JP2018008716A - 四面体状包装体の袋口シール装置 - Google Patents

四面体状包装体の袋口シール装置 Download PDF

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Abstract

【課題】袋口を位置ずれや歪みなく良好にシールして見栄えのよい四面体状包装体を得る。【解決手段】物品10を収容した袋12を、袋口12aをコンベヤ16の奥側に向けた上向き姿勢で保持具17に載置して間欠的に搬送する。シール位置P2で停止した袋12の左右の縁部を袋押え69で保持具17に押え付けた状態で、開口爪22,22により袋口12aを上下に拡開して扁平状にする。挟持体で扁平状に保持した袋口12aを開口爪22,22および送気ノズルと共に挟持して送気ノズルから不活性ガスを充填する。開口爪22,22を送気ノズルと共に袋口12aの外方へ退避した後、挟持体の挟持位置より外側をシールバーで挟持して袋口12aをシールする。得られた包装体のコンベヤでの下流への搬送を許容するよう、袋押え69およびシール手段をコンベヤから離間する方向へ移動する。【選択図】図2

Description

本発明は、食品等の物品が収容された袋を四面体状となるように、その袋口をシールする装置の改良技術に関する。
スナック菓子、サラダ、野菜等の食品を小分けして袋に収容した後に、該袋の開口部をシールして四面体状とした包装体を製造する装置として、特許文献1に開示の装置が提案されている。この装置では、物品を収容した袋の袋口を斜め側方に向けてコンベヤに所定間隔毎に載置して搬送し、シール位置で停止した袋の袋口を開口爪で上下に拡開して該袋口を扁平状にした状態で、該袋口を挟持体で押えて送気ノズルから不活性ガスを充填する。そして、開口爪を袋口より外へ退避した後、挟持体の挟持位置より外側をシールバーで挟んで、袋口をシールしている。
前記装置による包装で用いられる被包材としては、商品名その他の所定の印刷が施されたフィルム素材を所定寸法でシート状の四角形に形成した平袋であって、その四辺の内の一辺が開口し、他の三辺が溶断シールなどによってシールされた袋が用いられる。このような平袋を用いる包装では、袋内に物品を収容した後に、底辺となるシール部と交差する方向に封止されるように袋口をシールすることで、三角状の面を4つ備えた四面体状包装体が得られる。また、袋口がシールされる際に、平袋における左右のシール部が、袋口の左右面で上下方向に延びた左右同じ位置となるように重なる状態とすることで、歪みなく整った四面体状包装体が得られる。
前記四面体状包装体において、前記左右のシール部における袋口側の端部に合致するように切欠き部などの開口容易部を設け、三角形の垂線上に概略位置する左右のシール部を開封ガイドとするようにした袋形態なども提案されている(例えば、特許文献2)。
特許第5271862号公報 特許第3997251号公報
前記装置において、コンベヤへ物品が収容された袋を人手にて供給すると、載置姿勢がその都度ばらついて袋口のシールに際して、袋口の向きが変化したりしているので、シールされて得られた袋のゆがみなどによって、左右で同位になるはずの前記左右のシール部の位置が一致しないという問題があった。このため商品価値に大きく影響するばかりでなく、特許文献2のような包装形態を採用する場合は、左右のシール部の重なり位置のずれにより開封に支障をきたすおそれがある。
そこで本発明は、従来の技術に係る前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、袋口を位置ずれや歪みなく良好にシールして見栄えのよい四面体状包装体を得ることができる袋口シール装置を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の四面体状包装体の袋口シール装置は、
袋口を挟む左右の両側縁に溶断シールが施されて物品が収容された袋を、前記袋口が搬送方向と交差する一側方を向くと共に搬送方向前後に前記溶断シールされたシール部が位置する横倒し姿勢で搬送するコンベヤと、袋の袋口を上下方向に拡開する拡開手段と、袋の袋口をシールするシール手段とを備えた四面体状包装体の袋口シール装置において、
前記コンベヤに所定間隔毎に設けられて前記袋が載置され、該袋における前記袋口と反対側の底辺が搬送方向に沿うと共に前記袋口が縦長扁平状に拡がった開口状態で前記袋を保持する保持具と、
前記保持具に保持されている袋の搬送方向前後に位置する各縁部を押える袋押えとを備え、
