JP2018008648A - ハイブリッド自動車 - Google Patents

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Abstract

【課題】第2モータを駆動軸から切り離すことができると共に比較的高車速でも要求駆動力により走行することができる自動車を提供する。【解決手段】ブレーキをオンとすることによりオーバードライブ状態とする機構と第2モータを駆動軸から切り離すクラッチとを備え、ブレーキをオンとすると共にクラッチをオフとして走行する所定走行時には、バッテリの目標蓄電量を所定走行時ではないときに比して大きくなるように設定し、バッテリの蓄電量が目標蓄電量となるように、且つ、走行に要求される要求駆動力がエンジンからの駆動力と第1モータからの駆動力とによって賄われるようにエンジンと第1モータとを制御する。【選択図】図7

Description

本発明は、ハイブリッド自動車に関する。
従来、この種のハイブリッド自動車としては、遊星歯車機構のサンギヤに第1モータ,キャリアにエンジン,リングギヤに車軸に連結された駆動軸が接続され、駆動軸に変速機を介して第2モータが接続されたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このハイブリッド自動車では、必要に応じて、変速機により第2モータを駆動軸から切り離すことができるようにしている。
また、第1遊星歯車機構のサンギヤに第1モータ,キャリアにエンジン,リングギヤに車軸に連結された駆動軸が接続され、第2遊星歯車機構のサンギヤに第1遊星歯車機構のサンギヤ,キャリアにブレーキ,リングギヤに第1遊星歯車機構のキャリアが接続され、駆動軸に第2モータが接続されたものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。このハイブリッド自動車では、比較的高車速で走行するときなどにブレーキをオンとすることにより、オーバードライブ状態として走行することができるようにしている。
特開2004−282886号公報 特開2014−184821号公報
しかしながら、上述の前者のハイブリッド自動車では、変速機により第2モータを切り離した状態で走行するときには、エンジンからの動力だけで走行することになるため、走行に必要な駆動力を得ることができない場合が生じる。また、後者のハイブリッド自動車では、比較的高車速で走行するときには第2モータも高回転で駆動するから、第2モータとして高回転駆動が可能なモータを用いる必要がある。
本発明のハイブリッド自動車は、第2モータを駆動軸から切り離すことができると共に比較的高車速でも要求駆動力により走行することができる自動車を提供することを主目的とする。
本発明のハイブリッド自動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のハイブリッド自動車は、
エンジンと、
第1モータと、
第2モータと、
共線図において順に並ぶ第1回転要素と第2回転要素と第3回転要素とを有し、前記第1回転要素に前記第1モータが連結され、前記第2回転要素に前記エンジンが連結され、前記第3回転要素に車軸に連結された駆動軸が連結された第1遊星歯車機構と、
共線図において順に並ぶ第4回転要素と第5回転要素と第6回転要素とを有し、前記第4回転要素に前記第1回転要素が連結され、前記第6回転要素に前記第2回転要素が連結された第2遊星歯車機構と、
前記第5回転要素に接続されたブレーキと、
前記第2モータの回転軸と前記駆動軸とに取り付けられたクラッチと、
前記第1モータおよび前記第2モータと電力のやりとりを行なうバッテリと、
前記ブレーキと前記クラッチとをオンオフ制御すると共に前記エンジンと前記第1モータと前記第2モータとを駆動制御する制御装置と、
を備えるハイブリッド自動車であって、
前記制御装置は、前記ブレーキをオンとすると共に前記クラッチをオフとして走行する所定走行時には、前記バッテリの目標蓄電量を前記所定走行時ではないときに比して大きくなるように設定し、前記バッテリの蓄電量が前記目標蓄電量となるように、且つ、走行に要求される要求駆動力が前記エンジンからの駆動力と前記第1モータからの駆動力とによって賄われるように前記エンジンと前記第1モータとを制御する、
ことを特徴とする。
