JP2018007921A - X線撮影装置 - Google Patents

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竹内 淳
Atsushi Takeuchi
淳 竹内
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Abstract

【課題】単に被検者の頭部の位置を固定できるだけでなく、被検者の上体を正しい方向に位置決めできるX線撮影装置を提供する。
【解決手段】
X線撮影装置10を、頭部保持手段28と、頭部保持手段28に被検者の頭部が保持された上体で被検者の胸部に当たることにより、被検者の上体の位置決めを行う胸部位置決め機構100とで構成することにより、上記課題を解決できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば歯科や耳鼻科で使用されるX線撮影装置に関する。
例えば歯科や耳鼻科で使用されるX線撮影装置には、ブレが少なく診断しやすいX線画像を得るために被検者の頭部を正しい位置で保持する頭部保持手段が設けられている。
特許文献1に開示された医科歯科用X線撮影装置にもそのような頭部保持手段が設けられている。この頭部保持手段を構成する一対の側頭押さえ部によって被検者の頭部を挟むことができるようになっている。これにより、被検者の頭部の位置を固定することができる。
特開2008−92990号公報
しかしながら、特許文献1に開示された医科歯科用X線撮影装置では単に被検者の頭部の位置を固定するだけであることから、万一、被検者の上体が正しい方向に対してずれてしまっている場合、いくら頭部の位置を固定したとしても頭部を正確な位置に固定できなかったり、あるいは、正確な位置に固定しても簡単にずれたりするおそれがあった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みて開発されたものである。それゆえに本発明の主たる課題は、単に被検者の頭部の位置を固定できるだけでなく、被検者の上体を正しい方向に位置決めできるX線撮影装置を提供することにある。
本発明のX線撮影装置は、頭部保持手段を有しており、前記頭部保持手段に被検者の頭部が保持された状態で前記被検者の胸部に当たることにより、前記被検者の上体の位置決めを行う胸部位置決め機構をさらに有している。
また、前記胸部位置決め機構は、前記被検者に向けて延びる一対の胸部位置決め部を有していることが好ましい。
さらに、撮影の際に前記被検者が把持するグリップをさらに有しており、前記胸部位置決め部は、前記グリップと一体に形成されていることが好ましい。
また、前記胸部位置決め部の先端部は角部のない形状になっていることが好ましい。
本発明のX線撮影装置によれば、頭部保持手段によって被検者の頭部位置を保持できるだけでなく、胸部位置決め機構によって被検者の上体を正しい方向に位置決めできるX線撮影装置を提供することができる。
本発明が適用された胸部位置決め機構100を有するX線撮影装置10を示す斜視図である。 胸部位置決め機構100を有する被検者保持部22を示す斜視図である。 被検者保持部22を示す右側面図である。 被検者保持部22を示す平面図である。 被検者をX線撮影する際の右側面図である。 被検者をX線撮影する際の平面図である。
(X線撮影装置10の構成)
以下では、本発明が適用された胸部位置決め機構100について説明するが、それに先だって、胸部位置決め機構100を有するX線撮影装置10の実施例について図面を用いて説明する。
図1は、胸部位置決め機構100が使用された歯科用のCT撮影を行うX線撮影装置10を示す斜視図である。本明細書では、CT撮影を行うX線撮影装置10を例にして説明するが、もちろん、胸部位置決め機構100はパノラマ撮影や耳鼻科用一般撮影などにも使用することができる。
このX線撮影装置10は、大略、床に載置されるベース12と、ベース12の隅部から鉛直方向に立設された支柱13と、この支柱13に沿って上下動する昇降本体14と、昇降本体14の上端部から水平方向に延びるようにして設けられた保持フレーム16と、保持フレーム16における昇降本体14側とは反対側の端部下面から吊り下げられた旋回アーム18と、昇降本体14の高さ方向における中ほどから保持フレーム16と略平行に延びるようにして設けられた被検者フレーム20と、被検者フレーム20における昇降本体14側とは反対側の端に設けられた被検者保持部22とを備えている。なお、胸部位置決め機構100は、被検者保持部22の一部を構成している。