前記袋押えで袋の両縁部を押えた状態で、前記拡開手段により袋口を拡開すると共に拡開された袋口を前記シール手段でシールするよう構成したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、コンベヤへの袋の載置姿勢に位置ずれや歪みが生ずることなく安定的に袋を保持して搬送し、袋の袋口を拡開する際には、袋の保持状態において位置ずれするようなことが無いので、袋口を位置ずれや歪みなく良好に扁平化してシールすることができる。よって、被包材において平袋の左右にシール部が形成されたものを使用した際に、扁平状にした袋口において左右に重合するフィルムのシール部の形成ラインが位置ずれして四面体状包装体の形が歪むなどして見栄えが低下したり、シール部をガイドとした開封に支障をきたすのを防止することができる。
請求項2に係る発明では、前記袋押えは、前記コンベヤの間欠走行の停止時に前記拡開手段による袋口の拡開と前記シール手段による袋口のシールとを行う位置に配置したことを特徴とする。
請求項2の発明によれば、袋口の拡開時と拡開された袋口をシールする時に少なくともその動作位置に合わせて袋押えを配置するだけのシンプルかつ簡単な構成とすることができる。
請求項3に係る発明では、前記シール手段による袋口のシール前に、袋内に気体を充填する気体充填手段を備え、
前記袋押えは、前記気体充填手段による袋内への気体の充填により袋が膨らむのを阻害しないように該袋の両縁部を押える一対の押え片を備えたことを特徴とする。
請求項3の発明によれば、袋が膨らむのを阻害せずに袋を押え付けるので、袋が拡開されて張った整った形に成形されて袋口を良好にシールすることができる。
請求項4に係る発明では、前記袋押えは、袋の両縁部を押える袋押え位置と両縁部を解放して袋に接触しない退避位置との間を回動可能に支持され、
前記袋押えを回動する駆動手段を設けたことを特徴とする。
請求項4の発明によれば、簡単な構成で袋の縁部の押え付けを正確に行うことができる。
請求項5に係る発明では、前記保持具に支持片を設け、前記袋押えを支持片に押し付けて袋の両縁部を挟んで保持するよう構成したことを特徴とする。
請求項5の発明によれば、袋押えと支持片とで袋の縁部を確実に保持することができる。また、袋押えの構成を簡素化することができる。
請求項6に係る発明では、前記保持具は、前記コンベヤにおける前記シール手段の配置側から反対側に向けて下降傾斜する底受部の傾斜下方側に位置して該底受部に載置された前記袋の底辺を支持可能な底支持部と、該底支持部よりコンベヤにおけるシール手段の配置側において搬送方向の前後に離間して所定高さで立ち上がり、前記底受部に載置された袋の底面が底辺側から袋口側に向かうにつれて搬送方向の前後幅が小さくなるように該袋の搬送方向の前後部位を上側に立ち上げるように支持する一対の傾斜側壁とを備え、
各傾斜側壁は、下側から上側に向かうにつれて他方の傾斜側壁から離間する方向に傾斜すると共に、該傾斜側壁に前記支持片を設けたことを特徴とする。
請求項6の発明によれば、底受部に載置された袋の底面を底辺側から袋口側に向かうにつれて搬送方向の前後幅が小さくなるように支持して、おおよそ四面体形状となった袋の形状が変化することなく良好に支持することができる。
請求項7に係る発明では、前記保持具に保持した袋の搬送方向前後に位置し、該袋における底面から上側に傾いて立ち上がる各傾斜側面の支持部を備え、該支持部は、傾斜側面を底辺側より袋口側を高い位置で支持するよう設定したことを特徴とする。
請求項7の発明によれば、保持具に人手で袋を載置する時の作業性が良く、また袋口を拡開してシールするまで保持具内において袋を所定形状にして位置ずれさせることなく保持することができる。
本発明によれば、コンベヤへの袋の載置姿勢に位置ずれや歪みが生ずることなく安定的に袋を保持して搬送し、袋の袋口を拡開する際には、袋の保持状態において位置ずれするようなことが無いので、袋口を位置ずれや歪みなく良好に扁平化してシールできる。
実施例に係る四面体状包装体の袋口シール装置を示す要部概略側面図である。 実施例に係る袋押えおよび開口爪を示す要部概略側面図である。 実施例に係る袋押えを示す要部概略平面図である。 実施例に係るシール手段を、シールバーの閉成状態で示す概略正面図である。 実施例に係るコンベヤを水平状態とし、コンベヤでの各搬送位置における袋口の成形状態を示す略体図である。 実施例に係る各種処理工程を示す作用説明図である。
次に、本発明に係る四面体状包装体の袋口シール装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。
本実施形態において採用し得る被包材としての袋として、所定寸法でシート状の四角形に形成された平袋であって、透明フィルムに商品名その他の所定の印刷が施されたフィルム素材が使用され、四辺の内の一辺が開口し、他の三辺が夫々加熱溶着されたシール部を備えている。袋底辺となるシール部および袋左右に形成されたシール部は、溶断シールを施したものや、それらシール部の何れか、あるいは全てが所定幅を有する熱溶着シールや、または特公昭53−16756号公報や特公昭63−50269号公報に記載された形態が必要に応じて採用される。なお、実施例では四角形に形成された平袋を被包材として採用した場合について例示した。また、被包材としては、シール易開封処理(切り込み、ミシン目、ハーフカット処理、あるいはフィルムのシール部を剥がれ易くするための弱シール処理等)を施したものが好適である。