本発明のハイブリッド自動車では、第1遊星歯車機構が共線図において順に並ぶ第1回転要素と第2回転要素と第3回転要素とを有し、第2遊星歯車機構が共線図において順に並ぶ第4回転要素と第5回転要素と第6回転要素とを有し、第1回転要素と第4回転要素とが連結され、第2回転要素と第6回転要素とが連結されている。このため、共線図において、第1回転要素(第4回転要素)、第5回転要素、第2回転要素(第6回転要素)、第3回転要素の順に並ぶ。第1回転要素(第4回転要素)には第1モータ、第2回転要素(第6回転要素)にはエンジン、第3回転要素には駆動軸が連結されているから、第5回転要素に接続されたブレーキをオンとすると、エンジンの回転数より駆動軸の回転数の方が大きいオーバードライブ状態となる。このとき、第1モータから駆動力を出力すると、第5回転要素に接続されたブレーキがオンとされていることから、ブレーキを反力として駆動軸に駆動力を出力することができる。したがって、比較的高車速で走行しているときにブレーキをオンとすることにより、オーバードライブ状態とすると共に、エンジンからの駆動力と第1モータからの駆動力と第2モータからの駆動力とにより走行することができる。一方、第2モータはクラッチを介して駆動軸に接続されているから、オーバードライブ状態のときにクラッチをオフとすることにより、第2モータを駆動軸から切り離すことができる。したがって、ブレーキをオンとしてオーバードライブ状態とすると共にクラッチをオフとして第2モータを駆動軸から切り離した状態のとき(所定走行時)には、エンジンからの駆動力と第1モータからの駆動力とにより走行することができる。このとき、制御装置は、バッテリの目標蓄電量を所定走行時ではないときに比して大きくなるように設定し、バッテリの蓄電量が目標蓄電量となるように、且つ、走行に要求される要求駆動力がエンジンからの駆動力と第1モータからの駆動力とによって賄われるようにエンジンと第1モータとを制御する。例えば、バッテリの蓄電量が目標蓄電量未満でエンジンからの駆動力を要求駆動力より大きくすることができるときには、エンジンからの駆動力が要求駆動力より大きくなるようにエンジンを制御すると共に、過剰の駆動力を用いて第1モータにより発電してバッテリを充電するように第1モータを制御する。バッテリの蓄電量が目標蓄電量に一致するときにエンジンからの駆動力で要求駆動力を賄うことができるときには、エンジンから要求駆動力が出力されるようにエンジンを制御する。エンジンからの駆動力では要求駆動力を賄うことができないときには、エンジンからの駆動力と第1モータからの駆動力とにより要求駆動力を出力するようにエンジンと第1モータとを制御する。エンジンからの駆動力では要求駆動力を賄うことができない状態が継続しても、バッテリの目標蓄電量が大きく設定されているから、目標蓄電量が大きく設定されていないときに比して、より長く第1モータから駆動力を出力して走行に要求される要求駆動力で走行することができる。また、比較的高車速で走行するときにクラッチをオフとして第2モータを駆動軸から切り離すから、第2モータとして特別高速回転可能なモータを用いる必要がない。さらに、第2モータの最高回転速度に車両の最高車速が律速されなくなる。
ここで、第1の車速(例えば80km/hや100km/hなど)のときにブレーキをオンとし、第1の車速より大きな第2の車速(例えば100km/hや120km/h)のときにクラッチをオフとするものとしてもよい。また、第1の車速(例えば80km/hや100km/hなど)のときにブレーキをオンとし、エンジンからの駆動力でほぼ要求駆動力を賄うことができる状態がある程度継続(一定時間継続)しているときにクラッチをオフとするものとしてもよい。
本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 ブレーキB1をオフとすると共にクラッチC1をオンとしてHV走行モードにより走行しているときの共線図の一例を示す説明図である。 ブレーキB1をオフとすると共にクラッチC1をオンとしてEV走行モードにより走行しているときの共線図の一例を示す説明図である。 ブレーキB1をオンとすると共にクラッチC1をオフとした状態でモータMG1により発電しているときの共線図の一例を示す説明図である。 ブレーキB1をオンとすると共にクラッチC1をオフとした状態でモータMG1から駆動力を出力しているときの共線図の一例を示す説明図である。 HVECU70により実行されるオーバードライブ時クラッチ接続解除処理の一例を示すフローチャートである。 HVECU70により実行されるクラッチオフ時駆動制御の一例を示すフローチャートである。 オーバードライブ状態における車速Vや目標蓄電割合SOC,モータMG1のトルクTm1などの時間変化の一例を示すタイミングチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図1に示すように、エンジン22と、プラネタリギヤ30と、プラネタリギヤ35と、モータMG1,MG2と、インバータ41,42と、バッテリ50と、ハイブリッド用電子制御ユニット(以下、「HVECU」という)70と、を備える。