旋回アーム18は、下向きに開口する略コ字状に形成されており、一方の下端部側面にはX線照射部24が設けられており、このX線照射部24に対向する他方の下端部側面にはX線検出部26が設けられている。また、旋回アーム18は、保持フレーム16に対して回転するとともにその回転軸が水平移動するようになっている。旋回アーム18は、パノラマ撮影時は回転および水平移動して撮影を行い、CT撮影時は回転して撮影を行う。もちろん、本実施例のX線撮影装置10では、耳鼻科用一般撮影も行うことができる。
次に、被検者保持部22について説明する。図2は、被検者保持部22を示す拡大斜視図である。被検者保持部22は、X線撮影を受ける被検者を保持することによって正確な位置でX線撮影を実施できるようにするものである。本実施例において、被検者保持部22は、被検者の頭部を保持する頭部保持手段28と、複合部材102とで構成されている。
頭部保持手段28は、被検者の頭部を直接的に保持する頭部保持部材30および被検者の顎が載置される顎載置部材32で構成されている。
なお、本明細書では、図2に示すように、頭部保持手段28に被検者の頭部と固定したときに当該被検者が向く方向を「前」方向、その逆を「後」方向、被検者の右手側を「右」方向、左手側を「左」方向、さらに、X線撮影装置10を設置した床面から離れていく方向を「上」方向、近づいていく方向を「下」方向という。また、昇降本体14側から見た頭部保持手段28を「正面」といい、逆に被検者側から見た頭部保持手段28を「背面」という。
(胸部位置決め機構100の構成)
次に、胸部位置決め機構100の構成について、図2に加えて、図3および図4を用いて説明する。図3は、被検者保持部22を示す右側面図である。また、図4は、被検者保持部22を示す平面図である。本実施例の胸部位置決め機構100は、複合部材102に設けられている。この複合部材102は、被検者によって把持される一対のグリップ34と、胸部位置決め部103と、グリップ支持部104とで構成されている。
本実施例では、左右一対の複合部材102が使用されている。各複合部材102は略円柱状の部材を「へ」字状に曲げた形状を有しており、その曲がり部から一方端までが胸部位置決め機構100を構成する胸部位置決め部103となっており、逆に、その曲がり部から他方端までがグリップ34になっている。なお、グリップ34は、曲がり部から他方端にかけて徐々に縮径していくテーパー形状となっている。
グリップ支持部104は、複合部材102(より正確には胸部位置決め部103)の側面から略水平に外側に向けて突き出すように形成されている。
一対の複合部材102は、被検者フレーム20の先端部における左右側方にそれぞれ配置されている。より具体的には、複合部材102から突き出すように形成されたグリップ支持部104が被検者フレーム20の先端部における両側面に当たるようにして、各複合部材102が被検者フレーム20に取り付けられている。
また、複合部材102は、曲がり部が最も高い位置になり、胸部位置決め部103の先端に向けてゆるやかに下がっていくように位置決めされている。同様に、複合部材102の曲がり部が最も高い位置になり、グリップ34の先端に向けて下がっていくようになっている。なお、本実施例の複合部材102では、胸部位置決め部103の下がり具合の方が、グリップ34の下がり具合よりも緩やかになっている。
また、本実施例では、各複合部材102の曲がり部の上面に、頭部保持部材30を所定の高さで保持する頭部保持部材用支柱106の下端が当たるようにして取り付けられている。一対の複合部材102にそれぞれ頭部保持部材用支柱106が取り付けられていることから、本実施例の頭部保持部材30は、一対の頭部保持部材用支柱106で保持されていることになる。
胸部位置決め部103は上述のように略円柱形状になっており、また、その先端部において急に縮径した形状となっている。これにより、胸部位置決め部103の先端部は半球に近い「角部」のない形状になっており、当該先端部を被検者の胸部にあてがった際、被検者が違和感や痛みを感じにくいようになっている。
(胸部位置決め機構100の使用方法)
