0.7〜6mg噴霧される。
このように、本発明に係る塗布方法によって、ゴキブリの生息領域にゴキブリ用忌避剤を塗布すると、忌避剤を広範囲に処理することなく、忌避剤の使用量を増加させることなく、所期の部位からゴキブリを確実に忌避することができる。すなわち上述のように、ゴキブリに特有の行動を利用して、ゴキブリの忌避効果をより向上させていると推察される。忌避効果が期待できるゴキブリは特に限定されず、クロゴキブリ、チャバネゴキブリ、ワモンゴキブリ、ヤマトゴキブリ、トビイロゴキブリなどが挙げられる。
以下、実施例および比較例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(調製例1:トランスフルトリンを含むエアゾール剤の調製)
表1に示すように、12.5gのトランスフルトリンをイソプロパノールに溶解させ、100mLのトランスフルトリン溶液(12.5w/v%)を調製した。得られた溶液2.5mLと噴射剤として液化石油ガス13.125mLとをエアゾール用アルミ缶(50mL缶)に入れ、0.2mL定量バルブおよびアクチュエーターを、非メカニカルブレークアップ構造のアクチュエーター(P94W W0668D“3”、噴口径0.6mm、(株)三谷バルブ製)をエアゾール用アルミ缶に取り付けて、定量噴霧型エアゾール剤を得た。このエアゾール剤は、1回の噴射で4mgのトランスフルトリンが吐出される。
(調製例2:トランスフルトリンを含むエアゾール剤の調製)
2.5gのトランスフルトリンをイソプロパノールに溶解させ、100mLのトランスフルトリン溶液(2.5w/v%)を調製した以外は、調製例1と同様の手順でエアゾール剤を得た。このエアゾール剤は、1回の噴射で0.8mgのトランスフルトリンが吐出される。
(調製例3:トランスフルトリンを含むエアゾール剤の調製)
0.5gのトランスフルトリンをイソプロパノールに溶解させ、100mLのトランスフルトリン溶液(0.5w/v%)を調製した以外は、調製例1と同様の手順でエアゾール剤を得た。このエアゾール剤は、1回の噴射で0.16mgのトランスフルトリンが吐出される。
(調製例4:フェノトリンを含むエアゾール剤の調製)
3.6gのフェノトリンをイソプロパノールに溶解させ、100mLのフェノトリン溶液(3.6w/v%)を調製した以外は、調製例1と同様の手順でエアゾール剤を得た。このエアゾール剤は、1回の噴射で1.15mgのフェノトリンが吐出される。
(調製例5:フェノトリンを含むエアゾール剤の調製)
2.5gのフェノトリンをイソプロパノールに溶解させ、100mLのフェノトリン溶液(2.5w/v%)を調製した以外は、調製例1と同様の手順でエアゾール剤を得た。このエアゾール剤は、1回の噴射で0.8mgのフェノトリンが吐出される。
(調製例6:フェノトリンを含むエアゾール剤の調製)
0.813gのフェノトリンをイソプロパノールに溶解させ、100mLのフェノトリン溶液(0.813w/v%)を調製した以外は、調製例1と同様の手順でエアゾール剤を得た。このエアゾール剤は、1回の噴射で0.26mgのフェノトリンが吐出される。
(調製例7:フェノトリンを含むエアゾール剤の調製)
0.5gのフェノトリンをイソプロパノールに溶解させ、100mLのフェノトリン溶液(0.5w/v%)を調製した以外は、調製例1と同様の手順でエアゾール剤を得た。このエアゾール剤は、1回の噴射で0.16mgのフェノトリンが吐出される。
(調製例8:ペルメトリンを含むエアゾール剤の調製)
2.5gのペルメトリンをイソプロパノールに溶解させ、100mLのペルメトリン溶液(2.5w/v%)を調製した以外は、調製例1と同様の手順でエアゾール剤を得た。このエアゾール剤は、1回の噴射で0.8mgのペルメトリンが吐出される。
(調製例9:ハッカ油を含むエアゾール剤の調製)