エンジン22は、ガソリンや軽油などを燃料として動力を出力する内燃機関として構成されている。エンジン22は、エンジン用電子制御ユニット(以下、「エンジンECU」という)24によって運転制御されている。
エンジンECU24は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。
エンジンECU24には、エンジン22を運転制御するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートから入力されている。例えば、エンジン22のクランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサ23からのクランク角θcrやスロットルバルブのポジションを検出するスロットルバルブポジションセンサからのスロットル開度THなどを挙げることができる。エンジンECU24からは、エンジン22を運転制御するための種々の制御信号が出力ポートを介して出力されている。例えば、スロットルバルブのポジションを調節するスロットルモータへの駆動制御信号や燃料噴射弁への駆動制御信号,イグナイタと一体化されたイグニッションコイルへの駆動制御信号などを挙げることができる。
エンジンECU24は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。このエンジンECU24は、HVECU70からの制御信号によってエンジン22を運転制御する。また、エンジンECU24は、必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをHVECU70に出力する。エンジンECU24は、クランクポジションセンサ23からのクランク角θcrに基づいて、クランクシャフト26の角速度および回転数、即ち、エンジン22の角速度ωneおよび回転数Neを演算している。
プラネタリギヤ30は、外歯歯車のサンギヤ31と、内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31およびリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34と、を有するシングルピニオン式の遊星歯車機構として構成されている。サンギヤ31には、モータMG1の回転子が接続されている。リングギヤ32には、駆動輪59a,59bにデファレンシャルギヤ58およびギヤ機構57を介して連結された駆動軸56が接続されている。キャリア34には、ダンパ28を介してエンジン22のクランクシャフト26が接続されている。プラネタリギヤ30への潤滑油の供給は、図示しないオイルポンプにより行なわれており、キャリア34の回転などによりピニオンギヤ33にも潤滑油が供給されている。
プラネタリギヤ35は、外歯歯車のサンギヤ36と、内歯歯車のリングギヤ37と、サンギヤ36およびリングギヤ37に噛合する複数のピニオンギヤ38と、複数のピニオンギヤ38を自転かつ公転自在に保持するキャリア39と、を有するシングルピニオン式の遊星歯車機構として構成されている。サンギヤ36は、プラネタリギヤ30のサンギヤ33に接続されており、リングギヤ37はプラネタリギヤ30のキャリア34に接続されている。キャリア39は、ブレーキB1を介してケース21に接続されている。ブレーキB1は、油圧駆動の摩擦係合要素として構成されている。プラネタリギヤ35への潤滑油の供給は、図示しないオイルポンプにより行なわれており、キャリア39の回転などによりピニオンギヤ38にも潤滑油が供給されている。
モータMG1は、例えば同期発電電動機として構成されている。このモータMG1は、上述したように、回転子がプラネタリギヤ30のサンギヤに接続されている。モータMG2は、例えば同期発電電動機として構成されている。このモータMG2は、回転子がクラッチC1とギヤ機構57とを介して駆動軸56に接続されている。クラッチC1は、油圧駆動の摩擦係合要素として構成されている。インバータ41,42は、バッテリ50と共に電力ライン54に接続されている。電力ライン54には、平滑用のコンデンサ55が取り付けられている。モータMG1,MG2は、モータ用電子制御ユニット(以下、「モータECU」という)40によって、インバータ41,42の図示しない複数のスイッチング素子がスイッチング制御されることにより、回転駆動される。
モータECU40は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。例えば、モータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの回転位置θm1,θm2やモータMG1,MG2の各相に流れる電流を検出する電流センサからの相電流などである。モータECU40からは、インバータ41,42の図示しないスイッチング素子へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。