次に、本実施例の胸部位置決め機構100の使用方法について、図3から図6を用いて説明する。図5は、被検者をX線撮影する際の右側面図である。また、図6は、被検者をX線撮影する際の平面図である。X線撮影を行う際、被検者は、頭部保持手段28の顎載置部材32上に顎を載せるとともに、頭部保持部材30によって側頭部を保持固定される。このとき、両胸部位置決め部103の先端が被検者の胸部に当たるようにすることで、被検者は自身の頭部だけでなく上体も正しい位置(被検者フレーム20に正対する正しい方向)にすることができる。
これにより、従来であれば被検者の頭部のみを保持してX線撮影を行っていたが、本実施例のX線撮影装置10によれば、頭部の位置だけでなく、被検者の上体も正しい方向に位置決めできるので、よりブレが少なく診断しやすいX線撮影を行うことができる。
(変形例1)
上述した実施例において、胸部位置決め機構100を構成する胸部位置決め部103は2箇所設けられていたが、1台のX線撮影装置10に設けられる胸部位置決め部103の数はこれに限定されるものではなく、例えば、被検者の上体の左右方向中心にあてがわれる胸部位置決め部103を1箇所だけ設けてもよいし、逆に、3箇所以上の胸部位置決め部103を設けてもよい。
(変形例2)
また、上述した実施例において、胸部位置決め部103は略円柱状に形成されていたが、胸部位置決め部103の形状はこれに限定されるものではなく、例えば、四角柱状や三角柱状などの角柱状に形成してもよい。
(変形例3)
さらに、上述した実施例において、胸部位置決め部103は、複合部材102としてグリップ34と一体的に構成されていたが、これに代えて、胸部位置決め部103をグリップ34とは別部材として構成してもよい。また、被検者フレーム20の側方にグリップ支持部104を介して配置するのではなく、被検者フレーム20に対して直接に胸部位置決め部103を設けてもよい。
(変形例4)
上述した頭部保持手段28は、頭部保持部材30あるいは顎載置部材32の少なくともいずれか一方を有していればよく、また、グリップ34も必須の構成ではない。頭部保持部材30、顎載置部材32、およびグリップ34のいずれを使用するかは、X線撮影装置10による撮影方法(CT撮影、パノラマ撮影、あるいは耳鼻科用一般撮影など)に応じて選択されるべきものである。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10…X線撮影装置、12…ベース、13…支柱、14…昇降本体、16…保持フレーム、18…旋回アーム、20…被検者フレーム、22…被検者保持部材、24…X線照射部、26…X線検出部、28…頭部保持手段、30…頭部保持部材、32…顎載置部材、34…グリップ
100…胸部位置決め機構、102…複合部材、103…胸部位置決め部、104…グリップ支持部、106…頭部保持部材用支柱

Claims (4)

  1. 頭部保持手段を有するX線撮影装置において、
    前記頭部保持手段に被検者の頭部が保持された状態で前記被検者の胸部に当たることにより、前記被検者の上体の位置決めを行う胸部位置決め機構をさらに有する
    X線撮影装置。
  2. 前記胸部位置決め機構は、
    前記被検者に向けて延びる一対の胸部位置決め部を有していることを特徴とする
    請求項1に記載のX線撮影装置。
  3. 撮影の際に前記被検者が把持するグリップをさらに有しており、
    前記胸部位置決め部は、前記グリップと一体に形成されていることを特徴とする
    請求項2に記載のX線撮影装置。
  4. 前記胸部位置決め部の先端部は角部のない形状になっていることを特徴とする
    請求項2または3に記載のX線撮影装置。
JP2016139960A 2016-07-15 2016-07-15 X線撮影装置 Pending JP2018007921A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61172545A (ja) * 1985-01-25 1986-08-04 ハンスペーター・デルノン 可動型パノラマ式断面撮影用装置
JP2012125536A (ja) * 2010-11-26 2012-07-05 Fujifilm Corp バイオプシ用スペーサ

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