40mLのハッカ油(比重約0.9)をイソプロパノールに溶解させ、100mLのハッカ油溶液(40v/v%)を調製した。得られたハッカ油溶液6mLと噴射剤として液化石油ガス6mLとを、調製例1で用いたエアゾール用アルミ缶に入れ、0.2mL定量バルブおよびボタンをエアゾール用アルミ缶に取り付けて、エアゾール剤を得た。このエアゾール剤は、1回の噴射で36mgのハッカ油が吐出される。
(調製例10:ハッカ油を含むエアゾール剤の調製)
8mLのハッカ油(比重約0.9)をイソプロパノールに溶解させ、100mLのハッカ油溶液(8v/v%)を調製した以外は、調製例9と同様の手順でエアゾール剤を得た。このエアゾール剤は、1回の噴射で7.2mgのハッカ油が吐出される。
Figure 2018008947
(実施例1)
図1に示すように、100cm×100cm×20cmのバット1に水および固形餌2を置いた。バット1の内壁面には、クロゴキブリが逃亡しないように炭酸カルシウムを塗布した。
次いで、調製例1で得られたエアゾール剤を、15cm×15cmの塩ビ製の板3のほぼ中央部に、5cm離した位置から1回噴射した。忌避剤5は塩ビ製の板にほぼ円形に付着しており(図2(A)を参照)、イソプロパノール(溶剤)揮散後の直径は2.9cm(面積6.6cm2)であった。塩ビ製の板3の面積(225cm2)に対して、忌避剤5の面積は約2.9%((6.6cm2/225cm2)×100)であった。忌避剤5に含まれるトランスフルトリンは4mgであった。このようにして忌避剤5が処理された塩ビ製の板(処理区)31を得た。
図1に示すように、忌避剤5が処理された塩ビ製の板(処理区)31を、バット1の側面に沿って、対向するように2枚置いた。一方、忌避剤5が処理されていない塩ビ製の板(無処理区)32についても、処理区31と別の側面に沿って、対向するように2枚置いた。処理区31および無処理区32の上に、紙製のシェルター4を置いた。
次いで、クロゴキブリの成虫40頭(オス20頭およびメス20頭)をバット1内に放った。室温26±2℃および湿度65±15%RHの暗室に、バット1を一晩放置した後、各シェルター4内に存在するクロゴキブリをカウントした。処理区31および無処理区32に存在していたクロゴキブリの頭数から、下記の式を用いて定着阻害率を求めた。結果を表2に示す。
定着阻害率(%)=((A−B)/(A+B))×100
A:無処理区に存在していたクロゴキブリの合計頭数
B:処理区に存在していたクロゴキブリの合計頭数
(比較例1)
調製例2で得られたエアゾール剤を、15cm×15cmの塩ビ製の板3に、5cm離した位置から5回噴射して得られた処理区31を用いた以外は実施例1と同様の手順で試験を行い、定着阻害率を求めた。結果を表2に示す。忌避剤5は塩ビ製の板3に5ヶ所付着しており(図2(C)を参照)、それぞれの忌避剤5はほぼ円形状に付着しており、溶剤揮散後の直径は2.9cm(面積約6.6cm2)であった。塩ビ製の板3の面積(225cm2)に対して、忌避剤5の面積は合計で約 14.7%((33cm2/225cm2)×100)であった。忌避剤5に含まれるトランスフルトリンは、1ヶ所あたり0.8mgであり合計で4mgであった。
(実施例2)
調製例2で得られたエアゾール剤を用いた以外は実施例1と同様の手順で試験を行い、定着阻害率を求めた。結果を表2に示す。忌避剤5は塩ビ製の板にほぼ円形に付着しており(図2(A)を参照)、溶剤揮散後の直径は2.9cm(面積約6.6cm2)であった。塩ビ製の板3の面積に対して、忌避剤5の面積は約2.9%であった。忌避剤5に含まれるトランスフルトリンは0.8mgであった。
(比較例2)