図1は、実施例に係る四面体状包装体の袋口シール装置を示すものであって、該装置は、例えばサラダ等の惣菜類やその他の各種加工食品を主とした食品等の物品10が所定量単位で収容された袋12は、図示の如く袋口12aが上下方向に引き延ばされて袋12の上下と左右の四面が略三角形状となり、その縦長扁平状に拡がるように開口した袋口12aが搬送方向と交差する方向となるコンベヤの一側方を向く横倒し姿勢で載置して搬送するコンベヤ16を備える。コンベヤ16は、図3に示す如く、平ベルト16aの走行方向へ所定間隔毎に保持具17が袋サイズに応じて着脱交換可能に配設され、各保持具17に袋12は、袋口12aと反対側の端部でシールされた袋底部の底辺12cがコンベヤ16の搬送方向に沿い、また袋12の線状シール部として左右の傾斜側面12f,12fに臨む溶断シール部(シール部)12dがコンベヤ16の搬送方向前後に位置する姿勢で載置される。なお、コンベヤ16において袋口12aが向く側と反対側が、コンベヤ16に対して袋12を載置する作業を行う作業側として設定されており、この作業側を手前、それと反対側を奥と指称するものとする。
前記保持具17は、図1または図2に示す如く、袋12を載置した際に袋口12aが斜め上向き姿勢となって載置されるよう構成されている。実施例では、コンベヤ16の載置面の手前が下側へ傾き、コンベヤ16における保持具17の取着面は、手前側より奥側が高くなるように傾いた斜状に配置されて、保持具17に載置された袋12の袋口12aが斜め上向き姿勢となるようにしている。前記載置面は、角度調節機構(図示せず)によってコンベヤ16の手前が下がって配設される傾斜角度を任意の角度に調節可能に支持されている。また、コンベヤ16は、位置調節手段31のハンドル32の回転操作によって固定解除状態としたもとで搬送方向と交差する方向(奥・手前方向)に進退移動して位置調節した後にハンドル32の回転操作によって位置決め固定することで、後述するシール手段26のシールバー34,34による袋口12aの挟持位置を調節可能に構成されている。
前記保持具17は薄板状の素材を折り曲げ形成され、コンベヤ16における平ベルト16aの載置面に取り付けられる底受部18と、該底受部18の縁部に設けられた保持部19とを備え、該底受部18および保持部19によって袋12の底部を収容可能な収容凹部Sが画成される。底受部18は、図3に示す如く、平面視において略台形状に形成されて、一辺の長さが短い底辺をコンベヤ16の奥側に向けて配置される。そして、実施例では、コンベヤ16の載置面の傾きによって底受部18は、奥側から手前側(コンベヤ16におけるシール手段26の配置側から反対側)に向けて下降傾斜している。保持部19は、底受部18における前記短い底辺と対向する長辺となる底辺から上側に立ち上がる底支持部20と、底支持部20より奥側(コンベヤ16におけるシール手段26の配置側)に位置する底受部18における左右の傾斜辺18a,18aから上側に立ち上がる側受部21,21とを備え、奥側から手前側に向けて下降傾斜する底受部18に載置された袋12は、保持部19によって袋口12aが斜め上方を向く姿勢で保持される。また、前記底辺12cが底受部18の傾斜下方側に位置する底支持部20に当接して支持され、底支持部20に底辺12cが支持された袋12は、図1〜図3に示す如く、袋口12aが保持具17(コンベヤ16)の奥側から外方に延出した状態で保持されて搬送されるよう構成される。また、各側受部21は、底受部18の傾斜辺18aから外側に離間するにつれて上昇傾斜する傾斜側壁21aと、該傾斜側壁21aの上端縁から上側に延出する側支持部(支持部)21b,21cとを備える。そして、袋12を収容凹部Sに嵌め込むようにして底受部18に載置することで、袋12の底辺12cが底支持部20で支持されると共に、該袋12の搬送方向の前後部位が底部から上側に傾いて立ち上がるように左右に離間する側受部21,21の傾斜側壁21a,21aで支持されて、袋12は、保持具17の底受部18に載置される底面が底辺側から袋口側に向かうにつれて左右幅(搬送方向の前後幅)が小さくなる形状(略三角形状)に保持されて、全体として略四面体状となるように位置決め保持される。すなわち、底受部18に載置された袋12は、略三角形状となった底面の1/2以上の範囲が保持具17で覆われると共に、底辺12cおよび2つの斜辺12e,12eが、保持部19の底支持部20および左右の側受部21,21によって外側から覆うように保持されることで、袋12は略四面体状を維持するよう構成される。