モータECU40は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。このモータECU40は、HVECU70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御する。また、モータECU40は、必要に応じてモータMG1,MG2の駆動状態に関するデータをHVECU70に出力する。モータECU40は、回転位置検出センサ43,44からのモータMG1,MG2の回転子の回転位置θm1,θm2に基づいてモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2を演算している。
バッテリ50は、例えばリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池として構成されている。このバッテリ50は、上述したように、インバータ41,42と共に電力ライン54に接続されている。このバッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、「バッテリECU」という)52によって管理されている。
バッテリECU52は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM,データを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。
バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。例えば、バッテリ50の端子間に設置された電圧センサ51aからの電池電圧Vbやバッテリ50の出力端子に取り付けられた電流センサ51bからの電池電流Ib(バッテリ50から放電するときが正の値),バッテリ50に取り付けられた温度センサ51cからの電池温度Tbを挙げることができる。
バッテリECU52は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。このバッテリECU52は、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータをHVECU70に出力する。バッテリECU52は、電圧センサ51aからの電池電圧Vbと電流センサ51bからの電池電流Ibとの積として充放電電力Pbを演算している。バッテリECU52は、電流センサ51bからの電池電流Ibの積算値に基づいて蓄電割合SOCを演算している。蓄電割合SOCは、バッテリ50の全容量に対するバッテリ50から放電可能な電力の容量の割合である。また、バッテリECU52は、演算した蓄電割合SOCと、温度センサからの電池温度Tbと、に基づいて入出力制限Win,Woutを演算している。入出力制限Win,Woutは、バッテリ50を充放電してもよい許容最大電力である。
HVECU70は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROM,データを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。
HVECU70には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。各種センサからの信号の一部として、例えば、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号IGやシフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSPを挙げることができる。また、アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accやブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBPや車速センサ88からの車速Vを挙げることができる。HVECU70からは、ブレーキB1への駆動信号やクラッチC1への駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。
