JP2018008753A5 - 袋保持構造 - Google Patents

Claims (10)

1. 物品を収納する複数の袋が積層される袋束と、前記袋束を鉛直方向に吊り下げるように保持する袋保持部と、を備える袋保持構造であって、
   前記袋保持部は、
   前記袋束における袋の積層方向の最後尾面に当接する板状部材となる案内部と、
   前記案内部から前方に立設される第一立設部及び該第一立設部の先端から上方に立設される第二立設部を有し、前記袋束の係合孔に対して係合するフック状の取付部と、
   前記袋束の袋の積層方向の先頭側に当接して前記案内部との間で前記袋束を挟み込む押さえ込み部材と、を備え、
   前記押さえ込み部材は、ヒンジ機構によって開閉することで、前記袋束を挟み込む状態と前記袋束を開放する状態を切り替え可能となっており、
   前記案内部は、
   前記袋束の上端から前記袋束の高さ方向の中央よりも下側に亘って、前記最後尾面と当接する中央片と、
   前記袋束の幅方向の両端近傍において、前記中央片に対して正面前方に向かって突出するように屈曲する屈曲部分と、
   を有することを特徴とする袋保持構造。
2. 前記屈曲部分は、前記袋束の高さ方向の中央よりも下側において、前記中央片に対して正面前方に向かって突出することを特徴とする、
   請求項１に記載の袋保持構造。
3. 前記屈曲部分は、前記袋束の高さ方向の中央よりも上側において、前記中央片に対して正面前方に向かって突出することを特徴とする、
   請求項１又は２に記載の袋保持構造。
4. 前記案内部は、前記袋束の幅方向両端付近が袋束の幅方向中央付近と比較して、袋の積層方向先頭側に凸となるように袋束を保持することを特徴とする、
   請求項１又は２に記載の袋保持構造。
5. 前記案内部は、物品を収容する物品収容装置の本体に対して着脱自在に設けられることを特徴とする、
   請求項１乃至４のいずれかに記載の袋保持構造。
6. 前記押さえ込み部材は、前記袋束を、積層方向の前記最後尾面側に向かって押すことを特徴とする、
   請求項１乃至５のいずれかに記載の袋保持構造。
7. 前記袋束の前記袋は、
   シート状の第一袋片と、
   前記第一袋片と共に袋構造を構成するシート状の第二袋片と、
   前記第二袋片の高さ方向上端から更に上方側へ延長される延長片と、
   前記延長片に形成され、外部部材と係合可能な係合孔と、を備え、
   複数の前記袋が積層される前記袋束は、積層される前記延長片を互いに分離不能に結合させる結合部を有し、
   前記係合孔は、前記延長片の幅方向中央において前記袋の幅寸の１／３以下となる幅方向中央領域に形成され、
   前記係合孔と比較して、前記結合部が、前記袋の幅方向両外側にそれぞれ配置されることを特徴とする、
   請求項１乃至６のいずれかに記載の袋保持構造。
8. 前記結合部は、前記延長片の幅方向両端からそれぞれ幅方向内側へ向かって前記袋の幅寸の１／３以下の範囲内に形成されることを特徴とする、
   請求項７に記載の袋保持構造。
9. 前記袋保持部は、前記袋束の前記結合部が、前記係合孔と比較して、袋の積層方向先頭側に凸となるように袋束を保持することを特徴とする、
   請求項７又は８に記載の袋保持構造。
10. 前記袋保持部は、前記袋束の袋高さ方向袋口側の端部近傍、及び、前記袋束の袋高さ方向の中央近傍から袋底側端部までの少なくとも一部、の双方において、前記幅方向両端付近が前記袋束の幅方向中央付近と比較して、袋の積層方向先頭側に凸となるように前記袋束を保持することを特徴とする、
    請求項１乃至１０のいずれかに記載に記載の袋保持構造。