前記各側受部21における傾斜側壁21aは、図2および図3に示す如く、手前側から奥側に向かうにつれて左右幅が広くなる三角形状に形成されると共に、各傾斜側壁21aは、下側から上側に向かうにつれて他方の傾斜側壁21aから離間するように傾斜して所定高さで延在し、前記底受部18に載置された袋12の底面が底辺側から袋口側に向かうにつれて搬送方向の前後幅が小さくなるように、該袋12の搬送方向の前後部位を上側に立ち上げるように支持する。すなわち、袋12の略三角形状となった底面における前記底受部18の傾斜辺18aに対応する斜辺12e,12eから立ち上がる左右の各傾斜側面12fが傾斜側壁21aで支持されて、袋12が略四面体状に維持される。そして、この傾斜側壁21aに、前記底受部18に載置された袋12の各傾斜側面12fにおいて底辺12cから袋口側に向かうにつれて上昇傾斜する溶断シール部12dを含む各縁部12gを下側から支える支持片21dが設けられる。この支持片21dは、図3に示す如く、袋12における底辺側に偏った位置において内側に張出して設けられており、後述する袋押え69により袋12の両縁部12g,12gを挟持して位置ずれを防ぐよう構成される。また、前記各側受部21における側支持部21b,21cは、前記支持片21dを挟んで手前側の第1側支持部21bと、奥側の第2側支持部21cとからなり、第1側支持部21bより第2側支持部21cが底受部18からの突出寸法が高くなるよう設定される。すなわち、側支持部21b,21bは、底受部18に載置された袋12の底辺側より袋口側が高くなるよう形成されて、略四面体状となった袋12の各傾斜側面12fを底辺側より袋口側において高い位置で支持し得るよう構成される。また、各側支持部21b,21cは、略四面体状となった袋12の各傾斜側面12fに位置する各縁部12gを外側から支持する。
前記コンベヤ16は、搬送上流側の供給位置P1と、搬送終端までに至る中間位置となるシール位置P2と、搬送下流側の取り出し位置P3とに対応して各保持具17に載置した袋12を順次停止するように間欠走行するよう構成される(図5参照)。
前記コンベヤ16における袋12の袋口12aが向く奥側には、コンベヤ16の間欠走行の停止時に前記シール位置P2に至った袋12の袋口12aを上下に拡開して扁平状に保持する一対の開口爪(拡開手段)22,22と、袋内に気体を充填する送気ノズル(気体充填手段)24と、袋口12aを密封シールするシール手段26とが配設され、当該シール位置P2において、袋口12aを扁平状に整形する工程と、袋内に気体を充填する工程および袋口12aを密封シールする工程との全ての処理動作を行って四面体状包装体28(以後、単に包装体とも称す)を得るよう構成される。
前記開口爪22,22は、袋口12aの外側方の退避位置と袋内の挿入位置との間を進退移動する進退機構と、開口爪22,22を開閉作動する平行リンクを備えた拡開機構33とからなる作動機構により動作するよう構成され、前記拡開機構33により前記一対の開口爪22,22が上下方向に拡縮し得るよう配設されている。開口爪22,22の退避位置は、袋口12aが扁平状とされた際の上下方向の中央に配置され、袋口12aから進入した開口爪22,22が広がることで袋口12aが均等に押し広げられる。また、開口爪22,22における袋内への挿入部位は、該開口爪22,22により扁平状に保持した際に袋口12aの斜め上下方向に延在する傾斜辺12bと交差(図2では直交)するように、コンベヤ16の取着面に対して所定角度で傾斜配置されており、拡開状態で各開口爪22による袋口12aから袋内側に向けた挿入量は均等な長さとなるよう設定されている。
前記開口爪22,22の対向面に、袋内に窒素あるいは窒素と二酸化炭素の混合ガス等からなる不活性ガス(気体)を充填する送気ノズル24が夫々開口爪22と一体に設けられ、送気ノズル24,24は、開口爪22,22と共に袋内に挿入され、その先端に形成された送気孔が袋内に臨んで不活性ガスを噴出するよう構成される。
前記送気ノズル24,24による袋内への気体の充填量は、少なくとも袋12を膨らんだ状態にして四面体形状を保持でき、袋内の物品10を外圧等から保護し得るクッション機能を付与可能な量とすることが最も好ましい。本例では、気体として窒素ガス等の不活性ガスを用いるようにしたので、袋素材としてガスバリア性フィルムを使用することが推奨される。
前記シール手段26は、袋口12aを挟持して溶着シールする一対のシールバー34,34と、該シールバー34,34による袋口12aのシールに先立ち開口爪22,22で扁平状に保持した袋口12aを左右外側から挟持するスポンジやゴム材等の弾性部材36aを対向面に備えた一対の挟持体36,36を有する挟み手段38が設けられる。前記シール手段26は、機枠30に昇降自在に設けた複数のガイドロッド60の上端に取着した移動枠42に配設される。ガイドロッド60は接離機構により昇降動され、シールバー34,34が、コンベヤ16で搬送される袋12がシール位置P2に至るまでとシール後の搬出時に袋12と接触しない上方の退避位置と、袋口12aを左右外側から挟持してシール可能な下方の挟持位置との間を移動可能に構成されている。