HVECU70は、上述したように、エンジンECU24,モータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されている。このHVECU70は、エンジンECU24,モータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20では、通常は、ブレーキB1をオフとすると共にクラッチC1をオンとして、ハイブリッド走行モード(HV走行モード)か電動走行モード(EV走行モード)により走行する。HV走行モードは、エンジン22とモータMG1とモータMG2とからの動力を用いて走行する走行モードである。この場合、バッテリ50の蓄電割合SOCが目標蓄電割合SOC(例えば40%や50%,60%など)を制御中心とした所定範囲(例えば、30%〜70%など)内となるようにバッテリ50の充放電が行なわれる。EV走行モードは、エンジン22を運転停止すると共にモータMG2からの動力を用いて走行する走行モードである。EV走行モードでは、バッテリ50の蓄電割合SOCが閾値Sref(例えば、20%や30%など)を下回るとHV走行モードに切り替わる。
図2は、ブレーキB1をオフとすると共にクラッチC1をオンとしてHV走行モードにより走行しているときの共線図の一例を示す説明図であり、図3は、ブレーキB1をオフとすると共にクラッチC1をオンとしてEV走行モードにより走行しているときの共線図の一例を示す説明図である。図中、S1,S2軸は、プラネタリギヤ30のサンギヤ31およびプラネタリギヤ35のサンギヤ36の回転数を示すと共にモータMG1の回転数Nm1を示す。C2軸は、プラネタリギヤ35のキャリア39の回転数を示す。C1,R2軸は、プラネタリギヤ30のキャリア34およびプラネタリギヤ35のリングギヤ37の回転数を示すと共にエンジン22の回転数Neを示す。R1軸は、プラネタリギヤ30のリングギヤ32の回転数を示すと共に駆動軸56の回転数Npを示す。S1,S2軸の太線矢印は、モータMG1からの出力されているトルクTm1を示す。C1,R2軸の太線矢印は、エンジン22から出力されているトルクTeを示す。R1軸の2つの太線矢印は、モータMG1から出力されたトルクTm1により駆動軸56に作用するトルクとモータMG2から出力されたトルクTm2により駆動軸56に作用するトルクとを示す。「k1」および「k2」は換算係数である。図2および図3に示すように、ブレーキB1をオフしているときには、プラネタリギヤ35のキャリア39はフリーに回転するから、プラネタリギヤ35は駆動には関与しない。
図4は、ブレーキB1をオンとすると共にクラッチC1をオフとした状態でモータMG1により発電しているときの共線図の一例を示す説明図であり、図5は、ブレーキB1をオンとすると共にクラッチC1をオフとした状態でモータMG1から駆動力を出力しているときの共線図の一例を示す説明図である。図4および図5中、「k3」および「k4」は換算係数である。ブレーキB1をオンとしているときには、プラネタリギヤ35のキャリア39はケース21に固定されて回転できないから、図4および図5に示すように、C2軸が値0を通る直線上の運転ポイントで走行する。この状態では、R1軸上の駆動軸56の回転数Npは、C1軸(R2軸)上のエンジン22の回転数Neより大きくなるオーバードライブ状態となる。この状態でモータMG1にトルクを作用させると、モータMG1からのトルクTm1がモータMG1の回転を抑制する方向の場合(図4参照)には、モータMG1は回生駆動となり、駆動軸56にはモータMG1からのトルクTm1は制動力(k4・Tm1)として作用する。一方、モータMG1からのトルクTm1がモータMG1の回転を促進する方向の場合(図5参照)には、モータMG1は力行駆動となり、駆動軸56にはモータMG1からのトルクTm1は駆動力(k4・Tm1)として作用する。
次に、実施例のハイブリッド自動車20の動作、特にブレーキB1をオンとしてオーバードライブ状態としたときの動作について説明する。実施例では、ブレーキB1は、車速Vが第1所定車速(例えば80km/hや100km/hなど)以上に至ったときにオンとされ、第1所定車速より小さい第2所定車速(例えば、70km/hや90km/hなど)以下に至ったときにオフとされる。図6は、ブレーキB1をオンとしてオーバードライブ状態としたときにHVECU70により実行されるオーバードライブ時クラッチ接続解除処理の一例を示すフローチャートであり、図7は、オーバードライブ状態でクラッチC1がオフされたときにHVECU70により実行されるクラッチオフ時駆動制御の一例を示すフローチャートである。以下、順に説明する。なお、オーバードライブ時クラッチ接続解除処理は、オーバードライブ状態の最中に所定時間毎(例えば数十msec毎)に繰り返し実行され、クラッチオフ時駆動制御は、オーバードライブ状態でクラッチC1がオフされている最中に所定時間毎(例えば数msec毎)に繰り返し実行される。