調製例3で得られたエアゾール剤を用いた以外は比較例1と同様の手順で試験を行い、定着阻害率を求めた。結果を表2に示す。忌避剤5は塩ビ製の板3に5ヶ所付着している(図2(C)を参照)。それぞれの忌避剤5はほぼ円形状に付着しており、溶剤揮散後の直径は2.9cm(面積約6.6cm2)であった。塩ビ製の板3の面積に対して、忌避剤5の面積は合計で約14.7%であった。忌避剤5に含まれるトランスフルトリンは1ヶ所あたり0.16mgであり、合計で0.8mgであった。
Figure 2018008947
表2から明らかなように、実施例1と比較例1とを比べると、トランスフルトリンの合計処理量は同じであるにもかかわらず、広範囲に処理した場合よりも局所的に(10%以下)処理した場合の方が、高い定着阻害率を示していることがわかる。実施例2および比較例2を比べても、同様の結果を示していることがわかる。なお、実施例2と比較例1とを比べると、トランスフルトリンの合計処理量が少ない実施例2の方が、比較例1よりも高い定着阻害率を示していることがわかる。
(実施例3)
調製例5で得られたエアゾール剤を用いた以外は実施例1と同様の手順で試験を行い、定着阻害率を求めた。結果を表3に示す。忌避剤5は塩ビ製の板にほぼ円形に付着しており(図2(A)を参照)、溶剤揮散後の直径は2.9cm(面積約6.6cm2)であった。塩ビ製の板3の面積に対して、忌避剤5の面積は約2.9%であった。忌避剤5に含まれるフェノトリンは0.8mgであった。
(実施例4)
調製例6で得られたエアゾール剤を用いた以外は実施例1と同様の手順で試験を行い、定着阻害率を求めた。結果を表3に示す。忌避剤5は塩ビ製の板3に3ヶ所付着している(図2(B)を参照)。それぞれの忌避剤5はほぼ円形状に付着しており、溶剤揮散後の直径は2.9cm(面積約6.6cm2)であった。塩ビ製の板3の面積に対して、忌避剤5の面積は約8.7%であった。忌避剤5に含まれるフェノトリンは0.8mgであった。
(比較例3)
調製例7で得られたエアゾール剤を用いた以外は比較例1と同様の手順で試験を行い、定着阻害率を求めた。結果を表3に示す。忌避剤5は塩ビ製の板3に5ヶ所付着している(図2(C)を参照)。それぞれの忌避剤5はほぼ円形状に付着しており、溶剤揮散後の直径は2.9cm(面積約6.6cm2)であった。塩ビ製の板3の面積に対して、忌避剤5の面積は合計で約14.7%であった。忌避剤5に含まれるフェノトリンは1ヶ所あたり0.16mgであり、合計で0.8mgであった。
(比較例4)
円形(直径2.9cm)に切り取ったろ紙を、塩ビ製の板3のほぼ中心部に貼り付けた。次いで、調製例5で得られたフェノトリン溶液を、フェノトリン換算で0.8mgとなるように、貼り付けたろ紙に滴下した。次いで、実施例1と同様の手順で試験を行って定着阻害率を求めた。結果を表3に示す。塩ビ製の板3の面積に対して、フェノトリンを含浸させたろ紙の面積は約2.9%であった。
(比較例5)
ポリエステル製のマルチフィラメントをレース編みにして作製したネットを円形(直径2.9cm)に切り取り、塩ビ製の板3のほぼ中心部に貼り付けた。次いで、調製例5で得られたフェノトリン溶液を、フェノトリン換算で0.8mgとなるように、貼り付けたネットに滴下した。次いで、実施例1と同様の手順で試験を行って定着阻害率を求めた。結果を表3に示す。塩ビ製の板3の面積に対して、フェノトリンを含浸させたネットの面積は約2.9%であった。
Figure 2018008947
表3から明らかなように、実施例3および4と比較例3とを比べると、フェノトリンの合計処理量はほぼ同じであるにもかかわらず、広範囲に処理した場合よりも局所的に(10%以下)処理した場合の方が、高い定着阻害率を示していることがわかる。さらに、忌避剤を噴霧ではなく、ろ紙やネットに含浸させて局所的に配置した場合には(比較例4および5)、定着阻害率が低い(忌避効果が低い)ことがわかる。ろ紙やネットは繊維質の素材が絡み合う構造を有しているため、繊維間に空隙を有している。そのため、含浸させた忌避成分が繊維間の空隙に浸透し、極めて高い濃度でろ紙やネットの表面に存在できないものと推察される。