前記シールバー34,34は、前記移動枠42に回動自在に配設された一対の作動軸66,66の夫々と一体回転するアーム68の先端に設けた支持部材48を介して配設され、移動枠42に設けた開閉機構(図示省略)によって開閉作動し得るよう構成される。これら構成によって、一対のシールバー34,34は、相互に離間する開放状態で接離機構と開閉機構とからなる作動手段によって前記退避位置から挟持位置まで下降した後に、両シールバー34,34が開放状態から相互に閉じるように作動して袋口12aを挟持してシールする。シールバー34,34は、前記開口爪22,22により扁平状に保持した袋口12aの傾斜辺12bに略沿うように傾斜配置されている(図1参照)。実施例では、四角形の平袋から正四面体の包装体28を得るものとしたので、袋口12aを扁平にしたときに残る四面体状に形成された袋12の各面は正三角形となり、前記傾斜辺12bはコンベヤ16の取着面に対して60度の角度で交わるように傾斜する。従って、図1の如くシールバー34,34は、コンベヤ16の取着面に対する傾斜角度αが略60度となるように配置されて、開口爪22,22で扁平状に保持する袋口12aの前記傾斜辺12bに沿って該袋口12aを所定幅でシールするよう構成される。
前記各支持部材48には、シールバー34よりコンベヤ16側に向けて近接する位置において該シールバー34と平行に延在する挟持体36が配設される。各挟持体36は、その対向面に配設された弾性部材36aの挟持面が対応するシールバー34のシール面より突出する位置に保持されるように支持部材48との間に介挿したばね等の弾発部材40(図4参照)により相互に対向する方向に付勢され、シールバー34,34が閉移動して袋口12aを挟持する前に、そのシール予定位置より袋底部側において袋口12aの幅全域に亘って挟持する。
前記シールバー34,34を相互に近接する際に挟持体36,36により袋口12aを挟持して、その後に挟持体36,36で挟持された袋口12aをシールバー34,34で挟持してシールするよう作動される。このような構成によって、シールバー34,34が閉移動するときには、挟持体36,36で袋口12aを挟持する際に該挟持体36,36で開口爪22,22と送気ノズル24,24とを挟み込み、その時期に合わせて送気ノズル24,24から不活性ガスを充填し、そのガス充填後に送気ノズル24,24と一体となった開口爪22,22を袋口12aから抜き、挟持体36,36で挟持された袋口12aをシールバー34,34で挟持してシールする。
前記コンベヤ16における袋12の底辺12cが向く手前側には、コンベヤ16の間欠走行の停止時に前記シール位置P2に至った袋12の左右の縁部12g,12gを押えて保持する袋押え69が配設されている。袋押え69は、図2に示す如く、シール位置P2に搬入された袋12を前記保持具17の支持片21d,21dとで押えて保持する袋押え位置と、該袋押え位置から上方に離間した退避位置との間を移動するよう回動可能に支持され、駆動手段としてのエアシリンダ71によって回動される。袋押え69は、図3に示す如く、二股のフォーク状に形成されて、各延出部の先端に設けた押え片70が、保持具17の各支持片21dと対応する位置に設けられており、押え片70,70によって、前記送気ノズル24で袋内に気体を充填する際に袋12が四面体状に膨らむのを阻害しないように該袋12の左右の縁部12g,12gを支持片21d,21dに押え付けるよう構成される。このようにして袋押え69は、袋口12aを扁平状に整形する前に袋押え位置まで移動して袋12を保持具17に押し付けて保持し、袋口12aのシール完了後において前記縁部12g,12gを解放して退避位置まで移動する。なお、気体充填時に袋12が四面体状に膨らむのを阻害しないように該袋12の左右の縁部12g,12gを押える構成として、押え片70,70により縁部12g,12gを押え付ける範囲や、押え付ける位置が、袋12の左右の縁部12g,12gを押え片70,70で押えた状態で袋12が四面体状に膨らむのを阻害しないようになっていればよい。また、押え片70,70により縁部12g,12gを押え付ける強さを、袋12が四面体状に膨らむのを阻害することなく縁部12g,12gの位置を維持し得るものであってもよい。
〔実施例の作用〕
次に、前述した実施例に係る四面体状包装体(以下包装体と称す)の袋口シール装置の作用について説明する。