図6のオーバードライブ時クラッチ接続解除処理が実行されると、HVECU70は、まず、車速センサ88からの車速Vを入力し(ステップS100)、車速Vを閾値Vrefと比較する(ステップS110)。ここで、閾値Vrefは、クラッチC1をオンオフする車速であり、例えば、100km/hや120km/hなどを用いることができる。車速Vが閾値Vref未満のときには、クラッチC1をオンとして(ステップS120)、目標蓄電割合SOC*に通常時の値SOC1を設定する(ステップS130)。車速Vが閾値Vref以上のときには、クラッチC1をオフとして(ステップS140)、目標蓄電割合SOC*に値SOC1より大きな値SOC2を設定する(ステップS150)。ここで、値SOC1は、通常時の蓄電割合SOCの制御中心であり、例えば、40%や50%,60%などを用いることができる。値SOC2としては、例えば80%や許容上限値などを用いることができる。なお、説明の容易のために車速Vが閾値Vref以上であるか否かによりクラッチC1をオンオフするものとしたが、頻繁なオンオフを回避するためにヒステリシスを用いるのも好ましい。
図7のクラッチオフ時駆動制御が実行されると、HVECU70は、まず、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accやエンジン22の回転数Ne,車速センサ88からの車速V,蓄電割合SOCなどの駆動制御に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS200)。実施例では、エンジン22の回転数Neについては、エンジンECU24により演算されたものを通信により入力するものとした。蓄電割合SOCについては、バッテリECU52により演算されたものを通信により入力するものとした。
続いて、アクセル開度Accと車速Vとに対して予め定めた要求トルク設定用マップを用いて運転者が走行のために駆動軸56に要求する要求トルクTd*を設定すると共に(ステップS210)、エンジン22の回転数Neにおける定格値としての最大トルクTemaxを予め定めたマップを用いて導出する(ステップS220)。そして、最大トルクTemaxに換算係数k3を乗じたものが要求トルクTd*以上であるか否かを判定する(ステップS230)。最大トルクTemaxに換算係数k3を乗じたものは、エンジン22から出力した最大トルクTemaxを駆動軸56に作用させたときのトルクとなるから、ステップS230の判定は、要求トルクTd*をエンジン22からの出力だけで賄うことができるか否かの判定となる。
最大トルクTemaxに換算係数k3を乗じたものが要求トルクTd*以上のときには、目標蓄電割合SOC*と蓄電割合SOCとの差が小さくなるように蓄電割合SOCに対して予め定められたマップを用いて充電要求パワーPb*を設定する(ステップS240)。ここで、実施例では、充放電要求パワーPb*は、放電要求パワーを正の値とし、充電要求パワーを負の値とした。続いて、要求トルクTd*を換算係数k3で除したものから充放電要求パワーPb*を回転数Neで除したものを減じてエンジン22から出力すべき仮トルクTetmpを設定する(ステップS250)。仮トルクTetmpは、駆動軸56に要求パワーTd*を出力するのに必要なパワーと充電要求パワーPb*との和のパワーをエンジン22から出力する際のトルクとなる。仮トルクTetmpを設定すると、仮トルクTetmpと最大トルクTemaxとのうち小さい方をエンジン22の目標トルクTe*として設定し(ステップS260)、目標トルクTe*に換算係数k3を乗じたものから要求トルクTd*を減じ、更に換算係数k4で割ったものをモータMG1のトルク指令Tm1*として設定する(ステップS290)。モータMG1のトルク指令Tm1*は、図4,5中上向きを正の値としているから、トルク指令Tm1*が正の値のときにモータMG1は回生駆動し、トルク指令Tm1*が負の値のときに力行駆動することになる。目標トルクTe*とトルク指令Tm1*とを設定すると、目標トルクTe*についてはエンジンECU24に送信し、トルク指令Tm1*についてはモータECU40に送信して(ステップS310)、本制御を終了する。目標トルクTe*を受信したエンジンECU24は、エンジン22から目標トルクTe*が出力されるように吸入空気量制御や燃料噴射制御,点火制御などを行なう。トルク指令Tm1*を受信したモータECU40は、モータMG1からトルク指令Tm1*のトルクを出力するようにインバータ41をスイッチング制御する。最大トルクTemaxに換算係数k3を乗じたものが要求トルクTd*以上のときの上述の制御は、最大トルクTemaxの範囲内で駆動軸56に要求トルクTd*を出力すると共にバッテリ50の蓄電割合SOCが目標蓄電割合SOC*になるようにするものとなる。クラッチC1がオフされてモータMG2が切り離されているときには、目標蓄電割合SOC*には通常時の値SOC1より大きな値SOC2が設定されているから、蓄電割合SOCは通常時の値SOC1より大きな値SOC2になるように制御される。