(実施例5)
調製例8で得られたエアゾール剤を用いた以外は実施例1と同様の手順で試験を行い、定着阻害率を求めた。結果を表4に示す。忌避剤5は塩ビ製の板にほぼ円形に付着しており(図2(A)を参照)、溶剤揮散後の直径は2.9cm(面積約6.6cm2)であった。塩ビ製の板3の面積に対して、忌避剤5の面積は約2.9%であった。忌避剤5に含まれるペルメトリンは0.8mgであった。
Figure 2018008947
表4から明らかなように、ペルメトリンを用いた場合も、局所的に(10%以下)処理すると、高い定着阻害率を示していることがわかる。
(実施例6)
調製例9で得られたエアゾール剤を用いた以外は実施例1と同様の手順で試験を行い、定着阻害率を求めた。結果を表5に示す。忌避剤5は塩ビ製の板にほぼ円形に付着しており(図2(A)を参照)、溶剤揮散後の直径は5.0cm(面積約19.6cm2)であった。塩ビ製の板3の面積に対して、忌避剤5の面積は合計で約8.7%であった。忌避剤5に含まれるハッカ油は36mgであった。
(比較例6)
調製例10で得られたエアゾール剤を用いた以外は比較例1と同様の手順で試験を行い、定着阻害率を求めた。結果を表5に示す。忌避剤5は塩ビ製の板3に5ヶ所付着している(図2(C)を参照)。それぞれの忌避剤5はほぼ円形状に付着しており、溶剤揮散後の直径は4.5cm(面積約15.9cm2)であった。塩ビ製の板3の面積に対して、忌避剤5の面積は合計で約35.3%であった。忌避剤5に含まれるハッカ油は、1ヶ所あたり7.2mgであり合計で36mgであった。
Figure 2018008947
表5から明らかなように、実施例6と比較例6とを比べると、ハッカ油の合計処理量は同じであるにもかかわらず、広範囲に処理した場合よりも局所的に(10%以下)処理した場合の方が、高い定着阻害率を示していることがわかる。
以上、表2〜5から明らかなように、忌避成分が同じ量であれば、忌避剤を広範囲に処理するよりも、局所的に忌避剤を処理する方が、ゴキブリに対して優れた忌避効果を発揮することがわかる。
(実施例7)
調製例5で得られたエアゾール剤のアクチュエーターを、メカニカルブレークアップ構造を有するアクチュエーター(D174W02331N“3”−A、噴口径0.23mm、(株)三谷バルブ製)に変更して噴射力を調整した以外は、実施例1と同様の手順で試験を行い、定着阻害率を求めた。噴射力の測定は上述のとおりであり、25℃の室温下で、デジタルフォースゲージ(型番:DS2−2N、(株)イマダ製)に装着した円形の平板(直径60mm)の中心に向かってエアゾール剤を噴射することによって行った(噴霧孔と平板との距離は5cm)。噴射力は3.1gfであった。結果を表6に示す。
(実施例8)
調製例5で得られたエアゾール剤のアクチュエーターを、非メカニカルブレークアップ構造のアクチュエーター(TW−200、噴口径1.0mm、(株)三谷バルブ製)に変更して噴射力を調整した以外は、実施例1と同様の手順で試験を行い、定着阻害率を求めた。噴射力は6.2gfであった。結果を表6に示す。
(実施例9)
調製例5で得られたエアゾール剤のアクチュエーターを、非メカニカルブレークアップ構造のアクチュエーター(アース製薬(株)製の「医薬品 ゴキジェットプロ 秒殺+まちぶせ」に備えられているアクチュエーター)に変更して噴射力を調整した以外は、実施例1と同様の手順で試験を行い、定着阻害率を求めた。噴射力は18.6gfであった。結果を表6に示す。
Figure 2018008947
表6から明らかなように、処理量および噴射回数が同じ場合、噴射力が強い方が高い定着阻害率を示す傾向にある。その理由としては、噴射力が弱いと薬剤が直線的に噴射されにくく、広範囲に薬剤が広がってしまい、局所的に処理しにくいためであると推察される。