図5に示すように、前記コンベヤ16の間欠走行の停止時に、コンベヤ16の搬送上流となる供給位置P1において保持具17に、物品10を収容した袋12を、その袋口12aがコンベヤ16の奥側を向くと共に溶断シール部12d,12dが搬送方向前後に位置する横倒し姿勢で載置する。図2の如く保持具17に載置された袋12は、その底辺12cが下方に位置するように袋口12aが斜め上向きに傾斜した姿勢となって支持され、袋内に収容されている物品10は、底辺側に寄せられた状態となって袋口12a側には物品10が存在しない空間が画成されるように保持具17は搬送方向と交差する方向へ傾斜配置されている。また、袋12が保持具17の収容凹部Sに嵌り込むことで、袋12の底面は袋口側が頂点となる略三角形状になると共に全体が立体形状で略四面体状となるように位置決め保持される。保持具17における左右の傾斜側壁21a,21aは、下側から上側に向かうにつれて他方の傾斜側壁21a,21aから離間するように傾斜しているので、該傾斜側壁21a,21aで支えられる袋12の左右の傾斜側面12f,12fにおける溶断シール部12d,12dより下側は左右外側に向けて上昇傾斜し、該左右の傾斜側面12f,12fに位置する溶断シール部12d,12dを含む左右の縁部12g,12gが前記支持片21d,21dに載置される。また、各傾斜側壁21aから上側に延出する前記側支持部21b,21cで縁部12gが外側から支持されることで、該縁部12gが支持片21dに載置された状態に維持される。なお、袋12の底辺12cは底支持部20に支持されて、袋口12aが斜め上向き姿勢に保持されると共に、袋口12aは保持具17(コンベヤ16)の奥側から外方に所定長さだけ延出した状態となる(図3参照)。
保持具17の傾斜によって袋12を供給位置P1へ載置するときや、供給位置P1から前記シール位置P2まで搬送する途上で袋12に収容した物品10が袋口付近や袋口12aより外方にこぼれ出るのを抑制することができ、内容量が変化したり袋口12aのシール時にシール部に内容物が噛み込んでシール不良となる等の不具合を防止することができる。また、袋12が保持具17の収容凹部Sに嵌り込むので、該保持具17に載置された袋12の姿勢に位置ずれや歪みが生ずることなく安定的に袋12を保持して搬送することができ、シール位置P2まで搬送された袋12の袋口12aを、前記開口爪22,22およびシール手段26に対して適正な位置に臨ませることができる。また、保持具17は、袋12を傾斜した姿勢で保持できるように手前側が低くなるように傾いているので、コンベヤ16の手前側から保持具17に人手で袋12を載置する時の作業性が良い。更に、保持具17の側支持部21b,21cは、略四面体状となった袋12において、底辺側から袋口側に向けて立ち上がり幅が大きくなる傾斜側面12fを、該立ち上がり幅に応じて底辺側より袋口側を高い位置で支持するので、袋口12aをシールする時に袋12を安定して保持できる。
袋12がシール位置P2に到来してコンベヤ16の走行が間欠停止すると、前記エアシリンダ71により袋押え69が退避位置から袋押え位置に移動されて、袋12の左右の縁部12g,12gを保持具17の支持片21d,21dに押え付ける。袋押え69による袋12の左右の縁部12g,12gの押え付け完了後に、開口爪22,22が袋内に挿入され、相互に離間することで(図6(a)参照)、袋口12aは上下に拡開されて扁平状に保持される。また、袋内に挿入された開口爪22,22と送気ノズル24,24とを前記挟持体36,36で挟み込んで一時停止し(図6(b)参照)、送気ノズル24,24から不活性ガスが噴出されて袋内に充填される。
前記開口爪22,22と送気ノズル24,24が袋口12aの外方へ退避した後、前記挟持体36,36で挟持された挟持位置より外側の袋口12aは、シールバー34,34で挟持されてシールされ(図6(c)参照)、袋口12aが斜めにシールされた包装体28を得ることができる。また、袋口12aのシール完了後、前記エアシリンダ71により袋押え69が退避位置に向けて移動されて、得られた包装体28のシール位置P2からの搬出が許容される。
図1の如く前記シール位置P2において袋12は、袋口12aを斜め上向き姿勢で傾斜した状態で支持されて、内部の物品10は底辺側に片寄り状態となっているから、袋口12aをシールする際に、シールバー34,34で物品10が挟み込まれてシールされてしまうようなことがない。また袋口12aは、保持具17(コンベヤ16)から外側方に延出して支持されていないので開口爪22,22での袋口12aの拡開を良好になし得る。そして、袋口12aを扁平にしてシワを生ずることなく良好な密封シールを行うことができる。
そして、得られた包装体28がシール位置P2から下流側に搬出される際にシールバー34,34および袋押え69は退避位置に移動するので、包装体28はシール手段26および袋押え69と接触することなくコンベヤ16における取り出し位置P3で作業者が取り上げる等によりコンベヤ外に取り出される。