ステップS230で最大トルクTemaxに換算係数k3を乗じたものが要求トルクTd*未満であると判定されると、エンジン22の目標トルクTe*に最大トルクTemaxを設定する(ステップS270)。続いて、蓄電割合SOCがバッテリ50の放電下限値より若干大きな値として予め設定された閾値Smin未満に至っているか否かを判定する(ステップS280)。蓄電割合SOCが閾値Smin以上のときには、目標トルクTe*に換算係数k3を乗じたものから要求トルクTd*を減じ、更に換算係数k4で割ったものをモータMG1のトルク指令Tm1*として設定し(ステップS290)、目標トルクTe*についてはエンジンECU24に送信し、トルク指令Tm1*についてはモータECU40に送信して(ステップS310)、本制御を終了する。モータMG1のトルク指令Tm1*には、最大トルクTemaxに換算係数k3を乗じたものと要求トルクTd*との差分が負の値として設定されるから、図5に示すように、下向きに作用するトルクとなり、モータMG1をトルク指令Tm1*により制御することにより、「k4・Tm1*」として計算されるトルクが駆動軸56に出力される。この制御は、エンジン22からのトルク(最大トルクTemax)では駆動軸56に要求トルクTd*を出力することができない状態のときに不足分をモータMG1から出力するものとなる。
ステップS280で蓄電割合SOCが閾値Smin未満であると判定されたときには、バッテリ50の過放電を防止するため、モータMG1のトルク指令Tm1*に値0を設定し(ステップS300)、目標トルクTe*についてはエンジンECU24に送信し、トルク指令Tm1*についてはモータECU40に送信して(ステップS310)、本制御を終了する。この場合、エンジン22からのトルク(最大トルクTemax)だけでは要求トルクTd*には満たないが、そのトルクの駆動軸56への出力により走行することになる。
図8は、オーバードライブ状態における車速Vや目標蓄電割合SOC,モータMG1のトルクTm1などの時間変化の一例を示すタイミングチャートである。図中、目標蓄電割合SOC*において、実線は目標蓄電割合SOC*を示し、破線は蓄電割合SOCを示す。モータMG1のトルクTm1において、正の値は図4と同様に上向きのトルク(回生トルク)を示し、負の値は図5と同様に下向きのトルク(力行トルク)を示す。時間T1に、ブレーキB1がオンとされてオーバードライブ状態となる。時間T2に、車速Vが閾値Vref以上に至ってクラッチC1がオフとされてモータMG1が駆動軸56から切り離されると共に、目標蓄電割合SOC*に値SOC2が設定される。時間T2から時間T3では、加速しており、エンジン22からのトルクでは要求トルクTd*を賄うことができないため、モータMG1から力行トルクとして負のトルクが出力される。このため、蓄電割合SOCは減少する。時間T3に加速が終了し、時間T3から時間T5まで定速走行が行なわれると、蓄電割合SOCを目標蓄電割合SOC*とするためにモータMG1から回生トルクとして正のトルクが出力され、バッテリ50が充電される。蓄電割合SOCが目標蓄電割合SOC*に至った時間T4にモータMG1のトルクTm1が値0とされ、バッテリ50の充電が終了する。時間T5にアクセルペダル83が踏み込まれて加速が開始すると、エンジン22からのトルクでは要求トルクTd*を賄うことができなくなり、モータMG1から力行トルクとして負のトルクが出力される。このため、蓄電割合SOCは時間の経過と共に減少する。目標蓄電割合SOC*は、通常時の値SOC1より大きな値SOC2が設定されているから、加速が長く継続しても、モータMG1から力行トルクとして負のトルクを長く出力することができる。時間T6に加速が終了すると、再び蓄電割合SOCを目標蓄電割合SOC*とするために、モータMG1から回生トルクとして正のトルクが出力され、バッテリ50が充電される。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20では、ブレーキB1をオンとしたオーバードライブ状態では、車速Vが閾値Vref以上に至ったときにはクラッチC1をオフとしてモータMG2を切り離す。これにより、モータMG2として特別に高速回転可能なモータを用いる必要がない。また、オーバードライブ状態でクラッチC1をオフとしてモータMG2を切り離したときには、目標蓄電割合SOC*に通常時の値SOC1より大きな値SOC2を設定する。そして、要求トルクTd*をエンジン22からのトルクで賄うことができるときには、最大トルクTemaxの範囲内でエンジン22からの出力により駆動軸56に要求トルクTd*を出力すると共にバッテリ50の蓄電割合SOCが目標蓄電割合SOC*になるように制御する。一方、要求トルクTd*をエンジン22からのトルクで賄うことができないときには、不足分をモータMG1からのトルクによって賄う。要求トルクTd*をエンジン22からのトルクで賄うことができない状態が継続しても、目標蓄電割合SOC*には大きな値SOC2を設定されているから、目標蓄電割合SOC*に値SOC1が継続して用いられる場合に比して、より長くモータMG1からトルクTm1を出力して要求トルクTd*を駆動軸56に出力して走行することができる。