(実施例10)
図3(A)に示すように、高さ20cmの側壁で360cm×180cmの矩形状に仕切った試験領域11に水および固形餌12を置いた。試験領域11の内壁面には、クロゴキブリが逃亡しないように炭酸カルシウムを塗布した。
次いで、調製例4で得られたエアゾール剤を、50cm×60cmの塩ビ製の板13のほぼ中央部に、10cm離した位置から9回噴射した。忌避剤15は塩ビ製の板13にほぼ円形に付着しており(図4(A)を参照)、イソプロパノール(溶剤)揮散後の直径は約6cm(面積約28cm2)であった。塩ビ製の板13の面積(3000cm2)に対して、忌避剤15の面積は約8.4%((252cm2/3000cm2)×100)であった。忌避剤15に含まれるフェノトリンは10.4mg(1.15mg×9)であった。このようにして忌避剤15が処理された塩ビ製の板(処理区)131を得た。
図3(A)に示すように、試験領域11内に、忌避剤15が処理された塩ビ製の板(処理区)131と忌避剤15が処理されていない塩ビ製の板(無処理区)132とを、水および固形餌12を挟んで対向するように置いた。処理区131および無処理区132の上に、図3(B)に示すように、4枚の紙製のシェルター14を置いた。
次いで、クロゴキブリの成虫40頭(オス20頭およびメス20頭)を試験領域11内に放った。室温26±2℃および湿度65±15%RH、暗条件で一晩放置した後、処理区131および無処理区132に置いたシェルター14内に存在するクロゴキブリをカウントした。処理区131および無処理区132に存在していたクロゴキブリの頭数から、実施例1と同様に定着阻害率を求めた。結果を表7に示す。
(参考例7)
調製例4で得られたエアゾール剤を、70cm×80cmの塩ビ製の板13のほぼ中央部に、10cm離した位置から17回噴射した。忌避剤15は塩ビ製の板13にほぼ円形に付着しており(図4(B)を参照)、イソプロパノール(溶剤)揮散後の直径は約6cm(面積約28cm2)であった。塩ビ製の板13の面積(5600cm2)に対して、忌避剤15の面積は約8.5%((476cm2/5600cm2)×100)であった。忌避剤15に含まれるフェノトリンは19.6mg(1.15mg×17)であった。このようにして忌避剤15が処理された塩ビ製の板(処理区)131を得た。このようにして得られた処理区131を用いた以外は、実施例10と同様の手順で試験を行い、定着阻害率を求めた。結果を表7に示す。
Figure 2018008947
表7から明らかなように、局所的に(10%以下)処理し、単位面積当たりの忌避成分の付着量も同じ場合、試験面積が比較的狭い場合に、高い定着阻害率を示していることがわかる。
1 バット
2、12 水・固形餌
3、13 塩ビ製の板
31、131 処理区
32、132 無処理区
4、14 紙製のシェルター
5、15 忌避剤
11 試験領域

Claims (4)

  1. ゴキブリの生息領域に、ゴキブリ用忌避剤を噴霧によって、ゴキブリの生息領域の面積に対して10%以下の塗布面積となるように塗布することを特徴とするゴキブリ用忌避剤の塗布方法。
  2. 前記ゴキブリ用忌避剤が、忌避成分としてピレスロイド系化合物および精油からなる群より選択される少なくとも1種を含む請求項1に記載の塗布方法。
  3. 前記ゴキブリ用忌避剤がエアゾール剤またはスプレー剤である請求項1または2に記載の塗布方法。
  4. ゴキブリ用忌避剤が収容された容器と、
    容器に取り付けられ、定量のゴキブリ用忌避剤を噴射するための定量噴霧用バルブが備えられた噴射部材と、
    を含む局所噴霧製品。
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