このように本例では、袋12の袋口12aを上下に拡開して袋口12aを扁平状にすると共に該袋口12aを外側から挟んでシールする際には、袋押え69によって袋12の左右の縁部12g,12gを保持具17に押え付けて位置ずれしないようにしたので、袋12の袋口12aを上下方向に扁平状とした時の左右に重合するフィルムの前記溶断シール部12d,12dの形成ラインが位置ずれするのを防止でき、それにより包装体28の見栄えを低下させるのを防ぐことができる。特に、袋口12aにおける溶断シール部12d,12dに続く上端に開封案内部が形成された被包材を用いる場合では、開封案内部の重合ずれを防止できるので、開封案内部から溶断シール部12d,12dまでの開封案内が良好に行われる。また、袋押え69と保持具17に設けた支持片21d,21dとで袋12の左右両縁部12g,12gを挟むようにしたので、袋口12aの拡開からシールまでの間で袋全体を位置ずれなく確実に保持することができる。
袋押え69はシール位置P2まで到来した袋12を押付け可能に配設したので、装置の簡素化を図ると共に製造コストを抑えることができる。また、コンベヤ16は、傾斜角度および奥・手前方向に位置調節自在に構成したので、保持具17に載置される袋サイズに応じてコンベヤ16の傾斜角度と奥・手前方向の位置調節を行うことによって、前記シール手段26によって袋口12aを適正にシールすることができる。
また、前記シール手段26が袋口12aから後退し、またシール位置P2から取り出し位置P3へ袋12が搬出される際に、袋口12aの左右の縁部12g,12gを保持具17に押し付けている袋押え69がその押し付けを解除して退避位置に向けて移動することで包装体28の搬出が許容される。また、袋押え69は、退避位置と袋押え位置との間を揺動するので、シール位置P2に対する袋12の搬入および包装体28の搬出を阻害することなく簡単な構成で袋12の左右の縁部12g,12gを押えることができる。
(変更例)
本発明は実施例の構成に限定されるものではなく、例えば、以下のようにも変更実施可能である。また、以下の変更例に限らず、実施例に記載した構成については、本発明の主旨の範囲内において種々の実施形態を採用し得る。
(1) コンベヤ16は、実施例では平ベルト16aを傾斜配置して保持具17の取着面を、作業者が保持具17への袋12の載置を行う手前側に傾くように傾斜させたが、その様な構成に代えて、保持具17自体が袋12を傾けた姿勢で収容保持し得るように形成される構成を採用するなど、少なくとも保持具17に収容された袋12が傾く姿勢で保持される適宜構成とすればよい。
(2) 袋押え69は、シール位置P2に1つ配設したが、保持具17の夫々に対応して設けてもよい。
(3) 袋口12aの拡開と、袋口12aのシールとを同じ位置で行うようにしたが、各工程を別々の停止位置で行うようにしてもよく、それに合わせて袋押え69を夫々の位置に設ける構成を採用することができる。
(4) 保持具17については、異なる複数種類の袋サイズに適合した複数種類の保持具17を用意し、袋サイズの変更に際してコンベヤ16に対して保持具17を着脱交換できるようにしてもよい。
(5) 異なる複数種類の袋サイズに適合した袋サイズ別のアダプターを用意し、袋サイズの変更に際して保持具17に対してアダプターを着脱交換できるようにしてもよい。
(6) 保持具17に袋12が載置される底受部18を設ける構成を採用したが、保持具17は、袋12の底辺12cを支持する底支持部20と、袋12における搬送方向の前後部位を立ち上げるように支持する一対の傾斜側壁21a,21aとを備えるものであればよく、例えばコンベヤ16の載置面を底受部として該底受部(載置面)に載置された袋12の底辺12cと前後部位とを保持具17の底支持部20と傾斜側壁21a,21aとで支持して略四面体状に保持するなどの他の構成を採用し得る。
(7) 袋押え69の作動機構は回動式に限られるものでなく、上下移動方式や平行リンク方式、その他の適宜作動機構を採用することができる。
(8) 袋押え69の駆動手段にはエアシリンダを採用したが、モータその他の公知の駆動手段を採用し得る。また、各保持具17がシール位置P2に位置付いた際に、袋押え69が袋12の縁部12gを押え付ける動作を行うカムレバー方式などの各種の機械的作動機構を採用するようにしてもよい。
(9) 袋押え69と保持具17(支持片21d)とで袋12の縁部12gを挟んで位置決めする構成を採用したが、例えばコンベヤ16に別途設けた受部と袋押え69とで袋12の縁部12g,12gを挟んで位置決めするなどの他の構成を採用し得る。
10 物品,12 袋,12a 袋口,12c 底辺,12e 斜辺,12f 傾斜側面