実施例では、車速Vが閾値Vref以上に至ったときにクラッチC1をオフとしてモータMG2を駆動軸56から切り離すものとしたが、要求トルクTd*をほぼエンジン22からのトルクで賄っている状態に至ったときにクラッチC1をオフとしてモータMG2を駆動軸56から切り離すものとしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「エンジン」に相当し、モータMG1が「第1モータ」に相当し、モータMG2が「第2モータ」に相当し、プラネタリギヤ30が「第1遊星歯車機構」に相当し、プラネタリギヤ35が「第2遊星歯車機構」に相当し、ブレーキB1が「ブレーキ」に相当し、クラッチC1が「クラッチ」に相当し、バッテリ50が「バッテリ」に相当し、HVECU70とエンジンECU24とモータECU40とバッテリECU52とが「制御装置」に相当する。また、サンギヤ31が「第1回転要素」に相当し、キャリア34が「第2回転要素」に相当し、リングギヤ32が「第3回転要素」に相当し、サンギヤ36が「第4回転要素」に相当し、キャリア39が「第5回転要素」に相当し、リングギヤ37が「第6回転要素」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ハイブリッド自動車の製造産業などに利用可能である。
20 ハイブリッド自動車、21 ケース、22 エンジン、23 クランクポジションセンサ、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30,35 プラネタリギヤ、31,36 サンギヤ、32,37 リングギヤ、33,38 ピニオンギヤ、34,39 キャリヤ、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、50 バッテリ、51a 電圧センサ、51b 電流センサ、51c 温度センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、55 コンデンサ、56 駆動軸、57 ギヤ機構、58 デファレンシャルギヤ、59a,59b 駆動輪、70 ハイブリッド用電子制御ユニット(HVECU)、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、B1 ブレーキ、C1 クラッチ、MG1,MG2 モータ。

Claims (1)

  1. エンジンと、
    第1モータと、
    第2モータと、
    共線図において順に並ぶ第1回転要素と第2回転要素と第3回転要素とを有し、前記第1回転要素に前記第1モータが連結され、前記第2回転要素に前記エンジンが連結され、前記第3回転要素に車軸に連結された駆動軸が連結された第1遊星歯車機構と、
    共線図において順に並ぶ第4回転要素と第5回転要素と第6回転要素とを有し、前記第4回転要素に前記第1回転要素が連結され、前記第6回転要素に前記第2回転要素が連結された第2遊星歯車機構と、
    前記第5回転要素に接続されたブレーキと、
    前記第2モータの回転軸と前記駆動軸とに取り付けられたクラッチと、
    前記第1モータおよび前記第2モータと電力のやりとりを行なうバッテリと、
    前記ブレーキと前記クラッチとをオンオフ制御すると共に前記エンジンと前記第1モータと前記第2モータとを駆動制御する制御装置と、
    を備えるハイブリッド自動車であって、
    前記制御装置は、前記ブレーキをオンとすると共に前記クラッチをオフとして走行する所定走行時には、前記バッテリの目標蓄電量を前記所定走行時ではないときに比して大きくなるように設定し、前記バッテリの蓄電量が前記目標蓄電量となるように、且つ、走行に要求される要求駆動力が前記エンジンからの駆動力と前記第1モータからの駆動力とによって賄われるように前記エンジンと前記第1モータとを制御する、
    ことを特徴とするハイブリッド自動車。
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