16 コンベヤ,17 保持具,19 保持部,21a 傾斜側壁
21b 第1側支持部(支持部),21c 第2側支持部(支持部),21d 支持片
22 開口爪(拡開手段),24 送気ノズル(気体充填手段),26 シール手段
69 袋押え,70 押え片,71 エアシリンダ(駆動手段),P2 シール位置

Claims (7)

  1. 袋口(12)を挟む左右の両側縁に溶断シールが施されて物品(10)が収容された袋(12)を、前記袋口(12a)が搬送方向と交差する一側方を向くと共に搬送方向前後に前記溶断シールされたシール部(12d,12d)が位置する横倒し姿勢で搬送するコンベヤ(16)と、袋(12)の袋口(12a)を上下方向に拡開する拡開手段(22,22)と、袋(12)の袋口(12a)をシールするシール手段(26)とを備えた四面体状包装体の袋口シール装置において、
    前記コンベヤ(16)に所定間隔毎に設けられて前記袋(12)が載置され、該袋(12)における前記袋口(12a)と反対側の底辺(12c)が搬送方向に沿うと共に前記袋口(12a)が縦長扁平状に拡がった開口状態で前記袋(12)を保持する保持具(17)と、
    前記保持具(17)に保持されている袋(12)の搬送方向前後に位置する各縁部(12g,12g)を押える袋押え(69)とを備え、
    前記袋押え(69)で袋(12)の両縁部(12g,12g)を押えた状態で、前記拡開手段(22,22)により袋口(12a)を拡開すると共に拡開された袋口(12a)を前記シール手段(26)でシールするよう構成した
    ことを特徴とする四面体状包装体の袋口シール装置。
  2. 前記袋押え(69)は、前記コンベヤ(16)の間欠走行の停止時に前記拡開手段(22,22)による袋口(12a)の拡開と前記シール手段(26)による袋口(12a)のシールとを行う位置(P2)に配置したことを特徴とする請求項1記載の四面体状包装体の袋口シール装置。
  3. 前記シール手段(26)による袋口(12a)のシール前に、袋内に気体を充填する気体充填手段(24)を備え、
    前記袋押え(69)は、前記気体充填手段(24)による袋内への気体の充填により袋(12)が膨らむのを阻害しないように該袋(12)の両縁部(12g,12g)を押える一対の押え片(70,70)を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の四面体状包装体の袋口シール装置。
  4. 前記袋押え(69)は、袋(12)の両縁部(12g,12g)を押える袋押え位置と両縁部(12g,12g)を解放して袋(12)に接触しない退避位置との間を回動可能に支持され、
    前記袋押え(69)を回動する駆動手段(71)を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の四面体状包装体の袋口シール装置。
  5. 前記保持具(17)に支持片(21d,21d)を設け、前記袋押え(69)を支持片(21d,21d)に押し付けて袋(12)の両縁部(12g,12g)を挟んで保持するよう構成したことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の四面体状包装体の袋口シール装置。
  6. 前記保持具(17)は、前記コンベヤ(16)における前記シール手段(26)の配置側から反対側に向けて下降傾斜する底受部(18)の傾斜下方側に位置して該底受部(18)に載置された前記袋(12)の底辺(12c)を支持可能な底支持部(20)と、該底支持部(20)よりコンベヤ(16)におけるシール手段(26)の配置側において搬送方向の前後に離間して所定高さで立ち上がり、前記底受部(18)に載置された袋(12)の底面が底辺側から袋口側に向かうにつれて搬送方向の前後幅が小さくなるように該袋(12)の搬送方向の前後部位を上側に立ち上げるように支持する一対の傾斜側壁(21a,21a)とを備え、
    各傾斜側壁(21a)は、下側から上側に向かうにつれて他方の傾斜側壁(21a)から離間する方向に傾斜すると共に、該傾斜側壁(21a,21a)に前記支持片(21d,21d)を設けたことを特徴とする請求項5記載の四面体状包装体の袋口シール装置。
  7. 前記保持具(17)に保持した袋(12)の搬送方向前後に位置し、該袋(12)における底面から上側に傾いて立ち上がる各傾斜側面(12f,12f)の支持部(21b,21c)を備え、該支持部(21b,21c)は、傾斜側面(12f,12f)を底辺側より袋口側を高い位置で支持するよう設定したことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の四面体状包装体の袋口シール装置。
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